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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-203217(P2020-203217A)
(43)【公開日】2020年12月24日
(54)【発明の名称】口腔洗浄装置
(51)【国際特許分類】
   A61C 17/02 20060101AFI20201127BHJP
【FI】
   A61C17/02 B
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2020-167447(P2020-167447)
(22)【出願日】2020年10月2日
(62)【分割の表示】特願2016-225537(P2016-225537)の分割
【原出願日】2016年11月18日
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】星野 純一
(72)【発明者】
【氏名】北川 忠伸
(57)【要約】
【課題】洗浄ユニットを本体ユニットに容易に取り付け可能な口腔洗浄装置を提供する。
【解決手段】口腔洗浄装置1は洗浄液を吐出するポンプを含む本体ユニット10、吐出された洗浄液が流れるように本体ユニット10と接続されるチューブ80、および、洗浄液を吐出できるようにチューブ80と接続される洗浄ユニット100を含む。口腔洗浄装置1は本体ユニット10と洗浄ユニット100とを磁力により結合する結合部110をさらに含む。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
洗浄液を吐出するポンプを含む本体ユニットと、
吐出された前記洗浄液が流れるように前記本体ユニットと接続されるチューブと、
前記洗浄液を吐出できるように前記チューブと接続される洗浄ユニットと、
前記本体ユニットと前記洗浄ユニットとを磁力により結合する結合部と、
前記チューブを配置できるように前記本体ユニットに設けられる配置部とを備え、
前記チューブはカール部分を含み、
前記カール部分は前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに取り付けられた状態において前記本体ユニットと前記洗浄ユニットとの接触部分よりも前記本体ユニット側に位置するように前記配置部に配置される
口腔洗浄装置。
【請求項2】
前記結合部は前記本体ユニットの外郭に設けられる第1結合部、および、前記洗浄ユニットの外郭に設けられる第2結合部を含む
請求項1に記載の口腔洗浄装置。
【請求項3】
前記第1結合部および前記第2結合部の一方は磁石を含み、
前記第1結合部および前記第2結合部の他方は磁石または強磁性体を含む
請求項2に記載の口腔洗浄装置。
【請求項4】
前記第1結合部は前記磁石を含み、
前記第2結合部は前記強磁性体を含む
請求項3に記載の口腔洗浄装置。
【請求項5】
前記第1結合部は前記磁石または前記強磁性体を収容する第1収容部を含む
請求項3に記載の口腔洗浄装置。
【請求項6】
前記本体ユニットは前記ポンプを収容する第1ケースをさらに含み、
前記第1ケースは前記本体ユニットの外郭を構成する第1外壁を含み、
前記第1収容部は前記本体ユニットの第1外壁とともに前記本体ユニットの外郭を構成する第2外壁を含む
請求項5に記載の口腔洗浄装置。
【請求項7】
前記本体ユニットの第2外壁の厚さは、前記本体ユニットの第1外壁における前記本体ユニットの第2外壁の周囲の部分の厚さよりも薄い
請求項6に記載の口腔洗浄装置。
【請求項8】
前記第2結合部は前記磁石または前記強磁性体を収容する第2収容部を含み、
前記洗浄ユニットはグリップ部を含む第2ケースを含み、
前記第2ケースは前記洗浄ユニットの外郭を構成する第1外壁を含み、
前記第2収容部は前記洗浄ユニットの第1外壁とともに前記洗浄ユニットの外郭を構成する第2外壁を含み、
前記洗浄ユニットの第2外壁の厚さは、前記洗浄ユニットの第1外壁における前記洗浄ユニットの第2外壁の周囲の部分の厚さよりも薄い
請求項3〜7のいずれか一項に記載の口腔洗浄装置。
【請求項9】
前記本体ユニットの第2外壁は前記洗浄ユニットの外郭の形状に対応した凹部を含み、
前記磁石または前記強磁性体は前記本体ユニットの第2外壁のうちの前記凹部の内面側に設けられる
請求項6〜8のいずれか一項に記載の口腔洗浄装置。
【請求項10】
前記凹部は前記本体ユニットの高さ方向に延びるように形成され、
前記磁石または前記強磁性体は前記凹部の内面側において前記本体ユニットの高さ方向の中心に設けられる
請求項9に記載の口腔洗浄装置。
【請求項11】
前記本体ユニットの第1外壁は、前記本体ユニットに取り付けられた前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに対して下方に移動することを規制する規制部を含む
請求項6〜10のいずれか一項に記載の口腔洗浄装置。
【請求項12】
前記洗浄ユニットはグリップ部を含む第2ケース、および、前記洗浄液を吐出できるように前記第2ケースに設けられるノズルを含み、
前記第2結合部は前記グリップ部に設けられる
請求項3〜11のいずれか一項に記載の口腔洗浄装置。
【請求項13】
前記第2ケースは前記ノズルが取り付けられる第1端部、および、前記第1端部に形成される第1端面を含み、前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに取り付けられた状態において前記第1端面が前記本体ユニットの上面と実質的に同一の平面上に配置されるように構成される
請求項12に記載の口腔洗浄装置。
【請求項14】
前記第2ケースは前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに取り付けられた状態において前記第1端部と反対側の第2端部が前記配置部と面するように構成される
請求項13に記載の口腔洗浄装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は洗浄液により口腔内を洗浄する口腔洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の口腔洗浄装置の一例として、洗浄液を貯留するタンクおよび洗浄液を吐出するポンプを含む本体ユニットと、ポンプにより吐出された洗浄液が流れるように本体ユニットと接続されるチューブと、チューブから供給された洗浄液を吐出する洗浄ユニットとを含む口腔洗浄装置がよく知られている。特許文献1は従来の口腔洗浄装置の一例を開示している。この口腔洗浄装置はさらに、洗浄ユニットを本体ユニットに着脱するための構造を含む。ユーザは、洗浄ユニットを使用する場合に洗浄ユニットを本体ユニットから取り外し、洗浄ユニットを使用しない場合に洗浄ユニットを本体ユニットに取り付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−217174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の口腔洗浄装置によれば、洗浄ユニットを本体ユニットに取り付けるために洗浄ユニットを本体ユニットに接触させた場合に、洗浄ユニットの位置が取り付けに適した位置から若干ずれていることにより洗浄ユニットが本外ユニットに取り付けられないことがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に関する口腔洗浄装置は洗浄液を吐出するポンプを含む本体ユニットと、吐出された前記洗浄液が流れるように前記本体ユニットと接続されるチューブと、前記洗浄液を吐出できるように前記チューブと接続される洗浄ユニットと、前記本体ユニットと前記洗浄ユニットとを磁力により結合する結合部と、前記チューブを配置できるように前記本体ユニットに設けられる配置部とを備え、前記チューブはカール部分を含み、前記カール部分は前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに取り付けられた状態において前記本体ユニットと前記洗浄ユニットとの接触部分よりも前記本体ユニット側に位置するように前記配置部に配置される。
