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特開2020-23053ジョブ処理装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理プログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-23053(P2020-23053A)
(43)【公開日】2020年2月13日
(54)【発明の名称】ジョブ処理装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/38 20060101AFI20200121BHJP
   B41J 21/00 20060101ALI20200121BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20200121BHJP
【FI】
   B41J29/38 Z
   B41J21/00 Z
   H04N1/00 912
【審査請求】未請求
【請求項の数】24
【出願形態】OL
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2018-147342(P2018-147342)
(22)【出願日】2018年8月6日
(71)【出願人】
【識別番号】000001270
【氏名又は名称】コニカミノルタ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】森田 光貴
【テーマコード(参考)】
2C061
2C187
5C062
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061AQ06
2C061AR01
2C061AS02
2C061HJ06
2C061HK19
2C061HN15
2C061HR01
2C187AC07
2C187AD14
2C187AF03
2C187AG01
2C187BF02
2C187BH01
2C187GC03
5C062AA05
5C062AB17
5C062AB21
5C062AB22
5C062AB35
5C062AB40
5C062AB41
5C062AC02
5C062AC03
5C062AC04
5C062AC22
5C062AC58
5C062BA04
(57)【要約】
【課題】生産性を落とすことなくジョブを切り替える。
【解決手段】ジョブを処理するジョブ処理装置に、印刷のための画像を準備する画像処理部と、先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出部と、第1の時間と、第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断部と、を設け、画像処理部は、第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、第1ジョブのn枚目の画像の準備が終了した後、n+1枚目の画像の準備を開始する前に、第2ジョブの1枚以上の画像の準備を行う。
【選択図】図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジョブを処理するジョブ処理装置において、
印刷のための画像を準備する画像処理部と、
先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、前記第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出部と、
前記第1の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断部と、を備え、
前記画像処理部は、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の準備が終了した後、前記n+1枚目の画像の準備を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の準備を行う、
ことを特徴とするジョブ処理装置。
【請求項2】
前記画像処理部は、ラスタライズ処理により前記ジョブの画像を生成、若しくは、ラスタライズ済みの前記ジョブの画像を受信する、
ことを特徴とする請求項1に記載のジョブ処理装置。
【請求項3】
前記ジョブ処理装置は、前記画像を用紙に印刷する印刷処理部を備え、
前記時間算出部は、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了してから、前記所定のタイミングで前記n+1枚目の画像の印刷を開始するまでの第2の時間を算出し、
前記判断部は、前記第2の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の印刷に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うか否かを判断し、
前記印刷処理部は、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了した後、前記n+1枚目の画像の印刷を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷を行う、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のジョブ処理装置。
【請求項4】
前記印刷処理部は、前記第2ジョブの画像を印刷した用紙を、前記第1ジョブの画像を印刷した用紙とは異なる場所に搬送する、
ことを特徴とする請求項3に記載のジョブ処理装置。
【請求項5】
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了した後、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のジョブ処理装置。
【請求項6】
前記第1ジョブは、前記画像を印刷した用紙に対して後処理を実施するジョブであり、
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像を印刷した用紙の後処理が終了した後に、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のジョブ処理装置。
【請求項7】
前記第1ジョブは、前記画像を印刷した用紙に対して後処理を実施するジョブであり、
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像を印刷した用紙の後処理を開始した後、直ちに前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷を開始し、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷が終了した後に、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のジョブ処理装置。
【請求項8】
前記タイミングは、前記第1ジョブ及び前記第2ジョブの双方の印刷が終了するまでの時間を最も短くするタイミングである、
ことを特徴とする請求項7に記載のジョブ処理装置。
【請求項9】
ジョブを処理するジョブ処理装置におけるジョブ処理方法であって、
前記ジョブ処理装置は、
印刷のための画像を準備する画像処理と、
先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、前記第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出処理と、
