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特開2020-49545自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-49545(P2020-49545A)
(43)【公開日】2020年4月2日
(54)【発明の名称】自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路
(51)【国際特許分類】
   B21D 24/00 20060101AFI20200306BHJP
   B30B 15/30 20060101ALI20200306BHJP
   B30B 15/32 20060101ALI20200306BHJP
【FI】
   B21D24/00 A
   B30B15/30 108
   B30B15/32
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2019-164206(P2019-164206)
(22)【出願日】2019年9月10日
(31)【優先権主張番号】201811119405.1
(32)【優先日】2018年9月25日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519292730
【氏名又は名称】肇▲慶▼学院
(74)【代理人】
【識別番号】100131406
【弁理士】
【氏名又は名称】福山 正寿
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼▲慶▼▲華▼
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼英俊
(72)【発明者】
【氏名】▲龍▼▲顕▼杏
【テーマコード(参考)】
4E090
4E137
【Fターム(参考)】
4E090AB01
4E090CA02
4E090HA03
4E137AA11
4E137AA23
4E137BB01
4E137CA09
4E137EA01
4E137EA23
4E137GA01
4E137GB02
(57)【要約】      (修正有)
【課題】プレス効率を高める一方、プレス加工するときのパンチからの衝撃力を緩和させ、パンチ及びダイの破損を防止し、さらにパンチ及びダイの耐用年数を延ばす自動車用板材の自動プレス装置を提供する。
【解決手段】エジェクタプレート4、伸縮油圧シリンダ11、パンチ12、ダイ13及びクロスフレーム14を備え、さらに支持ユニット2、伝動ユニット3、ガス貯蔵室15及びエジェクタロッド4を備え、支持ユニット、伝動ユニット及び複数組のエジェクタロッドが互いに協働することによって、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を調整することで、クロスフレームを左右に移動させて、クロスフレームと伝動ユニットとの間の隙間を調整してプレス効率を高め、プレス加工するときに、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドが押されて収縮して、パンチからの衝撃力を緩和させパンチ及びダイの耐用年数を延ばすようにした。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エジェクタプレート(1)、伸縮油圧シリンダ(11)、パンチ(12)、ダイ(13)及びクロスフレーム(14)を備える自動車用板材の自動プレス加工装置であって、
さらに支持ユニット(2)、伝動ユニット(3)、ガス貯蔵室(15)及びエジェクタロッド(4)を備え、前記パンチ(12)は、伸縮油圧シリンダ(11)によってエジェクタプレート(1)に固定して取り付けられ、前記エジェクタプレート(1)は、固定装置に固定して取り付けられ、前記クロスフレーム(14)は、支持ユニット(2)を介して地面に固定して取り付けられ、前記支持ユニット(2)は、クロスフレーム(14)に対する支持及び緩衝作用を果たし、前記ダイ(13)は、クロスフレーム(14)に固定して取り付けられ、且つクロスフレーム(14)の中央部に位置し、ダイ(13)には、第1孔(131)が開けられ、前記伝動ユニット(3)は、自動車用板材を搬送するものであり、第1伝動ユニット(31)及び第2伝動ユニット(32)を有し、第1伝動ユニット(31)及び第2伝動ユニット(32)が同じ構造であり、前記第1伝動ユニット(31)が前の工程における自動車用板材をダイ(13)に搬送してプレス加工し、前記第2伝動ユニット(32)がプレス加工された自動車用板材を次の工程に搬送し、前記ガス貯蔵室(15)は、伝動ユニット(3)の下方に位置し、且つ地面に固定して取り付けられ、ガスを貯蔵するとともに伝動ユニット(3)に動力を提供し、前記エジェクタロッド(4)は、クロスフレーム(14)の下方に位置し、複数組設けられており、一端が支持ユニット(2)に固定して接続されて、他端が第1孔(131)に位置し、エジェクタロッド(4)は、プレス加工された自動車用板材をダイ(13)から押し出し、
前記支持ユニット(2)は、底板(21)、第1伸縮ロッド(22)及び第2伸縮ロッド(23)を備え、前記底板(21)が地面に固定して取り付けられ、前記第1伸縮ロッド(22)及び第2伸縮ロッド(23)の数がいずれも4つであり、且つ第1伸縮ロッド(22)及び第2伸縮ロッド(23)が底板(21)の四隅に位置し、前記第1伸縮ロッド(22)の一端は、底板(21)にヒンジで連結され、第1伸縮ロッド(22)の他端は、第2伸縮ロッド(23)にヒンジで連結され、前記第2伸縮ロッド(23)の一端は、底板(21)にヒンジで連結され、第2伸縮ロッド(23)の他端は、第1伸縮ロッド(22)にヒンジで連結され、前記第1伸縮ロッド(22)と第2伸縮ロッド(23)とのヒンジ連結点がクロスフレーム(14)の底部にヒンジで連結され、前記底板(21)の中央部がバネを介してクロスフレーム(14)に固定して接続され、
前記第1伝動ユニット(31)は、第1インペラー(311)、第1ローラ(312)、第2ローラ(313)、ベルト(314)及び支柱(315)を備え、前記支柱(315)の数が4つであり、前記第1ローラ(312)の両端が支柱(315)に固定して接続され、前記第1インペラー(311)の数が4つであり、第1インペラー(311)が第1ローラ(312)の両端に套設され、且つ第1インペラー(311)が第1ローラ(312)に回転可能に接続され、前記第2ローラ(313)の両端が支柱(315)に固定して接続され、前記第1インペラー(311)が第2ローラ(313)の両端に套設され、且つ第1インペラー(311)が第2ローラ(313)に回転可能に接続され、前記第1ローラ(312)と第2ローラ(313)がベルト(314)を介して伝動し、
前記エジェクタロッド(4)は、ハウジング(41)、可動板(42)及び第1ロッド(43)を備え、前記ハウジング(41)の底部が底板(21)に固定して取り付けられ、ハウジング(41)の一側には第2孔(411)が開けられ、前記第2孔(411)が制御弁に連通して、この制御弁がハウジング(41)の内部の気圧を制御し、前記可動板(42)がハウジング(41)の内部に位置し、前記第1ロッド(43)の一端は、可動板(42)に固定して接続され、第1ロッド(43)の他端は、第1孔(131)に位置し、前記可動板(42)の頂部とハウジング(41)の内壁との間には、バネが設けられ、このバネが第1ロッド(43)に套設されていることを特徴とする自動車用板材の自動プレス加工装置。
