(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-40194(P2020-40194A)
(43)【公開日】2020年3月19日
(54)【発明の名称】卓上側面チューブ孔空け機
(51)【国際特許分類】
B26F 1/32 20060101AFI20200225BHJP
B26D 7/02 20060101ALI20200225BHJP
A61M 25/00 20060101ALI20200225BHJP
【FI】
B26F1/32 J
B26F1/32 T
B26D7/02 E
A61M25/00 500
A61M25/00 534
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2018-182849(P2018-182849)
(22)【出願日】2018年9月10日
(71)【出願人】
【識別番号】518344896
【氏名又は名称】株式会社テクニカルアーツ
(72)【発明者】
【氏名】猪狩 佳司
【テーマコード(参考)】
3C021
3C060
4C167
4C267
【Fターム(参考)】
3C021CC02
3C060AA03
3C060AA04
3C060AA06
3C060AA16
3C060AB01
3C060AB02
3C060BA01
3C060BB12
3C060BB13
3C060BG18
3C060BH01
3C060BH02
4C167AA31
4C167BB02
4C167FF01
4C267AA31
4C267BB02
4C267FF01
(57)【要約】 (修正有)
【課題】カテーテルチューブの側孔を形成する器具がなく、手間と時間がかかり、目的の孔形状を等間隔で形成することが出来ない。目的の孔を形成することが出来る卓上側面チューブ孔空け機を提供する。
【解決手段】土台1の上に設けた、二本の支柱2,3と、二本の支柱に平行して二本のシャフト台84,85が取り付けられ、二本のシャフト台には、二本のスライダーが付いており、二本のスライダーの表面にはスライドパネル4が付いており、スライドパネルの先端部にはポンチ取付け部一式10が付き、ポンチ取付け部一式の下に、測孔を形成する際に、チューブを固定する為のチューブ抑え冶具一式13が土台の上に設けられ、チューブ抑え冶具一式の右側には、チューブの送り出しの長さを決めることが出来るチューブ送りだし装置23を設け、チューブを動かないように固定し側孔を形成することが可能である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
土台の上に設けられた、二本の支柱と、前記二本の支柱の上端部にはシャフト台上があり、下部にはシャフト台下が設けられており、前記二本の支柱に平行して二本のシャフト台が取り付けられており、前記二本のシャフト台には、二本のスライダーが付いており、前記二本のスライダーの表面にはスライドパネルが付いており、前記スライドパネルの先端部にはポンチ取付け部一式が付いており、前記ポンチ取付け部一式の下には、孔を側面から空ける際にチューブが動かないようにするためのチューブ抑え冶具一式が前記土台の上に設けられていて、前記チューブ抑え冶具一式の右側には、チューブの送り出しの長さを決めることが出来るチューブ送りだし装置が設けられていて、チューブを動かないように抑えながら孔を側面から空けることが可能で、送り出しも同時に行うことが出来ることが特徴の卓上チューブ側面孔空け機。
【請求項2】
昇降ハンドルの右側に設けられている、送り出し目盛り機と、前記送り出し目盛り機の下には、送り出し長さ設定ギアが設けられていて、前記送り出し長さ設定ギアは、前記送り出し目盛り機の目盛りを上下に動かすと送り出す長さを決めることが可能で、前記送り出し長さ設定ギアの下には、送り出し装置が設けられていて、前記送り出し装置の右側にはチューブ通し穴が設けられており、前記チューブ送り出し装置の正面には、ロック解除ハンドルがあり、前記ロック解除ハンドルを下げることでチューブを取り出すことが可能で、チューブの送りだしとチューブの出し入れが出来ることが特徴の請求項1に記載の卓上側面チューブ孔空け機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
カテーテルチューブに側孔を作る際に、カテーテルチューブの側面のみを切断することにより簡易的に短時間で側孔を作れる。
【0002】
側孔を作る際に、空けたい孔の形状(丸形状・楕円形状)により、使用する刃物を選定し側孔を作る。刃物は、丸形状・異形状(楕円・V字)から選定する。
【0003】
