特開2020-94480(P2020-94480A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2020-94480海底表層型塊状ハイドレートの採掘機及び呑吐式採掘方法
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  • 特開2020094480-海底表層型塊状ハイドレートの採掘機及び呑吐式採掘方法 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-94480(P2020-94480A)
(43)【公開日】2020年6月18日
(54)【発明の名称】海底表層型塊状ハイドレートの採掘機及び呑吐式採掘方法
(51)【国際特許分類】
   E21C 50/00 20060101AFI20200522BHJP
【FI】
   E21C50/00
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-220044(P2019-220044)
(22)【出願日】2019年12月5日
(11)【特許番号】特許第6679037号(P6679037)
(45)【特許公報発行日】2020年4月15日
(31)【優先権主張番号】201811501016.5
(32)【優先日】2018年12月10日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】517455720
【氏名又は名称】青▲島▼海洋地▲質▼研究所
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】胡高▲偉▼
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼能友
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼昌▲嶺▼
【テーマコード(参考)】
2D065
【Fターム(参考)】
2D065FA05
2D065FA12
(57)【要約】      (修正有)
【課題】海底表層型塊状ハイドレートの採掘機及び呑吐式採掘方法を提供する。
【解決手段】採掘機は呑吐作動ボックス16を備え、その底部に走行装置を設け、前端にハイドレート入口及び吸引管3を接続し、吸引管内に超音波式砕氷装置4を設け、吸引管の前端に氷掘削装置を設け、氷掘削装置は方向制御装置と接続する。呑吐作動ボックス内に回転ロッドを設け、回転ロッドの上下にハイドレート収集・分解ボックスを対称に設ける。呑吐作動ボックスの頂部に排水口5を設け、呑吐作動ボックス内壁上のハイドレート入口上方に仕切板18を設け、仕切板後端と呑吐作動ボックス後端の間に水流通路を残し、水流通路部分にフィルター7を設ける。呑吐作動ボックス底部に磁電管11、ブロー弁15及び送ガス管9を設ける。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
呑吐作動ボックスを備えており、前記呑吐作動ボックスの底部には走行装置が設けられ、前記呑吐作動ボックスの前端にはハイドレート入口が設けられ、前記ハイドレート入口には吸引管が接続され、前記吸引管内には超音波式砕氷装置が設けられ、前記吸引管は前端にラッパ形状開口を有しており、前記ラッパ形状開口部分にはダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置が設けられ、前記ダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置は掘削ヘッド用回転及び方向制御装置と接続されており、前記呑吐作動ボックス内の前記ハイドレート入口の下方には回転ロッドが設けられ、前記回転ロッドの上下両側にはハイドレート収集・分解ボックスが対称に設けられており、前記呑吐作動ボックスの頂部には排水口が設けられ、前記排水口部分にはタービン式排水装置が設けられ、前記呑吐作動ボックスの内壁上の前記ハイドレート入口の上方には仕切板が設けられ、前記仕切板の後端と前記呑吐作動ボックスの後端の間には水流通路が残されており、前記水流通路部分にはフィルターが設けられており、前記呑吐作動ボックスの底部には磁電管及びブロー弁が設けられ、前記呑吐作動ボックスの側面の前記回転ロッドの下方には送ガス管が接続されていることを特徴とする、海底表層型塊状ハイドレートの採掘機。
【請求項2】
前記呑吐作動ボックスの底部の前記走行装置は無限軌道であることを特徴とする、請求項1に記載の採掘機。
【請求項3】
前記超音波式砕氷装置は複数個であり、前記吸引管の管壁上に交差させて設置されていることを特徴とする、請求項1に記載の採掘機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の海底表層型塊状ハイドレートの採掘機を採用した採掘方法であり、具体的な工程には、
掘削ヘッド用回転及び方向制御装置が制御するダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置で海底表層又は露出している天然ガスハイドレートブロックの掘削・破砕を行う、氷掘削段階(1)と、