【請求項2】
前記クロスフレーム(14)の底部には、第1エアバッグ(16)が設けられ、前記第1エアバッグ(16)は、クロスフレーム(14)の両端の中央部に位置し、第1エアバッグ(16)の一端は、クロスフレーム(14)に固定して接続され、第1エアバッグ(16)の他端は、底板(21)に固定して接続され、第1エアバッグ(16)は、ガス貯蔵室(15)にガスを提供するとともに、クロスフレーム(14)に対して緩衝作用を果たすことを特徴とする請求項1に記載の自動車用板材の自動プレス加工装置。
【請求項3】
前記クロスフレーム(14)の頂部には、移行ユニット(5)が設けられ、前記移行ユニット(5)は、クロスフレーム(14)の両端に位置し、左端に位置する移行ユニット(5)は、第1伝動ユニット(31)により搬送された自動車用板材をダイ(13)に移行させてプレス加工し、右端に位置する移行ユニット(5)は、プレス加工された自動車用板材を第2伝動ユニット(32)に移行させ、移行ユニット(5)は、取付板(51)、第2インペラー(52)及び第1伝動ローラ(53)を備え、前記第1伝動ローラ(53)の両端が取付板(51)に固定して接続され、且つ第1伝動ローラ(53)は、クロスフレーム(14)において均等に配置されており、前記取付板(51)は、クロスフレーム(14)に固定して接続され、前記第2インペラー(52)は、第1伝動ローラ(53)の両端に套設され、且つ第1伝動ローラ(53)に回転可能に接続されることを特徴とする請求項2に記載の自動車用板材の自動プレス加工装置。
【請求項4】
前記第1ロッド(43)の端部が半球形であり、半球形の一端は、第1孔(131)に位置し、プレス加工された自動車用板材をダイ(13)から搬出することを特徴とする請求項1に記載の自動車用板材の自動プレス加工装置。
【請求項5】
前記第1ロッド(43)には、第1チャンネル(431)が設けられ、前記第1チャンネル(431)は、第1ロッド(43)の中央部に位置し、自動車用板材を放熱させることを特徴とする請求項4に記載の自動車用板材の自動プレス加工装置。
【請求項6】
前記第1ロッド(43)には、第1溝(432)が設けられ、前記第1溝(432)は、半球形の一端に位置し、第1溝(432)には、押し出しユニット(6)が設けられ、前記押し出しユニット(6)は、電磁石(61)、第1軸(62)、第3インペラー(63)及び案内板(64)を備え、前記電磁石(61)の数が2つであり、電磁石(61)の断面が円形であり、前記第1軸(62)の両端が電磁石(61)に固定して接続され、第1軸(62)の外輪には、第3インペラー(63)が套設され、前記案内板(64)が第1チャンネル(431)に固定して取り付けられて、ガスを第3インペラー(63)へ案内し、前記パンチ(12)の底部には、振れユニット(7)が設けられ、前記振れユニット(7)は、自動車用板材をダイ(13)に精確に搬入してプレス加工し、第2ロッド(71)、円形固定ブロック(72)及び第1バネ(73)を備え、前記第2ロッド(71)がパンチ金型(12)の底部に固定して接続され、前記円形固定ブロック(72)が第2ロッド(71)の両側に固定して接続され、前記第1バネ(73)がパンチ金型(12)の底部に固定して接続され、且つ第2ロッド(71)の外周に位置し、第1バネ(73)及び第2ロッド(71)がいずれも磁性材料で製造され、第1バネ(73)と第2ロッド(71)及び電磁石(61)との間には磁気吸引が存在することを特徴とする請求項5に記載の自動車用板材の自動プレス装置。
【請求項7】
前記電磁石(61)の外輪には、滑り止め材料が塗布されており、滑り止め材料は、自動車用板材と電磁石(61)との間の摩擦力を増大することを特徴とする請求項6に記載の自動車用板材の自動プレス装置。
【請求項8】
自動車用板材の自動プレス装置の制御回路であって、
該制御回路は、請求項1−7に記載の自動プレス装置に適用され、プレス装置の操作を制御する制御ユニットと、第1電磁弁と第2電磁弁を含む電動ユニットとを備え、第1電磁弁及び第2電磁弁は、いずれも制御ユニットに接続され、第1電磁弁は、油圧ポンプを制御して作動させ、油圧ポンプは、伸縮油圧シリンダ(11)に動力を提供し、伸縮油圧シリンダ(11)は、ダイ(13)に垂直な方向において並進するようにパンチ(12)を制御し、第2電磁弁は、空気圧ポンプを制御して作動させ、空気圧ポンプは、第1伸縮ロッド(22)及び第2伸縮ロッド(23)に動力を提供し、第1伸縮ロッド(22)及び第2伸縮ロッド(23)は、水平方向において並進するようにクロスフレーム14を制御することを特徴とする自動車用板材の自動プレス加工装置の制御回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機械加工の技術分野に属し、具体的には、自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路である。
【背景技術】
【0002】
自動車の板材は、自動車の部品において不可欠な部分である。トラクター、フォークリフトのフェンダーなどにも板材が多く使用されている。自動車の構造において、自動車のボディを構成する部品は、パネル部品、構造部品、走行部品及び補強部品に大別される。これら部品は、異なる用途による要求を満たし、様々な性能を有する。その中でも、パネル部品は、板材に対して良好な成形性を求める。自動車のパネルも自動車用板材の重要な構成部分である。自動車用板材の加工過程において、自動車の構造原理に基づいて、自動車の板材部材が一般的に複雑な形状を有し、通常、複雑な曲面及び円弧状を呈することが知られている。自動車用板材の加工手段が一般的にプレス成形であるため、自動車用板材のプレス機が開発される。
【0003】
従来技術にも、自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路の技術案に関する特許が開示されており、たとえば、出願番号2015208735805の中国特許において、搬入ベルト、トップフレーム、伸縮油圧シリンダ、パンチ、作業テーブル、ダイ、押圧具、作業テーブル支持装置、搬出ベルトを備える自動車用板材の全自動プレス機が開示されている。前記作業テーブルは、中央矩形溝、左矩形溝、右矩形溝、左昇降搬送ベルト、右昇降搬送ベルト、左空気圧昇降台、右空気圧昇降台、検知装置を含む。前記押圧具は、作業テーブルの側辺に取り付けられる。前記作業テーブル支持装置は、リンク、油圧シリンダ、底板を備える。
【0004】
該技術案による自動車用板材の全自動プレス機は、四棒リンク機構を用いることで、作業テーブル面と水平面とを平行にし、且つ全自動加工を実現する。しかしながら、該技術案では、プレス作業エリアと搬送ベルトが効率よく突き合せられることができないため、自動車用板材のプレス効率を損ない、また、自動車用板材をプレス加工するときに、パンチとダイの衝撃によりパンチ及びダイを破損し、それによって、該技術案は限制されてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】中国特許出願公開第205085215号明細書
【発明の概要】
【0006】
