特開2020-203372(P2020-203372A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-203372(P2020-203372A)
(43)【公開日】2020年12月24日
(54)【発明の名称】アルミ合金材料表面処理技術
(51)【国際特許分類】
   B24C 1/10 20060101AFI20201127BHJP
   B24C 5/00 20060101ALI20201127BHJP
【FI】
   B24C1/10 E
   B24C5/00
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-148639(P2019-148639)
(22)【出願日】2019年8月13日
(31)【優先権主張番号】201910523250.6
(32)【優先日】2019年6月17日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】汪賢女
(57)【要約】
【課題】本発明はアルミ合金材料表面処理技術を開示した。
【解決手段】
保護板を含み、前記保護板の中には下方に開口した伝動空間が設置され、前記伝動空間の下端内壁には丸薬箱がスライドできるように連結され、前記丸薬箱の中には異なるサイズの丸薬を保存した収納空間が設置され、前記伝動空間の頂端内壁には前記収納空間まで延びており、且つ収納空間を貫通した伝動軸が回転できるように連結され、前記伝動軸には前記伝動空間の中に位置した選択スイッチが設置され、前記選択スイッチは射出された丸薬のサイズを予め設定でき、前記選択スイッチは前記伝動軸と回転できるように連結された予め設定箱を含み、前記予め設定箱の中には選択空間が設置される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
保護板を含み、前記保護板の中には下方に開口した伝動空間が設置され、前記伝動空間の下端内壁には丸薬箱がスライドできるように連結され、前記丸薬箱の中には異なるサイズの丸薬を保存した収納空間が設置され、前記伝動空間の頂端内壁には前記収納空間まで延びており、且つ収納空間を貫通した伝動軸が回転できるように連結され、前記伝動軸には前記伝動空間の中に位置した選択スイッチが設置され、前記選択スイッチは射出された丸薬のサイズを予め設定でき、前記選択スイッチは前記伝動軸と回転できるように連結された予め設定箱を含み、
前記予め設定箱の中には選択空間が設置され、前記選択空間が自身内部の部品と前記伝動軸に固定的に連結された部品とにより弾き動かしを実現でき、前記伝動軸には実行バルブが回転できるように連結され、前記実行バルブは前記収納空間の頂端内壁と回転できるように連結されたスリーブを含み、前記スリーブと前記伝動軸とが嵌めるように連結され、前記スリーブと前記予め設定箱の下側端面とが固定的に連結され、前記選択スイッチが前記実行バルブを制御できるようにさせ、前記収納空間の右側内壁には丸薬を補充できる補充装置が設置され、前記伝動軸には前記丸薬箱の下側に位置した減速射出装置が設置され、前記減速射出装置は伝動軸と回転できるように連結された遊星キャリアを含み、前記遊星キャリアには左右対称な遊星歯車が回転できるように連結され、
前記伝動軸には前記遊星歯車と噛み合うように連結された太陽歯車が設置され、前記丸薬箱の下側には、内環壁面が前記遊星歯車と噛み合うように連結された射出環が設置され、回転速度減速射出を実現し、前記伝動軸には前記射出環の下端に位置したレール板が回転できるように連結され、前記レール板には前記減速射出装置を制御する指定方向ドア開け装置が設置され、射出された丸薬の方向と部品の表面とが垂直であることを保証し、前記保護板の後端には設備と部品との距離が一定であることを保証する移動装置が固定的に連結されていることを特徴とするアルミ合金材料表面処理技術。
【請求項2】
前記伝動空間の頂端内壁には前記伝動軸と伝動できるように連結された電動機が嵌められていることを特徴とする請求項1に記載のアルミ合金材料表面処理技術。
