【実施例】
【0418】
以下の実施例は、本開示の特定の実施形態を実証するために含まれる。以下の実施例中に開示される技術は、本開示の実施において良好に機能することが本発明者によって発見された技術を代表するものであり、従って、その実施のための具体的な様式を構築すると解釈され得ることが、当業者によって理解されるべきである。しかし、当業者は、本開示を考慮して、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、多くの変更が、開示される特定の実施形態においてなされ得、依然として、同様または類似の結果を得ることができることを、理解する。
【表A-1】
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【表A-2】
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【表A-3】
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【表A-4】
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【表A-5】
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式Iの一般合成順序
【化106】
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式Iの一般合成
【化107】
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実施例1: 5−(3−(2−カルバモイルフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミド
【化108】
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【0419】
実施例1を、実施例9の合成について説明した手順に従って、(2−シアノフェニル)ボロン酸をフェニルボロン酸の代わりに使用して合成した。Suzuki条件下で、このニトリルをアミドに転換した。C27H20FN5O2; 466.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.22 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.01 - 7.90 (m, 3H), 7.83 - 7.71 (m, 5H), 7.66 (dd, J = 7.0, 1.0 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.24 - 7.00 (m, 3H), 2.58 (s, 3H), 1.30 (s, 3H)。
実施例2: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化109】
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【0420】
この化合物を、実施例48の合成において使用した方法と類似の方法で、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸を使用して合成した。MS m/z 428.2 (M+H)。
実施例3: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化110】
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【0421】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてSuzukiをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドを用いて行って、合成した。C24H19FN6O。427.1 (M+H)。
1H NMR (400 MHz, クロ
ロホルム-d) δ 8.21 (s, 1H), 8.07 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.74 - 7.51 (m, 4H), 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.14 - 6.89 (m, 4H), 4.32 (s, 3H), 2.60 (s, 3H)。
実施例4: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(2−メチルピリジン−3−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化111】
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【0422】
実施例4を、実施例9の合成について説明した手順に従って、(2−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸をフェニルボロン酸の代わりに使用して合成した。C26H20FN5O; 438.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.49 (s, 1H), 8.72 (dd, J = 4.9, 1.7 Hz, 1H), 8.35 (dt, J = 4.5, 2.0 Hz, 2H), 8.16 (d, J =
6.8 Hz, 1H), 8.05 (dd, J = 7.8, 1.8 Hz, 1H), 7.92 - 7.72 (m, 3H), 7.62 - 7.41 (m, 2H), 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.13 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.48 (s, 3H), 2.41 (s, 3H)。
実施例5: 5−(3−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミド
【化112】
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【0423】
実施例5を、実施例9の合成について説明した手順に従って、(4−フルオロ−2−メチルフェニル)ボロン酸をフェニルボロン酸の代わりに使用して合成した。C27H20F2N4O;
455.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.48 (s, 1H), 8.33 (d,
J = 7.6 Hz, 2H), 8.07 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.89 - 7.72 (m, 3H), 7.69 - 7.60 (m, 1H), 7.51 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.40 (dd, J = 10.2, 2.6 Hz, 1H), 7.29 (td, J = 8.6, 2.7 Hz, 1H), 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.11 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.48 (s, 3H), 2.20 (s, 3H)。
実施例6: 2−(8−(3−((4−フルオロフェニル)カルバモイル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【化113】
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【0424】
実施例6を、実施例17の合成について説明した手順に従って、3−シアノ安息香酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。Suzuki条件下で、このニトリルをアミドに転換した。C27H17F4N5O2。520.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.73 (s, 1H), 9.98 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.89 - 8.78 (m,
1H), 8.70 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.40 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.08 - 7.97 (m, 2H), 7.90 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.80 - 7.63 (m, 3H), 7.28 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.19 (t, J = 8.9 Hz, 2H),
7.11 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 5.73 (s, 1H)。
実施例7: 5−(3−(1,2,3−オキサジアゾール−5−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミド
【化114】
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【0425】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてSuzukiをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドを用いて行って、合成した。C23H16FN5O2。414.1 (M+H)。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d)
δ 8.57 (s, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.37 (t, J = 7.4 Hz,
3H), 7.21 - 6.98 (m, 7H), 2.60 (s, 3H)。
実施例8: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化115】
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【0426】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。C24H16F4N6O。481.1 (M+H)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.23 (s, 1H), 8.13 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 8.03 - 7.84 (m,
4H), 7.64 - 7.52 (m, 3H), 7.16 - 6.93 (m, 4H), 4.34 (s, 3H)。
実施例9: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−フェニル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化116】
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【0427】
8−ブロモ−3−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(50mg、0.18mmol)、N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド(51mg、0.22mmol)および炭酸カリウム(26mg、0.18mmol)のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を約80℃で約2時間加熱した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過した。その濾液を水、ブラインで洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をさらに精製せずに次の工程に使用した。
【0428】
5−(3−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミド(30mg、0.08mmol)、フェニルボロン酸(14mg、0.12mmol)、炭酸カリウム(11mg、0.08mmol))のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を、マイクロ波照射に約140℃で約15分間供した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物(14mg、45%の収率)を得た。C26H19FN4O; 423.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.49 (s, 1H), 8.56 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 8.39 - 8.19 (m, 2H), 7.96 - 7.89 (m, 2H), 7.85 - 7.74 (m, 3H), 7.64 (dd, J = 8.5, 6.9 Hz, 3H),
7.52 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.20 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 7.15 (t, J
= 7.0 Hz, 1H), 2.48 (s, 3H)。
実施例10: 5−(3−(4−シアノピリジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化117】
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【0429】
実施例10を、実施例33の合成について説明した手順に従って、2−ヨードイソニコチノニトリルを2−ヨードピリジンの代わりに使用して合成した。C27H15F4N5O。502.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.76 (s, 1H), 9.92 (d, J = 7.3
Hz, 1H), 8.95 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.59 (t, J = 1.2 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (s, 1H), 8.04 (d, J = 8.2 Hz, 1H),
7.96 (s, 1H), 7.81 (dd, J = 5.2, 1.6 Hz, 1H), 7.78 - 7.67 (m, 3H), 7.35 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 7.25 - 7.14 (m, 3H)。
実施例11: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(ピリジン−3−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化118】
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【0430】
実施例11を、実施例9の合成について説明した手順に従って、ピリジン−3−イルボロン酸をフェニルボロン酸の代わりに使用して合成した。C25H18FN5O; 424.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.50 (s, 1H), 9.13 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.82 (dd, J = 4.9, 1.6 Hz, 1H), 8.62 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 8.39 (dt, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.32 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.84 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 7.82 - 7.75 (m, 2H), 7.71 (dd, J = 7.9, 4.9 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.26 - 7.12 (m, 3H), 2.48 (s,
3H)。
実施例12: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(o−トリル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化119】
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【0431】
実施例12を、実施例9の合成について説明した手順に従って、o−トリルボロン酸をフェニルボロン酸の代わりに使用して合成した。C27H21FN4O; 437.1 (M+1); 1H NMR