従来技術の欠点を解決するために、本発明に係る自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路は、支持ユニット、伝動ユニット及び複数組のエジェクタロッドが互いに協働することによって、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドを調整することで、クロスフレームを左右に移動させて、クロスフレームと伝動ユニットとの間の隙間を調整することによって、自動車用板材のプレス効率を高める一方、パンチ及びダイが自動車用板材をプレス加工するときに、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドが押されて収縮して、パンチからの衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ及びダイの破損を防止し、さらにパンチ及びダイの耐用年数を延ばす。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、その技術的課題を解決するために採用される技術案は、以下のとおりである。本発明に係る自動車用板材の自動プレス加工装置は、エジェクタプレート、伸縮油圧シリンダ、パンチ、ダイ及びクロスフレームを備え、さらに支持ユニット、伝動ユニット、ガス貯蔵室及びエジェクタロッドを備え、前記パンチは、伸縮油圧シリンダによってエジェクタプレートに固定して取り付けられ、前記エジェクタプレートは、固定装置に固定して取り付けられ、前記クロスフレームは、支持ユニットを介して地面に固定して取り付けられ、前記支持ユニットは、クロスフレームに対する支持及び緩衝作用を果たし、前記ダイは、クロスフレームに固定して取り付けられ、且つクロスフレームの中央部に位置し、ダイには、第1孔が開けられ、前記伝動ユニットは、自動車用板材を搬送するものであり、第1伝動ユニット及び第2伝動ユニットを有し、第1伝動ユニット及び第2伝動ユニットが同じ構造であり、前記第1伝動ユニットが前の工程における自動車用板材をダイに搬送してプレス加工し、前記第2伝動ユニットがプレス加工された自動車用板材を次の工程に搬送し、前記ガス貯蔵室は、伝動ユニットの下方に位置し、且つ地面に固定して取り付けられ、ガスを貯蔵するとともに伝動ユニットに動力を提供し、前記エジェクタロッドは、クロスフレームの下方に位置し、プレス加工された自動車用板材をすべて移行ユニットに押し出す押し出すために複数組設けられており、一端が支持ユニットに固定して接続されて、他端が第1孔に位置し、エジェクタロッド(4)は、プレス加工された自動車用板材をダイから突き出し、
前記支持ユニットは、底板、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドを備え、前記底板が地面に固定して取り付けられ、前記第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドの数がいずれも4つであり、且つ第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドが底板の四隅に位置し、前記第1伸縮ロッドの一端は、底板にヒンジで連結され、第1伸縮ロッドの他端は、第2伸縮ロッドにヒンジで連結され、前記第2伸縮ロッドの一端は、底板にヒンジで連結され、第2伸縮ロッドの他端は、第1伸縮ロッドにヒンジで連結され、前記第1伸縮ロッドと第2伸縮ロッドとのヒンジ連結点がクロスフレームの底部にヒンジで連結され、前記底板の中央部がバネを介してクロスフレームに固定して接続され、
前記第1伝動ユニットは、第1インペラー、第1ローラ、第2ローラ、ベルト及び支柱を備え、前記支柱の数が4つであり、前記第1ローラの両端が支柱に固定して接続され、前記第1インペラーの数が4つであり、第1インペラーが第1ローラの両端に套設され、且つ第1インペラーが第1ローラに回転可能に接続され、前記第2ローラの両端が支柱に固定して接続され、前記第1インペラーが第2ローラの両端に套設され、且つ第1インペラーが第2ローラに回転可能に接続され、前記第1ローラと第2ローラがベルトを介して伝動し、
前記エジェクタロッドは、ハウジング、可動板及び第1ロッドを備え、前記ハウジングの底部が底板に固定して取り付けられ、ハウジングの一側には第2孔が開けられ、前記第2孔が制御弁に連通して、この制御弁がハウジングの内部の気圧を制御し、制御弁の開閉を制御することによりハウジングの内部の気圧が制御されて、さらに第1ロッドの垂直方向における運動が制御され、前記可動板がハウジングの内部に位置し、前記第1ロッドの一端は、可動板に固定して接続され、第1ロッドの他端は、第1孔に位置し、前記可動板の頂部とハウジングの内壁との間には、バネが設けられ、このバネが第1ロッドに套設されて、可動板を回復させる。自動車用板材を加工するときに、板材が一般的に複雑な曲面及び円弧形状を呈するため、自動車のプレス成形は必要とされる。従来技術では、自動車用板材のプレス機があるが、従来技術による自動車用板材のプレス機には、自動車用板材をプレス加工するためのクロスフレームが左右に移動できず、クロスフレームと伝動ユニットとの間隔が調整できず、小体積の自動車用板材の場合は、伝動ユニットとクロスフレームとの隙間に落ちて自動車用板材のプレス加工を邪魔することが発生しやすく、また、パンチ及びダイが協働して自動車用板材をプレス加工する過程に、ダイがパンチからの衝撃力を受けるので、パンチ及びダイが破損しやすくなり、さらにパンチ及びダイの耐用年数を損なう一方、自動車用板材のプレスが終了した後、自動車用板材がダイから脱離しにくく、その結果、プレス過程の連続性が損なわれて、自動車用板材のプレス効率及び効果に悪影響を与えるという欠点が存在する。本発明では、支持ユニット、伝動ユニット及び複数組のエジェクタロッドが設置されており、支持ユニット、伝動ユニット及び複数組のエジェクタロッドが互いに協働することによって、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドを調整することで、クロスフレームを左右に移動させて、クロスフレームと伝動ユニットとの間の隙間を調整することによって、自動車用板材のプレス効率を高める一方、パンチ及びダイが自動車用板材をプレス加工するときに、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドが押されて収縮して、パンチからの衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ及びダイの破損を防止し、さらにパンチ及びダイの耐用年数を延ばす。
【0008】