タービン式排水装置が海水を排水口から排出し、前記タービン式排水装置の回転が生む吸引力及び前記ダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置による水流への影響により、破砕されたハイドレートブロックが吸引管内に吸引され、比較的大きなハイドレートの破片が管内に配列された超音波式砕氷装置によって破砕されて小さな塊状ハイドレートになる、管輸送及び砕氷段階(2)と、
破砕されたハイドレートが水流によって呑吐作動ボックス内に運搬され、空間が広がっていることにより水流が減速し、重力によってハイドレートの破片が回転ロッド上部のハイドレート収集・分解ボックス内に沈降する、ハイドレート収集段階(3)と、
前記ハイドレート収集・分解ボックス内のハイドレートが満杯になるまで収集されると、前記ハイドレート収集・分解ボックスが前記回転ロッドによって前記呑吐作動ボックスの下部まで回転し、且つ下部の前記ハイドレート収集・分解ボックスが上部まで回転してハイドレート収集を継続し、磁電管が下部の前記ハイドレート収集・分解ボックス内のハイドレートを加熱して天然ガスと水に分解し、天然ガスが送ガス管を通じて海面上の作業船に輸送され、貯蔵される、ハイドレート分解段階(4)と、
ハイドレートの分解が終了し、天然ガスが完全に排出された後、分解ボックス内にある土砂及び砕石ブロックがブロー弁を通じて海底のその場に埋戻される、土砂排出段階(5)と、を含むことを特徴とする、海底表層型塊状ハイドレートの呑吐式採掘方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、天然ガスハイドレートの採掘技術分野に係り、海底表層型塊状ハイドレートの採掘機及び呑吐式(huff and puff、吸排式)採掘方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
天然ガスハイドレートは、世界各地の海洋及び永久凍土中に広く分布する将来性の高いエネルギー資源である。天然ガスハイドレートは、海底での生成位置によって深層型ハイドレートと表層型ハイドレートに分けられる。表層型ハイドレートは、主に海底又は海底下の浅い位置に生成される。海底天然ガスハイドレートの主な採掘方法は、減圧法、試薬注入法、加熱法及びCO置換法である。しかし、天然ガスハイドレートが海底に露出している又は埋没深度が浅い場合、閉鎖的な採掘環境の構築が難しいため、これらの方法を実施することは困難である。現在ある海底鉱物の固体採掘法は操作が複雑であり、表層型天然ガスハイドレートの採掘方法については深く研究されていない。また、採掘方法の多くは、採掘したハイドレートの破片をパイプを通じて海面まで引き上げ、加熱・減圧又は上層海水の導入によりハイドレートを加熱して分解するというものである。これらは操作が複雑でエネルギー消費が多く、海底採掘の破壊による環境汚染が見過ごされているばかりか、操作の融通性に劣り、コストもかかる。
【0003】
特許文献1の「海洋における非続成天然ガスハイドレート貯留層の採掘システム及びその採掘工程」は、ボーリングを利用した採掘方法を開示している。中核となる採掘装置は、垂直方向のボーリング孔に対して垂直な水平パイプを利用してハイドレート採掘を行うものであり、海底の一定範囲内の深度におけるハイドレート貯留層を採掘対象としている。特許文献1では、ハイドレート貯留層中に互いに垂直な生産チャネルと採掘チャネルをそれぞれ設置するが、採掘坑道を実際に設置する作業を考えた場合、その難易度はあまりに高く、施工するには困難でコストもかかり、操作が複雑で、融通性や実現性に乏しい。また、特許文献1は、シャフトアクセスチャネルを通じて埋戻し材を作業船から採掘後の坑道に送るが、過程が複雑でエネルギー消費も多い。
【0004】
特許文献2は、「海洋天然ガスハイドレートの連続採掘式採掘装置及びその方法」を開示している。特許文献2は、ボーリング方法を利用し、ドリルパイプをハイドレート貯留層(海底下の一定の深度)に延ばし入れ、高圧水流を利用して貯留層に沿って破砕するものである。その採掘原理は固体流動化に基づいており、主に海底の一定範囲内の深度におけるハイドレート貯留層を採掘するものである。ハイドレートの分解には、船上の固液分離装置及び気液分離装置が使用されており、操作フローが複雑である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】中国出願公開第106837257A号公報
【特許文献2】中国特許第108222892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の表層型天然ガスハイドレートの採掘方法の多くは、採掘したハイドレートの破片をパイプで海面まで引き上げ、加熱・減圧又は上層海水の導入によりハイドレートを加熱分解するというものであり、操作が複雑でエネルギー消費が多く、海底に重大な環境汚染を招き、融通性に劣り、コストもかかるという上述の問題に鑑み、本発明は、採掘と分離の一体化を実現し、操作が簡単で、海底の環境汚染を防止し、エネルギー消費を低減し、海底表層型ハイドレート採掘への新たなアプローチとなる、海底表層型塊状ハイドレートの採掘機及び呑吐式採掘方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明が提供する海底表層型塊状ハイドレートの採掘機は、呑吐作動ボックスを備えており、呑吐作動ボックスの底部には走行装置が設けられ、呑吐作動ボックスの前端にはハイドレート入口が設けられ、ハイドレート入口には吸引管が接続され、吸引管内には超音波式砕氷装置が設けられ、吸引管は前端にラッパ形状開口を有しており、ラッパ形状開口部分にはダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置が設けられ、ダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置は掘削ヘッド用回転及び方向制御装置と接続されている。