特開2020-200107(P2020-200107A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2020200107-ウォーターサーバー用栄養液充填器 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-200107(P2020-200107A)
(43)【公開日】2020年12月17日
(54)【発明の名称】ウォーターサーバー用栄養液充填器
(51)【国際特許分類】
   B67D 3/00 20060101AFI20201120BHJP
【FI】
   B67D3/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2019-117860(P2019-117860)
(22)【出願日】2019年6月5日
(71)【出願人】
【識別番号】596068291
【氏名又は名称】松永 昌幸
(72)【発明者】
【氏名】松永 昌幸
【テーマコード(参考)】
3E082
【Fターム(参考)】
3E082AA01
3E082BB01
3E082CC05
3E082CC10
3E082DD09
3E082EE01
3E082EE02
3E082FF09
(57)【要約】      (修正有)
【課題】常温の環境でミネラル水にたんぱく質を有するマルチビタミン等の栄養成分を混合する事が可能なウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】ウォーターサーバー6の温水・冷水其々の蛇口5の一部に其々1つの突起孔を設け、点滴で使用される構造と同様のベルヌーイの流体力学の原理により、マルチビタミン等の栄養液2を保存するパウチ1と混入する量を制御するクレンメ3を設け、温水又は冷水の其々の蛇口に設けた突起孔へ導くルート菅4によりマルチビタミン等の栄養液を必要量に応じて水の流出と同時に混合しコップ9へと流入する事で、本来ミネラル水に含有するミネラル成分と同時にマルチビタミン等の栄養を摂取できる事を可能とした。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、パウチ1の中に液体栄養剤を充填2、クレンメ3、ルート菅4、蛇口5が連結し、ウォーターサーバー本体6にパウチを掛けるフック7を接着材等で固定しパウチ1を掛け、クレンメ2により、ミネラル水に混合する液体栄養剤2の分量を選択しコップ8に注ぎ入れる事を可能としている。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、真水とマルチビタミン等の栄養補給をも容易に摂取できるウォーターサーバーに関する。
【背景技術】
【0002】
ウォーターサーバーは、ミネラル水を入れたボトルより加熱手段によって温水になり、また、冷却手段により冷水が飲める事が可能としている。
このように容易に温水、冷水が選択でき更には、水道水に使用される塩素等も含まず天然に近い状態のミネラル水を飲めるウォーターサーバーは今や、家庭、会社、病院等多くの分野で普及している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019−069815
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のミネラルサーバーは、塩素を含有する事無く健康に良い良質な水を飲む事は出来るものの、マルチビタミン等の、体に有用な栄養を摂る事は出来ない。
【0005】
また、常温の環境でミネラル水にたんぱく質を有するマルチビタミン等の栄養成分は常温の水に過日混合すると腐敗してしまいミネラル水のタンクに混合する事は出来ない。
【0006】
そこで、本発明は、ウォーターサーバーの温水・冷水其々の蛇口の一部に其々1つの突起孔を設け、点滴で使用される構造と同様、ベルヌーイの流体力学の原理により、マルチビタミン等の栄養液を保存するパウチと混入する量を制御するクレンメを設け、温水又は冷水の其々の蛇口に設けた突起孔へ導くルート菅によりマルチビタミン等の栄養液を必要量に応じて水の流出と同時に混合しコップへと流入する事で、本来ミネラル水に含有するミネラル成分と同時にマルチビタミン等の栄養を摂取できる事を可能としたものである。
【0007】
本発明は、ウォーターサーバーの本体に接着したフックに当該パウチに事前に加工した孔に掛け、当該パウチと、当該クレンメ、レール菅そして蛇口が一体化しており清潔且つ容易に使用する事を可能としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため先ず、当該パウチの差込口に医療用のシリコンゴム栓を用い、クレンメには0=真水、1mg、3mg、5mgの4段階で真水からビタミン等の栄養成分を混合させ補える事を可能としている
【0009】
また、ビタミン類等の栄養成分のみならず、本発明により美容の為の服用成分や、水溶性ミネラル成分等、或いは、ポルフェノール群等を充填でき様々な用途に使用が可能である。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、ウォーターサーバーの温水・冷水其々の蛇口の一部に其々1つの突起孔を設け、点滴で使用される構造と同様、ベルヌーイの流体力学の原理により、マルチビタミン等の栄養液を保存するパウチと混入する量を制御するクレンメを設け、温水又は冷水の其々の蛇口に設けた突起孔へ導くルート菅によりマルチビタミン等の栄養液を必要量に応じて水の流出と同時に混合しコップへと流入する事で、本来ミネラル水に含有するミネラル成分と同時にマルチビタミン等の栄養を摂取できる事を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】ウォーターサーバーとパウチ、クレンメ、ルート菅、蛇口の部分図
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明は、パウチ1の中に液体栄養剤を充填2、クレンメ3、ルート菅4、蛇口5が連結し、ウォーターサーバー本体6にパウチを掛けるフック7を接着材等で固定しパウチ1を掛け、クレンメ2により、ミネラル水に混合する液体栄養剤2の分量を選択しコップ8に注ぎ入れる事を可能としている。
【符号の説明】
【0013】
1:パウチ 2:液体栄養剤 3:クレンメ 4:ルート菅 5:蛇口突起孔 6:ウォーターサーバー本体 7:フック 8:クレンメ保護カバー 9:コップ
図1