(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-111605(P2021-111605A)
(43)【公開日】2021年8月2日
(54)【発明の名称】火事向けの非常ランプ
(51)【国際特許分類】
H05B 47/28 20200101AFI20210705BHJP
F21S 9/02 20060101ALI20210705BHJP
F21V 23/00 20150101ALI20210705BHJP
F21V 23/04 20060101ALI20210705BHJP
【FI】
H05B47/28
F21S9/02 200
F21V23/00 110
F21V23/04
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2020-88957(P2020-88957)
(22)【出願日】2020年5月21日
(31)【優先権主張番号】202010006743.5
(32)【優先日】2020年1月3日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】祝良
【テーマコード(参考)】
3K014
3K273
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K273PA08
3K273QA35
3K273QA36
3K273SA09
3K273SA22
3K273SA34
3K273SA35
3K273SA40
3K273SA52
3K273SA60
3K273TA12
3K273TA15
3K273TA41
3K273TA42
3K273UA29
3K273VA04
3K273VA06
3K273VA08
(57)【要約】
【課題】本発明は火事向けの非常ランプを開示した。
【解決手段】
本体を含み、前記本体の中には第一連結空間が設置され、前記第一連結空間の右側には第二連結空間が設置され、前記本体の上側壁にはランプバルブ、煙感知器が左方から右方へと固定的に設置され、前記第一連結空間の中には第一導電ブロックが設置され、本願発明はランプバルブが短絡する時、バイメタル板が高温の影響を受けて変形することにより、バックルを位置制限ブロックから離脱させられ、電気回路を切り、ランプバルブを保護し、火事が発生するとき、本願発明は予備電池によりランプバルブを点灯させ、本願発明は操作が簡単で、製造コストが低く、電気回路が短絡すると、電気回路を切ってランプバルブを保護し、火事が発生するとき、本願発明はランプバルブを再び点灯させることができ、火事現場で周囲が暗くて人が押し寄せてケガ人が出る事故の発生を避けられる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の中には第一連結空間が設置され、前記第一連結空間の右側には第二連結空間が設置され、前記本体の上側壁にはランプバルブ、煙感知器が左方から右方へと固定的に設置され、前記第一連結空間の中には第一導電ブロックが設置され、前記第一導電ブロックの左側末端には第一案内溝が形成され、前記第一導電ブロックの右側末端には第二案内溝が形成され、前記第一案内溝の中には左方に前記本体の外部まで伸びた第一導電ロッドがスライド可能に設置され、前記本体の外部において前記第一導電ロッドの左側末端には電圧線が連結され、前記第一導電ロッドの下側壁には鉄ブロックが固定的に設置され、前記第一連結空間の下側壁には第一補助ブロックが固定的に設置され、前記第一補助ブロックの右側壁と前記鉄ブロックの左側壁との間には第一ばねが固定的に設置され、前記第一連結空間と前記第二連結空間との間には第二導電ロッドが固定的に設置され、前記第一連結空間の右側壁には左方に伸びられる第四導電ロッドが固定的に設置され、前記第四導電ロッドが前記第二導電ロッドの下側に位置し、前記第四導電ロッドにはコイルが巻き付けられ、前記コイルの両端が前記第二導電ロッドに固定的に設置され、前記第二連結空間の左側壁には第三導電ロッドが固定的に設置され、前記第三導電ロッドと前記第一導電ロッドとが第一リード線により連結され、前記第三導電ロッドと前記ランプバルブの陽極とが第二リード線により連結され、前記第一連結空間の中には手動で電圧線と前記ランプバルブの陽極とを連結させられる手動連結機構が設置され、前記第一連結空間の中には切り機構が設置され、前記切り機構は前記ランプバルブが短絡するとき、電圧線と前記ランプバルブの陽極との連結を切ることができることを特徴とする火事向けの非常ランプ。
【請求項2】
前記手動連結機構は前記第一導電ブロックの前側壁に固定的に設置された第一固定棒状体を含み、前記第一連結空間の右側壁には左方に伸びられる第一案内ロッドが固定的に設置され、前記第一案内ロッドには第一ラックがスライド可能に、かつ前記第一案内ロッドをカバーするように設置され、前記第一ラックには第二補助ブロックが固定的に設置され、前記第二補助ブロックの右側壁と前記第一連結空間の右側壁との間には第二ばねが固定的に設置され、前記第一連結空間の上側壁には第三案内溝が形成され、前記第三案内溝の中には第一プッシュロッドが設置され、前記第一連結空間の上側壁の前後位置には第一支持台が対称的に、かつ固定的に設置され、両側の前記第一支持台の間には第一伝動軸が回転可能に設置され、前記第一プッシュロッドが前記第一伝動軸に固定的に設置され、前記第一伝動軸にはまた前記第一ラックと噛み合った第一歯車が固定的に設置され、前記第一ラックの前側壁には第二固定棒状体が固定的に設置され、前記第一連結空間の前後壁の間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸には第一連結棒が固定的に設置され、前記第一連結棒において前記第一回転軸を対称中心にする上下位置には第四案内溝が形成され、前記第二固定棒状体が上側の前記第四案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第一固定棒状体が下側の前記第四案内溝の中にスライド可能に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項3】