【請求項3】
前記保護板の円周側の端面には三つの指圧溝が設置され、前記指圧溝は左側に二つと右側に一つであるように配置され、また右側の指圧溝の直径は左側の指圧溝のより大きいことを特徴とする請求項1に記載のアルミ合金材料表面処理技術。
【請求項4】
前記選択スイッチは前記選択空間の内壁に環状に配列するように配置された六つの当接ロッドを含み、前記当接ロッドには円心に近接した端から外側まで延びており、且つ距離がだんだん長くなった四つのスライド溝が設置され、前記スライド溝が上方に開口しており、且つ円周方向が連通しており、前記伝動軸には前記選択空間の中に位置したスライドレールが環状に配列するように設置され、前記スライドレールの下側と前記選択空間の底端内壁との間にはトーションばねが連結され、前記スライドレールの中には遠心ロッドがスライドできるように連結され、前記遠心ロッドと前記伝動軸との間には引っ張りバネが連結され、前記遠心ロッドには前記スライド溝とスライドできるように連結された弾きロッドが設置されていることを特徴とする請求項1に記載のアルミ合金材料表面処理技術。
【請求項5】
前記実行バルブは前記収納空間の底端内壁に連通するように設置された中心対称な四つの落ち穴を含み、前記スリーブの下端には前記収納空間の中に位置した丸薬分け輪が設置され、前記丸薬分け輪には中心対称な四つの連結ロッドが設置され、前記連結ロッドにおいて円心から離れている端の末端には前記落ち穴をカバーできる選別板が設置されていることを特徴とする請求項1に記載のアルミ合金材料表面処理技術。
【請求項6】
前記補充装置は前記収納空間の左側内壁に連通するように設置されたノッチを含み、前記ノッチの下側内壁には凹溝が連通するように設置され、前記凹溝の中には前記ノッチを密封できる蓋板がスライドできるように連結され、前記蓋板の上側には握りロッドが設置され、前記蓋板の下側と前記凹溝の底端内壁との間には圧縮ばねが連結されていることを特徴とする請求項1に記載のアルミ合金材料表面処理技術。
【請求項7】
前記減速射出装置は、前記射出環の中に設置され且つ上方に開口した受け環溝を含み、前記受け環溝が前記落ち穴の下端に位置しており、前記受け環溝の下側端面には環状に配列するように配置された六つの区分管が連通するように設置され、各前記区分管には時計回り方向に順次に小さくなる四つの皿穴があり、前記区分管において対称中心から離れている側の内壁には上下に配置された二つの発射口が連通するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載のアルミ合金材料表面処理技術。
【請求項8】
前記指定方向ドア開け装置は前記区分管の底端内壁とスライドできるように連結されたバルブを含み、前記バルブが前記発射口を覆うことができ、それにより丸薬の射出を制限し、前記伝動軸には前記射出環の下端に位置したレール板が回転できるように連結され、前記レール板の上側端面には上方に開口したロック解除溝が設置され、前記ロック解除溝と前記バルブとが当接しており、前記レール板には前記バルブと当接したベルトが設置され、前記ベルトが環状に配置され、且つ前記ベルトの左側には前記ロック解除溝の開口の長さと同じであるノッチが設置されていることを特徴とする請求項7に記載のアルミ合金材料表面処理技術。
【請求項9】
前記移動装置は前記保護板の後側端面と固定的に連結された支持枠を含み、前記支持枠の後端には壁接触板が設置され、前記壁接触板の後側端面には部品の表面とスライドできるように連結されることができる四つのボールが配列するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアルミ合金材料表面処理技術。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は金属表面洗浄技術分野を取り上げて、具体的にはアルミ合金材料表面処理技術である。
【背景技術】
【0002】
