【解決手段】店舗での支払に利用可能な金券の購入を申込む購入申込情報をユーザが利用するユーザ端末20から受信する購入申込受信部101と、購入申込情報が示す金券をユーザが購入するための決済の処理を行なう決済処理部102と、決済処理部102が決済の処理を行なった金券を購入したユーザの駐車料金を無料化するための処理を行なう無料化処理部107とを備えた。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、情報処理装置10等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0019】
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における情報処理装置を備えた情報処理システムのブロック図である。情報処理システム1は、情報処理装置10と、1または2以上のユーザ端末20と、1または2以上の駐車場端末30とを備えている。情報処理装置10と、ユーザ端末20と、駐車場端末30とは、情報の通信が可能となるよう、有線や無線のネットワーク等を介して接続されている。ここでは、情報処理システム1が、複数のユーザ端末20と、複数の駐車場端末30とを備えている場合を例に挙げて示している。複数のユーザ端末20は、いずれも同様の構成を有しているものとする。また、複数の駐車場端末30は、いずれも同様の構成を有しているものとする。複数のユーザ端末20の一部を、ここでは、ユーザ端末20a〜20cで表しているが、これらを区別しない場合は、単にユーザ端末20と呼ぶ。また、複数の駐車場端末30の一部を、ここでは、駐車場端末30a〜30cで表しているが、これらを区別しない場合は、単に駐車場端末30と呼ぶ。
【0020】
情報処理装置10は、購入申込受信部101、決済処理部102、支払時情報取得部103、金券管理格納部104、金券更新部105、利用時間受信部106、無料化処理部107、支払受信部109、および支払処理部110を備えている。
【0021】
無料化処理部107は、無料化情報取得手段1071、駐車料金取得手段1072、無料化情報格納部1073、および無料化管理格納部1074を備えている。
【0022】
ユーザ端末20は、受信部201、受付部202、送信部203、および表示部204を備えている。
【0023】
駐車場端末30は、駐車ユーザ取得部301、利用時間取得部302、利用時間送信部303、および駐車ユーザ格納部304を備えている。
【0024】
購入申込受信部101は、購入申込情報をユーザが利用するユーザ端末30から受信する。購入申込情報は、店舗での支払に利用可能な金券の購入を申込む情報である。ここでの店舗は、商品等を販売する店舗であってもよく、サービス等を提供する店舗等であっても良い。店舗は、例えば、スーパーマーケットや、百貨店、コンビニエンスストア等であっても良く、飲食店等であっても良い。なお、店舗は、これらに限定されるものではない。ここでの店舗は、通常は、仮想的な店舗でなく、実店舗である。金券とは、例えば、商品やサービス等の購入や支払に、金銭の代わりに利用可能なものである。金券は、例えば、金銭の代わりに利用可能な、金銭に対応する価値を有する券や情報である。金券は、商品やサービス等の購入や支払に利用可能な購入利用券や、支払利用券と考えてもよい。金券は、例えば、商品券やギフトカード等である。金券は、購入金額から所望の金額を減額する割引券等と考えてもよい。ここでの金券は、通常、電子的な金券であるが、後述する金券の識別情報を取得可能なものであれば、紙等に印刷された券や、磁気カード等に記録された券であってもよい。電子的な金券は、例えば、いわゆる電子マネー等であっても良い。金券は、1または2以上の特定の店舗のみで利用可能な金券であってもよく、不特定の店舗で利用可能な金券であっても良い。例えば、金券は、特定の系列やグループに属する複数の店舗で利用可能な金券であってもよい。一の金券は、例えば、予め決められた金額を有するものであある。金券は、金額を増加させることが可能なもの(例えば、金額をチャージできるもの)であってもよい。
【0025】
購入申込情報は、例えば、購入を申込む金券の金額を特定可能な情報と、購入するユーザの識別情報と、を有する情報である。金券の金額を特定可能な情報は、例えば、購入する金券の金額を指定する情報であってもよく、1以上の所定の金額の金券の購入数を指定する情報であってもよい。例えば、500円分の金券を6枚購入することを指定する情報であっても良い。購入申込情報は、更に、購入の申込を行なう指示や、ユーザ認証に用いられるパスワード等の情報や、購入に必要な、クレジットカードの情報(例えばクレジットカード番号等)や口座番号、電子マネーの支払に必要な認証情報等を有する情報であってもよい。ユーザの識別情報(以下、ユーザ識別子と称す)は、例えば、ユーザのメールアドレスや、ユーザID等である。ユーザ識別子は、ユーザが利用するユーザ端末20の識別情報(例えば、携帯電話番号等)であっても良く、ユーザが利用する自動車等の移動体のナンバープレートのナンバーであっても良い。ナンバープレートのナンバーは、例えば、自動車登録番号や、車両番号等である。ここでの移動体は、例えば、自動車や自動二輪、原動機付き自転車、自転車等の車両である。なお、一のユーザについての、異なる種類の複数のユーザ識別子(例えば、ユーザのメールアドレスと、ユーザの自動車のナンバー)が、予め図示しない格納部等に蓄積された管理情報等によって対応付けられている場合、この管理情報を用いて、一のユーザ識別子から、他のユーザ識別子を取得可能であることから、この複数のユーザ識別子を、実質的に一のユーザ識別子として考えるようにしてもよい。
【0026】
購入申込受信部101は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。購入申込受信部101は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。かかることは、他の受信部においても同様である。
【0027】
決済処理部102は、購入申込受信部101が受信した購入申込情報が示す金券を、購入申込情報が示すユーザが購入するための決済の処理を行なう。ここでの決済とは、例えば、金券をユーザが購入するための支払の処理である。決済の処理とは、決済を行なうために必要な情報を、決済の処理を行なう他のサーバ装置(図示せず)等に送信する処理であってもよい。例えば、ここでの決済の処理は、決済のための与信の処理であっても良い。決済の処理は、例えば、図示しない決済を行なう決済サーバ等への決済に必要な情報(例えば、金券の購入金額等を示す情報等)の送信や、購入申込情報が有するクレジットカードの情報等を、決済の処理を行なうサーバ装置(図示せず)等に送信する処理であっても良い。ここで決済される金額は、通常、購入した金券の金額と同額であるが、発行手数料等が含まれていても良い。なお、決済処理部102が行なう決済の処理は、上記の処理に限定されるものではない。
【0028】
決済処理部102が上記の決済の処理を行なうことで、購入申込情報が有するユーザ識別子が示すユーザに対して、購入された金券が発行される。金券の発行とは、例えば、金券の情報を発行することである。金券の発行は、金券の情報の生成や、金券の情報を取得する処理等と考えてもよい。金券の発行は、図示しない決済サーバ等で行なわれても良く、情報処理装置10の決済処理部102が行なっても良い。決済処理部102は金券の発行に伴って、例えば、発行された金券の識別情報(以下、金券識別子と称す)と、金券を購入したユーザのユーザ識別子とを有する情報を取得してもよい。ここでの金券識別子は、通常は、金券に割当てられた文字列やコード等の識別情報である。例えば、決済処理部102は、金券を発行し管理する図示しないサーバ装置等から、発行された金券識別子を、図示しない受信部等を介して受信し、受信した金券識別子を、購入申込情報が有するユーザ識別子と対応付けて有する金券管理情報を金券管理格納部104に蓄積する。この場合、例えば、図示しないサーバ装置で、発行された金券の識別情報と購入申込情報が有するユーザ識別子とを対応付けて管理すればよい。あるいは、決済処理部102は、金券を発行して、発行した金券の識別情報と、購入申込情報が有するユーザ識別子とを対応付けて有する金券管理情報を金券管理格納部104に蓄積してもよい。なお、金券の発行はどのように行なわれても良く、また、金券はどのように管理されても良い。また、発行された金券の金券識別子と、ユーザ識別子との組を取得する処理は、上記の処理に限定されるものではない。また、情報処理装置10において、ユーザが購入した金券の使用状況等を管理しない場合、決済処理部102は、金券の識別情報等を取得しなくても良い。なお、決済処理部102は、購入した金券識別子を取得する代わりに、購入した金額の情報を取得しても良い。また、金券を管理する図示しないサーバ装置において、ユーザにより購入された金額を、同じユーザの金券の残金に加算してもよい。
【0029】
支払時情報取得部103は、支払時情報を取得する。支払時情報は、金券を利用して行なわれた商品やサービス等の支払時の情報である。支払時の情報は、支払が行なわれた時を示す情報である。支払時情報は、例えば、支払が行なわれた時刻、時間帯、または日付の情報である。支払時情報取得部103は、例えば、支払時情報と、この支払時情報に対応する支払に利用された1以上の金券の金券識別子とを取得する。例えば、金券を利用した支払のための決済処理が、図示しないサーバ装置やいわゆるPOS(point of sales)端末等の販売時点管理情報を取得可能な端末装置等で行なわれる場合、支払時情報取得部103は、図示しない受信部等を介して、支払のための決済処理が行なわれたサーバ装置やPOS端末等からこの支払に関する支払時情報と1以上の金券の金券識別子との組を受信する。金券を利用した支払のための決済処理を行なうサーバ装置やPOS端末等は、支払に利用された金券の金券識別子と、この金券を利用した支払のための決済処理を行なった時点の時を示す情報を図示しない時計等から取得して、情報処理装置10に出力するようにすればよい。支払時情報と同じ組の金券識別子は、支払時情報に対応付けられた金券識別子と考えてよい。また、金券を用いた支払を受け付けた店舗の店員等が、支払に用いられらた金券の金券識別子と、支払が行なわれた日時とを有する支払時情報を、メールやメッセージ、電話、ファクシミリ等を利用して、情報処理装置10を管理する管理者等に通知し、この通知を受けた管理者が、入力デバイス等を介して手入力等で情報処理装置10に入力した、通知に含まれる金券識別子と支払時情報とを、支払時情報取得部103が取得するようにしてもよい。また、金券を利用した支払が、情報処理装置10で行なわれる場合、この支払に関する支払時情報と1以上の金券の金券識別子との組を取得する。また、支払時情報取得部103は、支払時情報と、支払時情報に対応する支払に利用された金券の金券識別子と、金券を購入したユーザのユーザ識別子とを有する情報を取得しても良い。また、支払時情報取得部103は、金券識別子と、支払時情報に加えて、更に、金券の利用額や、金券の残額等の情報とを受信してもよい。なお、支払時情報取得部103がどのように支払時情報を取得するかについては、上記の処理に限定されるものではない。