前記切り機構は前記第一連結空間の左側壁の前後位置に対称的に、かつ固定的に設置された第二支持台を含み、両側の前記第二支持台の間には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸にはバックルが固定的に設置され、前記第一連結空間の左側壁にはまた支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックが前記バックルの下側に位置し、前記支持ブロックには発熱体が取り付けられ、前記バックルと前記発熱体との間にはバイメタル板が設置され、前記バイメタル板が前記第一連結空間の前後壁に固定的に設置され、前記バックルの上側壁と前記第一連結空間の上側壁との間には第三ばねが固定的に設置され、前記第一ラックの上側壁には位置制限ブロックが固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項4】
前記第二連結空間の上側壁には中性線を連結する第五導電ロッドが固定的に設置され、前記第二連結空間の下側には予備電池が設置され、前記予備電池は火事が発生したとき、電気を提供でき、前記第二連結空間の中には第一連結機構が設置され、前記第一連結機構は火事が発生したとき、前記ランプバルブの陽極を前記予備電池の陽極と連結でき、前記第二連結空間の中には第二連結機構が設置され、前記第二連結機構は火事が発生したとき、前記ランプバルブの陰極を前記予備電池の陰極と連結でき、前記第二連結空間の中には前記第一連結機構と前記第二連結機構とを連動させられる連動機構が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項5】
前記第一連結機構は前記第二連結空間の前側壁に回転可能に設置された第三回転軸を含み、前記第二連結空間の下側壁には第三補助ブロック、第四補助ブロックが左方から右方へと固定的に設置され、前記第三補助ブロックには第五案内溝が形成され、前記第五案内溝の中には第二導電ブロックがスライド可能に設置され、前記第二導電ブロックの左側末端には第六案内溝が形成され、前記第六案内溝の中には左右に伸びられる第六導電ロッドがスライド可能に設置され、前記第六導電ロッドの右側末端と第六案内溝の右側壁との間には第四ばねが固定的に設置され、前記第六導電ロッドの左側末端が前記第三回転軸に固定的に設置され、前記第六導電ロッドの下側壁と前記予備電池の陽極とが第三リード線により連結され、前記第六導電ロッドの下側壁と前記第二連結空間の下側壁との間には第五ばねが固定的に設置され、前記第四補助ブロックには第七案内溝が形成され、前記第七案内溝の中には左右に伸びられる第二プッシュロッドがスライド可能に設置されていることを特徴とする請求項4に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項6】
前記第二連結機構は前記第二連結空間の後側壁に回転可能に設置された第四回転軸を含み、前記第二連結空間の上側壁には第五補助ブロックが固定的に設置され、前記第五補助ブロックには第八案内溝が形成され、前記第八案内溝の中には第三導電ブロックがスライド可能に設置され、前記第三導電ブロックの左側末端には第九案内溝が形成され、前記第九案内溝の中には左右に伸びられる第七導電ロッドがスライド可能に設置され、前記第七導電ロッドの右側末端が前記第四回転軸に固定的に設置され、前記第七導電ロッドの右側末端と前記第九案内溝の右側末端との間には第六ばねが固定的に設置され、前記第七導電ロッドの上側壁と前記第二連結空間の上側壁との間には第七ばねが固定的に設置され、前記第四回転軸と前記ランプバルブの陰極とが第四リード線により連結され、前記第二連結空間の右側壁には第二案内ロッドが固定的に設置され、前記第二案内ロッドには第二ラックがスライド可能に、かつ前記第二案内ロッドをカバーするように設置され、前記第二連結空間の左側壁には第八導電ロッドが固定的に設置され、前記第八導電ロッドと前記予備電池の陰極とが第一歯車により連結されていることを特徴とする請求項4に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項7】
前記連動機構は前記第二連結空間の前側壁に取り付けられたモータを含み、前記モータの後側壁には第二伝動軸が取り付けられ、前記第二伝動軸には第二連結棒が固定的に設置され、前記第二連結棒において前記第二伝動軸を対称中心にする上下位置には第十案内溝が形成され、前記第二連結空間の右側壁には第三案内ロッドが固定的に設置され、前記第三案内ロッドには第三ラックがスライド可能に、かつ前記第三案内ロッドをカバーするように設置され、前記第三ラックの前側壁には第三固定棒状体が固定的に設置され、前記第二プッシュロッドの後側壁には第四固定棒状体が固定的に設置され、前記第四固定棒状体が下側の前記第十案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第三固定棒状体が上側の前記第十案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第二連結空間の上側壁には第三伝動軸が回転可能に設置され、前記第三伝動軸には前記第二ラックと噛み合うと同時に前記第三ラックと噛み合う第二歯車が固定的に設置されていることを特徴とする請求項4に記載の火事向けの非常ランプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は電気回路制御技術分野に関わり、具体的には火事向けの非常ランプである。
