特開2020-95270(P2020-95270A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッドの特許一覧

<>
  • 特開2020095270-表示装置 図000003
  • 特開2020095270-表示装置 図000004
  • 特開2020095270-表示装置 図000005
  • 特開2020095270-表示装置 図000006
  • 特開2020095270-表示装置 図000007
  • 特開2020095270-表示装置 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-95270(P2020-95270A)
(43)【公開日】2020年6月18日
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20200522BHJP
【FI】
   G09F9/00 348Z
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2019-220819(P2019-220819)
(22)【出願日】2019年12月6日
(31)【優先権主張番号】10-2018-0160934
(32)【優先日】2018年12月13日
(33)【優先権主張国】KR
(71)【出願人】
【識別番号】501426046
【氏名又は名称】エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】リー, フンテック
(72)【発明者】
【氏名】キム, ジンウォン
【テーマコード(参考)】
5G435
【Fターム(参考)】
5G435AA17
5G435AA18
5G435BB05
5G435BB12
5G435EE47
5G435EE49
(57)【要約】      (修正有)
【課題】駆動回路部の数を増加させて高解像度を具現するのに限界点が存在していた。
【解決手段】本発明の表示装置は、表示パネル、表示パネルと連結される駆動印刷回路基板130、駆動印刷回路基板と連結される制御印刷回路基板、駆動印刷回路基板と制御印刷回路基板を連結する少なくとも一つのケーブル160、及び少なくとも一つのケーブルの両末端に配置されるヒンジ連結モジュール170を含み、表示パネルに貼り付けられる駆動印刷回路基板の数を増加させ、高解像度の映像を具現できる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示パネル;
前記表示パネルと連結される駆動印刷回路基板;
前記駆動印刷回路基板と連結される制御印刷回路基板;
前記駆動印刷回路基板と前記制御印刷回路基板を連結する少なくとも一つのケーブル、及び
前記少なくとも一つのケーブルの両末端に配置されるヒンジ連結モジュールを含む、表示装置。
【請求項2】
前記ヒンジ連結モジュールは、
前記駆動印刷回路基板及び前記制御印刷回路基板上に配置される第1ヒンジユニット、及び
ヒンジ軸を中心に回転して前記第1ヒンジユニットにヒンジ結合される第2ヒンジユニットを含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記少なくとも一つのケーブルそれぞれは、
前記第1ヒンジユニットに連結される第1ケーブルユニット、及び
前記第2ヒンジユニットに連結される第2ケーブルユニットを含む、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第2ケーブルユニットは、前記ヒンジ連結モジュールによって前記第1ケーブルユニットの一面方向にフォールディングされる、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第2ケーブルユニットは、前記第1ケーブルユニットに重畳される、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1ケーブルユニットの両末端に複数の第1ケーブルピンが配置され、
前記第2ケーブルユニットの両末端に複数の第2ケーブルピンが配置される、請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
前記駆動印刷回路基板及び前記制御印刷回路基板それぞれは、複数の接触パッドを含み、
前記複数の第1ケーブルピン及び前記複数の第2ケーブルピンの少なくとも一つは、前記複数の接触パッドと連結される、請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記複数の第1ケーブルピンの間には、複数の連結ホールが形成され、
前記複数の第2ケーブルピンは、前記複数の連結ホールに挿入され、前記複数の接触パッドと電気的に連結される、請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記複数の第1ケーブルピンと前記複数の第2ケーブルピンは、同一線上に配置される、請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記複数の第1ケーブルピンの一側に少なくとも一つの連結ホールが形成され、