呑吐作動ボックス内のハイドレート入口の下方には回転ロッドが設けられ、回転ロッドの上下両側にはハイドレート収集・分解ボックスが対称に設けられている。呑吐作動ボックスの頂部には排水口が設けられ、排水口部分にはタービン式排水装置が設けられ、呑吐作動ボックスの内壁上のハイドレート入口の上方には仕切板が設けられ、仕切板の後端と呑吐作動ボックスの後端との間には水流通路が残されており、水流通路部分にはフィルターが設けられている。呑吐作動ボックスの底部には磁電管及びブロー弁が設けられ、呑吐作動ボックスの側面の回転ロッドの下方には送ガス管(ガス送出管)が接続されている。
【0008】
さらに、呑吐作動ボックスの底部の走行装置は無限軌道である。
【0009】
さらに、超音波式砕氷装置は複数個であり、吸引管の管壁上に交差させて設置されている。
【0010】
本発明はさらに海底表層型塊状ハイドレートの呑吐式採掘方法を提供するが、それは特許請求の範囲に記載の海底表層型塊状ハイドレートの採掘機を採用したものであり、具体的な工程は以下の通りである。
【0011】
(1)氷掘削段階:掘削ヘッド用回転及び方向制御装置が制御するダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置で海底表層又は露出している天然ガスハイドレートブロックの掘削・破砕を行う。
【0012】
(2)管輸送及び砕氷段階:タービン式排水装置が海水を排水口から排出し、タービン式排水装置の回転が生む吸引力及びダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置による水流への影響により、破砕されたハイドレートブロックが吸引管内に吸引され、比較的大きなハイドレートの破片が管内に配列された超音波式砕氷装置によって破砕されて小さな塊状ハイドレートになる。
【0013】
(3)ハイドレート収集段階:破砕されたハイドレートが水流によって呑吐作動ボックス内に運搬され、空間が広がっていることにより水流が減速し、重力によってハイドレートの破片が回転ロッド上部のハイドレート収集・分解ボックス内に沈降する。
【0014】
(4)ハイドレート分解段階:ハイドレート収集・分解ボックス内のハイドレートが満杯になるまで収集されると、ハイドレート収集・分解ボックスが回転ロッドによって呑吐作動ボックスの下部まで回転し、且つ下部のハイドレート収集・分解ボックスが上部まで回転してハイドレート収集を継続し、磁電管が下部のハイドレート収集・分解ボックス内のハイドレートを加熱して天然ガスと水に分解し、天然ガスが送ガス管を通じて海面上の作業船に輸送され、貯蔵される。
【0015】
(5)土砂排出段階:ハイドレートの分解が終了し、天然ガスが完全に排出された後、分解ボックス内にある土砂及び砕石ブロックがブロー弁を通じて海底の元の場所に埋戻される。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、海底用インテリジェント採掘機を海底表層型ハイドレートの採掘に応用しており、採掘機は海底での柔軟な走行能力を有し、表層型ハイドレート貯留層においてマルチアングルで機動的な採掘を実現することができる。本発明は、ハイドレートの採掘と分離技術の一体化を実現している。土砂や不純物の埋戻しにおいて、本発明は、ハイドレートをインテリジェント採掘機内で直接分解し、分解した気体をそのまま船上で収集するため、操作フローが減り、元の場所への埋戻しがより簡単である。本発明の採掘機は、複数台を同時に投入することが可能であり、実際の作業では連続且つ効率的な採掘作業を実現することができ、効率的・経済的であり、環境を保護し、安全に海底表層型ハイドレートの採掘を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】実施例1の海底表層型塊状ハイドレートの採掘機の構造及び作動概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を具体的な実施例及び図面に基づいてさらに詳しく説明する。
【実施例1】
【0019】