【背景技術】
【0002】
非常ランプは生産、生活に極めて重要な作用を果たせ、例えば、避難通路の非常灯、避難通路の信号灯があり、ビルなど二つの回路の電源により給電する場所では、一つの回路が停電すると、灯具は要求に応じて自動的にもう一つの回路の電源を入れて持続的に照明する必要があり、一般的に、屋内に非常灯を取り付けなく、例えば火事が発生すると、ブレーカーを切ることで、家庭用灯具を使用できなくなり、屋内に閉じ込められた人の回りは暗くなり、早急な措置を施せる装置を探し出して使用することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103918015号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明の目的は火事向けの非常ランプを提供し、既存の技術にある上記の欠点を解消することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明に記載の火事向けの非常ランプは、本体を含み、前記本体の中には第一連結空間が設置され、前記第一連結空間の右側には第二連結空間が設置され、前記本体の上側壁にはランプバルブ、煙感知器が左方から右方へと固定的に設置され、前記第一連結空間の中には第一導電ブロックが設置され、前記第一導電ブロックの左側末端には第一案内溝が形成され、前記第一導電ブロックの右側末端には第二案内溝が形成され、前記第一案内溝の中には左方に前記本体の外部まで伸びた第一導電ロッドがスライド可能に設置され、前記本体の外部において前記第一導電ロッドの左側末端には電圧線が連結され、前記第一導電ロッドの下側壁には鉄ブロックが固定的に設置され、前記第一連結空間の下側壁には第一補助ブロックが固定的に設置され、前記第一補助ブロックの右側壁と前記鉄ブロックの左側壁との間には第一ばねが固定的に設置され、前記第一連結空間と前記第二連結空間との間には第二導電ロッドが固定的に設置され、前記第一連結空間の右側壁には左方に伸びられる第四導電ロッドが固定的に設置され、前記第四導電ロッドが前記第二導電ロッドの下側に位置し、前記第四導電ロッドにはコイルが巻き付けられ、前記コイルの両端が前記第二導電ロッドに固定的に設置され、前記第二連結空間の左側壁には第三導電ロッドが固定的に設置され、前記第三導電ロッドと前記第一導電ロッドとが第一リード線により連結され、前記第三導電ロッドと前記ランプバルブの陽極とが第二リード線により連結され、前記第一連結空間の中には手動で電圧線と前記ランプバルブの陽極とを連結させられる手動連結機構が設置され、前記第一連結空間の中には切り機構が設置され、前記切り機構は前記ランプバルブが短絡するとき、電圧線と前記ランプバルブの陽極との連結を切ることができる。
【0006】
前記手動連結機構は前記第一導電ブロックの前側壁に固定的に設置された第一固定棒状体を含み、前記第一連結空間の右側壁には左方に伸びられる第一案内ロッドが固定的に設置され、前記第一案内ロッドには第一ラックがスライド可能に、かつ前記第一案内ロッドをカバーするように設置され、前記第一ラックには第二補助ブロックが固定的に設置され、前記第二補助ブロックの右側壁と前記第一連結空間の右側壁との間には第二ばねが固定的に設置され、前記第一連結空間の上側壁には第三案内溝が形成され、前記第三案内溝の中には第一プッシュロッドが設置され、前記第一連結空間の上側壁の前後位置には第一支持台が対称的に、かつ固定的に設置され、両側の前記第一支持台の間には第一伝動軸が回転可能に設置され、前記第一プッシュロッドが前記第一伝動軸に固定的に設置され、前記第一伝動軸にはまた前記第一ラックと噛み合った第一歯車が固定的に設置され、前記第一ラックの前側壁には第二固定棒状体が固定的に設置され、前記第一連結空間の前後壁の間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸には第一連結棒が固定的に設置され、前記第一連結棒において前記第一回転軸を対称中心にする上下位置には第四案内溝が形成され、前記第二固定棒状体が上側の前記第四案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第一固定棒状体が下側の前記第四案内溝の中にスライド可能に設置されている。
【0007】
前記切り機構は前記第一連結空間の左側壁の前後位置に対称的に、かつ固定的に設置された第二支持台を含み、両側の前記第二支持台の間には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸にはバックルが固定的に設置され、前記第一連結空間の左側壁にはまた支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックが前記バックルの下側に位置し、前記支持ブロックには発熱体が取り付けられ、前記バックルと前記発熱体との間にはバイメタル板が設置され、前記バイメタル板が前記第一連結空間の前後壁に固定的に設置され、前記バックルの上側壁と前記第一連結空間の上側壁との間には第三ばねが固定的に設置され、前記第一ラックの上側壁には位置制限ブロックが固定的に設置されている。