前記複数の第1ケーブルピンと前記複数の第2ケーブルピンは、異なる線上に配置され、
前記複数の第2ケーブルピンと前記少なくとも一つの連結ホールは、同一線上に配置され、
前記複数の第2ケーブルピンは、前記複数の連結ホールに挿入され、前記複数の接触パッドと電気的に連結される、請求項7に記載の表示装置。
【請求項11】
前記複数の接触パッドの間の間隔が前記複数の第1ケーブルピンの間の間隔及び前記複数の第2ケーブルピンの間の間隔より狭い、請求項7に記載の表示装置。
【請求項12】
前記複数の第1ケーブルピンのうち前記ヒンジ軸に隣接した第1ケーブルピン、及び前記複数の第2ケーブルピンのうち前記ヒンジ軸に隣接した第2ケーブルピンは、電源ケーブルピンに該当する、請求項6に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関し、より詳細には、高解像度を具現する表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本格的な情報化時代に入るに伴い、電気的情報信号を視覚的に表示する表示装置分野が急速に発展しており、様々な表示装置に対して、薄型化、軽量化及び低消費電力化等の性能を開発させるための研究が続いている。このような表示装置として、液晶表示装置(Liquid Crystal Display Device;LCD)、プラズマ表示装置(Plasma Display Panel Device;PDP)、電界放出表示装置(Field Emission Display Device;FED)、電気湿潤表示装置(Electro−Wetting Display Device;EWD)、及び有機発光表示装置(Organic Light Emitting Display Device;OLED)等がある。
【0003】
様々な種類の表示装置は、映像を具現するために、データライン、及びデータラインの駆動のための駆動回路部が備えられる。即ち、駆動回路部は、ケーブルを通して外部から映像信号の印加を受け、これを表示タイミングに合わせて変換してデータラインに出力することで、表示装置は映像を具現する。
【0004】
近年では、実際のような映像を具現するために、8kの解像度(7680x4320)のような高解像度を具現するためにより多くの数のデータラインと駆動回路部が必要である。ただし、表示装置において駆動回路部が配置される領域は限定されているので、駆動回路部の数を増加させて高解像度を具現するのに限界点が存在していた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、より集積化された駆動印刷回路を含む表示装置を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は、高解像度を具現する表示装置を提供することである。
本発明の課題は、以上において言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は、下記の記載から当業者に明確に理解され得るだろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述したような課題を解決するために、本発明の一実施例に係る表示装置は、表示パネル、表示パネルと連結される駆動印刷回路基板、駆動印刷回路基板と連結される制御印刷回路基板、駆動印刷回路基板と制御印刷回路基板を連結する少なくとも一つのケーブル、及び少なくとも一つのケーブルの両末端に配置されるヒンジ連結モジュールを含み、表示パネルに貼り付けられる駆動印刷回路基板の数を増加させて高解像度の映像を具現できる。
その他の実施例の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、駆動印刷回路基板の大きさを減少させることができ、表示パネルに貼り付けられる駆動印刷回路基板の個数を増加させて、高画質の映像を具現できる。
本発明は、複数のケーブルピンを異なる線上に配置させ、ケーブルのフォールディング時、接触不良を予防することで、画面不良を防止できる。
本発明に係る効果は、以上において例示された内容により制限されず、さらに様々な効果が本明細書内に含まれている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施例に係る表示装置を示す図である。
図2図1に示されたI−I’線による断面図である。
図3】本発明の一実施例に係る表示装置のヒンジ連結モジュールがフォールディングされた状態を説明するための図である。
図4】本発明の一実施例に係る表示装置のヒンジ連結モジュールが非フォールディングされた状態を説明するための図である。
図5】本発明の一実施例に係る表示装置のケーブルと駆動印刷回路基板の連結関係を説明するための図である。
図6】本発明の他の実施例に係る表示装置のケーブルと駆動印刷回路基板の連結関係を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の利点及び特徴、そして、それらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると、明確になるだろう。しかし、本発明は、以下において開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる様々な形態で具現され、単に、本実施例は、本発明の開示が完全なものとなるようにし、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は、請求項の範疇により定義されるだけである。