【発明の効果】
【0006】
本開示に関する口腔洗浄装置によれば、洗浄ユニットを本体ユニットに容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施の形態の口腔洗浄装置の斜視図。
図2図1の口腔洗浄装置の正面図。
図3図1の本体ユニットの平面図。
図4】洗浄ユニットが本体ユニットから取り外された状態を示す斜視図。
図5図2のD5−D5線に沿う断面図。
図6図5のA部の拡大図。
図7図2のD7−D7線に沿う断面図。
図8図7のB部の拡大図。
図9図1の本体ユニットの分解斜視図。
図10図3のD10−D10線に沿う断面図。
図11図2のD11−D11線に沿う断面図。
図12図2のD12−D12線に沿う断面図。
図13図1の本体ユニットの底面図。
図14図13のD14−D14線に沿う断面図。
図15】変形例の第6シール部を示す断面図。
図16】変形例の口腔洗浄装置の一例を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(口腔洗浄装置が取り得る形態の一例)
〔1〕本開示に関する口腔洗浄装置は、洗浄液を吐出するポンプを含む本体ユニットと、吐出された前記洗浄液が流れるように前記本体ユニットと接続されるチューブと、前記洗浄液を吐出できるように前記チューブと接続される洗浄ユニットと、前記本体ユニットと前記洗浄ユニットとを磁力により結合する結合部とを含む。洗浄ユニットが本体ユニットに近づけられた場合に結合部の磁力により洗浄ユニットが本体ユニットと結合される。このため、本体ユニットに対する洗浄ユニットの位置を従来の口腔洗浄装置のように正確に合わせなくても洗浄ユニットを本体ユニットに取り付けることができる。
【0009】
〔2〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記結合部は、前記本体ユニットに設けられる第1結合部、および、前記洗浄ユニットに設けられる第2結合部を含み、前記第1結合部および前記第2結合部の一方は磁石を含み、前記第1結合部および前記第2結合部の他方は磁石または強磁性体を含む。このため、結合部を簡単に構成できる。
【0010】
〔3〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記第1結合部は前記磁石を含み、前記第2結合部は前記強磁性体を含む。このため、洗浄ユニットが本体ユニットから取り外された状態において第2結合部が口腔洗浄装置の周囲に存在する強磁性体を吸着しない。
【0011】
〔4〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記第1結合部は前記磁石または前記強磁性体を収容する第1収容部を含む。このため、磁石または強磁性体が汚れにくい。
〔5〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記本体ユニットは前記ポンプを収容する第1ケースをさらに含み、前記第1ケースは前記本体ユニットの外郭を構成する第1外壁を含み、前記第1収容部は前記本体ユニットの第1外壁とともに前記本体ユニットの外郭を構成する第2外壁を含む。このため、口腔洗浄装置を小型化できる。
【0012】
〔6〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記本体ユニットの第2外壁の厚さは、前記本体ユニットの第1外壁における前記本体ユニットの第2外壁の周囲の部分の厚さよりも薄い。このため、第1結合部と第2結合部との間に作用する磁力を強めることができる。
【0013】
〔7〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記第2結合部は前記磁石または前記強磁性体を収容する第2収容部を含み、前記洗浄ユニットはグリップ部を含む第2ケースを含み、前記第2ケースは前記洗浄ユニットの外郭を構成する第1外壁を含み、前記第2収容部は前記洗浄ユニットの第1外壁とともに前記洗浄ユニットの外郭を構成する第2外壁を含み、前記洗浄ユニットの第2外壁の厚さは、前記洗浄ユニットの第1外壁における前記洗浄ユニットの第2外壁の周囲の部分の厚さよりも薄い。このため、第1結合部と第2結合部との間に作用する磁力を強めることができる。
【0014】
〔8〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記本体ユニットの第2外壁は前記洗浄ユニットの外郭の形状に対応した凹部を含み、前記磁石または前記強磁性体は前記本体ユニットの第2外壁のうちの前記凹部の内面側に設けられる。結合部により洗浄ユニットが本体ユニットに結合された状態において、洗浄ユニットが本体ユニットの凹部に配置されるため、結合部により本体ユニットと結合された洗浄ユニットの姿勢が決められる。
【0015】
〔9〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記凹部は前記本体ユニットの高さ方向に延びるように形成され、前記磁石または前記強磁性体は前記凹部の内面側において前記本体ユニットの高さ方向の中心に設けられる。このため、洗浄ユニットを本体ユニットに結合する結合部の力が洗浄ユニットの全体にバランスよく作用し、本体ユニットと結合された洗浄ユニットの姿勢が一層安定する。
【0016】
〔10〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記本体ユニットの第1外壁は、前記本体ユニットに取り付けられた前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに対して下方に移動することを規制する規制部を含む。このため、本体ユニットに結合された洗浄ユニットが自重等により本体ユニットに対して下方に移動した場合でも、規制部と接触することにより本体ユニットに対する高さ方向の位置が決められる。
【0017】
〔11〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記洗浄ユニットはグリップ部を含む第2ケース、および、前記洗浄液を吐出できるように前記第2ケースに設けられるノズルを含み、前記第2結合部は前記グリップ部に設けられる。このため、ノズルを小型化できる。
【0018】
〔12〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記第2ケースは、前記ノズルが取り付けられる第1端部、および、前記第1端部に形成される第1端面を含み、前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに取り付けられた状態において前記第1端面が前記本体ユニットの上面と実質的に同一の平面上に配置されるように構成される。このため、第1端面と本体ユニットの上面との位置関係を、洗浄ユニットを本体ユニットに取り付ける場合の目印の1つとして利用できる。
【0019】
〔13〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記本体ユニットは、前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに取り付けられた状態において前記チューブを配置できるように前記本体ユニットに設けられる配置部をさらに含み、前記配置部は前記本体ユニットに設けられた凹部を含む。このため、洗浄ユニットが本体ユニットに取り付けられた状態においてチューブを配置部に収容できる。
【0020】
〔14〕前記口腔洗浄装置の一例によれば、前記第2ケースは、前記洗浄ユニットが前記本体ユニットに取り付けられた状態において前記第1端部と反対側の第2端部が前記配置部と面するように構成される。このため、洗浄ユニットを本体ユニットから取り外す場合に第2端部を掴みやすく、洗浄ユニットを本体ユニットから容易に取り外すことができる。