【0030】
金券管理格納部104には、1以上の金券管理情報が格納される。金券管理情報は、金券に関する情報を管理する情報である。金券管理情報は、例えば、金券が利用済であるか否かを示す情報を管理する情報である。金券管理情報は、金券識別子と、金券識別子が示す金券が利用済であるか否かを示すいわゆるフラグ等の情報と有する情報である。また、金券管理情報は、例えば、金券が利用済であるか否かを示す情報の代わりに、あるいは、金券が利用済であるか否かを示す情報に加えて、金券識別子が示す金券の支払時情報を更に有する情報であってもよい。また、金券管理情報は、さらに、金券を購入したユーザのユーザ識別子を有していても良い。また、金券管理情報は、金券の利用額や、金券の残額等を有していても良い。金券管理格納部104は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。かかることは、他の格納部においても同様である。
【0031】
金券更新部105は、支払時情報取得部103が取得した支払時情報に対応する金券の金券管理情報を更新して、この金券を利用済にする処理を行なう。支払時情報に対応する金券とは、例えば、支払時情報を取得する際に取得した金券識別子が示す金券である。金券を利用済にすることは、結果的に金券が利用済であることが判断可能となるようにすることであれば、どのような処理であってもよく、例えば、利用済であることを示す情報を付加することであっても良く、支払時情報を付加することで支払があったことを示すことであっても良い。金券更新部105は、通常、金券の金額が全て利用された場合に、この金券を利用済にする処理を行なうが、金券の一部の金額が利用された場合に、金券を利用済にする処理を行なうようにしても良い。また、一部の金額が利用された場合、金券の一部を利用済にする処理を行なってもよい。一部を利用済にする処理は、一部が利用済であることを示す情報を付加することであっても良く、一部が利用された時を示す支払時情報を付加することであってもよい。ここでの更新は、金券管理情報に、情報を付加することであっても良く、情報を削除したり、上書きしたりすること等であっても良い。例えば、金券更新部105は、支払時情報取得部103が支払時情報を取得した場合に、金券管理格納部104に格納されている金券管理情報のうちの、支払時情報を取得する際に取得した金券識別子を有する金券管理情報に、支払時情報を付加しても良く、この金券管理情報に、金券が利用済であることを示すフラグ等の情報を付加しても良い。
【0032】
利用時間受信部106は、利用時間管理情報を受信する。利用時間管理情報は、ユーザが駐車場を利用した時間を示す利用時間情報と、このユーザのユーザ識別子とを有する情報である。ここでの駐車場は、例えば、有料の駐車場である。駐車場を利用した時間は、駐車時間と考えてよい。利用時間管理情報は、ユーザが利用した駐車場の識別情報や、駐車料金を算出するためのルールを示す情報等をさらに有していてもよい。駐車場の識別情報は、駐車場に設置されている駐車場端末30の識別情報(例えば、駐車場端末30のIPアドレス等)であってもよい。利用時間情報は、駐車場の利用時間を取得可能な情報であればよい。例えば、利用時間情報は、駐車場の利用時間、すなわち駐車場の利用開始から利用終了までの時間の長さの情報であってよく、駐車場の利用開始時刻と、利用終了時刻との組合せであってもよい。また、利用時間情報は、ユーザが利用している駐車場が、1日の利用料金が一定である駐車場である場合、利用時間情報は、利用日の情報や、利用日数等であっても良い。ここでの駐車場は、例えば、駐車時間毎に料金が増加する駐車場であっても良く、一日や一回の利用料金が固定の駐車場であっても良く、その駐車料金の料金体系は問わない。
【0033】
利用時間受信部106は、例えば、ユーザが駐車場の利用を終了する際(例えば、駐車場から出庫する際等)に、利用時間管理情報を受信する。利用時間受信部106は、利用時間管理情報をどこから受信してもよい。例えば、駐車場端末30が、ユーザが駐車場を退出する際に、利用時間管理情報を送信する場合、利用時間受信部106は、駐車場端末30から利用時間管理情報を受信してもよい。また、ユーザ端末20が、ユーザが駐車場を退出する際に利用時間管理情報を送信する場合、ユーザ端末20から利用時間管理情報を受信してもよい。
【0034】
無料化処理部107は、決済処理部102が決済の処理を行なった金券を購入したユーザの駐車料金を無料化するための処理を行なう。無料化処理部107は、例えば、決済処理部102が、購入申込情報が示す金券をユーザが購入するための決済の処理を行なった場合に、この購入申込情報が有するユーザ識別子が示すユーザ、すなわち金券を購入したユーザの駐車料金を無料化するための処理を行なう。駐車料金とは、駐車場の利用料金である。ここでの駐車料金の無料化とは、駐車料金の少なくとも一部の無料化である。駐車料金の無料化は、例えば、駐車料金の割引も含むと考えてもよい。無料化処理部107は、例えば、利用時間受信部106が受信した利用時間管理情報が有する利用時間情報が示す一の駐車場の利用時間に対応する駐車料金の少なくとも一部を無料化する。駐車料金の少なくとも一部の無料化は、駐車料金の一部の無料化であっても良く、駐車料金の全ての無料化であっても良い。無料化処理部107が無料化可能な駐車場は、1または2以上の特定の駐車場であっても良く、不特定の駐車場であっても良い。例えば、予め指定された系列やグループに属する駐車場であっても良い。また、駐車場端末30が設置された全ての駐車場であっても良い。
【0035】
無料化処理部107による駐車料金の一部を無料化する処理は、無料化できる時間または無料化できる金額と、金券を購入したユーザ識別子とを、このユーザ識別子が示すユーザが利用する駐車場の駐車場端末30に送信することであっても良く、駐車料金の一部を無料化した駐車料金を表示することや、この駐車料金を表示する情報を、ユーザ端末20や駐車料金端末30等に送信することであってもよく、駐車料金の一部を無料化するための指示や情報を、駐車料金の決済等を行なうための他の装置(例えば、他のサーバ装置や、駐車場端末30)等に送信することや、支払処理部110に出力することであっても良い。
【0036】
無料化処理部107は、例えば、金券を購入したユーザの駐車料金から、所定の時間分の駐車料金を無料化する処理を行なう。例えば、無料化処理部107は、金券を購入したユーザの駐車場の利用時間から所定の時間分の時間を減算し、減算した時間分の駐車料金を取得してもよい。また、例えば、無料化処理部107は、金券を購入したユーザの駐車場の利用時間分の駐車料金を取得し、取得した駐車料金から、所定の時間分の駐車料金を減算した駐車料金を取得しても良い。
【0037】
無料化する所定の時間分の駐車料金は、一定であっても良く、変動してもよい。例えば、無料化処理部107は、購入した金券の金額に応じて、駐車場の利用時間のうちの課金を行なわない時間や、駐車料金のうちの無料化する金額等を決定してもよい。購入した金券の金額は、ここでは、一定額の金券の購入数と考えてもよい。
【0038】
無料化処理部107は、例えば、決済処理部102が決済の処理を行なった金券を購入したユーザについて無料化情報を取得し、この無料化情報を用いて、このユーザの駐車料金の少なくとも一部を無料化するための処理を行なう。無料化情報とは、決済処理部102が決済の処理を行なった金券を購入したユーザの駐車料金を無料化するための情報であり、例えば、無料化する時間や日数や料金等を有する情報である。
【0039】
無料化処理部107は、例えば、一のユーザが金券を購入した時点で利用していた駐車場の駐車料金の少なくとも一部を無料化してもよい。一のユーザが金券を購入した時点は、例えば、金券を購入するための決済の処理を決済処理部102が行なった時や、金券を購入するための決済を行なった図示しないサーバ装置等から、情報処理装置10の図示しない受信部等が、決済が完了したことを示す情報を受信した時や、金券を購入するための決済を行なった図示しないサーバ装置等が送信する決済を行なった時点を示す情報が示す時である。無料化処理部107は、例えば、上記のような決済処理部102が決済の処理を行なった時や、図示しない受信部等が、決済が完了したことを示す情報を受信した時を検出することで、金券を購入した時点を検出しても良く、このような時を示す情報を、図示しない時計等から取得してもよい。無料化処理部107は、例えば、一のユーザが金券を購入した時点の情報を取得した後、利用時間受信部106が受信した利用時間管理情報に、この一のユーザのユーザ識別子と、取得した時点の情報が示す時点を含む利用時間を示す利用時間情報があるか否かを判断し、ある場合に、この利用時間情報に対応する駐車料金の一部を無料化した駐車料金を取得する。また、無料化処理部107は、例えば、一のユーザが金券を購入した時点以降に、同じ一のユーザが駐車場の利用を終了した場合に、この駐車場の駐車料金の少なくとも一部を無料化しても良い。具体的には、一のユーザが金券を購入した時点以降に、同じ一のユーザのユーザ識別子を有する利用時間関連情報を、利用時間受信部106が受信した場合に、この利用時間関連情報が有する利用時間情報に対応する駐車場の駐車料金の一部を無料化しても良い。
【0040】
また、無料化処理部107は、例えば、ユーザが購入した金券を利用した場合に、この金券の利用時に同じユーザが利用していた駐車場の駐車料金を、利用した金券の金額等に応じて無料化しても良い。
【0041】
