特開2021-112550(P2021-112550A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2021112550-ガイド付きカッターナイフ 図000003
  • 特開2021112550-ガイド付きカッターナイフ 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-112550(P2021-112550A)
(43)【公開日】2021年8月5日
(54)【発明の名称】ガイド付きカッターナイフ
(51)【国際特許分類】
   B26B 29/06 20060101AFI20210709BHJP
   B26B 1/08 20060101ALI20210709BHJP
【FI】
   B26B29/06
   B26B1/08 A
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2020-18361(P2020-18361)
(22)【出願日】2020年1月20日
(71)【出願人】
【識別番号】520044759
【氏名又は名称】川畑 克己
(72)【発明者】
【氏名】川畑 克己
【テーマコード(参考)】
3C061
【Fターム(参考)】
3C061AA10
3C061AA16
3C061AA26
3C061BA03
3C061BA04
3C061BB01
3C061EE03
(57)【要約】
【課題】 従来のカッターナイフでは刃先の使い方で切断対象物以外のものまで切断または損傷することが有り、マット等の道具を用意する必要が有る。
また、切断対象物が中空にある場合には支持することが困難である。
【解決手段】 非切断対象物を損傷せず、安全に切断するために、カッターナイフの先端にガイドを取り付け、切断対象物と非切断対象物を分け、中空にある切断対象物をガイドが支持し、カッター刃を露出せずに容易に且つ安全に作業ができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カッター刃(1)とカッター刃(1)を前後に移動し且つ必要位置に留め置きできるスライダー(2)と、これを収めるホルダー(3)及びキャップ(4)にて構成されるカッターナイフにおいて、
ホルダーの先端に可動式のガイド(5)を設けることを特徴とするガイド付きカッターナイフ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、従来から有るカッターナイフのホルダーの先端にガイドを取り付けることによりできた多機能なカッターナイフで有る。
【背景技術】
【0002】
一般に販売・使用されているカッターナイフは刃(刃を収納した本体を含む)を上部より加圧することにより対象物を切断するものであり、対象物の下部にある非切断対象物まで切断または破損することが有るので下敷きやマットが必要となる、また上記の理由により中空にある支持されない切断対象物の切断は容易ではない。
さらに、ガイドは刃先を保護することと重なり作業に刃先がもたらす可能性がある損害を防ぐ事ができる。
後記先行技術文献1においては、カッターナイフと補助器は別個の為、作業内容に応じ取り付け取り外しが生じ不便である。
先行技術文献2においては、柄に取り付けた刃が消耗した場合には一体化した柄も新たに新調しなければならなく不経済である、刃を他の切断に使用できる状態ではない。
先行技術文献3においては、カッターの刃は汎用のもではなく専用のものであるので費用がかさみ、また刃を他の切断に使用できるものでもない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−081728
【特許文献2】実登3169779
【特許文献3】特開2001−259256
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本来カッターナイフを使用するときは下地を傷つけないようにマット等の下敷きを必要とする。また、中空にある場合には片手では(片方はカッターナイフを持っているため)切断対象物を支持することは容易ではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
カッターナイフでの切断作業において、切断対象物と非切断対象物を分け、また切断対象物を支持できるガイドをカッターナイフに取り付けることを特徴とした。
【発明の効果】
【0006】
上述したように、カッターナイフの先端にガイドを取り付けたことにより非対象物を損傷することもなく、また下敷きやマットを必要とせずに、中空にある場合はガイドが対象物を保持し、対象物を簡単に切断でき、刃先がガイドにより保護され安全に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明品ガイド付きカッターナイフ
図2】対象物切断状況図及び可動ガイド作業状態拡大詳細図
図3】ホルダー・ガイド部配置図及び重ね図
図4】ホルダー・ガイド取付部詳細
【発明を実施するための形態】
【0008】