刃物を使用しても刃を欠けにくくするためや、カテーテルチューブを目標の形状に切断するため、刃物の角度を最適な角度に設定する。
【0004】
バリが残らないようにカテーテルチューブを切断するため、チューブを押さえて、刃物の形状により刃物を回転させながら切断する。
【0005】
カテーテルチューブを切断後、等間隔にチューブを送り出すことにより、均一に孔の形成ができる。
【背景技術】
【0006】
従来のカテーテルチューブには、治療に向いている孔の数・形状が不足していることがあり、医師や看護師が、治療目的により、カテーテルチューブにメスを使用しカテーテルチューブを切り取り、アルコールランプと水・お湯を用意し、孔の形状・数を形成しており、手間や時間がかかっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
医師や看護師がカテーテルチューブの側孔の形成に手間と時間がかかっている。
【0008】
カテーテルチューブの側孔を形成する専用刃物がないため、目的の丸形状や楕円形状の孔を形成できない。
【0010】
側孔を形成する際に、カテーテルチューブが動いてしまい、目的の形状をあけることができない。
【0011】
カテーテルチューブに等間隔で孔を空ける際に、現在は目測に近い状態で空けている為、確実に等間隔に孔を空けることができない。
【0012】
本発明は、上記課題を解決するための手段であり、効率よく精度の高い孔を形成できる卓上側面チューブ孔空け機である。
【課題を解決するための手段】
【0013】
土台の上に設けられた、二本の支柱と、前記二本の支柱の上端部にはシャフト台上があり、下部にはシャフト台下が設けられており、前記二本の支柱に平行して二本のシャフト台が取り付けられており、前記二本のシャフト台には、二本のスライダーが付いており、前記二本のスライダーの表面にはスライドパネルが付いており、前記スライドパネルの先端部にはポンチ取付け部一式が付いており、前記ポンチ取付け部一式の下には、孔を側面から空ける際にチューブが動かないようにするためのチューブ抑え冶具一式が前記土台の上に設けられていて、前記チューブ抑え冶具一式の右側には、チューブの送り出しの長さを決めることが出来るチューブ送りだし装置が設けられていて、チューブを動かないように抑えながら孔を側面から空けることが可能で、送り出しも同時に行うことが出来ることが特徴の卓上チューブ側面孔空け機。
【0014】
昇降ハンドルの右側に設けられている、送り出し目盛り機と、前記送り出し目盛り機の下には、送り出し長さ設定ギアが設けられていて、前記送り出し長さ設定ギアは、前記送り出し目盛り機の目盛りを上下に動かすと送り出す長さを決めることが可能で、前記送り出し長さ設定ギアの下には、送り出し装置が設けられていて、前記送り出し装置の右側にはチューブ通し穴が設けられており、前記チューブ送り出し装置の正面には、ロック解除ハンドルがあり、前記ロック解除ハンドルを下げることでチューブを取り出すことが可能で、チューブの送りだしとチューブの出し入れが出来ることが特徴の請求項1に記載の卓上側面チューブ孔空け機。
【発明の効果】
【0015】
本発明においては、卓上側面チューブ穴空け機を使用し、昇降ハンドルを下げることによって、ポンチを取り付けたアタッチメントを回転させながら、または回転せずにそのまま対象物であるカテーテルチューブを手間や時間をかけることなく簡単に側面に孔を空けることができる。
【0016】
本発明は、ポンチの刃の形状を2種類選択できるようにし、丸形状・異形状(楕円・V字)の刃物で目的の空けたい形状を形成することができる。
【0017】
本発明は、ポンチの刃物の外側・内側に角度をつけることによって、刃が欠けにくくなりポンチの刃持ちがよくなる。
【0018】
本発明は、カテーテルチューブの側孔を形成する際に、ポンチでカテーテルチューブの側面を切り抜くとき、チューブ押さえ冶具一式によりカテーテルチューブを固定し、カテーテルチューブの側面をポンチで切り抜く。
【0019】
本発明は、カテーテルチューブを等間隔で切断するために、チューブ送り出し装置によって、カテーテルチューブ切断後、チューブを送り出すことができ、均一に孔を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図2】卓上側面チューブ孔空け機動作後正面図である。
【
図4】卓上側面チューブ孔空け機動作後左側面図である。
【
図5】チューブ押さえ治具一式左側面拡大図(動作前)である。
【
図6】チューブ押さえ治具一式左側面拡大図(動作後)である。
【
図7】チューブ各サイズアタッチメント斜視図である。
【
図8】カテーテルチューブ孔空け加工動作、動作後正面図である。
【
図11】固定シャフト断面図アタッチメント装着前図である。
