(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-21122(P2020-21122A)
(43)【公開日】2020年2月6日
(54)【発明の名称】お参りサービス提供方法及びお参りサービス提供システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20200110BHJP
A47G 33/00 20060101ALI20200110BHJP
【FI】
G06Q50/10
A47G33/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2018-142291(P2018-142291)
(22)【出願日】2018年7月30日
(11)【特許番号】特許第6488509号(P6488509)
(45)【特許公報発行日】2019年3月27日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 1)公開の実施 公開を行った日:平成30年6月1日 公開を行った場所:広島県呉市本通6丁目2−21 中央納骨堂こころ
(71)【出願人】
【識別番号】518270171
【氏名又は名称】宗教法人洗心山青蓮寺
(74)【代理人】
【識別番号】100146020
【弁理士】
【氏名又は名称】田村 善光
(74)【代理人】
【識別番号】100062328
【弁理士】
【氏名又は名称】古田 剛啓
(72)【発明者】
【氏名】丸田 稔
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC14
(57)【要約】
【課題】仏壇や祭壇へのお参りに基づく種々のサービスを提供するようにして、仏壇や祭壇へのお参りを啓蒙させるお参りサービス提供方法及びお参りサービス提供システムを提供することを課題とする。
【解決手段】スマートフォンに記憶したお参りアプリを起動させるアプリ起動ステップと、アプリ起動ステップ後にお参りメニューの一つであるポイント管理メニューを自動起動させる自動起動ステップと、ポイント管理メニュー自動起動ステップ後に、前回のポイント管理メニューの起動時刻からの経過時間が予め定めた時間以上であるかを判定する判定ステップと、判定ステップの判定結果が経過時間が予め定めた時間以上の場合に予め定めた1回当りお参りポイント数を外部記憶装置に記憶させている累計お参りポイント数に加算させるポイント加算ステップと実行させるお参りサービス提供方法により課題解決できた。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
仏壇に備えたビーコン発信器、あるいは納骨堂の祭壇に備えた大型画像表示手段及び送受信端末と、
複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンと、外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供方法であって、
前記スマートフォン情報処理部からの指示に基づいて、前記スマートフォンが前記ビーコン発信器から受信した電波強度と、予め定めて記憶した電波強度とを比較演算して前記受信した電波強度が前記記憶した電波強度より大きい値の場合に、又は、お参り者による前記スマートフォンの画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンに触れた場合に、前記お参りアプリを起動させるアプリ起動ステップを実行し、
前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、
前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニューを自動起動させるポイント管理メニュー自動起動ステップと、
前記ポイント管理メニューを自動起動させた時刻と前記外部記憶装置に記憶させた前回の前記ポイント管理メニューの自動起動時刻との差の時間を演算し、前記演算値である時間が予め定めて前記外部記憶装置に記憶した時間より以上であるかを判定する判定ステップと、
前記判定ステップの判定結果において前記演算値が前記予め定めた時間以上の場合に、予め定めた1回当りお参りポイント数を前記外部記憶装置に記憶させている累計お参りポイント数に加算させるポイント加算ステップと、を自動的に実行し、
並びに、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォンの画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニューを自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データの表示と、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示と、をそれぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示ステップを実行することを特徴とするお参りサービス提供方法。
【請求項2】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、
前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、ポイント交換メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記ポイント交換メニューを起動させるポイント交換メニュー起動ステップと、
前記ポイント交換メニュー起動ステップ後に、前記外部記憶装置に記憶されている複数のお供え物画像データをお供え物画像データ別にそれぞれのお供え物アイコンとして前記スマートフォンの画面に表示させるお供え物アイコン表示ステップと、
前記お供え物アイコン表示ステップで表示された複数のお供え物アイコンの中から、お参り者が購入を希望するお供え物のお供え物アイコンを選択して触れると、前記お供え物の支払いを前記累計お参りポイントからポイント交換で支払うことを要求するポイント交換要求ステップと、
前記ポイント交換要求ステップ後に、前記外部記憶装置に記憶されている累積ポイント数と、前記選択したお供え物購入に必要なポイント数とを比較演算し、前記累積ポイント数が前記必要なポイント数以上であるか否かを判定するポイント過不足判定ステップと、
前記ポイント過不足判定ステップでのポイント過不足判定結果が、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より以上の判定の場合にお供え物業者情報端末にお供え物情報及び配送先情報が送信される配送指示ステップと、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より未満の判定の場合にポイント交換不可情報が前記スマートフォンの画面に表示される交換不可情報表示ステップと、前記配送指示ステップの完了情報により、前記外部記憶装置に記憶させている累積ポイント数から前記選択したお供え物のポイント数を減算するポイント減算ステップと、を実行することを特徴とする請求項1に記載のお参りサービス提供方法。
【請求項3】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、
前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、お経メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記お経メニューを起動させるお経メニュー起動ステップと、
前記外部記憶装置に記憶させているお経の音声データを前記スマートフォン又は前記祭壇に設置したスピーカーから再生させる再生ステップと、を実行することを特徴とする請求項1に記載のお参りサービス提供方法。
【請求項4】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、
