【解決手段】生成装置10は、タグ付与部13cと、生成部13fとを備える。タグ付与部13cは、入力された映像に対し、かかる映像の状況に応じて1以上のタグを付与する。生成部13fは、映像に付与されたタグ、および、危険予知訓練の教材素材に付与されたタグの合致率に基づいて、危険予知訓練の教材候補を生成する。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する生成装置、生成システムおよび生成方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0012】
また、以下では、実施形態に係る生成方法の概要について
図1を用いて説明した後に、実施形態に係る生成方法を適用した生成システム1について、
図2〜
図8を用いて説明することとする。
【0013】
また、以下では、「危険予知訓練」を「KYT」と言う場合がある。また、以下では、「危険予知訓練の教材データ」を「KYTデータ」と言う場合がある。
【0014】
また、以下では、後述する問題文・選択肢DB12bに登録された問題文または選択肢をまとめて、「教材素材」と総称する場合がある。また、以下では、かかる教材素材に基づいて生成される問題文および選択肢の組み合わせを、「教材候補」と言う場合がある。
【0015】
まず、実施形態に係る生成方法の概要について
図1を用いて説明する。
図1は、実施形態に係る生成方法の概要説明図である。
【0016】
図1に示すように、実施形態に係る生成方法では、まず車両Vに搭載されたドライブレコーダ等の車載装置100が撮影した映像を収集する(ステップS1)。そして、収集した各映像を解析し(ステップS2)、その解析結果に基づいて自動的にタグ付けを行う(ステップS3)。
【0017】
ここで、タグは、映像の状況の特徴を端的に表す目印であり、たとえば「動作」や「場所」といったカテゴリごとにクラス分けされた文言で表される。たとえば「動作」カテゴリでは、「右折時」や「左折時」といった文言がタグとなる。また、「場所」カテゴリであれば、「交差点」や「坂道」といった文言がタグとなる。
【0018】
また、ステップS2の解析およびステップS3の自動的なタグ付けは、たとえばディープラーニング等の機械学習のアルゴリズムを用いて生成された、映像の特徴量抽出のための学習モデル等を利用することで実現可能である。また、ステップS3でタグ付けされた各映像は、映像データベース(以下、「DB」と記載する)12aへ格納される。
【0019】
また、実施形態に係る生成方法では、一方で、KYTデータの問題文および選択肢を問題文・選択肢DB12bへ登録する。かかる登録は、たとえば事業者装置200から行われる。
【0020】
事業者装置200は、たとえばKYTデータの提供サービスを受ける事業者が運用・管理する装置である。事業者装置200には、たとえば映像DB12aや問題文・選択肢DB12bへアクセスするためのGUI(Graphical User Interface)画面といったユーザインタフェースが提供される。
【0021】
そして、実施形態に係る生成方法では、たとえば適正なアクセス権を有する事業者装置200の利用者U(たとえば管理者)が、かかるGUI画面を介した操作を行う。たとえば事業者装置200−1の利用者Uが、GUI画面を介しつつ任意に問題文を登録する(ステップS4)。このとき、問題文は、たとえば手動で入力されるタグ付きで登録される。
【0022】
また、同様に、たとえば事業者装置200−2の利用者Uが、任意に選択肢を登録する(ステップS5)。このとき、選択肢は、問題文と同じく、たとえば手動で入力されるタグ付きで登録される。
【0023】
そして、実施形態に係る生成方法では、たとえば事業者装置200の利用者Uが、映像DBからKYTデータとして利用したい映像を、前述のGUI画面を介して任意に選択する(ステップS6)。同図に示すように、選択された映像には、「右折時」、「交差点」、「一般道」…のようにタグが付与されていることとなる。
【0024】
そして、実施形態に係る生成方法では、かかる選択映像のタグと、問題文・選択肢DB12bに格納された問題文および選択肢それぞれに付与されたタグとの合致率を算出し、かかる選択映像とのタグの合致率に基づいて、問題文および選択肢の組み合わせを生成する(ステップS7)。実施形態に係る生成方法では、たとえば、選択映像とのタグの合致率が最も高い選択肢が、KYTデータにおける正解肢として抽出される。
【0025】
なお、生成される問題文および選択肢の組み合わせの具体例については、
図3および
図4を用いた説明で後述する。
【0026】
そして、ステップS7で生成された教材候補は、ステップS6で映像を選択した利用者Uへ向けて前述のGUI画面等を介し出力される。そして、利用者Uが、出力された教材候補をKYTデータとして利用する旨の応答を返せば、かかる教材候補はKYTデータとして、たとえば問題文・選択肢DB12bへ登録される(ステップS8)。登録されたKYTデータは、たとえば受講者へeラーニングのコンテンツとして提供され(ステップS9)、受講者の危険予知訓練に利用されることとなる。