【
図12】固定シャフト断面図丸刃用アタッチメント装着図である。
【
図13】固定シャフト断面図異形状用アタッチメント装着図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1卓上側面チューブ孔空け機正面図である。
四角形の厚みのある土台1の上に左支柱2と右支柱3が二本立っており、両支柱2,3の前にはシャフト台上84とシャフト台下85が取り付けられている。シャフト台上84とシャフト台下85の前方には左スライドシャフト86と右スライドシャフト87が平行に取り付けられている。左スライドシャフト86と右スライドシャフト87には、図示してないが、左スライダー88と右スライダー89が取り付けられておりスライドするようになっている。図示してないが、左スライダー88と右スライダー89の表面にはスライドパネル4が取り付けられ、スライドパネル4の表面には固定シャフト5と固定シャフト5上部には回転ベルト6が図示していないがモーター11の上部分に巻き付けられている。また、回転ベルト6の上には、鉄製近接スイッチ検出用ドク7が取り付けられている。他にもスライドパネル4の表面には、近接スイッチ取り付け台9が取り付けてあり、近接取り付け台9上部には近接スイッチ8が取り付けられている。固定シャフト5の下には
図11のようにポンチ取り付け部一式10が取り付けられている。
スライドパネル4の裏には、回転モーター11が取り付けられている。左支柱2の側面には下降確認スイッチ12が取り付けてある。スライドパネル4の下にはチューブ押さえ治具一式13がある。ダイス台14は、土台1の上に取り付けられ、ダイス台14の上面にはアクリル定板15の下面が取り付けられている。また、アクリル定板15の上面にはカテーテルチューブ16を通すためのダイス17の下面が取り付けられている。ダイス17の後方部には図示してないがダイス引っ張りカム18が取り付けられている。
昇降ハンドル19は、昇降ハンドル軸20の右面取り付けられている。昇降ハンドル19の右側には送り出し目盛り機21があり、送り出し長さ設定ギア22がその下にあり、チューブ送り出し装置23の中に送り出す長さの分だけ入っている。また、土台1の上面に取り付けられているチューブ送り出し装置23の右側面にはガイド24がついている。カテーテルチューブ16はガイド24の中を左方向25に向かい通っており、チューブ送り出し装置23の中を通り、ダイス17の中を通り抜けている。チューブお送り出し装置23の表面にはロック解除ハンドル26が取り付けられている。
【0022】
図2卓上側面チューブ孔空け機動作後正面図である。
昇降ハンドル19を下げることにより、同時にスライドパネル4が下がり、スライドパネル4に取り付けられている固定シャフト5、回転ベルト6、鉄製近接検出用ドク7、ポンチ取り付け部一式10、ポンチ28、近接スイッチ取付け台9、近接スイッチ8が下がる。上記のように下がることによって、カテーテルチューブ16をポンチ28が側面から切り抜く。(詳細は
図8)
また、送り出し目盛り機21の目盛り29を送り出したい長さ上下30に動かすことにより、送り出し量設定ギア22も一緒に上下30し決めた長さ送り出すことができる。
上記のことから、昇降ハンドル19を下げることによって、前記で述べたように送り出す長さを設定した分、送り出し長さ設定ギア22がチューブ送り出し装置23上部に入る。設定した長さ分、カテーテルチューブ16は左方向25に進行する。
ロック解除ハンドル26を下方向27に下げることにより、カテーテルチューブ16のロックが解除され、フリーにカテーテルチューブ16を動かせるようになる。(詳細は
図15)
【0023】
図3卓上側面チューブ孔空け機左側面図である。
スライドパネル4の下部に押し出しピン31が取り付けてあり、押し出しピン31の下にはダイス引っ張りカム18とダイス17の後方に取り付けられているスプリングアタッチメント33が連結部34にて連結している。また、ダイス17にはチューブ通し穴35が空いており、カテーテルチューブ16が通っている。(詳細は
図5)
左支柱2の側面には下降確認スイッチ12が取り付けられており、下降確認スイッチ12に取り付けられている下降確認スイッチセンサー75の先端が左スライダー88の上面に乗っている。
【0024】
図4卓上側面チューブ孔空け機動作後左側面図である。
昇降ハンドル19が下がることによって、スライドパネル4が下方向に下がり、押出しピン31が下方向に下がる。押し出しピン31が下がることによりピンがダイス引っ張りカム18を押して下方向に下がる。それにより、連結部34で連結しているスプリングアタッチメント33は左方向に引っ張られる。そのため、ダイス17もスプリングアタッチメント33に引っ張られることにより左に進む。また、
