特開2021-107077(P2021-107077A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニーの特許一覧

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-107077(P2021-107077A)
(43)【公開日】2021年7月29日
(54)【発明の名称】化学吸収剤組成物
(51)【国際特許分類】
   B01J 20/08 20060101AFI20210702BHJP
   B01D 53/14 20060101ALI20210702BHJP
   B01J 20/30 20060101ALI20210702BHJP
   C01D 3/04 20060101ALI20210702BHJP
【FI】
   B01J20/08 C
   B01D53/14 100
   B01J20/30
   C01D3/04 A
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2021-46206(P2021-46206)
(22)【出願日】2021年3月19日
(62)【分割の表示】特願2018-505585(P2018-505585)の分割
【原出願日】2016年7月12日
(31)【優先権主張番号】1513836.5
(32)【優先日】2015年8月5日
(33)【優先権主張国】GB
(71)【出願人】
【識別番号】590004718
【氏名又は名称】ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニー
【氏名又は名称原語表記】JOHNSON MATTHEY PUBLIC LIMITED COMPANY
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】デイヴィス, デーヴィッド ジョナサン
(72)【発明者】
【氏名】ラファティ, ポール
(72)【発明者】
【氏名】ヴァス, イレイン マーガレット
【テーマコード(参考)】
4D020
4G066
【Fターム(参考)】
4D020AA08
4D020AA10
4D020BA01
4D020BA06
4D020BA08
4D020BA09
4D020BB01
4D020CA01
4D020DA03
4D020DB07
4D020DB10
4D020DB20
4G066AA20B
4G066AA43B
4G066AA63D
4G066BA09
4G066BA20
4G066BA36
4G066CA31
4G066DA05
4G066DA09
4G066FA03
4G066FA21
4G066FA25
4G066FA27
4G066FA34
4G066FA37
(57)【要約】      (修正有)
【課題】炭化水素プロセス流からハロゲン化物を除去するのに有用でありうる微粒子組成物、微粒子組成物を形成する方法、および微粒子組成物を用いた炭化水素含有プロセス流からハロゲン化合物を除去する方法を提供する。
【解決手段】炭化水素含有プロセス流からのハロゲン化合物の除去における使用のための微粒子組成物であって、約75重量%の重炭酸ナトリウム、約12.5重量%のアルミナ三水和物及び約12.5重量%のアタパルジャイト粘土を含む微粒子組成物。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
炭化水素含有プロセス流からのハロゲン化合物の除去における使用のための、金属炭酸塩及び/又は金属重炭酸塩とアルミニウム化合物とを含む微粒子組成物であって、金属炭酸塩及び金属重炭酸塩化合物の前記アルミニウム化合物に対する重量比が少なくとも3:1であることを特徴とする、組成物。
【請求項2】
金属炭酸塩及び金属重炭酸塩化合物の前記アルミニウム化合物に対する重量比が少なくとも4:1である、請求項1に記載の微粒子組成物。
【請求項3】
金属炭酸塩が、炭酸カリウム、炭酸カルシウム又は炭酸ナトリウムから選択される、請求項1又は2に記載の微粒子組成物。
【請求項4】
金属重炭酸塩が、重炭酸カリウム又は重炭酸ナトリウムから選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の微粒子組成物。
【請求項5】
金属重炭酸塩と金属炭酸塩との混合物を含有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の微粒子組成物。
【請求項6】
金属炭酸塩及び金属重炭酸塩の総量における金属炭酸塩の量が0から75重量%である、請求項1から5のいずれか一項に記載の微粒子組成物。
【請求項7】
金属炭酸塩及び金属重炭酸塩の総量における金属炭酸塩の量が20から60重量%である、請求項6に記載の微粒子組成物。