前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、映像メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記映像メニューを起動させる映像メニュー起動ステップと、
前記外部記憶装置に記憶させている故人を撮影した映像データ及び前記故人の肉声の音声データを前記スマートフォン又は前記祭壇に設置した大型画像表示装置やスピーカーから再生させる再生ステップと、を実行することを特徴とする請求項1に記載のお参りサービス提供方法。
【請求項5】
前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、
前記お参りメニューの一つである見守りメニューを自動起動させ、前記外部記憶装置に記憶されている前記お守り連絡先データの情報端末にお参り通知情報を送信するお参り情報通知ステップを実行することを特徴とする請求項1に記載のお参りサービス提供方法。
【請求項6】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、
前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、納骨堂リアルタイム表示メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記納骨堂リアルタイム表示メニューを起動させる納骨堂メニュー起動ステップと、
前記スマートフォン画面に前記納骨堂に設置した撮像手段から撮影している祭壇の風景をリアルタイムで表示するリアルタイム風景表示ステップと、を実行することを特徴とする請求項1に記載のお参りサービス提供方法。
【請求項7】
仏壇に備えたビーコン発信器、あるいは納骨堂の祭壇に備えた大型画像表示手及び送受信端末と、
複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンと、外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供システムであって、
前記スマートフォン情報処理部からの指示に基づいて、前記スマートフォンが前記ビーコン発信器から受信した電波強度と、予め定めて記憶した電波強度とを比較演算して前記受信した電波強度が前記記憶した電波強度より大きい値の場合に、又は、お参り者による前記スマートフォンの画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンに触れた場合に、前記お参りアプリを起動させるアプリ起動手段と、
前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、
前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニューを自動起動させるポイント管理メニュー自動起動手段と、
前記ポイント管理メニューを自動起動させた時刻と前記外部記憶装置に記憶させた前回の前記ポイント管理メニューの自動起動時刻との差の時間を演算し、前記演算値である時間が予め定めて前記外部記憶装置に記憶した時間より以上であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果において前記演算値が前記予め定めた時間以上の場合に、予め定めた1回当りお参りポイント数を前記外部記憶装置に記憶させている累計お参りポイント数に加算させるポイント加算手段と、を備え、
並びに、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォンの画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニューを自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データの表示と、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示とをそれぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示手段と、を備えることを特徴とするお参りサービス提供システム。
【請求項8】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、
前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、ポイント交換メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記ポイント交換メニューを起動させるポイント交換メニュー起動手段と、
前記ポイント交換メニュー起動後に、前記外部記憶装置に記憶されている複数のお供え物画像データをお供え物画像データ別にそれぞれのお供え物アイコンとして前記スマートフォンの画面に表示させるお供え物アイコン表示手段と、
前記お供え物アイコン表示手段で表示された複数のお供え物アイコンの中から、お参り者が購入を希望するお供え物のお供え物アイコンを選択して触れると、前記お供え物の支払いを前記累計お参りポイントからポイント交換で支払うことを要求するポイント交換要求手段と、
前記ポイント交換要求後に、前記外部記憶装置に記憶されている累積ポイント数と、前記選択したお供え物購入に必要なポイント数とを比較演算し、前記累積ポイント数が前記必要なポイント数以上であるか否かを判定するポイント過不足判定手段と、
前記ポイント過不足判定でのポイント過不足判定結果が、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より以上の判定の場合にお供え物業者情報端末にお供え物情報及び配送先情報が送信される配送指示手段と、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より未満の判定の場合にポイント交換不可情報が前記スマートフォンの画面に表示される交換不可情報表示手段と、前記配送指示の完了情報により、前記外部記憶装置に記憶させている累積ポイント数から前記選択したお供え物のポイント数を減算するポイント減算手段と、を備えることを特徴とする請求項7に記載のお参りサービス提供システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、仏壇や祭壇へのお参りすると種々のサービスを提供するお参りサービス提供方法及びサービス提供システムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ネットワークを介して接続されたサーバと、利用者の端末機器と、管理会社のデータベースと、加工制作会社のコンピュータとから成る仏壇供養システムにおいて、前記管理会社のデータベースは、利用者の個人情報が登録された第1のデータベースと、集計データを記憶する第2のデータベースで構成され、前記サーバは前記利用者の端末機器から入力する供養要求に対して、仏壇と遺影、及び選択された供養物を供えた表示データを前記端末機器に出力する制御手段を有し、前記第2のデータベースには供養回数と供養物の選択回数に基づく集計結果が記録されることを特徴とする仏壇供養システムが開示されている。
【0003】
特許文献2には、複数の信者宅あるいは複数の信者宅の仏壇あるいは祭壇あるいはこれらの周辺に設置された情報家電および/ あるいは情報端末と、単一あるいは複数の寺社あるいは宗教団体あるいは福祉団体に設置された情報端末および/ あるいは情報センタに設置された活動情報サーバと当該信者の家族あるいは関連する複数の個所に設置された情報家電および/ あるいは情報端末を、インターネット網を通じてネットワーク化し、当該信者が当該情報家電および/ あるいは情報端末を操作することにより生成される活動情報を当該活動情報サーバに収集して管理し当該信者の家族あるいは福祉関係機関あるいは必要な複数個所に設置された情報家電および/ あるいは情報端末に対して随時にあるいは要求に応じて発信しあるいは受信しあるいは当該活動情報を取得して発信しあるいは受信する機能と当該活動情報を処理する機能あるいは交換・接続する機能あるいは相互の通信機能あるいはこれらの組合せにより頑張るお年寄りを励まし見守ることを特徴とする頑張るお年より見守るネットワークが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−119681号公報