前の工程における自動車用板材が第1伝動ユニットに到達し、ガス貯蔵室に貯蔵されたガスが第1インペラーに輸送され、ガスと第1インペラーとの相互協働により、ガスが第1インペラーを回転させ、さらに第1ローラ及び第2ローラを回転させ、第1ローラ及び第2ローラの回転に伴い、自動車用板材がベルトの左端からベルトの右端に搬送され、また、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドを調整して、クロスフレームを左へ移動させて、自動車用板材をダイに搬送し、このとき、伸縮油圧シリンダを制御することでパンチを下へ移動させ、パンチ及びダイが協働して自動車用板材をプレス加工し、自動車用板材をプレス加工するときに、クロスフレームが第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドを押圧し、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドがダイの受けた衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ及びダイの破損を防止し、パンチ及びダイの耐用年数を延ばす。自動車用板材のプレス加工が終了した後、制御弁を調整することで、ガスが第2孔からハウジングに入り、可動板がガスで押されて第1ロッドを上へ移動するように押し、第1ロッドは、移動過程においてプレス加工された自動車用板材をダイから押し出す押し出す。自動車用板材がダイから突き出された後、制御弁を調整することで、ガスが第2孔からハウジングへ入ることを停止し、可動板がバネの働きによって元の位置に戻り、第1ロッドを下へ移動させ、且つ第1ロッドの高さが第1孔高さよりも低く、また、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドを調整して、クロスフレームを右へ移動させ、プレス加工された自動車用板材を第2伝動ユニットに搬送し、ガス及び第1インペラーの協働により、プレス加工された自動車用板材を次の工程に搬送する。
【0009】
好ましくは、前記クロスフレームの底部には、第1エアバッグが設けられ、前記第1エアバッグは、クロスフレームの両端の中央部に位置し、第1エアバッグの一端は、クロスフレームに固定して接続され、第1エアバッグの他端は、底板に固定して接続され、第1エアバッグは、ガス貯蔵室にガスを提供するとともに、クロスフレームに対して緩衝作用を果たす。従来技術では、伝動ユニットの回動が電力により駆動され、且つパンチ及びダイが協働して自動車用板材をプレス加工することにより生じた動力源が利用されず、資源の無駄となる。本発明では、第1エアバッグを設置することにより、パンチ及びダイが協働してプレス加工するときに、クロスフレームは、第1エアバッグを押して、第1エアバッグは、押されて外へガスを排気し、排出したガスがガス貯蔵タンクに輸送されて貯蔵され、それにより伝動ユニットを回動させるのに動力源を提供し、このように資源の利用率を高める一方、第1エアバッグの吸気及び排気の過程において、第1エアバッグは、ダイの受けた衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ及びダイの破損を防止し、パンチ及びダイの耐用年数を延ばす。
【0010】
パンチ及びダイが協働して自動車用板材をプレス加工するときに、パンチとダイがぶつかる一瞬に、クロスフレームは、下へ移動して第1エアバッグを押して、第1エアバッグは、外へ排気して、ダイの受けた衝撃力を緩和させ、排出したガスがガス貯蔵室に輸送されて貯蔵され、また、第1エアバッグは、内部へ吸気して元の状態に戻り、第1エアバッグが戻りながらクロスフレームを上へ移動させ、パンチ及びダイは、協働して自動車用板材をプレス成形する。
【0011】
好ましくは、前記クロスフレームの頂部には、移行ユニットが設けられ、前記移行ユニットは、クロスフレームの両端に位置し、左端に位置する移行ユニットは、第1伝動ユニットにより搬送されてきた自動車用板材をダイに移行させてプレス加工し、右端に位置する移行ユニットは、プレス加工された自動車用板材を第2伝動ユニットに移行させ、移行ユニットは、取付板、第2インペラー及び第1伝動ローラを備え、前記第1伝動ローラの両端が取付板に固定して接続され、且つ第1伝動ローラは、クロスフレームにおいて均等に配置されており、前記取付板は、クロスフレームに固定して接続され、前記第2インペラーは、第1伝動ローラの両端に套設され、且つ第1伝動ローラに回転可能に接続される。伝動ユニットとダイとの間には一定の間隔があるが、従来技術案では、この間隔について設計しないため、第1伝動ユニットにより搬送された自動車用板材がダイに搬送されにくい一方、ダイにおける自動車用板材が第2伝動ユニットに搬送されにくく、それによって、自動車用板材のプレス成形作動の連続性を損ない、本発明では、移行ユニットを設置することにより、自動車用板材を第1伝動ユニットからダイに高速搬送し、または、自動車用板材をイから第2伝動ユニットに高速搬送することができ、このように自動車用板材のプレス効率を高める。
【0012】
自動車用板材が第1伝動ユニットから移行ユニットに搬送されると、ガス貯蔵室におけるガスが第2インペラーに作用して、ガスと第2インペラーが互いに協働することにより、第1伝動ローラは、回動して第1伝動ローラにおける自動車用板材を回動に連れてダイに搬送してプレス加工する。自動車用板材がプレス加工された後、エジェクタロッドは、自動車用板材を突き出してクロスフレームの右端における移行ユニットに移動させ、ガスと第2インペラーが協働することにより、自動車用板材は、第2伝動ユニットに搬送される。
【0013】
好ましくは、前記第1ロッドの端部が半球形であり、半球形の一端は、第1孔の所に位置し、プレス加工された自動車用板材をダイから搬出する。第1ロッドの一端を半球形に設定することで、プレス加工された自動車用板材をダイから突き出し、自動車用板材が第1ロッドにおける半球形の一端を通過して、クロスフレームの右端における移行ユニットに搬送され、このように自動プレス加工装置のプレス効率を高める。
【0014】
好ましくは、前記第1ロッドには、第1チャンネルが設けられ、前記第1チャンネルは、第1ロッドの中央部に位置し、自動車用板材を放熱させる。自動車用板材がプレス加工過程において熱を発生させて昇温することにより、自動車板材のプレス効果に悪影響を与える。本発明では、第1チャンネルを設けることで、エジェクタロッドが自動車用板材をダイから押し出す押し出すと同時に、ハウジングの内部におけるガスが第1チャンネルに沿って排出され、このように、ガスは、自動車用板材を降温して自動車用板材のプレス加工効果を高める一方、プレス加工するときに生じた粉塵をダイから吹き飛ばし、粉塵による車用板材の自動プレス加工効果への影響を解消して、自動車用板材のプレス加工効果を高める。
【0015】
好ましくは、前記第1ロッドには、第1溝が設けられ、前記第1溝は、半球形の一端に位置し、第1溝には、突き出しユニットが設けられ、前記突き出しユニットは、電磁石、第1軸、第3インペラー及び案内板を備え、前記電磁石の数が2つであり、電磁石の断面が円形であり、前記第1軸の両端が電磁石に固定して接続され、第1軸の外輪には、第3インペラーが套設され、前記案内板が第1チャンネルに固定して取り付けられて、ガスを第3インペラーへ案内し、案内板及び第3インペラーが設けられ、案内板は、第1チャンネルから排出したガスを第3インペラーへ案内し、ガス及び第3インペラーが互いに協働することで、第3インペラーは、電磁石を回動駆動し、前記パンチの底部には、振れユニットが設けられ、前記振れユニットは、自動車用板材をダイに精確に搬入してプレス加工し、第2ロッド、円形固定ブロック及び第1バネを備え、前記第2ロッドがパンチの底部に固定して接続され、前記円形固定ブロックが第2ロッドの両側に固定して接続され、前記第1バネがパンチの底部に固定して接続され、且つ第2ロッドの外周に位置し、第1バネ及び第2ロッドがいずれも磁性材料で製造され、第1バネと第2ロッド及び電磁石との間には磁気吸引が存在する。自動車用板材をプレス加工するときに、自動車用板材がダイに精確に搬送して打ち抜かれることが困難であるため、自動車用板材のプレス効果に悪影響を与える。本発明では、振れユニット及び突き出しユニットを設置し、振れユニット及び突き出しユニットが互いに協働することにより、自動車用板材をダイに精確に搬送して、自動車用板材を十分にプレス加工することで、自動車用板材のプレス効果を高める一方、プレス加工された自動車用板材が回動している電磁石に沿って回動して、移行ユニットまで高速で移動して、このように自動車用板材のプレス効率を高める。