【請求項8】
アルミニウム化合物が、アルミニウムの酸化物又は水酸化物、好ましくはアルミナ又はアルミナ水和物である、請求項1から7のいずれか一項に記載の微粒子組成物。
【請求項9】
結合剤をさらに含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の微粒子組成物。
【請求項10】
a. 金属炭酸塩及び/又は金属重炭酸塩化合物、
b. アルミニウム化合物、及び
c. 任意選択的に結合剤
を水の存在下で一緒に混合する工程と、混合物を粒子に形成する工程とを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の微粒子組成物を形成する方法。
【請求項11】
形成された粒子を120℃未満で乾燥させる工程をさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
乾燥が25から90℃の範囲の温度で行われる、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
混合物が、造粒、打錠又は押出によって粒子に形成される、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
粒子が、少なくとも0.2mm、好ましくは0.8mm、より好ましくは少なくとも1mmの平均サイズ(直径又は同等の寸法)を有する、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
請求項1から9に記載の、又は請求項10から14のいずれか一項に記載の方法によって調製される微粒子組成物を使用して、炭化水素含有プロセス流からハロゲン化合物を除去するための方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、炭化水素プロセス流からハロゲン化物種を除去するのに有用でありうる吸収剤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
ハロゲン化物保護としての使用のための吸収剤は、長年にわたって広く使用されている。米国特許第5,897,845号は、アルミナ三水和物の粒子と、前記アルミナ三水和物の重量部当たり0.5から2重量部の、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム及びそれらの混合物からなる群より選択されるナトリウム成分の粒子と、5から20重量%の結合剤との均質混合物を含む吸収剤顆粒が記載されており、前記アルミナ三水和物、ナトリウム成分及び結合剤は、900℃で顆粒の試料を点火した後に、少なくとも20重量%の酸化ナトリウム(NaO)含有量を有するような割合で存在する。そのような吸収剤顆粒を製造及び使用するための方法もまた記載されている。国際公開第2007061607号は、固体アルカリ金属炭酸塩、再水和可能なアルミナと水又は金属塩の水溶液との反応生成物である複合吸着剤を記載している。成分間の反応は、微粒子を形成し、その後に高温で硬化及び活性化する間に起こる。複合吸着剤は、10〜25質量%のNaOを含む。塩化物の吸収及び使用の安定性について高い能力を呈する改良された吸収性組成物の必要性が存在する。
【発明の概要】
【0003】
本発明により、出願人は、炭化水素含有プロセス流からのハロゲン化合物の除去における使用のための、金属炭酸塩及び/又は金属重炭酸塩とアルミニウム化合物とを含む微粒子組成物であって、金属炭酸塩及び金属重炭酸塩化合物の前記アルミニウム化合物に対する重量比が少なくとも3:1であることを特徴とする、組成物を提供する。
【0004】
金属炭酸塩及び金属重炭酸塩化合物の前記アルミニウム化合物に対する重量比は少なくとも4:1でありうる。金属炭酸塩及び/又は重炭酸塩化合物は、固体化合物として存在し、計算される。金属炭酸塩/重炭酸塩のアルミニウム化合物に対する比は、従来技術の吸収剤と比較して特に高く、塩化物に高容量を提供するのに非常に効果的である。炭酸塩及び重炭酸塩の相対的な割合が非常に高い可能性があることは驚くべきことである。なぜなら、材料の強度が実用には低すぎることが予想されるからである。出願人は、組成物が、いくつかの先行する市販の吸収剤と少なくとも同じ程度強力であり、同じ程度の耐摩耗性を有する吸収剤粒子を提供することを発見した。
【発明を実施するための形態】
【0005】