【特許文献2】特開2007−18024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の発明は、利用者の端末の画面上に表示された仏壇、遺影及び供養物の画像のみでお参りするという技術であり、実際の仏壇へのお参り又は実際の納骨堂の祭壇へのお参りをすることを目的にしていないという問題があった。
【0006】
特許文献2に記載の発明は、仏壇や祭壇やその周辺に設置した情報端末を信者が操作するとインターネット網を通じて家族等と励ましや見守りのための発信・受信を行う技術であり、仏壇や祭壇にお参りしてもポイントをもらえる技術ではないので、お参りを促進させるという効果が期待し難いという問題があった。
【0007】
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、仏壇や祭壇へのお参りに基づく種々のサービスを提供するようにして、仏壇や祭壇へのお参りを啓蒙させるお参りサービス提供方法及びお参りサービス提供システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載のお参りサービス提供方法は、仏壇に備えたビーコン発信器、あるいは納骨堂の祭壇に備えた大型画像表示手段及び送受信端末と、複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンと、外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供方法であって、前記スマートフォン情報処理部からの指示に基づいて、前記スマートフォンが前記ビーコン発信器から受信した電波強度と、予め定めて記憶した電波強度とを比較演算して前記受信した電波強度が前記記憶した電波強度より大きい値の場合に、又は、お参り者による前記スマートフォンの画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンに触れた場合に、前記お参りアプリを起動させるアプリ起動ステップを実行し、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニューを自動起動させるポイント管理メニュー自動起動ステップと、前記ポイント管理メニューを自動起動させた時刻と前記外部記憶装置に記憶させた前回の前記ポイント管理メニューの自動起動時刻との差の時間を演算し、前記演算値である時間が予め定めて前記外部記憶装置に記憶した時間より以上であるかを判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果において前記演算値が前記予め定めた時間以上の場合に、予め定めた1回当りお参りポイント数を前記外部記憶装置に記憶させている累計お参りポイント数に加算させるポイント加算ステップと、を自動的に実行し、並びに、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォンの画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニューを自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データの表示と、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示と、をそれぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示ステップを実行することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載のお参りサービス提供方法は、請求項1において、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、ポイント交換メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記ポイント交換メニューを起動させるポイント交換メニュー起動ステップと、前記ポイント交換メニュー起動ステップ後に、前記外部記憶装置に記憶されている複数のお供え物画像データをお供え物画像データ別にそれぞれのお供え物アイコンとして前記スマートフォンの画面に表示させるお供え物アイコン表示ステップと、前記お供え物アイコン表示ステップで表示された複数のお供え物アイコンの中から、お参り者が購入を希望するお供え物のお供え物アイコンを選択して触れると、前記お供え物の支払いを前記累計お参りポイントからポイント交換で支払うことを要求するポイント交換要求ステップと、前記ポイント交換要求ステップ後に、前記外部記憶装置に記憶されている累積ポイント数と、前記選択したお供え物購入に必要なポイント数とを比較演算し、前記累積ポイント数が前記必要なポイント数以上であるか否かを判定するポイント過不足判定ステップと、前記ポイント過不足判定ステップでのポイント過不足判定結果が、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より以上の判定の場合にお供え物業者情報端末にお供え物情報及び配送先情報が送信される配送指示ステップと、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より未満の判定の場合にポイント交換不可情報が前記スマートフォンの画面に表示される交換不可情報表示ステップと、前記配送指示ステップの完了情報により、前記外部記憶装置に記憶させている累積ポイント数から前記選択したお供え物のポイント数を減算するポイント減算ステップと、を実行することを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載のお参りサービス提供方法は、請求項1において、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、お経メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記お経メニューを起動させるお経メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させているお経の音声データを前記スマートフォン又は前記祭壇に設置したスピーカーから再生させる再生ステップと、を実行することを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載のお参りサービス提供方法は、請求項1において、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、映像メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記映像メニューを起動させる映像メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている故人を撮影した映像データ及び前記故人の肉声の音声データを前記スマートフォン又は前記祭壇に設置した大型画像表示装置やスピーカーから再生させる再生ステップと、を実行することを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載のお参りサービス提供方法は、請求項1において、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つである見守りメニューを自動起動させ、前記外部記憶装置に記憶されている前記お守り連絡先データの情報端末にお参り通知情報を送信するお参り情報通知ステップを実行することを特徴とする。
【0013】