前記第1の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断処理と、を実行し、
前記画像処理では、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の準備が終了した後、前記n+1枚目の画像の準備を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の準備を行う、
ことを特徴とするジョブ処理方法。
【請求項10】
前記画像処理では、ラスタライズ処理により前記ジョブの画像を生成、若しくは、ラスタライズ済みの前記ジョブの画像を受信する、
ことを特徴とする請求項9に記載のジョブ処理方法。
【請求項11】
前記ジョブ処理装置は、更に、
前記画像を用紙に印刷する印刷処理を実行し、
前記時間算出処理では、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了してから、前記所定のタイミングで前記n+1枚目の画像の印刷を開始するまでの第2の時間を算出し、
前記判断処理では、前記第2の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の印刷に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うか否かを判断し、
前記印刷処理では、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了した後、前記n+1枚目の画像の印刷を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷を行う、
ことを特徴とする請求項9又は10に記載のジョブ処理方法。
【請求項12】
前記印刷処理では、前記第2ジョブの画像を印刷した用紙を、前記第1ジョブの画像を印刷した用紙とは異なる場所に搬送する、
ことを特徴とする請求項11に記載のジョブ処理方法。
【請求項13】
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了した後、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一に記載のジョブ処理方法。
【請求項14】
前記第1ジョブは、前記画像を印刷した用紙に対して後処理を実施するジョブであり、
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像を印刷した用紙の後処理が終了した後に、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一に記載のジョブ処理方法。
【請求項15】
前記第1ジョブは、前記画像を印刷した用紙に対して後処理を実施するジョブであり、
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像を印刷した用紙の後処理を開始した後、直ちに前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷を開始し、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷が終了した後に、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一に記載のジョブ処理方法。
【請求項16】
前記タイミングは、前記第1ジョブ及び前記第2ジョブの双方の印刷が終了するまでの時間を最も短くするタイミングである、
ことを特徴とする請求項15に記載のジョブ処理方法。
【請求項17】
ジョブを処理するジョブ処理装置で動作するジョブ処理プログラムであって、
前記ジョブ処理装置に、
印刷のための画像を準備する画像処理、
先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、前記第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出処理、
前記第1の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断処理、を実行させ、
前記画像処理では、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の準備が終了した後、前記n+1枚目の画像の準備を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の準備を行う、
ことを特徴とするジョブ処理プログラム。
【請求項18】
前記画像処理では、ラスタライズ処理により前記ジョブの画像を生成、若しくは、ラスタライズ済みの前記ジョブの画像を受信する、
ことを特徴とする請求項17に記載のジョブ処理プログラム。
【請求項19】
前記ジョブ処理装置に、更に、
前記画像を用紙に印刷する印刷処理を実行させ、
前記時間算出処理では、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了してから、前記所定のタイミングで前記n+1枚目の画像の印刷を開始するまでの第2の時間を算出し、
前記判断処理では、前記第2の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の印刷に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うか否かを判断し、
前記印刷処理では、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了した後、前記n+1枚目の画像の印刷を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷を行う、
ことを特徴とする請求項17又は18に記載のジョブ処理プログラム。
【請求項20】
前記印刷処理では、前記第2ジョブの画像を印刷した用紙を、前記第1ジョブの画像を印刷した用紙とは異なる場所に搬送する、
ことを特徴とする請求項19に記載のジョブ処理プログラム。
【請求項21】
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の印刷が終了した後、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項17乃至20のいずれか一に記載のジョブ処理プログラム。
【請求項22】
前記第1ジョブは、前記画像を印刷した用紙に対して後処理を実施するジョブであり、
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像を印刷した用紙の後処理が終了した後に、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項17乃至20のいずれか一に記載のジョブ処理プログラム。
【請求項23】
前記第1ジョブは、前記画像を印刷した用紙に対して後処理を実施するジョブであり、
前記所定のタイミングは、前記第1ジョブの前記n枚目の画像を印刷した用紙の後処理を開始した後、直ちに前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷を開始し、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の印刷が終了した後に、直ちに前記第1ジョブの前記n+1枚目の画像の印刷を開始できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項17乃至20のいずれか一に記載のジョブ処理プログラム。
【請求項24】