【0016】
伸縮油圧シリンダがパンチを駆動して下へ移動させるときに、第1バネの長さが第2ロッドの長さよりも長いため、第1バネは、まず自動車用板材に接触して、押されて圧縮されて、第2ロッドは、引き続き下へ移動し、第2ロッドの移動において、円形固定ブロックは、第1バネにぶつかって第2ロッドを揺動させ、このとき、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドは、外界に連通した状態であり、自動プレス加工装置には、複数組の振れユニットが設置されているため、パンチを揺動させ、パンチが揺動しているときに、自動車用板材がダイに精確に搬送されて正確に打ち抜かれ、このように自動車用板材のプレス効果を高める。
【0017】
好ましくは、前記電磁石の外輪には、滑り止め材料が塗布されており、滑り止め材料は、自動車用板材と電磁石との間の摩擦力を増大する。自動車用板材がエジェクタロッドにより突き出される過程において、自動車用板材は、ダイから移行ユニットに高速搬送され、それによって自動車用板材のプレス効率を高める。
【0018】
プレス装置の操作を制御する制御ユニットを備える自動車用板材の自動プレス加工装置の制御回路であって、
第1電磁弁と第2電磁弁を含む電動ユニットを備え、第1電磁弁及び第2電磁弁は、いずれも制御ユニットに接続され、第1電磁弁は、油圧ポンプを制御して作動させ、油圧ポンプは、伸縮油圧シリンダに動力を提供し、伸縮油圧シリンダは、ダイに垂直な方向において並進するようにパンチを制御し、自動車用板材をプレス加工し、第2電磁弁は、空気圧ポンプを制御して作動させ、空気圧ポンプは、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドに動力を提供し、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドは、様々なサイズの自動車用板材に適用できるように、水平方向において並進するようにクロスフレームを制御する。
【発明の効果】
【0019】
本発明の有益な効果は、以下のとおりである。
1.本発明に係る自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路では、支持ユニット、伝動ユニット及び複数組のエジェクタロッドが互いに協働することによって、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドを調整することで、クロスフレームを左右に移動させて、クロスフレームと伝動ユニットとの間の隙間を調整することによって、自動車用板材のプレス効率を高める一方、パンチ及びダイが自動車用板材をプレス加工するときに、第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドが押されて収縮して、パンチからの衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ及びダイの破損を防止し、さらにパンチ及びダイの耐用年数を延ばす。
2.本発明に係る自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路では、第1エアバッグを設置することにより、パンチ及びダイが協働してプレス加工するときに、第1エアバッグが押されて外へ排気し、排出したガスがガス貯蔵タンクに輸送されて貯蔵され、伝動ユニットを回動させるのに動力源を提供し、さらに資源の利用率を高める一方、第1エアバッグの吸気及び排気の過程において、第1エアバッグは、ダイの受けた衝撃力を緩和し、それによって、パンチ及びダイの破損を防止し、パンチ及びダイの耐用年数を延ばす。
3.本発明に係る自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路では、振れユニット及び突き出しユニットが互いに協働することにより、自動車用板材をダイに精確に搬送して、自動車用板材を十分にプレス加工し、自動車用板材のプレス効果を高める一方、プレス加工された自動車用板材を円形の電磁石に沿って回動させて、自動車用板材を移行ユニットに高速で移動させ、このように自動車用板材のプレス効率を高める。
4.本発明に係る自動車用板材の自動プレス装置及びその制御回路では、エジェクタロッドには第1チャンネルを設けることで、ガスが自動車用板材を降温して、自動車用板材のプレス効果を高める一方、ガスは、プレス加工するときに生じた粉塵をダイから吹き飛ばし、粉塵による自動車用板材のプレス効果への影響を解消して、このように自動車用板材のプレス効果を高める。
5.本発明に係る自動車用板材の自動プレス加工装置及びその制御回路では、移行ユニットを設置することにより、自動車用板材を第1伝動ユニットからダイに高速搬送し、または、自動車用板材をダイから第2伝動ユニットに高速搬送することができ、このように自動車用板材のプレス効率を高める。
【図面の簡単な説明】
【0020】
以下、図面を参照しながら、本発明についてさらに説明する。
図1】本発明の正面図である。
図2図1におけるA−A部の断面図である。
図3図1におけるB矢視図である。
図4図1におけるC部分の局所拡大図である。
図5】エジェクタロッドの断面図である。
図6図5におけるD−D部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明を実現する技術的手段、発明の特徴、達成させる目的、及び効果を理解しやすくするために、以下、特定の実施形態にて、本発明をさらに説明する。
【0022】
図1図6に示されるように、本発明に係る自動車用板材の自動プレス加工装置は、エジェクタプレート1、伸縮油圧シリンダ11、パンチ12、ダイ13及びクロスフレーム14を備え、さらに支持ユニット2、伝動ユニット3、ガス貯蔵室15及びエジェクタロッド4を備え、前記パンチ12は、伸縮油圧シリンダ11によってエジェクタプレート1に固定して取り付けられ、前記エジェクタプレート1は、固定装置に固定して取り付けられ、前記クロスフレーム14は、支持ユニット2を介して地面に固定して取り付けられ、前記支持ユニット2は、クロスフレーム14に対する支持及び緩衝作用を果たし、前記ダイ13は、クロスフレーム14に固定して取り付けられ、且つクロスフレーム14の中央部に位置し、ダイ1315には、第1孔131が設けられ、前記伝動ユニット3は、自動車用板材を搬送するものであり、第1伝動ユニット31及び第2伝動ユニット32を有し、第1伝動ユニット31及び第2伝動ユニット32が同じ構造であり、前記第1伝動ユニット31が前の工程における前の工程における自動車用板材をダイ13に搬送してプレス加工し、前記第2伝動ユニット32がプレス加工された自動車用板材を次の工程に搬送し、前記ガス貯蔵室15は、伝動ユニット3の下方に位置し、且つ地面に固定して取り付けられ、ガスを貯蔵するとともに伝動ユニット3に動力を提供し、前記エジェクタロッド4は、クロスフレーム14の下方に位置し、プレス加工された自動車用板材をすべて移行ユニット5に移行させるために複数組設けられており、一端が支持ユニット2に固定して接続されて、他端が第1孔131に位置し、エジェクタロッド4は、プレス加工された自動車用板材をダイ13から突き出し、
