(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-130564(P2021-130564A)
(43)【公開日】2021年9月9日
(54)【発明の名称】高効率の印刷と手形発行装置
(51)【国際特許分類】
B65H 3/08 20060101AFI20210813BHJP
B65H 1/14 20060101ALI20210813BHJP
B65H 1/04 20060101ALI20210813BHJP
【FI】
B65H3/08
B65H1/14 322
B65H1/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2020-105786(P2020-105786)
(22)【出願日】2020年6月19日
(31)【優先権主張番号】202010104117.X
(32)【優先日】2020年2月20日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】520222760
【氏名又は名称】永康図仁印刷科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】王俊南
【テーマコード(参考)】
3F343
【Fターム(参考)】
3F343FA04
3F343FB01
3F343FC01
3F343GA01
3F343GB01
3F343GD01
3F343HA17
3F343HD01
3F343JB16
3F343JB17
3F343JB20
3F343KB04
3F343KB05
3F343LD10
3F343LD24
3F343LD28
3F343MB13
3F343MB14
3F343MC08
3F343MC13
(57)【要約】
【課題】本発明は高効率の印刷と手形発行装置を開示した。
【解決手段】
ハウジングを含み、前記ハウジングの中には手形発行空間が設置され、前記手形発行空間の下端には印刷空間が設置され、前記印刷空間の中には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の上端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記第一傘歯車には第一歯車が前後対称に噛み合っており、前記第一歯車の後端には第二回転軸が回転できるように設置され、前記第二回転軸には印刷装置がねじ山により連結され、前記印刷空間の右壁にはスライドレールが固定的に設置され、前記印刷装置が前記スライドレールで前後に移動し、前記第一回転軸が回転し始めると、前記第一傘歯車を回転させ、前記第一傘歯車が前後対称の前記第一歯車を回転させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングを含み、前記ハウジングの中には手形発行空間が設置され、前記手形発行空間の下端には印刷空間が設置され、前記印刷空間の中には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の上端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記第一傘歯車には第一歯車が前後対称に噛み合っており、前記第一歯車の後端には第二回転軸が回転できるように設置され、前記第二回転軸には印刷装置がねじ山により連結され、前記印刷空間の右壁にはスライドレールが固定的に設置され、前記印刷装置が前記スライドレールで前後に移動し、前記第一回転軸が回転し始めると、前記第一傘歯車を回転させ、前記第一傘歯車が前後対称の前記第一歯車を回転させ、前記第一歯車が前記第二回転軸を回転させ、前記第二回転軸が前後対称の前記印刷装置を中央に移動させ、印刷間隔の調整を実現し、
前記印刷空間の下端には切り換え空間が設置され、前記切り換え空間の中には切り換え機構が設置され、前記切り換え機構がモジュールを切り換えることができ、前記手形発行空間の上端には運輸空間が設置され、前記運輸空間の中には送り機構が設置され、前記送り機構が紙を送ることができ、前記手形発行空間の右端には分離空間が設置され、前記分離空間の中には分離機構が設置され、前記分離機構が重なった紙を吹き飛ばすことができることを特徴とする高効率の印刷と手形発行装置。
【請求項2】