前記タイミングは、前記第1ジョブ及び前記第2ジョブの双方の印刷が終了するまでの時間を最も短くするタイミングである、
ことを特徴とする請求項23に記載のジョブ処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ジョブを処理するジョブ処理装置、当該ジョブ処理装置におけるジョブ処理方法及び当該ジョブ処理装置で動作するジョブ処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
複写機や複合機(MFP:Multi-Functional Peripherals)などの画像形成装置を用いて印刷を行う場合、ネットワークに接続されているクライアント装置などからジョブを受信し、ジョブをラスタライズ(ビットマップ展開)して画像を生成し、この画像を用紙に形成する。また、ジョブで後処理が指定されている場合は、画像を形成した用紙に対して後処理を実施する。
【0003】
ここで、クライアント装置から複数のジョブを受信した場合、受信した順番でジョブの処理を行うが、先行ジョブの処理中に障害が発生して当該ジョブが停止した場合や、先行ジョブの後処理に時間がかかる場合は、先行ジョブを飛び越して、後続ジョブを先に処理する(ジョブを切り替える)ように制御する技術が提案されている。
【0004】
例えば、下記特許文献1には、ジョブデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信したジョブデータからジョブの実行に必要な資源および状態に関する情報を抽出する情報抽出手段と、装置に備わっている資源や装置の状態の情報を収集する情報収集手段と、前記情報抽出手段から得られる情報と前記情報収集手段から得られる情報とを比較して、ジョブの実行に対する障害を検出する障害検出手段と、前記障害検出手段によって障害が検出されたジョブのジョブデータを障害が解決するまで装置内に保存し、他のジョブデータを受信して処理することを可能とする制御手段と、を有するジョブ処理装置、が開示されている。
【0005】
また、下記特許文献2には、受け付けられた順番にジョブを登録し、当該登録されたジョブの内容に応じて記録媒体に対して画像形成処理と後処理の実行を行う画像形成装置において、実行されている第1ジョブの後処理に要する時間と、前記登録され待機中の第2ジョブの画像形成処理に要する時間とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に応じて、前記実行されている第1ジョブの画像形成処理が終了した後であって当該第1ジョブの後処理が実行されている間に、前記待機中の第2ジョブの画像形成処理を実行させる制御手段と、を備える構成が開示されている。
【0006】
また、下記特許文献3には、ホスト装置から受信したジョブ情報に従って画像形成用画像データを作成し、前記ジョブ情報に含まれる画像形成用設定情報に従って前記画像形成用画像データが示す画像を用紙に形成する画像形成手段の制御を行うとともに、前記ジョブ情報に従った画像形成動作が継続できない場合には、そのジョブ情報に従った画像形成動作を一時中止して、次のジョブ情報に従った画像形成動作を開始するジョブスキップ機能を備えた画像形成装置であって、前記ジョブ情報に含まれるページのページ情報に画像形成用情報として含まれる描画コマンドを対応する前記画像形成用画像データに変換する描画コマンド変換手段と、前記描画コマンド変換手段により処理される前記ジョブ情報に含まれる設定情報に従って前記画像形成手段の動作状況を調べ、前記ジョブ情報に従った画像形成動作を行えるかどうかを判断する判断手段と、(a)前記判断手段が画像形成動作を行えると判断した場合には、前記描画コマンド変換手段の変換動作を継続して行わせ、描画コマンド変換手段が作成した画像形成用画像データを前記設定情報に従って前記画像形成手段で用紙に形成させる一方、(b)前記判断手段が画像形成動作を行えないと判断した場合には、前記描画コマンド変換手段の変換動作を中断させ、その中断時に中断したジョブ情報に続く次のジョブ情報がある場合には、前記次のジョブ情報に従った処理を前記描画コマンド変換手段に行わせ、その中断時に前記次のジョブ情報がない場合には、前記判断手段が前記中断したジョブ情報に従った画像形成動作を行えると判断するまで待った後、前記中断したジョブ情報に従った処理を前記描画コマンド変換手段に再開させる前記ジョブスキップ機能を有するジョブ制御手段と、を備えた構成が開示されている。
【0007】
また、下記特許文献4には、通常ジョブの実行中に別のジョブの割込の可能なジョブ処理装置、であって、前記各ジョブに対応する入力画像データを印字のために予めメモリに展開する手段と、前記展開された画像データを用紙上に印字する印字手段と、前記印字された用紙を後処理する手段と、前記通常ジョブまたは割込ジョブの実行中にそのいずれか一方における前記印字手段の待機時間を検出する手段と、前記検出された待機時間内に前記通常ジョブまたは割込ジョブのいずれか他方の実行が可能か否かを判断する手段と、前記判断手段が前記いずれか他方のジョブの実行が可能であると判断したときは、そのいずれか他方のジョブをいずれか一方のジョブと同時に実行する手段と、を含む構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開平10−304113号公報
【特許文献2】特開2008−173797号公報
【特許文献3】特開2010−214773号公報
【特許文献4】特開平09−163067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、前提として、ジョブは投入された順に画像の準備(ラスタライズ処理による画像の生成やラスタライズ済みの画像の受信)を行うため、先行ジョブの処理中に障害が発生した場合や、先行ジョブの後処理に時間がかかる場合に、従来技術を用いても、直ちに後続ジョブの処理を開始できない場合がある。すなわち、先行ジョブを飛び越して後続ジョブの印刷処理を開始するためには、後続ジョブの画像の準備が終了するまで待たなければならず、効率的にジョブを処理することができない。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、生産性を落とすことなくジョブを切り替えることができるジョブ処理装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の一側面は、ジョブを処理するジョブ処理装置において、印刷のための画像を準備する画像処理部と、先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、前記第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出部と、前記第1の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断部と、を備え、前記画像処理部は、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の準備が終了した後、前記n+1枚目の画像の準備を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の準備を行うことを特徴とする。
【0012】