無料化処理部107は、支払時情報取得部103が取得した支払時の情報に対応する金券を購入したユーザの、この支払時情報取得部103が取得した支払時の情報が示す支払時に利用していた駐車場の利用時間に対する駐車料金(すなわち、支払時の情報が示す支払時を含む駐車場の利用時間に対する駐車料金)の少なくとも一部を無料化するための処理を行なうようにしてもよい。例えば、無料化処理部107は、利用時間受信部106が受信した利用時間情報に対応付けられたユーザ識別子に対応付けられた金券であって、この利用時間情報が示す利用時間内の支払に利用された金券があるか否かを支払時情報取得部103が取得した支払時情報や、金券管理格納部104に格納された金券管理情報等から判断し、利用された金券がある場合に、この利用時間情報に対応する駐車料金の少なくとも一部を無料化する処理を行なう。
【0042】
以下、本実施の形態においては、無料化処理部107が、無料化情報取得手段1071、駐車料金取得手段1072、無料化情報格納部1073、および無料化管理格納部1074を有しており、これらを用いて、金券を購入したユーザの駐車料金を無料化する処理を行なう場合について説明する。
【0043】
無料化情報取得手段1071は、決済処理部102が決済の処理を行なった金券について、この金券を購入したユーザのユーザ識別子と、無料化情報とを取得する。無料化情報は、駐車時間の少なくとも一部を無料化するための情報である。無料化情報は、例えば、所定の時間分の駐車料金を無料化するための情報であってもよい。所定の時間分の駐車料金を無料化するための無料化情報は、例えば、課金の対象から除外される駐車場の利用時間(駐車時間)を有する情報であってもよく、無料化情報は、例えば、駐車料金から減額される所定の時間に対応する駐車料金を示す情報であってもよい。ここでの所定の時間分の駐車料金は、一定の時間分の駐車料金であっても良く、予め決められたルール等に従って、決定される時間分の駐車料金であってもよい。例えば、所定の時間分の駐車料金は、購入された金券の金額に応じて変動する時間分の駐車料金であっても良い。この変動は、連続的であってもよく、段階的であってもよい。
【0044】
無料化情報取得手段1071は、例えば、決済処理部102が決済の処理を行なった金券について、無料化情報を取得する。無料化情報取得手段1071は、例えば、決済処理部102が金券を購入するための決済の処理を行なった場合に、予め決められた時間分の駐車料金を無料化する無料化情報を取得する。あるいは、無料化情報取得手段1071は、例えば、決済処理部102が決済の処理を行なった金券の金額等に応じて変動する所定の時間分の駐車料金を無料化する無料化情報を取得してもよい。例えば、無料化情報取得手段1071は、図示しない格納部等に予め格納されている金券の金額の1または2以上の範囲と、各範囲に対応する駐車料金を無料化する時間とを対応付けて有する情報から、購入された金額に対応する駐車料金を無料化する利用時間の情報を取得して、この利用時間分の駐車料金を無料化する無料化情報を取得してもよい。
【0045】
無料化情報取得手段1071は、例えば、無料化情報と、この無料化情報の識別情報(以下、無料化情報識別子と称す)と、無料化情報に対応する金券を購入したユーザ識別子とを、無料化情報格納部1073に蓄積する場合について説明する。無料化情報取得手段1071は、例えば、金券を購入したユーザのユーザ識別子を、購入申込受信部101が受信した購入申込情報から取得する。
【0046】
また、無料化情報取得手段1071は、例えば、決済処理部102が決済の処理を行なった金券の金券識別子と、この金券について取得した無料化情報の無料化情報識別子とを有する無料化管理情報を、無料化管理格納部1074に蓄積する。決済処理部102が決済の処理を行なった金券の識別情報とは、例えば、ユーザが購入した金券の識別情報である。
【0047】
なお、ユーザの駐車料金の決済が上述したような他の装置で行なわれる場合、無料化情報取得手段1071は、例えば、取得したユーザ識別子と、無料化情報とを、駐車料金の決済を行なう他の装置等に送信してもよい。
【0048】
駐車料金取得手段1072は、利用時間受信部106が受信した利用時間情報が示す利用時間と、この利用時間情報に対応するユーザ識別子に対応付けられた無料化情報とを用いて、この無料化情報に対応する駐車料金を無料化した駐車料金を取得して出力する。利用時間情報と、この利用時間情報に対応するユーザ識別子とは、例えば、一の利用時間管理情報が有する利用時間情報とユーザ識別子である。
【0049】
例えば、駐車料金取得手段1072は、利用時間受信部106が受信した利用時間管理情報が有するユーザ識別子と対応付けられた無料化情報を、無料化情報格納部1073において検出し、検出された無料化情報を取得する。そして、無料化情報が駐車料金を無料化する時間(例えば、1時間や2時間等)等の課金しない時間を有する場合、同じ利用時間管理情報が有する利用時間情報が示す利用時間から、この課金しない時間を減算し、減算して取得された利用時間分の駐車料金を取得する。減算した金額が負の値となる場合、利用時間は例えば0時間とする。利用時間分の駐車料金の取得は、予め決められたルール等に応じて行なわれる。利用時間分の駐車料金の取得の処理については、公知技術であるため、ここでは説明を省略する。そして、駐車料金取得手段1072は、取得した駐車料金を出力する。
【0050】
また、無料化情報が駐車料金を無料化する金額(例えば、500円等)を有する場合、駐車料金取得手段1072は、同じ利用時間管理情報が有する利用時間情報が示す利用時間から、この利用時間分の駐車料金を取得し、取得した時間から、上記の無料化する金額を減算し、減算して得られた駐車料金を出力する。減算した金額が負の値となる場合、金額は例えば0円とする。なお、駐車料金取得手段1072が、利用時間と無料化情報とを用いて、少なくとも一部を無料化した駐車料金を取得する処理は、上記の処理に限定されるものではない。
【0051】
なお、駐車料金取得手段1072は、利用時間受信部106が受信した利用時間情報に対応付けられたユーザ識別子に対応する無料化情報であって、支払時情報取得部103が取得した支払時情報に対応付けられた金券識別子のうちの、対応する支払時情報が示す支払時が、上記の利用時間受信部106が受信した利用時間情報が示す利用時間内である金券識別子に無料化管理格納部1074に格納された無料化管理情報によって対応付けられた無料化情報を検出し、検出した無料化情報に対応する駐車料金を無料化した駐車料金を取得して出力するようにしてもよい。これにより、例えば、金券の支払時に利用していた駐車場の駐車料金を、金券に対応した無料化情報を用いて無料化できる。支払時情報取得部103が取得した支払時情報に対応付けられた金券識別子とは、例えば、支払時情報取得部103が支払時情報とともに取得した金券識別子であり、金券管理格納部104に格納されている金券管理情報により支払時情報と対応付けて格納されている金券識別子と考えてもよい。
【0052】
例えば、駐車料金取得手段1072は、利用時間受信部106が受信した利用時間情報に対応付けられたユーザ識別子に対応する無料化情報を、無料化情報格納部1073にユーザ識別子と対応付けて格納されている無料化情報から検出する。利用時間情報に対応付けられたユーザ識別子とは、例えば、利用時間情報を有する利用時間管理情報に含まれるユーザ識別子である。そして、1以上の無料化情報が検出された場合、検出された無料化情報の無料化情報識別子を取得し、取得した無料化情報識別子に対応付けられた1以上の金券識別子を無料化管理格納部1074に格納された無料化管理情報から取得する。そして、取得した金券識別子と対応付けられた支払時情報を、金券管理格納部104に格納された金券管理情報から取得し、取得した支払時情報が示す支払時が、利用時間受信部106が受信した利用時間情報が示す利用時間内である支払時情報を検出し、検出された支払時情報に対応付けられた金券識別子と対応付けられた無料化情報識別子を検出する。そして、無料化情報格納部1073から取得したこの無料化情報識別子が示す無料化情報と、上記で受信した利用時間情報とを用いて、この無料化情報に対応する時間分の駐車料金を無料化した駐車料金を取得して出力する
【0053】
また、駐車料金取得手段1072は、支払時情報取得部103が、金券識別子と対応付けられた支払時情報を取得した場合に、この金券識別子と対応付けられたユーザ識別子(すなわち、金券識別子が示す金券を購入したユーザ識別子)を金券管理情報等から取得し、利用時間受信部106がこのユーザ識別子と一致するユーザ識別子を有する利用時間情報を受信した場合に、この利用時間情報が示す利用時間内に、上記で取得した支払時情報が示す支払時が含まれるか否かを判断し、含まれる場合に、この金券識別子と対応付けられた無料化情報識別子を、無料化管理格納部1074に格納されている無料化管理情報から取得し、取得した無料化情報識別子が示す無料化情報を、無料化情報格納部1073から取得し、この無料化情報と、上記で受信した利用時間情報とを用いて、この無料化情報に対応する時間分の駐車料金を無料化した駐車料金を取得して出力してもよい。
【0054】
なお、駐車料金取得手段1072が行なう、支払時情報取得部が取得した支払時の情報に対応する金券を購入したユーザの、前記支払時情報取得部が取得した支払時の情報が示す支払時を含む利用時間の駐車料金の少なくとも一部を無料化するための処理は、上記の処理に限定されるものではない。
【0055】
駐車料金取得手段1072は、例えば、対応する金券が利用済である無料化情報のみを用いて、ユーザの駐車料金を無料化するようにしてもよい。例えば、駐車料金取得手段1072は、利用時間受信部106が受信した利用時間情報に対応付けられたユーザ識別子に対応する無料化情報であって、支払時情報取得部103が取得した支払時情報に対応付けられた金券識別子(すなわち、利用済である金券の金券識別子)に、無料化管理情報によって対応付けられた無料化情報を検出し、検出した無料化情報に対応する時間分の駐車料金を無料化した駐車料金を取得して出力するようにしてもよい。支払時情報取得部103が取得した支払時情報に対応付けられた金券識別子は、例えば、金券管理格納部104に格納されている金券管理情報により利用済であることを示す情報や支払時情報と対応付けて格納されている金券識別子と考えてもよい。
【0056】