外国から輸入されたショットマシンのヘッドは、円弧状の頂部板と両側の円弧状の頂を持つ扇状サイド板とによりドーム型の逆扇形の噴射空間が構成され、作動するとき、遠心力の作用により丸薬を射出するが、同じ軸では、角速度が同じ場合、線速度は半径に正比例し、従って、円心から離れている端の丸薬の運動エネルギーは、円心に近接している端の運動エネルギーより大きく、それにより材料対する衝撃力が異なり、材料の表面に損害を与え、また従来のショットマシンは単一サイズの丸薬しか射出できなく、射出の密度と粗さを変更できなく、それらのパラメーターも予め設定できなく、本願発明は上記問題を解決できる装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106891057号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
技術問題:従来のショットマシンは射出された丸薬のサイズを予め設定できなく、それによりアルミ合金表面の洗浄密度と処理後の粗さに影響を与え、また異なる出発点から射出された丸薬がもたらした金属表面に対する衝撃力が異なり、材料を損傷する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
アルミ合金材料表面処理技術は、保護板を含み、前記保護板の中には下方に開口した伝動空間が設置され、前記伝動空間の下端内壁には丸薬箱がスライドできるように連結され、前記丸薬箱の中には異なるサイズの丸薬を保存した収納空間が設置され、前記伝動空間の頂端内壁には前記収納空間まで延びており、且つ収納空間を貫通した伝動軸が回転できるように連結され、前記伝動軸には前記伝動空間の中に位置した選択スイッチが設置され、前記選択スイッチは射出された丸薬のサイズを予め設定でき、前記選択スイッチは前記伝動軸と回転できるように連結された予め設定箱を含み、前記予め設定箱の中には選択空間が設置され、前記選択空間が自身内部の部品と前記伝動軸に固定的に連結された部品とにより弾き動かしを実現でき、前記伝動軸には実行バルブが回転できるように連結され、前記実行バルブは前記収納空間の頂端内壁と回転できるように連結されたスリーブを含み、前記スリーブと前記伝動軸とが嵌めるように連結され、前記スリーブと前記予め設定箱の下側端面とが固定的に連結され、前記選択スイッチが前記実行バルブを制御できるようにさせ、前記収納空間の右側内壁には丸薬を補充できる補充装置が設置され、前記伝動軸には前記丸薬箱の下側に位置した減速射出装置が設置され、前記減速射出装置は伝動軸と回転できるように連結された遊星キャリアを含み、前記遊星キャリアには左右対称な遊星歯車が回転できるように連結され、前記伝動軸には前記遊星歯車と噛み合うように連結された太陽歯車が設置され、前記丸薬箱の下側には、内環壁面が前記遊星歯車と噛み合うように連結された射出環が設置され、回転速度減速射出を実現し、前記伝動軸には前記射出環の下端に位置したレール板が回転できるように連結され、前記レール板には前記減速射出装置を制御する指定方向ドア開け装置が設置され、射出された丸薬の方向と部品の表面とが垂直であることを保証し、前記保護板の後端には設備と部品との距離が一定であることを保証する移動装置が固定的に連結されている。
【0006】
優選的には、前記伝動空間の頂端内壁には前記伝動軸と伝動できるように連結された電動機が嵌められている。
【0007】
優選的には、前記保護板の円周側の端面には三つの指圧溝が設置され、前記指圧溝は左側に二つと右側に一つであるように配置され、また右側の指圧溝の直径は左側の指圧溝のより大きい。
【0008】
優選的には、前記選択スイッチは前記選択空間の内壁に環状に配列するように配置された六つの当接ロッドを含み、前記当接ロッドには円心に近接した端から外側まで延びており、且つ距離がだんだん長くなった四つのスライド溝が設置され、前記スライド溝が上方に開口しており、且つ円周方向が連通しており、前記伝動軸には前記選択空間の中に位置したスライドレールが環状に配列するように設置され、前記スライドレールの下側と前記選択空間の底端内壁との間にはトーションばねが連結され、前記スライドレールの中には遠心ロッドがスライドできるように連結され、前記遠心ロッドと前記伝動軸との間には引っ張りバネが連結され、前記遠心ロッドには前記スライド溝とスライドできるように連結された弾きロッドが設置されている。