請求項6に記載のお参りサービス提供方法は、請求項1において、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、納骨堂リアルタイム表示メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記納骨堂リアルタイム表示メニューを起動させる納骨堂メニュー起動ステップと、前記スマートフォン画面に前記納骨堂に設置した撮像手段から撮影している祭壇の風景をリアルタイムで表示するリアルタイム風景表示ステップと、を実行することを特徴とする。
【0014】
請求項7に記載のお参りサービス提供システムは、仏壇に備えたビーコン発信器、あるいは納骨堂の祭壇に備えた大型画像表示手及び送受信端末と、複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンと、外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供システムであって、前記スマートフォン情報処理部からの指示に基づいて、前記スマートフォンが前記ビーコン発信器から受信した電波強度と、予め定めて記憶した電波強度とを比較演算して前記受信した電波強度が前記記憶した電波強度より大きい値の場合に、又は、お参り者による前記スマートフォンの画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンに触れた場合に、前記お参りアプリを起動させるアプリ起動手段と、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニューを自動起動させるポイント管理メニュー自動起動手段と、前記ポイント管理メニューを自動起動させた時刻と前記外部記憶装置に記憶させた前回の前記ポイント管理メニューの自動起動時刻との差の時間を演算し、前記演算値である時間が予め定めて前記外部記憶装置に記憶した時間より以上であるかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果において前記演算値が前記予め定めた時間以上の場合に、予め定めた1回当りお参りポイント数を前記外部記憶装置に記憶させている累計お参りポイント数に加算させるポイント加算手段と、を備え、並びに、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォンの画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニューを自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データの表示と、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示とをそれぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項8に記載のお参りサービス提供システムは、請求項7において、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、ポイント交換メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記ポイント交換メニューを起動させるポイント交換メニュー起動手段と、前記ポイント交換メニュー起動後に、前記外部記憶装置に記憶されている複数のお供え物画像データをお供え物画像データ別にそれぞれのお供え物アイコンとして前記スマートフォンの画面に表示させるお供え物アイコン表示手段と、前記お供え物アイコン表示手段で表示された複数のお供え物アイコンの中から、お参り者が購入を希望するお供え物のお供え物アイコンを選択して触れると、前記お供え物の支払いを前記累計お参りポイントからポイント交換で支払うことを要求するポイント交換要求手段と、前記ポイント交換要求後に、前記外部記憶装置に記憶されている累積ポイント数と、前記選択したお供え物購入に必要なポイント数とを比較演算し、前記累積ポイント数が前記必要なポイント数以上であるか否かを判定するポイント過不足判定手段と、前記ポイント過不足判定でのポイント過不足判定結果が、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より以上の判定の場合にお供え物業者情報端末にお供え物情報及び配送先情報が送信される配送指示手段と、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より未満の判定の場合にポイント交換不可情報が前記スマートフォンの画面に表示される交換不可情報表示手段と、前記配送指示の完了情報により、前記外部記憶装置に記憶させている累積ポイント数から前記選択したお供え物のポイント数を減算するポイント減算手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に記載のお参りサービス提供方法は、仏壇や納骨堂の祭壇にお参りする時間的間隔が前回のポイント管理メニューの自動起動時刻からの経過時間が予め定めた時間以上の場合のみに対して、お供え物を購入できるポイントが加算されるので、仏壇や納骨堂の祭壇にお参りすることが啓蒙される。例えば予め定めた時間を20時間と設定した場合は略一日に一回の割でポイント管理メニューを自動起動可能となるので、ポイント加算を一日ほぼ一回に規制することができる。このことは、一日一回のお参りを毎日実施することを啓蒙することができる。
【0017】
また、仏壇や納骨堂の祭壇にお参りすることにより、お参り者のスマートフォンの画面又は納骨堂の祭壇に設置された大型画像表示手段に、記憶された遺影が表示されるので故人の方を想いながら拝むという効果を期待できる。
【0018】
請求項2に記載のお参りサービス提供方法は、お参りによって累積したポイントを活用してお供え物を購入することができ、購入したお供え物はお供え物業者によって配送先まで配送されるという便利でお得な効果を有する。このことは、お参りをすることを啓蒙するという効果がある。
【0019】
請求項3に記載のお参りサービス提供方法は、スマートフォン又は納骨堂の祭壇のスピーカーから外部記憶装置に予め記憶されたお経の音声を再生させるので、先祖を拝むときにお経とともに拝むことができるという効果を奏する。
【0020】
請求項4に記載のお参りサービス提供方法は、外部記憶装置に予め記憶された故人の生前の映像と音声をお参り者のスマートフォンの表示画面又は納骨堂の祭壇の大型画像表示手段に再生させることができる。これにより故人の生前の元気な姿を想い出し懐かしさがこみ上げてくるという効果を有する。
【0021】
請求項5に記載のお参りサービス提供方法は、スマートフォン使用者が家族と離れて暮らす高齢者等の見守り対象者として登録された場合に有効であり、前記見守り対象者がスマートフォンを持参して、ビーコン発信器が設置された仏壇にお参りにきて前記お参りアプリを起動させると、自動的に外部記憶装置に予め記憶している家族等の連絡先の情報端末にお参り通知情報を発信するので、離れた家族の連絡先の方々は見守り対象者が今日も元気であることを容易に把握し安心できるという効果を有する。
【0022】
請求項6に記載のお参りサービス提供方法は、親等の家族・先祖の遺骨が安置されている納骨堂から遠く離れた土地に遺族や子孫が住んでいる場合に、納骨堂リアルタイム表示メニューをスマートフォンの画面で起動させると、納骨堂に設置されたカメラ等の撮像手段によって撮影された祭壇の景色を持参しているスマートフォンの画面で見ることができるので、例えば祭壇に設けられた大型画像表示手段に故人の遺影が写し出されている納骨堂の風景を遠隔地にいる遺族や子孫のスマートフォンの画面にリアルタイムで表示するので、遺族や子孫は自分たちがあたかも納骨堂の祭壇前にいるように感じることができ、実際にお参りした気持ちになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】納骨堂の祭壇にお参りをする場合の本発明のお参りサービス提供システムの概要構成図である。
【
図2】見守り対象者が仏壇にお参りをする場合の本発明のお参りサービス提供システムの概要構成図である。
【
図3】お参りアプリに記憶されている各種お参りメニューの説明図である。
【
図4】お参りアプリ起動と遺影表示・ポイント管理メニューのフロー図である。
【
図5】
