特開2020-71576(P2020-71576A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-71576(P2020-71576A)
(43)【公開日】2020年5月7日
(54)【発明の名称】マウス
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0354 20130101AFI20200410BHJP
【FI】
   G06F3/0354 441
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-203754(P2018-203754)
(22)【出願日】2018年10月30日
(71)【出願人】
【識別番号】518384962
【氏名又は名称】BNLジャパン株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000150774
【氏名又は名称】株式会社槌屋
(71)【出願人】
【識別番号】597115738
【氏名又は名称】株式会社栄和
(74)【代理人】
【識別番号】100104776
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 弘
(74)【代理人】
【識別番号】100119194
【弁理士】
【氏名又は名称】石井 明夫
(72)【発明者】
【氏名】野口 明浩
【テーマコード(参考)】
5B087
【Fターム(参考)】
5B087AA09
5B087AB00
5B087BB06
(57)【要約】
【課題】一段と滑らかに移動させることができるマウスを提供する。
【解決手段】移動面にマウス本体11の底面部16を接触して移動させることで情報を端末に入力するマウス10であって、底面部16に複数のボールベアリング20が転動自在に設置され、移動面に載置した状態でマウス本体11が複数のボールベアリング20に支持され、これらのボールベアリング20が移動面を転動してマウス本体11が移動するように構成されている。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動面にマウス本体の底面部を接触して移動させることで情報を端末に入力するマウスであって、
前記底面部に複数のボールベアリングが転動自在に設置され、前記移動面に載置した状態で前記マウス本体が前記複数のボールベアリングに支持され、これらのボールベアリングが前記移動面を転動して前記マウス本体が移動するように構成したことを特徴とするマウス。
【請求項2】
前記複数のボールベアリングは、前記底面部の外周端に沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載のマウス。
【請求項3】
前記複数のボールベアリングは、円形に配置されていることを特徴する請求項1又は2に記載のマウス。
【請求項4】
前記複数のボールベアリングが円形に配置された円形ベアリングは、前記底面部に複数配置されていることを特徴する請求項3に記載のマウス。
【請求項5】
前記円形ベアリングは、前記底面部の中央に設けた座標情報入力用の光学式センサ部を囲むように配置されていることを特徴する請求項4に記載のマウス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略称する。)の周辺機器であるマウスに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、パソコン等に接続して使用するマウスは、ユーザーがマウスパッドやデスク等の上に当該マウスを接触して移動させることで、パソコン等の画面上のカーソルがその移動に合わせて動くように構成されている。ここで、画面上のカーソルの移動を滑らかにするためには、マウスがマウスパッドやデスク等の上を滑らかに移動させる必要がある。このようにマウスを滑らかに移動させるために、マウスの底面の所定位置に、マウスを滑らせ易くすることを目的とした部材が取り付けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平6−86138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、最近では、従来よりもさらに滑らかに移動可能なマウスを希望するユーザーもおり、このような要望に答えるべく、一段と滑らかに移動可能なマウスが望まれていた。
【0005】
そこで、本発明は、一段と滑らかに移動させることができるマウスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、移動面にマウス本体の底面部を接触して移動させることで情報を端末に入力するマウスであって、前記底面部に複数のボールベアリングが転動自在に設置され、前記移動面に載置した状態で前記マウス本体が前記複数のボールベアリングに支持され、これらのボールベアリングが前記移動面を転動して前記マウス本体が移動するように構成したことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記複数のボールベアリングは、前記底面部の外周端に沿って配置されていることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記複数のボールベアリングは、円形に配置されていることを特徴する。