(400 MHz, DMSO-d6) δ 10.49 (s, 1H), 8.34 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 8.05 (dd, J = 6.9, 0.9 Hz, 1H), 7.89 - 7.72 (m, 3H), 7.60 - 7.49 (m, 4H), 7.45 (td, J = 7.4, 1.6 Hz, 1H), 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.11 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.48 (s, 3H), 2.21 (s, 3H)。
実施例13: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化120】
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【0432】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、1−メチル−1H−イミダゾール−4−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。C25H17F4N5O。480.1 (M+H)。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 11.51 (s, 1H), 10.09 (s, 1H), 9.09 - 8.58 (m, 7H), 8.57 - 8.44 (m, 2H), 8.10 - 7.75 (m, 5H), 4.63 (s, 3H)。
実施例14: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化121】
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【0433】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、1−メチル−1H−イミダゾール−4−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてSuzukiをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドを用いて行って、合成した。C25H20FN5O。426.1 (M+H)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.67 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.97 (d, J = 7.0 Hz,
2H), 7.81 - 7.36 (m, 6H), 7.17 - 6.93 (m, 4H), 3.86 (s, 3H), 2.59 (s, 3H)。
実施例15: 5−(3−(3−シアノピリジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化122】
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【0434】
実施例15を、実施例33の合成について説明した手順に従って、2−ヨードニコチノニトリルを2−ヨードピリジンの代わりに使用して合成した。C27H15F4N5O。502.1 (M+1)。
実施例16: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(2−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ニコチンアミド
【化123】
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【0435】
実施例16を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、2−(トリフルオロメチル)安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C27H18F4N4O。492.2 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.62 (s, 1H), 8.99 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.02 (dd, J = 7.8, 1.4 Hz, 1H), 7.95 - 7.81 (m, 4H),
7.78 (ddt, J = 7.7, 4.8, 2.4 Hz, 3H), 7.27 - 7.18 (m, 2H), 7.15
(d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.84 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H)。
実施例17: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(ピリダジン−3−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化124】
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【0436】
(3−ブロモピリジン−2−イル)メタンアミン臭化水素酸塩(100mg、0.37mmol)およびピリダジン−3−カルボン酸(60mg、0.49mmol)の酢酸n−ブチル(5mL)中の懸濁物に、T3P(プロピルホスホン酸無水物。酢酸エチル中50重量%;2mL)を添加し、そして室温で約30分間撹拌した。この反応混合物を約100℃で約48時間加熱した。この反応混合物を冷却し、酢酸エチルで希釈し、重炭酸ナトリウム、水、ブラインで洗浄し、そして硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、環化化合物である8−ブロモ−3−(ピリダジン−3−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(65mg、64%の収率)を得た。275.1 (M+1)。
【0437】
8−ブロモ−3−(ピリダジン−3−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(65mg、0.23mmol)、N−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(97mg、0.0.23mmol)、炭酸カリウム(12mg、0.08mmol))のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を、マイクロ波照射に約120℃で約20分間供した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相カラムを使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物(70mg、62%の収率)を得た。C25H15F4N5O。478.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.76 (s, 1H), 9.99 (dt, J = 7.2, 0.9 Hz, 1H), 9.23 (dd, J = 4.9, 1.6 Hz, 1H), 8.50 (dd, J = 8.7, 1.6 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.10 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.99 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.86 (dd, J = 8.7, 4.9 Hz, 1H), 7.78 - 7.69 (m,
2H), 7.37 (dd, J = 6.9, 0.9 Hz, 1H), 7.32 - 7.08 (m, 3H)。
実施例18: 5−(3−(3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチ
ルニコチンアミド
【化125】
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【0438】
実施例18を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用し、そしてN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミドを(5−((4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに使用して作製した。C27H17F5N4O。459.3 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.62 (s, 1H), 8.98 (d, J = 2.3 Hz, 1H),
8.28 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.96 (dd, J = 11.4, 6.4 Hz, 2H), 7.85
(s, 1H), 7.77 (ddt, J = 8.8, 6.1, 2.9 Hz, H), 7.56 (d, J = 7.7
Hz, 1H), 7.26 - 7.18 (m, 2H), 7.14 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.85 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H)。
実施例19: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(3−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化126】
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【0439】
実施例19を、実施例17の合成について説明した手順に従って、3−フルオロピコリン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミドで置き換えて合成した。C25H17F2N5O。442.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.64 (s, 1H), 9.44 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.98 (d,
J = 2.3 Hz, 1H), 8.63 (dt, J = 4.6, 1.5 Hz, 1H), 8.30 (d, J =
2.3 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.86 - 7.65 (m, 2H), 7.57 (dt, J = 8.2, 4.0 Hz, 1H), 7.35 - 7.12 (m, 3H), 7.05 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H)。
実施例20: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミド
【化127】
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【0440】
実施例20を、実施例9の合成について説明した手順に従って、(2,3−ジフルオロフェニル)ボロン酸をフェニルボロン酸の代わりに使用して合成した。C26H17F3N4O; 459.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.49 (s, 1H), 8.40 (dd, J
= 7.0, 3.0 Hz, 1H), 8.36 - 8.29 (m, 2H), 7.86 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 7.84 - 7.71 (m, 3H), 7.70 - 7.62 (m, 1H), 7.52 (dd, J = 8.7,
5.0 Hz, 2H), 7.25 - 7.10 (m, 3H), 2.48 (s, 2H)。
実施例21: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(キノリン−4−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化128】
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【0441】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、キノリン−4−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。C30H18F4N4O
。427.1 (M+H)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.34 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 9.22 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 8.52 (dd, J = 8.5, 3.3 Hz, 2H), 8.38 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.29 - 8.20 (m, 2H), 8.11 - 7.78 (m, 11H)。
実施例22: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(m−トリル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ニコチンアミド
【化129】
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【0442】
実施例22を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチ
ンアミド)と同様に、3−メチル安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C27H21FN4O。438.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.64
(s, 1H), 8.96 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.53 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.27 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.01 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 7.84 - 7.72 (m, 2H), 7.67 (d, J = 11.5 Hz, 2H), 7.51 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.38 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.29 - 7.16 (m, 3H), 6.98 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H), 2.44 (s, 3H)。
実施例23: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(4−フルオロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化130】
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【0443】
実施例23を、実施例17の合成について説明した手順に従って、4−フルオロピコリン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミドで置き換えて合成した。C25H17F2N5O。442.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.64 (s, 1H), 9.97 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.97 (d,
J = 2.3 Hz, 1H), 8.77 (dd, J = 8.8, 5.7 Hz, 1H), 8.29 (d, J =
2.3 Hz, 1H), 8.05 (dd, J = 10.6, 2.6 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 0.9
Hz, 1H), 7.84 - 7.70 (m, 2H), 7.35 (ddd, J = 8.5, 5.7, 2.6 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 7.22 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.13 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H)。
実施例24: 5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化131】
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【0444】