図4におけるビーコン使用の場合のステップ1のフロー図である。
【
図11】納骨堂リアルタイム表示メニューのフロー図である。
【
図12】遺影とアイコンとの表示領域を分離して表示したスマートフォン画面の説明図である。
【
図13】映像とアイコンとの表示領域を分離して表示したスマートフォン画面の説明図である。
【
図14】納骨堂リアルタイム表示メニューでスマートフォン画面に納骨堂の風景を表示したことを示す説明図である。
【
図15】納骨堂の風景を撮像手段で撮影した画像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
今後、若者の故郷の地方離れが進み大都市集中が進む傾向がますます強くなると予測されている。すると、故郷には年老いた親が一人暮らしをし、成人した子供は遠く離れた地域で就職し家庭をもつという形態が増加してくると、成人した子供からは年老いた親が元気で日々生活しているかが懸念され、成人した子供は親や先祖の遺骨を納めた納骨堂へのお参りをすることはなかなか実施しにくいことが懸念される。
【0025】
そのような懸念を払拭させるために、本発明は想到されたものであり、本発明は、故郷の年老いた親が日々仏壇にお参りするように啓蒙してそのお参りしたことをお参り連絡情報として、親をお守りしたい成人した子供に通知したり、故郷から離れた遠隔地に住む子供等の家族が亡くなられた親や親族の遺骨が納められた納骨堂にお参りするように啓蒙して、要望によっては前記納骨堂内の祭壇の風景をリアルタイムで子供等の家族のスマートフォンに出力することで遠隔地にいても遺骨が収められた納骨堂にお参りした雰囲気を味わうことができる。
【0026】
本発明のお参りサービス提供システムの概要構成として、
図1や
図2に示すように、記憶部28と情報処理部29を備えるスマートフォン20、外部記憶装置31、情報処理装置30、お供え物業者情報端末32がネットワーク33を介して通信可能となっている。そして、
図1に示すように納骨堂の祭壇に備えた大型の画像表示手34、送受信端末35及び納骨堂の祭壇を撮影可能なカメラ等の撮像手段36が備えられ、又は、
図2に示すように仏壇に備えたビーコン発信器37が備えられ、見守り連絡先情報端末38がネットワーク33と通信可能にしている。前記ビーコン発信器37はスマートフォン20と通信可能で、前記送受信端末35は前記情報処理装置30、前記画像表示手34及び前記撮像手段36と通信可能である。前記情報処理装置30は、前記記憶部28と情報処理部29を備えるスマートフォン20、前記外部記憶装置31、前記お供え物業者情報端末32、前記送受信端末35、見守り連絡先情報端末38とネットワークでつながっておりネットワークを介して通信可能である。
【0027】
本発明のお参りサービス提供方法2は、
図1や
図2に示すように、仏壇に備えたビーコン発信器37あるいは納骨堂の祭壇に備えた大型画像表示手段34及び送受信端末35と、
図3に示すような複数のお参りメニュー81〜87を有するお参りアプリ80を記憶した記憶部28と情報処理部29を備えたスマートフォン20と、前記外部記憶装置31と、前記情報処理装置30とを、ネットワーク33を介して通信可能としていることから、IoT化できるため、見守り対象者と遠隔地で済む家族との間や、故郷にある納骨堂と遠隔地に住む遺族との間で常時通信することができる。
【0028】
前記外部記憶装置31としては、文書や画像や動画ファイルを大量に格納可能な大容量に適したオブジェクトストレージ、クラウドストレージ、サーバコンピュータ、光学ディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、USBフラッシュメモリ、磁気テープ等が該当する。IoTとして活用させるためには前記外部記憶装置31として、文書や画像や動画ファイルを大量に格納可能な大容量に適したオブジェクトストレージ、クラウドストレージ、サーバコンピュータが好ましい。また、前記情報処理装置30としては、サーバ等のCPUが該当し、前記CPUが、スマートフォン20、外部記憶装置31、情報処理装置30、お供え物業者情報端末32、納骨堂内等の送受信端末35、見守り連絡先情報端末38を、お参りサービス提供方法に関するプログラムを実行させるよう制御している。
【0029】
また、お参り者のスマートフォン20の情報処理部29には、
図3に示すように、お参りアプリ80がプログラムされており、お参りアプリ80には、仏壇にビーコン発信器37設置の場合及び納骨堂の祭壇に設置した大型画像表示手段34の場合ともに共通のお参りメニューとして、遺影表示メニュー81、ポイント管理メニュー82、ポイント交換メニュー83、お経メニュー84、映像メニュー85があり、遠隔地で納骨堂の祭壇にお参りする場合用として納骨堂リアルタイム表示メニュー86があり、見守り対象者用として見守りメニュー87がある。
【0030】
前記遺影表示メニュー81、ポイント管理メニュー82、見守りメニュー87の3つのお参りメニューは、前記お参りアプリ80が起動すると自動的に起動するようにプログラムされている。よってこれらのお参りメニューについてはスマートフォン20の画面に起動アイコン22を表示させていない。
【0031】
前記ポイント交換メニュー83、お経メニュー84、映像メニュー85、納骨堂リアルタイム表示メニュー86は、スマートフォン20を所有しているお参り者が、スマートフォン20の画面に表示された各種お参りメニューの起動アイコン22に触れると、その触れたときに発生する信号で触れた起動アイコン22に関連するメニューを起動するようにプログラムされている。
【0032】
本発明のお参りサービス提供方法2は、
図1〜
図4に示すように、仏壇に備えたビーコン発信器37、あるいは納骨堂の祭壇に備えた大型画像表示手段34及び送受信端末35と、複数のお参りメニューアプリ81〜87を有するお参りアプリ80を記憶した記憶部28及び情報処理部29を備えたスマートフォン20と、外部記憶装置31と、情報処理装置30とを、ネットワーク33を介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供方法2であって、前記スマートフォン情報処理部29からの指示に基づいて、前記スマートフォン20が前記ビーコン発信器37から受信した電波強度と、予め定めて記憶した電波強度とを比較演算して前記受信した電波強度が前記記憶した電波強度より大きい値の場合に、又は、お参り者による前記スマートフォン20の画面に表示されたお参りアプリ起動アイコン22に触れた場合に、前記スマートフォン20の記憶部28に記憶した前記お参りアプリ80を起動させるアプリ起動ステップ(S2)(以下、ステップをSと略すことがある。)を実行し、前記スマートフォン情報処理部29から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置30へ送信されると、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニュー82を自動起動させるポイント管理メニュー自動起動ステップ(S3)と、前記ポイント管理メニュー82を自動起動させた時刻と前記外部記憶装置31に記憶させた前回の前記ポイント管理メニュー82の自動起動時刻との差の時間を演算し、前記演算値である時間が予め定めて前記外部記憶装置31に記憶した時間より以上であるかを判定する判定ステップ(S4)と、前記判定ステップ(S4)の判定結果において前記演算値が前記予め定めた時間以上の場合に、予め定めた1回当りお参りポイント数を前記外部記憶装置31に記憶させている累計お参りポイント数に加算させるポイント加算ステップ(S5)と、を自動的に実行し、並びに、前記スマートフォン情報処理部29から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置30へ送信されると、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記スマートフォン20の画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニュー81を自動起動させ前記外部記憶装置31に記憶させておいた遺影の画像データの表示と、複数のお参りメニューの起動アイコン22の表示と、をそれぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示ステップ(S7)を実行する。