なお、駐車料金取得手段1072は、無料化情報格納部1073に格納されている無料化情報のうちの、一度利用した無料化情報に対しては、利用済であることを示すフラグ等の情報を付与して、その後の、駐車料金の無料化を行なう際に利用する無料化情報の検出対象から除外するようにしても良い。
【0057】
駐車料金取得手段1072が行なう無料化情報に対応する時間分の駐車料金を無料化した駐車料金の出力は、駐車料金の図示しないモニタ等への表示や、駐車料金を表示するための情報の、ユーザ端末20や駐車場端末30への送信等であっても良く、駐車料金の決済等を行なう駐車場端末30や他のサーバ装置(図示せず)等への駐車料金の送信等であっても良い。
【0058】
無料化情報格納部1073には、1または2以上の無料化情報が、この無料化情報の無料化情報識別子と、ユーザ識別子と、に対応付けられて格納される。
【0059】
無料化管理格納部1074には、1または2以上の無料化管理情報が格納される。無料化管理情報は、無料化情報識別子と、金券識別子とを有する情報である。
【0060】
なお、無料化情報格納部1073と、無料化管理格納部1074とを、一の格納部によって実現してもよい。
【0061】
支払受信部109は、駐車料金を支払うための支払情報を、ユーザ端末20から受信する。この駐車料金は、例えば、無料化処理部107(例えば、無料化処理部107の駐車料金取得手段1071)が出力する駐車料金である。支払情報は、例えば、支払を行なう指示や、ユーザ認証に用いられるパスワード等の情報や、購入に必要な、クレジットカードの情報(例えばクレジットカード番号等)や口座番号、電子マネーの支払に必要な認証情報等を有する情報である。
【0062】
支払処理部110は、支払受信部109が受信した支払情報を用いて、無料化処理部107、例えば、無料化処理部107の駐車料金取得手段1071、が出力する駐車料金の決済の処理を行なう。ここでの駐車料金の決済の処理は、決済処理部102が行なう金券を購入するための決済の処理と同様であり、ここでは詳細な説明は省略する。
【0063】
ユーザ端末20は、ユーザが利用する端末装置である。ユーザ端末20は、例えば、コンピュータや、携帯電話、携帯情報端末、いわゆるスマートフォン等と呼ばれる多機能携帯電話、いわゆるタブレット端末等で実現可能である。
【0064】
受信部201は、情報処理装置10から送信される情報を受信する。また、受信部201は、駐車場端末30から送信される情報を受信してもよい。受信部201は、例えば、上述した無料化情報に対応する時間分の駐車料金の少なくとも一部を無料化した駐車料金を情報処理装置10から受信する。ここでの駐車料金の受信は、駐車料金を表示するための情報の受信と考えてもよい。また、例えば、受信部201は、情報処理装置10から、金券の購入を申込むために用いられる情報(例えば、申込フォーム等の情報)を受信してもよい。また、店舗等で利用されている図示しない装置等から、代金の支払を要求する情報等を受信してもよい。
【0065】
受付部202は、ユーザから操作を受け付ける。例えば、受付部202は、金券を購入するための操作を受け付ける。金券を購入するための操作は、例えば、購入する金券の金額を指定する操作や、購入する金券の数等を指定する操作等を含む操作である。また、受付部202は、駐車料金の支払を行なうための操作を受け付ける。また、店舗に対して、商品やサービスを購入した料金を支払うための操作等を受け付けても良い。ここでの操作は、例えば、購入に必要な情報の入力操作等を含んでいてもよい。また、受付部202は、駐車場を利用するための操作(例えば、利用を申込むための操作や、駐車場の利用を終了するための操作や、駐車場から退場するための操作等を受け付けても良い。ここでの受付とは、例えば、入力手段からの受付等である。この入力手段は、キーボードやマウスやタッチパネルやメニュー画面によるもの等、何でも良い。受付部202は、キーボード、タッチパネル等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0066】
送信部203は、情報処理装置10や、駐車場端末30等に対して、情報を送信する。例えば、送信部203は、情報処理装置10に対して、金券を購入するための購入申込情報を送信する。また、送信部203は、駐車料金を支払うための支払情報を、駐車料金の決済の処理を行なう情報処理装置10や駐車場端末30や、図示しない他のサーバ装置等に送信してもよい。また、送信部203は、駐車場の利用開始する際(例えば、駐車場に入庫する際)に、受付部202が受け付けた操作等に応じて、ユーザ識別子や、ユーザ識別子等を有する利用開始を要求する情報等を、駐車場端末30に送信してもよく、駐車場の利用を終了する際(例えば、出庫する際)に、受付部202が受け付けた操作等に応じて、ユーザ識別子や、ユーザ識別子等を有する駐車場の利用を終了する情報等を駐車場端末30等に送信する。
【0067】
送信部203は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。送信部203は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。かかることは、他の送信部等についても同様である。
【0068】
表示部204は、受信部201が受信した情報や、受付部202が受け付けた情報等を、図示しないモニタ等に表示する。例えば、表示部204は、受信部201が受信した駐車料金を表示する。また、表示部204は、例えば、金券を購入するための画面を表示する。また、表示部204は、例えば、駐車料金の支払に必要な情報を受け付けるための入力画面を表示してもよい。
【0069】
表示部204は、モニタ等の表示デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。表示部204は、表示デバイスのドライバーソフトまたは、表示デバイスと表示デバイスのドライバーソフト等で実現され得る。
【0070】
なお、一のユーザが利用するユーザ端末10は複数の端末装置であっても良い。例えば、ユーザが金券を購入する際に利用するユーザ端末10と、駐車料金を支払うため等に利用するユーザ端末10とは異なる端末装置であっても良い。ただし、同じユーザが利用する異なる複数の端末装置は、一のユーザ端末10と考えてもよい。
【0071】
駐車場端末30は、駐車場に設置された端末装置である。駐車場端末30は、例えば、コンピュータや専用の端末装置等により実現可能である。
【0072】
駐車ユーザ取得部301は、駐車場を利用するユーザのユーザ識別子を取得する。駐車ユーザ取得部301は、例えば、ユーザが駐車場の利用を開始する際に、ユーザ識別子を取得する。例えば、駐車場端末30が有する図示しない受付部等が、駐車場に入るユーザが保持するユーザ端末20から、無線通信等により送信されるユーザ識別子を受信することにより、駐車場を利用するユーザのユーザ識別子を取得する。この無線通信は、近距離無線通信等であることが好ましい。また、ユーザ端末20の画面に表示したユーザ識別子と対応付けられたバーコード等を、駐車場端末30が有する図示しないコードリーダ等で読み出して取得しても良い。また、駐車場端末30が、駐車場に入場する自動車等の移動体のナンバープレートの画像を取得するカメラ等の撮像部(図示せず)を有しているようにし、この撮像部が取得した画像から駐車ユーザ取得部301が文字認識等を行なってナンバーを取得し、このナンバーに対応付けられたユーザ識別子を、予め図示しない格納部等に格納されているナンバーとユーザ識別子とを対応付けて有する情報から、検索等により取得してもよい。なお、移動体のナンバーを、ユーザ識別子として取得しても良い。この場合、この移動体のナンバーを、情報処理装置10等が、適宜、同じユーザの異なるユーザ識別子に変換してもよい。また、自動車等が有する無線通信タグ等が有するユーザ識別子を、駐車ユーザ取得部301が図示しない無線通信タグリーダ等で読み出して取得しても良い。
【0073】
なお、駐車ユーザ取得部301は、ユーザによる駐車場の利用開始時と、利用終了時とにそれぞれユーザ識別子を取得可能なものであることが好ましい。例えば、駐車ユーザ取得部301は、ユーザが駐車場の利用を終了する場合にも、ユーザ識別子を取得しても良い。ユーザ識別子は、上記と同様に取得可能である。駐車場の利用を終了する場合とは、例えば、自動車等の移動体を駐車場から退出させる場合である。
【0074】
駐車ユーザ取得部301は、例えば、ユーザが駐車場を利用を開始する際に利用開始時の情報(例えば、利用開始時刻)を図示しない時計等から取得する。また、駐車ユーザ取得部301は、例えば、ユーザが駐車場を利用を終了する際に利用終了時の情報(例えば、利用終了時刻)を図示しない時計等から取得する。ここでの時刻は、日付等を有していても良く、有していなくても良い。
【0075】
駐車ユーザ取得部301は、例えば、駐車場の利用開始時に取得した時刻を、この取得時に取得したユーザ識別子と対応付けて駐車ユーザ格納部304に蓄積する。また、駐車ユーザ取得部301は、例えば、駐車場の利用終了時に取得した時刻を、この取得時に取得したユーザ識別子と対応付けて駐車ユーザ格納部304等に蓄積する。
【0076】
駐車ユーザ取得部301は、ユーザ識別子の取得が、ユーザが駐車場の利用を開始する際の取得であるか、駐車場の利用を終了する際の取得であるかを、どのように判断してもよい。例えば、ユーザ端末30から、駐車場の利用を開始する情報と、ユーザ識別子とを受信した場合に、駐車場の利用を開始する際のユーザ識別子の取得と判断してもよく、ユーザ端末30から、駐車場の利用を終了する情報と、ユーザ識別子とを受信した場合に、駐車場の利用を終了する際のユーザ識別子の取得と判断してもよい。また、同じユーザ識別子を最初に受信した場合に、駐車場の利用を開始する際のユーザ識別子の取得と判断し、次に同じユーザ識別子を受信した場合に、駐車場の利用を終了する際のユーザ識別子の取得と判断してもよい。また、駐車場の入口で取得したユーザ識別子を駐車場の利用を開始する際のユーザ識別子の取得と判断し、駐車場の出口で取得したユーザ識別子を駐車場の利用を終了する際のユーザ識別子の取得と判断してもよい。
【0077】
なお、駐車ユーザ取得部301が、ユーザ識別子等を取得する処理は上記の処理に限定されるものではない。また、駐車ユーザ取得部301が、駐車場の利用開始時と、利用終了時をどのように判断するかは問わない。
【0078】