(3−クロロピリジン−2−イル)メタンアミン二塩酸塩(200mg、0.928mmol)、2,6−ジフルオロ安息香酸(1.3当量)、ポリホスホン酸無水物(EtOAc中50%の溶液)(5.0当量)、およびDIPEA(0.2mL)を酢酸ブチル(2.0mL)に溶解させ、そして約110℃で一晩加熱した。この反応物を室温まで冷却し、水(5.0mL)で希釈し、そしてEtOAc(3×4mL)で抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮し、そしてシリカゲルクロマトグラフィー(Rf 40%のEtOAc/ヘキサン:0.4)により精製して、8−クロロ−3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジンを得た。8−クロロ−3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(55mg、0.208mmol)、(5−((4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸(1.0当量)、Pd(dppf)Cl2(0.1当量)、およびK2CO3(1.0当量)を脱気DMF(2.0mL)および水(1.0mL)に溶解させ、そして約110℃で約4時間加熱した。この反応物を室温まで冷却し、水(5mL)で希釈し、そしてEtOAc(3×4mL)で抽出した。合わせた有機層を水(1×5mL)で洗浄し、減圧下で濃縮し、そして逆相prep HPLCにより精製して、5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミドを得た。C26H17F3N4O。460.1 (M+1)。1H NMR (400
MHz, DMSO-d6) δ 10.64 (s, 1H), 9.00 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.02 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 1.0
Hz, 1H), 7.83 - 7.69 (m, 3H), 7.39 (t, J = 8.2 Hz, 2H), 7.27 -
7.16 (m, 3H), 6.94 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.69 (s, 3H)。
実施例25: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(ピリミジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ニコチンアミド
【化132】
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【0445】
実施例25を、実施例34の合成について説明した手順に従って、ピリミジン−2−カルボン酸を2,3−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用し、そしてN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミドをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドの代わりに使用して合成した。C24H17FN6O。425.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.66 (s, 1H), 9.90 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 9.02 (d, J =
4.9 Hz, 2H), 8.98 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.31 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.88 - 7.66 (m, 2H), 7.53 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 7.38 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.28 - 7.15 (m, 3H), 2.69 (s, 3H)。
実施例26: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(ピリミジン−4−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化133】
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【0446】
実施例26を、実施例17の合成について説明した手順に従って、ピリミジン−4−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。C25H15F4N5O。478.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.75 (s, 1H), 10.05 (dd, J = 7.2, 0.9 Hz, 1H), 9.29 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.86 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 8.24 (dd, J = 5.4, 1.4 Hz, 1H), 8.15 - 8.07 (m, 2H), 8.04 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.00 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.79 - 7.67 (m, 2H), 7.41 (dd, J = 6.9, 0.9 Hz, 1H), 7.29 - 7.17 (m, 3H)。
実施例27: 5−(3−(3,5−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化134】
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【0447】
実施例27を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、3,5−ジフルオロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C26H17F3N4O。460.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.64 (s, 1H), 8.95 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.65 (d, J = 7.1 Hz,
1H), 8.26 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.81 - 7.74 (m, 2H), 7.69 - 7.56 (m, 2H), 7.44 - 7.36 (m, 1H), 7.27 - 7.14 (m, 3H),
6.96 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.67 (s, 3H)。
実施例28: 2−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【化135】
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【0448】
実施例28を、実施例42の合成について説明した手順に従って、2−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C26H14F6N4O。513.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.91 (s, 1H), 9.30 (s, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.39 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 8.34 (dd, J = 7.2, 3.4 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.77
- 7.70 (m, 2H), 7.71 - 7.62 (m, 1H), 7.62 - 7.55 (m, 1H), 7.45 (td, J = 8.1, 4.0 Hz, 1H), 7.25 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.00 (t, J
= 7.0 Hz, 1H)。
実施例29: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(o−トリル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ニコチンアミド
【化136】
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【0449】
実施例29を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、2−メチル安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C27H21FN4O。438.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.64
(s, 1H), 8.99 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.95 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.82 - 7.72 (m, 2H), 7.60
- 7.41 (m, 4H), 7.30 - 7.18 (m, 3H), 6.99 (t, J = 7.0 Hz, 1H),
2.69 (s, 3H), 2.20 (s, 3H)。
実施例30: 5−(3−(2,5−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化137】
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【0450】
実施例30を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、2,5−ジフルオロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C26H17F3N4O。460.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.63 (s, 1H), 8.97 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.27 (d, J = 2.3 Hz,
1H), 8.11 (dd, J = 7.2, 3.9 Hz, 1H), 7.90 (s, 1H), 7.82 - 7.71 (m, 2H), 7.62 - 7.46 (m, 3H), 7.28 - 7.14 (m, 3H), 6.94 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.67 (s, 3H)。
実施例31: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0451】
実施例31を、実施例33の合成について説明した手順に従って、3−ヨードピリジンを2−ヨードピリジンの代わりに使用して合成した。C26H16F4N4O。477.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.76 (s, 1H), 9.11 (d, J = 2.2 Hz, 1H),
8.73 (dd, J = 4.9, 1.6 Hz, 1H), 8.62 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 8.38
(dt, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 8.12 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.09 - 7.99 (m, 2H), 7.89 (s, 1H), 7.80 - 7.61 (m, 3H), 7.29 - 7.13 (m, 3H), 6.96 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
実施例32: 5−(3−(1H−ピラゾール−3−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化139】
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【0452】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、1H−ピラゾール−3−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。C24H15F4N5O。466.1 (M+H)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.81 (s, 1H),
δ 8.21 (s, 1H), 8.07 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.74 - 7.51 (m, 4H), 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.14 - 6.89 (m, 4H), 4.32 (s, 3H), 2.60 (s, 3H)。
実施例33: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化140】
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【0453】
8−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン[1,5−a]ピリジン(290mg、1.5mmol)、N−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(500mg、1.2mmol)、炭酸カリウム(170mg、1.2mmol)のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を約110℃で約60分間加熱した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、水、ブラインで洗浄し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、N−(4−フルオロフェニル)−5−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(490mg、66%の収率)を得た。400.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.74
(s, 1H), 9.08 (s, 1H), 8.54 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 8.12 - 7.99 (m, 3H), 7.95 (s, 1H), 7.76 - 7.68 (m, 2H), 7.27 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.21 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.04 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
【0454】
マイクロ波バイアルに、試薬N−(4−フルオロフェニル)−5−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(50mg、0.12mmol)、2−ヨードピリジン(28mg、0.13mmol)、炭酸セシウム(45mg、0.14mmol)、およびパラジウム錯体であるPd(phen)2(PF6)2ビス(1,10−フェナントロリン)パラジウムヘキサフルオロホスフェート(5mg、5mol%)を、ジメチルアセトアミド(2mL)中で添加し、そして約150
℃で約20時間加熱した。この反応混合物を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物であるN−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として得た(28mg、47%の収率)。C26H16F4N4O。477.1
(M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.75 (s, 1H), 10.00 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 8.79 - 8.67 (m, 1H), 8.31 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.16
- 8.09 (m, 1H), 8.07 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 8.2 Hz,
1H), 7.97 (td, J = 7.8, 1.8 Hz, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.79 - 7.67 (m, 2H), 7.41 (ddd, J = 7.5, 4.9, 1.2 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.21 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.10 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