【0027】
なお、ステップS3やステップS7では、自動的に処理が行われるため、たとえばタグや、教材素材、教材候補の内容が不自然な場合も起こりうる。その場合は、たとえば事業者装置200の利用者Uによって、適宜編集や変更が可能である。
【0028】
また、ステップS4やステップS5は手動で行われるが、煩わしさを軽減するために、たとえば問題文のテンプレートを用意しておき、これに基づいて問題文を自動生成することもできる。かかる例については、
図7を用いた説明で後述する。
【0029】
また、ステップS7においてタグの合致率を算出するにあたり、タグに重みをつけることもできる。かかる例については、
図5および
図6を用いた説明で後述する。
【0030】
このように、実施形態に係る生成方法では、映像の状況に応じて映像にタグを付与し、映像に付与されたタグと、危険予知訓練の教材素材に付与されたタグとの合致率に基づいて危険予知訓練の教材候補を生成し、生成した教材候補を出力する。
【0031】
したがって、実施形態に係る生成方法によれば、危険予知訓練の教材データを手間をかけず容易に生成可能にすることができる。以下、実施形態に係る生成方法を適用した生成システム1の構成例について、
図2以降を用いてより具体的に説明する。
【0032】
図2は、実施形態に係る生成システム1のブロック図である。なお、
図2では、本実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素のみを機能ブロックで表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
【0033】
換言すれば、
図2に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、各機能ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。
【0034】
また、
図2を用いた説明では、既に説明済みの構成要素については、説明を簡略化するか、省略する場合がある。
【0035】
図2に示すように、実施形態に係る生成システム1は、生成装置10と、車載装置100と、事業者装置200とを含む。
【0036】
生成装置10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。通信部11は、たとえば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ネットワークNを介して、車載装置100や、事業者装置200との間で情報の送受信を行う。なお、生成装置10は、たとえば車載装置100のメーカによって管理・運用される。
【0037】
記憶部12は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、
図2の例では、映像DB12aと、問題文・選択肢DB12bとを記憶する。
【0038】
制御部13は、コントローラ(controller)であり、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、生成装置10内部の記憶デバイスに記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現することができる。
【0039】
制御部13は、収集部13aと、解析部13bと、タグ付与部13cと、登録部13dと、編集部13eと、生成部13fと、出力部13gとを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
【0040】
収集部13aは、車載装置100からアップロードされる各映像を、通信部11を介して収集し、映像DB12aへ蓄積する。
【0041】
解析部13bは、収集部13aによって収集された各映像を解析する。タグ付与部13cは、解析部13bの解析結果に基づいて、各映像にタグを付与する。
【0042】
登録部13dは、事業者装置200の利用者Uから、教材素材、すなわちタグ付けされた問題文または選択肢を受け付け、問題文・選択肢DB12bへ登録する。また、登録部13dは、後述する生成部13fによって生成され、出力部13gによって出力される教材候補を、利用者UがKYTデータとして利用する旨の応答を返せば、KYTデータとして問題文・選択肢DB12bへ登録する。
【0043】
編集部13eは、映像DB12aに格納された各映像のタグ、および、問題文・選択肢DB12bへ登録された教材素材のタグの編集要求を受け付けた場合に、たとえば事業者装置200の利用者Uからの入力に基づいて、該当のタグを編集させる。
【0044】
また、編集部13eは、問題文・選択肢DB12bへ登録された教材素材そのものの編集要求を受け付けた場合に、たとえば事業者装置200からの利用者Uの入力に基づいて、該当の問題文または選択肢を編集させる。
【0045】