【0010】
本発明の実施例を説明するための図面に開示された形状、大きさ、比率、角度、個数等は、例示的なものであるので、本発明は、図示された事項に限定されるものではない。また、本発明を説明するにあたって、関連した公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不要に濁す恐れがあると判断される場合、その詳細な説明は省略する。本明細書上において言及された「含む」、「有する」、「なされる」等が使用される場合、「〜だけ」が使用されない以上、他の部分が加えられ得る。構成要素を単数で表現した場合、特に明示的な記載事項がない限り、複数を含む場合を含む。
【0011】
構成要素を解釈するにあたって、別途の明示的な記載がなくても誤差範囲を含むものと解釈する。
【0012】
位置関係についての説明である場合、例えば、「〜上に」、「〜上部に」、「〜下部に」、「〜隣に」等と二部分の位置関係が説明される場合、「すぐ」または「直接」が使用されない以上、二部分の間に一つ以上の他の部分が位置してもよい。
【0013】
素子または層が異なる素子または層の上(on)と称されるものは、他の素子のすぐ上または中間に他の層または他の素子を介在した場合をいずれも含む。
【0014】
第1、第2等が様々な構成要素を述べるために使用されるが、これらの構成要素は、これらの用語により制限されない。これらの用語は、単に一つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用するものである。従って、以下において言及される第1構成要素は、本発明の技術的思想内で第2構成要素であってもよい。
【0015】
明細書全体にわたって、同じ参照符号は、同じ構成要素を指す。
図面で示された各構成の大きさ及び厚さは、説明の便宜のために示されたものであり、本発明は、示された構成の大きさ及び厚さに必ずしも限定されるものではない。
【0016】
本発明の様々な実施例のそれぞれの特徴は、部分的または全体的に互いに結合または組み合わせ可能であり、当業者が十分に理解できるように技術的に多様な連動及び駆動が可能であり、各実施例が互いに対して独立して実施可能であっても、関連関係で共に実施可能であってもよい。
【0017】
以下、添付の図面を参照して、本発明の様々な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る表示装置を示す図である。
具体的に、図1は、本発明の一実施例に係る表示装置100の背面図であり、バックカバー140の内部に収納される表示パネル110、駆動集積回路120、及び駆動印刷回路基板130は、点線で示した。
【0018】
図1に示されたように、本発明の一実施例に係る表示装置100は、イメージを具現するための表示パネル110、表示パネル110を駆動するための駆動集積回路120、駆動印刷回路基板130、及び表示パネル110を収納するためのバックカバー140を含む。
【0019】
そして、本発明の一実施例に係る表示装置100は、バックカバー140の背面に配置される制御印刷回路基板150、駆動印刷回路基板130と制御印刷回路基板150を連結するケーブル160、及びヒンジ連結モジュール170をさらに含むことができる。
【0020】
このような構成要素を含む表示装置100の結合状態を説明すると、表示パネル110の背面に駆動集積回路120及び駆動印刷回路基板130を配置させた状態で、表示パネル110の背面でバックカバー140を表示パネル110に結合させて一体化する。そして、ケーブル160とヒンジ連結モジュール170がバックカバー140を貫通しながら、制御印刷回路基板150と駆動印刷回路基板130を連結させる。
【0021】
表示パネル110は、映像を表示するためのパネルである。表示パネル110は、有機発光表示パネル(organic light emitting display panel)、液晶表示パネル(liquid crystal display panel)、電界放出表示パネル(field emission display panel)、及び電気湿潤表示パネル(electro−wetting display panel)等の様々な表示パネルのいずれか一つであってよい。以下においては、本発明の一実施例に係る表示装置100の表示パネル110が有機発光表示パネルであることを一例に挙げて説明する。
【0022】
図2は、図1に示されたI−I’線による断面図である。
図2を参照すると、本発明の一実施例に係る表示装置100は、表示パネル110、及び表示パネル110と結合されるバックカバー140を含む。
【0023】
表示パネル110は、第1基板111、有機発光素子112、保護層113、接着層114、及び第2基板115を含む。
【0024】