【0008】
前記第二連結空間の上側壁には中性線を連結する第五導電ロッドが固定的に設置され、前記第二連結空間の下側には予備電池が設置され、前記予備電池は火事が発生したとき、電気を提供でき、前記第二連結空間の中には第一連結機構が設置され、前記第一連結機構は火事が発生したとき、前記ランプバルブの陽極を前記予備電池の陽極と連結でき、前記第二連結空間の中には第二連結機構が設置され、前記第二連結機構は火事が発生したとき、前記ランプバルブの陰極を前記予備電池の陰極と連結でき、前記第二連結空間の中には前記第一連結機構と前記第二連結機構とを連動させられる連動機構が設置されている。
【0009】
前記第一連結機構は前記第二連結空間の前側壁に回転可能に設置された第三回転軸を含み、前記第二連結空間の下側壁には第三補助ブロック、第四補助ブロックが左方から右方へと固定的に設置され、前記第三補助ブロックには第五案内溝が形成され、前記第五案内溝の中には第二導電ブロックがスライド可能に設置され、前記第二導電ブロックの左側末端には第六案内溝が形成され、前記第六案内溝の中には左右に伸びられる第六導電ロッドがスライド可能に設置され、前記第六導電ロッドの右側末端と第六案内溝の右側壁との間には第四ばねが固定的に設置され、前記第六導電ロッドの左側末端が前記第三回転軸に固定的に設置され、前記第六導電ロッドの下側壁と前記予備電池の陽極とが第三リード線により連結され、前記第六導電ロッドの下側壁と前記第二連結空間の下側壁との間には第五ばねが固定的に設置され、前記第四補助ブロックには第七案内溝が形成され、前記第七案内溝の中には左右に伸びられる第二プッシュロッドがスライド可能に設置されている。
【0010】
前記第二連結機構は前記第二連結空間の後側壁に回転可能に設置された第四回転軸を含み、前記第二連結空間の上側壁には第五補助ブロックが固定的に設置され、前記第五補助ブロックには第八案内溝が形成され、前記第八案内溝の中には第三導電ブロックがスライド可能に設置され、前記第三導電ブロックの左側末端には第九案内溝が形成され、前記第九案内溝の中には左右に伸びられる第七導電ロッドがスライド可能に設置され、前記第七導電ロッドの右側末端が前記第四回転軸に固定的に設置され、前記第七導電ロッドの右側末端と前記第九案内溝の右側末端との間には第六ばねが固定的に設置され、前記第七導電ロッドの上側壁と前記第二連結空間の上側壁との間には第七ばねが固定的に設置され、前記第四回転軸と前記ランプバルブの陰極とが第四リード線により連結され、前記第二連結空間の右側壁には第二案内ロッドが固定的に設置され、前記第二案内ロッドには第二ラックがスライド可能に、かつ前記第二案内ロッドをカバーするように設置され、前記第二連結空間の左側壁には第八導電ロッドが固定的に設置され、前記第八導電ロッドと前記予備電池の陰極とが第一歯車により連結されている。
【0011】
前記連動機構は前記第二連結空間の前側壁に取り付けられたモータを含み、前記モータの後側壁には第二伝動軸が取り付けられ、前記第二伝動軸には第二連結棒が固定的に設置され、前記第二連結棒において前記第二伝動軸を対称中心にする上下位置には第十案内溝が形成され、前記第二連結空間の右側壁には第三案内ロッドが固定的に設置され、前記第三案内ロッドには第三ラックがスライド可能に、かつ前記第三案内ロッドをカバーするように設置され、前記第三ラックの前側壁には第三固定棒状体が固定的に設置され、前記第二プッシュロッドの後側壁には第四固定棒状体が固定的に設置され、前記第四固定棒状体が下側の前記第十案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第三固定棒状体が上側の前記第十案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第二連結空間の上側壁には第三伝動軸が回転可能に設置され、前記第三伝動軸には前記第二ラックと噛み合うと同時に前記第三ラックと噛み合う第二歯車が固定的に設置されている。
【発明の効果】
【0012】
本願発明はランプバルブが短絡する時、バイメタル板が高温の影響を受けて変形することにより、バックルを位置制限ブロックから離脱させられ、電気回路を切り、ランプバルブを保護し、火事が発生するとき、本願発明は予備電池によりランプバルブを点灯させ、本願発明は操作が簡単で、製造コストが低く、電気回路が短絡すると、電気回路を切ってランプバルブを保護し、火事が発生するとき、本願発明はランプバルブを再び点灯させることができ、火事現場で周囲が暗くて人が押し寄せてケガ人が出る事故の発生を避けられる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に
図1〜6をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、
図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
【0014】
【発明を実施するための形態】
【0015】
