特開2020-196809IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

自己接着性を有する付加硬化型シリコーンゴム組成物、詳しくは、PA66(ナイロン66)、PPA(ポリフタルアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)などの幅広い有機樹脂に接着性を示す付加硬化型自己接着性シリコーンゴム組成物及びその硬化物

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】硬化物が白濁せず、経時での接着性成分の分離や増粘が起こらず、各種有機樹脂との接着が可能な付加硬化型自己接着性シリコーンゴム組成物を提供する。
【解決手段】(A)1分子中に2個以上のSi−Vi基を含有するオルガノポリシロキサン:100質量部、(B)1分子中に2個以上のSiH基を含有し、分子中にエーテル結合及びエステル結合を含有しないオルガノハイドロジェンポリシロキサン:0.1〜20質量部、(C)ヒドロシリル化反応用触媒:(A)、(B)の合計質量に対して触媒金属元素の質量換算で1〜500ppm、及び(D)SiH基を1個以上含むシロキサン構造及び該シロキサン構造に連結する、エーテル結合及びエステル結合を含む炭化水素構造(ただし、エーテル結合とエステル結合は連続しない)を1分子中にそれぞれ1つ以上有する有機ケイ素化合物:0.1〜10質量部を含む付加硬化型自己接着性シリコーンゴム組成物である。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、事情に鑑みなされたもので、硬化物の外観が白濁せず、経時での接着性成分の分離や増粘が起こらない、様々な有機樹脂との接着が可能な付加硬化型自己接着性シリコーンゴム組成物及びその硬化物を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、後述する(A)〜(D)成分を必須成分とすることで、PA66、芳香族PA、PPS、PBT、PC等の幅広い有機樹脂に対して十分な接着力を有するシリコーンゴム硬化物となるシリコーンゴム組成物が得られることを見出し、本発明をなすに至った。
【発明の効果】
本発明の付加硬化型自己接着性シリコーンゴム組成物は、シリコーン組成物と相溶性が高く、かつ特定の官能基を有する有機ケイ素化合物である接着性成分(D)を配合することにより、硬化物の外観が白濁せず、経時での接着性成分の分離や増粘が起こらない、硬化して様々な有機樹脂との接着が可能な付加硬化型自己接着性シリコーンゴム組成物の提供が可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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