本発明の一側面は、ジョブを処理するジョブ処理装置におけるジョブ処理方法であって、前記ジョブ処理装置は、印刷のための画像を準備する画像処理と、先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、前記第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出処理と、前記第1の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断処理と、を実行し、前記画像処理では、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の準備が終了した後、前記n+1枚目の画像の準備を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の準備を行うことを特徴とする。
【0013】
本発明の一側面は、ジョブを処理するジョブ処理装置で動作するジョブ処理プログラムであって、前記ジョブ処理装置に、印刷のための画像を準備する画像処理、先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、前記第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出処理、前記第1の時間と、前記第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、前記第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断処理、を実行させ、前記画像処理では、前記第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、前記第1ジョブの前記n枚目の画像の準備が終了した後、前記n+1枚目の画像の準備を開始する前に、前記第2ジョブの前記1枚以上の画像の準備を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明のジョブ処理装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理プログラムによれば、生産性を落とすことなくジョブを切り替えることができる。
【0015】
その理由は、ジョブを処理するジョブ処理装置に、印刷のための画像を準備する画像処理部と、先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出部と、第1の時間と、第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断部と、を設け、画像処理部は、第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、第1ジョブのn枚目の画像の準備が終了した後、n+1枚目の画像の準備を開始する前に、第2ジョブの1枚以上の画像の準備を行うからである。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】従来のジョブ処理方法と本発明の一実施の形態に係るジョブ処理方法(先行ジョブの生産性を落とさない場合)とを比較する模式図である。
図2】従来のジョブ処理方法と本発明の一実施の形態に係るジョブ処理方法(複数ジョブ全体の生産性を最適化する場合)とを比較する模式図である。
図3】本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。
図4】本発明の一実施例に係る印刷システムの他の構成を示す模式図である。
図5】本発明の一実施例に係る印刷システムの他の構成を示す模式図である。
図6】本発明の一実施例に係るクライアント装置の構成を示すブロック図である。
図7】本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図8】本発明の一実施例に係るジョブ処理のタイミング(先行ジョブの生産性を落とさずに画像の準備のみを行う場合)を説明する模式図である。
図9】本発明の一実施例に係るジョブ処理のタイミング(先行ジョブの生産性を落とさずに画像の準備及び印刷を行う場合)を説明する模式図である。
図10】本発明の一実施例に係るジョブ処理のタイミング(先行ジョブ及び後続ジョブ全体の生産性を最適化して画像の準備及び印刷を行う場合)を説明する模式図である。
図11】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(コントローラが名詞を印刷して断裁するジョブAを受信した状態)を説明する模式図である。
図12】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(コントローラが原稿を印刷するジョブBを受信した状態)を説明する模式図である。
図13】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(画像形成装置がコントローラから設定情報を受信した状態)を説明する模式図である。
図14】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(画像形成装置がコントローラからにジョブAの1ページ目の画像を受信した状態)を説明する模式図である。
図15】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(画像形成装置がコントローラからにジョブBの2ページ分の画像を受信した状態)を説明する模式図である。
図16】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(画像形成装置がコントローラからにジョブAの2ページ目の画像を受信した状態)を説明する模式図である。
図17】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(画像形成装置がコントローラからにジョブBの2ページ分の画像を受信した状態)を説明する模式図である。
図18】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(画像形成装置がコントローラからにジョブAの3ページ目の画像を受信した状態)を説明する模式図である。
図19】本発明の一実施例に係るジョブ処理方法(画像形成装置がコントローラからにジョブBの残りのページの画像を受信した状態)を説明する模式図である。
図20】本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(画像準備までの処理)を示すフローチャート図である。
図21】本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(画像準備処理)を示すフローチャート図である。
図22】本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(印刷処理)を示すフローチャート図である。
図23】本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(先行ジョブの生産性を落とさない場合の印刷開始処理)を示すフローチャート図である。
図24】本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(複数ジョブ全体の生産性を最適化する場合の印刷開始処理)を示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
背景技術で示したように、先行ジョブの処理中に障害が発生した場合や先行ジョブの後処理に時間がかかる場合、先行ジョブを飛び越して後続ジョブを先に実行するように制御する技術が提案されているが、ジョブは投入された順に画像の準備を行うため、先行ジョブを飛び越して後続ジョブの印刷処理を開始するためには、後続ジョブの画像の準備が終了するまで待たなければならず、効率的にジョブを処理することができない。
【0018】