図2のようにポンチ取り付け部一式10も下がるため、
図6のようにポンチ28がカテーテルチューブ16を側面から切り抜く。
スライドパネル4が下がることによって、スライドパネル裏面に取り付けられている左スライダー88も下方向に下がる。左スライダー88が下がることによって下降確認スイッチセンサー75と左スライダー88が離れる。離れることにより、下降確認スイッチセンサー75が取り付けられている下降確認スイッチ12が、昇降ハンドル19により、
図2のように下降したことを確認し、回転モーター11の電源が入る。
【0025】
図5チューブ押さえ治具一式左側面拡大図(動作前)である。
ダイス17には、左方向から右方向に向かい穴が小さくなっているチューブ通し穴35があり、カテーテルチューブ16がチューブ通し穴35を通っている。また、ダイス17はスプリングアタッチメント33が取り付けられている。ダイス17は、カテーテルチューブ16のサイズにより取り替えて使用する。(詳細は
図7)
【0026】
図6チューブ押さえ治具一式左側面拡大図(動作後)である。
図4のように、ダイス17が左方向に移動することにより、チューブ通し穴35の大きい穴から小さい穴にカテーテルチューブ16の位置が移動する。チューブ通し穴35の最小径は使用するカテーテルチューブの外径に設定してあり、使用するカテーテルチューブ16によって交換する。そのため、カテーテルチューブ16が小さい穴位置に移動することによりカテーテルチューブ16は動かなくなり、ポンチ28が下方向36に進み、固定されたカテーテルチューブ16を動くことなく側面から切り抜くことができる(詳細は
図8)。
【0027】
図7チューブ各サイズアタッチメント斜視図である。
ダイス17の後方に切込み口80がありスプリングアタッチメント33を取り付ける。ダイス17の側面には、チューブ通し穴35があいており、カテーテルチューブ16が通っている。
図6のようにカテーテルチューブ16のサイズに合わせ交換し使用する。
【0028】
図8カテーテルチューブ孔空け加工動作、動作後正面図
ダイス17に通したカテーテルチューブ16を
図6のように固定し、カテーテルチューブ16の側面をポンチ28が下方向36へ下がり切り抜く。また、カテーテルチューブ16を孔空け加工した後、ポンチ28は上方向40に上がりチューブ穴あけ加工後正面38のように側孔39ができる。
【0029】
図9各種ポンチ上面図である。
ポンチ28は2種類あり、丸形状ポンチ(丸刃)41と異形状ポンチ42(楕円形状43、V字形上44)がある。
【0030】
図10各種ポンチ刃先断面図である。
切断するチューブの径や材質により、図示していないがポンチ28(
図11の2種類)の刃先の外側角度49、内側角度48をつけ傾斜にすることによって、刃先の外側内側に厚みをつけることができ、刃を欠けにくくさせることができる。
【0031】
図11固定シャフト断面図アタッチメント装着前断面図である。
センサー軸50の上部側面には、鉄製近接検出用ドク7が取り付けいており、鉄製近接検出用ドク7の下には回転プーリー51があり、回転プーリー51上部側面には回転ベルト6があり、図示してはいないが回転ベルト6は後方の回転モーター11の上部に巻き付けられている。回転プーリー51の下部には、回転シャフト53の上部、センサー軸50が通っている。また、回転プーリー51下部と回転シャフト53上部は回転シャフト止め52により固定されており、その下にはカラー55、その下には軸回転用ベアリング56が取り付けられている。また、芯がぶれないようにするため回転シャフト53下部側面には軸回転用ベアリング56がついている。
軸回転用ベアリング56の外周には、筒状の固定シャフト5が覆っており、固定シャフト5の中には、回転シャフト53、センサー軸50が通っている。その両方50、53の下部にはアタッチメント取り付けヘッド54が取り付けてある。アタッチメント取り付けヘッド54の中には、丸形状ポンチ(丸刃)41を取り付ける丸形状用ポンチ取り付けヘッド57があり、または、異形状ポンチ(楕円・V字)42を取り付ける異形状用ポンチ取り付けヘッド58を取り付ける。また、スライドパネル4の表面に取り付けられている近接スイッチ取り付け台9の上部には近接スイッチ8が取り付けられている。
【0032】
図12固定シャフト断面図丸刃用アタッチメント装着図である。