実施例34: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミド
【化141】
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【化142】
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【0455】
2,3−ジフルオロ安息香酸(500mg、3.16mmol)およびHATU(1322mg、3.5mmol)のDMF(2mL)中の溶液に、(3−クロロピリジン−2−イル)メタンアミン(500mg、3.5mmol)およびDIPEAを添加し、そして室温で約2時間撹拌した。この反応混合物に、水(50mL)を添加し、約30分間撹拌し、そして生成物であるN−((3−クロロピリジン−2−イル)メチル)−2,3−ジフルオロベンズアミドを濾過し、ヘキサンで洗浄し、そして乾燥させた(520mg、59%の収率)。283.0 (M+1)。
【0456】
N−((3−クロロピリジン−2−イル)メチル)−2,3−ジフルオロベンズアミド(520mg、1.8mmol)のPOCl
3(5mL)中の溶液を100℃で約3時間加熱した。この反応混合物を冷却し、そして氷浴内にゆっくりと注ぎ、そして約45分間撹拌した。生成物は析出しなかった。その水性部分をジクロロメタン(50mLずつ)で
2回抽出した。その有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濃縮して、環化生成物である8−クロロ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(355mg、73%の収率)を得、そして次の工程に使用した。265.0 (M+1)。
【0457】
8−クロロ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(23mg、0.09mmol)、N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド(20mg、0.8mmol)、炭酸カリウム(11mg、0.08mmol))のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を、マイクロ波照射に約140℃で約15分間供した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、アセトニトリル(ACN)および0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物をTFA塩として得た(15mg、45%の収率)。C27H18F3N3O。458.1 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ
10.48 (s, 1H), 8.15 (dd, J = 7.2, 3.6 Hz, 1H), 7.87 - 7.73 (m, 5H), 7.70 - 7.59 (m, 1H), 7.59 - 7.53 (m, 1H), 7.51 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.43 (td, J = 8.2, 4.3 Hz, 1H), 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.09 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.91 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.48 (s,
3H)。
実施例35: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化143】
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【0458】
実施例35を、実施例17の合成について説明した手順に従って、3−フルオロ安息香酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミドで置き換えて合成した。C26H18F2N4O。441.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.50 (s, 1H), 8.74 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.17
(d, J = 7.0 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.61 (dd, J = 8.7, 4.9 Hz, 2H), 7.44 (dd, J = 6.7, 4.3 Hz, 2H), 7.33 (dd, J = 10.0, 2.6 Hz, 1H), 7.14 (ddd, J = 10.2, 5.0, 2.8 Hz, 1H), 7.00 (t,
J = 8.6 Hz, 2H), 6.80 - 6.61 (m, 2H), 2.71 (s, 3H)。
実施例36: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(ピラジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド
【化144】
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【0459】
実施例36を、実施例17の合成について説明した手順に従って、ピラジン−2−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。C25H15F4N5O。478.1
(M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.75 (s, 1H), 9.82 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 9.50 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.75 (dd, J = 2.7, 1.4 Hz,
1H), 8.61 (dd, J = 2.6, 1.1 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 8.3 Hz, 1H),
8.10 - 8.01 (m, 2H), 7.96 (s, 1H), 7.80 - 7.68 (m, 2H), 7.35 (d,
J = 6.8 Hz, 1H), 7.29 - 7.09 (m, 3H)。
実施例37: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(ピリミジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化145】
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【0460】
実施例37を、実施例34の合成について説明した手順に従って、ピリミジン−2−カルボン酸を2,3−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して合成した。C25H18FN5O。424.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.51 (s, 1H), 9.87 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 9.01 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 8.01 (s, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.83 - 7.76 (m, 3H), 7.58 - 7.45 (m, 2H), 7.30 (d, J = 6.8 Hz,
1H), 7.26 - 7.13 (m, 3H), 2.48 (s, 3H)。
実施例38: 6−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【化146】
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【0461】
実施例38を、実施例42の合成について説明した手順に従って、6−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ピコリンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C26H14F6N4O。513.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.93
(s, 1H), 8.53 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.46 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.33 (dd, J = 7.3, 3.2 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.89 -
7.73 (m, 3H), 7.66 (dtd, J = 9.9, 8.3, 1.7 Hz, 1H), 7.56 (ddd, J
= 8.1, 4.7, 1.7 Hz, 1H), 7.44 (td, J = 8.2, 3.8 Hz, 1H), 7.25 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.01 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
実施例39: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化147】
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【0462】
実施例39を、実施例17の合成について説明した手順に従って、3−フルオロ安息香酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。C27H16F5N3O。494.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.75 (s, 1H), 8.60 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.11 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.08 - 7.96 (m, 2H), 7.81 (d,
J = 0.9 Hz, 1H), 7.78 - 7.56 (m, 5H), 7.35 (td, J = 8.6, 2.3 Hz, 1H), 7.29 - 7.13 (m, 3H), 6.93 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
実施例40: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(オキサゾール−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド
【化148】
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【0463】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、オキサゾール−2−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてSuzukiをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドを用いて行って、合成した。C24H17FN4O2。428.2 (M+H)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.61 - 9.34
(m, 1H), 8.03 (s, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.76 (s, 2H), 7.66 (d, J =
7.9 Hz, 3H), 7.53 - 7.32 (m, 2H), 7.19 - 6.93 (m, 4H), 2.59 (s,
3H)。
実施例41: 2−(ジフルオロメチル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド
【化149】
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【0464】
実施例41を、実施例48の合成について説明した手順に従って、2−(ジフルオロメチル)−N−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドをN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの代わりに使用して合成した。C27H16F5N3O。494.1
(M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.72 (s, 1H), 8.22 (dd, J = 7.2, 3.3 Hz, 1H), 8.11 (dd, J = 6.1, 2.1 Hz, 2H), 7.94 (t, J = 4.4 Hz, 2H), 7.84 - 7.71 (m, 2H), 7.66 (dtd, J = 10.0, 8.3, 1.7 Hz, 1H), 7.61 - 7.51 (m, 1H), 7.51 - 7.35 (m, 2H), 7.32 - 7.14 (m,
3H), 6.96 (t, J = 6.9 Hz, 1H)。
実施例42: 3−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミド
【化150】
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【化151】
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【0465】
マイクロ波管に、8−ブロモ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(300mg、0.97mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(394mg、1.5mmol)、ジクロロ1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)(100mol%)、および酢酸カリウム(285mg、2.9mmol)を添加し、その後、無水ジオキサン(5mL)を添加し、この管をArでフラッシュし、次いで密封し、そして約2時間加熱還流させた。この反応の完了後、この反応混合物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、濃縮した。その結果得られたボロン酸(220mg、80%の収率)を次の工程に使用した。275.0 (M+1)。
【0466】
3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミド(46mg、0.14mmol)、(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ボロン酸(30mg、0.11mmol)、炭酸カリウム(12mg、0.08mmol))のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を、マイクロ波照射に約140℃で約20分間供した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相カラムを使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物をTFA塩として得た(26mg、50%の収率)。C27H17F4N3O。476.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.80 (s, 1H), 8.21 (dd, J = 7.2, 3.6 Hz,
1H), 7.80 - 7.73 (m, 2H), 7.69 (s, 1H), 7.61 - 7.53 (m, 3H), 7.44 (tt, J = 8.2, 4.3 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.22 (t,
J = 8.9 Hz, 2H), 7.03 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.43 (s, 3H)。
実施例43: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化152】
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【0467】
実施例43を、実施例42の合成について説明した手順に従って、5−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C26H17F3N4O。459.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.62 (s, 1H), 8.96