【0009】
前記実行バルブは前記収納空間の底端内壁に連通するように設置された中心対称な四つの落ち穴を含み、前記スリーブの下端には前記収納空間の中に位置した丸薬分け輪が設置され、前記丸薬分け輪には中心対称な四つの連結ロッドが設置され、前記連結ロッドにおいて円心から離れている端の末端には前記落ち穴をカバーできる選別板が設置されている。
【0010】
前記補充装置は前記収納空間の左側内壁に連通するように設置されたノッチを含み、前記ノッチの下側内壁には凹溝が連通するように設置され、前記凹溝の中には前記ノッチを密封できる蓋板がスライドできるように連結され、前記蓋板の上側には握りロッドが設置され、前記蓋板の下側と前記凹溝の底端内壁との間には圧縮ばねが連結されている。
【0011】
前記減速射出装置は、前記射出環の中に設置され且つ上方に開口した受け環溝を含み、前記受け環溝が前記落ち穴の下端に位置しており、前記受け環溝の下側端面には環状に配列するように配置された六つの区分管が連通するように設置され、各前記区分管には時計回り方向に順次に小さくなる四つの皿穴があり、前記区分管において対称中心から離れている側の内壁には上下に配置された二つの発射口が連通するように設置されている。
【0012】
前記指定方向ドア開け装置は前記区分管の底端内壁とスライドできるように連結されたバルブを含み、前記バルブが前記発射口を覆うことができ、それにより丸薬の射出を制限し、前記伝動軸には前記射出環の下端に位置したレール板が回転できるように連結され、前記レール板の上側端面には上方に開口したロック解除溝が設置され、前記ロック解除溝と前記バルブとが当接しており、前記レール板には前記バルブと当接したベルトが設置され、前記ベルトが環状に配置され、且つ前記ベルトの左側には前記ロック解除溝の開口の長さと同じであるノッチが設置されている。
【0013】
前記移動装置は前記保護板の後側端面と固定的に連結された支持枠を含み、前記支持枠の後端には壁接触板が設置され、前記壁接触板の後側端面には部品の表面とスライドできるように連結されることができる四つのボールが配列するように配置されている。
【発明の効果】
【0014】
本願発明の有益な効果は:本願発明は統一の円環内の異なる直径のサイズの皿穴構造を採用し、丸薬の出発点を同じようにさせ、それにより遠心力が同じであり、また異なる回転速度での遠心力が異なることにより、滑り出した弾きロッドの距離が異なり、丸薬のサイズを予め設定し、設備内には異なる直径の丸薬を充填でき、上記の弾きロッドの構造を利用し小さいから大きいまでの射出を実現し、太陽歯車と遊星歯車とのセットの噛合伝動を利用し、高速入力軸を減速し、また丸薬を射出し、材料を保護し、一定方向にバルブを開閉する構造を採用し、射出された丸薬と加工部品表面との垂直度を保証する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
下記に図1〜6をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0016】
図1図1は本願発明のアルミ合金材料表面処理技術の全体構造概略図
図2図2図1のA―A方向の構造概略図
図3図3図1のB―B方向の構造概略図
図4図4図1のC―C方向の構造概略図
図5図5図1のD―D方向の構造概略図
図6図6図1のE―E方向の構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0017】
本願発明はアルミ合金材料表面処理技術に関わり、主にアルミ合金材料表面ショットブラスト処理過程に応用され、下記に本願発明の図面に合わせて更に説明する:
【0018】
