特開2021-108610(P2021-108610A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2021-108610動物等移動体の管理及び行動制御システム
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  • 特開2021108610-動物等移動体の管理及び行動制御システム 図000003
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  • 特開2021108610-動物等移動体の管理及び行動制御システム 図000005
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-108610(P2021-108610A)
(43)【公開日】2021年8月2日
(54)【発明の名称】動物等移動体の管理及び行動制御システム
(51)【国際特許分類】
   A01M 29/30 20110101AFI20210705BHJP
【FI】
   A01M29/30
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2020-3994(P2020-3994)
(22)【出願日】2020年1月14日
(71)【出願人】
【識別番号】719000649
【氏名又は名称】三浦 大樹
(72)【発明者】
【氏名】三浦 大樹
(72)【発明者】
【氏名】馬場 道浩
【テーマコード(参考)】
2B121
【Fターム(参考)】
2B121AA01
2B121BB30
2B121BB32
2B121BB35
2B121FA12
2B121FA14
(57)【要約】
【課題】イノシシやシカ等の増加により農作物や人的被害が増え、地域生活の安全管理が課題となっている。イノシシ等が現れた場合、報道や地域情報システム等で情報伝達がされる他、民家や農地の周辺などではフェンスや電気柵等の設置、狩猟が対策として行われているが、効果は限定的で地域生活の安全管理は不十分である。一方、イノシシやシカの肉は近年ジビエとして注目されているが安定供給できていない。
【解決手段】本発明は動物等移動体に取り付け位置情報を受信する端末、境界線の座標情報で構築されたバーチャルフェンス(以下VFと略記)、これらを繋ぐ情報伝達手段から構成される。動物等移動体の端末は自らの位置がVF外であった場合、端末からの警告音等により動物等移動体がVF内へ戻るよう行動を制御すると共に、現在地等の情報を確認できる。また、食用適期の個体を狩猟エリアへ誘導し、狩猟の省力化と食肉の安定供給を可能とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
処理ユニット、警告ユニット、アンテナユニット、伸縮調整ユニット、脱着ユニット、電源ユニット等を連結することで機能する端末を動物等移動体に取り付けることで、動物等移動体の現在地や行動量等を管理すると共に、動物が活動しても実害が少ない地域をパソコンやタブレット端末、スマートフォン等で地図上から選んで囲み、その境界線座標情報により構築されたバーチャルフェンスと端末から発生された警告等を組み合わせることで、動物等移動体がバーチャルフェンス内で生活するよう行動を制御するシステム。
【請求項2】
動物等移動体に取り付けた端末の位置情報により、現在地を一括、もしくは個別に文字情報、もしくは地図情報として表示することができ、メール等による送信、WEB画面での確認を可能とするだけでなく、動物等移動体がバーチャルフェンスの外に出た場合には同様の手段にて予め指定された危害予想情報や移動体の現在地を通知するシステム。
【請求項3】
バーチャルフェンスの境界線座標情報を個体識別番号等と紐付けすることで個々の動物等移動体について行動を制御し、食用適期の個体については狩猟エリアへ誘導することで、狩猟の更なる省力化を実現すると共に、必要な時に必要な量の食肉を安定的に供給し、動物の活動履歴をトレーサビリティすることで食肉の安全や価値の向上にも寄与できるシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動物等移動体に取り付けた端末により移動体の現在地や行動量等を管理すると共に、境界線座標情報で構築されたバーチャルフェンス、端末から発せられた警告音等を組み合わせることで、動物等移動体の行動を制御するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
全国的にイノシシやシカ等の動物が増加し、生息域が拡大している。これにより、動物の生息域が人間の生活域と交わることとなり、農作物被害や人的被害が増え、地域生活における安全管理が大きな課題となっている。
【0003】