第1基板111は、ガラスのような透明でリジッド(rigid)な材質からなり得、透明でフレキシブル(flexible)な材質からなってもよい。第1基板111には、単位画素別に形成された有機発光素子112が配置される。図示はしないが、第1基板111と有機発光素子112との間には、有機発光素子112の駆動のためのスイッチトランジスタ、駆動トランジスタ、及び少なくとも一つのキャパシタが配置される。
【0025】
有機発光素子112は、単位画素別に配置された駆動トランジスタ(図示しない)から電流の供給を受ける第1電極、第1電極と対応する第2電極、及び第1電極と第2電極との間に配置された有機層を含む。
【0026】
第1電極は、透明な電極物質からなり得、第2電極は、金属物質からなり得る。有機層は、光を発光する有機発光層、有機発光層に電子と正孔をそれぞれ注入する電子注入層と正孔注入層、注入された電子と正孔を発光層にそれぞれ輸送する電子輸送層と正孔輸送層、及び電子と正孔のような電荷を生成する電荷生成層を含むことができる。
【0027】
以下においては、有機発光素子112の発光方式について説明する。第1電極で正孔(hole)を有機層に注入させ、正孔注入層及び正孔輸送層を通して正孔が有機発光層に達する。そして、第2電極で電子(electron)を有機層に注入させ、電子注入層及び電子輸送層を通して電子が有機発光層に達することとなる。有機発光層では、正孔と電子が結合することとなり、この結合によって励起子(exciton)が形成されながら発光する。
【0028】
有機発光素子112の上面及び側面には、有機発光素子112を保護するための保護層113が配置される。そして、保護層113の上面及び側面には、第1基板111と第2基板115を接着させるための接着層114が配置される。このとき、接着層114は、有機発光素子112を水分から保護するために水分を吸収する水分吸着剤を含むことができる。
【0029】
接着層114上には、第1基板111と対向した第2基板115が配置される。第2基板115は、エンカプシュレーションプレート(Encapsulation Plate)であって、一例として、ガラス(Glass)、メタルホイル(Metal Foil)、及びプラスチックフィルム(Plastic Film)等のうち一つからなり得る。ここで、エンカプシュレーションプレート(Encapsulation Plate)は、封止基板ともいう。
【0030】
一方、本発明の一実施例に係る表示装置100は、有機発光素子112が保護層113と接着層114等により封止される構造と説明したが、これに制限されず、第1基板111と第2基板115の外郭にシーラント(Sealant)等の接着剤が塗布される封止構造を有してもよい。
【0031】
駆動集積回路120は、映像を表示するためのデータ電圧と、これを処理するための様々な駆動信号を処理する構成であり、表示パネル110に様々な制御信号を出力できる。
【0032】
また、駆動集積回路120は、複数の画素に配置された有機発光素子112及びトランジスタの特性偏差、例えば、複数のトランジスタの閾値電圧または移動度の変化による偏差、有機発光素子112の劣化による偏差等、各画素間の輝度偏差をセンシングしてデータ電圧を補償する。そして、駆動集積回路120は、補償されたデータ電圧を複数のデータ配線に伝達できる。
【0033】
そして、駆動集積回路120は、アナログ形式の電圧をデジタル化して格納することができる。このために、駆動集積回路120は、ADC(Analog Digital Converter)及びDAC(Digital Analog Converter)等を含むことができる。即ち、駆動集積回路120は、補償回路を含む構成とも定義され得る。
【0034】
図1においては、駆動集積回路120がCOF(Chip On Film)方式で具現されるものと示されたが、これに制限されず、駆動集積回路120がCOG(Chip On Glass)、TCP(Tape Carrier Package)等の方式で配置されてもよい。
【0035】
駆動印刷回路基板130は、ケーブル160及びヒンジ連結ユニット170を通して制御印刷回路基板150と連結され、駆動集積回路120を制御する役割を果たす。
【0036】
即ち、駆動印刷回路基板130は、制御印刷回路基板150から映像信号の印加を受けて、駆動集積回路120を制御するためのゲート制御信号、データ制御信号、及び電源信号を生成して駆動集積回路120に出力できる。
【0037】
また、図1に示されたように、表示パネル110とバックカバー140との間に配置され得る。より詳細には、駆動印刷回路基板130は、表示パネル110の背面に配置されるが、これに限定されず、駆動印刷回路基板130の配置位置は多様に変更され得る。
【0038】
バックカバー140は、表示パネル110を収納するためのものであり、第2基板115の背面と接着層により接着され得る。
【0039】
バックカバー140は、高い熱伝導性を有するアルミニウム(Al)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、銀(Ag)、金(Au)、鉄(Fe)のいずれか一つからなるか、前記の金属の合金からなり得る。より詳細には、バックカバー140は、高い熱伝導性と低い軽量、そして低コストの特性を有するアルミニウム(Al)で形成することが好ましい。