【0021】
(実施の形態)
図1は口腔洗浄装置1の外観である。口腔洗浄装置1は口腔内の洗浄に用いられ、主として口腔内の歯および歯茎の洗浄に用いられる。口腔洗浄装置1は例えば洗面台(図示略)等の平坦な設置面に設置して使用される。口腔洗浄装置1は商用電源等の外部電源(図示略)から供給される電力により駆動し、口腔内に洗浄液を吐出する。洗浄液の一例は洗浄剤が混ぜられた上水、または、上水である。
【0022】
口腔洗浄装置1は本体ユニット10、チューブ80、洗浄ユニット100、および、電源コードPCを含む。本体ユニット10は装置本体20およびタンク70を含む。タンク70の機能は洗浄液を貯留することである。タンク70は例えば装置本体20に着脱可能に設けられる。装置本体20は口腔洗浄装置1を駆動するための各種の要素を収容している。装置本体20は第1ケース21、ポンプ31、モータ32、および、電源回路33を含む(図7参照)。ポンプ31、モータ32、および、電源回路33は第1ケース21内に収容される。ポンプ31の機能はタンク70に貯留された洗浄液を吐出することである。モータ32の機能はポンプ31を駆動することである。電源回路33の機能はモータ32に電力を供給することである。電源コードPCは電源回路33と電気的に接続されている。電源コードPCのプラグPGが外部電源に接続されることにより、外部電源の電力が電源回路33に供給される。
【0023】
チューブ80はポンプ31により吐出された洗浄液が流れるように本体ユニット10と接続されている。洗浄ユニット100は洗浄液を吐出できるようにチューブ80と接続されている。洗浄ユニット100は本体ユニット10に着脱可能である。図1は洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられた状態を示している。洗浄ユニット100が口腔内の洗浄に用いられる場合、洗浄ユニット100は本体ユニット10から取り外される。
【0024】
装置本体20の第1ケース21は複数のパーツ22が結合されることにより構成される。第1ケース21を構成する材料の一例はABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂である。複数のパーツ22は上蓋23、ケース本体30、底蓋24、および、配置部40を含む。各パーツ22はそれぞれ樹脂材料により個別に構成される成型品である。上蓋23、底蓋24、および、配置部40はそれぞれケース本体30と結合されている。上蓋23は装置本体20の平らな上面23Aを構成する。
【0025】
チューブ80は例えば伸縮可能にカールしたカールチューブである。チューブ80を構成する材料の種類、チューブ80の直径、および、チューブ80の肉厚は、例えば洗浄ユニット100を本体ユニット10の周囲で動かす場合における洗浄ユニット100の動かしやすさ、および、チューブ80の耐久性の点から決められることが好ましい。チューブ80を構成する材料の一例は高い可撓性を有する樹脂材料である。この樹脂材料の一例はEVA(Ethylene Vinyl Acetate copolymer)樹脂である。チューブ80の直径に関する好ましい範囲の一例は3.0〜5.0mmである。一例では、チューブ80の直径は4.0mmである。チューブ80の肉厚に関する好ましい範囲の一例は0.5〜1.5mmである。一例では、チューブ80の肉厚は1.0mmである。
【0026】
洗浄ユニット100は第2ケース101およびノズル105を含む。ノズル105は洗浄液を吐出できるように第2ケース101に設けられる。第2ケース101を構成する材料の一例はABS樹脂である。第2ケース101はグリップ部102を含む。グリップ部102はユーザが片手でグリップできるように構成されている。第2ケース101は第1端部103および第2端部104を含む。第1端部103は第1端面103Aを含む。第1端面103Aはノズル105を取り付けることができるように構成されている。第2端部104は第2ケース101のうちの第1端部103とは反対側の端部である。第2端部104は第2端面104Aを含む。チューブ80は例えば第2端面104Aから第2ケース101内に挿入され、第2ケース101内に設けられる洗浄液の通路の入口と接続される。ノズル105は、その通路の出口と接続される。
【0027】
洗浄ユニット100は操作部106をさらに含む。操作部106はグリップ部102に設けられる。操作部106の機能は第2ケース101内に設けられた止水弁(図示略)を開放および閉鎖することである。操作部106が操作されることにより止水弁が開放された場合、チューブ80を流れる洗浄液がノズル105の吐出口105Aから吐出される。操作部106が操作されることにより止水弁が閉鎖された場合、ノズル105の吐出口105Aから洗浄液が吐出されない。
【0028】
本体ユニット10は操作部50および表示部60をさらに含む。操作部50の機能は主に洗浄液の吐出に関連する本体ユニット10の動作を選択することである。操作部50は例えば装置本体20の上面23Aに設けられる。操作部50は複数のボタンを含む。複数のボタンは第1ボタン51、第2ボタン52、第3ボタン53を含む。第1ボタン51の機能は本体ユニット10の電源のオンおよびオフを切り替えることである。第2ボタン52の機能はポンプ31から吐出される洗浄液の水圧を強めることである。第3ボタン53の機能はポンプ31から吐出される洗浄液の水圧を弱めることである。ポンプ31から吐出される洗浄液の水圧は、第2ボタン52および第3ボタン53の操作によりポンプ31の吐出し圧力の範囲内で調節される。ポンプ31の吐出し圧力に関する好ましい範囲の一例は、3.0〜8.0kgf/cm2である。ノズル105の吐出口105Aから吐出される洗浄液の水圧は、ポンプ31から吐出される洗浄液の水圧に応じて変化する。
【0029】
ポンプ31の最大の吐出し圧力は所定の最大吐出し圧力よりも大きいことが好ましい。所定の最大吐出し圧力は、例えばノズル105の吐出口105Aから吐出された洗浄液が口腔内の汚れを落とす力との関係から決められることが好ましい。所定の最大吐出し圧力に関する好ましい範囲の一例は4kgf/cm2以上の範囲である。所定の最大吐出し圧力に関するより好ましい範囲の一例は6kgf/cm2以上の範囲である。好ましい所定の最大吐出し圧力の一例は8kgf/cm2である。
【0030】
表示部60の機能は操作部50による操作と関連付けられた各種の情報を表示することである。表示部60は例えば装置本体20の上面23Aに設けられる複数のLED(Light Emitting Diode)ランプを含む。各LEDランプの点灯状態は第2ボタン52および第3ボタン53により調節される洗浄液の水圧に応じて変化する。
【0031】
配置部40は洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられた状態においてチューブ80を配置できるようにケース本体30と結合される。配置部40は凹部41を含む。凹部41はチューブ80を収容できるように構成されている。凹部41はケース本体30の正面30Dに開口した開口41Aを含む。
【0032】
図2は洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられ、ノズル105が第2ケース101から取り外された口腔洗浄装置1の正面図である。洗浄ユニット100の第2ケース101は、洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられた状態において第2端部104が配置部40と面するように構成される。このため、洗浄ユニット100を本体ユニット10から取り外す場合に第2端部104を掴みやすく、洗浄ユニット100を本体ユニット10から容易に取り外すことができる。
【0033】