本実施例では海底表層型塊状ハイドレートの採掘機を提供するが、図1に示す通り、採掘機は呑吐作動ボックス16を備えており、呑吐作動ボックス16の底部には無限軌道17が設けられ、呑吐作動ボックス16の前端にはハイドレート入口が設けられ、ハイドレート入口には吸引管3が接続され、吸引管3内には超音波式砕氷装置4が複数個設けられ、超音波式砕氷装置4は吸引管3の管壁上に交差させて設置されている。吸引管3は前端にラッパ形状開口を有しており、ラッパ形状開口部分にはダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置2が設けられ、ダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置2は掘削ヘッド用回転及び方向制御装置13と接続され、掘削ヘッド用回転及び方向制御装置13は氷掘削装置のハイドレートを採掘する方向と角度を制御するのに用いられる。呑吐作動ボックス16内のハイドレート入口の下方には回転ロッド12が設けられ、回転ロッド12の上下両側には2つのハイドレート収集・分解ボックス8が対称に設けられ、ハイドレート収集・分解ボックス8は回転ロッド12に連動して回転し、一方のハイドレート収集・分解ボックスの開口が上を向いているとき、もう一方のハイドレート収集・分解ボックスの開口は下を向いている。
【0020】
呑吐作動ボックス16の頂部には排水口5が設けられ、排水口5部分にはタービン式排水装置6が設けられ、タービン式排水装置6の回転が生む吸引力が採掘機に対して垂直下向きに作用力を生じさせることで、採掘機の作動がより安定するとともに、無限軌道と海底との摩擦力を増大させることができる。呑吐作動ボックス16内のハイドレート入口の上方には仕切板18が水平に設けられ、仕切板18の後端と呑吐作動ボックス16の後端との間には水流通路が残されており、仕切板18の他の部分と呑吐作動ボックス16の内壁とは密閉接続され、水流通路は排水口及び呑吐作動ボックス16内の回転ロッド12の上部空間を連接しており、水流通路部分にはフィルター7が設けられ、フィルター7が水流中の土砂や砕石ブロックを遮り、排水口から排出されるのを防ぐ。呑吐作動ボックス16の底部には磁電管11及びブロー弁15が設けられ、磁電管11は呑吐作動ボックス16の底部のハイドレートを加熱分解するのに用いられ、呑吐作動ボックス16の側面の回転ロッド12の下方には送ガス管9が接続され、ハイドレートの分解によって生じた天然ガスが送ガス管9によって海面上の作業船に輸送され、貯蔵される。
【実施例2】
【0021】
本実施例では、海底表層型塊状ハイドレートの呑吐式採掘方法を提供するが、それは実施例1に記載の海底表層型塊状ハイドレートの採掘機を採用したものであり、具体的な工程は以下の通りである。
【0022】
(1)氷掘削段階:掘削ヘッド用回転及び方向制御装置13が制御するダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置2で海底表層又は露出している天然ガスハイドレートブロック1の掘削・破砕を行う。
【0023】
(2)管輸送及び砕氷段階:タービン式排水装置6が海水を排水口5から排出し、タービン式排水装置6の回転が生む吸引力が採掘機に対して垂直下向きに作用力を生じさせることで、採掘機の作動をより安定させ、タービン式排水装置6の回転が生む吸引力及びダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置2による水流への影響により、破砕されたハイドレートブロックが吸引管3内に吸引され、比較的大きなハイドレートの破片が管内に配列された超音波式砕氷装置4によって破砕されて小さな塊状ハイドレートになる。
【0024】
(3)ハイドレート収集段階:破砕されたハイドレートが水流によって呑吐作動ボックス16内に運搬され、空間が広がっていることにより水流が減速し、重力によってハイドレートの破片が回転ロッド12上部のハイドレート収集・分解ボックス8内に沈降する。
【0025】
(4)ハイドレート分解段階:ハイドレート収集・分解ボックス8内のハイドレートが満杯になるまで収集されると、ハイドレート収集・分解ボックス8が回転ロッド12によって呑吐作動ボックス16の下部まで回転し、且つ下部のハイドレート収集・分解ボックス8が上部まで回転してハイドレート収集を継続し、磁電管11が下部のハイドレート収集・分解ボックス内のハイドレートを加熱して天然ガス10と水に分解し、天然ガスが送ガス管9を通じて海面上の作業船に輸送され、貯蔵される。
【0026】
(5)土砂排出段階:ハイドレートの分解が終了し、天然ガスが完全に排出された後、分解ボックス内にある土砂及び砕石ブロックがブロー弁15を通じて海底の元の場所に埋戻される。
【0027】
上述の実施例は本発明の好ましい実施形態を記述したに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。当業者によって本発明の設計における精神を逸脱せずに行われる本発明の技術案の様々な変更及び改良は、いずれも本発明の特許請求の範囲によって定義される保護範囲に属するものとする。
【符号の説明】
【0028】
1 ハイドレートブロック
2 ダブルヘリカルギヤ式氷掘削装置
3 吸引管
4 超音波式砕氷装置
5 排水口
6 タービン式排水装置
7 フィルター
8 ハイドレート収集・分解ボックス
9 送ガス管
10 天然ガス
11 磁電管
12 回転ロッド
13 掘削ヘッド用回転及び方向制御装置
14 天然ガスハイドレート破片
15 ブロー弁
16 呑吐作動ボックス
17 無限軌道
18 仕切板
図1
【外国語明細書】
2020094480000001.pdf