「金属炭酸塩」とは、アニオンが炭酸(CO)アニオンである金属化合物を意味する。「金属重炭酸塩」とは、アニオンが炭酸水素(HCO)アニオンである金属化合物を意味する。金属炭酸塩は、アルカリ金属炭酸塩又はアルカリ土類金属炭酸塩、特に炭酸カリウム、炭酸カルシウム又は炭酸ナトリウム十水和物、炭酸ナトリウム七水和物及び炭酸ナトリウム一水和物のような水和物の形態を含む、炭酸ナトリウム(NaCO)であってもよい。高度に水和された炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウム一水和物又は無水炭酸ナトリウムよりも著しく低い融点を有する傾向があり、したがって、取り扱いが容易であるため、これらのあまり水和していない形態が好ましいことがある。重炭酸金属は、アルカリ金属重炭酸塩又はアルカリ土類金属重炭酸塩、特に重炭酸カリウム又は重炭酸ナトリウム(NaHCO)でありうる。組成物は、金属重炭酸塩と金属炭酸塩との混合物を含有しうる。組成物が炭酸ナトリウム及び重炭酸ナトリウムの両方を含むとき、ナトリウム化合物は、ほぼ等量の炭酸塩及び重炭酸塩を含有する天然材料であるセスキ炭酸ナトリウムの形態で存在しうる。他の天然に存在する材料及びヒドロキシカーボネート材料を含む他の形態の炭酸塩及び重炭酸塩材料が使用されうる。金属炭酸塩及び金属重炭酸塩の総量における金属炭酸塩の量は0から60重量%である。本発明の特定の実施態様において、金属炭酸塩及び金属重炭酸塩の総量における金属炭酸塩の量は30から60重量%である。試料を900℃で点火した後、組成物は、少なくとも25重量%、特に少なくとも30重量%の酸化ナトリウム(NaO)含有量を有しうる。
【0006】
アルミニウム化合物は、好ましくはアルミニウムの酸化物又は水酸化物、例えば、遷移アルミナ又は水和アルミナを含むアルミナである。アルミニウム化合物は、水和アルミナ、例えば、アルミナ三水和物(Al(OH))若しくはAl・3HO又は酸化アルミニウム−水酸化物(AlO(OH))若しくはAl・HOでありうる。水和アルミナは、異なる形態、例えば、ベーマイト、ギブサイト、ハイドラーギライト、バイヤライトで利用可能であり、γ−AlO(OH)、α−Al(OH)、β−Al(OH)及びγ−Al(OH)のような異なる名称によって知られている。任意選択的には、遷移形態のアルミナが存在しうる。遷移アルミナは、アルミナ三水和物又はベーマイトの部分脱水により形成され、異なる遷移アルミナは脱水の異なる段階で形成される。
【0007】
組成物は、結合剤をさらに含んでもよい。適切な結合剤は、粘土材料、例えばセピオライト又はアタパルジャイト、及びアルミン酸カルシウムセメントのようなセメントを含む。組成物中の結合剤の量は、存在する場合、アルミニウム化合物の結合剤に対する重量比が0.5〜2:1となるような量でありうる。
【0008】
本発明の組成物の例として、出願人は、約75重量%の重炭酸ナトリウム、12.5重量%のアルミナ三水和物及び12.5重量%のアタパルジャイト粘土を含む組成物が塩化物の除去に高い能力を提供することを発見した。そのような組成物は、900℃での試料の点火後、少なくとも45重量%の酸化ナトリウムの含有量を有する。
【0009】
本発明の組成物のさらなる例として、出願人は、約50重量%の重炭酸ナトリウム、約25重量%の炭酸ナトリウム、約16.7重量%のアルミナ三水和物及び8.3重量%のアタパルジャイト粘土を含む組成物が塩化物の除去に高い能力を提供することを発見した。
【0010】
吸収剤組成物は、B.E.T.法により測定される場合、好ましくは少なくとも5m−1、より好ましくは少なくとも10m−1の表面積を有する。
【0011】
組成物は、好ましくは、少なくとも0.2mm、好ましくは0.8mm、より好ましくは少なくとも1mmの平均サイズ(直径又は同等の寸法)を有する粒子の形態で提供される。粒子サイズ範囲は、好ましくは0.2mmから10mm、より好ましくは2から5mmである。粒子は、典型的には、<10mm、好ましくは<5mmの最小寸法を有する。粒子サイズは従来の方法を使用して決定されうる。粒子は、顆粒、凝集体、球、円筒、環、サドル又は別の形の形態であってもよい。粒子は、造粒、打錠又は押出により形成されうる。出願人が微粒子吸収剤組成物について言及するとき、出願人は、吸収剤の粒子は、組成物の原料の全てを含むことを意味し、材料のそれぞれの粒子が別々に使用されることを意味しない。
【0012】
一実施態様において、組成物の材料、即ち、固体の金属炭酸塩及び/又は金属重炭酸塩化合物、アルミニウム化合物並びに結合剤は、存在する場合、水のような液体の存在下で一緒に混合され、顆粒を形成する。顆粒は、その後、120℃未満の温度、通常25〜90℃、特に30〜65℃の範囲の温度で乾燥する。乾燥した顆粒は、細粒及びサイズの大きな粒子を除去するために、例えば篩によって分類されうる。乾燥した粒子は、熱処理又は焼成を施されうる。そのような焼成は、金属炭酸塩又は金属重炭酸塩を分解して、酸化物を形成しうる。この工程が行われる場合、焼成温度は、通常600℃未満、例えば300〜550℃である。
【0013】
