(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-25532(P2020-25532A)
(43)【公開日】2020年2月20日
(54)【発明の名称】撹拌式側面篩い付 ばいせんき
(51)【国際特許分類】
A23N 12/08 20060101AFI20200124BHJP
A47J 27/00 20060101ALI20200124BHJP
【FI】
A23N12/08 A
A47J27/00 101B
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2018-174240(P2018-174240)
(22)【出願日】2018年8月17日
(71)【出願人】
【識別番号】518333627
【氏名又は名称】長嶋 淳子
(72)【発明者】
【氏名】長嶋 淳子
【テーマコード(参考)】
4B055
4B061
【Fターム(参考)】
4B055AA31
4B055CA05
4B055CA06
4B055CB07
4B061AA01
4B061BA09
4B061BB18
4B061CD06
(57)【要約】
【課題】容器の両側面に底から半分以、上の所に横縦に、網状に穴を開け、容器内で分離した物を、持ち手を持ち横にして直接排出する、底部に放射線状の高台を設けた容器を提供する。
【解決手段】容器内を撹拌しながら熱によって自然に分離した不要なものを、焦げる前に容器を横にして直接排出できる、容器側面に底から半分、上のところに、横縦に網目状に穴を設け直接排出できる、冷却促進のために、放射線状の高台を設けたことを特徴とする撹拌式側面篩い付 ばいせんき。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器の左右側面に容器の半分より上方の範囲に網状の両側面に穴を開け、放射線状に高台を設け、内側に湾曲にした口辺を設けたことを特徴とする、撹拌式側面篩い付 ばいせんき。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
容器の投入口を内側に反り曲げ、取っ手を中心に両側面、底部から半分、上のところから横、縦に網状に穴を開け容器内で分離した物を、取っ手を持ち容器を横にして、篩い排出し、底部は冷却促進のために放射線状に高台を設けた容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来茶焙器、があった(特許文献1参照)。
また、焙煎器があった(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−058200
【特許文献2】実公昭8−002019
【非特許文献1】焙りたてや本部 一宮物産株式会社、“家庭焙煎 いりたて名人”、[online]、平成30年6月20日検索]、インタネット<URL:http://www.iriateya.co.jp/baisengu.html>
【非特許文献2】株式会社フレッシュロースター珈琲問屋、“遠赤外線 焙煎器 いるいる”、[online]、[平成30年6月20日検索]、インターネット<URL:http://www.tonya.co.jp/shop/g/g3678/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来は次のような問題点があった。
生豆を容器に入れ加熱すると、実がはじけ、多くの薄皮が分離発生する、その薄皮が、焦げて、煙が発生、それが原因で、苦み、えぐみなど、食感、味覚を低下させていた、その薄皮を加熱中、容器の中で取り払うのが困難であった、分離した薄皮を排出するために、容器の側面に穴を設け篩い状にした、容器を早めるために容器底部に放射線状に凹凸高台を設けた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【0005】
1 容器の左右側面に容器底部半分、上から、横5対3、縦5対4、範囲に網状に穴を 開け、容器内で分離した物を、取っ手を持ち容器を横にして不要な物を、焦げる前 に適切なときに排出する。
2 左利き、右利きどちらからでも排出できる。
3 容器の底は冷却のために放射線状に高台を設けることで冷却を促進させた。
4 容器の口は横にしたときにこぼれ落ちないよう内側に湾曲にした。
以上を特徴とする容器である。
【0006】
分離発生した薄皮が、焦げ、煙から出る、苦み、えぐみ、などの成分が、食材本体に、うつる 前に、適切なときに容器から排出することにより防止出来た、きわめて良く、苦み、えぐみ、など取り除くことができた、底部に放射線状に、高台を付けることで容器の冷却を促進することができ、置いた状態で、撹拌するので安定し安全である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)耐熱陶磁器又は金属で球形状の素材からなる容器。
(ロ)穴は
図2に示すように側面から見て半分より上に、穴は横方向約80%、縦方向約 60%の範囲内、両側面に網状に開け左右どちらでも排出を出来るようにした。
(ハ)持ち手は容器と同じ素材を使用して、側面を視て半分より上のところに穴を開空胴 で排出口兼用とし角度は30度内にする。
(ニ)補助取っ手は
図3に示すように重いときに使用出来るように中心から振り分け横長 に持ちやすいようにつける。
(ホ)容器を横にしたとき、
図2に示すように中に入れた物が、出ないように口縁を内側 に反らせた。
(ヘ)従来の容器は、煎り終るまで容器を持って休みなく振っていなければならなかった が容器を動かさずに撹拌出来るので手が疲れなくなった。
(ト)容器底
図4に示すように高台を放射線状に分割に付け冷却を促進させた。
本発明は以上のような構成である。
【符号の説明】
【0009】
(1)容器
(2)穴
(3)持ち手
(4)補助取っ手
(5)口辺
(6)底
(7)高台
(8)側面
(9)篩い落とす