(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-123480(P2021-123480A)
(43)【公開日】2021年8月30日
(54)【発明の名称】セーフティーエスカレーターユニバーサルデザイン
(51)【国際特許分類】
B66B 23/24 20060101AFI20210802BHJP
B66B 23/12 20060101ALI20210802BHJP
【FI】
B66B23/24 B
B66B23/12 H
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2020-19215(P2020-19215)
(22)【出願日】2020年2月6日
(71)【出願人】
【識別番号】513226922
【氏名又は名称】奥村 真理子
(72)【発明者】
【氏名】奥村 真理子
【テーマコード(参考)】
3F321
【Fターム(参考)】
3F321AA04
3F321AA11
3F321CB15
3F321CF09
(57)【要約】
【課題】エスカレーターでの事故や危険をなくす事。
【解決手段】上昇するエスカレーターと下降するエスカレーターの色分けと移動するベルト等に柄を施す事。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上昇用と下降用のエスカレーターで目視で識別しやすい色分けがされ、地球上の出来るだけ広い地域で色分けが統一されること。
【請求項2】
上昇用と下降用のエスカレーターの手摺には必ず柄が施され、なるべくエスカレーターの階段部分にも柄が施され、手摺や階段の柄がエスカレーターの上降移動により、上昇方向にエスカレーターの階段が動いているか、下降方向に移動しているか識別が容易であること。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エスカレーターで人が安全に昇降する為の色と柄のユニバーサルデザインに関するものである。
【背景技術】
【0002】
これまで地球上に存在した技術で、従来のこのような方式は見当たらず、今回の出願が真新しく人類の産業技術発展の1つである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
エスカレーターで上り下りする際に、人々が安全に昇降し、乗り間違いや危険や事故を少なくする事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上昇用のエスカレーターと下降用のエスカレーターの手摺や乗用する立ち位置であるエスカレーターの階段部分を、地球上の出来るだけ広範な地域で統一して色分けと柄を施す事を特徴とするものである。
【発明の効果】
【0005】
上昇用のエスカレーターと下降用のエスカレーターの色が地球上の出来るだけ広い地域で統一される事で、上昇用は赤、下降用は青など、一瞬で色を識別でき、また、エスカレーターの手摺に柄を施す事で、エスカレーターが上階に向かって上がっているのか、下階に向かって下がっているのかなど、識別しやすいユーザーインターフェースのデザインにする事で、エスカレーターに乗る際に間違いやすい危険な事故を防ぐ事ができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
エスカレーターに上昇用と下降用で、わかりやすくなるべく対比的な異なる色分けが施され、上昇用であれば上昇用エスカレーターの階段(記号:a-2)と手摺(記号:a-1)は同系色、下降用であれば下降用エスカレーターの階段(記号:b-2)と手摺(記号:b-1)は同系色として地球上の広い地域で統一され、人々が色だけで容易に上昇用のエスカレーターか、下降用のエスカレーターか識別できるデザインであること。
【0008】
上昇用、下降用のエスカレーターの手摺には必ず柄が施され、場合によっては立ち位置である階段部分にも柄が施され、色だけでなく、手摺に施された柄がエスカレーターの動きと共に流れるように移動する事で、なるべく遠方から上昇用エスカレーターか下降用エスカレーターかわかりやすく識別できる事。
【産業上の利用可能性】
【0009】
世界中のエスカレーターで利用できる非常に安全性とユニバーサルデザインに優れたアイディアであり、視力が低めの方やお子様、ご老人にも優しいユーザーインターフェースデザインである。
【符号の説明】
【0010】
a-1.上昇用エスカレーター手摺
a-2.上昇用エスカレーター階段
b-1.下降用エスカレーター手摺
b-2.下降用エスカレーター階段