本願発明の前記アルミ合金材料表面処理技術は、保護板11を含み、前記保護板11の中には下方に開口した伝動空間12が設置され、前記伝動空間12の下端内壁には丸薬箱43がスライドできるように連結され、前記丸薬箱43の中には異なるサイズの丸薬を保存した収納空間42が設置され、前記伝動空間12の頂端内壁には前記収納空間42まで延びており、且つ収納空間42を貫通した伝動軸15が回転できるように連結され、前記伝動軸15には前記伝動空間12の中に位置した選択スイッチ901が設置され、前記選択スイッチ901は射出された丸薬のサイズを予め設定でき、前記選択スイッチ901は前記伝動軸15と回転できるように連結された予め設定箱13を含み、前記予め設定箱13の中には選択空間17が設置され、前記選択空間17が自身内部の部品と前記伝動軸15に固定的に連結された部品とにより弾き動かしを実現でき、前記伝動軸15には実行バルブ902が回転できるように連結され、前記実行バルブ902は前記収納空間42の頂端内壁と回転できるように連結されたスリーブ44を含み、前記スリーブ44と前記伝動軸15とが嵌めるように連結され、前記スリーブ44と前記予め設定箱13の下側端面とが固定的に連結され、前記選択スイッチ901が前記実行バルブ902を制御できるようにさせ、前記収納空間42の右側内壁には丸薬を補充できる補充装置903が設置され、前記伝動軸15には前記丸薬箱43の下側に位置した減速射出装置904が設置され、前記減速射出装置904は伝動軸15と回転できるように連結された遊星キャリア31を含み、前記遊星キャリア31には左右対称な遊星歯車29が回転できるように連結され、前記伝動軸15には前記遊星歯車29と噛み合うように連結された太陽歯車30が設置され、前記丸薬箱43の下側には、内環壁面が前記遊星歯車29と噛み合うように連結された射出環32が設置され、回転速度減速射出を実現し、前記伝動軸15には前記射出環32の下端に位置したレール板28が回転できるように連結され、前記レール板28には前記減速射出装置904を制御する指定方向ドア開け装置905が設置され、射出された丸薬の方向と部品の表面とが垂直であることを保証し、前記保護板11の後端には設備と部品との距離が一定であることを保証する移動装置906が固定的に連結されている。
【0019】
有益的には、前記伝動空間12の頂端内壁には前記伝動軸15と伝動できるように連結された電動機14が嵌められている。
【0020】
有益的には、前記保護板11の円周側の端面には三つの指圧溝18が設置され、前記指圧溝18は左側に二つと右側に一つであるように配置され、また右側の指圧溝18の直径は左側の指圧溝18のより大きく、それにより手の握りと取りに適応する。
【0021】
前記選択スイッチ901は前記選択空間17の内壁に環状に配列するように配置された六つの当接ロッド46を含み、前記当接ロッド46には円心に近接した端から外側まで延びており、且つ距離がだんだん長くなった四つのスライド溝45が設置され、前記スライド溝45が上方に開口しており、且つ円周方向が連通しており、前記伝動軸15には前記選択空間17の中に位置したスライドレール50が環状に配列するように設置され、前記スライドレール50の下側と前記選択空間17の底端内壁との間にはトーションばね16が連結され、前記スライドレール50の中には遠心ロッド49がスライドできるように連結され、前記遠心ロッド49と前記伝動軸15との間には引っ張りバネ48が連結され、前記遠心ロッド49には前記スライド溝45とスライドできるように連結された弾きロッド47が設置され、前記弾きロッド47が異なる回転速度で異なる遠心力によって延びた長さが異なり、その過程では、当接ロッド46の回転をプッシュする回数が異なり、それにより予め設定箱13を回転させる。
【0022】
前記実行バルブ902は前記収納空間42の底端内壁に連通するように設置された中心対称な四つの落ち穴38を含み、前記スリーブ44の下端には前記収納空間42の中に位置した丸薬分け輪41が設置され、前記丸薬分け輪41には中心対称な四つの連結ロッド40が設置され、前記連結ロッド40において円心から離れている端の末端には前記落ち穴38をカバーできる選別板39が設置され、前記選別板39と前記落ち穴38との間の位置変化により、二つのものの間に生成された抜き穴を変化させ、異なるサイズの丸薬を送り出す。