そこで、本発明の一実施の形態では、先行ジョブに関して線速を満たすのに必要なページの画像準備ができたら、先行ジョブのページが未だ残っていても、その先行ジョブの画像の準備は一旦止めて、後続ジョブの画像の準備を先に行うように制御する。
【0019】
具体的には、ジョブを処理するジョブ処理装置に、印刷のための画像を準備する画像処理部と、先に登録された第1ジョブと、後に登録された第2ジョブと、を処理する場合に、第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する時間算出部と、第1の時間と、第2ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、第2ジョブの割り込みを行うかどうかを判断する判断部と、を設け、画像処理部は、第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、第1ジョブのn枚目の画像の準備が終了した後、n+1枚目の画像の準備を開始する前に、第2ジョブの1枚以上の画像の準備を行うようにする。
【0020】
また、ジョブ処理装置が、画像を用紙に印刷する印刷処理部を備える場合、時間算出部は、第1ジョブのn枚目の画像の印刷が終了してから、所定のタイミングでn+1枚目の画像の印刷を開始するまでの第2の時間を算出し、判断部は、第2の時間と、第2ジョブの1枚以上の画像の印刷に要する時間と、を比較して、第2ジョブの割り込みを行うか否かを判断し、印刷処理部は、第2ジョブの割り込みを行うと判断された場合に、第1ジョブのn枚目の画像の印刷が終了した後、n+1枚目の画像の印刷を開始する前に、第2ジョブの1枚以上の画像の印刷を行うようにする。
【0021】
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態に係るジョブ処理方法の一例について説明する。
【0022】
図1は、従来のジョブ処理方法と本発明の一実施の形態に係るジョブ処理方法とを比較して説明する模式図であり、先行ジョブの生産性を落とさずに後続ジョブの処理を実行する場合の例である。先行ジョブ(3ページの印刷を行い、その後ページ毎に断裁して部単位で製本するジョブA)と後続ジョブ(3ページの印刷を行うジョブB)とが投入された場合、従来は、図1(a)に示すように、画像準備では、ジョブAのA−1〜A−3の画像を準備した後、ジョブBのB−1〜B−3の画像を準備する。また、印刷処理では、ジョブAのA−1〜A−3の印刷を行った後、ジョブBのB−1〜B−3の印刷を行う。また、A−1〜A−3の印刷に際して、A−1の断裁後にA−2の印刷を行い、A−2の断裁後にA−3の印刷を行う。すなわち、A−1の印刷終了時点で、A−2の画像準備は終了しているが、A−1の断裁が終了しないとA−2の印刷を開始することができないため、A−1の印刷終了時からA−2の印刷開始までに待ち時間が発生する。しかしながら、A−1の印刷終了時点で、B−1の画像準備が終了していないため、A−1とA−2の間にB−1を印刷することができない。
【0023】
一方、本発明の一実施の形態の場合、図1(b)に示すように、A−1の印刷終了時からA−2の印刷開始までに待ち時間が発生し、A−2の印刷終了時からA−3の印刷開始までに待ち時間が発生することから、画像準備では、A−1、B−1、A−2、B−2、A−3、B−3の順番で画像準備を行う。すなわち、A−1の画像準備が終了したら、A−2の画像準備の前にB−1の画像準備を行う。また、印刷処理では、A−1の印刷終了時からA−2の印刷開始までに待ち時間が発生することから、その間に画像準備が終了しているB−1の印刷を行う。また、A−2の印刷終了時からA−3の印刷開始までに待ち時間が発生することから、その間に画像準備が終了しているB−2の印刷を行う。すなわち、前もってジョブBの画像を準備しているため、A−1とA−2との間、及び、A−2とA−3との間に、各々、B−1、B−2の印刷が可能になり、ジョブAの生産性に影響を与えることなく、ジョブBを割り込ませることができ、効率的にジョブを処理することができる。
【0024】
また、図2は、従来のジョブ処理方法と本発明の一実施の形態のジョブ処理方法を比較して説明する模式図であり、複数ジョブの印刷が終了するまでの時間を最短にする(複数ジョブ全体の生産性を最適化する)場合の例である。先行ジョブ(2枚の印刷を行い、1枚ずつ断裁部で断裁して出力するジョブA)と後続ジョブ(3枚の印刷を行うジョブB)とが投入された場合、従来は、図2(a)に示すように、ジョブAの1枚目の印刷/断裁、2枚目の印刷/断裁を行った後、ジョブBの1〜3枚目の印刷を行う。ここで、ジョブAの印刷/断裁後の用紙とジョブBの印刷後の用紙とを同じトレイ(装置の模式図の左端のトレイ)に排出する場合、ジョブAの2枚目の断裁が終了しないとジョブBの印刷を開始できない(ジョブAとジョブBの用紙が混載される)ため、ジョブAの1枚目の印刷終了時から2枚目の印刷開始までに待ち時間が発生しても、その間にジョブBの印刷を行うことができない。
【0025】
一方、本発明の一実施の形態の場合、図2(b)に示すように、ジョブBの用紙を断裁部よりも手前の排紙トレイに排紙したり、断裁部の別経路を使用して後段の排紙トレイに搬送したりできるようにする。そして、ジョブAの1枚目の印刷が終了したら、後処理と並行して、予め画像準備を行ったジョブBの印刷(ここでは、ジョブBの1枚目及び2枚目の印刷)を行い、ジョブBの用紙をジョブAの用紙とは異なる場所(装置の模式図の中央上部のトレイ)に排紙する。また、ジョブAの2枚目の印刷が終了したら、後処理と並行して、予め画像準備を行ったジョブBの印刷(ここでは、ジョブBの3枚目の印刷)を行い、ジョブBの用紙をジョブAの用紙とは異なる場所に排紙する。すなわち、ジョブ毎に異なる場所に排紙できる場合、ジョブAの処理の間にジョブBの印刷が可能になり、複数ジョブの印刷が終了するまでの時間を短縮することができる。
【実施例】
【0026】
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るジョブ処理装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理プログラムについて、図3乃至図24を参照して説明する。図3乃至図5は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図6は、本実施例のクライアント装置の構成を示すブロック図、図7は、本実施例の画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図8乃至図10は、本実施例のジョブ処理のタイミングを説明する模式図であり、図11乃至図19は、本実施例のジョブ処理方法の一例を説明する模式図である。また、図20乃至図24は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
【0027】
図3に示すように、本実施例の印刷システムは、ジョブ指示装置として機能するクライアント装置10と、ジョブ処理装置として機能する画像形成装置20とで構成される。これらは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク50によって接続される。
【0028】
なお、図3では、印刷システムをクライアント装置10と画像形成装置20とで構成しているが、図4に示すように、画像形成装置20を制御するコントローラ30などの制御装置を画像形成装置20とは別に設けてもよい。その場合、コントローラ30から画像形成装置20へのデータ転送は、IEEE1394、Parallelなどを用いることも可能である。また、後処理を含むジョブを処理する場合は、図3図4の画像形成装置20に後処理機能を持たせてもよいし、図5に示すように、画像形成装置20とは別に後処理装置40を設けてもよい。以下、図3の構成を前提にして各装置について詳細に説明する。