(d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.26 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.19 (dd, J = 6.9, 3.0 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.82 - 7.74 (m, 1H),
7.72 - 7.60 (m, 1H), 7.56 (ddd, J = 8.2, 4.6, 1.7 Hz, 1H), 7.43
(td, J = 8.2, 3.8 Hz, 1H), 7.22 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.16 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.67 (s, 3H)。
実施例44: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)−1−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化153】
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【0468】
実施例44を、実施例48の合成について説明した手順に従って、1−(3−クロロピリジン−2−イル)エタン−1−アミンを(3−ブロモピリジン−2−イル)メタンアミンの代わりに使用して合成した。C28H17F6N3O。526.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.64 (s, 1H), 8.12 (ddd, J = 6.1, 4.1, 1.8 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 7.0 Hz, 2H), 7.74 - 7.66 (m, 2H), 7.66 - 7.58 (m, 1H), 7.53 (tt, J = 5.9, 1.5 Hz, 1H), 7.48
- 7.37 (m, 1H), 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 6.95 - 6.71 (m, 2H),
2.11 (s, 3H)。
実施例45: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)−1−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0469】
実施例45を、実施例48の合成について説明した手順に従って、ピリミジン−2−カルボン酸を2,3−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して合成した。C25H15F4N5O。478.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.77 (s, 1H), 9.91 (d, J =
7.3 Hz, 1H), 9.02 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 8.22 - 7.97 (m, 4H), 7.82 - 7.66 (m, 2H), 7.52 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 7.45 - 7.34 (m, 1H),
7.30 - 7.14 (m, 3H)。
実施例46: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(オキサゾール−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化155】
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【0470】
この化合物を、実施例17の合成において使用した方法と類似の方法で、オキサゾール−2−カルボン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して合成した。C24H14F4N4O2。426.1 (M+H)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.56 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.94 (d, J = 8.9 Hz, 3H), 7.89 - 7.79 (m, 2H), 7.71 - 7.50 (m, 3H), 7.39 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.14 - 6.98 (m, 4H)。
実施例47: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0471】
実施例47を、実施例42の合成について説明した手順に従って、5−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C26H14F6N4O。513.0 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.86
(s, 1H), 9.26 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.64 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.33 - 8.22 (m, 1H), 7.94 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.74 - 7.69 (m, 2H), 7.68 - 7.62 (m, 1H), 7.56 (ddd, J = 8.2, 4.3, 1.7 Hz, 1H), 7.44 (td, J = 8.2, 3.4 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 7.23 (t,
J = 8.9 Hz, 2H), 6.98 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
実施例48: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【化157】
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【化158】
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2,3−ジフルオロ安息香酸(708mg、4.5mmol)およびHATU(1419mg、3.73mmol)のDMF(3mL)中の溶液に、(3−ブロモピリジン−2
−イル)メタンアミン臭化水素酸塩(1000mg、3.7mmol)およびDIPEA(0.5mL)を添加し、そして室温で約2時間撹拌した。この反応混合物に、水(50mL)を添加し、約30分間撹拌し、そして生成物であるN−((3−ブロモピリジン−2−イル)メチル)−2,3−ジフルオロベンズアミドを濾過し、ヘキサンで洗浄し、そして乾燥させた(1100mg、90%の収率)。329.0 (M+1)。
【0472】
N−((3−ブロモピリジン−2−イル)メチル)−2,3−ジフルオロベンズアミド(1100mg、1.8mmol)のPOCl
3(5mL)中の溶液を100℃で約3時間加熱した。この反応混合物を冷却し、そして氷浴内にゆっくりと注ぎ、そして約45分間撹拌した。生成物は析出しなかった。その水性部分をジクロロメタン(50mLずつ)で2回抽出した。その有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濃縮して、環化した8−ブロモ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(1020mg、88%の収率)を得、そして次の工程に使用した。310.9 (M+1)。
【0473】
8−ブロモ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(30mg、0.09mmol)、N−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(50mg、0.12mmol)、炭酸カリウム(11mg、0.08mmol))のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を、マイクロ波照射に約120℃で約20分間供した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物をTFA塩として得た(50mg、80%の収率)。C27H15F6N3O。512.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ
10.75 (s, 1H), 8.24 (dd, J = 7.3, 3.6 Hz, 1H), 8.16 - 8.10 (m, 1H), 8.08 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.73 (dd, J = 9.1, 5.0 Hz, 2H), 7.66 (dtd, J
= 9.8, 8.1, 1.6 Hz, 1H), 7.57 (ddd, J = 7.9, 4.9, 1.4 Hz, 1H), 7.44 (td, J = 8.1, 4.6 Hz, 1H), 7.22 (dd, J = 10.1, 7.7 Hz, 3H),
6.97 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
実施例49: N−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化159】
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【0474】
実施例49を、実施例17の合成について説明した手順に従って、2−フルオロ安息香酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミドで置き換えて合成した。C26H18F2N4O。441.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.62 (s, 1H), 8.97 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.28 (d,
J = 2.3 Hz, 1H), 8.05 (dd, J = 7.1, 3.9 Hz, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.84 - 7.69 (m, 3H), 7.70 - 7.58 (m, 1H), 7.57 - 7.35 (m, 2H), 7.22 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.16 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.67 (s, 3H)。
実施例50: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化160】
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【0475】
DMF(6mL)およびH2O(1mL)中の、4−クロロピリダジン−3(2H)−オン(200.0mg、1.532mmol)、(5−(エトキシカルボニル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸(535.3mg、1.839mmol)、Pd(dppf)2Cl2(125.1mg、0.153mmol)、およびK2CO3(635.3mg、4.597mmol)を、マイクロ波に120℃で20分間当てた。この反応混合物をEtOAcで希釈し、セライトで濾過し、そしてEtOAcで洗浄した。その濾液を濃縮し、そしてprep−HPLCにより精製して、2−メチル−5−(3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)ニコチン酸エチル(296mg)を得た。
【0476】
2−メチル−5−(3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)ニコチン酸エチル(296mg、1.142mmol)を、POCl3(4mL)中で約90℃で約2時間撹拌し、そして濃縮した。その残渣にH2OおよびMeOHを添加し、そしてprep−HPLCにより精製して、5−(3−クロロピリダジン−4−イル)−2−メチルニコチン酸エチル(210mg)を得た。
【0477】
5−(3−クロロピリダジン−4−イル)−2−メチルニコチン酸エチル(90mg、0.324mmol)を、ジオキサン(5mL)およびヒドラジン一水和物(1mL)中で100℃で2時間撹拌し、そして濃縮した。この粗製の5−(3−ヒドラジニルピリダジン−4−イル)−2−メチルニコチン酸エチルを次の工程に直接使用した。
【0478】
5−(3−クロロピリダジン−4−イル)−2−メチルニコチン酸エチル(88.6mg、0.324mmol)のCH2Cl2(10mL)中の撹拌溶液に、Et3N(163.9mg、1.62mmol)を氷浴内で添加し、その後、2,3−ジフルオロベンジルクロリド(114.4mg、0.648mmol)を添加した。得られた混合物を室温で約0.5時間撹拌した。この反応混合物をH2O中に注ぎ、そしてCH2Cl2で抽出した。その有機層を濃縮し、そしてprep−HPLCにより精製して、5−(3−(2−(2,3−ジフルオロベンゾイル)ヒドラジニル)ピリダジン−4−イル)−2−メチルニコチン酸エチル(25mg)を得た。
【0479】
酢酸(3mL)中の5−(3−(2−(2,3−ジフルオロベンゾイル)ヒドラジニル)ピリダジン−4−イル)−2−メチルニコチン酸エチル(25mg、0.06mmol)を、マイクロ波に140℃で30分間当て、そして濃縮した。その残渣をprep−HPLCにより精製して、5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド(5mg)を得た。
実施例51: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミド
【化161】
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【0480】
2,3−ジフルオロ安息香酸(200mg、1.3mmol)およびHATU(530mg、1.3mmol)のDMF(2mL)中の溶液に、(3−クロロピラジン−2−イル)メタンアミン(200mg、1.4mmol)およびDIPEA(0.5mL)を添加し、そして室温で約2時間撹拌した。この反応混合物に、水(50mL)を添加し、約30分間撹拌し、そして生成物であるN−((3−クロロピラジン−2−イル)メチル)−2,3−ジフルオロベンズアミドを濾過し、ヘキサンで洗浄し、そして乾燥させた(250mg、70%の収率)。284.0 (M+1)。
【0481】
N−((3−クロロピラジン−2−イル)メチル)−2,3−ジフルオロベンズアミド(250mg、0.9mmol)のPOCl3(4mL)中の溶液を約100℃で約3時間加熱した。この反応混合物を冷却し、そして氷浴内にゆっくりと注ぎ、そして約45分間撹拌した。生成物は析出しなかった。その水性部分をジクロロメタン(50mLずつ)で2回抽出した。その有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濃縮して、環化した8−クロロ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,
5−a]ピラジン(50mg、21%の収率)を得、そして次の工程に使用した。266.0 (M+1)。
【0482】
8−クロロ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン(50mg、0.2mmol)、N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド(66mg、0.25mmol)、炭酸カリウム(22mg、0.16mmol))のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を、マイクロ波照射に約140℃で約15分間供した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物である5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミドをTFA塩として得た(50mg、80%の収率)。C26H17F3N4O; 459.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.52 (s, 1H), 8.33 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 8.16 (t, J = 4.1 Hz, 1H), 8.11 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.82 - 7.74 (m, 3H), 7.73 - 7.62 (m, 1H), 7.59 (ddd, J = 7.6,
4.5, 1.6 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.44 (td, J = 8.2,
3.6 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 2.47 (s, 3H)。
実施例52: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(o−トリル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−8−イル)ベンズアミド