前記切り換え機構は前記切り換え空間の中に延びた第一回転軸を含み、前記第一回転軸の下端には第二歯車が固定的に設置され、前記印刷空間の右端には送り空間が設置され、前記送り空間の中には第三回転軸が回転できるように設置され、前記第三回転軸の上端には第二傘歯車が固定的に設置され、前記第二傘歯車には第三歯車が前後対称に噛み合っており、前記第三歯車の後端には送り軸が回転できるように設置され、前記送り軸には第一ローラーが固定的に設置され、前記第三回転軸が前記切り換え空間の中に延びており、前記第三回転軸の下端には第四歯車が固定的に設置され、前記第四歯車の左端には第五歯車が噛み合っており、前記第五歯車と前記第二歯車とが噛み合っていなく、前記第五歯車の下端には第一伝動軸が回転できるように設置され、前記切り換え空間の下端には第一ばね空間が設置され、前記第一ばね空間の中にはスライドブロックが左右に移動できるように設置され、前記スライドブロックと前記第一ばね空間との間には第一ばねが固定的に連結され、前記切り換え空間の中には第一モーターが固定的に設置され、前記第一伝動軸が前記第一モーターに固定的に連結され、前記スライドブロックの右端には斜めブロックが固定的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の高効率の印刷と手形発行装置。
【請求項3】
前記送り機構は前記運輸空間の中に回転できるように設置されたウォームを含み、前記ウォームの下端には第六歯車が噛み合っており、前記第六歯車の中には第四回転軸が回転できるように設置され、前記第四回転軸には第二ローラーが前後対称に設置され、前記運輸空間の右端には噛合空間が設置され、前記ウォームが前記噛合空間の中に延びており、前記ウォームの右端には第七歯車が固定的に設置され、前記第七歯車の上端には扇状歯車が噛み合っており、前記扇状歯車の右端には第五回転軸が回転できるように設置され、前記噛合空間の右端にはスライド空間が設置され、前記第五回転軸が前記スライド空間の中に延びており、前記第五回転軸にはカムが固定的に設置され、前記カムの下端には押圧ロッドが設置され、前記スライド空間の下端には第二ばね空間が設置され、前記第二ばね空間の中には第一緩衝ブロックが上下に移動できるように設置され、前記第一緩衝ブロックと前記第二ばね空間との間には第二ばねが固定的に連結され、前記第一緩衝ブロックが前記押圧ロッドに固定され、前記押圧ロッドが前記手形発行空間の中に延びており、前記押圧ロッドの下端には吸引盤が固定的に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の高効率の印刷と手形発行装置。
【請求項4】
前記送り機構は前記分離空間の中に回転できるように設置された第六回転軸を含み、前記第六回転軸の左端には羽根カバーが固定的に連結され、前記羽根カバーには複数の羽根が固定的に連結され、前記分離空間の右端には従動空間が設置され、前記第六回転軸が前記従動空間の中に延びており、前記第六回転軸の右端には第三傘歯車が固定的に設置され、前記第三傘歯車の下端には第四傘歯車が噛み合っており、前記第四傘歯車の下端には第七回転軸が回転できるように設置され、前記第五回転軸が前記従動空間の中に延びており、前記第五回転軸には第二プーリーが固定的に設置され、前記第三傘歯車の左端には第一プーリーが固定的に設置され、前記第一プーリーと前記第二プーリーとが前記第一ベルトにより伝動できるように連結されていることを特徴とする請求項3に記載の高効率の印刷と手形発行装置。
【請求項5】
前記送り空間の真上には下方に開口した緩衝空間が設置され、前記緩衝空間の中には第八回転軸が回転できるように設置され、前記第八回転軸には第三ローラーが前後対称に設置され、前記緩衝空間の上端には第三ばね空間が設置され、前記第三ばね空間の中には第二緩衝ブロックが上下に移動できるように設置され、前記第二緩衝ブロックと前記第三ばね空間との間には第三ばねが固定的に連結され、前記第三ばね空間の上端には支持ブロックが設置され、前記支持ブロックの中には支持ロッドが上下に移動できるように設置され、前記第二緩衝ブロックが前記支持ロッドに固定され、前記支持ロッドが前記緩衝空間の中に延びており、前記支持ロッドが前記第八回転軸と回転できるように連結されていることを特徴とする請求項4に記載の高効率の印刷と手形発行装置。
【請求項6】