また、編集部13eは、出力部13gによって出力された教材候補の変更または新規作成の要求を受け付けた場合に、たとえば事業者装置200からの利用者Uの入力に基づいて、該当の教材候補を変更または新規作成させる。
【0046】
生成部13fは、映像に付与されたタグと、危険予知訓練の教材素材に付与されたタグとの合致率に基づいて危険予知訓練の教材候補を生成する。ここで、
図3〜
図6を用いて、生成部13fが実行する教材候補の生成処理について、より具体的に説明する。
【0047】
図3〜
図6は、実施形態に係る生成部13fが実行する生成処理の処理説明図(その1)〜(その4)である。なお、
図3および
図4では、問題文1つに対し、選択肢が4つ組み合わされる場合を例に挙げる。
【0048】
図3に示すように、生成部13fは、映像に付与されたタグと、教材素材、すなわち問題文・選択肢DB12bへ登録された問題文または選択肢に付与されたタグとの合致率に基づき、問題文のうち、合致率が高い(たとえば所定の閾値以上)問題文(ここでは、問題文#1)を抽出する。
【0049】
また、生成部13fは、同じく合致率に基づき、選択肢のうち少なくとも、合致率が最も高い選択肢(ここでは、選択肢#3)を正解肢として抽出する。
【0050】
また、生成部13fは、その他の3つの選択肢については、合致率に関わりなくランダムに選択肢(ここでは、選択肢#5,#6,#8)を抽出する。
【0051】
そして、生成部13fは、これらの組み合わせを教材候補として生成する。かかる教材候補は、複数生成され、出力されてもよい。かかる場合、事業者装置200の利用者Uが、その複数の教材候補のうちから複数をKYTデータとして選択可能となるようにしてもよい。
【0052】
なお、ランダム抽出される3つは毎回異なってもよいので、同図に点線で示しているように、生成部13fは、教材候補としては問題文#1および選択肢#3のみの組み合わせで生成し、これを出力するようにしてもよい。
【0053】
また、変形例として、
図4に示すように、生成部13fは、ランダム抽出される選択肢を含まずに、たとえば合致率順位に基づいて、合致率順位の上位から順に選択肢(ここでは、選択肢#3,#4,#7,#9)を抽出するようにしてもよい。
【0054】
図3および
図4に示すように、合致率の高い選択肢を少なくしたり多くしたりすることによって、たとえば生成される教材候補の難易度を変化させることが可能となる。
【0055】
また、合致率についてであるが、
図5に示すように、生成部13fは、映像および問題文(あるいは選択肢)にそれぞれ付与されたタグのうち、文言の合致のみに基づき、合致率を算出するようにしてもよい。同図の例では、たとえば5分の3となる。
【0056】
一方で、
図6に示すように、生成部13fは、タグごとの重み付け値を加味しつつ、合致率を算出するようにしてもよい。かかる重み付けは、たとえば企画される危険予知訓練ごとのテーマに応じて、「右折時」の危険予知がメインテーマであれば「右折時」や「交差点」の重みを大きくしたり、「悪天候時」の危険予知がメインテーマであれば「晴れ」の重みを小さくしたりしてもよい。
【0057】
かかるタグの重み付けの変更は、たとえば生成装置10のオペレータや、事業者装置200の利用者Uが行えるようにしてもよい。
【0058】
図2の説明に戻る。生成部13fは、生成した教材候補を出力部13gへ通知する。出力部13gは、生成部13fから通知された教材候補を利用者Uへ向けて出力する。出力先はたとえば前述のGUI画面である。
【0059】
ところで、
図1を用いた説明で、同図のステップS4やステップS5、すなわち問題文・選択肢DB12bへの問題文登録や選択肢登録は手動で行われるとしたが、煩わしさを軽減するために、たとえば問題文登録であれば問題文のテンプレートを用意しておき、これに基づいて問題文を自動生成するようにしてもよい。
【0060】
図7は、実施形態に係る手動入力支援の具体例を示す図である。たとえば問題文には、同図に示すようにテンプレートがあり、テンプレートには、たとえば所定の文節ごとに、タグのカテゴリが設定されている。問題文にタグを付与すれば、該当のカテゴリ枠にタグが挿入されて問題文が自動生成される。
【0061】
同図の例では。「{晴れ}の{夕方}の{交差点}を{左折}しようとしています。このとき何に注意しますか?」との問題文が自動生成された場合を示している。利用者Uは、かかる自動生成文をそのまま利用することもできるし、タグ部分、タグ分以外の部分を問わず任意に編集することができる。これにより、手動入力による煩わしさを軽減することが可能となる。
【0062】
次に、実施形態に係る生成装置10が実行する処理手順について、
図8を用いて説明する。
図8は、実施形態に係る生成装置10が実行する処理手順を示すフローチャートである。
【0063】
なお、同図に示すように、ステップS101〜ステップS104の処理、および、ステップS105〜ステップS106の処理は、非同期にパラレルに実行することが可能である。ステップS101から順に説明する。
【0064】
