特開2020-203292IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

スポット溶接方法に関する。本発明は、特には、短時間で散りの発生なく適正なナゲット形成が可能なスポット溶接方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 より確実に散りの発生を防止し、スポット溶接の適正電流範囲を拡大しうるスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】 鉄を主成分とする2枚以上の金属板を重ね合わせて溶接するスポット溶接方法であって、10kA以上25kAの以下の第一電流で、2〜50msec通電する第一通電工程と、5〜100msecの冷却工程と、5kA以上25kA以下の第二電流で、20〜200msec通電する第二通電工程とを含む、方法、並びに当該方法により製造されたスポット溶接継手。
【選択図】 図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら特許文献1に開示された電極チップでは、同一電極内に特性が異なる2つの材料が含まれているため製作方法が煩雑になる。また、連続使用に伴う表面の劣化が、2つの材料間で異なるため、連続使用による電極材質の安定性が悪いという欠点を有する。特許文献2では、加圧力の制御を個別にするということで、溶接装置が煩雑になるという欠点を有する。また溶接部の径が大きくなるため溶接領域が限定される箇所に適用することは困難である。さらに、特許文献3では、焼戻しにより硬さ低減のばらつきを抑制し、高い耐遅れ破壊特性を安定して得ることができるものの、散りの発生を抑えることができる方法についての開示はない。 本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、特別な器具を必要とせずに簡便に散りの無いスポット溶接方法を提供する。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは鋭意検討の結果、所定の高電流を短時間で通電する二段階通電により課題を解決し得ることに想到し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
本発明のスポット溶接方法によれば、表面散り及び中散りの発生や、ナゲット中へのボイド混入を抑制し、短時間で良好な特性を備えるスポット溶接継ぎ手を製造することが可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の一溶接方法を実施することができるスポット溶接装置を概念的に示す説明図である。

【図2】図2は、本発明の一溶接方法における、通電波形の模式図である。

【図3】図3は、本発明の一溶接方法における、金属板の加熱状態を模式的に説明する図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1a、1b 金属板、2 ナゲット   10 スポット溶接装置、11 サーボガン、12 固定アーム、13 電源・制御部   14 連結ロッド、15、18 シャンク、16 上部電極、17 下部電極   W 冷却水、Fa、Fb 加圧力、s 板−板間接触部、e 電極端接触部

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