特開2020-203407IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

既設管状体を更生するための帯状部材に関し、特に補強帯材を有し、かつ帯幅方向へ伸長可能な帯状部材

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】補強帯材が伸長部を跨ぐように付設された帯状部材における前記補強帯材の完全脱落を防止し、外力による更生管の変形を抑制する。
【解決手段】螺旋管状の更生管9となる帯状部材10の合成樹脂製の帯本体11に帯幅方向へ伸長可能な伸長部15を設け、伸長部15を挟んで両側に第1係止部31及び第2係止部32を設ける。伸長部15を跨ぐように金属製の補強帯材20を帯本体11に付設する。補強帯材20の一端部の第1被係止部41を第1係止部31と係止させ、他端部の第2被係止部42を第2係止部32と係止させる。帯幅方向への引張力に対して、第1係止部31又は第1被係止部41を、第2係止部32又は第2被係止部42よりも係止解除容易な形状又は構造とする。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

帯状部材において、スチール等の金属製の補強帯材が合成樹脂製の帯本体の伸長部を跨ぐように付設されている場合、伸長部の伸長変形に伴って補強帯材が帯本体から完全に脱落してしまうと、更生管における前記脱落部分の強度が低下してしまい、地震などによる外力がかかった際に大きく変形してしまう懸念がある。
本発明は、かかる事情に鑑み、補強帯材が伸長部を跨ぐように付設された帯状部材における前記補強帯材の完全脱落を防止し、外力による更生管の変形を抑制することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記課題を解決するため、本発明は、既設管状体の内壁に沿う螺旋管状の更生管に製管される帯状部材であって、 帯長方向と直交する帯幅方向へ伸長可能な伸長部及び前記伸長部を挟んで前記帯幅方向の両側に離れて設けられた第1係止部及び第2係止部を有する合成樹脂製の帯本体と、 前記伸長部を跨ぐように前記帯本体に付設された金属製の補強帯材と、 を備え、前記補強帯材における前記帯幅方向の前記第1係止・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、帯状部材における伸長部の伸長変形時に補強帯材が帯本体から部分的に脱落するのを許容しながらも完全に脱落するのを防止できる。これによって、更生管に外力が加わったとき前記脱落部分が大きく変形するのを抑制できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1(a)は、本発明の第1帯状部材からなる更生管をライニング施工中の既設管状体を解説的に示す平面図である。図1(b)は、更生済の前記既設管状体を解説的に示す平面図である。

【図2】図2は、前記帯状部材の一例を示す断面図である。

【図3】図3は、図1(a)の円部IIIの断面図である。

【図4】図4は、図1(b)の円部IVの平面断面図である。

【図5】図5は、第1帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。

【図6】図6(a)は、前記帯本体と補強帯材との係止解除状態の一態様を示す断面図である。図6(b)は、前記係止解除状態の他の態様を示す断面図である。

【図7】図7は、第1実施形態の変形態様に係る帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。

【図8】図8は、第2帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。

【図9】図9(a)は、第2実施形態の変形態様に係る帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。図9(b)は、前記第24実施形態の変形態様における係止解除状態を示す断面図である。

【図10】図10は、第3帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。

【図11】図11は、第3実施形態の変形態様に係る帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。

【図12】図12は、第3実施形態の他の変形態様に係る帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。

【図13】図13(a)は、第4帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。図13(b)は、前記第4実施形態における係止解除状態を示す断面図である。

【図14】図14(a)は、第5帯状部材の帯本体及び補強帯材の両端部の係止構造を示す断面図である。図14(b)は、前記第5実施形態における係止解除状態を示す断面図である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

1 既設管状体   1b 内壁   1c カーブ部   1h 外まわり側部分   1g 内まわり側部分   3 製管装置   9 更生管   9c カーブ部   9h 外まわり側部分   9g 内まわり側部分   10 帯状部材   11 帯本体   15 伸長部   17 切れ目   20 補強帯材   23 第1斜片部   24 第2斜片部   31 第1係止部   31a 係止腕部   31b 引掛部   31c 屈曲部   31e 薄肉部(脆弱部)   31w 脆弱部   32 第2係止部   32a 係止腕部   32b 引掛部   32c 屈曲部   32e 屈曲部   32f 爪部   41 第1被係止部   41k 尖り部   42 第2被係止部   42e 屈曲部   42f 爪部   t1 第1係止部及び第1被係止部どうしの係止深さ   t2 第2係止部及び第2被係止部どうしの係止深さ

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