特開2020-198744IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

筐体を形成する壁体を補強することができる壁体補強構造及び筐体

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】壁体の強度及び剛性を高めること。
【解決手段】筐体(B)は、壁体(1)によって形成される。壁体の補強構造として、平坦な板状に形成される壁面形成部(10)の裏面に沿って延在する複数のフレーム(21〜25)と、交差する方向に延在する複数のフレームを接続する板状の接続部(31〜36)とを備えている。第1接続部(31)は、接続する複数のフレームのうち、一のフレームと重なる領域を形成する第1固定面部(35a)と、一のフレームとは異なる他のフレームと重なる領域を形成する第2固定面部(35b)と、第1固定面部及び第2固定面部の間の領域を形成する中間面部(35c)とを備えている。中間面部における第1固定面部及び第2固定面部それぞれの境界位置を結ぶ外周縁(35f)は、凹んで形成された円弧状の領域を有する。
【選択図】図4

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1の補強材では、筐体の内外の圧力差等によって壁体に外力が加わると、L字状となる面の入隅部等に局所的な応力集中が生じ、壁体の強度が低下する、という問題がある。また、接続部の重量が重くなると、振動が加わったときの共振周波数が小さくなり、壁体の剛性が低下する、という問題がある。 本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、壁体の強度及び剛性を高めることができる壁体補強構造及び筐体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明における一態様の壁体補強構造は、筐体を形成する壁体の補強構造であって、平坦な板状に形成される壁面形成部と、前記壁面形成部の裏面に沿って延在する複数のフレームと、交差する方向に延在する前記複数のフレームを接続する接続部とを備え、前記接続部は、接続する前記複数のフレームのうち、一のフレームと重なる領域を形成する第1固定面部と、前記一のフレームとは異なる他のフレームと重なる領域を形成する第2・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、接続部の中間面部における外周縁が上述のように円弧状に凹んで形成される。これにより、従来のL字状の面形状となる接続部に比べ、壁体に外力が加わった状態で接続部に生じる応力集中を緩和でき、壁体全体における強度や耐久性を向上させることができる。しかも、外周縁を凹ませた形状とすることで接続部の軽量化を図ることができ、振動が加わったときの共振周波数を大きくして壁体の剛性を向上させることができる。このように、本発明では、応力集中の緩和による強度向上と、共振周波数の上昇による剛性向上との両立を図ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本実施の形態に係る電気機器筐体の概略斜視図である。

【図2】本実施の形態に係る壁体補強構造が適用された壁体を内部から見た概略構成図である。

【図3】図2における第5接続部及びその周辺の拡大図である。

【図4】図2における第1接続部及びその周辺の拡大図である。

【図5】比較構造に係る壁体の図2と同様の構成図である。

【図6】壁体における変形量のシミュレーション結果を表す分布図であり、図6Aは実施の形態、図6Bは比較構造の結果である。

【図7】変形例に係る第1接続部及びその周辺の拡大図である。

選択図 図4出願人が指定した本件の代表的な図

1 壁体   10 壁面形成部   21 上フレーム(フレーム)   22 縦フレーム(フレーム)   23 中間フレーム(フレーム)   24 上側補強フレーム(フレーム)   25 下側補強フレーム(フレーム)   31 第1接続部(接続部)   31a 第1固定面部   31b 第2固定面部   31c 中間面部   31f 外周縁   32 第2接続部(接続部)   33 第3接続部(接続部)   34 第4接続部(接続部)   35 第5接続部(接続部)   35a 第1固定面部   35b 第2固定面部   35c 中間面部   35f 外周縁   36 第6接続部(接続部)   部分形成体   B 筐体(電気機器筐体)   C1 第1接続位置   C2 第2接続位置   C3 第3接続位置

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