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記複数のボールベアリングが円形に配置された円形ベアリングは、前記底面部に複数配置されていることを特徴する。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成に加え、前記円形ベアリングは、前記底面部の中央に設けた座標情報入力用の光学式センサ部を囲むように配置されていることを特徴する。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、底面部に複数のボールベアリングが転動自在に設置され、移動面に載置した状態でマウス本体が複数のボールベアリングに支持され、これらのボールベアリングが移動面を転動してマウス本体が移動するように構成されているため、底面部に超高分子量ポリエチレンシートのマウスフットを取り付けたマウスに比べて、移動面に対して接触面積を著しく少ない状態で接触させることができる。その結果、マウス本体が移動するときの移動面との摩擦力を極めて小さくすることができ、マウス本体を移動面に対して一段と滑らかに移動させることができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明によれば、複数のボールベアリングは、底面部の外周端に沿って配置されているため、移動面との接触時に、より安定性のある状態とすることができ、マウス本体を移動面に対してさらに滑らかに移動させることができる。
【0013】
また、請求項3に記載の発明によれば、複数のボールベアリングは、円形に配置されているため、底面部に既存の円形ベアリングを設置することが可能になる。そのため、滑らかに移動可能なマウスを効率よく生産することができる。
【0014】
また、請求項4に記載の発明によれば、複数のボールベアリングが円形に配置された円形ベアリングは、底面部に複数配置されているため、マウス本体の移動面との接触時に、より安定性のある状態とすることができ、マウス本体を移動面に対してさらに滑らかに移動させることができる。
【0015】
また、請求項5に記載の発明によれば、円形ベアリングは、底面部の中央に設けた座標情報入力用の光学式センサ部を囲むように配置されているため、マウス本体をさらに滑らかに移動させつつ、光学式センサ部から座標情報を確実に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の第1実施形態に係るマウスを示す平面図である。
図2】同実施形態に係るマウスを示す側面図である。
図3】同実施形態に係るマウスを示す底面図である。
図4図3におけるIV−IV線による断面図である。
図5】第2実施形態に係るマウスを示す底面図である。
図6】第3実施形態に係るマウスを示す底面図である。
図7図6におけるVII−VII線による断面図である。
図8】第4実施形態に係るマウスを示す底面図である。
図9】第5実施形態に係るマウスを示す底面図である。
図10】第6実施形態に係るマウスを示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
[第1実施形態]
図1図4には、本発明の実施形態を示す。図1は、本発明の第1実施形態に係るマウスを示す平面図である。図2は、同実施形態に係るマウスを示す側面図である。図3は、同実施形態に係るマウスを示す底面図である。図4は、図3におけるIV−IV線による断面図である。
【0019】
図1に示すように、本実施形態のマウス10は、パソコン等の端末(図示省略)に接続して、マウスパッドやデスク等の移動面M上に接触して移動させることで、情報を端末に入力するものである。
【0020】
また、本実施形態のマウス10は、図1図3に示すように、内部にセンサ等の機械部(図示省略)を有するマウス本体11を有する。このマウス本体11の表面の先端側には、クリック操作を行うための左ボタン12と右ボタン13とを備える。この左ボタン12と右ボタン13との間には、スクロール操作等を行うためのホイール14が設置されている。マウス本体11の先端からは、接続コード15が延びており、この接続コード15の先端に設けられたコネクタ(図示省略)を介して、パソコン等の端末に接続されるように構成されている。
【0021】
図3に示すように、マウス本体11の底面部16の中央の位置には、座標情報入力用の光学式センサ部17が設置されている。この光学式センサ部17は、マウス本体11の移動量及び移動方向に基づいて座標情報を入力する。この座標情報は、接続コード15を通してパソコン等の端末に入力されることで、この端末の画面上においてカーソルが移動する。
【0022】
図3に示すように、マウス本体11の底面部16には、複数のボールベアリング(本実施形態では、8個)20が転動自在に分散して設置されている。これらのボールベアリング20は、底面部16を左側と右側に中心線で分けた場合、線対象に配置されており、それぞれボール21を備えている。具体的に本実施形態では、複数のボールベアリング20にフリーボールベアリングが用いられている。
【0023】
マウス本体11は、図2に示すように移動面M上に載置した状態で複数のボールベアリング20に支持されている。これらのボールベアリング20のボール21は、移動面M上を転動することで、マウス本体11が移動するように構成されている。
【0024】