第2ケース101は洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられた状態において、第1端面103Aが装置本体20の上面23Aと実質的に同一の平面上に配置されるように構成される。このため、第1端面103Aと装置本体20の上面23Aとの位置関係を、洗浄ユニット100を本体ユニット10に取り付ける場合の目印の1つとして利用できる。実質的に同一の平面上に配置される状態は、第1端面103Aと装置本体20の上面23Aとの間に段差が形成されない状態、および、第1端面103Aと装置本体20の上面23Aとの間に小さな段差が形成される状態を含む。小さな段差は、本体ユニット10の周囲で動く手が装置本体20および洗浄ユニット100に引っかかりにくいという効果について、装置本体20の上面23Aと洗浄ユニット100の第1端面103Aとの間に段差が形成されない場合と同程度の効果または実質的に同程度とみなせる効果が得られる大きさの段差である。
【0034】
平面視における本体ユニット10の2次元形状は楕円または略楕円であることが好ましい。本体ユニット10の2次元形状はタンク70が装置本体20に取り付けられた状態における本体ユニット10の2次元形状であり、本体ユニット10の中心軸線と直交する平面に投影される本体ユニット10の2次元図形と等しい。図3は洗浄ユニット100が省略された口腔洗浄装置1の平面図である。平面視における本体ユニット10の2次元形状の一例は、楕円の一例である円である。本体ユニット10の2次元形状が楕円または略楕円である場合、チューブ80(図1参照)が本体ユニット10と接触した状態における本体ユニット10とチューブ80との接触面積が狭くなる。平面視におけるタンク70および装置本体20の2次元形状の一例は半楕円または略半楕円である。平面視における装置本体20の2次元形状はタンク70が装置本体20に取り付けられた状態における装置本体20の2次元形状である。
【0035】
本体ユニット10の3次元形状は柱体、略柱体、錐台、略錐台、錐体、略錐体、双錐体、略双錐体、楕円体、または、略楕円体であることが好ましい。本体ユニット10の3次元形状はタンク70が装置本体20に取り付けられた状態における本体ユニット10の3次元形状である。図1に示されるとおり、一例では、本体ユニット10の3次元形状は柱体の一例である楕円柱体である。本体ユニット10の3次元形状が上記に例示された形状である場合、チューブ80が本体ユニット10と接触した状態における本体ユニット10とチューブ80との接触面積が狭くなる。本体ユニット10の形状が双錐体、略双錐体、楕円体、または、略楕円体である場合、本体ユニット10を設置面に安定して設定するための支持部(図示略)が本体ユニット10の底部に設けられることが好ましい。
【0036】
本体ユニット10の2次元形状および3次元形状を表す用語は、接頭辞である略を含まない用語、および、接頭辞である略を含む用語に分類される。略を含む用語は略楕円、略柱体、略錐台、略錐体、略双錐体、略楕円体、および、略半楕円である。略を含まない用語により説明される図形を基本図形と称する。略を含む用語により説明される図形を類似図形と称する。類似図形は、本体ユニット10とチューブ80との接触面積が狭くなることに関して、本体ユニット10の2次元形状または3次元形状が基本図形である場合と同程度の効果が得られる図形、および、本体ユニット10の側面が平面である従来の口腔洗浄装置と比較して有意な効果が得られる図形を含む。口腔洗浄装置1によれば、平面視における本体ユニット10の2次元形状および3次元形状が基本図形または類似図形であるため、意匠性が高められる。
【0037】
2次元図形の類似図形は多様な例を含む。第1例では、2次元図形の類似図形は直線を部分的に含む。第2例では、2次元図形の類似図形は外側に中心を有する曲線を部分的に含む。第3例では、2次元図形の類似図形は第1例および第2例の両方の特徴を含む。
【0038】
3次元図形の類似図形は多様な例を含む。第1例では、3次元図形の類似図形は平面を部分的に含む。第2例では、3次元図形の類似図形は凸部を部分的に含む。第3例では、3次元図形の類似図形は凹部を部分的に含む。第4例では、3次元図形の類似図形は第1例〜第3例のそれぞれの特徴の少なくとも2つを含む。
【0039】
装置本体20の上面23Aはタンク70が装置本体20に取り付けられた状態において、例えばタンク70の平らな上面75Aと実質的に同一の平面上に位置する。このため、本体ユニット10の周囲で動く手、洗浄ユニット100、および、チューブ80等が本体ユニット10に引っかかりにくい。
【0040】
実質的に同一の平面上に位置する状態は、装置本体20の上面23Aとタンク70の上面75Aとの間に段差が形成されない状態、および、装置本体20の上面23Aとタンク70の上面75Aとの間に小さな段差が形成される状態を含む。小さな段差は、本体ユニット10の周囲で動く手、洗浄ユニット100、および、チューブ80等が本体ユニット10に引っかかりにくいという効果に対して、装置本体20の上面23Aとタンク70の上面75Aとの間に段差が形成されない場合と同程度の効果または実質的に同程度とみなせる効果が得られる大きさの段差である。
【0041】
図4は洗浄ユニット100が本体ユニット10から取り外された状態を示す。洗浄ユニット100は取外スイッチ107をさらに含む。取外スイッチ107の機能はノズル105を第2ケース101から取り外すことである。取外スイッチ107は例えば第2ケース101の第1端部103のうちの背面に設けられる。
【0042】
口腔洗浄装置1は弾性部材42をさらに含む。図4においてドットが表示された部分は弾性部材42を示す。弾性部材42を構成する材料の一例はチューブ80と接触してもチューブ80が摩耗しにくい弾性材料である。この弾性材料の一例はエラストマである。弾性部材42は配置部40に設けられる。チューブ80が接触しやすい配置部40に弾性部材42が設けられるため、配置部40に配置されるチューブ80がポンプ31(図7参照)の駆動にともない振動した場合にチューブ80の振動が弾性部材42により吸収される。このため、チューブ80が摩耗しにくい。さらに、振動するチューブ80が弾性部材42に被覆されていない部分と接触する場合よりも振動にともなう音が小さくなる。
【0043】
弾性部材42は第1弾性部材42Aおよび第2弾性部材42Bを含む。第1弾性部材42Aは例えば凹部41の開口41Aの縁41B(図5参照)に設けられる。一例では、第1弾性部材42Aは開口41Aの縁41Bの全体に設けられる。チューブ80と強く摩擦する可能性がある開口41Aの縁41Bに第1弾性部材42Aが設けられるため、チューブ80が一層摩耗しにくい。さらに、振動するチューブ80が第1弾性部材42Aに被覆されていない部分と接触する場合よりも振動にともなう音が小さくなる。
【0044】
第2弾性部材42Bは例えば凹部41の内周面41Cおよび底面41Dに設けられる。一例では、第2弾性部材42Bは凹部41の内周面41Cおよび底面41Dの全体に設けられる。チューブ80と接触しやすい凹部41の内周面41Cおよび底面41Dに第2弾性部材42Bが設けられるため、チューブ80が一層摩耗しにくい。さらに、振動するチューブ80が第2弾性部材42Bに被覆されていない部分と接触する場合よりも振動にともなう音が小さくなる。
【0045】
口腔洗浄装置1は結合部110をさらに含む。結合部110の機能は着脱可能な状態で洗浄ユニット100を本体ユニット10に取り付けることである。一例では、結合部110は本体ユニット10と洗浄ユニット100とを磁力により結合する。このため、洗浄ユニット100が本体ユニット10に近づけられた場合に結合部110の磁力により洗浄ユニット100が本体ユニット10と結合される。
【0046】
ケース本体30は凹部34をさらに含む。凹部34は例えばケース本体30の正面30Dに開口する。凹部34は洗浄ユニット100の外郭の形状に対応した形状を有する。一例では、凹部34の空間を形成する凹部34の表面34Aは洗浄ユニット100の外郭の形状に対応した曲面である。結合部110により洗浄ユニット100が本体ユニット10に結合された状態において、洗浄ユニット100が本体ユニット10の凹部34に配置されるため、結合部110により本体ユニット10と結合された洗浄ユニット100の姿勢が決められる。