イノシシなどが市街地に現れた場合、報道や地域情報システム等にて情報伝達が行われる他、民家や農地の周辺などでは金網や電気柵等の物理的なフェンスの設置、更に狩猟免許等の資格を有する狩猟者による狩猟が主な対策として行われている。しかし、情報伝達は常に出現後に行われるため対応は後手になっている。また、物理的なフェンスも設置コストがかかる上、定期的な見回りも必要なため、実質的の設置は民家や農地の周辺に限られており、効果も十分では無かった。更に、電気柵は感電事故が発生する等、安全面での課題が指摘されている。
【0004】
狩猟有資格者は高齢化が進行しており、特に山奥まで狩猟対象の動物を追いかけることは重労働である。更に、搬送困難な場所で捕獲された個体の多くは埋設処分され、この場合は金銭的な利益をほぼ産み出さない。このため、狩猟者の収入は地方自治体の狩猟報奨金等に依存することが多く、狩猟者と地方自治体の双方に負担が大きくなっている。
【0005】
一方、イノシシやシカの肉は近年「ジビエ」として注目され、食用に向けた取り組みも各地で進められている。その際、問題となっているのが食肉の安定した品質と供給量である。しかし、人里離れた場所で捕獲された個体の多くは埋設処分されるため、食用に供される個体は全捕獲数の一部に過ぎない。また、食肉に供される個体も捕獲した現地で血抜き等が行われることが多く、品質や衛生管理の上で課題が多い。このため、現状では食品の衛生基準を満たした良質な食肉を、必要十分な量を安定的に市場で流通させるには至っていない。
【0006】
これに対し、特許文献1に示したような動物等移動体の位置情報を全地球測位システム(Global Positioning System:以下GPSと略す)等で把握するシステムが運用されている。更に、特許文献2は同等のシステムを山間部等電波事情の悪い場所での稼働を可能にするものである。
【0007】
また、特許文献3に示したように捕獲用の罠にカメラやセンサー、情報端末等を設置し、動物の捕獲を関係者へ情報伝達するシステムが運用されている。更に、人工知能(AI)による画像解析により、誤った動物の捕獲を抑える仕組みも開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開平11−94559
【特許文献2】特開2007−129654
【特許文献3】特許6405563
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
動物等移動体のGPSによる位置情報把握のシステムは、基本的に現在地を調べることを主な目的にしている。また、罠の捕獲情報伝達システムも狩猟の手間、特に罠の見回りを軽減することを目的としたものである。このため、イノシシやシカ等の動物による農作物被害や人的被害、狩猟の負担軽減には不十分であり、捕獲した動物を衛生的かつ必要十分量を流通させるにも至っていない。
【0010】
イノシシなどが市街地へ現れた際、報道や地域情報連絡システムなどで住民に連絡されるが、常に出現が確認された後であるため、地域生活における安全管理が遅れ、人的被害等も減っていない。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の課題を解決する本発明は、主に動物等移動体に取り付ける端末、境界線座標情報で構築されたバーチャルフェンス、これらを繋ぐ情報伝達手段から構成される。
【0012】
動物等移動体に取り付けられた端末は、GPSによる位置情報を取得し端末内に保存と共に、情報伝達手段によりパソコン、若しくはインターネット上に設けられたサーバー等の情報管理装置に個体識別番号と共に送信、保存される。
【0013】
一方、動物が活動しても実害が少ない地域等を地図上で選んで囲み、その境界線座標情報によりバーチャルフェンスを構築する。この作業はパソコンやタブレット端末、スマートフォン等のWEB画面での操作や閲覧が可能である。また、バーチャルフェンスの境界線座標情報は個体識別番号と紐付けすることで個々に設定できる他、複数番号の一括指定やグループ別指定も可能である。指定された境界線座標情報は動物等移動体に取り付けられた端末へ情報伝達手段により送信されると共に情報管理装置に保管される。
【0014】
各端末では保存した現在地の位置情報と、受信した境界線座標情報から、自端末の位置がバーチャルフェンスの中であるか外であるかを算出する。自端末の位置がバーチャルフェンスの中と算出された場合には、端末は待機し、常時もしくは一定時間毎に位置情報の取得と送信を繰り返す。一方、自端末の位置がバーチャルフェンスの外であると算出された場合には、端末の警告ユニットが起動し、警告等を発生させる。動物等移動体が警告等によりバーチャルフェンスの中に戻ったと判断されるまで警告等は連続もしくは断続的に続く。
【0015】
情報管理装置では、受信した個体識別番号と位置情報から、端末が取り付けられた動物等移動体について現在地を一括、もしくは個別に文字情報、もしくは地図情報として表示することができ、メール等による送信、WEB画面での確認が可能となる。
【0016】
情報管理装置においても各端末と同等の計算を行い、動物等移動体がバーチャルフェンスの外に出たと判断された場合、もしくは移動体から同様の情報が送信された場合、予め指定された危害予想情報や移動体の現在地を文字情報、もしくは地図情報として表示し、メール等による送信、WEB画面での確認が可能となる。