マウス本体11の底面部16は、例えばPOM樹脂(ポリアセタール)等の合成樹脂によって成形されている。底面部16には、図3及び図4に示すように複数の凹部22が形成されている。各ボールベアリング20は、各凹部22にそれぞれボール21が嵌り込んで構成される。例えば、各ボール21は、それぞれ凹部22の開口端の弾性力に抗して圧入されている。各ボール21は、ステンレス鋼等の金属又はセラミックス等の硬質の材料から成形される。
【0025】
ここで、複数のボールベアリング20は、底面部16が移動面M上を接触して移動するとき、XY平面のあらゆる方向に対しても滑らかに移動させることができるように配置されることが望ましい。
【0026】
このような構成のマウス10を使用する場合には、ユーザーはマウス10を片方の手で把持し、そのマウス10を移動面Mに接触させながら移動面M上を移動させる。特に、マウス10を激しい動きが要求されるゲーム等で使用するときには、端末に素早い移動情報を送る必要があり、マウス10自体が素早く滑らかな動きをする必要がある。
【0027】
そこで、本実施形態のマウス10では、底面部16に複数のボールベアリング20が転動自在に設置され、移動面Mに載置した状態でマウス本体11が複数のボールベアリング20の全てに支持され、これらのボールベアリング20が移動面M上を転動してマウス本体11が移動するように構成されている。そのため、移動面Mに対して各ボールベアリング20のボール21の一点のみが接触して転動するようになっている。
【0028】
このように本実施形態によれば、マウス10が移動面Mに対して各ボールベアリング20のボール21の一点のみが接触するようになっていることで、移動面Mに対する接触面積をより小さい面積にすることができる。そのため、広い接触範囲で移動面Mに対する安定した接地力を有するとともに、小さい接触面積で移動面Mに対する摩擦力を小さくすることができる。その結果、マウス10を移動面M上で安定させた上で一段と滑り易くさせ、滑らかに移動させることができる。
【0029】
なお、本実施形態では、凹部22に1個のボール21を嵌め込んだ例について説明したが、これに限らず凹部22内にボール21よりも小径の小球を多数配列し、これらの小球の上にボール21を配置して全方向に転動可能に保持するようにしてもよい。このように構成することで、マウス10が一段と滑り易くなり、滑らかに移動させることができる。
【0030】
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態に係るマウスを示す底面図である。なお、前記第1実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して重複する説明は省略し、前記第1実施形態と異なる構成及び作用について説明する。その他の実施形態も同様である。
【0031】
図5に示すように、本実施形態の複数のボールベアリング20は、底面部16の外周端に沿って配置されている。これらのボールベアリング20は、底面部16を左側と右側に中心線で分けた場合、線対象に配置されている。複数のボールベアリング20は、前記第1実施形態と同様にフリーボールベアリングが用いられている。
【0032】
このように本実施形態によれば、複数のボールベアリング20を底面部16の外周端に沿って配置したことにより、移動面Mとの接触時に、より安定性のある状態とすることができ、マウス本体11を移動面Mに対してさらに滑らかに移動させることができる。その他の構成及び作用は、前記第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0033】
なお、本実施形態では、複数のボールベアリング20を底面部16の外周端に沿って1周分配置した例について説明したが、これに限らずその内周側に、外周端に沿った形状と相似形を形成する複数のボールベアリング20を複数の周にわたって配置してもよい。
【0034】
[第3実施形態]
図6は、第3実施形態に係るマウスを示す底面図である。図7は、図6におけるVII−VII線による断面図である。
【0035】
図6及び図7に示すように、本実施形態では、底面部16にユニット化して構成された円形ベアリング30Aが例えば接着剤により固定されている。円形ベアリング30Aは、円環状に形成され、光学式センサ部17を中心として囲むように配置されている。
【0036】
円形ベアリング30Aは、周方向に沿って凹溝32が形成され、この凹溝32の内外周にそれぞれ内輪部33と外輪部34が形成されている。内輪部33及び外輪部34には、周方向に一定間隔をおいてポケットが形成され、このポケット内にそれぞれボール31が嵌め込まれている。これにより、複数のボールベアリング35が円形に配置され、ボール31の一部が内輪部33及び外輪部34から突出する。このような構造の円形ベアリング30Aは、既製品として存在する。
【0037】
したがって、本実施形態のマウス10は、円形ベアリング30Aの複数のボールベアリング35のボール31が転動自在に設置され、移動面Mに載置した状態でマウス本体11が複数のボールベアリング35のボール31の全てに支持され、これらのボール31が移動面M上を転動してマウス本体11が移動する。
【0038】
このように本実施形態によれば、円形ベアリング30Aが複数のボールベアリング35が円形に配置されているので、底面部16に既存の円形ベアリング30Aを設置することが可能となる。そのため、滑らかに移動可能なマウス10を効率よく生産することができる。