まず、収集部13aが、車載装置100によって撮影された映像を収集する(ステップS101)。そして、解析部13bが、各映像を解析し(ステップS102)、タグ付与部13cが、解析部13bの解析結果に基づいて各映像に自動的にタグを付与する(ステップS103)。そして、登録部13dは、各映像を映像DB12aへ登録する。
【0065】
また、登録部13dは、タグ付けされた問題文または選択肢を受け付け(ステップS105)、受け付けた問題文または選択肢を問題文・選択肢DB12bへ登録する。
【0066】
また、たとえば利用者Uにより映像が選択されたか否かが、随時判定される(ステップS107)。ここで、映像が選択されていない場合(ステップS107,No)、ステップS101およびステップS105からの処理を繰り返す。
【0067】
また、映像が選択されている場合(ステップS107,Yes)、タグの編集があるか否かが判定される(ステップS108)。ここで、タグの編集がある場合(ステップS108,Yes)、編集部13eが、たとえば利用者Uにタグを編集させる(ステップS109)。
【0068】
また、タグの編集がない場合(ステップS108,No)、生成部13fが、選択映像のタグと、教材素材である問題文および選択肢それぞれに付与されたタグとの合致率を算出し、かかるタグの合致率に基づいて、問題文および選択肢の組み合わせ、すなわち教材候補を生成する(ステップS110)。
【0069】
そして、出力部13gが、生成部13fによって生成された教材候補を利用者Uへ向けて出力する(ステップS111)。そして、出力した教材候補がKYTデータとして利用されない場合(ステップS112,No)、編集部13eが、変更あるいは手動による新規作成を受け付ける(ステップS113)。
【0070】
そして、登録部13dが、問題文・選択肢DB12bへの登録を行って(ステップS114)、ステップS101およびステップS105からの処理を繰り返すこととなる。
【0071】
上述してきたように、実施形態に係る生成装置10は、タグ付与部13cと、生成部13fとを備える。タグ付与部13cは、入力された映像に対し、かかる映像の状況に応じて1以上のタグを付与する。生成部13fは、上記映像に付与されたタグ、および、危険予知訓練の教材素材に付与されたタグの合致率に基づいて、上記危険予知訓練の教材候補を生成する。
【0072】
したがって、実施形態に係る生成装置10によれば、危険予知訓練の教材データを手間をかけず容易に生成可能にすることができる。
【0073】
また、生成部13fは、複数の上記教材候補を生成する。したがって、実施形態に係る生成装置10によれば、利用者Uは、複数の教材候補の中からKYTデータを選択することが可能となる。
【0074】
また、上記教材素材は、問題文、および、かかる問題文の回答の選択肢の少なくともいずれかを含む。したがって、実施形態に係る生成装置10によれば、登録済みの問題文または回答の選択肢に基づいて容易に上記教材候補を生成することが可能となる。
【0075】
また、生成部13fは、上記選択肢のうち、上記合致率の最も高い1つを正解肢とする上記教材候補を生成する。したがって、実施形態に係る生成装置10によれば、正解肢を容易に生成することが可能となる。
【0076】
また、タグはそれぞれ重み付けが可能であって、生成部13fは、かかる重み付けを加味しつつ上記合致率を算出する。したがって、実施形態に係る生成装置10によれば、危険予知訓練のテーマなどに応じた適正な合致率を算出することが可能となる。
【0077】
また、タグ付与部13cおよび生成部13fは、上記映像のタグ、上記教材素材および上記教材候補が編集された場合に、編集結果に基づいて演算を補正する自己学習機能を有する。したがって、実施形態に係る生成装置10によれば、編集結果に応じた適正な補正を行うことが可能となり、タグの合致精度も向上させることができる。なお、自己学習機能については、たとえば機械学習のアルゴリズム等を利用することにより実現可能である。
【0078】
なお、上述した実施形態では、タグ付与部13cは、機械学習などによりタグを付与するとしたがこの限りではない。GPS(Global Positioning System)や加速度センサなどを用いて取得した車両状態の変化に基づいてタグを付与してもよい。これにより、映像上で判別が難しい情報をタグとして使用することができ、教材候補の質を向上させることができる。たとえばGPSの位置情報を用いることで、事故頻発地点などの地理的特性をタグとして用いることができる。
【0079】
また、上述した実施形態では、車両Vの車載装置100が撮影した映像に基づく場合を例に挙げたが、無論、映像の撮影状況を限定するものではない。すなわち、映像は、危険予知訓練の教材データになりうるものであればよく、カメラは何処に搭載されてもよい。
【0080】
また、映像は撮影されたものでなくともよい。たとえばコンピュータが生成し、出力する合成映像であってもよい。
【0081】
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。