特開2021-128135(P2021-128135A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2021128135-地球儀型世界時計 図000003
  • 特開2021128135-地球儀型世界時計 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-128135(P2021-128135A)
(43)【公開日】2021年9月2日
(54)【発明の名称】地球儀型世界時計
(51)【国際特許分類】
   G04B 19/22 20060101AFI20210806BHJP
   G04B 27/08 20060101ALI20210806BHJP
   G04B 19/34 20060101ALI20210806BHJP
【FI】
   G04B19/22 C
   G04B27/08
   G04B19/34 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2020-34220(P2020-34220)
(22)【出願日】2020年2月10日
(71)【出願人】
【識別番号】520071445
【氏名又は名称】谷口 利信
(72)【発明者】
【氏名】谷口 利信
(57)【要約】
【課題】見る人が一見して、世界各地の時刻や、今どの地点が昼の0時なのか、あるいは、夜の0時なのか分かる様な世界時計を提供する。
【解決手段】透明または、半透明の材質で出来た地球儀1の内部に点状レーザー発振器6と線状レーザー発振器4,5を載せたターンテーブル2を設け、それを駆動装置3によって、地球儀1に対して、または、地球儀1をターンテーブルに対して24時間に1回回転させる。こうして地球儀1の表面に映し出された点状または、線状のレーザー光によって世界各地の時刻を一目で知る事が出来る事を特徴とする。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明または、半透明の材質で出来た地球儀1の内部にターンテーブル2を設け、その上に地球儀の経線に沿って線状のレーザー光を発する線状レーザー発振器4、5と、赤道上に点状のレーザー光を発する点状レーザー発振器6を複数設ける。駆動装置3によって、ターンテーブル2を地球儀1に対して、あるいは、地球儀1をターンテーブル2に対して24時間の間に1回転させることによって、この地球儀を外から眺めた人に世界各地の時刻と、今この時、地球上のどこが昼の0時でどこが夜の0時かを分かってもらえる様に構成された地球儀型世界時計。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、今この瞬間、地球上のどこが昼の0時か、あるいは、夜の0時か、更に世界各都市のおおよその時刻を地球儀の表面に映し出すためにその内部に24時間で1回転するレーザー発振器を備えた地球儀型世界時計に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、地球儀の内部に備えた電球の光と影によって、地球上の各地の時刻が一目でわかる様にしようという試みはあったが電球の光を利用する限り、地球儀上にくっきりと光の点や線を映し出すのは困難な上、その構造も複雑になる欠点があった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】▲12▼公開実用新案広報(U) 平2−113760
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電球を光源として、地球儀上にくっきりとした点や線を映し出すことは困難であり、またその構造も複雑になり過ぎる欠点があった。本発明は、このような欠点を解決するためになされた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
電球の代わりにレーザー発振器4、5、6を使うことによって透明または、半透明の素材で出来た地球儀1の表面に鮮明な点や線を映し出せる様にした。これらのレーザー発振器を地球儀1の内部で24時間に1回回転させることで世界各地の時刻が視覚的に表示出来る様に構成された地球儀型世界時計である。
【発明の効果】
【0006】
(イ)本発明品を各家庭あるいは、学校や空港施設などの公共施設に設置することで、これを見た人に世界各地の時刻を知らせることが出来る。
(ロ)世界時計としての実用性のみならず、美的にも優れたインテリアとしてその場の雰囲気を盛り上げるのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明の外観図である。
図2】 本発明の内部構造を表す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
地球儀1の内部から照射するレーザー光を外側から視認できるように地球儀本体は、透明または半透明の素材を使って作製し、世界地図をその表面に印刷した物とする。地球儀1の内部に点状レーザー発振器6と線状レーザー発振器4、5を載せたターンテーブル2を設ける。ターンテーブル2を回転軸7を介して駆動装置3によって24時間に1回の割合で回転させる。この様な形態をとる事によって、この地球儀型世界時計を外から眺めるだけで今その瞬間の地球と太陽との位置関係をつまり世界各地の時刻を知ることが出来る。
本発明は、以上のような構造である。
【符号の説明】
【0009】
1.地球儀
2.ターンテーブル
3.駆動装置
4.線状レーザー発振器(昼の0時を示す)
5.線状レーザー発振器(夜の0時を示す)
6.点状レーザー発振器(時刻を示す)
7.回転軸
8.土台
9.昼の0時を示す線状レーザー
10.夜の0時を示す線状レーザー
11.6時を示す点状レーザー
図1
図2