特開2020-90042IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

射出成形機に取り付けられ、射出成形機のシリンダから供給された溶融された樹脂組成物を金型のキャビティに射出するための射出ノズル

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】射出ノズルの流路の縮径部を溶融された樹脂組成物が通過する過程における樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減する。
【解決手段】射出ノズル10は、射出成形機に取り付けられ、射出成形機のシリンダから供給された溶融された樹脂組成物を案内して金型に射出するものであって、射出ノズル10の軸Aに沿って、溶融された樹脂組成物が供給される供給口11から金型に射出する射出口12まで延びて溶融された樹脂組成物を案内する流路13を有し、流路13は、先細りとなって射出口12に接続するテーパ部13dを含み、テーパ部13dは、軸Aを含む断面について、軸Aに対向する流路13の輪郭が流路13に対する凸形状を含むような断面を含んでいる。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

射出成形のプロセスでは、溶融された樹脂組成物が、射出ノズルの流路、特にテーパ部から射出口を通過する過程において樹脂組成物がせん断を受け、その発熱により樹脂が分解されてガスが発生する。樹脂組成物の分解は、樹脂自体の劣化による物性低下の問題を引き起こすのみならず、分解ガスの発生による成形品の外観の悪化や加工性の低下等の種々の問題を生じさせる。 本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、射出成形のプロセスで射出ノズルの流路のテーパ部を溶融された樹脂組成物が通過する過程における樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

上述の課題を解決するために、本発明に係る射出ノズルは、射出成形機に取り付けられ、射出成形機のシリンダから供給された溶融された樹脂組成物を案内して金型に射出する射出ノズルであって、射出ノズルの軸に沿って、溶融された樹脂組成物が供給される供給口から金型に射出する射出口まで延びて溶融された樹脂組成物を案内する流路を有し、流路は、先細りとなって射出口に接続するテーパ部を含み、テーパ部は、軸を含む断面・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によると、射出ノズルにおける流路のテーパ部を溶融された樹脂組成物が通過する過程における樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】従来の射出ノズルの一例を示す断面図である。

【図2】本実施の形態の射出ノズルの一例を示す断面図である。

【図3】本実施の形態の射出ノズルの流路のテーパ部の具体例を説明する図である。

【図4】本実施の形態の射出ノズルを取り付けた射出成形機を示す図である。

【図5】実施例1の射出ノズルを示す図である。

【図6】射出ノズルからの排出ガスの発生量の時間変化を示すグラフである。

【図7】ガス分析装置の構成を示す図である。

【図8】実施例2の射出ノズルの流路のテーパ部を示す図である。

【図9】実施例3の射出ノズルの流路のテーパ部を示す図である。

【図10】実施例4の射出ノズルの流路のテーパ部を示す図である。

【図11】損失エネルギーを示すグラフである。

【図12】比較例の射出ノズルを示す図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

10 射出ノズル   11 供給口   12 射出口   13 流路   13a 開口部   13b 縮径部   13c 定径部   13d テーパ部   15 基部   16 延長部   17 先端部   20 射出成形機   50 金型  

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