利用時間取得部302は、利用時間情報を取得する。例えば、利用時間取得部302は、駐車ユーザ取得部301がユーザが駐車場の利用を開始する際に取得した利用開始時刻と、ユーザが駐車場の利用を終了する際に取得した利用終了時刻との組を利用時間情報として駐車ユーザ格納部304等から取得する。なお、利用時間取得部302は、ユーザが駐車場の利用を開始してから、ユーザが駐車場の利用を終了するまでの間に計測した時間を、利用時間情報として取得しても良い。また、利用終了時刻から、利用終了時刻までの時間と、利用開始時刻との組を、利用時間情報として取得してもよい。なお、利用時間取得部302が利用時間情報を取得する処理は、上記の処理に限定されるものではない。
【0079】
利用時間送信部303は、利用時間取得部302が取得した利用時間情報と、駐車場を利用したユーザ識別子とを有する利用時間管理情報を、情報処理装置10に送信する。利用時間送信部303は、更に、駐車場端末30が設置されている駐車場の識別情報や、駐車料金を算出するためのルールを示す情報等をさらに有する利用時間管理情報を、情報処理装置10に送信してもよい。なお、利用時間送信部303は、利用時間取得部302が取得した利用時間情報を有する利用時間管理情報を、駐車料金の決済等を行なうための装置(図示せず)等に送信するようにしても良い。利用時間送信部303は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。利用時間送信部303は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
【0080】
駐車ユーザ格納部304には、例えば、ユーザ識別子と、このユーザ識別子が示すユーザによる駐車場の利用開始時の情報とが対応付けて格納される。また、駐車ユーザ格納部304には、例えば、ユーザ識別子と、このユーザ識別子が示すユーザによる駐車場の利用終了時の情報とが対応付けて格納される。例えば、駐車ユーザ格納部304には、ユーザ識別子と、このユーザ識別子が示すユーザによる駐車場の利用開始時の情報と、このユーザ識別子が示すユーザによる駐車場の利用終了時の情報とが対応付けて格納されてもよい。
【0081】
次に、情報処理装置10の動作の一例について
図2のフローチャートを用いて説明する。ただし、情報処理装置10の動作は、ここで説明される動作に限定されるものではない。
【0082】
(ステップS101)購入申込受信部101は、購入申込情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS102に進み、受信していない場合、ステップS106に進む。
【0083】
(ステップS102)決済処理部102は、ステップS101で受信した購入申込情報に応じて、ユーザが金券を購入するための決済の処理を行なう。ここでの決済の処理は、例えば、決済のための与信の処理であっても良い。金券は、例えば、購入したユーザのユーザ識別子と対応付けられて、金券を利用した商品やサービスの支払が可能なサーバ装置(図示せず)等に蓄積される。
【0084】
(ステップS103)決済処理部102は、ユーザが購入した金券の金券識別子を取得し、取得した金券識別子を有する金券管理情報を金券管理格納部104に蓄積する。なお、新たに蓄積される金券管理情報は、例えば、金券を用いた支払時情報を有していない金券管理情報や、支払時情報がないことを示す情報を有する金券管理情報である。
【0085】
(ステップS104)無料化情報取得手段1071は、ステップS102で行なわれた決済により購入された金券について無料化情報を取得し、取得した無料化情報と、無料化情報の無料化情報識別子と、金券を購入したユーザ識別子と、を対応付けて、無料化情報格納部1073に蓄積する。
【0086】
(ステップS105)無料化情報取得手段1071は、ステップS102で行なわれた決済により購入された金券の金券識別子と、ステップS104で取得された無料化情報の無料化情報識別子とを有する無料化管理情報を、無料化管理格納部1074に蓄積する。そして、ステップS101に戻る。
【0087】
(ステップS106)支払時情報取得部103は、支払時情報を取得したか否かを判断する。例えば、金券を用いた決済処理が可能なサーバ装置(図示せず)から、支払時情報と金券識別子との組を受信したか否かを判断する。支払時情報を取得した場合、ステップS107に進み、取得していない場合、ステップS108に進む。
【0088】
(ステップS107)金券更新部105は、ステップS106で取得した支払時情報に対応する金券管理情報を更新する。例えば、金券更新部105は、ステップS106で取得した支払時情報に対応付けられた金券識別子と同じ金券識別子を有する金券管理情報に、ステップS106で受信した支払時情報を追記する。支払時情報の代わりに、金券が利用済であることを示す情報を追記してもよい。また、金券管理情報が、金券が利用されていないことを示す情報を有する場合、追記の代わりに、この情報を、金券が利用済であることを示す情報や、支払時情報で更新してもよい。そして、ステップS101に戻る。
【0089】
(ステップS108)利用時間受信部106は、ユーザ端末20から利用時間管理情報を受信したか否かを判断する。利用時間管理情報は、例えば、利用時間情報と、ユーザ識別子と、駐車場の識別情報とを有する情報である。受信した場合、ステップS109に進み、受信していない場合、ステップS101に戻る。
【0090】
(ステップS109)駐車料金取得手段1072は、ステップS108で受信した利用時間管理情報が有する利用時間情報に対応する駐車料金の無料化に利用可能な無料化情報を検出する処理を行なう。この処理の詳細については、後述する。
【0091】
(ステップS110)駐車料金取得手段1072は、ステップS109において、1以上の無料化情報が検出されたか否かを判断する。検出された場合、ステップS111に進み、検出されていない場合、ステップS112に進む。
【0092】
(ステップS111)駐車料金取得手段1072は、ステップS109で検出された1以上の無料化情報を用いて、駐車料金を取得する。例えば、無料化情報が示す時間を、ステップS108で受信した利用時間情報が示す利用時間から減算し、減算後の利用時間に対応する駐車料金を取得する。なお、無料化情報格納部1073に格納されている無料化情報のうちの、利用済の無料化情報には、利用済であることを示すフラグ等の情報を付加してもよい。また、利用済の無料化情報は削除してもよい。そして、ステップS113に進む。
【0093】
(ステップS112)駐車料金取得手段1072は、無料化情報を利用せずに駐車料金を取得する。例えば、駐車料金取得手段1072は、利用時間情報が示す利用時間に対応する駐車料金を取得する。
【0094】
(ステップS113)駐車料金取得手段1072は、取得した駐車料金を出力する。例えば、駐車料金取得手段1072は、取得した駐車料金を、ステップS108で受信した利用時間管理情報を送信したユーザ端末20に送信する。
【0095】
(ステップS114)駐車料金取得手段1072は、ユーザによる駐車料金の支払が必要であるか否かを判断する。例えば、ステップS111またはステップS112で取得した駐車料金が0円であれば、駐車料金の支払が不要であると判断し、0円でなければ、支払が必要であると判断する。支払が必要である場合、ステップS115に進み、支払が不要である場合、ステップS101に戻る。なお、支払が不要である場合、ステップS108で受信した利用時間管理情報が有する駐車場の識別情報が示す駐車場に設置された駐車場端末30に、駐車料金の支払が不要、あるいは支払が終了していることを示す情報を送信してもよい。
【0096】
(ステップS115)支払受信部109は、ステップS113で出力した駐車料金についての支払情報を、駐車料金の出力先であるユーザ端末20から受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS116に進み、受信していない場合、ステップS115に戻る。
【0097】
(ステップS116)支払処理部110は、ステップS115で受信した支払情報を用いて駐車料金の決済を行なう。そして、ステップS101に戻る。なお、決済が終了した場合、ステップS108で受信した利用時間管理情報が有する駐車場の識別情報が示す駐車場に設置された駐車場端末30に、駐車料金の決済が終了していることを示す情報を送信してもよい。
【0098】
なお、
図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0099】
次に、情報処理装置10による、駐車料金の無料化に利用可能な無料化情報を検出する処理の動作の一例について
図3のフローチャートを用いて説明する。この処理は、
図2のステップS109に相当する処理である。
【0100】
(ステップS201)駐車料金取得手段1072は、利用時間受信部106がステップS108で受信した利用時間管理情報からユーザ識別子を取得する。
【0101】
(ステップS202)駐車料金取得手段1072は、ステップS201で取得したユーザ識別子と同じユーザ識別子が対応付けられた1以上の無料化情報を、無料化情報格納部1073から検出する。ここでは、例えば、検出した無料化情報の無料化情報識別子を取得する。なお、このとき、既に利用済であることを示す情報と対応付けられた無料化情報は検出しないようにしても良い。
【0102】
(ステップS203)駐車料金取得手段1072は、カウンターmの値に1を代入する。
【0103】
(ステップS204)駐車料金取得手段1072は、ステップS202で検出した無料化情報に、m番目の無料化情報があるか否かを判断する。ある場合、ステップS205に進み、ない場合、上位の処理にリターンする。
【0104】
(ステップS205)駐車料金取得手段1072は、m番目の無料化情報に対応する金券情報を検出する。例えば、駐車料金取得手段1072は、m番目の無料化情報の無料化情報識別子と一致する無料化情報識別子を有する無料化管理情報を、無料化管理格納部1074に格納されている無料化管理情報から検出し、検出した無料化管理情報の金券識別子を、m番目の無料化情報に対応する金券情報を示す情報として取得する。
【0105】
