【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記した特許文献1は、ホームページ上で事前に派遣人材とメールで細かな打ち合わせができる人材派遣システムを開示している。
【0008】
この人材派遣システムでは、告知手段10の一つである休暇取得計画書を、勤務者が事業体へ提出することによって告知し、この告知手段10には、その他に、電話、FAX等の手段が含まれることを開示している(段落0012)。
【0009】
しかし、休暇取得計画書を保管しておく必要があり、休暇取得計画書の保管管理に手間がかかるという問題があった。
【0010】
また、上記した特許文献2は、メール文通により、見合いをする前にお互いのコミュニケーションをとることができる情報提供方法及び情報提供システムを開示している。
【0011】
しかし、コミュニケーションをとることについての開示はあるが、いつどこでお見合いをするかの確認する方法については具体的な記載がなく、複数のメールから特定のメールを探したり、仲介業者に確認したりする必要があるという問題があった。
【0012】
更に、上記した特許文献3は、予約後に予約受付通知を行うシステムを開示している。この特許文献3は、ホームヘルパーのスケジュールを確認して予約できることを開示しているが、予約したスケジュール(日時、場所)を介護者側が容易に確認する方法については具体的な記載がなく、予約したスケジュールをメモしたり、派遣事業者に確認したりしなければならない必要があるという問題があった。
【0013】
そこで、本発明は、文字による会話を予め行う予約システムであって、予約を行うとスケジュールを容易に予約画面に表示できる、予約システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の予約システムに係る発明は、例えば、
図4に示すように、
第1の端末と第2の端末の文字画面に表示される文字で会話を予め行うことができ、予約確定後にスケジュール(日時、場所)を第1の端末と第2の端末の予約画面に表示できる事を特徴とする。
【0015】
請求項1に記載の予約システムに係る発明によれば、第1の端末と第2の端末の文字画面に表示される文字で会話を予め行うことができるので、第1の端末と第2の端末のユーザが予約前にコミュニケーションをとることができ、予約確定後にスケジュール(日時、場所)を第1の端末と第2の端末の予約画面に表示できるので、確認したいときに各ユーザが各端末で予約内容を確認することができる。
【0016】
上記課題を解決するために、請求項2に記載の予約システムに係る発明は、例えば、
図6〜
図7に示すように、
文字画面に表示される文字を入力する第1の入力手段と、予約画面に日時と場所の予約内容を選択して入力する第2の入力手段とを有する入力手段と、
入力された文字を文字画面に表示し、または、選択する日時と場所の予約内容を予約画面に表示する表示手段と、
文字画面が表示されている画面に表示され予約画面を表示するための予約画面表示ボタンを表示する予約画面表示手段と、文字画面と切り替えて表示される予約画面で入力された予約内容を確認する予約内容確認ボタンを表示する予約内容確認手段とを有する予約手段と、
入力された文字情報と確認後の予約内容を送信する送信手段と、入力手段と表示手段と予約手段と送信手段とを制御する制御手段を有する第1の端末と、
文字画面に表示される文字を入力する第1の入力手段と、第1の端末で確認された日時と場所の予約内容に同意するか否かを予約画面で入力する第3の入力手段とを有する入力手段と、
入力された文字を文字画面に表示し、または、第1の端末の入力手段で入力された予約内容を予約画面に表示する表示手段と、
文字画面が表示されている画面に表示され予約画面を表示するための予約内容確認ボタンを表示する予約内容確認手段と、第1の端末の入力手段で入力された予約内容を表示手段で表示するときに、日時と場所の予約内容を確定するための予約内容確定ボタンを予約画面に表示する予約内容確定手段とを有する予約手段と、
入力された文字情報と第1の端末で入力された日時と場所が予約内容確定手段で確定されたことを示す予約確定情報を第1の端末に送信する送信手段と、入力手段と表示手段と予約手段と送信手段を制御する制御手段を有する第2の端末と、
第1の端末と第2の端末とをインターネットを介して通信可能に接続し、第1の端末および第2の端末に入力された文字と第1の端末から送信される予約内容と第2の端末から送信される予約確定情報を受信する受信手段と、
第1の端末と第2の端末のユーザ情報および第1の端末と第2の端末に入力された文字とを関連付けて記憶し管理するユーザ管理DBと、