【化162】
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【0483】
実施例52を、実施例55の合成について説明した手順に従って、1−ヨード−2−メチルベンゼンを2−ヨードピリジンの代わりに使用して合成した。C27H21FN4O; 437.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.53 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 8.13 (d, J = 7.9 Hz, 2H), 7.84 (dd, J = 5.0, 1.1 Hz, 1H), 7.82 - 7.74 (m, 2H), 7.68 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.60 - 7.45 (m, 4H), 7.41
(td, J = 7.3, 2.0 Hz, 1H), 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.20 (s, 3H)。
実施例53: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(m−トリル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−8−イル)ベンズアミド
【化163】
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【0484】
実施例53を、実施例60の合成について説明した手順に従って、1−ヨード−3−メチルベンゼンを2−ヨードピリジンの代わりに使用して合成した。C27H21FN4O; 437.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.55 (s, 1H), 8.43 (dd, J = 5.0, 1.0 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 8.11 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.86 - 7.76 (m, 2H), 7.76 - 7.67 (m, 3H), 7.56 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.50
(t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.37 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.44 (s, 3H)。
実施例54: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−8−イル)ベンズアミド
【化164】
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【0485】
8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピラジン(300mg、1.95mmol)、N−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(586mg、2.1mmol)、炭酸カリウム(224mg、1.7mmol)のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を約110℃で約60分間加熱した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、水、ブラインで洗浄し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、N−(4−フルオロフェニル)−5−(イミダゾ[1,5−a]ピラジン−8−イル)−2−メチルベンズアミド(250mg、37%の収率)を得た。347.1
(M+1)。
【0486】
マイクロ波バイアルに、ジメチルアセトアミド(2mL)中の試薬N−(4−フルオロフェニル)−5−(イミダゾ[1,5−a]ピラジン−8−イル)−2−メチルベンズアミド(70mg、0.2mmol)、2−ヨードピリジン(46mg、0.22mmol)、炭酸セシウム(73mg、0.22mmol)、およびパラジウム錯体であるPd(phen)2(PF6)2ビス(1,10−フェナントロリン)パラジウムヘキサフルオロホスフェート(8mg、10mol%)を添加し、そして約150℃で約20時間加熱した。この反応混合物を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物であるN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドをTFA塩として得た(10mg、45%の収率)。C25H18FN5O; 424.1 (M+1); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.55 (s, 1H), 9.71 (dd, J = 5.0, 1.0 Hz, 1H), 8.79 (dd
d, J = 4.9, 1.8, 0.9 Hz, 1H), 8.41 - 8.28 (m, 2H), 8.11 (d, J =
7.4 Hz, 2H), 8.02 (td, J = 7.7, 1.8 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.79 (dd, J = 8.9, 5.1 Hz, 2H), 7.56 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.48 (ddd, J = 7.5, 4.8, 1.2 Hz, 1H), 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 2.5 (s, 3H)。
実施例55: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド
【化165】
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【0487】
実施例55を、実施例42の合成について説明した手順に従って、5−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C27H15F6N3O2。528 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.65 (s, 1H), 8.17 (dd, J = 7.2, 3.5 Hz, 1H), 8.08 - 8.00 (m, 2H), 7.83 (s, 1H), 7.77 - 7.57 (m, 4H), 7.58 - 7.50 (m, 1H), 7.46 - 7.37
(m, 1H), 7.24 - 7.15 (m, 2H), 7.13 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.91 (t, J = 6.9 Hz, 1H)。
実施例56: 2−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−5−メチルイソニコチンアミド
【化166】
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【0488】
実施例56を、実施例42の合成について説明した手順に従って、2−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)−5−メチルイソニコチンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
26H
17F
3N
4O。459 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.51 (s, 1H), 8.68 (s, 1H), 7.78 - 7.73 (m, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.65 (s, 1H),
7.62 - 7.54 (m, 2H), 7.38 - 7.26 (m, 2H), 7.19 - 7.10 (m, 2H), 7.04 - 6.95 (m, 2H), 6.68 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.53 (s, 3H)。
実施例57: 6−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピ
リジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−3−メチルピコリンアミド
【化167】
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【0489】
実施例57を、実施例42の合成について説明した手順に従って、6−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)−3−メチルピコリンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
26H
17F
3N
4O。459 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 10.30 (s, 1H),
8.14 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.96 - 7.90 (m, 1H), 7.88 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.84 - 7.80 (m, 1H), 7.74 - 7.69 (m, 2H), 7.59 - 7.52
(m, 1H), 7.39 - 7.27 (m, 3H), 7.10 - 7.02 (m, 2H), 6.83 (t, J =
7.0 Hz, 1H), 2.91 (s, 3H)。
実施例58: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチル−N−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ニコチンアミド
【化168】
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【0490】
8−ブロモ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(475mg、1.5mmol)、2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)ニコチン酸メチル(512mg、1.8mmol)、炭酸カリウム(212mg、1.5mmol)のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を約110℃で約2時間加熱した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、水、ブラインで洗浄し、そして濃縮した。その残渣を酢酸エチルおよびヘキサンから沈殿させて、生成物である5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチン酸メチル(470mg、80%の収率)を得た。380.1(M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.01 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.27 - 8.10 (m, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.65 (q, J = 8.8 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 5.8 Hz,
1H), 7.45 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 3.90 (s, 3H), 2.81 (s, 3H)。
【0491】
5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチン酸メチル(500mg、1.3mmol)のメタノール(5mL)中の懸濁物に、2Nの水酸化ナトリウム(105mg、2.6mmol)を添加し、そして約80℃で約2時間加熱し、この時間の間に、この反応混合物は均質になり、そして加水分解が完了した。この反応混合物を濃縮した。その残渣を水(10mL)に溶解させ、そして1NのHClで酸性にした。生成物は沈殿しなかった。その溶媒を留去し、そして生成物である5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチン酸(450mg、93%の収率)を次の工程に
使用した。366.1(M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.99 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.49 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.19 (dd, J = 7.3, 3.2 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.65 (dtd, J = 9.8, 8.2, 1.6 Hz, 1H), 7.56 (ddd, J = 8.1, 4.8, 1.7 Hz, 1H), 7.43 (td, J = 8.1, 3.8 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.82
(s, 3H)。
【0492】
5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチン酸(40mg、0.1mmol)およびHATU(49mg、0.13mmol)のDMF(2mL)中の溶液に、4−(トリフルオロメトキシ)アニリン(25mg、0.14mmol)およびDIPEA(0.2mL)を添加し、そして室温で約2時間撹拌した。完了後、この反応混合物を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物である5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチル−N−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ニコチンアミド(40mg、70%の収率)を得た。C27H17F5N4O2。525.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.78 (s, 1H), 9.00 (d, J
= 2.3 Hz, 1H), 8.34 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.22 (dd, J = 7.2, 3.6 Hz, 1H), 7.95 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.1 Hz, 2H), 7.67 (dtd, J = 9.9, 8.2, 1.7 Hz, 1H), 7.57 (ddd, J = 7.7, 4.9, 1.5 Hz, 1H), 7.45 (dd, J = 7.9, 4.7 Hz, 1H), 7.42 - 7.36 (m, 2H), 7.20 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.97 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.69 (s, 3H)。
実施例59: N−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化169】
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【0493】
実施例59を、実施例58の合成について説明した手順に従って、4−アミノ−2−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C28H16F5N5O。534.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.95 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.74 (s, 1H), 8.09 (t, J = 8.9
Hz, 3H), 7.84 (d, J = 8.2 Hz, 3H), 7.53 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.40 - 7.28 (m, 1H), 6.85 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.77 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 2.82 (s, 3H)。
実施例60: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化170】
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【0494】