【0023】
前記補充装置903は前記収納空間42の左側内壁に連通するように設置されたノッチ20を含み、前記ノッチ20の下側内壁には凹溝23が連通するように設置され、前記凹溝23の中には前記ノッチ20を密封できる蓋板21がスライドできるように連結され、前記蓋板21の上側には握りロッド19が設置され、前記蓋板21の下側と前記凹溝23の底端内壁との間には圧縮ばね22が連結されている。
【0024】
前記減速射出装置904は、前記射出環32の中に設置され且つ上方に開口した受け環溝37を含み、前記受け環溝37が前記落ち穴38の下端に位置しており、前記受け環溝37の下側端面には環状に配列するように配置された六つの区分管33が連通するように設置され、各前記区分管33には時計回り方向に順次に小さくなる四つの皿穴があり、前記区分管33において対称中心から離れている側の内壁には上下に配置された二つの発射口35が連通するように設置されている。
【0025】
前記指定方向ドア開け装置905は前記区分管33の底端内壁とスライドできるように連結されたバルブ36を含み、前記バルブ36が前記発射口35を覆うことができ、それにより丸薬の射出を制限し、前記伝動軸15には前記射出環32の下端に位置したレール板28が回転できるように連結され、前記レール板28の上側端面には上方に開口したロック解除溝27が設置され、前記ロック解除溝27と前記バルブ36とが当接しており、前記レール板28には前記バルブ36と当接したベルト34が設置され、前記ベルト34が環状に配置され、且つ前記ベルト34の左側には前記ロック解除溝27の開口の長さと同じであるノッチが設置されている。
【0026】
前記移動装置906は前記保護板11の後側端面と固定的に連結された支持枠51を含み、前記支持枠51の後端には壁接触板52が設置され、前記壁接触板52の後側端面には部品の表面とスライドできるように連結されることができる四つのボール53が配列するように配置されている。
【0027】
下記に図1図6に合わせて本願のアルミ合金材料表面処理技術の使用ステップを詳しく説明する:
【0028】
表面を処理するとき、壁接触板52と部品の表面とが強く貼り、支持枠51と部品表面との垂直度を維持し、またボール53を通して移動し、このとき、洗浄密度と粗さのニーズによって電動機14が始動されて伝動軸15の回転速度を制御し、スライドレール50を回転させてトーションばね16に運動エネルギーを蓄積させ、遠心力の作用により弾きロッド47を対称中心から離れている側にスライドさせ、また内部から外部までのスライド溝45と順次に当接させ、伝動軸15の異なる回転速度の値によって、遠心ロッド49が延びた距離が異なり、予め設定された速度に達するまで、弾きロッド47と当接ロッド46とが相応な回数に当接し、それにより予め設定箱13をプッシュし回転させ、また予め設定された速度に達した後、弾きロッド47がその中の一つのスライド溝45の中でスライドし、このとき、予め設定箱13がスリーブ44を通して丸薬分け輪41を対応な角度に回転させ、また連結ロッド40を通して選別板39と落ち穴38とを位置ずれさせ、対応の大きさのノッチを生成し、伝動軸15が丸薬箱43を高速に回転させ、丸薬を、ノッチから落ち穴38を経由して受け環溝37の中まで送り、受け環溝37の中に落ちた丸薬が自身の直径の大きさにより対応の区分管33の中に落ち、伝動軸15が太陽歯車30を回転させ、太陽歯車30が噛合を通して遊星歯車29と、射出環32を順次に回転させ、前記射出環32の回転速度を下げ、射出環32が回転する過程では、左端まで回転したバルブ36がベルト34とのスライドできるような連結から離脱し、またロック解除溝27とスライドできるように連結されて下に移動し、発射口35を連通し、遠心力の作用により丸薬を発射口35の中から射出し、アルミ合金表面を加工する。
【0029】
上記の方式により、当業者は本願発明の範囲で作動モードに基づいて様々な変更を行うことが可能である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6