前記運輸空間の真っ下には上方に開口した手形保存箱が設置され、前記手形保存箱の中には手形保存空間が設置され、前記手形保存空間の中には昇降台座が上下に移動できるように設置され、前記昇降台座の上端には複数の紙が置かれ、前記昇降台座の下端には昇降ねじロッドが固定的に設置され、前記手形保存空間の下端には伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には昇降回転軸が回転できるように設置され、前記昇降回転軸の中にはねじ山空間が設置され、前記昇降ねじロッドが前記ねじ山空間の中に延びており、前記昇降回転軸には昇降プーリーが固定的に設置され、前記伝動空間の右下端には第二モーターが固定的に設置され、前記第二モーターの上端には第二伝動軸が回転できるように設置され、前記第二伝動軸の上端にはラチェット車が固定的に設置され、前記ラチェット車と前記昇降プーリーとが前記第二ベルトにより伝動できるように連結されていることを特徴とする請求項1に記載の高効率の印刷と手形発行装置。
【請求項7】
前記ラチェット車の中には叩き空間が設置され、前記第七回転軸が前記叩き空間の中に延びており、前記第七回転軸の下端には叩き歯車が固定的に設置され、前記ラチェット車の内端には複数の止めブロックが固定的に設置され、前記止めブロックには叩きブロックが設置され、前記叩きブロックがピンにより前記ラチェット車に回転できるように連結され、前記叩きブロックと前記ラチェット車との間には第四ばねが固定的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の高効率の印刷と手形発行装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は印刷技術分野を取り上げて、具体的には高効率の印刷と手形発行装置である。
【背景技術】
【0002】
手形を印刷するとき、手形が重なって複数枚印刷される可能性があり、また、印刷するとき、印刷工程では、印刷が不鮮明で混雑しがちであり、従来の印刷手形発行装置では、印刷間隔の調整が難しく、待ち時間が長く、上記問題を解決するために、本願発明を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第104191827号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は高効率の印刷と手形発行装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
高効率の印刷と手形発行装置は、ハウジングを含み、前記ハウジングの中には手形発行空間が設置され、前記手形発行空間の下端には印刷空間が設置され、前記印刷空間の中には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の上端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記第一傘歯車には第一歯車が前後対称に噛み合っており、前記第一歯車の後端には第二回転軸が回転できるように設置され、前記第二回転軸には印刷装置がねじ山により連結され、前記印刷空間の右壁にはスライドレールが固定的に設置され、前記印刷装置が前記スライドレールで前後に移動し、前記第一回転軸が回転し始めると、前記第一傘歯車を回転させ、前記第一傘歯車が前後対称の前記第一歯車を回転させ、前記第一歯車が前記第二回転軸を回転させ、前記第二回転軸が前後対称の前記印刷装置を中央に移動させ、印刷間隔の調整を実現し、
前記印刷空間の下端には切り換え空間が設置され、前記切り換え空間の中には切り換え機構が設置され、前記切り換え機構がモジュールを切り換えることができ、前記手形発行空間の上端には運輸空間が設置され、前記運輸空間の中には送り機構が設置され、前記送り機構が紙を送ることができ、前記手形発行空間の右端には分離空間が設置され、前記分離空間の中には分離機構が設置され、前記分離機構が重なった紙を吹き飛ばすことができる。
【0006】