吸収剤組成物は、炭化水素含有プロセス流からハロゲン化合物を除去するのに有用である。ハロゲン化合物は、有機ハロゲン化物、例えばアルキル−ハロゲン化物(RCl、ここでRは炭化水素。)又は無機ハロゲン化物、例えば塩化水素、HClでありうる。特に、吸収剤は、有機塩化物及び/又はHClの除去に使用されうる。有機ハロゲン化物及び/又はハロゲン化物の炭化水素からの除去は、特に石油精製において実践されている。したがって、好ましい炭化水素流は、精製プロセス流である。炭化水素流は、液体又はガス相に存在しうる。
【0014】
本発明について、以下の実施例で更に説明する。
【実施例】
【0015】
実施例1
6:1:1の重量比の重炭酸ナトリウム、アルミナ三水和物(ギブサイト)及び結合剤(アタパルジャイト粘土)の粉末を混合することにより、本発明の組成物の顆粒を調製した。水を添加して遊星型(Hobart)ミキサーを使用して、粉末を顆粒に形成した。結果として生じた顆粒状の材料を、25℃(又は90℃−表1を参照のこと。)でオーブン内空気中で乾燥させた。その後、顆粒を2〜4.8mmのサイズ分画に篩分けし、以下の実施例4に記載されるような塩化物容量について試験した。
【0016】
実施例2
6:3:2:1の重量比の重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、アルミナ三水和物(ギブサイト)及び結合剤(アタパルジャイト粘土)の粉末を混合することにより、本発明の組成物の顆粒を調製した。水を添加して遊星型(Hobart)ミキサーを使用して、粉末を顆粒に形成した。結果として生じた顆粒状の材料を、30℃(又は90℃−表1を参照のこと。)でオーブン内空気中で乾燥させた。その後、顆粒を2.8〜4.8mmのサイズ分画に篩分けし、以下の実施例4に記載されるような塩化物容量について試験した。
【0017】
実施例3(比較例)
55:45:11の比の重炭酸ナトリウム、アルミナ三水和物及び結合剤の粉末を混合することにより、本発明の組成物の顆粒を調製した。Hobartミキサーを使用し、水を添加して、粉末を顆粒に形成した。結果として生じた顆粒状の材料を、25℃(又は90℃−表1を参照のこと。)でオーブン内空気中で乾燥させた。その後、顆粒を2〜4.8mmのサイズ分画に篩分けし、以下の実施例4に記載されるような塩化物容量について試験した。
【0018】
実施例4 塩化物飽和試験
実施例1及び2で作製された吸収剤顆粒のそれぞれの10mlの試料を、1体積%のHClを含有する水素を、大気圧約20℃で22時間にわたって試料を通過させることにより、HCl吸収特性に関して別々に試験した。ガス流量を45リットル/時に設定し、4,500hr−1のGHSVを得た。その後、試料を挽き砕き、市販の塩化物分析器(Sherwood Scientific Ltd)を使用して塩化物含有量に関して試験した。分析の前に、挽き砕いた試料を硝酸/水混合物中で反応させ、そのようにしなければ塩化物分析を妨げるであろうAg塩の形成を防いだ。
【手続補正書】
【提出日】2021年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
炭化水素含有プロセス流からのハロゲン化合物の除去における使用のための微粒子組成物であって、約75重量%の重炭酸ナトリウム、約12.5重量%のアルミナ三水和物及び約12.5重量%のアタパルジャイト粘土を含む微粒子組成物。
【請求項2】
炭化水素含有プロセス流からのハロゲン化合物の除去における使用のための微粒子組成物であって、約50重量%の重炭酸ナトリウム、約25重量%の炭酸ナトリウム、約16.7重量%のアルミナ三水和物及び8.3重量%のアタパルジャイト粘土を含む微粒子組成物。
【請求項3】
a.ナトリウム及び/又は重炭酸ナトリウム化合物、
b. アルミニウム三水和物並びに
c. アタパルジャイト粘土
を水の存在下で一緒に混合する工程と、混合物を粒子に形成する工程とを含む、請求項1又は2に記載の微粒子組成物を形成する方法。
【請求項4】
形成された粒子を120℃未満で乾燥させる工程をさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項5】
乾燥が25から90℃の範囲の温度で行われる、請求項に記載の方法。
【請求項6】
混合物が、造粒、打錠又は押出によって粒子に形成される、請求項からのいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
粒子が、少なくとも1mmの平均サイズを有する、請求項からのいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の微粒子組成物、又は請求項からのいずれか一項に記載の方法によって調製される微粒子組成物を使用して、炭化水素含有プロセス流からハロゲン化合物を除去するための方法。
【外国語明細書】
2021107077000001.pdf