【0047】
ケース本体30は第1外壁30Aおよび第2外壁30Bを含む。第1外壁30Aはケース本体30の外郭を構成する。第2外壁30Bは第1外壁30Aとともにケース本体30の外郭を構成する。第2外壁30Bは例えばケース本体30の凹部34の一部に設けられる。第2外壁30Bは第1外壁30Aに取り囲まれている。洗浄ユニット100の第2ケース101の背面に設けられた取外スイッチ107により、洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられた状態において第2ケース101の背面と凹部34の表面34Aとの間に隙間が生じる。第2外壁30Bはその隙間が小さくなるように第1外壁30Aに対してケース本体30の外側に盛り上がっている。
【0048】
結合部110は第1結合部111および第2結合部112を含む。第1結合部111はケース本体30の正面30Dに設けられる。一例では、第1結合部111はケース本体30の凹部34の表面34Aに設けられる。第1結合部111は磁石111A、ヨーク111B(図6参照)、および、第1収容部111C(図6参照)を含む。磁石111Aの一例はネオジウム磁石である。ヨーク111Bは磁石111Aの磁束が第2結合部112に強く作用するように磁石111Aに対してケース本体30の第2外壁30Bとは反対側に設けられる(図6参照)。ヨーク111Bの材料の一例は低炭素鋼である。第1収容部111Cは磁石111Aおよびヨーク111Bを収容できるようにケース本体30に設けられる。第1収容部111Cは第2外壁30Bおよびケース本体30内に配置された内壁30Cを含む(図6参照)。
【0049】
ケース本体30の凹部34は例えば本体ユニット10の高さ方向に延びるように形成される。凹部34の下端部34Bは配置部40の凹部41と繋がる。磁石111Aはケース本体30の第2外壁30Bのうちの凹部34の内面側に設けられる。一例では、磁石111Aは凹部34の内面側において本体ユニット10の高さ方向の中心に設けられる。このため、洗浄ユニット100を本体ユニット10に結合する結合部110の力が洗浄ユニット100の全体にバランスよく作用し、本体ユニット10と結合された洗浄ユニット100の姿勢が一層安定する。
【0050】
第2ケース101は第1外壁101Aおよび第2外壁101Bを含む。第1外壁101Aは第2ケース101の外郭を構成する。第2外壁101Bは第1外壁101Aとともに第2ケース101の外郭を構成する。第2外壁101Bは例えば第2ケース101の背面の一部に設けられる。第2外壁101Bは第1外壁101Aに取り囲まれ、第1外壁30Aに対して第2ケース101の内側に凹んでいる。第2ケース101の第2外壁101Bの形状はケース本体30の第2外壁30Bの形状にフィットする。このため、第1結合部111と第2結合部112との間に作用する磁力を強めることができる。
【0051】
第2結合部112は洗浄ユニット100に設けられる。一例では、第2結合部112はグリップ部102のうちの高さ方向の中間部の背面に設けられる。第2結合部112は強磁性体112Aおよび第2収容部112B(図6参照)を含む。強磁性体112Aの一例は冷間圧延鋼板である。このため、洗浄ユニット100が本体ユニット10から取り外された状態において第2結合部112が口腔洗浄装置1の周囲に存在する強磁性体を吸着しない。また、強磁性体112Aが第2結合部112を構成するため、第1結合部111および第2結合部112の両方が磁石を含む場合よりも製造コストが低減される。第2収容部112Bは第2外壁101Bおよび第2ケース101内に配置された内壁101Dを含む(図6参照)。
【0052】
ケース本体30の第1外壁30Aは規制部35を含む。規制部35の機能は本体ユニット10に取り付けられた洗浄ユニット100が本体ユニット10に対して下方に移動することを規制することである。規制部35は例えばケース本体30の凹部34の下端部34Bに設けられる。図示される例では、規制部35は弾性部材42により覆われている。
【0053】
第2ケース101の第1外壁101Aは接触部108を含む。接触部108は例えば第2ケース101の第2端部104の背面に設けられる。接触部108は洗浄ユニット100が本体ユニット10に対して下方に移動した場合に規制部35と接触する。このため、本体ユニット10に結合された洗浄ユニット100が自重等により本体ユニット10に対して下方に移動した場合でも、接触部108が規制部35と接触することにより本体ユニット10に対する高さ方向の位置が決められる。
【0054】
図5に示されるとおり、洗浄ユニット100は本体ユニット10に取り付けられた状態において、結合部110および規制部35により本体ユニット10に対する位置が保持される。本体ユニット10に対する洗浄ユニット100の位置が結合部110および規制部35により保持された状態において、第2ケース101の第1端面103Aが装置本体20の上面23Aと実質的に同一の平面上に配置される。
【0055】
図6は第1結合部111と第2結合部112との関係を示す。第1結合部111の磁石111Aは第1収容部111C内においてケース本体30の第2外壁30Bに固定されている。ヨーク111Bは磁石111Aに取り付けられる。ケース本体30の第2外壁30Bの厚さTA1は、本体ユニット10の高さ方向においてケース本体30の第1外壁30Aにおける第2外壁30Bの周囲の部分の厚さTA2よりも薄い。このため、第1結合部111と第2結合部112との間に作用する磁力を強めることができる。
【0056】
第2ケース101の第2外壁101Bは薄肉部101Cを含む。第2結合部112の強磁性体112Aは第2収容部112B内において第2外壁101Bの薄肉部101Cに固定されている。第2ケース101の第2外壁101Bにおける薄肉部101Cの厚さTB1は、洗浄ユニット100の高さ方向において第2ケース101の第1外壁101Aにおける第2外壁101Bの周囲の部分の厚さTB2よりも薄い。このため、第1結合部111と第2結合部112との間の作用する磁力を強めることができる。
【0057】
図7に示されるとおり、洗浄ユニット100はケース本体30の凹部34に嵌め込まれることにより本体ユニット10に取り付けられた状態を取るため、平面視における口腔洗浄装置1の2次元形状に大きな凸部が形成されにくい。このため、口腔洗浄装置1の意匠性が一層高められる。
【0058】
図8に示されるとおり、ケース本体30の第2外壁30Bの厚さTA1は、本体ユニット10の幅方向においてケース本体30の第1外壁30Aにおける第2外壁30Bの周囲の部分の厚さTA3よりも薄い。第2ケース101の第2外壁101Bにおける薄肉部101Cの厚さTB1は、洗浄ユニット100の幅方向において第2ケース101の第1外壁101Aにおける第2外壁101Bの周囲の部分の厚さTB3よりも薄い。
【0059】
図9は本体ユニット10を構成する各種の要素を分解した状態を示す。この図では、本体ユニット10の一部が省略されている。
タンク70はタンク本体71、底部72、排水口73(図7参照)、出口74(図12参照)、蓋75、および、取手76を含む。タンク本体71は洗浄液を貯留可能に設けられる。洗浄液はタンク本体71の開口71Aから注がれる。底部72はタンク本体71の底面を構成する。排水口73の機能はタンク本体71内に貯留された洗浄液を排水することである。洗浄液が排水される量はフロート弁(図示略)により調節される。排水口73は底部72の内面に設けられる。出口74は排水口73と連通するように底部72の外面に設けられる。蓋75はタンク本体71に対して着脱可能であり、タンク本体71の開口71Aを開閉する。蓋75はタンク本体71に取り付けられた状態においてタンク70の上面75Aを構成する。取手76はタンク本体71内の開口71A付近に設けられる。
【0060】