さらに、前記切り換え機構は前記切り換え空間の中に延びた第一回転軸を含み、前記第一回転軸の下端には第二歯車が固定的に設置され、前記印刷空間の右端には送り空間が設置され、前記送り空間の中には第三回転軸が回転できるように設置され、前記第三回転軸の上端には第二傘歯車が固定的に設置され、前記第二傘歯車には第三歯車が前後対称に噛み合っており、前記第三歯車の後端には送り軸が回転できるように設置され、前記送り軸には第一ローラーが固定的に設置され、前記第三回転軸が前記切り換え空間の中に延びており、前記第三回転軸の下端には第四歯車が固定的に設置され、前記第四歯車の左端には第五歯車が噛み合っており、前記第五歯車と前記第二歯車とが噛み合っていなく、前記第五歯車の下端には第一伝動軸が回転できるように設置され、前記切り換え空間の下端には第一ばね空間が設置され、前記第一ばね空間の中にはスライドブロックが左右に移動できるように設置され、前記スライドブロックと前記第一ばね空間との間には第一ばねが固定的に連結され、前記切り換え空間の中には第一モーターが固定的に設置され、前記第一伝動軸が前記第一モーターに固定的に連結され、前記スライドブロックの右端には斜めブロックが固定的に連結されている。
【0007】
さらに、前記送り機構は前記運輸空間の中に回転できるように設置されたウォームを含み、前記ウォームの下端には第六歯車が噛み合っており、前記第六歯車の中には第四回転軸が回転できるように設置され、前記第四回転軸には第二ローラーが前後対称に設置され、前記運輸空間の右端には噛合空間が設置され、前記ウォームが前記噛合空間の中に延びており、前記ウォームの右端には第七歯車が固定的に設置され、前記第七歯車の上端には扇状歯車が噛み合っており、前記扇状歯車の右端には第五回転軸が回転できるように設置され、前記噛合空間の右端にはスライド空間が設置され、前記第五回転軸が前記スライド空間の中に延びており、前記第五回転軸にはカムが固定的に設置され、前記カムの下端には押圧ロッドが設置され、前記スライド空間の下端には第二ばね空間が設置され、前記第二ばね空間の中には第一緩衝ブロックが上下に移動できるように設置され、前記第一緩衝ブロックと前記第二ばね空間との間には第二ばねが固定的に連結され、前記第一緩衝ブロックが前記押圧ロッドに固定され、前記押圧ロッドが前記手形発行空間の中に延びており、前記押圧ロッドの下端には吸引盤が固定的に連結されている。
【0008】
さらに、前記送り機構は前記分離空間の中に回転できるように設置された第六回転軸を含み、前記第六回転軸の左端には羽根カバーが固定的に連結され、前記羽根カバーには複数の羽根が固定的に連結され、前記分離空間の右端には従動空間が設置され、前記第六回転軸が前記従動空間の中に延びており、前記第六回転軸の右端には第三傘歯車が固定的に設置され、前記第三傘歯車の下端には第四傘歯車が噛み合っており、前記第四傘歯車の下端には第七回転軸が回転できるように設置され、前記第五回転軸が前記従動空間の中に延びており、前記第五回転軸には第二プーリーが固定的に設置され、前記第三傘歯車の左端には第一プーリーが固定的に設置され、前記第一プーリーと前記第二プーリーとが前記第一ベルトにより伝動できるように連結されている。
【0009】
さらに、前記送り空間の真上には下方に開口した緩衝空間が設置され、前記緩衝空間の中には第八回転軸が回転できるように設置され、前記第八回転軸には第三ローラーが前後対称に設置され、前記緩衝空間の上端には第三ばね空間が設置され、前記第三ばね空間の中には第二緩衝ブロックが上下に移動できるように設置され、前記第二緩衝ブロックと前記第三ばね空間との間には第三ばねが固定的に連結され、前記第三ばね空間の上端には支持ブロックが設置され、前記支持ブロックの中には支持ロッドが上下に移動できるように設置され、前記第二緩衝ブロックが前記支持ロッドに固定され、前記支持ロッドが前記緩衝空間の中に延びており、前記支持ロッドが前記第八回転軸と回転できるように連結されている。
【0010】
さらに、前記運輸空間の真っ下には上方に開口した手形保存箱が設置され、前記手形保存箱の中には手形保存空間が設置され、前記手形保存空間の中には昇降台座が上下に移動できるように設置され、前記昇降台座の上端には複数の紙が置かれ、前記昇降台座の下端には昇降ねじロッドが固定的に設置され、前記手形保存空間の下端には伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には昇降回転軸が回転できるように設置され、前記昇降回転軸の中にはねじ山空間が設置され、前記昇降ねじロッドが前記ねじ山空間の中に延びており、前記昇降回転軸には昇降プーリーが固定的に設置され、前記伝動空間の右下端には第二モーターが固定的に設置され、前記第二モーターの上端には第二伝動軸が回転できるように設置され、前記第二伝動軸の上端にはラチェット車が固定的に設置され、前記ラチェット車と前記昇降プーリーとが前記第二ベルトにより伝動できるように連結されている。
