(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-58747(P2020-58747A)
(43)【公開日】2020年4月16日
(54)【発明の名称】膝と背筋同時対策履物
(51)【国際特許分類】
A43B 3/12 20060101AFI20200319BHJP
A43B 3/10 20060101ALI20200319BHJP
A43B 3/00 20060101ALI20200319BHJP
A43B 13/14 20060101ALI20200319BHJP
A43B 7/14 20060101ALI20200319BHJP
A61F 5/01 20060101ALI20200319BHJP
【FI】
A43B3/12 B
A43B3/10 F
A43B3/00 103B
A43B3/12 F
A43B13/14 B
A43B7/14 Z
A61F5/01 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2018-198763(P2018-198763)
(22)【出願日】2018年10月4日
(71)【出願人】
【識別番号】595160282
【氏名又は名称】熊代 尚義
(72)【発明者】
【氏名】熊代 尚義
【テーマコード(参考)】
4C098
4F050
【Fターム(参考)】
4C098BB01
4C098BC42
4F050AA11
4F050AA19
4F050AA22
4F050BA04
4F050BA25
4F050BD02
4F050JA30
4F050LA07
4F050LA09
4F050LA10
(57)【要約】 (修正有)
【課題】履物を履いたら膝と背筋が同時に真直ぐな状態になる履物を提供する。
【解決手段】膝と背筋同時対策履物Aの底部Bは先端部Cを高く前面を多角形にし、後端部Dは先端部Cより低くし、足裏が膝と背筋同時対策履物Aから離れないように上から押さえる足前部収容カバーEを前方に付け、スリッパ、下駄状の場合は踵が後方に滑り落ちるのを防ぐため踵滑り落ち防止具Fを設け、膝と背筋同時対策履物Aを履いて歩くと誰もが膝と背筋が真直ぐに近づき、繰り返すことにより通常の履物でも習性になる事を目標にしている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人は誰でも足裏を平面状に置いて両足を揃えて踵のみで立った状態にすると膝と背筋が同時に真直近くになるのを応用し、履物の先端部を高く、後端部を低くした履物を作り、それを履いた人は踵で立った姿勢に近くなり、猫背傾向の人又は予防を希望する人に使用を勧めることを特徴とする膝と背筋同時対策履物。
【請求項2】
請求項1の履物は後端部が低くなっているため、下駄やスリッパ状の履物は後方に滑り落ちる傾向があるので、必ず滑り落ち防止具を後端部に設けることを特徴とする膝と背筋同時対策履物。
【請求項3】
請求項1の先端部を高く多角形にして地面、床面等にスムーズに触れるようにしたことを特徴とする膝と背筋同時対策履物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は履物を履くだけで膝と背筋を同時に真直ぐにする働きが生じる事に関する事である。
【背景技術】
【0002】
姿勢で膝と背筋を真直ぐにする方法は意思と行動で出来るが持続せず、用具として背の前後に付ける用具は背筋のみを目標とし、椅子の背当てによる方法も背筋のみが実情である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
履物を履いただけで膝と背筋を同時に真直ぐにする働きが生じる履物を提供する。
【0004】
前項の履物は底部の先端部を高く前面を多角形にして後端部を低くし、底部に置いた足裏が離れない様に履物の前方底部に足前部カバーを付け、踵が後端部から滑り落ちるものには滑り落ち防止具を備えることを特徴としている。
【0005】
履物を履いた誰もが膝と背筋を同時に真直ぐにする働きが生じ、常時繰り返す事により背筋を真直ぐにする習性、足先を上げる習性が身に付き通常の履物での躓き減少に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】履物の底部の先端部を高く多角形にし、後端部を低くし、足前部収容カバーと踵との滑り落ち防止具を備えた必要最少要件を示した側面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
膝と背筋を同時に真直ぐにする習性を身につけるため、履物の先端部を高く多角形にし後端部を低くし、後方で踵が滑り落ちる履物には滑り落ち防止具を設けて履くと、膝と背筋が同時に真直ぐ状態になる履物の提供を目的としている。
【0008】
以下、添付図面に従って実施例を説明する。Aは膝と背筋同時対策履物でBは底部、Cは多角形の先端部、Dは後端部、Eは足前部収容カバー、Fは踵滑り落ち防止具、Gは床面で床面Gに置いた膝と背筋同時対策履物Aの側面図である。
【0009】
水平の床面Gで膝と背筋同時対策履物Aを履いた誰でもが膝と背筋が同時に真直ぐ近くになり、履いて歩く事により膝と背筋を真直ぐにする習性が身に付く事が期待される。
【符号の説明】
【0010】
A 膝と背筋対策履物
B 底部
C 先端部
D 後端部
E 足前部収容カバー
F 踵滑り落ち防止具
G 床面