特開2020-50604IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

抗体誘導能が高く、発熱原性が低減した不活化全粒子インフルエンザワクチン及びその調製法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】抗体誘導能が維持若しくは増強され、且つ副反応が低減された不活化全粒子インフルエンザワクチンを提供する。
【解決手段】発育鶏卵法を用いた不活化全粒子インフルエンザワクチンの調製方法であって、発育鶏卵から回収されたインフルエンザウイルス全粒子を含むウイルス液を低張処理する工程を含む、方法。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、抗体誘導能が維持若しくは増強され、且つ副反応が低減された不活化全粒子インフルエンザワクチンを提供することに関する。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明者らは、鋭意研究の結果、発育鶏卵で増殖したインフルエンザウイルス浮遊液を、濃縮、精製して調製される不活化全粒子ワクチンには発育鶏卵由来の細胞外小胞の成分が含まれることを発見した。そして、驚くべきことに、当該全粒子ワクチンの調製過程で、ウイルス液を低張液に曝すことで、細胞外小胞の含有率が低減された不活化全粒子ワクチンが得られ、当該ワクチンは抗体誘導能が高く、発熱活性が減弱されていること・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、抗体誘導能が高く、発熱原性が低減された不活化全粒子インフルエンザワクチンを提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】非感染の発育鶏卵のしょう尿液を採取し、精製及び濃縮して得られた細胞外小胞成分の電子顕微鏡観察像。A:発育鶏卵のしょう尿液に由来する細胞外小胞(15000倍)、B:発育鶏卵のしょう尿液に由来する細胞外小胞(40000倍)。

【図2】B/Victoria系統の不活化全粒子ワクチン(B15VT−19−S151028)及び低張処理した不活化全粒子ワクチン(BV170729−10T)の電子顕微鏡観察像。A:不活化全粒子ワクチン(4000倍)、B:低張処理した不活化全粒子ワクチン(4000倍)。

【図3】B/Yamagata系統の不活化全粒子ワクチン(BYBPL170905)の電子顕微鏡観察像。A:8000倍、B:40000倍。

【図4】限外ろ過により低張処理したB/Yamagata系統の不活化全粒子ワクチン(HYPBY170913)の電子顕微鏡観察像。A:8000倍、B:30000倍。

【図5】遠心分離後の沈殿物に対して低張処理したB/Yamagata系統の不活化全粒子ワクチン(17BY−OST171129)の電子顕微鏡観察像。A:8000倍、B:40000倍。

【図6】不活化全粒子ワクチン(BYBPL170905)、高濃度ホルムアルデヒド処理した不活化全粒子ワクチン(BYFMA170908)及び低張処理した不活化全粒子ワクチン(HYPBY170913)のウサギ発熱試験結果。

【図7】不活化全粒子ワクチン(BYBPL170905)、高濃度ホルムアルデヒド処理した不活化全粒子ワクチン(BYFMA170908)及び低張処理した不活化全粒子ワクチン(HYPBY170913)の免疫原性試験結果。

【図8】不活化全粒子ワクチン(H3BPL170630)、高濃度ホルムアルデヒド処理した不活化全粒子ワクチン(H3FMA170713)、低張処理した不活化全粒子ワクチン(HYPH3170913)及びスプリットワクチンの免疫原性試験結果。

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