ケース本体30は支持部36を含む。支持部36の機能はタンク70の底部72を支持することである。平面視における支持部36の形状は平面視におけるタンク70の形状と相似形を有する。支持部36は給水口36Aを含む。給水口36Aはタンク70の出口74と接続可能である。タンク70が装置本体20に取り付けられることにより、タンク70の出口74が支持部36の給水口36Aに接続される。給水口36Aはポンプ31と繋がっている。このため、タンク70に貯留された洗浄液は排水口73から排水され、出口74および給水口36Aを通過してポンプ31に流入する。
【0061】
操作部50はパネル54をさらに含む。各ボタン51〜53および表示部60はパネル54に取り付けられる。第1ケース21の上蓋23は各ボタン51〜53を外部に露出させる複数の孔23Bを含む。パネル54は各ボタン51〜53が挿入される複数の孔54Aを含む。パネル54が複数のねじ55によりケース本体30に固定された後に上蓋23がケース本体30と結合される。
【0062】
口腔洗浄装置1はシール構造120をさらに含む。シール構造120の機能は第1ケース21内に水が入り込むことを抑制することである。シール構造120は第1ケース21に設けられる。口腔洗浄装置1の保護等級は例えばIP(International Protection)X7である。
【0063】
シール構造120は第1シール部121および第2シール部122を含む。第1シール部121は第1ケース21の外郭における複数のパーツ22同士の継ぎ目131A〜131Cをシールする。第1シール部121は第1シール部材121A、第2シール部材121B、第3シール部材121Cを含む。
【0064】
第1シール部材121Aの機能は上蓋23とケース本体30との継ぎ目131Aをシールすることである。第1シール部材121Aの材料の一例はゴムである。第1シール部材121Aが操作部50のパネル54とケース本体30とで挟み込まれ、パネル54がねじ55によりケース本体30に固定されることによって、上蓋23とケース本体30との継ぎ目131Aが第1シール部材121Aによりシールされる。
【0065】
第2シール部材121Bの機能は底蓋24とケース本体30との継ぎ目131Bをシールすることである。第2シール部材121Bの材料の一例はゴムである。第2シール部材121Bが底蓋24とケース本体30とで挟み込まれ、底蓋24がねじ(図示略)等によりケース本体30に固定されることによって、底蓋24とケース本体30との継ぎ目131Bが第2シール部材121Bによりシールされる。
【0066】
第3シール部材121Cの機能は配置部40とケース本体30との継ぎ目131Cをシールすることである。第3シール部材121Cの材料の一例はゴムである。第3シール部材121Cが配置部40とケース本体30とで挟み込まれ、配置部40がねじ43(図4参照)によりケース本体30に固定されることによって、配置部40とケース本体30との継ぎ目131Cが第3シール部材121Cによりシールされる。
【0067】
第2シール部122は第1ケース21と操作部50との継ぎ目132A〜132Cをシールする。第2シール部122は第1シール部材122A、第2シール部材122B、および、第3シール部材122Cを含む。
【0068】
第1シール部材122Aの機能は上蓋23と第1ボタン51との継ぎ目132Aをシールすることである。第1シール部材122Aの材料の一例はゴムである。第1シール部材122Aは例えばパネル54の孔54Aに挿入された第1ボタン51とパネル54との間をシールするように設けられる(図10参照)。第1ボタン51とパネル54との間の隙間を覆うように第1シール部材122Aが取り付けられ、上蓋23がケース本体30と結合されることにより、上蓋23と第1ボタン51との継ぎ目132Aが第1シール部材122Aによりシールされる。第2シール部材122Bの機能は上蓋23と第2ボタン52との継ぎ目132Bをシールすることである。第3シール部材122Cの機能は上蓋23と第3ボタン53との継ぎ目132Cをシールすることである。第2シール部材122Bおよび第3シール部材122Cの構成は第1シール部材122Aの構成と実質的に同じである。
【0069】
図10に示されるとおり、シール構造120はシール部材61をさらに含む。シール部材61の機能は上蓋23と表示部60との継ぎ目62をシールすることである。シール部材61の材料の一例はゴムである。シール部材61は例えば表示部60をシールするように表示部60を覆う。シール部材61が表示部60を覆うように取り付けられ、上蓋23がケース本体30と結合されることにより、上蓋23と表示部60との継ぎ目62がシール部材61によりシールされる。シール部材61は第2シール部122の一部を構成してもよい。
【0070】
図11に示されるとおり、口腔洗浄装置1は接続部81をさらに含む。接続部81は本体ユニット10とチューブ80とを接続する部分である。一例では、接続部81は配置部40の凹部41内に設けられ、ケース本体30とチューブ80との接続部分を構成する。
【0071】
シール構造120は第3シール部123をさらに含む。第3シール部123の機能は接続部81と本体ユニット10との継ぎ目133をシールすることである。第3シール部123は例えば弾性部材123Aである。弾性部材123Aの一例はOリングである。弾性部材123Aは接続部81をシールするように配置部40に設けられる。第3シール部123が接続部81と配置部40とで挟み込まれ、接続部81がねじ82により配置部40を介してケース本体30に固定されることによって、接続部81と本体ユニット10との継ぎ目133が第3シール部123によりシールされる。口腔洗浄装置1はポンプ31とチューブ80とを接続する流路31Aから本体ユニット10内への水漏れを抑制する2つの弾性部材123B、123Cをさらに含む。弾性部材123B、123Cの一例はOリングである。
【0072】
口腔洗浄装置1はポンプ収容部37をさらに含む。ポンプ収容部37の機能はポンプ31を収容することである。ポンプ収容部37は例えばケース本体30の支持部36内に設けられる。ポンプ収容部37は支持部36の外壁36Bにより構成される。ポンプ収容部37はポンプ31を支持するポンプ支持部37Aを含む。ポンプ収容部37およびポンプ支持部37Aはケース本体30の一部であり、ケース本体30の他の部分と同様に樹脂材料により構成された部分である。ポンプ支持部37Aは外壁36Bの内面に設けられたリブ(図示略)を含む。ポンプ31は例えば結合手段によりリブに固定されている。結合手段はポンプ31およびリブのそれぞれに形成された嵌合構造を含む。結合手段の一例は複数のねじ38である。
【0073】
図12に示されるとおり、シール構造120は第4シール部124をさらに含む。第4シール部124の機能はケース本体30の給水口36Aをシールすることである。第4シール部124は弾性部材124Aである。弾性部材124Aの一例はOリングである。第4シール部124が給水口36A内に嵌め込まれることにより、給水口36Aが第4シール部124によりシールされる。このため、タンク70が装置本体20から取り外された状態においても本体ユニット10内に水が入り込みにくい。
【0074】
口腔洗浄装置1はタンク70の出口74とケース本体30の給水口36Aとの間をシールする弾性部材124Bをさらに含む。弾性部材124Bの一例はOリングである。弾性部材124Bはタンク70の出口74の周囲に固定されている。タンク70が装置本体20に取り付けられた状態において、タンク70の出口74から吐出された洗浄液が外部に漏れることが弾性部材124Bにより抑制される。
【0075】
シール構造120は第5シール部125をさらに含む(図5参照)。第5シール部125は防水層125Aを構成する。防水層125Aの機能は電源回路33を被覆することである。防水層125Aは例えばポッティング加工により形成された樹脂層である。一例では、防水層125Aを構成する樹脂はウレタン樹脂を含む。このため、電源回路33の防水性が一層高められる。図5の二点鎖線は防水層125Aを示している。
【0076】