第1の端末と第2の端末のユーザ情報と、第1の端末から送信された予約内容と、第2の端末から送信された予約確定情報とを関連付けて記憶し管理する予約管理DBと、
第1の端末から受信した文字と予約内容を第2の端末に送信し、第2の端末から受信した文字と予約確定情報を第2の端末に送信する送信手段とを有するサーバと、を備え、
サーバは、第1の端末から確認された予約内容を受信手段で受信すると、この確認された予約内容を第2の端末に送信手段で送信し、第2の端末から予約確定情報を受信手段で受信すると、予約管理DBに第1の端末と第2の端末のユーザ間で予約が確定したことを予約確定情報と関連付けて記憶し、第1の端末と第2の端末に予約が確定したことを送信手段で送信し、
第1の端末と第2の端末は予約が確定したことを受信手段で受信すると、第1の端末と第2の端末の予約手段がそれぞれ有する予約内容確認手段が日時と場所の予約内容を予約画面に表示するための予約内容確認ボタンを文字画面と共に表示する事を特徴とする。
【0017】
請求項2に記載の予約システムに係る発明によれば、第1の端末の表示手段と第2の端末の表示手段との文字画面に表示される文字で会話を予め行うことができ、第1の端末と第2の端末は予約が確定したことを受信手段で受信すると、第1の端末と第2の端末の予約手段がそれぞれ有する予約内容確認手段が日時と場所の予約内容を予約画面に表示するための予約内容確認ボタンを文字画面と共に表示するので、予約確定後に文字による会話を行うと共に予約内容確認ボタンをタップすることで、スケジュール(日時、場所)を容易に予約画面に表示できる。
【0018】
請求項3に記載の予約システムに係る発明は、例えば、
図2、
図3、
図5に示すように、第1の端末および第2の端末の予約手段は、予約画面に予約キャンセルボタンを表示する予約キャンセル手段を有する事を特徴とする。
【0019】
請求項3に記載の予約システムに係る発明によれば、第1の端末および第2の端末の予約手段は、予約画面に予約キャンセルボタンを表示する予約キャンセル手段を有するので、第1の端末からの予約を第1の端末または第2の端末で容易にキャンセルすることができる。
【0020】
請求項4に記載の予約システムに係る発明は、例えば、
図1に示すように、第1の端末の入力手段は、日時と場所と共に、複数のコースから任意のコースを選択して入力する事を特徴とする。
【0021】
請求項4に記載の予約システムに係る発明によれば、第1の端末の入力手段は、日時と場所と共に、複数のコースから任意のコースを選択して入力することができるので、第2の端のユーザは予めコースと費用を把握することができる。
【0022】
請求項5に記載の予約システムに係る発明は、例えば、
図1に示すように、第1の端末の第2の入力手段は、日時と場所と共に、予約を自動でキャンセルするまでの時間を選択して入力し、第1の端末の送信手段は、日時と場所と共に、予約を自動でキャンセルするまでの時間をサーバに送信し、サーバは選択されたキャンセルするまでの時間までに第2の端末から予約確定情報を受信しないとき予約をキャンセルすることを第2の端末に送信する事を特徴とする。
【0023】
請求項5に記載の予約システムに係る発明によれば、第1の端末の第2の入力手段は、日時と場所と共に、予約を自動でキャンセルするまでの時間を選択して入力することができるので、第1の端末のユーザは約確定までの時間を任意に決めることでき、かつ、第1の端末の送信手段は、日時と場所と共に、予約を自動でキャンセルするまでの時間をサーバに送信し、サーバは選択されたキャンセルするまでの時間までに第2の端末から予約確定情報を受信しないとき予約をキャンセルすることを第2の端末に送信するので、第2の端末のユーザは予約がキャンセルされたことを知ることができる。
【0024】
請求項6に記載の予約システムに係る発明は、例えば、
図3に示すように、第2の端末の予約内容確認示手段は、第1の端末から予約内容とキャンセルするまでの時間を受信したとき、キャンセルするまでの時間が経過するまで第1の端末から受信した予約内容を表示するための予約内容確認ボタンを文字画面と共に表示する事を特徴とする。
【0025】
請求項6に記載の予約システムに係る発明によれば、第2の端末の予約内容確認手段は、第1の端末から予約内容とキャンセルするまでの時間を受信したとき、キャンセルするまでの時間が経過するまで第1の端末から受信した予約内容を表示するための予約内容確認ボタンを文字画面と共に表示するので、第2の端末はキャンセルするまでの時間が経過するまで予約内容確認ボタンを表示し、時間経過後に予約内容確認ボタンを非表示にすることができる。