【0040】
制御印刷回路基板150は、外部から入力される映像あるいは音声信号を受けて表示パネル110やスピーカ(図示しない)等に伝達し、ディスプレイや音声出力を制御できる。
【0041】
言い換えれば、制御印刷回路基板150は、バックカバー140を貫通するケーブル160及びヒンジ連結モジュール170を媒介にして駆動印刷回路基板130に連結される。そして、制御印刷回路基板150は、駆動印刷回路基板130に映像信号及び音声信号を出力できる。
【0042】
以下においては、本発明の一実施例に係る表示装置100の駆動印刷回路基板130、ケーブル160、及びヒンジ連結モジュール170の結合関係について説明する。
【0043】
図3は、本発明の一実施例に係る表示装置のヒンジ連結モジュールがフォールディングされた状態を説明するための図である。図4は、本発明の一実施例に係る表示装置のヒンジ連結モジュールが非フォールディングされた状態を説明するための図である。
【0044】
説明の便宜上、図3及び図4は、駆動印刷回路基板130とヒンジ連結モジュール170の結合関係だけを示した。制御印刷回路基板150とヒンジ連結モジュール170の結合関係は、駆動印刷回路基板130とヒンジ連結モジュール170の結合関係と同様であるので、駆動印刷回路基板130とヒンジ連結モジュール170の結合関係を中心に説明する。
【0045】
図3及び図4を参照すると、本発明の一実施例に係る表示装置100のヒンジ連結モジュール170は、駆動印刷回路基板130上に配置される第1ヒンジユニット171、第1ヒンジユニット171の一側に結合される第2ヒンジユニット172、及び第1ヒンジユニット171と第2ヒンジユニット172を結合させるヒンジ軸173を含む。
【0046】
具体的に、第1ヒンジユニット171は、駆動印刷回路基板130上に固定されている。そして、第1ヒンジユニット171の一側にヒンジ軸173を媒介にして結合された第2ヒンジユニット172がヒンジ軸173を中心に回転し、第1ヒンジユニット171にヒンジ結合される。
【0047】
上述したヒンジ結合をするために、第1ヒンジユニット171の内部収容空間は、第2ヒンジユニット172が収容され得るように第2ヒンジユニット172の外郭より広くなければならない。具体的に、ヒンジ軸173の延長方向を基準に、第1ヒンジユニット171の内部幅が第2ヒンジユニット172の外郭厚さより厚くなければならない。そして、ヒンジ軸173の延長方向の垂直方向を基準に、第1ヒンジユニット171の内部長さが第2ヒンジユニット172の外郭長さより長くなければならない。
【0048】
そして、ケーブル160は、ヒンジ連結モジュール170と結合される部位を基準に区分される。即ち、ケーブル160は、第1ヒンジユニット171に結合されるケーブル160を第1ケーブルユニット161、及び第2ヒンジユニット172に結合されるケーブル160を第2ケーブルユニット162に区分できる。
【0049】
第1ケーブルユニット161は、駆動印刷回路基板130上に固定される第1ヒンジユニット171に結合されているので、第1ケーブルユニット161もまた駆動印刷回路基板130上に固定され得る。
【0050】
そして、第2ケーブルユニット162は、ヒンジ軸173を中心にフォールディングされる第2ヒンジユニット172に結合されているので、第2ケーブルユニット162もまた、ヒンジ軸173を中心にフォールディングされる。
【0051】
具体的に、図3に示されたように、本発明の一実施例に係る表示装置100のヒンジ連結モジュール170がフォールディングされた状態である場合、第2ヒンジユニット172が第1ヒンジユニット171にヒンジ結合される。これによって、第2ヒンジユニット172に結合された第2ケーブルユニット162もまた第1ケーブルユニット161の上面方向である内側方向にフォールディングされ、互いに重畳される。
【0052】
そして、図4に示されたように、第1ケーブルユニット161の両末端には、複数の第1ケーブルピン161pが配置され、第2ケーブルユニット162の両末端には、複数の第2ケーブルピン162pが配置される。そして、第1ケーブルピン161p及び第2ケーブルピン162pは、それぞれヒンジ連結モジュール170の内部に配置され得る。
【0053】
具体的に、複数の第1ケーブルピン161pは、第1ケーブルユニット161に連結された第1ヒンジユニット171の内部に配置され得る。そして、複数の第2ケーブルピン162pは、第2ケーブルユニット162に連結された第2ヒンジユニット172の内部に配置され得る。
【0054】
図5は、本発明の一実施例に係る表示装置のケーブルと駆動印刷回路基板の連結関係を説明するための図である。
【0055】
映像信号及び電源電圧を駆動印刷回路基板130に印加するために、複数の第1ケーブルピン161p及び複数の第2ケーブルピン162pは、駆動印刷回路基板130上に配置された複数の接触パッド130pに連結され得る。
【0056】