前記支持ユニット2は、底板21、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を備え、前記底板21が地面に固定して取り付けられ、前記第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23の数がいずれも4つであり、且つ第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23が底板21の四隅に位置し、前記第1伸縮ロッド22の一端は、底板21にヒンジ連結され、第1伸縮ロッド22の他端は、第2伸縮ロッド23にヒンジで連結され、前記第2伸縮ロッド23の一端は、底板21にヒンジで連結され、第2伸縮ロッド23の他端は、第1伸縮ロッド22にヒンジで連結され、前記第1伸縮ロッド22と第2伸縮ロッド(23)とのヒンジ連結点がクロスフレーム14の底部にヒンジ連結され、前記底板21の中央部がバネを介してクロスフレーム14に固定して接続され、
前記第1伝動ユニット31は、第1インペラー311、第1ローラ312、第2ローラ313、ベルト314及び支柱315を備え、前記支柱315の数が4つであり、前記第1ローラ312の両端が支柱315に固定して接続され、前記第1インペラー311の数が4つであり、第1インペラー311が第1ローラ312の両端に套設され、且つ第1インペラー311が第1ローラ312に回転可能に接続され、前記第2ローラ313の両端が支柱315に固定して接続され、前記第1インペラー311が第2ローラ313の両端に套設され、且つ第1インペラー311が第2ローラ313に回転可能に接続され、前記第1ローラ312と第2ローラ313がベルト314を介して伝動し、
前記エジェクタロッド4は、ハウジング41、可動板42及び第1ロッド43を備え、前記ハウジング41の底部が底板21に固定して取り付けられ、ハウジング41の一側には、第2孔411が開けられ、前記第2孔411が制御弁に連通して、この制御弁がハウジング41の内部の気圧を制御し、制御弁の開閉を制御することによりハウジング41の内部の気圧が制御されて、第1ロッド43の垂直方向における運動が制御され、前記可動板42がハウジング41の内部に位置し、前記第1ロッド43の一端は、可動板42に固定して接続され、第1ロッド43の他端は、第1孔131に位置し、前記可動板42の頂部とハウジング41の内壁との間には、バネが設けられ、このバネが第1ロッド43に套設されて、可動板42を回復させる。自動車用板材の加工過程において、板材が一般的に複雑な曲面及び円弧状を呈するため、自動車のプレス成形は必要とされる。従来技術では、自動車用板材のプレス機があるが、従来技術による自動車用板材のプレス機には、自動車用板材をプレス加工するためのクロスフレーム14が左右に移動できず、クロスフレーム14と伝動ユニット3との間の間隔が調整できず、小体積の自動車用板材の場合、伝動ユニット3とクロスフレーム14との隙間に落ちて自動車用板材のプレスを邪魔することが発生しやすく、また、パンチ12及びダイ13が協働して自動車用板材をプレス加工する過程に、ダイ13がパンチ12による衝撃力を受けるので、パンチ12及びダイ13が破損しやすくなり、さらにンチ12及びダイ13の耐用年数を損なう一方、自動車用板材のプレスが終了した後、自動車用板材がダイ13から脱離しにくく、その結果、プレス加工過程の連続性が損なわれて、自動車用板材のプレス効率及び効果に悪影響を与えるという欠点が存在する。本発明では、支持ユニット2、伝動ユニット3及び複数組のエジェクタロッド4が設置されている。支持ユニット2、伝動ユニット3及び複数組のエジェクタロッド4が互いに協働することによって、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を調整することで、クロスフレーム14を左右に移動させて、クロスフレーム14と伝動ユニット3との間の隙間を調整することによって、自動車用板材のプレス効率を高める一方、パンチ12及びダイ13が自動車用板材をプレス加工するときに、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23が押されて収縮して、パンチ12への衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ12及びダイ13の破損を防止し、さらにパンチ12及びダイ13の耐用年数を延ばす。
【0023】
前の工程における自動車用板材が第1伝動ユニット31に到達し、ガス貯蔵室15に貯蔵されたガスが第1インペラー311に輸送され、ガスと第1インペラー311との相互協働により、ガスが第1インペラー311を回転させ、さらに第1ローラ312及び第2ローラ313を回動駆動し、第1ローラ312及び第2ローラ313の回動に伴い、自動車用板材がベルト314の左端からベルト314の右端に搬送され、また、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を調整して、クロスフレーム14を左へ移動させて、自動車用板材をダイ13に搬送し、このとき、伸縮油圧シリンダ11を制御することでパンチ30を下へ移動させ、パンチ12及びダイ13が協働して自動車用板材をプレス加工し、自動車用板材をプレス加工するときに、クロスフレーム14が第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を押圧し、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23がダイ13の受ける衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ12及びダイ13の破損を防止し、パンチ12及びダイ13の耐用年数を延ばす。自動車用板材のプレスが終了した後、制御弁を調整することで、ガスが第2孔411からハウジング41に入り、可動板42がガスで押されて第1ロッド43を上へ移動するように押し、第1ロッド43は、移動過程においてプレス加工された自動車板材をダイ13から押し出す。自動車用板材がダイ13から突き出された後、制御弁を調整することで、ガスが第2孔411からハウジング41へ入ることを停止し、可動板42がバネの働きによって回復して、第1ロッド43を下へ移動させ、且つ第1ロッド43の高さが第1孔131の高さよりも低く、また、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を調整して、クロスフレーム14を右へ移動させ、プレス加工された自動車用板材を第2伝動ユニット32に搬送し、ガス及び第1インペラー311の協働により、プレス加工された自動車用板材を次の工程に搬送する。