【0011】
さらに、前記ラチェット車の中には叩き空間が設置され、前記第七回転軸が前記叩き空間の中に延びており、前記第七回転軸の下端には叩き歯車が固定的に設置され、前記ラチェット車の内端には複数の止めブロックが固定的に設置され、前記止めブロックには叩きブロックが設置され、前記叩きブロックがピンにより前記ラチェット車に回転できるように連結され、前記叩きブロックと前記ラチェット車との間には第四ばねが固定的に連結されている。
【発明の効果】
【0012】
本願発明は構造が簡単であり、操作が便利であり、紙を自動的に持ち上げ、吸引盤で吸引し、同時にファンで吹き、重なった紙を吹き飛ばし、また、ローラーにより印刷装置に送って印刷し、更に、印刷間隔を自由に調節でき、印刷された手形が道が明瞭であり、時間を労力を節約し、便利である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に
図1〜7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
【
図1】
図1は本願発明の高効率の印刷と手形発行装置の全体構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1〜7を参照し、高効率の印刷と手形発行装置は、ハウジング10を含み、前記ハウジング10の中には手形発行空間11が設置され、前記手形発行空間11の下端には印刷空間63が設置され、前記印刷空間63の中には第一回転軸65が回転できるように設置され、前記第一回転軸65の上端には第一傘歯車64が固定的に設置され、前記第一傘歯車64には第一歯車61が前後対称に噛み合っており、前記第一歯車61の後端には第二回転軸62が回転できるように設置され、前記第二回転軸62には印刷装置88がねじ山により連結され、前記印刷空間63の右壁にはスライドレール60が固定的に設置され、前記印刷装置88が前記スライドレール60で前後に移動し、前記第一回転軸65が回転し始めると、前記第一傘歯車64を回転させ、前記第一傘歯車64が前後対称の前記第一歯車61を回転させ、前記第一歯車61が前記第二回転軸62を回転させ、前記第二回転軸62が前後対称の前記印刷装置88を中央に移動させ、印刷間隔の調整を実現し、
前記印刷空間63の下端には切り換え空間67が設置され、前記切り換え空間67の中には切り換え機構90が設置され、前記切り換え機構90がモジュールを切り換えることができ、前記手形発行空間11の上端には運輸空間45が設置され、前記運輸空間45の中には送り機構91が設置され、前記送り機構91が紙を送ることができ、前記手形発行空間11の右端には分離空間33が設置され、前記分離空間33の中には分離機構92が設置され、前記分離機構92が重なった紙を吹き飛ばすことができる。
【0016】
有益的には、前記切り換え機構90は前記切り換え空間67の中に延びた第一回転軸65を含み、前記第一回転軸65の下端には第二歯車66が固定的に設置され、前記印刷空間63の右端には送り空間76が設置され、前記送り空間76の中には第三回転軸74が回転できるように設置され、前記第三回転軸74の上端には第二傘歯車75が固定的に設置され、前記第二傘歯車75には第三歯車78が前後対称に噛み合っており、前記第三歯車78の後端には送り軸79が回転できるように設置され、前記送り軸79には第一ローラー77が固定的に設置され、前記第三回転軸74が前記切り換え空間67の中に延びており、前記第三回転軸74の下端には第四歯車73が固定的に設置され、前記第四歯車73の左端には第五歯車72が噛み合っており、前記第五歯車72と前記第二歯車66とが噛み合っていなく、前記第五歯車72の下端には第一伝動軸71が回転できるように設置され、前記切り換え空間67の下端には第一ばね空間68が設置され、前記第一ばね空間68の中にはスライドブロック69が左右に移動できるように設置され、前記スライドブロック69と前記第一ばね空間68との間には第一ばね89が固定的に連結され、前記切り換え空間67の中には第一モーター70が固定的に設置され、前記第一伝動軸71が前記第一モーター70に固定的に連結され、前記スライドブロック69の右端には斜めブロック14が固定的に連結されている。