具体的に、図5に示されたように、複数の第1ケーブルピン161pは、外側方向を基準に順次に配置される第1−1ケーブルピン161p−1、第1−2ケーブルピン161p−2、第1−3ケーブルピン161p−3、第1−4ケーブルピン161p−4、第1−5ケーブルピン161p−5、第1−6ケーブルピン161p−6、第1−7ケーブルピン161p−7、第1−8ケーブルピン161p−8、第1−9ケーブルピン161p−9、及び第1−10ケーブルピン161p−10を含む。
【0057】
そして、複数の第2ケーブルピン162pは、外側方向を基準に順次に配置される第2−1ケーブルピン162p−1、第2−2ケーブルピン162p−2、第2−3ケーブルピン162p−3、第2−4ケーブルピン162p−4、第2−5ケーブルピン162p−5、第2−6ケーブルピン162p−6、第2−7ケーブルピン162p−7、第2−8ケーブルピン162p−8、第2−9ケーブルピン162p−9、及び第2−10ケーブルピン162p−10を含む。
【0058】
そして、駆動印刷回路基板130上には、上述した複数の第1ケーブルピン161p及び複数の第2ケーブルピン162pと直接的に接触する第1接触パッド130p−1乃至第19接触パッド130p−19を含む。
【0059】
ここで、第1−1ケーブルピン161p−1乃至第1−9ケーブルピン161p−9と、第2−1ケーブルピン162p−1乃至第2−9ケーブルピン162p−9は、映像信号を駆動印刷回路基板130に伝達するためのケーブルピンであってよく、第1−10ケーブルピン161p−10及び第2−10ケーブルピン162p−10は、電源電圧を伝達するためのケーブルピンであってよい。
【0060】
このために、第1−10ケーブルピン161p−10及び第2−10ケーブルピン162p−10の大きさは、第1−1ケーブルピン161p−1乃至第1−9ケーブルピン161p−9と、第2−1ケーブルピン162p−1乃至第2−9ケーブルピン162p−9の大きさより大きくてよい。また、第1−10ケーブルピン161p−10は、複数の第1ケーブルピン161pのうちヒンジ軸173に隣接するように配置できる。同様に、第2−10ケーブルピン162p−10は、複数の第2ケーブルピン162pのうちヒンジ軸173に隣接するように配置できる。
【0061】
このように、電源ケーブルピンに該当する第1−10ケーブルピン161p−10及び第2−10ケーブルピン162p−10をヒンジ軸173に隣接するように配置し、相対的にピンの大きさを大きくし得る。これによって、フォールディング状態で第1−10ケーブルピン161p−10及び第2−10ケーブルピン162p−10が他のケーブルピンに連結されず、互いに重畳された状態で安定的に第19接触パッド130p−19に連結され、電源電圧が安定的に供給され得るようにする。
【0062】
そして、第1−10ケーブルピン161p−10及び第2−10ケーブルピン162p−10を除く第1ケーブルピン161p及び第2ケーブルピン162pは交互に、複数の接触パッド130pに連結される。そこで、駆動印刷回路基板130が制御印刷回路基板150から映像信号の印加を受けることができる。
【0063】
具体的に、第1−1ケーブルピン161p−1は第1接触パッド130p−1に接触し、第1−2ケーブルピン161p−2は第3接触パッド130p−3に接触し、第1−3ケーブルピン161p−3は第5接触パッド130p−5に接触し、第1−4ケーブルピン161p−4は第7接触パッド130p−7に接触し、第1−5ケーブルピン161p−5は第9接触パッド130p−9に接触し、第1−6ケーブルピン161p−6は第11接触パッド130p−11に接触し、第1−7ケーブルピン161p−7は第13接触パッド130p−13に接触し、第1−8ケーブルピン161p−8は第15接触パッド130p−15に接触し、第1−9ケーブルピン161p−9は第17接触パッド130p−17に接触する。
【0064】
そして、第2ヒンジユニット172が第1ヒンジユニット171にヒンジ結合されるとき、複数の第2ケーブルピン162pは、複数の連結ホール161cを貫通して、駆動印刷回路基板130上の接触パッド130pに連結され得る。
【0065】
具体的に、第2−1ケーブルピン162p−1は第1連結ホール161c−1を貫通して第2接触パッド130p−2に連結され、第2−2ケーブルピン162p−2は第2連結ホール161c−2を貫通して第4接触パッド130p−4に連結され、第2−3ケーブルピン162p−3は第3連結ホール161c−3を貫通して第6接触パッド130p−6に連結され、第2−4ケーブルピン162p−4は第4連結ホール161c−4を貫通して第8接触パッド130p−8に連結され、第2−5ケーブルピン162p−5は第5連結ホール161c−5を貫通して第10接触パッド130p−10に連結され、第2−6ケーブルピン162p−6は第6連結ホール161c−6を貫通して第12接触パッド130p−12に連結され、第2−7ケーブルピン162p−7は第7連結ホール161c−7を貫通して第14接触パッド130p−14に連結され、第2−8ケーブルピン162p−8は第8連結ホール161c−8を貫通して第16接触パッド130p−16に連結され、第2−9ケーブルピン162p−9は第9連結ホール161c−9を貫通して第18接触パッド130p−18に連結される。
【0066】