【発明の効果】
【0017】
本発明により、端末が取り付けられた動物等移動体は、バーチャルフェンスの中で活動するように行動制御される。バーチャルフェンスを人家や農地から離れた位置に設けることで、農作物被害や人的被害の軽減が期待され、バーチャルフェンスの外に動物等移動体が出た場合にはその情報がメール等により伝達され、地域生活の安全を実現する。
【0018】
バーチャルフェンスは個体毎に自在に設定できる。食用に適した個体のみバーチャルフェンスの境界線座標情報を狩猟やその後の運搬に適した場所に指定することで、適した場所に追い込んで狩猟が可能となる。更に、既存の罠の情報伝達システムと組み合わせることで、狩猟の更なる省力化を実現すると共に、必要な時に必要な量の食肉を安定的に供給できる。
【0019】
一定時間毎の位置情報から動物等移動体について、行動範囲や移動距離、他の端末が取り付けられた移動体の相互作用等を算出できる。更に、植生等の地理情報(Geographic Information System)と連携することで、動物等移動体がどのような環境で生活しているかを知ることが可能となる。これにより、食肉として供された動物の活動履歴をトレーサビリティすることが可能となり、食肉の安全や価値の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明に係るシステムの基本構成に関する概略的説明図である。
図2】本発明に係る動物等移動体に取り付ける端末の基本構成図である。
図3】本発明に係る端末の信号及び電流制御の概略的説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1は本システムを稼働させるに必要となる基本構成を示したものである。本システムは動物等移動体に取り付ける端末、利用者が準備するパソコンやタブレット端末、スマートフォン等の情報管理装置、情報管理装置で指定された境界線座標情報で構築されたバーチャルフェンス、これらを繋ぐ情報伝達手段から構成される。
【0022】
図2は動物等移動体に取り付ける端末の基本構成図である。処理ユニット(06)、警告ユニット(07)、アンテナユニット(08)、伸縮調整ユニット(09)、脱着ユニット(10)、電源ユニット(11)等を連結することで機能する。連結はボルトやリベット、各ユニットに設けられた凹凸の組み合わせ等によって行い、必要に応じて全体を樹脂製カバーなどで覆う。
【0023】
個々のユニットは金属もしくはそれに準ずる素材によって作られ、十分な強度や耐振動性能を備える他、防水構造や防塵構造を採用することで、動物の活動に耐える性能を有する。また、故障時等にはユニットごとのアッセンブリー交換が可能となる。
【0024】
処理ユニット(06)は、アンテナ部のGPS受信器による現在地の位置情報を情報伝達手段により受信したバーチャルフェンスの境界線座標情報と照合し、動物がバーチャルフェンスの内側と外側のいずれかを算出し、外側であれば警告ユニットに信号を出す機能を有する。また、情報伝達手段による現在地の位置情報送信、端末のソフトウェア等更新などの機能も有している。なお、バーチャルフェンスの境界線座標情報は情報伝達手段により更新されない限り、最新の情報を記憶しており、電波状況の悪い山間部や谷筋等では境界線座標情報が受信できなくてもGPSによる現在地の位置情報のみで警告ユニットを制御する。なお、処理ユニットには個体識別番号が割り振られ、位置情報の送信は個体識別番号と紐付けされて行われる。また、情報伝達手段により送受信される情報も必要に応じて紐付けされる。
【0025】
警告ユニット(07)は、動物の行動制御等に必要な刺激を動物に与えるユニットである。刺激は対象の動物に警戒感や不快感を与えるもので、具体的には超音波を含む警報音、高電圧による電撃、フラッシュバルブやLEDによる光の明滅等が挙げられる。警告ユニットには各刺激に必要な回路等が搭載され、遠隔操作により警報音は音量や周波数、発音パターン等が、LEDは光の色や明滅頻度等が変更できると共に、警告ユニットを任意で停止させることが可能である。更に、警告ユニットは左右に分割した構造が採用可能で(図1では左右に設けている)、それぞれ個別に制御することで動物を指定方向へ移動するよう促すことを可能とする。
【0026】
アンテナユニット(08)は、現在地の位置情報を調べるGPS受信機、バーチャルフェンスの座標情報受信等に用いる情報伝達手段の送受信機が組み込まれたユニットである。情報伝達手段には、利用場所に応じ、Bluetooth(登録商標)やWi−Fi、LPWA(LowPowerWideArea)等が単独もしくは複数を組み合わせて用いられる。
【0027】
伸縮調整ユニット(09)は、動物の成長に応じて首輪等の外周長を自動的に調整するユニットである。動物から外れないように適度な締め付けを維持できる構造とする。また、光や磁気センサー等を取り付けることで外周長を知ることができ、その情報は情報伝達手段により送信され、取り付けた動物の大きさや成長状況を求めることができる。