【0017】
有益的には、前記送り機構91は前記運輸空間45の中に回転できるように設置されたウォーム44を含み、前記ウォーム44の下端には第六歯車48が噛み合っており、前記第六歯車48の中には第四回転軸47が回転できるように設置され、前記第四回転軸47には第二ローラー46が前後対称に設置され、前記運輸空間45の右端には噛合空間58が設置され、前記ウォーム44が前記噛合空間58の中に延びており、前記ウォーム44の右端には第七歯車49が固定的に設置され、前記第七歯車49の上端には扇状歯車59が噛み合っており、前記扇状歯車59の右端には第五回転軸30が回転できるように設置され、前記噛合空間58の右端にはスライド空間55が設置され、前記第五回転軸30が前記スライド空間55の中に延びており、前記第五回転軸30にはカム57が固定的に設置され、前記カム57の下端には押圧ロッド51が設置され、前記スライド空間55の下端には第二ばね空間52が設置され、前記第二ばね空間52の中には第一緩衝ブロック54が上下に移動できるように設置され、前記第一緩衝ブロック54と前記第二ばね空間52との間には第二ばね53が固定的に連結され、前記第一緩衝ブロック54が前記押圧ロッド51に固定され、前記押圧ロッド51が前記手形発行空間11の中に延びており、前記押圧ロッド51の下端には吸引盤50が固定的に連結されている。
【0018】
有益的には、前記送り機構91は前記分離空間33の中に回転できるように設置された第六回転軸27を含み、前記第六回転軸27の左端には羽根カバー35が固定的に連結され、前記羽根カバー35には複数の羽根34が固定的に連結され、前記分離空間33の右端には従動空間31が設置され、前記第六回転軸27が前記従動空間31の中に延びており、前記第六回転軸27の右端には第三傘歯車26が固定的に設置され、前記第三傘歯車26の下端には第四傘歯車25が噛み合っており、前記第四傘歯車25の下端には第七回転軸22が回転できるように設置され、前記第五回転軸30が前記従動空間31の中に延びており、前記第五回転軸30には第二プーリー32が固定的に設置され、前記第三傘歯車26の左端には第一プーリー28が固定的に設置され、前記第一プーリー28と前記第二プーリー32とが前記第一ベルト29により伝動できるように連結されている。
【0019】
有益的には、前記送り空間76の真上には下方に開口した緩衝空間41が設置され、前記緩衝空間41の中には第八回転軸43が回転できるように設置され、前記第八回転軸43には第三ローラー42が前後対称に設置され、前記緩衝空間41の上端には第三ばね空間38が設置され、前記第三ばね空間38の中には第二緩衝ブロック40が上下に移動できるように設置され、前記第二緩衝ブロック40と前記第三ばね空間38との間には第三ばね39が固定的に連結され、前記第三ばね空間38の上端には支持ブロック36が設置され、前記支持ブロック36の中には支持ロッド37が上下に移動できるように設置され、前記第二緩衝ブロック40が前記支持ロッド37に固定され、前記支持ロッド37が前記緩衝空間41の中に延びており、前記支持ロッド37が前記第八回転軸43と回転できるように連結されている。
【0020】
有益的には、前記運輸空間45の真っ下には上方に開口した手形保存箱13が設置され、前記手形保存箱13の中には手形保存空間15が設置され、前記手形保存空間15の中には昇降台座18が上下に移動できるように設置され、前記昇降台座18の上端には複数の紙19が置かれ、前記昇降台座18の下端には昇降ねじロッド24が固定的に設置され、前記手形保存空間15の下端には伝動空間12が設置され、前記伝動空間12の中には昇降回転軸17が回転できるように設置され、前記昇降回転軸17の中にはねじ山空間23が設置され、前記昇降ねじロッド24が前記ねじ山空間23の中に延びており、前記昇降回転軸17には昇降プーリー16が固定的に設置され、前記伝動空間12の右下端には第二モーター21が固定的に設置され、前記第二モーター21の上端には第二伝動軸80が回転できるように設置され、前記第二伝動軸80の上端にはラチェット車81が固定的に設置され、前記ラチェット車81と前記昇降プーリー16とが前記第二ベルト20により伝動できるように連結されている。