上述したように、第1ケーブルユニット161と第2ケーブルユニット162がヒンジ連結モジュール170によりフォールディングされた状態で複数の第1ケーブルピン161pと複数の第2ケーブルピン162pが接触パッド130pに連結され得る。そこで、複数の第1ケーブルピン161pの間の間隔P1または複数の第2ケーブルピン162pの間の間隔P1は、複数の接触パッド130pの間の間隔より広く形成される。
【0067】
ここで、複数の第1ケーブルピン161pの間の間隔P1または複数の第2ケーブルピン162pの間の間隔P1とは、第1ケーブルピン161pの中心部の間の間隔P1または複数の第2ケーブルピン162pの中心部の間の間隔P1を意味するものである。そして、複数の接触パッド130pの間の間隔は、複数の接触パッド130pの中心部の間の間隔を意味するものである。
【0068】
具体的に、複数の第1ケーブルピン161pの間の間隔P1または複数の第2ケーブルピン162pの間の間隔P1は、複数の接触パッド130pの間の間隔の2倍であってよい。
【0069】
一例として、複数の第1ケーブルピン161pの間の間隔P1または複数の第2ケーブルピン162pの間の間隔P1は0.5mmであり、接触パッド130pの間の間隔P2は0.25mmであってよい。
【0070】
即ち、本発明の一実施例に係る表示装置100は、ヒンジコネクタ170を備えることで、ケーブル160をフォールディングさせ、駆動印刷回路基板130の複数の接触パッド130pに連結させることができる。
【0071】
そこで、駆動印刷回路基板130の接触パッド130pの間隔は半分に減少し得、これによって、駆動印刷回路基板130で接触パッド130pが配置される領域もまた減少し得る。
【0072】
そこで、本発明の一実施例に係る表示装置100は、駆動印刷回路基板130の大きさを減少させることができ、表示パネル110に貼り付けられる駆動印刷回路基板130の個数を増加させることができる。
【0073】
従って、本発明の一実施例に係る表示装置100は、駆動印刷回路基板130の個数が増加するに伴い表示装置100が具現できる解像度が増加し得る。
【0074】
以下においては、図6を参照して、本発明の他の実施例に係る表示装置を説明する。本発明の一実施例に係る表示装置と本発明の他の実施例の表示装置は、ケーブルの構成でのみ相違点があるので、ケーブルの構成を中心に説明し、重複する部分についての内容は省略する。
【0075】
図6は、本発明の他の実施例に係る表示装置のケーブルと駆動印刷回路基板の連結関係を説明するための図である。
【0076】
図6を参照すると、本発明の他の実施例に係る表示装置200において、第1ケーブルユニット261の両末端には、複数の第1ケーブルピン261pが配置される。そして、第1ケーブルピン261pの内側には、第1ケーブルピン261pの配置方向に延びた連結ホール261cが形成される。
【0077】
図6において、連結ホール261cは、第1ケーブルピン261pの配置方向に延びるものと示した。しかし、これに制限されず、連結ホール261cは、複数個に分離され得る。
【0078】
そして、第2ケーブルユニット262の両末端には、第1ケーブルユニット261に形成された連結ホール261cの延長線上に複数の第2ケーブルピン262pが配置される。
【0079】
即ち、複数の第1ケーブルピン261pと複数の第2ケーブルピン262pは、同じ方向に配置されるが、異なる線上に配置される。
【0080】
そこで、本発明の他の実施例に係る表示装置200において、ヒンジ連結モジュール270がヒンジ結合され、第1ケーブルユニット261と第2ケーブルユニット262が重畳される場合、複数の第2ケーブルピン262pは、連結ホール261cを貫通して、駆動印刷回路基板130の接触パッド130pに連結される。
【0081】
具体的に、本発明の他の実施例に係る表示装置200において、ヒンジ連結モジュール270がヒンジ結合され、フォールディング状態である場合、第1−1ケーブルピン261p−1は直接第1接触パッド130p−1に接触し、第2−1ケーブルピン262p−1は連結ホール261cを貫通して第2接触パッド130p−2に接触し、第1−2ケーブルピン261p−2は直接第3接触パッド130p−3に接触し、第2−2ケーブルピン262p−2は連結ホール261cを貫通して第4接触パッド130p−4に接触し、第1−3ケーブルピン261p−3は直接第5接触パッド130p−5に接触し、第2−3ケーブルピン262p−3は連結ホール261cを貫通して第6接触パッド130p−6に接触し、第1−4ケーブルピン261p−4は直接第7接触パッド130p−7に接触し、第2−4ケーブルピン262p−4は連結ホール261cを貫通して第8接触パッド130p−8に接触し、第1−5ケーブルピン261p−5は直接第9接触パッド130p−9に接触し、第2−5ケーブルピン262p−5は連結ホール261cを貫通して第10接触パッド130p−10に接触し、第1−6ケーブルピン261p−6は直接第11接触パッド130p−11に接触し、第2−6ケーブルピン262p−6は連結ホール261cを貫通して第12接触パッド130p−12に接触し、第1−7ケーブルピン261p−7は直接第13接触パッド130p−13に接触し、第2−7ケーブルピン262p−7は連結ホール261cを貫通して第14接触パッド130p−14に接触し、第1−8ケーブルピン261p−8は直接第15接触パッド130p−15に接触し、第2−8ケーブルピン262p−8は連結ホール261cを貫通して第16接触パッド130p−16に接触し、第1−9ケーブルピン261p−9は直接第17接触パッド130p−17に接触し、第2−9ケーブルピン262p−9は連結ホール261cを貫通して第18接触パッド130p−18に接触し、第1−10ケーブルピン261p−8は直接第19接触パッド130p−19に接触し、第2−10ケーブルピン262p−10は連結ホール261cを貫通して第19接触パッド130p−19に接触する。
