特開2020-6115(P2020-6115A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 熊代 尚義の特許一覧

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  • 特開2020006115-猫背防止具 図000003
  • 特開2020006115-猫背防止具 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-6115(P2020-6115A)
(43)【公開日】2020年1月16日
(54)【発明の名称】猫背防止具
(51)【国際特許分類】
   A61F 5/01 20060101AFI20191213BHJP
【FI】
   A61F5/01 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2018-137199(P2018-137199)
(22)【出願日】2018年7月4日
(71)【出願人】
【識別番号】595160282
【氏名又は名称】熊代 尚義
(72)【発明者】
【氏名】熊代 尚義
【テーマコード(参考)】
4C098
【Fターム(参考)】
4C098AA02
4C098BB01
4C098BC03
4C098BC17
(57)【要約】
【課題】畳に座る生活様式で猫背になる人が猫背になりたくない、直したい、子供を猫背にしたくないと思う人に、1本の伸縮する紐を輪にし、安全ピンと共用した猫背防止具を提供する。
【解決手段】1本の紐Bの両端を縫い合わせて輪にし、安全ピンCの針C1の針先を紐B上の針穴D、D1からC1、Cに刺し通して安全ピンCに収容し、各人に合わせた猫背防止具Aを作り、背側3に置いて右腕1と左腕2の指先から肘上位を猫背防止具Aの両端に入れ、張り合うようにすると体が自然に胸側4を張る状態になる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
猫背を矯正、防止するため、水平に両腕、胸側、背側を回る1本の伸縮する紐の両端を繋ぎ、安全ピンで自分に合う輪にして背側に置き、輪の両端に両腕の指先から肘上近辺を入れ、両腕が輪の両端を紐のように引き合うようにすると、装着した人が常時胸を張る状態になる事を特徴とする猫背防止具。
【請求項2】
請求項1で人は体格の違い、夏冬の衣類の厚さ、成長する子供に合わせるため紐を長くして、紐の一部を重ね安全ピンで留めて長さを調整出来るようにし、安全ピンは常時備える事を特徴とする猫背防止具。
【請求項3】
請求項1で上半身の体格が正常な人は装着に慣れれば10秒位で出来る事を特徴とする猫背防止具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生活様式で猫背になる人が発生するので予防、直す猫背防止具に関する事である。
【背景技術】
【0002】
猫背は気持の行動だけで直す事が出来るが、気が付いた時、猫背になっているのが通常であり、猫背を直すため1本の紐の防止具を10秒位で両腕の各1ヶ所のみの装着で猫背状態を弱め、酸素吸収を多くして健康に寄与し、使用しない場合は着衣の胸ポケットに収容し、どこにでも手軽に携帯出来る用具は見当たらない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
猫背は重い頭を斜めに支え、胸を狭めて酸素吸収を少なくして、歩幅も狭くし体に良くない事は誰でも知っており、直そうとしても気が付いたら猫背状態になっているのを本発明は誰でも共用出来て腕のみに装着し、常時胸を張る状態にするものを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
猫背習性を脱出するため、1本の伸縮する紐の両端を繋ぎ、輪にして背側に置き、輪が大きすぎると判断したら各自安全ピンで自分に合う輪に調整し、輪の両端に指先から両腕の肘から脇下間の主に肘上近辺を入れて、両腕で輪の両端を引き合うようにすると、全ての人は胸が張り、続けることにより猫背習性を改善する。
【発明の効果】
【0005】
猫背防止具を胸ポケットに収容しどこにでも携帯便利、10秒位で背側の両腕間の肘上近くを紐で繋いで両腕が体の背側の紐で引き合うようになり、装着を意識又は無意識に関係なく着用した全ての人は常時胸を張った状態になり、胸を張ることは酸素吸収が大になり健康に寄与し猫背習性を弱める手段となる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】1本の紐の両端を繋いだ輪を安全ピンで大小にする説明図である。
図2】上方から見た両腕と背に回した紐の状態を示す見取り図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、猫背改善用具Aを実施するための形態を示す。
【0008】
図1,2で紐Bは右腕1と左腕2の肘上周辺を回すので肌への圧力感を弱めるため人の好みによるが丸状より平面状を採用し、紐Bの両端を縫い合わせて輪にする。
図1の紐B上に針穴D、D1、E、E1を印し、図2の安全ピンCの安全ピン針C1の針先を針穴D、D1、E1、Eに通し、針先を安全ピンCに収容して各人に合わせた輪にする。
図1で針穴D、D1、とE、E1の距離を長くすると背側の輪は小になり、短くすると輪は大になる。
【0009】
図2図1の背側で作った輪の紐Bの両端に右腕1と左腕2の指先から入れて両肘上近辺で右腕1と左腕2が引き合うと胸側4が張り猫背を修正する働きが生じる。
【符号の説明】
【0010】
A 猫背防止具
B 紐
C 安全ピン
C1 安全ピンの針
D、D1 針穴
E、E1 針穴
1 右腕
2 左腕
3 背側
4 胸側
図1
図2