本願発明に記載の火事向けの非常ランプは、本体10を含み、前記本体10の中には第一連結空間30が設置され、前記第一連結空間30の右側には第二連結空間46が設置され、前記本体10の上側壁にはランプバルブ39、煙感知器43が左方から右方へと固定的に設置され、前記第一連結空間30の中には第一導電ブロック25が設置され、前記第一導電ブロック25の左側末端には第一案内溝68が形成され、前記第一導電ブロック25の右側末端には第二案内溝75が形成され、前記第一案内溝68の中には左方に前記本体10の外部まで伸びた第一導電ロッド29がスライド可能に設置され、前記本体10の外部において前記第一導電ロッド29の左側末端には電圧線が連結され、前記第一導電ロッド29の下側壁には鉄ブロック33が固定的に設置され、前記第一連結空間30の下側壁には第一補助ブロック31が固定的に設置され、前記第一補助ブロック31の右側壁と前記鉄ブロック33の左側壁との間には第一ばね32が固定的に設置され、前記第一連結空間30と前記第二連結空間46との間には第二導電ロッド28が固定的に設置され、前記第一連結空間30の右側壁には左方に伸びられる第四導電ロッド34が固定的に設置され、前記第四導電ロッド34が前記第二導電ロッド28の下側に位置し、前記第四導電ロッド34にはコイル35が巻き付けられ、前記コイル35の両端が前記第二導電ロッド28に固定的に設置され、前記第二連結空間46の左側壁には第三導電ロッド63が固定的に設置され、前記第三導電ロッド63と前記第一導電ロッド28とが第一リード線67により連結され、前記第三導電ロッド63と前記ランプバルブ39の陽極とが第二リード線38により連結され、前記第一連結空間30の中には手動で電圧線と前記ランプバルブ39の陽極とを連結させられる手動連結機構86が設置され、前記第一連結空間30の中には切り機構87が設置され、前記切り機構87は前記ランプバルブ39が短絡するとき、電圧線と前記ランプバルブ39の陽極との連結を切ることができる。
【0016】
前記手動連結機構86は前記第一導電ブロック25の前側壁に固定的に設置された第一固定棒状体69を含み、前記第一連結空間30の右側壁には左方に伸びられる第一案内ロッド22が固定的に設置され、前記第一案内ロッド22には第一ラック24がスライド可能に、かつ前記第一案内ロッド22をカバーするように設置され、前記第一ラック24には第二補助ブロック26が固定的に設置され、前記第二補助ブロック26の右側壁と前記第一連結空間30の右側壁との間には第二ばね27が固定的に設置され、前記第一連結空間30の上側壁には第三案内溝20が形成され、前記第三案内溝20の中には第一プッシュロッド19が設置され、前記第一連結空間30の上側壁の前後位置には第一支持台21が対称的に、かつ固定的に設置され、両側の前記第一支持台21の間には第一伝動軸23が回転可能に設置され、前記第一プッシュロッド19が前記第一伝動軸23に固定的に設置され、前記第一伝動軸23にはまた前記第一ラック24と噛み合った第一歯車76が固定的に設置され、前記第一ラック24の前側壁には第二固定棒状体74が固定的に設置され、前記第一連結空間30の前後壁の間には第一回転軸73が回転可能に設置され、前記第一回転軸73には第一連結棒72が固定的に設置され、前記第一連結棒72において前記第一回転軸73を対称中心にする上下位置には第四案内溝71が形成され、前記第二固定棒状体74が上側の前記第四案内溝71の中にスライド可能に設置され、前記第一固定棒状体69が下側の前記第四案内溝71の中にスライド可能に設置され、
右方に前記第一プッシュロッド19をプッシュすると、前記第一歯車76が前記第一ラック24と噛み合っているため、前記第一ラック24を左方に移動連動させ、前記第一ラック24が前記第二固定棒状体74、前記第一回転軸73及び前記第一固定棒状体69により前記第一導電ブロック25を右方に移動連動させ、前記第二導電ロッド28の左側末端が前記第二案内溝75の中に設置され、電圧線が前記ランプバルブ39の陽極と連結され、それと同時に、前記コイル35に通電し、前記第四導電ロッド34に磁性が生み出されて前記鉄ブロック33を吸い付け、電圧線と前記ランプバルブ39の陽極との連結が切れることを防止する。
【0017】
前記切り機構87は前記第一連結空間30の左側壁の前後位置に対称的に、かつ固定的に設置された第二支持台14を含み、両側の前記第二支持台14の間には第二回転軸13が回転可能に設置され、前記第二回転軸13にはバックル16が固定的に設置され、前記第一連結空間30の左側壁にはまた支持ブロック12が固定的に設置され、前記支持ブロック12が前記バックル16の下側に位置し、前記支持ブロック12には発熱体11が取り付けられ、前記バックル16と前記発熱体11との間にはバイメタル板15が設置され、前記バイメタル板15が前記第一連結空間30の前後壁に固定的に設置され、前記バックル16の上側壁と前記第一連結空間30の上側壁との間には第三ばね17が固定的に設置され、前記第一ラック24の上側壁には位置制限ブロック18が固定的に設置され、
前記ランプバルブ39が短絡するとき、前記コイル35には依然として電流が流されているため、前記鉄ブロック33が前記第四導電ロッド34から離れられなく、また短絡時に電流が増大するため、前記発熱体11が発熱し、前記発熱体11が熱量を出し、そして前記バイメタル板15が高温の影響を受けて上方に変形して前記バックル16を上方に押し、前記バックル16が前記位置制限ブロック18から離れ、前記第一ラック24が前記第二ばね27の作用により右方に復帰し、前記第二固定棒状体74、前記第一連結棒72及び前記第一固定棒状体69により前記第一導電ブロック25が左方に移動して前記第二導電ロッド28から離れ、こうして電圧線が前記ランプバルブ39の陽極との連結から離脱する。
【0018】