【0082】
上述したように、本発明の他の実施例に係る表示装置200において、複数の第1ケーブルピン261pと複数の第2ケーブルピン262pは、異なる線上に配置される。
【0083】
そこで、本発明の他の実施例に係る表示装置200のヒンジ連結モジュール270がヒンジ結合され、第1ケーブルユニット261と第2ケーブルユニット262が重畳される場合、複数の第1ケーブルピン261pと複数の第2ケーブルピン262pは、互いに離隔される。従って、第1ケーブルピン261pと第2ケーブルピン262pが互いに接触して発生する映像信号伝達の混線を予防できる。
【0084】
即ち、本発明の他の実施例に係る表示装置200は、ヒンジ連結モジュール270を利用してケーブル261、262をフォールディングさせて接触パッド130pに接触させることができる。これによって、表示パネルに貼り付けられ得る駆動印刷回路基板130の個数が増加するに伴い表示装置200が具現できる解像度が増加し得る。
【0085】
それだけではなく、本発明の他の実施例に係る表示装置200は、第1ケーブルピン261pと複数の第2ケーブルピン262pを異なる線上に配置させ、画面不良を防止できる。
【0086】
本発明の実施態様は、下記のように記載することもできる。
本発明の態様によれば、本発明の一実施例に係る表示装置は、表示パネル、表示パネルと連結される駆動印刷回路基板、駆動印刷回路基板と連結される制御印刷回路基板、駆動印刷回路基板と制御印刷回路基板を連結する少なくとも一つのケーブル、及び少なくとも一つのケーブルの両末端に配置されるヒンジ連結モジュールを含み、表示パネルに貼り付けられる駆動印刷回路基板の数を増加させ、高解像度の映像を具現できる。
【0087】
本発明の他の特徴によれば、ヒンジ連結モジュールは、駆動印刷回路基板及び制御印刷回路基板上に配置される第1ヒンジユニット、及びヒンジ軸を中心に回転して第1ヒンジユニットにヒンジ結合される第2ヒンジユニットを含むことができる。
【0088】
本発明のまた他の特徴によれば、少なくとも一つのケーブルそれぞれは、第1ヒンジユニットに連結される第1ケーブルユニット、及び第2ヒンジユニットに連結される第2ケーブルユニットを含むことができる。
【0089】
本発明のまた他の特徴によれば、第2ケーブルユニットは、ヒンジ連結モジュールによって前記第1ケーブルユニットの一面方向にフォールディングされ得る。
【0090】
本発明のまた他の特徴によれば、第1ケーブルユニットと第2ケーブルユニットは、重畳し得る。
【0091】
本発明のまた他の特徴によれば、第1ケーブルユニットの両末端に複数の第1ケーブルピンが配置され、第2ケーブルユニットの両末端に複数の第2ケーブルピンが配置され得る。
【0092】
本発明のまた他の特徴によれば、複数の第1ケーブルピンの間には、複数の連結ホールが形成され、複数の第2ケーブルピンは、複数の連結ホールに挿入され得る。
【0093】
本発明のまた他の特徴によれば、複数の第1ケーブルピンと複数の第2ケーブルピンは、同一線上に配置され得る。
【0094】
本発明のまた他の特徴によれば、複数の第1ケーブルピンの一側に少なくとも一つの連結ホールが形成され、複数の第1ケーブルピンと複数の第2ケーブルピンは、異なる線上に配置され、複数の第2ケーブルピンと少なくとも一つの連結ホールは、同一線上に配置され得る。
【0095】
本発明のまた他の特徴によれば、駆動印刷回路基板及び制御印刷回路基板それぞれは、複数の接触パッドを含み、複数の接触パッドの間の間隔が複数の第1ケーブルピンの間の間隔及び複数の第2ケーブルピンの間の間隔より狭くてよい。
【0096】
本発明のまた他の特徴によれば、複数の第1ケーブルピンのうちヒンジ軸に隣接した第1ケーブルピン、及び複数の第2ケーブルピンのうちヒンジ軸に隣接した第2ケーブルピンは、電源ケーブルピンに該当し得る。
【0097】
以上、添付の図面を参照して、本発明の実施例をさらに詳細に説明したが、本発明は、必ずしもこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想を外れない範囲内で多様に変形実施され得る。従って、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。それゆえ、以上において記述した実施例は、全ての面で例示的なものであり、限定的ではないものと理解すべきである。本発明の保護範囲は、下記の請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6