【0033】
本発明のお参りサービス提供方法2は、
図4に示すように、お参り者のスマートフォン20に記憶させているお参りアプリ80の起動をさせるお参りアプリ起動からのスタートとなる。前記お参りアプリ起動(S2)は、前記お参りアプリ起動はスマートフォン20の情報処理部29の指示に基づいて実行され、仏壇に設置した前記ビーコン発信器37からスマートフォン20が受信したビーコン電波の強度が閾値以上になること(S1)、又はお参り者の前記スマートフォン20の画面(タッチパネル)に表示されたお参りアプリ起動アイコン22に触れること(S11)により行われる。
【0034】
次に、前記ビーコン発信器37からの電波による前記お参りアプリ起動について説明する。前記お参りアプリ起動はスマートフォン20の情報処理部29の指示に基づいて実行される。前記ビーコン発信器37からの電波による前記お参りアプリ起動は、
図5に示すように、まず、例えばお参り者が仏壇の前に近づいて線香に火をつけて「おりん」を「りん棒」で叩いて拝む位置に来たときにスマートフォン20が受信したビーコン電波の強度を閾値として設定する(S01)。前記閾値を前記スマートフォン20の前記記憶部28に記憶する。
【0035】
そして、前記スマートフォン20がビーコン信号を受信するステップ(S02)と、前記受信したビーコン信号の電波強度を検出するステップ(S03)と、前記検出した電波強度が、前記仏壇と前記スマートフォン37との間隔が予め定めた間隔に相当する閾値以上か否かを判定する電波強度判定ステップ(S04)と、を前記情報処理部29の指示に基づいて自動的に実行する。前記電波強度が前記閾値以上の場合には前記お参りアプリ起動(S2)に進み、前記電波強度が前記閾値未満の場合には前記お参りアプリ起動(S2)に進まないように、前記情報処理部29の指示に基づいて自動的に実行する(S05)。また、既に起動中の前記お参りアプリを使用している場合であってもお参り者が移動して前記閾値以下の位置に移動すると前記お参りアプリを停止するように前記情報処理部29にプログラムされている。
【0036】
前記ビーコン発信器37は仏壇に設置されており、お参り者のスマートフォン20はビーコン電波を常時受信状態にあり、お参り者が仏壇に近づくとスマートフォン20が受信するビーコン電波強度が高くなりお参り者が仏壇から遠ざかるとスマートフォン20が受信するビーコン電波強度が低下する。
【0037】
よって、お参り者が仏壇の前で拝む位置にくるとお参りアプリ80が自動的に起動され、一方お参り者が仏壇の前で拝む位置から離れると起動中のお参りアプリ80が自動的に停止される。これにより、確実にお参りしたことを把握することができる。一方、お参り者がスマートフォン20の画面に表示されたお参りアプリ起動アイコン22に触れた場合はお参りアプリ80が起動されるように前記情報処理部29にプログラムされている。
【0038】
次に、ステップ2で前記お参りアプリ80を起動させると、前記スマートフォン情報処理部29から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置30へ送信され、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、ステップ3で前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニュー81を自動起動させる自動起動ステップ(S3)になる。そして、前回のポイント管理メニュー81の起動時間からの経過時間が予め定めた時間以上であるかを判定する時間経過判定ステップ(S4)となる。短時間内での前記お参りアプリ80の起動を繰り返すことによる、短時間で高いポイント数を獲得するのを抑制するために、予めポイント加算可能な最小間隔時間を定めて外部記憶装置31に記憶させておく。
【0039】
そして、前回のポイント管理メニュー81起動時刻を外部記憶装置31に記憶しておき、今回のポイント管理メニュー81の起動時刻を自動入力されて、前回と今回との時間差が予め定めた時間と比較し、前記時間差が予め定められた時間以上に経過しているか、予め定められた時間未満であるかを判定する。そして、前記時間経過判定が予め定められた時間以上の経過であると判定された場合に、前記外部記憶装置31に記憶させている累積ポイントに予め定めた1回当りお参りポイント数を加算させるステップ(S5)に進む。前記ステップ3〜5は前記情報処理装置30からの指示に基づいて実行される。前記外部記憶装置31に記憶された加算後のポイント数は情報処理装置30の指示に基づいて前記スマートフォン20の情報処理部29に送信され前記スマートフォン20の画面に表示される。一方、前記時間経過判定が予め定められた時間未満であると判定された場合には、ポイント加算せず、スマートフォン20の画面にポイント加算不可の表示をする(S6)。
【0040】
前記ポイント管理メニュー81はお参りするたびにポイントを加算させる仕組みであることから、例えば一日に何回もお参りされることよりも毎日1回お参りすることの方を啓蒙したい場合には前記予め定められた時間を例えば23時間と設定し、一日2回のお参りを啓蒙した場合には前記予め定められた時間を例えば8時間と設定する。いずれにしてもお参りする時間間隔を何時間にしたいかによって予め任意に定め外部記憶装置31に記憶させておく。そして、例えば予め定められた時間を23時間と設定した場合は、前回のお参りした日時が前日の10時の場合には、午前9時より前の時刻の場合はポイントを加算せず、午前9時より以降の時刻の場合はポイントを加算するように前記情報処理装置30にプログラムされている。また、前記1回当りお参りポイント数は任意に設定することができる。ステップ4における予め定められた時間やステップ5における1回当りお参りポイント数を予め外部記憶装置31に記憶させておく。
【0041】
次に、ポイント交換メニュー83について説明する。
図6に示すように、事前にステップ20で、前記外部記憶装置31には、お供え物の物品名、画像データ、価格、ポイント数等のお供え物データが記憶されている。そして、前記アプリ起動ステップ(S2)後に、前記スマートフォン情報処理部29から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置30へ送信されると、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記スマートフォン20の画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニュー81を自動起動させ前記外部記憶装置31に記憶させておいた遺影の画像データの表示(S15)と、複数のお参りメニューの起動アイコン22の表示(S2A)とを、
図12に示すように、それぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示ステップ(S7)が実行される。
【0042】
次に、お供え物購入とポイント交換について説明する。