前記第二連結空間46の上側壁には中性線を連結する第五導電ロッド42が固定的に設置され、前記第二連結空間46の下側には予備電池37が設置され、前記予備電池37は火事が発生したとき、電気を提供でき、前記第二連結空間46の中には第一連結機構88が設置され、前記第一連結機構88は火事が発生したとき、前記ランプバルブ39の陽極を前記予備電池37の陽極と連結でき、前記第二連結空間46の中には第二連結機構89が設置され、前記第二連結機構89は火事が発生したとき、前記ランプバルブ39の陰極を前記予備電池37の陰極と連結でき、前記第二連結空間46の中には前記第一連結機構88と前記第二連結機構89とを連動させられる連動機構90が設置されている。
【0019】
前記第一連結機構88は前記第二連結空間46の前側壁に回転可能に設置された第三回転軸66を含み、前記第二連結空間46の下側壁には第三補助ブロック57、第四補助ブロック52が左方から右方へと固定的に設置され、前記第三補助ブロック57には第五案内溝56が形成され、前記第五案内溝56の中には第二導電ブロック58がスライド可能に設置され、前記第二導電ブロック58の左側末端には第六案内溝60が形成され、前記第六案内溝60の中には左右に伸びられる第六導電ロッド64がスライド可能に設置され、前記第六導電ロッド64の右側末端と第六案内溝60の右側壁との間には第四ばね61が固定的に設置され、前記第六導電ロッド64の左側末端が前記第三回転軸66に固定的に設置され、前記第六導電ロッド64の下側壁と前記予備電池37の陽極とが第三リード線36により連結され、前記第六導電ロッド64の下側壁と前記第二連結空間46の下側壁との間には第五ばね65が固定的に設置され、前記第四補助ブロック52には第七案内溝53が形成され、前記第七案内溝53の中には左右に伸びられる第二プッシュロッド51がスライド可能に設置され、
火事が発生すると、前記第二プッシュロッド51が左方に移動し、前記第二導電ブロック58を前記第五案内溝56の中から押し出し、そして前記第六導電ロッド64が前記第五ばね65の作用で上方に回転し、さらに第二導電ブロック58を上方に移動連動させ、前記第二導電ブロック58が前記第三導電ロッド63と接触し、前記ランプバルブ39の陽極と前記予備電池37の陽極とが通電可能に連結される。
【0020】
前記第二連結機構89は前記第二連結空間46の後側壁に回転可能に設置された第四回転軸77を含み、前記第二連結空間46の上側壁には第五補助ブロック59が固定的に設置され、前記第五補助ブロック59には第八案内溝84が形成され、前記第八案内溝84の中には第三導電ブロック62がスライド可能に設置され、前記第三導電ブロック62の左側末端には第九案内溝80が形成され、前記第九案内溝80の中には左右に伸びられる第七導電ロッド78がスライド可能に設置され、前記第七導電ロッド78の右側末端が前記第四回転軸77に固定的に設置され、前記第七導電ロッド78の右側末端と前記第九案内溝80の右側末端との間には第六ばね79が固定的に設置され、前記第七導電ロッド78の上側壁と前記第二連結空間46の上側壁との間には第七ばね41が固定的に設置され、前記第四回転軸77と前記ランプバルブ39の陰極とが第四リード線40により連結され、前記第二連結空間46の右側壁には第二案内ロッド83が固定的に設置され、前記第二案内ロッド83には第二ラック82がスライド可能に、かつ前記第二案内ロッド83をカバーするように設置され、前記第二連結空間46の左側壁には第八導電ロッド81が固定的に設置され、前記第八導電ロッド81と前記予備電池37の陰極とが第一歯車76により連結され、
火事が発生したとき、前記第二ラック82が左方に移動して前記第三導電ブロック62を前記第三導電ブロック62から押し出し、そして前記第七導電ロッド78が前記第七ばね41の作用により下方に回転して前記第三導電ブロック62を下方に移動連動させ、前記第三導電ブロック62が前記第八導電ロッド81と接触し、前記ランプバルブ39の陰極と前記予備電池37の陰極とが通電可能に連結される。
【0021】
前記連動機構90は前記第二連結空間46の前側壁に取り付けられたモータ85を含み、前記モータ85の後側壁には第二伝動軸49が取り付けられ、前記第二伝動軸49には第二連結棒48が固定的に設置され、前記第二連結棒48において前記第二伝動軸49を対称中心にする上下位置には第十案内溝50が形成され、前記第二連結空間46の右側壁には第三案内ロッド47が固定的に設置され、前記第三案内ロッド47には第三ラック45がスライド可能に、かつ前記第三案内ロッド47をカバーするように設置され、前記第三ラック45の前側壁には第三固定棒状体55が固定的に設置され、前記第二プッシュロッド51の後側壁には第四固定棒状体70が固定的に設置され、前記第四固定棒状体70が下側の前記第十案内溝50の中にスライド可能に設置され、前記第三固定棒状体55が上側の前記第十案内溝50の中にスライド可能に設置され、前記第二連結空間46の上側壁には第三伝動軸44が回転可能に設置され、前記第三伝動軸44には前記第二ラック82と噛み合うと同時に前記第三ラック45と噛み合う第二歯車54が固定的に設置され、
火事が発生したとき、前記モータ85が始動されて前記第二連結棒48を時計回りに回転連動させ、そして前記第二プッシュロッド51が左方に移動して前記第一連結機構88を作動させ、それと同時に前記第三ラック45が右方に移動して前記第二歯車54と噛み合っているため、前記第二歯車54を回転させ、前記第二歯車54が前記第二ラック82と噛み合っているため、前記第二ラック82を左方に移動させて前記第二連結機構89を作動させる。
【0022】