図13に示されるとおり、装置本体20は配線通路25をさらに含む。配線通路25は第1ケース21内から引き出された電源コードPCを保持する通路である。配線通路25は底蓋24の底面24Aに設けられる。一例では、配線通路25は二股に分岐している。配線通路25は第1出口25Aおよび第2出口25Bを含む。各出口25A、25Bは装置本体20から電源コードPCが引き出される部分である。第1出口25Aおよび第2出口25Bは、装置本体20の幅方向の中心線に対して線対称の関係を有する。各出口25A、25Bは例えば底蓋24の側方に設けられる。図示される例では、電源コードPCは第1出口25Aから引き出されている。このため、口腔洗浄装置1の設置が電源コードPCにより制限されにくい。
【0077】
図14に示されるとおり、装置本体20は引出部26をさらに含む。引出部26は第1ケース21内から電源コードPCが引き出される部分である。引出部26は底蓋24の底面24Aに設けられる。
【0078】
シール構造120は第6シール部126をさらに含む。第6シール部126は引出部26における底蓋24と電源コードPCとの間をシールする。第6シール部126はブッシング126Aおよびシール部材126Bを含む。ブッシング126Aは引出部26に挿入できるように電源コードPCに設けられる。一例では、ブッシング126Aは電源コードPCと一体成形されている。シール部材126Bの機能はブッシング126Aと引出部26との間をシールすることである。シール部材126Bの一例はOリングである。シール部材126Bがブッシング126Aと引出部26とで挟み込まれ、ブッシング126Aがねじ126Cにより底蓋24に固定されることによって、ブッシング126Aと引出部26との間がシール部材126Bによりシールされる。シール構造120は第1シール部121〜第6シール部126を含むことによりIPX7等級を満たす。このため、本体ユニット10が水に漬けられた場合においても本体ユニット10内に水が入り込みにくく、本体ユニット10を効率的に洗浄できる。
【0079】
図1を参照して、口腔洗浄装置1の使用手順の一例について説明する。
口腔洗浄装置1は例えばユーザにより次のように使用される。第1手順では、所定量の洗浄液がタンク70内に注がれ、タンク70が装置本体20に取り付けられる。第2手順では、本体ユニット10の第1ボタン51が操作されることにより口腔洗浄装置1の電源がオンに設定される。口腔洗浄装置1の電源がオンに設定されることにより、ポンプ31(図7参照)が駆動し始める。第3手順では、洗浄ユニット100が本体ユニット10から取り外され、ノズル105の吐出口105Aが口腔内に向けられる。第4手順では、洗浄ユニット100の操作部106が操作されることにより吐出口105Aから洗浄液が吐出される。このため、吐出口105Aから吐出された洗浄液により口腔内が洗浄される。第5手順では、口腔洗浄装置1による口腔内の洗浄が中断または終了されることにより、洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられる。第5手順において口腔洗浄装置1による口腔内の洗浄が中断された場合、第3手順〜第5手順が繰り返し実施される。
【0080】
洗浄液が吐出口105Aから吐出される過程において、ポンプ31から吐出された洗浄液がチューブ80内を通過するため、チューブ80を流れる洗浄液の水圧等の影響によりチューブ80が振動する。チューブ80の振動の大きさはポンプ31から吐出される洗浄液の水圧の大きさに依存する。このため、振動するチューブ80が本体ユニット10と接触する。一方、口腔洗浄装置1ではチューブ80が接触しやすい配置部40に弾性部材42が設けられているため、チューブ80の振動が弾性部材42により吸収される。このため、チューブ80が摩耗しにくい。また、チューブ80と配置部40との接触により発生する音が小さくなる。さらに、平面視における本体ユニット10の2次元形状が円、かつ、本体ユニット10の3次元形状が円柱体であるため、チューブ80が本体ユニット10と接触しても本体ユニット10とチューブ80との接触面積が狭くなる。このため、チューブ80が本体ユニット10と接触した状態においてポンプ31が駆動した場合でもチューブ80が摩耗しにくい。
【0081】
洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられるとき、洗浄ユニット100が本体ユニット10に近づけられることによって結合部110の磁力により洗浄ユニット100が本体ユニット10と結合される。このため、本体ユニット10に対する洗浄ユニット100の位置を正確に合わせなくても洗浄ユニット100を本体ユニット10に取り付けることができる。
【0082】
(変形例)
実施の形態に関する説明は本開示に関する口腔洗浄装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本開示は実施の形態以外に例えば以下に示される実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
【0083】
・第6シール部126の構成は任意に変更可能である。第1例では、図15に示されるとおり、ブッシング126Aが引出部26に対して超音波溶着、圧入、または、圧接されることにより、ブッシング126Aと引出部26との間がシールされる。第2例では、電源コードPCは底蓋24と一体成形されることによって底蓋24と電源コードPCとの間がシールされる。
【0084】
・シール構造120の構成は任意に変更可能である。第1例では、第1シール部121は第1シール部材121A、第2シール部材121B、および、第3シール部材121Cのうちの少なくとも1つを省略した形態を取り得る。第2例では、第2シール部122は第1シール部材122A、第2シール部材122B、および、第3シール部材122Cのうちの少なくとも1つを省略した形態を取り得る。第3例では、シール構造120は第1シール部121、第2シール部122、第3シール部123、第4シール部124、第5シール部125、および、第6シール部126のうちの少なくとも1つを省略した形態を取り得る。
【0085】
・平面視における本体ユニット10の2次元形状は任意に変更可能である。一例では、平面視における本体ユニット10の2次元形状は角を含む形状である。
・装置本体20の上面23Aとタンク70の上面75Aとの関係は任意に変更可能である。第1例では、装置本体20の上面23Aはタンク70の上面75Aよりも高い。第2例では、装置本体20の上面23Aはタンク70の上面75Aよりも低い。第3例では、タンク70の上面75Aが本体ユニット10の上面の全部を構成するように、タンク70の上面75Aの一部が装置本体20の上面23Aを覆う。第4例では、装置本体20の上面23Aが本体ユニット10の上面の全部を構成するように、装置本体20の上面23Aの一部がタンク70の上面75Aを覆う。第5例では、タンク70が装置本体20の上面23Aに着脱可能に設けられる。なお、装置本体20の上面23Aとタンク70の上面75Aとの関係は、タンク70が装置本体20に取り付けられた状態における関係を示す。
【0086】
・第2ケース101の第1端面103Aと装置本体20の上面23Aとの関係は任意に変更可能である。第1例では、第1端面103Aは装置本体20の上面23Aよりも高い。第2例では、第1端面103Aは装置本体20の上面23Aよりも低い。なお、第2ケース101の第1端面103Aと装置本体20の上面23Aとの関係は、洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられた状態における関係を示す。
【0087】
・ケース本体30の凹部34と配置部40の凹部41との関係は任意に変更可能である。一例では、ケース本体30の凹部34は本体ユニット10の幅方向において配置部40の凹部41に対してずれた位置に設けられる。この例における第2ケース101は、洗浄ユニット100が本体ユニット10に取り付けられた状態において第2端部104が配置部40と面しない。なお、第2ケース101の第2端部104が配置部40と面しない構成は、第2ケース101の長さを短くする構成を含む。