【0029】
[クライアント装置]
クライアント装置10は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、図6(a)に示すように、制御部11と記憶部12とネットワークI/F部13と表示部14と操作部15などで構成される。
【0030】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aと、ROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU11aは、ROM11bや記憶部12からプログラムを読み出し、RAM11cに展開して実行することにより、クライアント装置10の全体制御を行う。
【0031】
上記制御部11は、図6(b)に示すように、Windows(登録商標)やmacOS(登録商標)、Android(登録商標)、iOS(登録商標)などのOS(Operating System)16と、OS16上で原稿を作成する文書作成アプリケーション17と、文書作成アプリケーション17で作成した原稿のデータを画像形成装置20が解釈可能な言語のジョブ(PCL(Printer Control Language)やPS(Post Script)などのPDLデータ)に変換すると共に、印刷条件や後処理条件などを設定するプリンタドライバ18などとしても機能する。
【0032】
記憶部12は、HDDやSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、原稿のデータ、ジョブなどを格納する。
【0033】
ネットワークI/F部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、通信ネットワーク50を介して繋がっている画像形成装置20との接続を確立し、ジョブなどを送信する。
【0034】
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、原稿を作成する画面、原稿の印刷条件(印刷部数、紙種、片面/両面、カラー/モノクロなど)や後処理条件(タブ紙挿入やステープル、パンチなど)を設定する画面などを表示する。操作部15は、キーボードやマウス、表示部14と一体となったタッチパネルなどで構成され、原稿の作成、印刷条件や後処理条件の設定などの操作を可能にする。
【0035】
[画像形成装置]
画像形成装置20は、クライアント装置10から受信したジョブを処理するジョブ処理装置(本実施例ではジョブに基づいて印刷を実行する印刷装置)であり、図7(a)に示すように、制御部21と記憶部22とネットワークI/F部23と表示操作部24と画像処理部25と印刷処理部26と後処理部27などで構成される。
【0036】
制御部21は、CPU21aと、ROM21bやRAM21cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU21aは、ROM21bからプログラムを読み出し、RAM21cに展開して実行することにより、画像形成装置20の全体制御を行う。
【0037】
例えば、制御部21は、コントローラ30からジョブを受信すると、ジョブの設定情報を解析して、当該ジョブに後処理が設定されているか、後処理設定がジョブ単位の後処理設定であるかなどを判断する。そして、制御部21は、図7(b)に示すように、時間算出部28、判断部29として機能する。
【0038】
時間算出部28は、先に登録された第1ジョブ(先行ジョブ)と、後に登録された第2ジョブ(後続ジョブ)と、を処理する場合に、第1ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間を算出する。また、時間算出部28は、第1ジョブのn枚目の画像の印刷が終了してから、上記所定のタイミングでn+1枚目の画像の印刷を開始するまでの第2の時間を算出する。
【0039】
例えば、図8に示すように、ジョブAのn枚目(ここではA−1)の画像の印刷が終了した後、直ちにジョブAのn+1枚目(ここではA−2)の画像の印刷を開始できる第1のタイミングで、第1の時間を算出する。また、図9に示すように、ジョブAが、画像を印刷した用紙に対して後処理を実施するジョブの場合、ジョブAのn枚目(ここではA−1)の画像を印刷した用紙の後処理が終了した後に、直ちにジョブAのn+1枚目(ここではA−2)の画像の印刷を開始できる第2のタイミングで、第1の時間及び第2の時間を算出する。また、図10に示すように、ジョブAが、画像を印刷した用紙に対して後処理を実施するジョブの場合、ジョブAのn枚目(ここではA−1)の画像を印刷した用紙の後処理を開始した後、直ちにジョブBの1枚以上(ここではB−1及びB−2)の画像の印刷を開始し、ジョブBの1枚以上の画像の印刷が終了した後に、直ちにジョブAのn+1枚目(ここではA−2)の画像の印刷を開始できる第3のタイミングで、第1の時間及び第2の時間を算出する。この第3のタイミングは、ジョブA(先行ジョブ)及びジョブB(後続ジョブ)の双方の印刷が終了するまでの時間を最も短くするタイミングである。
【0040】
判断部29は、時間算出部28が算出した第1の時間と、第2ジョブ(後続ジョブ)の1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較して、第2ジョブ(後続ジョブ)の割り込みを行うかどうかを判断する。また、判断部29は、時間算出部28が算出した第2の時間と、第2ジョブ(後続ジョブ)の1枚以上の画像の印刷に要する時間と、を比較して、第2ジョブ(後続ジョブ)の割り込みを行うか否かを判断する。
【0041】
なお、上記時間算出部28及び判断部29はハードウェアとして構成してもよいし、制御部21を時間算出部28及び判断部29として機能させるジョブ処理プログラムとして構成し、当該ジョブ処理プログラムをCPU21aに実行させるようにしてもよい。
【0042】
記憶部22は、HDDやSSDなどで構成され、CPU21aが各部を制御するためのプログラム、ジョブ、ジョブの画像などを保存する。
【0043】
ネットワークI/F部23は、NICやモデムなどで構成され、通信ネットワーク50を介して繋がっているクライアント装置10との接続を確立し、ジョブやジョブの設定情報などを受信する。
【0044】
表示操作部24は、LCDなどの表示部上に格子状の透明電極からなるタッチセンサが形成されたタッチパネルなどであり、各種画面を表示すると共に、上記画面での各種操作を可能にする。
【0045】
画像処理部25は、RIP(Raster Image Processor)などで構成され、ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってページ毎に画像データを生成する(この一連の処理をラスタライズ処理と呼ぶ。)ことにより、印刷のための画像を準備する。また、画像処理部25は、必要に応じて、画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などの画像処理を行う。本実施例では、特に、判断部29が、第1の時間と第2ジョブ(後続ジョブ)の1枚以上の画像の準備に要する時間とを比較した結果、第2ジョブ(後続ジョブ)の割り込みを行うと判断した場合に、第1ジョブ(先行ジョブ)のn枚目の画像の準備が終了した後、n+1枚目の画像の準備を開始する前に、第2ジョブ(後続ジョブ)の1枚以上の画像の準備を行う。なお、コントローラ30がラスタライズ処理を行う場合は、コントローラ30からラスタライズ済みの画像を受信することにより、印刷のための画像を準備する。
【0046】