【0028】
脱着ユニット(10)は動物に端末を脱着する際に使用するユニットである。各ユニットの連結構造で代用することも可能である。
【0029】
電源ユニット(11)は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の電池、付属回路から成るユニットで、電池の容量に応じたサイズとする。また、付属回路には昇圧と共に消費電力削減のため端末を一定時間毎に起動する機能を搭載する。更に、長期の運用に備え、振動による誘導発電等により補充電する構造を内蔵、もしくは接続することが可能である。
【0030】
本システムでは、動物等移動体に取り付けた端末は動物の狩猟時等、もしくは適宜回収し、必要な保守の後に再利用することを基本とするが、端末を動物等移動体から自動的、もしくは意図的に落下させる機能を搭載することも可能である。
【0031】
実際の運用では、本システムの利用者が動物等移動体に端末を取り付ける。罠などで捕獲したイノシシなどの子供が主な対象であり、脱着ユニットの開閉により動物等移動体に端末を取り付ける。その際、伸縮調整ユニットは最も縮めた状態で用いユニットの接続数や動物等移動体の大きさに応じて、適当な長さのスペーサーを取り付けることで締め付けを調整する。端末は首輪の他、動物等移動体の特性に合わせ背負子やたすき掛け等形態を採る場合ことが可能である。最後に、端末を起動させ、機能を確認した後、動物等移動体は別途指定されたバーチャルフェンス内へ放つ。
【0032】
一方、本システムの利用者はパソコンやタブレット端末、スマートフォン等により動物が活動しても実害が少ない地域を地図上で選んで囲み、バーチャルフェンスを構築する。その境界線座標情報は情報管理装置に保管された後、定期的もしくは随時、情報伝達手段により個々の端末に送信され、受信した各端末にて保存される。
【0033】
動物等移動体に取り付けられた各端末は、図3に示したプロセスを処理する。まず、常時、もしくは一定時間毎にGPSによる現在地の位置情報を受信し、端末内に保存すると共に情報伝達手段により情報管理装置へ送信される。
【0034】
動物等移動体に取り付けられた各端末は、現在地の位置情報と境界線座標情報から、自端末の位置がバーチャルフェンスの中であるか外であるかを算出する。自端末の位置がバーチャルフェンスの中と算出された場合には、端末は待機し、常時もしくは一定時間毎に位置情報の取得と送信を繰り返す。
【0035】
一方、自端末の位置がバーチャルフェンスの外であると算出された場合には、端末の警告ユニットが起動し、予め指定された警告音等を発生させる。その後、端末が受信した位置情報から動物等移動体がバーチャルフェンスの中に戻ったことが確認されるまで警告音等は連続もしくは断続的に続く。
【0036】
情報管理装置では、各端末の位置情報を文字情報、もしくは地図情報としてWEB画面で確認できる。また、バーチャルフェンスの境界線座標情報から動物等移動体がバーチャルフェンスの外に出たと判断された場合、予め指定された危害予想情報や動物等移動体の現在地を文字情報、もしくは地図情報として表示し、メール等による送信、WEB画面での確認が可能となる。
【0037】
端末を取り付けた動物等移動体が成長し、首輪等がきつくなった際は、伸縮調整ユニット(09)が首輪等の外周長を自動的に調整する。また、その情報は伸縮調整ユニット(09)に取り付けられた光や磁気センサー等で知ることができ、その情報は情報伝達手段により情報管理装置へ送信することが可能である。
【0038】
端末を取り付けた動物等移動体、特にイノシシ等が狩猟適期になった時点で、狩猟対象の個体についてバーチャルフェンスの座標情報を狩猟エリアへと変更する。狩猟エリアは、罠の設置、搬出が容易な作業道沿いなどを設定することが可能である。変更された座標情報は、情報伝達手段により対象となった端末へと送信、各端末で保管され、対象となった動物等移動体を警告等により狩猟エリアへと誘導する。
【0039】
端末を取り付けた動物等移動体の行動状況を踏まえながら、バーチャルフェンスの座標情報を適宜変更し、行動範囲をより罠の近い場所へと徐々に絞り込んでいく。最後に、対象となった動物等移動体の位置情報が罠や檻の位置と重なった時点で捕獲されたと判断される。なお、この際、罠のカメラなど既存システムを併用すると、捕獲状況がより正確に把握できる。
【0040】
本システムの利用者は動物等を捕獲し、食肉加工施設等へ搬出すると共に、取り付けられていた端末を回収する。回収された端末は、電源ユニットの充電もしくは交換、その他のユニットを含め機能確認、必要な補修等を行った後、再利用する。
【符号の説明】
【0041】
01 動物等移動体
02 端末
03 バーチャルフェンス
04 情報伝達手段
05 情報管理装置
06 処理ユニット
07 警告ユニット
08 アンテナユニット
09 伸縮調整ユニット
10 脱着ユニット
11 電源ユニット
図1
図2
図3