図6に示すように、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコン22の中から、ポイント交換メニュー83の起動アイコン22にお参り者が触れると前記ポイント交換メニュー83を起動させるポイント交換メニュー起動ステップ(S21)と、前記ポイント交換メニュー起動ステップ(S21)後に、前記外部記憶装置31に記憶されている複数のお供え物画像データをお供え物画像データ別にそれぞれのお供え物アイコン22aとして前記スマートフォン20の画面に表示させるお供え物アイコン表示ステップ(S22)と、前記お供え物アイコン表示ステップ(S22)で表示された複数のお供え物アイコン22aの中から、お参り者が購入を希望するお供え物のお供え物アイコン22aを選択して触れると、前記お供え物の支払いを前記累計お参りポイントからポイント交換で支払うことを要求するポイント交換要求ステップ(S23)と、前記ポイント交換要求ステップ(S23)後に、前記外部記憶装置31に記憶されている累積ポイント数と、前記選択したお供え物購入に必要なポイント数とを比較演算し、前記累積ポイント数が前記必要なポイント数以上であるか否かを判定するポイント過不足判定ステップ(S24)と、前記ポイント過不足判定ステップ(S24)でのポイント過不足判定結果が、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より以上の判定の場合にお供え物業者情報端末32にお供え物情報及び配送先情報が送信される配送指示ステップ(S25)と、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より未満の判定の場合にポイント交換不可情報が前記スマートフォン20の画面に表示される交換不可情報表示ステップ(S27)と、前記配送指示ステップ(S25)の完了情報により、前記外部記憶装置31に記憶させている累積ポイント数から前記選択したお供え物のポイント数を減算し、残ったポイント数をスマートフォン20の画面に表示するポイント減算ステップ(S26)と、を実行する。
【0043】
前記お供え物データとしては、仏壇や祭壇にお供えする物であればよく、例えば花立、香炉、火立、おりん、りん棒、過去帳、見台等の仏具、生け花、お菓子等も対象となる。また、前記お供え物業者としては、前記仏具、生け花、お菓子等を販売する業者が含まれる。前記外部記憶装置31には、種々のお供え物の物品名、画像データ、価格、交換に必要なポイント数、お供え物を取り扱う業者に関する種々のデータ等のお供え物データが記憶されている。
【0044】
前記アプリ起動ステップ(S2)後に、
図12に示すように、前記スマートフォン20の画面に複数のお参りメニューの起動アイコン22が表示されるお参りメニューアイコン表示ステップ(S2A)に進む。このときに、前記スマートフォン20の画面の下側部分に前記複数のお参りメニューの起動アイコン22が表示され、前記画面の上側部分には遺影表示メニュー81による遺影21が表示される。そして、前記表示されたポイント交換メニュー83の起動アイコン22にお参り者が触れることにより前記ポイント交換メニュー83を起動させて(S21)、前記スマートフォン20から前記起動情報を受信した情報処理装置30が前記外部記憶装置31に記憶されている複数のお供え物画像データをお供え物画像データ別にそれぞれのお供え物アイコン22aとして前記スマートフォン20の画面に表示させる(S22)。前記スマートフォン20の画面には前記お参りメニューの起動アイコン22に変わって前記お供え物アイコン22aが表示されるようにプログラムされている。
【0045】
そして、表示された複数のお供え物アイコン22aのうちから、お参り者が選択したお供え物アイコン22aに触れる。これにより、前記スマートフォン20から選択したお供え物のポイント交換要求情報が前記情報処理端末30に送信される(S23)。
【0046】
そして、ステップ24で、前記累積ポイント数が前記選択お供え物購入に必要なポイント数より以上であるか否かを判定する。前記ポイント判定するステップ24で累積ポイント数がお供え物ポイント数より少ない場合にはステップ27でポイント交換不可を前記スマートフォン20の画面に表示する。
【0047】
一方、前記ポイント判定のステップ24で累積ポイント数がお供え物ポイント数より多い場合にはステップ25で予め登録しているお供え物業者情報端末32にお供え物の配送を指示する。そして、ステップ26で、前記配送指示のステップ25の完了情報により前記外部記憶装置31に記憶させている累積ポイント数から前記選択したお供え物のポイント数を減算し、前記減算後のポイント数はスマートフォン20の画面に表示する。前記ステップ21〜27は、前記情報処理装置30からの指示に基づいて実行される。
【0048】
次に、遺影表示メニュー81について説明する。前記スマートフォン情報処理部29から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置30へ送信されると、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記スマートフォン20の画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニュー81を自動起動させ前記外部記憶装置31に記憶させておいた遺影の画像データの表示をする遺影・お参りメニュー表示ステップ(S7)が実行される。
図7に示すように、ステップ2で前記お参りアプリ80を起動させると、自動的にステップ15で遺影表示メニュー81を自動起動するようにプログラムされている。そして、ステップ16で前記スマートフォン20の画面又は前記大型画像表示手段の大型画面に前記外部記憶装置31に記憶させておいた遺影データによる遺影21を表示させる。
図12に示すように、遺影21は前記スマートフォン20の画面の上側部分に表示される。なお、遺影表示メニュー81の遺影21表示(S16)と各種メニューのアイコン表示(S2A)は、お参りアプリ80の起動(S2)により略同時に表示される。
【0049】
次に、お経メニュー84について説明する。
図8に示すように、事前にステップ40で前記外部記憶装置31にお参り者が選択したお経を記憶させておく。前記お経は、宗派や遺族の希望によりお参り者の希望通りのお経を記憶させることができる。前記情報処理装置30からの指示に基づいて、
図12に示すように、前記複数のお参りメニューの起動アイコン22の中から、お経メニュー84の起動アイコン22にお参り者が触れると、前記お経メニュー84を起動させるお経メニュー起動ステップ(S41)と、前記外部記憶装置31に記憶させているお経の音声データを前記スマートフォン20又は納骨堂の前記祭壇に設置したスピーカーから再生させる再生ステップ(S42)と、を実行する。
【0050】
次に、映像メニュー85について説明する。
図9に示すように、事前にステップ50で前記外部記憶装置31に故人の映像データと音声データを記憶させておく。前記故人の映像データと音声データは故人の生前に終活の一つとしてご協力を頂いて記憶しておく。
図10に示すように、前記お参りアプリ80を起動させると(S2)、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、
図12に示すようにスマートフォン20の画面の下側領域に各種お参りメニューの起動アイコン22が自動的に表示される(S2A)。前記複数のお参りメニューの起動アイコン22の中から、映像メニュー85の起動アイコン22にお参り者が触れると前記映像メニュー85を起動させる映像メニュー起動ステップ(S51)と、前記外部記憶装置31に記憶させている故人を撮影した映像データ及び前記故人の肉声の音声データを前記スマートフォン20又は前記祭壇に設置した大型画像表示装置やスピーカーから再生させる再生ステップ(S52)と、を実行する。前記スマートフォン20の場合は、例えば
図13に示すように、画面の上側領域に故人の動画(映像)23が表示され「お参りしてくれてありがとう」というという音声24が再生される。
【0051】
次に、見守りメニュー87について説明する。
図10に示すように、事前にステップ30で外部記憶装置31に見守り連絡先情報端末38を登録し記憶させておく。見守り連絡先としては親と離れて暮らす家族や、一人暮らしの場合の近所の見守りの方々等が適する。前記スマートフォン情報処理部29から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置30へ送信されると、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、ステップ31で自動的に起動するようにプログラムされている。そして、ステップ32で登録されている見守り連絡先の情報端末38にお参り通知情報が送信される。これにより親と離れて暮らす家族が、親が元気であることを容易に把握できる。また、近所の見守りの方々が一人暮らしの人の安否を容易に知ることができる。