印刷処理部(印刷エンジン)26は、画像データに基づいて印刷処理を実行する。この印刷処理部26は、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を搬送する給紙ローラやレジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラ等の搬送部などで構成される。本実施例では、特に、判断部29が、第2の時間と第2ジョブ(後続ジョブ)の1枚以上の画像の印刷に要する時間とを比較した結果、第2ジョブ(後続ジョブ)の割り込みを行うと判断した場合に、第1ジョブ(先行ジョブ)のn枚目の画像の印刷が終了した後、n+1枚目の画像の印刷を開始する前に、第2ジョブ(後続ジョブ)の1枚以上の画像の印刷を行う。その際、第2ジョブ(後続ジョブ)の画像を印刷した用紙を、第1ジョブ(先行ジョブ)の画像を印刷した用紙とは異なる場所に搬送する(異なるトレイに排紙する)ように、用紙搬送を制御する。
【0047】
後処理部27は、必要に応じて設けられ、印刷処理部26が印刷処理を行った用紙に対して、パンチやステープル、小冊子などの後処理を実施する。
【0048】
なお、図3乃至図7は本実施例の印刷システムの一例であり、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。
【0049】
例えば、上記説明では、画像形成装置20の制御部21に、時間算出部28及び判断部29の機能を持たせたが、印刷システムに、画像処理部を備えるコントローラ30などのジョブ処理装置を含む場合は、コントローラ30の制御部に、時間算出部28及び判断部29の機能を持たせる(コントローラ30のCPUにジョブ処理プログラムを実行させる)ようにしてもよい。
【0050】
次に、上記構成の印刷システムにおけるジョブ処理方法の一例(図9に示すように、ジョブAの処理中にジョブBの画像準備及び印刷を割り込ませる例)について、図11乃至図19の模式図を参照して説明する。なお、ここでは、印刷システムにコントローラ30を含む図4の印刷システムを前提とし、コントローラ30が画像形成装置20の要求に従って印刷のための画像を生成する(ラスタライズ処理を行う)ものとして説明する。
【0051】
まず、図11に示すように、ユーザは、クライアント装置10を操作して、10枚分の名刺画像×3ページの印刷を指示するジョブA(A4サイズの用紙に印刷後、名刺サイズに断裁する設定情報が付加された先行ジョブ)をコントローラ30に投入する。
【0052】
次に、図12に示すように、ユーザは、クライアント装置10を操作して、10ページの原稿の印刷を指示するジョブB(後処理なしの設定の後続ジョブ)をコントローラ30に投入する。
【0053】
次に、図13に示すように、コントローラ30は、画像形成装置20にジョブAの設定情報を送信し、続いて、ジョブBの設定情報を送信する。画像形成装置20は、ジョブA及ジョブBの設定情報を解析し、ジョブAは後処理を伴うことから、後処理部27(又は後処理装置40)に、1ページ目と2ページ目の後処理に要する時間を問い合わせ、各ページの画像準備、印刷、後処理に要する時間を考慮して、ジョブAにジョブBを何ページ、割り込ませることができるかを判断する。ここでは、ジョブAの各ページの後処理中に、ジョブBを各2ページ、割り込ませることができると判断する。
【0054】
次に、図14に示すように、コントローラ30は、画像形成装置20にジョブAの1ページ目の画像を送信し、画像形成装置20は、受信した画像を用いてジョブAの1ページ目の印刷を行う。
【0055】
次に、図15に示すように、画像形成装置20が、判断結果に基づいてコントローラ30にジョブBの2ページ分(P1、P2)の画像を要求すると、コントローラ30は、画像形成装置20にジョブBの2ページ分(P1、P2)の画像を送信し、画像形成装置20は、受信した画像を用いてジョブBの2ページ分(P1、P2)の印刷を行う。
【0056】
次に、図16に示すように、画像形成装置20が、判断結果に基づいてコントローラ30にジョブAの2ページ目の画像を要求すると、コントローラ30は、画像形成装置20にジョブAの2ページ目の画像を送信し、画像形成装置20は、受信した画像を用いてジョブAの2ページ目の印刷を行う。
【0057】
次に、図17に示すように、画像形成装置20が、判断結果に基づいてコントローラ30に、ジョブBの2ページ分(P3、P4)の画像を要求すると、コントローラ30は、画像形成装置20にジョブBの2ページ分(P3、P4)の画像を送信し、画像形成装置20は、受信した画像を用いてジョブBの2ページ分(P3、P4)の印刷を行う。
【0058】
次に、図18に示すように、画像形成装置20が、判断結果に基づいてコントローラ30に、ジョブAの3ページ目の画像を要求すると、コントローラ30は、画像形成装置20にジョブAの3ページ目の画像を送信し、画像形成装置20は、受信した画像を用いてジョブAの3ページ目の印刷を行う。
【0059】
次に、図19に示すように、画像形成装置20が、判断結果に基づいてコントローラ30に、ジョブBの残りのページ(P5〜P10)の画像を要求すると、コントローラ30は、画像形成装置20にジョブBの残りのページ(P5〜P10)の画像を送信し、画像形成装置20は、受信した画像を用いてジョブBの残りのページ(P5〜P10)の印刷を行う。
【0060】
以下、本実施例の画像形成装置20の動作について、図20乃至図24のフローチャート図を参照して説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部22に記憶したジョブ処理プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図20乃至図24のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、以下の説明では、1枚の用紙に1ページの画像を印刷するものとする。
【0061】
[画像準備]
まず、画像準備までの処理について説明する。図20に示すように、制御部21は、コントローラ30からジョブを受信すると(S101)、ジョブの設定情報を解析して(S102)、当該ジョブに後処理が設定されているかを判断する(S103)。後処理が設定されていない場合は(S103のNo)、制御部21(時間算出部28)は、各ページの印刷にかかる時間を取得し(S104)、各ページの印刷時間を考慮して、nページの画像準備が終了してから、n+1ページの画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1ページの画像準備を開始するまでの第1の時間を算出した後(S105)、画像準備処理を実施する(S110)。この画像準備処理の詳細は後述する。
【0062】
一方、後処理が設定されている場合は(S103のYes)、制御部21は、その後処理設定がジョブ単位の後処理設定であるかを判断する(S106)。ジョブ単位の後処理設定の場合は(S106のYes)、先行ジョブと後続ジョブの印刷済み用紙を異なる場所に搬送可能であれば、後処理を考慮せずにジョブの切り替えが可能であることから、制御部21(時間算出部28)は、各ページの印刷にかかる時間を取得し(S104)、各ページの印刷時間を考慮して、nページの画像準備が終了してから、n+1ページの画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1ページの画像準備を開始するまでの第1の時間を算出した後(S105)、画像準備処理を実施する(S110)。一方、ジョブ単位の後処理設定でない(ページ単位の後処理設定である)場合は(S106のNo)、制御部21(時間算出部28)は、各ページの印刷にかかる時間を取得し(S107)、後処理部27(図5のシステム構成の場合は後処理装置40)に、各ページの後処理にかかる時間を問い合わせ(S108)、各ページの印刷時間及び後処理時間を考慮して、nページの画像準備が終了してから、n+1ページの画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1ページの画像準備を開始するまでの第1の時間を算出した後(S109)、画像準備処理を実施する(S110)。