初期状態では、前記第一導電ブロック25と前記第二導電ロッド28とが連結されていなく、前記ランプバルブ39の陽極と電圧線との連結が切れ、この時、前記第一プッシュロッド19が前記第一支持台21の左側に位置し、前記第一ばね32、第一案内ロッド22、前記第三ばね17が全部緩んだ状態にあり、前記第二導電ブロック58が前記第三補助ブロック57の中に設置され、前記第五ばね65が圧縮した状態にあり、前記第三導電ブロック62が前記第八案内溝84の中に設置され、前記第七ばね41が圧縮した状態にあり、また前記第三導電ブロック62が前記第五導電ロッド42に接触し、前記ランプバルブ39の陰極と中性線とが通電可能に連結されている。
【0023】
前記ランプバルブ39を普通に灯すとき、前記第一プッシュロッド19を前記第一支持台21の右側に押し、前記第一ラック24が前記第一歯車76と噛み合っているため、左方に移動し、前記第一ラック24が前記第一導電ブロック25を右方に移動連動させ、前記第二導電ロッド28が前記第二案内溝75の中に設置され、前記ランプバルブ39の陽極を電圧線と通電可能に連結し、前記ランプバルブ39が点灯でき、また前記コイル35に磁性が生み出されて前記鉄ブロック33を吸い付け、前記第一導電ブロック25と前記第二導電ロッド28との連結が切れない。
【0024】
前記ランプバルブ39が短絡するとき、前記切り機構87により前記第一導電ブロック25と前記第二導電ロッド28との連結を切り、火事が発生したとき、ブレーカーを切ったため、電圧線に通電していなく、また前記煙感知器が煙を感知して作動し、前記モータ85を始動し、前記モータ85が前記連動機構90により前記第一連結機構88と前記第二連結機構89を作動させ、前記ランプバルブ39の陽極と前記予備電池37の陽極とが連結され、前記ランプバルブ39の陰極と前記予備電池37の陰極とが連結され、前記ランプバルブ39が再び灯される。
【0025】
上記の実施例は本願発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本願発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本願発明の保護範囲を制限することはできない。本願発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本願発明の保護範囲の中に含むべきである。
【手続補正書】
【提出日】2021年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の中には第一連結空間が設置され、前記第一連結空間の右側には第二連結空間が設置され、前記本体の上側壁にはランプバルブ、煙感知器が左方から右方へと固定的に設置され、前記第一連結空間の中には第一導電ブロックが設置され、前記第一導電ブロックの左側末端には第一案内溝が形成され、前記第一導電ブロックの右側末端には第二案内溝が形成され、前記第一案内溝の中には左方に前記本体の外部まで伸びた第一導電ロッドがスライド可能に設置され、前記本体の外部において前記第一導電ロッドの左側末端には電圧線が連結され、前記第一導電ロッドの下側壁には鉄ブロックが固定的に設置され、前記第一連結空間の下側壁には第一補助ブロックが固定的に設置され、前記第一補助ブロックの右側壁と前記鉄ブロックの左側壁との間には第一ばねが固定的に設置され、前記第一連結空間と前記第二連結空間との間には第二導電ロッドが固定的に設置され、前記第一連結空間の右側壁には左方に伸びられる第四導電ロッドが固定的に設置され、前記第四導電ロッドが前記第二導電ロッドの下側に位置し、前記第四導電ロッドにはコイルが巻き付けられ、前記コイルの両端が前記第二導電ロッドに固定的に設置され、前記第二連結空間の左側壁には第三導電ロッドが固定的に設置され、前記第三導電ロッドと前記第一導電ロッドとが第一リード線により連結され、前記第三導電ロッドと前記ランプバルブの陽極とが第二リード線により連結され、前記第一連結空間の中には手動で電圧線と前記ランプバルブの陽極とを連結させられる手動連結機構が設置され、前記第一連結空間の中には切り機構が設置され、前記切り機構は前記ランプバルブが短絡するとき、電圧線と前記ランプバルブの陽極との連結を切ることができることを特徴とする火事向けの非常ランプ。
【請求項2】
前記手動連結機構は前記第一導電ブロックの前側壁に固定的に設置された第一固定棒状体を含み、前記第一連結空間の右側壁には左方に伸びられる第一案内ロッドが固定的に設置され、前記第一案内ロッドには第一ラックがスライド可能に、かつ前記第一案内ロッドをカバーするように設置され、前記第一ラックには第二補助ブロックが固定的に設置され、前記第二補助ブロックの右側壁と前記第一連結空間の右側壁との間には第二ばねが固定的に設置され、前記第一連結空間の上側壁には第三案内溝が形成され、前記第三案内溝の中には第一プッシュロッドが設置され、前記第一連結空間の上側壁の前後位置には第一支持台が対称的に、かつ固定的に設置され、両側の前記第一支持台の間には第一伝動軸が回転可能に設置され、前記第一プッシュロッドが前記第一伝動軸に固定的に設置され、前記第一伝動軸にはまた前記第一ラックと噛み合った第一歯車が固定的に設置され、前記第一ラックの前側壁には第二固定棒状体が固定的に設置され、前記第一連結空間の前後壁の間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸には第一連結棒が固定的に設置され、前記第一連結棒において前記第一回転軸を対称中心にする上下位置には第四案内溝が形成され、前記第二固定棒状体が上側の前記第四案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第一固定棒状体が下側の前記第四案内溝の中にスライド可能に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項3】