丸形状用ポンチ取り付けヘッド57の中に、丸形状ポンチ(丸刃)41を取り付け、アタッチメント取り付けヘッド54に取り付ける。その時、丸形状用ポンチ取り付けヘッド57の上部にはピンが付いており、上記のように取り付けることによって、中のセンサー軸50が上方向に持ち上がる。持ち上がることにより、鉄製近接スイッチ検出用ドク7が一緒に上がる。鉄製近接検出用ドク7は上に上がると、近接スイッチ8の横の高さまで上がる。近接スイッチは磁器や鉄に反応するため、鉄製近接検出用ドク7に反応する。反応することにより、
図4のように電源が入ると、回転ベルト11が回転する。
図12の回転用プーリー51、回転シャフト53、ポンチ取り付け部一式10が回転をし、丸形状ポンチ(丸刃)41が回転をする。
【0033】
図13固定シャフト断面図異形状用アタッチメント装着図である。
異形状ポンチ取り付けヘッド58の中に、異形状ポンチ(楕円・V字)42を取り付け、アタッチメント取り付けヘッド54に取り付ける。異形状用ポンチ取り付けヘッド58にはピンがついていないため、取り付けをおこなっても、センサー軸50が持ち上がらないため
図12のように回転しない。
【0034】
図14チューブ送り出し装置の内部上面図である。
チューブ送り出し長さ設定ギア22の右部と回転ギア62の左部がギア同士かみ合っている。回転ギア62の真ん中には回転軸A63が通っており、回転ギア62の前には歯車A64が結合されて同時に回転する。
歯車A64の左部には歯車B65の右部がギア同士かみ合っており、また、歯車B65の左部には歯車C66の右部がギア同士かみ合っている。歯車C66の真ん中を回転軸B67が通っており、歯車C66と回転ローラー上68が回転軸B67に結合されている。
図15のように回転ローラー上68と回転ローラー下69は接しており、カテーテルチューブ16はガイド24の挿入口から左方向25に送り出されていく。
図14のガイド24を抜けたら、回転ローラー上68、図示してないが回転ローラー下69の間をチューブ通り送り出し装置23を抜ける。
【0035】
図15チューブ送り出し装置内部正面図である。
上記チューブ送り出し長さ設定ギア22が上下することによって、図示してないが、回転ギア62が回転する。回転ギア62が回転すると、
図15の機構によって、歯車A64、歯車B65、歯車C66が回転する。歯車が回転することによって、回転ローラー上68、回転ローラー下69も回転し、回転ローラーを通っているカテーテルチューブ16が左方向25へ送り出される。
図示していないが、ロック解除ハンドル26を下方向に下げると、ロック解除ハンドル軸72が下がり、ハンドル軸土台73と回転ローラー下69が下に下がり、回転ローラー上68と回転ローラー69下を通っているカテーテルチューブ16は挟まれている状態から自由に動かせるようになる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明に使用するカテーテルチューブはで説明したが、他にも樹脂製、アルミ製、革製のチューブにも応用できる。
また、チューブだけでなく、帯状の形状にも使用できる。
【符号の説明】
【0037】
1.土台
2.左支柱
3.右支柱
4.スライドパネル
5.固定シャフト
6.回転ベルト
7.鉄製近接検出用ドク
8.近接スイッチ
9.近接スイッチ取り付け台
10 ポンチ取り付け部一式
11.回転モーター
12.下降確認スイッチ
13.チューブ押さえ冶具一式
14.ダイス台
15.アクリル定板
16.カテーテルチューブ
17.ダイス
18.ダイス引っ張りカム
19.昇降ハンドル
20.昇降ハンドル軸
21.送り出し目盛り機
22.送り出し長さ設定ギア
23.チューブ送り出し装置
24.ガイド
25.左方向
26.ロック解除ハンドル
27.下方向
28.ポンチ
29.目盛り
30.上下
31.押し出しピン
33.スプリングアタッチメント
34.連結部
35.チューブ通し穴
36.下方向
37.チューブ孔あけ加工時正面
38.チューブ孔あけ加工後正面
39.側孔
40.上方向
41.丸形状ポンチ(丸刃)
42.異形状ポンチ(楕円・V字)
43.楕円形状
44.V字形状
48.内側角度
49.外側角度
50.センサー軸
51.回転プーリー
52.回転シャフト止め
53.回転シャフト
54.アタッチメント取り付けヘッド
55.カラー
56.軸回転用ベアリング
57.丸形状用ポンチ取り付けヘッド
58.異形状用ポンチ取り付けヘッド
62.回転ギア
63.回転軸A
64.歯車A
65.歯車B
66.歯車C
67.回転軸B
68.回転ローラー上
69.回転ローラー下
70.回転軸C
71.上下
72.ロック解除ハンドル軸
73.ハンドル軸土台
74.卓上側面孔あけ機本体
75.下降確認スイッチセンサー
80.切込み口
84.シャフト台上
85.シャフト台下
86.左スライドシャフト
87.右スライドシャフト
88.左スライダー
89.右スライダー