【0063】
図21は、S110の画像準備処理の詳細を示しており、まず、制御部21(判断部29)は、先行ジョブの次に印刷するページの画像準備を行ったかを判断し(S201)、次に印刷するページの画像準備を行っていない場合は(S201のNo)、画像処理部25は、次に印刷するページの画像を準備する(S204)。
【0064】
一方、次に印刷するページの画像準備を行っている場合は(S201のYes)、制御部21(判断部29)は、S105又はS109で算出した第1の時間と、後続ジョブの1ページ以上の画像準備にかかる時間と、を比較し(S202)、第1の時間内に後続ジョブを1ページ以上画像準備可能であるかを判断する(S203)。第1の時間内に後続ジョブを1ページ以上画像準備可能でない場合は(S203のNo)、画像処理部25は、先行ジョブの次に印刷するページの画像を準備し(S204)、第1の時間内に後続ジョブを1ページ以上画像準備可能な場合は(S203のYes)、後続ジョブの上記1ページ以上の画像を準備する(S205)。
【0065】
そして、制御部21(判断部29)は、全ジョブの全ページの画像準備が終了したかを判断し(S206)、画像準備が終了していないページがある場合は(S206のNo)、S201に戻って同様の処理を繰り返す。なお、上記の画像の準備に際して、画像処理部25がラスタライズ処理を行ってもよいし、図4のシステム構成の場合は、画像形成装置20がコントローラ30に画像を要求し、コントローラ30がラスタライズ処理を行って画像形成装置20に画像を送信してもよい。
【0066】
[印刷処理]
次に、画像準備と並行して行う印刷処理について説明する。図22に示すように、制御部21は、未完了のジョブを監視し(S301)、未完了のジョブがある場合は(S301のYes)、印刷開始処理を実施する(S302)。この印刷開始処理は、先行ジョブの生産性を落とさないことを目的とする場合と、複数ジョブ全体の生産性を最適化することを目的とする場合と、で処理内容が異なる。以下、各々の場合について説明する。
【0067】
図23は、先行ジョブの生産性を落とさない場合の印刷開始処理を示しており、制御部21は、複数ジョブが投入されているかを判断し(S401)、複数ジョブが投入されている場合は(S401のYes)、先行ジョブが印刷処理中であるかを判断する(S402)。複数ジョブが投入されていない場合(S401のNo)、若しくは、先行ジョブが印刷処理中でない場合は(S402のNo)、印刷処理部26は、先行ジョブの次ページの印刷を開始する(S406)。
【0068】
一方、先行ジョブが印刷処理中の場合は(S402のYes)、制御部21(時間算出部28)は、現在印刷中のページの印刷が終了してから次ページの印刷を開始するまでの第2の時間を算出し(S403)、制御部21(判断部29)は、第2の時間と後続ジョブの1ページ以上の印刷にかかる時間とを比較し(S404)、第2の時間内に後続ジョブを1ページ以上印刷可能であるかを判断する(S405)。第2の時間内に後続ジョブを1ページ以上印刷できない場合は(S405のNo)、印刷処理部26は、先行ジョブの次ページの印刷を開始し(S406)、第2の時間内に後続ジョブを1ページ以上印刷可能な場合は(S405のYes)、印刷処理部26は、第2の時間内に印刷可能なページ数分、後続ジョブの印刷を開始する(S407)。
【0069】
図24は、複数ジョブ全体の生産性を最適化する場合の印刷開始処理を示しており、制御部21は、複数ジョブが投入されているかを判断し(S501)、複数ジョブが投入されている場合は(S501のYes)、先行ジョブが印刷処理中であるかを判断する(S502)。複数ジョブが投入されていない場合(S501のNo)、若しくは、先行ジョブが印刷処理中でない場合は(S502のNo)、印刷処理部26は、先行ジョブの次ページの印刷を開始する(S506)。
【0070】
一方、先行ジョブが印刷処理中の場合は(S502のYes)、制御部21(時間算出部28)は、現在印刷中のページの印刷が終了してから次ページの印刷を開始するまでの第2の時間を算出し(S503)、制御部21(判断部29)は、第2の時間と後続ジョブの1ページ以上の印刷にかかる時間とを比較し(S504)、第2の時間内に後続ジョブを1ページ以上印刷した方が全体の処理時間が短くなるかを判断する(S505)。第2の時間内に後続ジョブを1ページ以上印刷しても全体の処理時間が短くならない場合は(S505のNo)、印刷処理部26は、先行ジョブの次ページの印刷を開始する(S506)。一方、第2の時間内に後続ジョブを1ページ以上印刷した方が全体の処理時間が短くなる場合は(S505のYes)、印刷処理部26は、後続ジョブの1ページ以上の印刷を開始する(S507)。
【0071】
以上説明したように、先行ジョブのn(nは1以上の正数)枚目の画像の準備が終了してから、n+1枚目の画像を所定のタイミングで印刷するための当該n+1枚目の画像の準備を開始するまでの第1の時間と、後続ジョブの1枚以上の画像の準備に要する時間と、を比較したり、先行ジョブのn枚目の画像の印刷が終了してから、上記所定のタイミングでn+1枚目の画像の印刷を開始するまでの第2の時間と、後続ジョブの1枚以上の画像の印刷に要する時間と、を比較したりし、比較結果に基づいて後続ジョブの割り込みを行うかどうかを判断することにより、ジョブを効率的に処理することができる。
【0072】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、印刷システム及び各装置の構成や制御は適宜変更可能である。
【0073】
例えば、上記実施例では、画像形成装置20をジョブ処理装置として動作(制御部21を時間算出部28及び判断部29として機能)させる場合について記載したが、画像処理部の機能を備えるコントローラ30をジョブ処理装置として動作(コントローラ30の制御部を時間算出部及び判断部として機能)させる場合に対して、本発明のジョブ処理方法を同様に適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0074】
本発明は、ジョブを処理するジョブ処理装置、当該ジョブ処理装置におけるジョブ処理方法、当該ジョブ処理装置で動作するジョブ処理プログラム及び当該ジョブ処理プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
【符号の説明】
【0075】
10 クライアント装置
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
12 記憶部
13 ネットワークI/F部
14 表示部
15 操作部
16 OS
17 文書作成アプリケーション
18 プリンタドライバ
20 画像形成装置
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 記憶部
23 ネットワークI/F部
24 表示操作部
25 画像処理部
26 印刷処理部
27 後処理部
28 時間算出部
29 判断部
30 コントローラ
40 後処理装置
50 通信ネットワーク
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