実施例60を、実施例58の合成について説明した手順に従って、5−フルオロピリジン−2−アミンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C25H16F3N5O。460.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.98 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.41 (dd, J = 9.1, 4.1 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.12 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 7.86 (dd, J = 7.2, 4.2 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.52 (ddd, J = 7.6, 4.4, 1.6 Hz, 2H), 7.40 - 7.27 (m, 2H), 6.87 (dd, J = 6.7, 0.9 Hz, 1H), 6.78 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.85 (s, 3H).0。
実施例61: N−(4−クロロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化171】
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【0495】
実施例61を、実施例58の合成について説明した手順に従って、4−クロロアニリンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C
26H
17ClF
2N
4O
。475 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.70 (s, 1H), 8.97 (d, J
= 2.2 Hz, 1H), 8.31 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.20 (dd, J = 7.2, 3.6 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.80 - 7.72 (m, 2H), 7.70 - 7.59 (m, 1H), 7.58 - 751 (m, 1H), 7.48 - 7.38 (m, 3H), 7.18 (d, J = 6.7 Hz,
1H), 6.94 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.67 (s, 3H)。
実施例62: 2−シクロプロピル−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド
【化172】
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【0496】
実施例62を、実施例42の合成について説明した手順に従って、5−ブロモ−2−シクロプロピル−N−(4−フルオロフェニル)ベンズアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
29H
20F
3N
3O。484 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.13 (s, 1H), 7.87 - 7.77 (m, 2H), 7.77 - 7.66 (m, 2H), 7.66 - 7.58 (m, 2H), 7.55 - 7.46 (m, 1H), 7.40 - 7.26 (m, 2H), 7.15 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.05 (t, J = 8.4 Hz, 2H), 6.88 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.78
(t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.45 - 2.30 (m, 1H), 1.14 - 1.04 (m, 2H),
0.93 - 0.84 (m, 3H)。
実施例63: N−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化173】
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【0497】
実施例63を、実施例58の合成について説明した手順に従って、3−ブロモ−4−フルオロアニリンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C
26H
16BrF
3N
4O。538 (M+1)。H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.73 (s, 1H), 8.96 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.22 - 8.15 (m, 2H), 7.90 (s, 1H), 7.72 - 7.48 (m, 3H), 7.48 - 7.29 (m, 2H), 7.16 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.66 (s, 3H)。
実施例64: N−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化174】
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【0498】
実施例64を、実施例58の合成について説明した手順に従って、4−クロロ−2−フルオロアニリンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C
26H
16ClF
3N
4O。493 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.97 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.12 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.96 -
7.79 (m, 2H), 7.65 (s, 1H), 7.54 - 7.46 (m, 1H), 7.38 - 7.26 (m,
2H), 7.24 - 7.14 (m, 2H), 6.86 (dd, J = 6.7, 0.9 Hz, 1H), 6.77 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.84 (s, 3H)。
実施例65: 2−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−5−メチルピリミジン−4−カルボキサミド
【化175】
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【0499】
実施例65を、実施例42の合成について説明した手順に従って、2−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)−5−メチルピリミジン−4−カルボキサミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
25H
16F
3N
5O。460 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.83 (s, 1H), 9.08 (s, 1H), 8.48 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 8.37 - 8.21 (m, 2H), 7.87 - 7.78 (m, 2H), 7.65 - 7.52 (m, 2H), 7.45 - 7.36 (m, 1H), 7.27 - 7.18 (m, 2H), 6.99 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.53 (s, 3H)。
実施例66: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチル−N−フェニルニコチンアミド
【化176】
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【0500】
実施例66を、実施例58の合成について説明した手順に従って、アニリンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C
26H
18F
2N
4O。441 (M+1)
。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.55 (s, 1H), 8.95 (d, J = 2.3 Hz,
1H), 8.26 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.18 (dd, J = 7.4, 3.5 Hz, 1H),
7.89 (s, 1H), 7.76 - 7.69 (m, 2H), 7.67 - 7.59 (m, 1H), 7.58 - 7.51 (m, 1H), 7.46 - 7.39 (m, 1H), 7.39 - 7.31 (m, 2H), 7.18 - 7.08 (m, 2H), 6.92 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.66 (s, 3H)。
実施例67: N−(4−(ジフルオロメトキシ)フェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化177】
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【0501】
実施例67を、実施例58の合成について説明した手順に従って、4−(ジフルオロメトキシ)アニリンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C
27H
18F
4N
4O
2。507 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.64 (s, 1H),
8.96 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.28 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.21 - 8.16 (m, 1H), 7.90 (s, 1H), 7.83 - 7.70 (m, 2H), 7.70 - 7.58 (m, 1H), 7.58 - 7.48 (m, 1H), 7.48 - 7.27 (m, 1H), 7.27 - 7.08 (m, 3H),
7.00 - 6.83 (m, 1H), 2.66 (s, 3H)。
実施例68: N−(3,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド
【化178】
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【化179】
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【0502】
実施例68を、実施例48の合成について説明した手順に従って、(5−((3,4−ジフルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸をN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
26H
16F
4N
4O。477 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.76 (s,
1H), 8.95 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.26 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.17 (dd, J = 7.1, 3.1 Hz, 1H), 7.95 - 7.87 (m, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.67 - 7.58 (m, 1H), 7.57 - 7.50 (m, 1H), 7.48 - 7.38 (m, 3H), 7.14
(d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.91 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.65 (s, 3H)。
実施例69: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチル−N−(ピリジン−4−イル)ニコチンアミド
【化180】
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【0503】
実施例69を、実施例58の合成について説明した手順に従って、ピリジン−4−アミンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C25H17F2N5O
。442.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.47 (s, 1H), 9.01 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.73 - 8.62 (m, 2H), 8.39 (d, J = 2.3 Hz, 1H),
8.26 - 8.16 (m, 1H), 8.06 - 7.95 (m, 2H), 7.91 (d, J = 1.0 Hz,
1H), 7.74 - 7.59 (m, 1H), 7.56 (dq, J = 7.8, 1.8 Hz, 1H), 7.44 (td, J = 7.6, 6.9, 2.0 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 6.94 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.70 (s, 3H)。
実施例70: 2−クロロ−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド
【化181】
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【0504】
実施例70を、実施例48の合成について説明した手順に従って、(4−クロロ−3−((4−フルオロフェニル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸をN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
26H
15ClF
3N
3O。478 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.67 (s, 1H), 8.18 - 8.13 (m, 1H), 7.95 - 7.91 (m, 1H), 7.79 - 7.71 (m, 4H), 7.66 -
7.59 (m, 1H), 7.56 - 7.52 (m, 1H), 7.44 - 7.38 (m, 1H), 7.22 - 7.16 (m, 2H), 7.12 - 7.08 (m, 1H), 6.93 - 6.87 (m, 1H)。
実施例71: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチル−N−(2−メチルピリジン−4−イル)ニコチンアミド
【化182】
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【0505】
実施例71を、実施例58の合成について説明した手順に従って、2−メチルピリジン−4−アミンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C
26H
19F
2N
5O。456.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.37 (s, 1H), 9.02 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.55 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 8.38 (d, J =
2.3 Hz, 1H), 8.21 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 7.66 (q, J = 8.5 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 7.8 Hz,
1H), 7.52 - 7.37 (m, 1H), 7.18 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 6.94 (t, J
= 6.9 Hz, 1H), 2.69 (s, 3H), 2.60 (s, 3H)。
実施例72: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチル−N−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ニコチンアミド
【化183】
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【0506】