カッターナイフ本体Aのホルダー3の先端にガイド5を取り付けるための接続部31を設置し、ガイド5には本体に接合するホルダー取付部51に爪52を有し、それぞれを接合する。取り付けられたガイド5を必要とされる開口角度に開け61、開口角度はホルダー3の接続部31の凹部32が制限し、安全性を保つ。
【0009】
ガイド5は開口部を開け61ホルダー3と必要な隙間を作り、その隙間に切断対象物を誘導し、単純にカッターナイフ本体Aを引くことにより切断対象物を安全に切断する。
【0010】
本発明のガイド付きカッターナイフは、従来のカッターナイフと同様の金属及び樹脂で作られる。
【0011】
本発明のカッターナイフの替刃は市販されている物が使用できる。
【符号の説明】
【0012】
1 カッター刃
2 スライダー
3 ホルダー
31 ガイド受け穴
32 ガイド爪受け部及びガイド作動制限部
4 キャップ
5 ガイド
51 ホルダー取付部
52 ホルダー取付爪
61 開口部
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2020年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カッター刃(1)とカッター刃(1)を前後に移動し且つ必要位置に留め置きできるスライダー(2)と、これを収めるホルダー(3)及び可動式のガイド(5)にて構成されるカッターナイフにおいて、
前記ホルダー(3)先端に設けられた前記ガイド(5)が、カッターナイフでの切断作業においてその一部が切断対象物の下部に位置することで、切断対象物と非切断対象物を分け、刃先が前記ガイド(5)により保護されることを特徴とするカッターナイフ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、従来から有るカッターナイフのホルダーの先端にガイドを取り付けることによりできた多機能なカッターナイフで有る。
【背景技術】
【0002】
一般に販売・使用されているカッターナイフは刃(刃を収納した本体を含む)を上部より加圧することにより対象物を切断するものであり、対象物の下部にある非切断対象物まで切断または破損することが有るので下敷きやマットが必要となる、また上記の理由により中空にある支持されない切断対象物の切断は容易ではない。
さらに、ガイドは刃先を保護することと重なり作業に刃先がもたらす可能がある損害を防ぐ事ができる。
後記先行技術文献1においては、カッターナイフと補助器は別個の為、作業内容に応じ取り付け取り外しが生じ不便である。
先行技術文献2においては、柄に取り付けた刃が消耗した場合には一体化した柄も新たに新調しなければならなく不経済である、刃を他の切断に使用でる状態ではない。
先行技術文献3においては、カッターの刃は汎用のもではなく専用のものであるので費用がかさみ、また刃を他の切断に使用できるものでもない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−081728
【特許文献2】実登3169779
【特許文献3】特開2001−259256
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本来カッターナイフを使用するときは下地を傷つけないようにマット等の下敷きを必要とする。また、中空にある場合には片手では(片方はカッターナイフを持っているため)切断対象物を支持することは容易ではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
カッターナイフでの切断作業において、切断対象物と非切断対象物を分け、また切断対象物を支持できるガイドをカッターナイフに取り付けることを特徴とした。
【発明の効果】
【0006】
上述したように、カッターナイフの先端にガイドを取り付けたことにより非切断対象物を損傷することもなく、また下敷きやマットを必要とせずに、中空にある場合はガイドが切断対象物を保持し、切断対象物を簡単に切断でき、刃先がガイドにより保護され安全に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明品ガイド付きカッターナイフ
図2】対象物切断状況図及びガイド作業状態拡大詳細図
図3】ホルダー・ガイド部配置図及び重ね図
図4】ホルダー・ガイド取付部詳細
【発明を実施するための形態】
【0008】
カッターナイフ本体Aのホルダー3の先端にガイド5を取り付けるための接続部31を設置し、ガイド5には本体に接合するホルダー取付部51に爪52を有し、それぞれを接合する。取り付けられたガイド5を必要とされる開口角度に開け61、開口角度はホルダー3の接続部31の凹部32が制限し、安全性を保つ。
【0009】
ガイド5は開口部を開け61ホルダー3と必要な隙間を作り、その隙間に切断対象物を誘導し、単純にカッターナイフ本体Aを引くことにより切断対象物を安全に切断する。
【0010】
本発明のガイド付きカッターナイフは、従来のカッターナイフと同様の金属及び樹脂で作られる。
【0011】
本発明のカッターナイフの替刃は市販されている物が使用できる。
【符号の説明】
【0012】
1 カッター刃
2 スライダー
3 ホルダー
31 ガイド受け穴
32 ガイド爪受け部及びガイド作動制限部
4 キャップ
5 ガイド
51 ホルダー取付部
52 ホルダー取付爪
61 開口部