【0052】
次に、納骨堂リアルタイム表示メニュー86について説明する。
図11に示すように、事前に納骨堂には祭壇を捉えることができるカメラ等の撮像手段36を設置しておく。前記アプリ起動ステップ(S2)後に、前記スマートフォン情報処理部29から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置30へ送信されると、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記スマートフォン20の画面に、複数のお参りメニューの起動アイコン22の表示(S2A)が
図12に示すように実行される。ステップ61でその表示された納骨堂リアルタイム表示メニュー86の起動アイコン22に触れると納骨堂リアルタイム表示メニュー86が起動する。そして、ステップ62で、例えば、
図15に示すように前記カメラ等の撮像手段36が捉えた納骨堂の祭壇の景色が、
図14に示すようにスマートフォン20の画面に表示される。これにより、お守り者は納骨堂から離れた遠隔地にいても納骨堂で実施されている情景をリアルタイムで知ることができる。
【0053】
ここで、納骨堂リアルタイム表示メニュー86を使用するときは、納骨堂の祭壇に設置された大型画像表示装置34等を限られた時間はお参り者が独占してお参りできるので、実際に納骨堂にお参りしたことと同じ効果がある。また、もし納骨堂を第三者が納骨堂リアルタイム表示メニュー86を使用していたときは、その使用状況は情報処理装置30で常時監視しているので、その監視情報に基づいて、スマートフォン20の画面に例えば「現在他の方が使用中につき時間を空けて再度お願いします」というメッセージが表示されるように情報処理装置30にプログラムされている。
【0054】
次に、お参りサービス提供システム1について説明する。
図1や
図2に示すように、お参りサービス提供システム1は、仏壇に備えたビーコン発信器37、あるいは納骨堂の祭壇に備えた大型画像表示手34及び送受信端末35と、複数のお参りメニューを有するお参りアプリ80を記憶した記憶部28及び情報処理部29を備えたスマートフォン20と、外部記憶装置31と、情報処理装置30とを、ネットワーク33を介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供システム1であって、前記スマートフォン情報処理部29からの指示に基づいて、前記スマートフォン20が前記ビーコン発信器37から受信した電波強度と、予め定めて記憶した電波強度とを比較演算して前記受信した電波強度が前記記憶した電波強度より大きい値の場合に、又は、お参り者による前記スマートフォン20の画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンに触れた場合に、前記お参りアプリ80を起動させるアプリ起動手段と、前記スマートフォン情報処理部29から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置30へ送信されると、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニュー82を自動起動させるポイント管理メニュー自動起動手段と、前記ポイント管理メニュー82を自動起動させた時刻と前記外部記憶装置31に記憶させた前回の前記ポイント管理メニューの自動起動時刻との差の時間を演算し、前記演算値である時間が予め定めて前記外部記憶装置31に記憶した時間より以上であるかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果において前記演算値が前記予め定めた時間以上の場合に、予め定めた1回当りお参りポイント数を前記外部記憶装置31に記憶させている累計お参りポイント数に加算させるポイント加算手段と、を備え、並びに、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記スマートフォン20の画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニュー81を自動起動させ前記外部記憶装置31に記憶させておいた遺影の画像データの表示と、複数のお参りメニューの起動アイコン22の表示とをそれぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示手段と、を備える。
【0055】
そして、お参りサービス提供システム1は、前記情報処理装置30からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコン22の中から、ポイント交換メニュー83の起動アイコン22にお参り者が触れると前記ポイント交換メニュー83を起動させるポイント交換メニュー起動手段と、前記ポイント交換メニュー起動後に、前記外部記憶装置31に記憶されている複数のお供え物画像データをお供え物画像データ別にそれぞれのお供え物アイコン22aとして前記スマートフォン20の画面に表示させるお供え物アイコン表示手段と、前記お供え物アイコン表示手段で表示された複数のお供え物アイコン22aの中から、お参り者が購入を希望するお供え物のお供え物アイコン22aを選択して触れると、前記お供え物の支払いを前記累計お参りポイントからポイント交換で支払うことを要求するポイント交換要求手段と、前記ポイント交換要求後に、前記外部記憶装置31に記憶されている累積ポイント数と、前記選択したお供え物購入に必要なポイント数とを比較演算し、前記累積ポイント数が前記必要なポイント数以上であるか否かを判定するポイント過不足判定手段と、前記ポイント過不足判定でのポイント過不足判定結果が、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より以上の判定の場合にお供え物業者情報端末32にお供え物情報及び配送先情報が送信される配送指示手段と、前記累積ポイント数が選択したお供え物ポイント数より未満の判定の場合にポイント交換不可情報が前記スマートフォン20の画面に表示される交換不可情報表示手段と、前記配送指示の完了情報により、前記外部記憶装置31に記憶させている累積ポイント数から前記選択したお供え物のポイント数を減算するポイント減算手段と、を備える。
【符号の説明】
【0056】
1 お参りサービス提供システム
2 お参りサービス提供方法
3 お参りアプリの各種メニュー説明図
4 お参りアプリ起動とポイント管理メニューのフロー図
5 ステップ1のフロー図
6 ポイント交換メニューのフロー図
7 遺影表示メニューのフロー図
8 お経メニューのフロー図
9 映像メニューのフロー図
10 見守りメニューのフロー図
11 納骨堂リアルタイム表示メニューのフロー図
20 スマートフォン
21 遺影
22 アイコン
23 動画
24 音声
28 記憶部
29 情報処理部
30 情報処理装置
31 外部記憶装置
32 お供え物業者情報端末
33 ネットワーク
34 画像表示手段
35 送受信端末
36 撮像手段
37 ビーコン発信器
38 見守り連絡先情報端末
40 納骨堂
【手続補正書】
【提出日】2018年12月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
請求項5に記載のお参りサービス提供方法は、請求項1において、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つである見守りメニューを自動起動させ、前記外部記憶装置に記憶されている
見守り連絡先の情報端末にお参り通知情報を送信するお参り情報通知ステップを実行することを特徴とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項5】
前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つである見守りメニューを自動起動させ、前記外部記憶装置に記憶されている見守り連絡先の情報端末にお参り通知情報を送信するお参り情報通知ステップを実行することを特徴とする請求項1に記載のお参りサービス提供方法。