特開2020-20179IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

破損することなく構造物の壁面等に貼り付けられたタイルを剥離するタイル剥離装置及びそれを用いたタイル剥離方法に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】タイルを破損することなく誰でも簡単にタイルを剥離することができるタイル剥離装置及びそれを用いたタイル剥離方法を提供する。
【解決手段】一対のプレート(上プレート21,下プレート22)を有し、これらのプレートの間隔を回動ボルト20で調整自在な把持機構2を備え、把持機構2でタイルを把持して引き剥がすタイル剥離装置1において、把持機構2でタイルを把持する力が所定値に達したか否かを確認可能な把持力確認機構(トルクレンチ3)を備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで、本発明は、前述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、タイルを破損することなく誰でも簡単にタイルを剥離することができるタイル剥離装置及びそれを用いたタイル剥離方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

請求項1に係るタイル剥離装置は、一対のプレートを有し、これらのプレートの間隔を回動ボルトで調整自在な把持機構を備え、前記把持機構でタイルを把持して引き剥がすタイル剥離装置であって、前記把持機構でタイルを把持する力が所定値に達したか否かを確認可能な把持力確認機構を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
請求項1〜6に記載の発明によれば、把持機構でタイルを把持する力が適切であるか否かを簡単に確認することができる。このため、作業員の熟練度によらず、タイルの材質や接着力に応じた適切な把持力で把持することができ、タイルを破損することなく誰でも簡単にタイルを剥離することができる。 特に、請求項2に記載の発明によれば、トルクレンチのトルク値で把持機構でタイルを把持する力が適切か否を判断することができる。このため、適切な把持力の確認が容易であり、短時間で確認を完了させることができる。 特に、請求項3に記載の発明によれば、予め設定したトルク値に達したか否かをトルクレンチを確認しなくてもわかるようになり、タイルを剥離するのを短時間で行うことができ、タイル剥離の労務コストを低減することができる。 特に、請求項4に記載の発明によれば、ガイド機構を備えているので、把持機構がぶれて把持機構からタイルがずれるおそれが低減され、さらにタイルを破損するおそれが低減される。 特に、請求項5に記載の発明によれば、ばね材の反発力で回動ボルトとナットの供回り(空回り)を防いで把持機構の動作をより安定したものとすることができる。 特に、請求項6に記載の発明によれば、押圧機構を有するので、タイルを把持機構で把持した状態で回転させて梃子の原理を使ってタイルを剥離するのがさらに容易となる。このため、作業員の熟練度によらず、タイルを破損することなく誰でも簡単にタイルを剥離することができる。 請求項7に記載の発明によれば、把持機構でタイルを把持する力を把持力確認機構で確認するので、タイルの材質や接着力に応じた適切な把持力で把持することができ、誰でも簡単に破損することなくタイルを剥離することができる。 請求項8に記載の発明によれば、回動ボルトを回す適切なトルク値予めトルクレンチに設定して把持機構でタイルを把持するので、予め設定したトルク値に達したか否かをトルクレンチを確認しなくてもわかるようになり、タイルを剥離するのを短時間で行うことができ、タイル剥離の労務コストを低減することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1タイル剥離装置の各構成を示す分解斜視図である。

【図2】同上のタイル剥離装置の把持機構を主に説明する図であり、(a)がタイルを把持する前、(b)が把持後を示している。

【図3】同上のタイル剥離装置のトルクレンチを示す斜視図である。

【図4】同上のトルクレンチを軸方向に見た正面図である。

【図5】同上のトルクレンチを軸直交方向に見た側面図である。

【図6】同上のトルクレンチを示す平面図である。

【図7】同上のトルクレンチを示す軸方向に沿った鉛直断面図である。

【図8】同上のトルクレンチのギアの機構を示す説明図である。

【図9】本発明のタイル剥離方法の目地切削工程を示す工程説明図であり、(a)が目地切削前、(b)が目地切削後を示している。

【図10】同上のタイル剥離方法のタイル把持工程の把持前を示す工程説明図である。

【図11】(a)が同上のタイル剥離方法のタイル把持工程の把持後を示す工程説明図であり、(b)がA部詳細であり、(c)がB部詳細である。

【図12】同上のタイル剥離方法の回転工程を示す工程説明図である。

【図13】同上のタイル剥離方法のタイル剥離完了を示す工程説明図である。

【図14】本発明の第2タイル剥離装置を示す側面図である。

【図15】同上のタイル剥離装置を示す正面図である。

【図16】同上のタイル剥離装置の押圧機構を示す部分拡大図である。

【図17】本発明の第2タイル剥離方法の回転工程を示す工程説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,1’:タイル剥離装置   2:把持機構   20:回動ボルト   21:上プレート   21a:ボルト孔   22:下プレート   22a:開口   22b:ボール孔   23,24:クランプブレード   23a,24a:先端刃部   25:螺合部材   3:トルクレンチ(把持力確認機構)   30:レンチ本体   31:前部本体(レンチ本体)   32:後部本体(レンチ本体)   32a:切欠き凹部   33:スリーブ   34:ギア   35:ピン   36:球体   37:ばね   38:延長棒   39:コイルスプリング(ばね材)   4:取っ手   40:取付プレート   41:取っ手本体   5:ガイド機構   50:ガイドポール   51:ポール受け   6:押圧機構   60:押圧プレート   61:押圧ボルト   62:自在キャップ   S:コイルスプリング(ばね材)   M:貼付けモルタル(モルタル)   T:外壁タイル(タイル)   W:外壁(コンクリート構造物:既存構造物)

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