【0021】
有益的には、前記ラチェット車81の中には叩き空間83が設置され、前記第七回転軸22が前記叩き空間83の中に延びており、前記第七回転軸22の下端には叩き歯車82が固定的に設置され、前記ラチェット車81の内端には複数の止めブロック86が固定的に設置され、前記止めブロック86には叩きブロック87が設置され、前記叩きブロック87がピン85により前記ラチェット車81に回転できるように連結され、前記叩きブロック87と前記ラチェット車81との間には第四ばね84が固定的に連結されている。
【0022】
前記高効率の印刷と手形発行装置は、下記のステップを含む:
本願発明の初期状態では、第五歯車72が第四歯車73と噛み合っており、第五歯車72が第二歯車66と噛み合っていなく、
1.紙19を昇降台座18に置き、第二モーター21を始動して正方向に回転させ、第二モーター21が第二伝動軸80を回転させ、第二伝動軸80がラチェット車81を回転させ、
2. ラチェット車81が第二ベルト20により昇降プーリー16を回転させ、昇降プーリー16が昇降回転軸17を回転させ、昇降回転軸17がねじ山により昇降ねじロッド24を上方へ移動させ、昇降ねじロッド24が昇降台座18を上方に移動させ、
3. ラチェット車81が叩きブロック87を回転させ、叩きブロック87が叩き歯車82を回転させ、叩き歯車82が第七回転軸22を回転させ、第七回転軸22が第四傘歯車25を回転させ、第四傘歯車25が第三傘歯車26を回転させ、第三傘歯車26が第六回転軸27を回転させ、第六回転軸27が第一プーリー28を回転さえ、第一プーリー28が第一ベルト29により第二プーリー32を回転させ、第二プーリー32が第五回転軸30を回転させ、第五回転軸30がカム57を回転させ、カム57が押圧ロッド51を下方へ移動させ、吸引盤50により紙を吸い、同時に第六回転軸27が羽根カバー35を回転させ、羽根カバー35が羽根34を回転させ、重なった紙19を吹き飛ばし、
4.第五回転軸30が扇状歯車59を回転させ、扇状歯車59が第七歯車49を回転させ、第七歯車49がウォーム44を回転させ、ウォーム44が第六歯車48を回転させ、第六歯車48が第四回転軸47を回転させ、第四回転軸47が前後対称の第二ローラー46に紙19を送り空間76の上端まで送らせ、
5.第一モーター70を始動し、第一モーター70が第一伝動軸71を回転させ、第一伝動軸71が第五歯車72を回転させ、第五歯車72が第四歯車73を回転させ、第四歯車73が第三回転軸74を回転させ、第三回転軸74が第二傘歯車75を回転させ、第二傘歯車75が第三歯車78を回転させ、第三歯車78が送り軸79を回転させ、送り軸79が前後対称の第一ローラー77を回転させ、紙を印刷装置88の真上に送り、印刷装置88の作用により印刷された後、紙19を送り出し、
6.印刷完了した後、第二モーター21を反転させ、第二モーター21が第二伝動軸80を回転させ、第二伝動軸80が叩きブロック87を反転させるとき、叩き歯車82と接触しなく、第七回転軸22が回転しなく、
7. ラチェット車81が第二ベルト20により昇降プーリー16を回転させ、昇降プーリー16が昇降回転軸17を回転させ、昇降回転軸17がねじ山により昇降ねじロッド24を下方へ移動させ、昇降ねじロッド24が昇降台座18を下方へ移動させ、昇降台座18が斜めブロック14を左方へ移動させ、第五歯車72が第四歯車73と噛み合わなくなり、第五歯車72が第二歯車66と噛み合い、復帰を実現し、
8.印刷間隔を調整する必要がある場合、第一モーター70を始動し、第一モーター70が第一伝動軸71を回転させ、第一伝動軸71が第五歯車72を回転させ、第五歯車72が第二歯車66を回転させ、第二歯車66が第一回転軸65を回転させ、第一回転軸65が第一傘歯車64を回転させ、第一傘歯車64が第一歯車61を回転させ、第一歯車61が第二回転軸62を回転させ、第二回転軸62が前後対称の印刷装置88を中央に移動させ、印刷間隔を調整する。
【0023】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、しかし本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。