(ステップS206)駐車料金取得手段1072は、ステップS205で検出した金券情報に対応する支払時情報があるか否かを判断する。例えば、駐車料金取得手段1072は、ステップS205で検出した金券情報の金券識別子と一致する金券識別子を有する金券管理情報を、金券管理格納部104に格納されている金券管理情報から検出し、検出した金券管理情報が、支払時情報を有しているか否かを判断する。支払時情報を有している場合、対応している支払時情報があるとしてステップS207に進み、ない場合、ステップS209に進む。
【0106】
(ステップS207)駐車料金取得手段1072は、ステップS206で検出した支払時情報が示す支払時が、ステップS108で利用時間受信部106が受信した利用時間管理情報が有する利用時間情報が示す利用時間内であるか否かを判断する。利用時間内である場合、ステップS208に進み、利用時間内でない場合、ステップS209に進む。
【0107】
(ステップS208)駐車料金取得手段1072は、m番目の無料化情報を、利用時間情報に対応する駐車料金の無料化に利用可能な無料化情報として、図示しない格納部等に一時記憶する。ここで、一時記憶される無料化情報が、駐車料金の無料化に利用可能な無料化情報として検出された無料化情報である。
【0108】
(ステップS209)駐車料金取得手段1072は、カウンターmの値を1インクリメントする。そして、ステップS204に戻る。
【0109】
次に、ユーザ端末20の主要な動作の一例について、簡単に説明する。受付部202は、ユーザから、金券を購入するための操作を受け付けたか否かを判断し、受け付けた場合、送信部203は、受け付けた操作に応じた購入申込情報であって、申込むユーザのユーザ識別子を有する購入申込情報を情報処理装置10に送信する。また、ユーザ端末20の送信部203は、駐車場に入る際や、駐車場から出る際に、受付部202が受け付けた操作に応じて、ユーザ識別子や、ユーザ識別子等を有する駐車場を利用することを示す情報や、駐車場の利用を終了することを示す情報等を、適宜、駐車場端末30に送信する。また、ユーザ端末20の受信部201は、情報処理装置10や、ユーザ端末30から駐車料金を受信し、表示部204は、受信した駐車料金を図示しないモニタ等に表示する。また、表示部204は、駐車料金を支払うための情報を受け付けるための画面を表示し、受付部202は、この画面を介して、駐車料金を支払うための操作を受け付ける。そして、送信部203は、受け付けた操作に応じた支払情報を情報処理装置10に送信する。なお、ユーザ端末20の動作はここで説明した動作に限定されるものではない。
【0110】
次に、駐車場端末30の主要な動作の一例について、簡単に説明する。駐車ユーザ取得部301は、駐車場の利用を開始するユーザのユーザ識別子を取得する。例えば、駐車ユーザ取得部301は、駐車場を利用するユーザのユーザ端末20から送信されるユーザ識別子を受信する。また、駐車ユーザ取得部301は、駐車ユーザ取得部301が駐車場の利用を開始するユーザのユーザ識別子を取得した際の時刻を、駐車場の利用開始時の情報として取得する。そして、取得したユーザ識別子と利用開始時の情報とを対応付けて、駐車ユーザ格納部304に蓄積する。同様に、駐車ユーザ取得部301は、駐車場の利用を終了するユーザのユーザ識別子を取得する。また、駐車ユーザ取得部301は、駐車ユーザ取得部301が駐車場の利用を終了するユーザのユーザ識別子を取得した際の時刻を、駐車場の利用終了時の情報として取得する。そして、取得したユーザ識別子と利用終了時の情報とを対応付けて、駐車ユーザ格納部304に蓄積する。利用時間取得部302は、一のユーザ識別子について駐車場の利用終了時の情報を取得した場合に、このユーザ識別子と同じユーザ識別子について取得された駐車場の利用開始時の情報を検出し、検出した利用開始時の情報と、取得した利用終了時の情報と、を有する利用時間情報を取得する。そして、利用時間送信部303が、取得された利用時間情報と、上記の一のユーザ識別子と、駐車場の識別情報とを有する利用時間情報を情報処理装置10に送信する。なお、駐車場端末30の動作はここで説明した動作に限定されるものではない。
【0111】
(具体例)
以下、本実施の形態における情報処理システム1の具体的な動作について説明する。情報処理システム1の概念図は
図4である。駐車場端末30aは、駐車場の出入口に設けられた入出庫を管理するための装置であり、ユーザ端末20aは、駐車場を利用するユーザが所持するいわゆるスマートフォンであるとする。なお、ここでは、図示を省略しているが、情報処理システム1は、ユーザ端末20a以外の複数のユーザ端末20、および駐車場端末30a以外の複数の駐車場端末30を有しているものとする。
【0112】
まず、ユーザ端末20aを利用しているユーザAが、金券を購入するためのアプリケーションソフトウェアを起動する操作を行なうと、表示部204が、金券を購入するための画面をユーザ端末20aのモニタ204aに表示する。そして、ユーザAが、ユーザ識別子である「UA1001」を入力する操作と、ユーザAのクレジットカード番号「4005133…」と、3000円分の金券を購入する操作を行なうと、受付部202がこの操作を受け付け、送信部203がユーザ識別子「UA1001」と、クレジットカード番号「4005133…」と、3000円分の金券の購入を申込む情報とを有する購入申込情報を、情報処理装置10に送信する。
【0113】
情報処理装置10の購入申込受信部101が、ユーザ端末20aから上記の購入申込情報を受信すると、決済処理部102は、受信した購入申込情報を用いて、ユーザAが3000円分の金券を購入するための決済処理を行なう。ここでは、決済処理部102は、購入申込情報が有するユーザ識別子「UA1001」と、クレジットカード番号「4005133…」と、3000円分の金券の購入を申込む情報を、金券を販売するサーバ装置(図示せず)に、図示しない送信部等を介して送信する。このサーバ装置は、送信された情報を用いて決済の処理を行なって、3000円分の金券を発行する。ここで発行される金券は、例えば、電子的な金券であるとする。この金券は、例えば、3000円分の価値がある情報等と考えてもよい。
【0114】
サーバ装置は、発行した金券の情報を、この金券の金券識別子「MNJ3001」と、ユーザ識別子とに対応付けて、サーバ装置が有する図示しない格納部等に蓄積する。また、サーバ装置は、発行した金券の金券識別子「MNJ3001」を情報処理装置10に送信する。
【0115】
決済処理部102は、図示しない受信部等を介して、決済を行なったサーバ装置から、ユーザAが購入した金券の金券識別子「MNJ3001」を取得する。そして、決済処理部102は、ユーザが購入した金券の金券識別子「MNJ3001」を有する金券管理情報を金券管理格納部104に蓄積する。
【0116】
図5(a)は、金券管理格納部104に格納されている金券管理情報を示す図である。金券管理情報は、「金券識別子」、および「決済時」という属性を有している。「金券識別子」は、金券識別子、「決済時」は、決済時情報であり、ここでは金券を利用した決済が行なわれた日時を示している。一のレコード(行)が、一の金券管理情報を示している。決済時情報の属性値は、金券管理情報が蓄積された時点では、「Null」であり、対応する決済時情報がないことを示している。ここでは、上記で蓄積された金券管理情報が、最も上に位置する行(レコード)として追記されているものとする。
【0117】
無料化情報取得手段1071は、ユーザAが3000円分の金券を購入したため、この金券に対応した無料化情報を取得する。ここでは、例えば、1000円以上2000円未満の金券を購入した場合、1時間分の駐車料金が無料となる無料化情報を、また、2000円以上の金券を購入した場合、2時間分の駐車料金が無料となる無料化情報を発行するルールを、無料化情報取得手段1071が有しており、このルールに従って、ユーザAが購入した金券に応じた無料化情報を発行する。具体的には、無料化情報取得手段1071は、ユーザAが購入した金券の金額である「3000円」が、1000円以上2000円未満の範囲、または、2000円以上の範囲に入るか否かを判断する。ここでは、2000円以上の範囲に入るため、無料化情報取得手段1071は、2時間分の駐車料金が無料となる無料化情報を取得する。無料化情報取得手段1071は、取得した無料化情報「2時間無料」と、この無料化情報の無料化情報識別子「FNJ3001」と、金券を購入したユーザ識別子「UA1001」とを対応付けて、無料化情報格納部1073に蓄積する。
【0118】
また、無料化情報取得手段1071は、上記で決済を行なったサーバ装置から取得したユーザAが購入した金券の金券識別子「MNJ3001」と、上記で取得した無料化情報の無料化情報識別子「FNJ3001」とを有する無料化管理情報を、無料化管理格納部1074に蓄積する
【0119】
図6(a)は、無料化情報格納部1073に格納された無料化情報を管理するための無料化情報管理表を示す図である。無料化情報管理表は、「無料化情報」と、「無料化識別子」と、「ユーザ識別子」と、「利用状況」いう属性を有している。「無料化情報」は、無料化情報であり、ここでは、無料化可能な時間である。なお、ここでは、説明の便宜上、無料化情報を自然言語で表しているが、無料化情報は、無料化を行なうためのデータや、無料化を行なうための実行ファイル等を有していても良い。「無料化識別子」は、無料化情報識別子である。「ユーザ識別子」はユーザ識別子である。「利用状況」は、無料化情報が利用済であるか否かを示すいわゆるフラグの情報であり、値「1」は利用済であることを示し、値「0」は利用されていないことを示す。無料化情報が蓄積される際の初期値は「0」に設定される。
【0120】
また、
図6(b)は、無料化管理格納部1074に格納された無料化管理情報を示す図である。無料化管理情報は、「金券識別子」と「無料化識別子」とを有している。「金券識別子
は、金券識別子である。「無料化識別子」は、無料化情報識別子である。
【0121】
金券購入後、ユーザAが自動車40に乗って、出入口に駐車場端末30aが設置されている駐車場を利用するために、駐車場端末30aの前に移動し、ユーザ端末20aに対してユーザ識別子「UA1001」を入力して駐車場の利用を開始する操作を行なったとする。ユーザ端末20aの受付部202がこの操作を受け付け、送信部203が、ユーザ識別子「UA1001」と、駐車場の利用を開始する情報を、駐車場端末30aに、近距離無線通信等により送信する。
【0122】