【0088】
・弾性部材42の構成は任意に変更可能である。第1例では、第1弾性部材42Aは開口41Aの縁41Bの一部に設けられる。第2例では、第2弾性部材42Bが凹部41の内周面41Cの一部に設けられる。第3例では、第2弾性部材42Bが凹部41の底面41Dの一部に設けられる。第4例では、弾性部材42は第1弾性部材42Aおよび第2弾性部材42Bの少なくとも一方を省略した形態を取り得る。
【0089】
・ケース本体30の第1外壁30Aは規制部35を省略した形態を取り得る。この例によれば、洗浄ユニット100は本体ユニット10に取り付けられた状態において、結合部110だけにより本体ユニット10に対する位置が保持される。第2ケース101の第1外壁101Aは接触部108を省略した形態を取り得る。
【0090】
・磁石111Aが凹部34において本体ユニット10の高さ方向の中心に設けられるか否かは任意に変更可能である。第1例では、磁石111Aは凹部34において本体ユニット10の高さ方向の上方側に設けられる。第2例では、磁石111Aは凹部34において本体ユニット10の高さ方向の下方側に設けられる。
【0091】
・磁石111Aが第1収容部111C内に設けられるか否かは任意に変更可能である。一例では、磁石111Aは凹部34の外面側に設けられる。この例によれば、第1収容部111Cが第1結合部111から省略される。なお、ケース本体30は凹部34を省略した形態を取り得る。
【0092】
・強磁性体112Aが第2収容部112B内に設けられるか否かは任意に変更可能である。一例では、強磁性体112Aは第2ケース101の外面側に設けられる。この例によれば、第2収容部112Bが第2結合部112から省略される。
【0093】
・ケース本体30の第2外壁30Bの厚さTA1とケース本体30の第1外壁30Aにおける第2外壁30Bの周囲の部分の厚さTA2、TA3との関係は任意に変更可能である。第1例では、厚さTA1は厚さTA2、TA3の少なくとも一方と実質的に同じ厚さである。第2例では、厚さTA1は厚さTA2、TA3の少なくとも一方よりも厚い。
【0094】
・第2ケース101の第2外壁101Bにおける薄肉部101Cの厚さTB1と第2ケース101の第1外壁101Aにおける第2外壁101Bの周囲の部分の厚さTB2、TB3との関係は任意に変更可能である。第1例では、厚さTB1は厚さTB2、TB3の少なくとも一方と実質的に同じ厚さである。第2例では、厚さTB1は厚さTB2、TB3の少なくとも一方よりも厚い。
【0095】
・結合部110の構成は任意に変更可能である。第1例では、第1結合部111が強磁性体を含み、第2結合部112が磁石を含む。この例によれば、第1結合部111および第2結合部112の両方が磁石を含む場合よりも製造コストが低減される。第2例では、第1結合部111が磁石111Aを含み、第2結合部112が磁石111Aと引き合う磁石を含む。結合部110に含まれる磁石は電磁石でもよい。第3例では、結合部110は本体ユニット10と洗浄ユニット100とを物理的に結合する。物理的な結合の一例として、第1結合部111および第2結合部112の一方がフックを含み、第1結合部111および第2結合部112の他方がフックと結合可能な引掛部を含む。口腔洗浄装置1は結合部110を省略した形態を取り得る。
【0096】
・操作部50が装置本体20の上面23Aに設けられるか否かは任意に変更可能である。一例では、操作部50は装置本体20の側面に設けられる。
・表示部60が装置本体20の上面23Aに設けられるか否かは任意に変更可能である。一例では、表示部60は装置本体20の側面に設けられる。口腔洗浄装置1は表示部60を省略した形態を取り得る。
【0097】
・変形例の口腔洗浄装置200は以下に説明する点において実施の形態の口腔洗浄装置1と相違し、その他の点において実施の形態の口腔洗浄装置1と実質的に同じ構成を備える。なお、変形例の口腔洗浄装置200の説明は実施の形態の口腔洗浄装置1と共通する構成に同一の符号を付し、その構成の説明の一部または全部を省略する。
【0098】
図16に示される口腔洗浄装置200は本体ユニット210、チューブ80、洗浄ユニット220、および、電源コードPCを含む。本体ユニット210は装置本体211、支持台212、タンク213、および、操作部214を含む。装置本体211、タンク213、操作部214、および、洗浄ユニット220の構成は、実施の形態の装置本体20、タンク70、操作部50、および、洗浄ユニット100の構成と実質的に同じである。タンク213は装置本体211の上部に着脱可能に設けられる。支持台212は洗浄ユニット220を載せる台であり、装置本体211と一体的に設けられる。一例では、洗浄ユニット220が支持台212に載せられることにより、洗浄ユニット220と本体ユニット210とが磁力により結合する。
【0099】
本体ユニット210は配置部215をさらに含む。配置部215は洗浄ユニット100が本体ユニット210に取り付けられた状態においてチューブ80を配置できるように本体ユニット10に設けられる。一例では、支持台212に載せられた洗浄ユニット220、装置本体211の側面211A、支持台212の上面212A、および、タンク213の側面213Aにより囲まれた部分が配置部215を構成する。
【0100】
口腔洗浄装置200は弾性部材230をさらに含む。図16においてドットが表示された部分は弾性部材230を示す。弾性部材230を構成する材料の一例はチューブ80と接触してもチューブ80が摩耗しにくい弾性材料である。この弾性材料の一例はエラストマである。弾性部材230は配置部215に設けられる。弾性部材230は第1弾性部材231、第2弾性部材232、および、第3弾性部材233を含む。第1弾性部材231は装置本体211の側面211Aに設けられる。第2弾性部材232は支持台212の上面212Aに設けられる。第3弾性部材233はタンク213の側面213Aに設けられる。チューブ80が接触しやすい配置部215に弾性部材230が設けられるため、チューブ80が振動した場合にその振動が弾性部材230により吸収される。このため、チューブ80が摩耗しにくい。なお、弾性部材230は第1弾性部材231、第2弾性部材232、および、第3弾性部材233のうちの1つまたは2つを省略した形態を取り得る。
【0101】
口腔洗浄装置200は接続部81および弾性部材240をさらに含む。接続部81は配置部215に設けられる。弾性部材240の一例はOリングである。弾性部材240は接続部81をシールするように配置部215に設けられる。このため、接続部81から本体ユニット210内に水が入り込みにくい。
【産業上の利用可能性】
【0102】
本開示に関する口腔洗浄装置は、家庭用および業務用をはじめとする各種の口腔洗浄装置に利用できる。
【符号の説明】
【0103】
1 :口腔洗浄装置
10 :本体ユニット
21 :第1ケース
30A :第1外壁
30B :第2外壁
31 :ポンプ
34 :凹部
35 :規制部
40 :配置部
41 :凹部
80 :チューブ
100 :洗浄ユニット
110 :結合部
101 :第2ケース
101A:第1外壁
101B:第2外壁
102 :グリップ部
103 :第1端部
103A:第1端面
104 :第2端部
105 :ノズル
111 :第1結合部
111A:磁石
111C:第1収容部
112 :第2結合部
112A:強磁性体
112B:第2収容部
TA1 :厚さ
TA2 :厚さ
TA3 :厚さ
TB1 :厚さ
TB2 :厚さ
TB3 :厚さ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
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図11
図12
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図16