【0039】
また、本実施形態によれば、円形ベアリング30Aは、底面部16の中央に設けた座標情報入力用の光学式センサ部17を囲むように配置されているため、マウス本体11をさらに滑らかに移動させつつ、光学式センサ部17から座標情報を確実に入力することができる。
【0040】
なお、本実施形態では、円形ベアリング30Aの外周側における前後の底面部16に前記第2実施形態と同様のボールベアリング20を複数設置するようにしてもよい。また、円形ベアリング30Aの内周側の底面部16に複数のボールベアリング20を設置してもよい。つまり、底面部16の空いたスペースに複数のボールベアリング20を設置してもよい。これにより、移動面Mとの接触時に、より安定性のある状態とすることができる。
【0041】
[第4実施形態]
図8は、第4実施形態に係るマウスを示す底面図である。
【0042】
図8に示すように、本実施形態は、前記第2実施形態と第3実施形態を組み合わせたものである。本実施形態の円形ベアリング30Bは、第3実施形態の円形ベアリング30Aよりも小径に形成されている。それ以外の構造は、円形ベアリング30Aと同様であるため、説明を省略する。なお、複数のボールベアリング20は、前記第2実施形態と同様に底面部16の外周端に沿って配置され、全く同様の構造である。
【0043】
このように本実施形態によれば、底面部16の外周端に沿って複数のボールベアリング20を配置するとともに、光学式センサ部17を囲むように円形ベアリング30Bを底面部16に配置したことにより、移動面Mとの接触時に、より安定性のある状態とすることができ、マウス本体11を移動面Mに対してさらに滑らかに移動させることができる。
【0044】
[第5実施形態]
図9は、第5実施形態に係るマウスを示す底面図である。
【0045】
図9に示すように、本実施形態は、第3実施形態の円形ベアリング30Aと、第4実施形態の円形ベアリング30Bが光学式センサ部17を囲むように配置されている。また、円形ベアリング30Aと、円形ベアリング30Bは、同心状に配置されている。
【0046】
このように本実施形態によれば、光学式センサ部17を囲むように円形ベアリング30A,30Bを配置するとともに、円形ベアリング30A,30Bを同心状に配置したことにより、前記第4実施形態と同様に、移動面Mとの接触時に、より安定性のある状態とすることができ、マウス本体11を移動面Mに対してさらに滑らかに移動させることができる。
【0047】
なお、本実施形態では、前記第3実施形態と同様に、円形ベアリング30Aの前後の底面部16に前記第2実施形態と同様のボールベアリング20を複数設置するようにしてもよい。つまり、本実施形態でも底面部16の空いたスペースに複数のボールベアリング20を設置してもよい。これにより、移動面Mとの接触時に、より安定性のある状態とすることができる。
【0048】
[第6実施形態]
図10は、第6実施形態に係るマウスを示す底面図である。
【0049】
図10に示すように、本実施形態は、第4実施形態の円形ベアリング30Bが底面部16において光学式センサ部17を挟んで前後両側に配置されている。
【0050】
このように本実施形態によれば、底面部16に円形ベアリング30Bが光学式センサ部17を挟んで前後両側に配置されているので、滑らかに移動可能なマウス10を効率よく生産することができる。
【0051】
ここで、本実施形態でも円形ベアリング30Bを設置していない底面部16に複数のボールベアリング20を設置するようにしてもよく、また円形ベアリング30Bよりも小径の円形ベアリングを複数設置するようにしてもよい。
【0052】
以上説明したように、上記各実施形態におけるボールベアリング20、円形ベアリング30A,30Bは、底面部16に設置する数、配置形態、ボールの大きさ、円形ベアリングの径等が移動面Mとの接触時の安定性や、マウス本体11の移動面Mに対する操作性等に基づいて適宜選定することができる。
【0053】
なお、以上説明した各実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。
【0054】
例えば、上述した各実施形態では、マウス10として2ボタン、ホイール付き、接続コード有のものを用いて説明したが、これに限るものではなく、1ボタンや3ボタン以上のもの、ホイール無しのもの、接続コードの代わりに無線等で端末に接続されているもの、ボタンやホイール以外の操作部が設けられたもの等、適宜の構成のマウスを適用することが可能である。
【0055】
また、上記各実施形態では、マウス10を移動面M上に接触して移動させることで、情報を端末に入力するようにしている。この場合、マウス10を移動面M上に常時接触させることなく、断続的に接触させるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0056】
10 マウス
11 本体部
12 左ボタン
13 右ボタン
14 ホイール
15 接続コード
16 底面部
17 光学式センサ部
20 ボールベアリング
21 ボール
22 凹部
30A 円形ベアリング
30B 円形ベアリング
31 ボール
32 凹溝
33 内輪部
34 外輪部
35 ボールベアリング
M 移動面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10