前記切り機構は前記第一連結空間の左側壁の前後位置に対称的に、かつ固定的に設置された第二支持台を含み、両側の前記第二支持台の間には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸にはバックルが固定的に設置され、前記第一連結空間の左側壁にはまた支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックが前記バックルの下側に位置し、前記支持ブロックには発熱体が取り付けられ、前記バックルと前記発熱体との間にはバイメタル板が設置され、前記バイメタル板が前記第一連結空間の前後壁に固定的に設置され、前記バックルの上側壁と前記第一連結空間の上側壁との間には第三ばねが固定的に設置され、前記第一ラックの上側壁には位置制限ブロックが固定的に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項4】
前記第二連結空間の上側壁には中性線を連結する第五導電ロッドが固定的に設置され、前記第二連結空間の下側には予備電池が設置され、前記予備電池は火事が発生したとき、電気を提供でき、前記第二連結空間の中には第一連結機構が設置され、前記第一連結機構は火事が発生したとき、前記ランプバルブの陽極を前記予備電池の陽極と連結でき、前記第二連結空間の中には第二連結機構が設置され、前記第二連結機構は火事が発生したとき、前記ランプバルブの陰極を前記予備電池の陰極と連結でき、前記第二連結空間の中には前記第一連結機構と前記第二連結機構とを連動させられる連動機構が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項5】
前記第一連結機構は前記第二連結空間の前側壁に回転可能に設置された第三回転軸を含み、前記第二連結空間の下側壁には第三補助ブロック、第四補助ブロックが左方から右方へと固定的に設置され、前記第三補助ブロックには第五案内溝が形成され、前記第五案内溝の中には第二導電ブロックがスライド可能に設置され、前記第二導電ブロックの左側末端には第六案内溝が形成され、前記第六案内溝の中には左右に伸びられる第六導電ロッドがスライド可能に設置され、前記第六導電ロッドの右側末端と第六案内溝の右側壁との間には第四ばねが固定的に設置され、前記第六導電ロッドの左側末端が前記第三回転軸に固定的に設置され、前記第六導電ロッドの下側壁と前記予備電池の陽極とが第三リード線により連結され、前記第六導電ロッドの下側壁と前記第二連結空間の下側壁との間には第五ばねが固定的に設置され、前記第四補助ブロックには第七案内溝が形成され、前記第七案内溝の中には左右に伸びられる第二プッシュロッドがスライド可能に設置されていることを特徴とする請求項4に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項6】
前記第二連結機構は前記第二連結空間の後側壁に回転可能に設置された第四回転軸を含み、前記第二連結空間の上側壁には第五補助ブロックが固定的に設置され、前記第五補助ブロックには第八案内溝が形成され、前記第八案内溝の中には第三導電ブロックがスライド可能に設置され、前記第三導電ブロックの左側末端には第九案内溝が形成され、前記第九案内溝の中には左右に伸びられる第七導電ロッドがスライド可能に設置され、前記第七導電ロッドの右側末端が前記第四回転軸に固定的に設置され、前記第七導電ロッドの右側末端と前記第九案内溝の右側末端との間には第六ばねが固定的に設置され、前記第七導電ロッドの上側壁と前記第二連結空間の上側壁との間には第七ばねが固定的に設置され、前記第四回転軸と前記ランプバルブの陰極とが第四リード線により連結され、前記第二連結空間の右側壁には第二案内ロッドが固定的に設置され、前記第二案内ロッドには第二ラックがスライド可能に、かつ前記第二案内ロッドをカバーするように設置され、前記第二連結空間の左側壁には第八導電ロッドが固定的に設置され、前記第八導電ロッドと前記予備電池の陰極とが第一歯車により連結されていることを特徴とする請求項5に記載の火事向けの非常ランプ。
【請求項7】
前記連動機構は前記第二連結空間の前側壁に取り付けられたモータを含み、前記モータの後側壁には第二伝動軸が取り付けられ、前記第二伝動軸には第二連結棒が固定的に設置され、前記第二連結棒において前記第二伝動軸を対称中心にする上下位置には第十案内溝が形成され、前記第二連結空間の右側壁には第三案内ロッドが固定的に設置され、前記第三案内ロッドには第三ラックがスライド可能に、かつ前記第三案内ロッドをカバーするように設置され、前記第三ラックの前側壁には第三固定棒状体が固定的に設置され、前記第二プッシュロッドの後側壁には第四固定棒状体が固定的に設置され、前記第四固定棒状体が下側の前記第十案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第三固定棒状体が上側の前記第十案内溝の中にスライド可能に設置され、前記第二連結空間の上側壁には第三伝動軸が回転可能に設置され、前記第三伝動軸には前記第二ラックと噛み合うと同時に前記第三ラックと噛み合う第二歯車が固定的に設置されていることを特徴とする請求項6に記載の火事向けの非常ランプ。