本発明の一実施形態として、前記クロスフレーム14の底部には、第1エアバッグ16が設けられ、前記第1エアバッグ16は、クロスフレーム14の両端の中央部に位置し、第1エアバッグ16の一端は、クロスフレーム14に固定して接続され、第1エアバッグ16の他端は、底板21に固定して接続され、第1エアバッグ16は、ガス貯蔵室15にガスを提供するとともに、クロスフレーム14に対して緩衝作用を果たす。従来技術では、伝動ユニット3が電力により回動駆動され、且つパンチ12及びダイ13が協働して自動車用板材をプレス加工することにより生じた動力源が利用されず、資源の無駄となる。本発明では、第1エアバッグ16を設置することにより、パンチ12及びダイ13が協働してプレス加工するときに、クロスフレーム14は、第1エアバッグ16を押して、第1エアバッグ16は、押されて外へ排気し、排出したガスがガス貯蔵タンクに輸送されて貯蔵され、それにより伝動ユニット3を回動させるのに動力源を提供し、このように資源の利用率を高める一方、第1エアバッグ16の吸気及び排気の過程において、第1エアバッグ16は、ダイ13の受ける衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ12及びダイ13の破損を防止し、パンチ12及びダイ13の耐用年数を延ばす。
【0024】
パンチ12及びダイ13が協働して自動車用板材をプレス加工するときに、パンチ12とダイ13がぶつかる一瞬に、クロスフレーム14は、下へ移動して第1エアバッグ16を押して、第1エアバッグ16は、外へ排気して、ダイ13の受けた衝撃力を緩和させ、排出したガスがガス貯蔵室15に輸送されて貯蔵され、また、第1エアバッグ16は、内部へ吸気して回復し、第1エアバッグ16の回復においてクロスフレーム14を押して上へ移動させ、パンチ12及びダイ13は、協働して自動車用板材をプレス成形する。
【0025】
本発明の一実施形態として、前記クロスフレーム14の頂部には、移行ユニット5が設けられ、前記移行ユニット5は、クロスフレーム14の両端に位置し、左端に位置する移行ユニット5は、第1伝動ユニット31により搬送された自動車用板材をダイ13に移行させてプレス加工し、右端に位置する移行ユニット5は、プレス加工された自動車用板材を第2伝動ユニット32に移行させ、移行ユニット5は、取付板51、第2インペラー52及び第1伝動ローラ53を備え、前記第1伝動ローラ53の両端が取付板51に固定して接続され、且つ第1伝動ローラ53は、クロスフレーム14において均等に配置されており、前記取付板51は、クロスフレーム14に固定して接続され、前記第2インペラー52は、第1伝動ローラ53の両端に套設され、且つ第1伝動ローラ53に回転可能に接続される。伝動ユニット3とダイ13との間には一定の間隔があるが、従来技術案では、この間隔について設計しないため、第1伝動ユニット31により搬送された自動車用板材がダイ13に搬送されにくい一方、ダイ13における自動車用板材が第2伝動ユニット32に搬送されにくく、それによって、自動車用板材のプレス成形作動の連続性を損ない、本発明では、移行ユニット5を設置することにより、自動車用板材を第1伝動ユニット31からダイ13に高速搬送し、または、自動車用板材をダイ13から第2伝動ユニット32に高速搬送することができ、このように自動車用板材のプレス効率を高める。
【0026】
自動車用板材が第1伝動ユニット31から移行ユニット5に搬送されると、ガス貯蔵室15におけるガスが第2インペラー52に作用して、ガスと第2インペラー52が互いに協働することにより、第1伝動ローラ53は、回動して第1伝動ローラ53における自動車用板材を回動に連れてダイ13に搬送してプレス加工する。自動車用板材がプレス加工された後、エジェクタロッド4は、自動車用板材を押し出してクロスフレーム14の右端における移行ユニット5に移動させ、ガスと第2インペラー52が協働することにより、自動車用板材は、第2伝動ユニット32に搬送される。
【0027】
本発明の一実施形態として、前記第1ロッド43の端部が半球形であり、半球形の一端は、第1孔131に位置し、プレス加工された自動車用板材をダイ13から搬出する。第1ロッド43の一端を半球形に設定することで、プレス加工された自動車用板材をダイ13から押し出し、自動車用板材が第1ロッド43における半球形の一端を通過して、クロスフレーム14の右端における移行ユニット5に搬送され、このように自動プレス加工装置のプレス効率を高める。
【0028】
本発明の一実施形態として、前記第1ロッド43には、第1チャンネル431が設けられ、前記第1チャンネル431は、第1ロッド43の中央部に位置し、自動車用板材を放熱させる。自動車用板材がプレス加工過程において熱を発生させて昇温することにより、自動車用板材のプレス効果に悪影響を与える。本発明では、第1チャンネル431を設けることで、エジェクタロッド4が自動車用板材をダイ13から押し出すと同時に、ハウジング41の内部におけるガスが第1チャンネル431に沿って排出され、このように、ガスは、自動車用板材を降温して自動車用板材のプレス効果を高める一方、プレス加工するときに生じた粉塵をダイ13から引き飛ばし、粉塵による自動車用板材のプレス効果への影響を解消して、自動車用板材のプレス効果を高める。
【0029】
本発明の一実施形態として、前記第1ロッド43には、第1溝432が設けられ、、前記第1溝432は、半球形の一端に位置し、第1溝432には、押し出しユニット6が設けられ、前記押し出しユニット6は、電磁石61、第1軸62、第3インペラー63及び案内板64を備え、前記電磁石61の数が2つであり、電磁石61の断面が円形であり、前記第1軸62の両端が電磁石61に固定して接続され、第1軸62の外輪には、第3インペラー63が套設され、前記案内板64が第1チャンネル431に固定して取り付けられて、ガスを第3インペラー63へ案内し、内板64及び第3インペラー63が設けられ、案内板64は、第1チャンネル431から排出したガスを第3インペラー63へ案内し、ガス及び第3インペラー63が互いに協働することで、第3インペラー63は、電磁石61を回動駆動し、前記パンチ12の底部には、振れユニット7が設けられ、前記振れユニット7は、自動車用板材をダイ13に精確に搬入してプレス加工し、第2ロッド71、円形固定ブロック72及び第1バネ73を備え、前記第2ロッド71がパンチ12の底部に固定して接続され、前記円形固定ブロック72が第2ロッド71の両側に固定して接続され、前記第1バネ73がパンチ12の底部に固定して接続され、第2ロッド71の外周に位置し、第1バネ73及び第2ロッド71がいずれも磁性材料で製造され、第1バネ73と第2ロッド71及び電磁石61との間には磁気吸引が存在する。自動車用板材をプレス加工するときに、自動車用板材がダイ13に精確に搬送されて打ち抜かれることが困難であるため、自動車用板材のプレス効果に悪影響を与える。本発明では、振れユニット7及び押し出しユニット6を設置し、振れユニット7及び押し出しユニット6が互いに協働することにより、自動車用板材をダイ13に精確に搬送して、自動車用板材を十分にプレス加工することで、自動車用板材のプレス効果を高める一方、プレス加工された自動車用板材が回動している電磁石61に沿って回動して、移行ユニット5まで高速で移動し、このように自動車用板材のプレス効率を高める。
【0030】
伸縮油圧シリンダ11がパンチ12を駆動して下へ移動させるときに、第1バネ73の長さが第2ロッド71の長さよりも長いため、第1バネ73は、まず自動車用板材に接触して、押されて圧縮されて、第2ロッド71は、引き続き下へ移動し、第2ロッド71の移動において、円形固定ブロック72は、第1バネ73にぶつかって第2ロッド71を揺動させ、このとき、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23は、外界に連通した状態であり、自動プレス加工装置には、複数組の振れユニット7が設置されているため、パンチ12を揺動させ、パンチ12が揺動しているときに、自動車用板材がダイ13に精確に搬送されて正確に打ち抜かれ、このように自動車用板材のプレス効果を高める。