駐車場端末30aの駐車ユーザ取得部301は、ユーザ端末20aから送信される情報が、駐車場の利用を開始する情報を有するため、図示しない時計等から、現在の日時「10月12日15時00分」を、駐車場の利用開始日時として取得し、取得した利用開始日時を、ユーザ端末20aから送信されるユーザ識別子「UA1001」と対応付けて駐車ユーザ格納部304に蓄積する。
【0123】
図7(a)および
図7(b)は、駐車ユーザ格納部304に格納される駐車ユーザ管理表を示す図である。駐車ユーザ管理表は、「ユーザ識別子」と、「利用開始日時」と、「利用終了日時」という属性を有している。「ユーザ識別子」は、ユーザ識別子である。「利用開始日時」は、駐車場の利用開始日時である。「利用終了日時」である。
【0124】
駐車ユーザ取得部301が、ユーザ識別子「UA1001」を利用開始日時と対応付けて蓄積した状態は、
図7(a)に示すような状態となる。ここでは、最も上の行(レコード)が、利用開始日時とユーザ識別子「UA1001」とが対応付けて蓄積された行であるとする。なお、新たに追記される行の「利用終了日時」の値は、「Null」であるとする。
【0125】
ユーザAが、自動車40を駐車場に駐車した後、近くのスーパーマーケットで、商品の購入を行ない、代金の支払に、上記で購入した金券識別子が「MNJ3001」である3000円分の金券を利用したとする。例えば、支払には、ユーザAが指定した金券が利用可能であるとする。この金券を用いた商品購入のための決済の処理は、例えば、金券を格納しているサーバ装置等が行なうものとする。なお、電子的に商品購入を行なうための決済の処理や、電子的な金券等を利用して決済を行なう処理については公知技術であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0126】
決済を行なったサーバ装置(図示せず)は、金券を用いた決済が行なわれた日時を示す支払時情報「10月12日15時35分」を、図示しない時計等から取得し、取得した支払時情報と、決済に用いられた金券の金券識別子「MNJ3001」とを、情報処理装置10に送信する。
【0127】
情報処理装置10の支払時情報取得部103が、図示しない受信部等を介して、金券を用いた決済を行なったサーバ装置から支払時情報と金券識別子「MNJ3001」とを受信すると、金券更新部105は、
図5(a)に示した金券管理情報から、「金券識別子」が受信した金券識別子と一致するレコードを検出し、検出されたレコードの「決済時」の属性値として、受信した支払時情報「10月12日15時35分」を蓄積する。金券更新部105が、更新した金券管理情報は
図5(b)のようになる。
【0128】
商品の購入が完了したユーザAが、駐車場の利用を終了するために駐車場まで移動し、駐車場端末30aの前において、ユーザ端末20aに対して、ユーザ識別子「UA1001」を入力して駐車場の利用を終了する操作を行なうと、受付部202がこの操作を受け付け、送信部203が、ユーザ識別子「UA1001」と、駐車場の利用を終了する情報を、駐車場端末30aに、近距離無線通信等により送信する。
【0129】
駐車場端末30aの駐車ユーザ取得部301は、ユーザ端末20aから送信される情報が、駐車場の利用を終了する情報を有するため、図示しない時計等から、現在の日時「10月12日16時15分」を、駐車場の利用終了日時として取得し、取得した利用終了日時を、ユーザ端末20aから送信されるユーザ識別子「UA1001」と対応付けて駐車ユーザ格納部304に蓄積する。具体的には、
図7(a)に示した駐車ユーザ管理表において、「ユーザ識別子」が「UA1001」であるレコード(行)であって、「利用終了日時」の値が「Null」である行を検出し、検出した行の「利用終了日時」の値を、取得した利用終了日時を更新する。これにより、駐車ユーザ管理表は、
図7(b)に示すようになる。
【0130】
駐車ユーザ管理表の一のレコード(行)の「利用終了日時」の値が更新されたため、利用時間取得部302は、このレコードの「利用開始日時」の値「10月12日15時00分」と、「利用終了日時」の値「10月12日16時15分」とを利用時間情報として取得する。また、このレコードの「ユーザ識別子」である「UA1001」を、駐車場の利用を終了したユーザのユーザ識別子として取得する。そして、取得したユーザ識別子と、利用時間情報とを有する利用時間管理情報を、駐車場端末30aの識別情報(例えば、アドレス情報)等と対応付けて情報処理装置10に送信する。
【0131】
情報処理装置10の利用時間受信部106は、駐車場端末30aから、利用時間管理情報を受信する。無料化処理部107の駐車料金取得手段1072は、利用時間受信部106が受信した利用時間管理情報のユーザ識別子「UA1001」を取得し、
図6(a)に示した無料化情報管理表から、「ユーザ識別子」の値が「UA1001」であるレコード(行)であって、「利用状況」の値が「0」であるレコードを検出する。ここでは、「無料化識別子」が「FNJ3001」であるレコードと、「FNJ2998」であるレコードとが検出されたとする。このことは、この2つのレコードの「無料化情報」の値である無料化情報を検出したことと考えてもよい。
【0132】
次に、駐車料金取得手段1072は、検出された無料化情報間表の一番目のレコードである「無料化識別子」の値が「FNJ3001」であるレコードから、この無料化識別子「FNJ3001」を取得し、
図6(b)に示した無料化管理情報において、「無料化識別子」が「FNJ3001」であるレコードを検出し、検出したレコードの「金券識別子」の値である金券識別子「MNJ3001」を取得する。なお、検出されたレコードのうちのいずれのレコードを一番目のレコードとしても良い。さらに、駐車料金取得手段1072は、
図5(b)に示した金券管理情報において、「金券識別子」が、取得した「MNJ3001」と一致するレコードを検出し、検出したレコードの「決済時」の値である決済時情報「10月12日15時35分」を取得する。
【0133】
駐車料金取得手段1072は、取得した決済時情報「10月12日15時35分」が、利用時間受信部106が受信した利用時間管理情報が有する利用時間情報が示す時間内であるか否かを判断する。具体的には、取得した決済時情報「10月12日15時35分」が、利用時間情報が有する「利用開始日時」の値である「10月12日15時00分」以降の時刻であって、利用時間情報が有する「利用終了日時」の値である「10月12日16時15分」以前の時刻であるか判断する。ここでは両方を満たす時刻であるため、駐車料金取得手段1072は、
図6(a)の無料化情報管理表において検出した2つのレコードのうちの一番目のレコードの「無料化情報」である「2時間無料」を取得する。取得した無料化情報は、例えば、図示しない格納部等に一時記憶する。
【0134】
同様に、駐車料金取得手段1072は、上記で検出された無料化情報管理表の二番目のレコードである「無料化識別子」の値が「FNJ2998」であるレコードから、この無料化識別子「FNJ2998」を取得し、
図6(b)に示した無料化管理情報において、「無料化識別子」が「FNJ2998」であるレコードを検出し、検出したレコードの「金券識別子」の値である金券識別子「MNJ2998」を取得する。さらに、駐車料金取得手段1072は、
図5(b)に示した金券管理情報において、「金券識別子」が、取得した「MNJ2998」と一致するレコードを検出する。しかし、ここでは、検出したレコードには「決済時」の値である決済時情報がないため、駐車料金取得手段1072は、上記で検出された無料化情報管理表の二番目のレコードの無料化情報は取得しない。なお、仮に、決済時情報があった場合であっても、この決済時情報が利用時間情報が示す時間内の時刻でない場合も、この二番目のレコードについての無料化情報の取得は行なわない。
【0135】
駐車料金取得手段1072は、無料化情報管理表から検出した全てのレコード(ここでは2つのレコード)について、無料化情報を取得する処理が終了したため、利用時間受信部106が受信した利用時間管理情報が有する利用時間情報と、上記で取得した無料化情報を用いて、駐車料金を取得する。まず、利用時間情報が有する「利用終了日時」の値である「10月12日16時15分」から、同利用時間情報が有する「利用開始日時」の値である「10月12日15時00分」を減算して、ユーザAが駐車場を利用した時間「1時間15分」を算出する。そして、この時間から、上記で取得した無料化情報「2時間無料」が示す時間である2時間を減算する。減算した値が負となるため、駐車料金取得手段1072は、減算後の駐車時間として、0時間を取得する。
【0136】
駐車料金取得手段1072は、取得した0時間に応じた駐車料金を取得する。ここでは、駐車料金の料金体系が、例えば、利用時間の最初の1時間が、500円で、利用時間が1時間を超える毎に、500円が加算される料金体系であり、この料金体系に対応した駐車料金を算出するための情報やアルゴリズム等を駐車料金取得手段1072が有しているものとする。駐車料金取得手段1072は、無料化情報を用いて取得した利用時間が0時間であるため、駐車料金として「0円」を取得する。駐車料金取得手段1072は、
図6(a)に示した無料化情報管理表の、駐車料金の無料化に利用した無料化情報に対応する「利用状況」の値を、「1」に更新する。ここでは、「無料化識別子」が「FNJ3001」であるレコードの「利用状況」の値を、「1」に更新する。なお、複数の無料化情報が取得された場合、この複数の無料化情報を全て利用して良い。
【0137】
駐車料金取得手段1072は、取得した駐車料金を、図示しない送信部等を介して、利用時間情報が有するユーザ識別子「UA1001」が示すユーザのユーザ端末20aに送信する。例えば、情報処理装置10は、図示しない格納部等に、ユーザ識別子と、ユーザ識別子に対応するユーザのアドレス情報とを有する1又は2以上の情報を有するようにし、駐車料金取得手段1072は、この情報から、ユーザ識別子に対応するユーザ端末20aのアドレス情報を取得して、このアドレス情報を用いて、送信部等を介してユーザ端末20aに駐車料金「0円」を示す情報を送信する。ただし、どのように、ユーザ識別子が示すユーザのユーザ端末20aに駐車料金を送信するかは問わない。
【0138】
ユーザ端末20aの受信部201が、駐車料金「0円」を示す情報を受信すると、表示部204は、この情報が示す駐車料金である「0円」をモニタ204aに表示する。