【0031】
本発明の一実施形態として、前記電磁石61の外輪には、滑り止め材料が塗布されており、滑り止め材料は、自動車用板材と電磁石61との間の摩擦力を増大させる。自動車用板材がエジェクタロッド4で突き出される過程において、自動車用板材はダイ13から移行ユニット5に高速搬送されることができ、自動車用板材のプレス効率を高める。
【0032】
自動車用板材の自動プレス加工装置の制御回路であって、プレス加工装置の操作を制御する制御ユニットを備え、さらに第1電磁弁と第2電磁弁を含む電動ユニットを備え、第1電磁弁及び第2電磁弁は、いずれも制御ユニットに接続され、第1電磁弁は、油圧ポンプを制御して作動させ、油圧ポンプは、伸縮油圧シリンダ11に動力を提供し、伸縮油圧シリンダ11は、ダイ13に垂直方向において並進するようにパンチ12を制御し、自動車用板材をプレス加工し、第2電磁弁は、空気圧ポンプを制御して作動させ、空気圧ポンプは、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23に動力を提供し、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23は、様々なサイズの自動車用板材に適用できるように、水平方向において並進するようにクロスフレーム14を制御する。
【0033】
作動するときに、前の工程の自動車用板材が第1伝動ユニット31に到達し、ガス貯蔵室15に貯蔵されたガスが第1インペラー311に輸送され、ガスと第1インペラー311との相互協働により、ガスが第1インペラー311を回転させ、さらに第1ローラ312及び第2ローラ313を回動させ、第1ローラ312及び第2ローラ313の回動に伴い、自動車用板材がベルト314の左端からベルト314の右端に搬送され、また、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を調整して、クロスフレーム14を左へ移動させて、自動車用板材をクロスフレーム14の左端における移行ユニット5に搬送し、ガス貯蔵室15におけるガスが第2インペラー52に作用して、ガスと第2インペラー52が互いに協働することにより、第1伝動ローラ53は、回動して第1伝動ローラ53における自動車用板材を回動に連れてダイ13に搬送する。このとき、伸縮油圧シリンダ11を制御して、パンチ12を下へ移動させ、伸縮油圧シリンダ11は、パンチ12を駆動して下へ移動させ、第1バネ73の長さが第2ロッド71の長さよりも長いため、第1バネ73は、まず自動車用板材に接触して、押されて圧縮されて、第2ロッド71は、引き続き下へ移動し、第2ロッド71の移動において、円形固定ブロック72は、第1バネ73にぶつかって第25ロッド71を揺動させ、このとき、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23は、外界に連通した状態であり、自動プレス加工装置には、複数組の振れユニット7が設置されているため、パンチ12を揺動させ、パンチ12が揺動しているときに、自動車用板材がダイ13に精確に搬送されて正確に打ち抜かれ、このように自動車用板材のプレス効果を高める。自動車用板材をプレス加工するときに、クロスフレーム14は、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を押圧し、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23は、ダイ13の受けた衝撃力を緩和させ、それによって、パンチ12及びダイ13の破損を防止し、10パンチ12及びダイ13の耐用年数を延ばす。また、クロスフレーム14は、下へ移動して第1エアバッグ16を押し、第1エアバッグ16は、外へ排気して、ダイ13の受けた衝撃力を緩和させ、排出したガスがガス貯蔵室15に輸送されて貯蔵される。自動車用板材のプレス加工が終了した後、制御弁を調整することで、ガスが第2孔411からハウジング41に入り、可動板42がガスで押されて第1ロッド43を上へ移動するように押し、第1ロッド43は、移動過程においてプレス加工された自動車用板材をダイ13から押し出し、また、ハウジング41の内部におけるガスは、第1チャンネル431を介して排出されて、自動車用板材に対して降温及び除塵を行う。自動車用板材がダイ13から突き出された後、制御弁を調整することで、ガスが第2孔411からハウジング41へ入ることを停止し、可動板42がバネの働きによって元の位置に戻り、第1ロッド43を下へ移動させ、且つ第1ロッド43が第1孔131を貫通しないようにする。プレス加工された自動車用板材は、電磁石61の回動によりクロスフレーム14の右端における移行ユニット5に搬送され、また、第1伸縮ロッド22及び第2伸縮ロッド23を調整することで、クロスフレーム14を右へ移動させ、プレス加工された自動車用板材は、第2伝動ユニット32の作用によって次の工程に搬送される。
【0034】
上記前、后、左、右、上、下は、いずれも明細書の図面における図1を基準にし、観察するときの視点に従うものであり、装置の観察者に面した一面を前、観察者の左側を左として定義し、その他も類似している。
【0035】
本発明の説明において、なお、用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」「内」、「外」などにより指示される方位又は位置関係は、図面に示される方位又は位置関係に基づくものであり、本発明を簡単に説明し説明を簡略化させるために過ぎず、示される装置又はパーツが必ず特定の方位を有したり、特定の方位で構造されたり操作されたりすることを指示又は示唆するとは限らず、このため、本発明の保護範囲を制限するものではない。
【0036】
最後に、なお、以上の実施例は、本発明の技術案を説明するものに過ぎず、限定的なものではない。前記実施例を参照して本発明を詳細に説明したが、本領域に関わる技術者が以下を心得なければならない。つまり、前記各実施例に記載される技術案を修正したり、もしくは、その一部の技術的特徴について同等置換を行ったりすることができ、これら修正又は置換により、該当技術案の主旨が本発明の各実施例の技術案の精神及び範囲を逸脱させることができない。当業者が創造的な努力をせずに得たすべてのほかの実施例は、本発明の保護範囲に属する。
【符号の説明】
【0037】
図中には、エジェクタプレート1、伸縮油圧シリンダ11、パンチ12、ダイ13、第1孔131、クロスフレーム14、ガス貯蔵室15、第1エアバッグ16、支持ユニット2、底板21、第1伸縮ロッド22、第2伸縮ロッド23、伝動ユニット3、第1伝動ユニット31、第1インペラー311、第1ローラ312、第2ローラ313、ベルト314、支柱315、第2伝動ユニット32、エジェクタロッド4、ハウジング41、第2孔411、可動板42、第1ロッド43、第1チャンネル431、第1溝432、5移行ユニット5、取付板51、第2インペラー52、第1伝動棍53、押し出しユニット6、電磁石61、第1軸62、第3インペラー63、案内板64、振れユニット7、第2ロッド71、円形固定ブロック72、第1バネ73。
図1
図2
図3
図4
図5
図6