【0139】
図8(a)は、ユーザ端末20aのモニタ204aに表示された駐車料金の表示例を示す図である。
【0140】
また、駐車料金が「0円」の場合、駐車料金の決済が不要であるため、情報処理装置10において、駐車料金の支払等の処理は行なわれない。また、駐車料金の決済が不要であるため、駐車料金取得手段1072は、利用時間情報を駐車場端末30aに、ユーザ識別子「UA1001」と、決済が不要であることを示す情報を送信する。
【0141】
駐車場端末30aの図示しない受信部等が、決済な不要であることを示す情報と、ユーザ識別子「UA1001」を受信すると、駐車場端末30aは、ユーザ識別子「UA1001」が示すユーザAが、駐車していた自動車40を駐車場から出すことを可能とする処理(例えば、駐車場のゲートを開く処理等)を適宜行なう。
【0142】
なお、仮に無料化情報を用いて取得した利用時間が0.5時間であったとすると、駐車料金取得手段1072は、駐車料金として「500円」を取得する。そして、駐車料金取得手段1072は、取得した駐車料金を、図示しない送信部等を介して、利用時間情報が有するユーザ識別子「UA1001」が示すユーザのユーザ端末20aに送信する。ここでは、駐車料金取得手段」1072は、一例として、駐車料金が「0円」でない場合、駐車場の利用料金の支払を要求する情報を、駐車料金とともに送信する。
【0143】
ユーザ端末20aの受信部201が、駐車料金「500円」を示す情報と、料金の支払を要求する情報とを受信すると、表示部204は、この情報が示す駐車料金である「500円」と、決済を要求する情報に対応したボタン2041とを、
図8(b)に示すように、モニタ204aに表示する。
【0144】
ユーザAが、駐車料金を支払うために、ボタン2041を押すと、支払に必要なユーザのクレジットカード番号等の決済に必要な情報を入力する画面(図示せず)等が表示され、ユーザが必要な情報を入力して、駐車料金の支払いのための操作を行なうと、受付部202がこれらの情報や操作を受け付けて、送信部203が、受付部202が受け付けた駐車料金の支払に必要な情報等を支払情報として情報処理装置10に送信する。なお、クレジットカード番号等の入力を受け付ける画面の代わりに、ユーザの口座番号の入力や、電子マネーの支払に必要な認証情報の入力を受け付ける画面を表示してもよい。また、電子マネーの支払に必要な認証情報の入力を、図示しない電子マネーのICカードや、電子マネーの支払が可能なデバイス等から図示しないカードリーダ等を介して取得するようにしても良い。
【0145】
支払受信部109は、ユーザ端末20aから送信される支払情報を受信する。支払処理部110は、支払受信部109が受信した支払情報を用いて、ユーザ端末20aに送信した駐車料金を支払うための決済の処理を行なう。
【0146】
決済の処理が完了した場合、支払処理部110は、ユーザ端末20aに、駐車料金の支払が終了したことを示す情報を送信する。また、支払処理部110は、駐車場端末30aに、ユーザ識別子が「UA1001」であるユーザAの駐車料金の支払が完了したことを示す情報を送信する。駐車場端末30aは、この情報を受信して、上記と同様に、ユーザAが、駐車していた自動車40を駐車場から出すことを可能とする処理を行なう。
【0147】
以上、本実施の形態によれば、店舗で利用可能な金券を購入した場合に、駐車場の駐車料金を無料化することができ、駐車場の利用と店舗の利用とを促進させることができる。
【0148】
なお、上記で説明した無料化情報は、特定の1以上の駐車場の駐車料金を無料化可能な情報であっても良い。この場合、無料化情報は、駐車料金を無料化する1以上の駐車場を特定する情報を有していても良く、1以上の駐車場を特定する情報と対応付けられているようにしても良い。駐車場を特定する情報は、駐車場の識別情報であっても良く、駐車場の系列やグループ等を特定する識別情報等であっても良い。
【0149】
例えば、購入申込情報が受信する購入申込情報が示す金券が、特定の1以上の店舗にのみ利用可能な金券である場合、無料化情報は、この店舗や金券に対応した駐車料金を無料化する1以上の駐車場を特定する情報を有していても良い。例えば、無料化情報取得手段1071は、購入申込情報が受信する購入申込情報が示す金券に対応付けられた1以上の店舗の識別情報を取得し、取得した店舗の識別情報に対応付けられた1以上の駐車場を特定する情報を、図示しない格納部等から取得して、この駐車場を特定する情報を有する無料化情報を取得しても良い。
【0150】
この場合、例えば、駐車場端末30の利用時間送信部303が、ユーザが利用している駐車場の識別情報を有する利用時間管理情報等を送信するようにし、駐車料金取得手段1072が駐車料金を取得する際に、ユーザが利用した駐車場の識別情報を、利用時間管理情報から取得し、取得した識別子と一致する駐車場の識別子と対応付けられた無料化情報の中から駐車料金を取得する際に利用できる無料化情報を取得するようにすればよい。
【0151】
また、上記においては、商品やサービス等の購入のための決済の処理を、図示しない他のサーバ装置等が行なうようにしたが、情報処理装置10、例えば、決済処理部102等、がこの決済の処理を行なうようにしても良い。この場合、ユーザが購入した金券の情報は、情報処理装置10の金券管理情報等に蓄積するようにしても良い。また、決済処理部102等が、ユーザが購入した商品やサービス等の支払に利用された金券の金券識別子と、この金券を利用した支払のための決済処理を行なった時点の時を示す情報を図示しない時計等から取得して、情報処理装置10に出力するようにすればよい。
【0152】
なお、上記においては、金券の使用時に利用していた駐車場の駐車料金を、使用した金券に応じて無料化する場合について無料化する場合について説明したが、駐車場の駐車料金を、例えば、この駐車場の利用時間内に使用されていない金券に応じて無料化できるようにしても良い。この場合、駐車料金取得手段1072は、上述したような無料化情報に対応する金券の使用時情報が、駐車場の利用時間内に含まれるか否かの判断は行なわなくても良い。また、駐車場の駐車料金は、利用済の金券に応じて無料化できるようにしても良く、利用済でない金券に応じて無料化できるようにしても良い。例えば、駐車場の駐車料金の無料化に用いられる無料化情報は、利用済の金券に対応する無料化情報に限定されていても良く、限定されていなくても良い。また、この場合、例えば、金券管理格納部104は省略しても良い。
【0153】
また、無料化処理部107は、ユーザから指定された、当該ユーザに対応付けられた無料化情報を、利用時間情報が示す利用時間の無料化に利用するようにしても良い。この場合、例えば、情報処理装置10は、無料化情報格納部1073に格納されている無料化情報のうちの、1のユーザのユーザ識別子に対応付けられた無料化情報の識別情報を、このユーザのユーザ端末に送信するようにして、一のユーザが有する無料化情報をユーザに通知するようにしても良い。また、例えば、一のユーザが無料化情報を利用する際には、このユーザが利用するユーザ端末20が、ユーザから受け付けた操作により指定された1以上の無料化情報を指定する情報を、情報処理装置10に送信するようにすればよい。
【0154】
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0155】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(購入申込受信部101、利用時間受信部106、および支払受信部109など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0156】
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、格納部(例えば、ハードディスクやメモリ等の記録媒体)にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。
【0157】
なお、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、店舗での支払に利用可能な金券の購入を申込む購入申込情報をユーザが利用するユーザ端末から受信する購入申込受信部と、購入申込情報が示す金券をユーザが購入するための決済の処理を行なう決済処理部と、決済処理部が決済の処理を行なった金券を購入したユーザの駐車料金を無料化するための処理を行なう無料化処理部として機能させるためのプログラムである。
【0158】
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
【0159】
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0160】
図9は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による情報処理装置10等を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
【0161】
図9において、コンピュータシステム900は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
【0162】
図10は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。
図10において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
【0163】
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による情報処理装置10等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921に記憶されて、CD−ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
【0164】
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による情報処理装置10等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
【0165】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。