実施例72を、実施例58の合成について説明した手順に従って、3−(トリフルオロメトキシ)アニリンを4−(トリフルオロメトキシ)アニリンの代わりに使用して合成した。C27H17F5N4O2。525.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.84 (s, 1H), 8.98 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.31 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.20 (dd, J = 7.3, 3.2 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.89 (d, J = 1.0 Hz, 1H),
7.72 - 7.61 (m, 2H), 7.56 (ddd, J = 8.1, 4.6, 1.6 Hz, 1H), 7.51
(t, J = 8.2 Hz, 1H), 7.44 (td, J = 8.2, 3.7 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 7.15 - 7.10 (m, 1H), 6.93 (t, J = 7.0 Hz, 1H),
2.68 (s, 3H)。
【0507】
実施例73: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル−2,3,5,6−d4)−2−メチルニコチンアミド
【化184】
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【0508】
2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチン酸(630mg、2.4mmol)およびHATU(908mg、2.4mmol)のDMF(3mL)中の溶液に、4−フルオロベンゼン−2,3,5,6−d4−アミン(250mg、2.2mmol)およびDIPEA(0.5mL)を添加し、そして室温で約2時間撹拌した。この反応混合物に、水(50mL)を添加し、約30分間撹拌し、そして生成物であるN−((3−ブロモピリジン−2−イル)メチル)−2,3−ジフルオロベンズアミドを濾過し、ヘキサンで洗浄し、そして乾燥させた(280mg、45%の収率)。279.1 (M+1)。
【0509】
8−クロロ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(285mg、1.1mmol)、N−(4−フルオロフェニル−2,3,5,6−d4)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミド(250mg、0.9mmol)、炭酸カリウム(124mg、0.9mmol)のDMF/水(9:1)中の懸濁物に、パラジウム触媒(5mol%)を添加した。この反応混合物を、マイクロ波照射に140℃で約20分間供した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、そして濃縮した。その残渣を、Lunaカラムを使用して、ACNおよび0.1%のTFAを含む水で溶出するGilson逆相を使用するprep HPLCにより精製して、表題化合物をTFA塩として得た(135mg、33%の収率)。C26H13D4F3N4O。463.2 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.63 (s, 1H), 8.98 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.29 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.21 (dd, J = 7.2, 3.4 Hz, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.66 (dtd, J = 9.9, 8.2, 1.7 Hz, 1H), 7.56 (ddd, J = 7.5, 5.2, 1.7 Hz, 1H), 7.44 (td, J = 8.1, 4.1 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.95 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H)。
実施例74: 5−(3−シクロペンチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化185】
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【0510】
実施例74を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、シクロペンタンカルボン酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
25H
23FN
4O。415.4 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ
10.61 (s, 1H), 8.92 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.21 (d,
J = 2.3 Hz, 1H), 8.02 - 7.79 (m, 1H), 7.81 - 7.72 (m, 2H), 7.21
(q, J = 12.7, 10.8 Hz, 3H), 6.98 (d, J = 19.6 Hz, 1H), 3.75 (s,
1H), 2.66 (s, 3H), 2.18 (d, J = 9.1 Hz, 2H), 1.96 - 1.66 (m, 6H)。
実施例75: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ニコチンアミド
【化186】
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【0511】
実施例75を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボン酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
25H
23FN
4O
2。431.4 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.59 (s, 1H), 8.90 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.50 (d,
J = 7.1 Hz, 1H), 8.19 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.78 - 7.70 (m, 2H), 7.24 - 7.15 (m, 2H), 7.13 (s, 1H), 6.95 (d, J = 12.4 Hz, 1H), 3.97 (dt, J = 11.3, 3.2 Hz, 2H), 3.65 (s, 1H), 3.59 - 3.48 (m, 2H), 2.64 (s, 3H), 2.31 (p, J = 1.9 Hz, 1H), 1.87 (td, J = 10.0, 8.8, 3.8 Hz, 3H)。
実施例76: N−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(3−(テトラヒドロフラン−3−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ニコチンアミド
【化187】
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【0512】
実施例76を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、テトラヒドロフラン−3−カルボン酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
24H
21FN
4O
2。417.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 8.90 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.54 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.76 - 7.69 (m, 2H), 7.38 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.25 (t, J = 7.1 Hz, 1H),
7.19 - 7.10 (m, 2H), 4.41 - 4.30 (m, 1H), 4.26 - 4.13 (m, 3H), 3.96 (dt, J = 8.7, 7.6 Hz, 1H), 2.78 (s, 3H), 2.67 (dddd, J = 12.9, 9.1, 7.8, 5.0 Hz, 1H), 2.36 - 2.24 (m, 1H)。
実施例77: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)−7−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化188】
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【化189】
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【0513】
(2,3−ジフルオロフェニル)メタンアミン(460mg、3.21mmol)、3−クロロ−4−メチルピコリンアルデヒド(1.0当量)、および臭化銅(I)(0.2当量)をMeCN(20.0mL)に溶解させ、そして一晩加熱還流させた。この反応を、氷水中に注ぐことによりクエンチし、次いでEtOAc(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を濃縮乾固させ、次いでFCCにより精製して、8−クロロ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)−7−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジンを得た。次いで、(5−((4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸を、先に記載したカップリング条件により導入して、5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)−7−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミドを得た。C
27H
19F
3N
4O。
1H NMR (400
MHz, メタノール-d
4) δ 8.71 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.13 (dd, J = 5.6, 2.7 Hz, 2H), 7.77 - 7.70 (m, 2H), 7.63 - 7.53 (m, 2H), 7.51 -
7.40 (m, 2H), 7.19 - 7.10 (m, 2H), 6.99 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 2.81 (s, 3H), 2.31 (s, 3H)。473.3 (M+1)。
実施例78: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化190】
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【0514】
実施例78を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、(3−ブロモ−5−メチルピリジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩を(3−クロロピリジン−2−イル)メタンアミン二塩酸塩の代わりに使用し、そして
2,3−ジフルオロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
27H
19F
3N
4O。473.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.64 (s, 1H),
9.00 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.32 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.06 (s, 1H), 7.95 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 7.82 - 7.73 (m, 2H), 7.73 - 7.63 (m, 1H), 7.59 - 7.53 (m, 1H), 7.49 - 7.40 (m, 1H), 7.27 - 7.19 (m,
2H), 7.14 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 2.69 (s, 3H), 2.32 (d, J = 1.2 Hz, 3H)。
実施例79: 5−(1−クロロ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化191】
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【0515】
実施例79を、5−(3−クロロ−1−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドについての下記の合成と同様に、ただし5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミドを5−(1−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの代わりに使用して、作製した。C
26H
16ClF
3N
4O。493.3/495.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.56 (s, 1H), 8.76 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.25 (dd, J = 7.1, 3.7 Hz, 1H), 8.10 (d, J = 2.2
Hz, 1H), 7.82 - 7.73 (m, 2H), 7.68 (dt, J = 8.2, 1.9 Hz, 1H), 7.60 - 7.53 (m, 1H), 7.49 - 7.41 (m, 1H), 7.21 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.04 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 6.97 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.68 (s,
3H)。
【0516】
下記の合成は、5−(3−クロロ−1−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドについてのものである。
【化192】
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【0517】
5−(1−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(13.0mg、0.025mmol)をCHCl
3(1.0mL)に溶解させ、そしてPal
au’Chlor(1.2当量)を添加し、そしてこの反応物を室温で約2時間20分撹拌した。この反応物を水(1.0mL)で希釈し、そしてDCM(3×1mL)で抽出した。合わせた有機層を濃縮乾固させ、そして逆相prep HPLCにより精製して、5−(3−クロロ−1−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
実施例80: 5−(3−(2−クロロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化193】
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【0518】
実施例80を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、2−クロロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
26H
18ClFN
4O。457.3/459.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6)
δ 10.63 (s, 1H), 9.00 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.32 (d, J = 2.3 Hz,
1H), 7.97 (s, 1H), 7.88 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.81 - 7.72 (m, 3H), 7.67 (dtd, J = 9.7, 7.7, 1.8 Hz, 2H), 7.59 (td, J = 7.5, 1.3 Hz, 1H), 7.27 - 7.18 (m, 3H), 6.95 (dd, J = 8.3, 5.8 Hz, 1H), 2.69 (s, 3H)。
実施例81: 5−(3−(3−クロロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化194】
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【0519】
実施例81を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、3−クロロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
26H
18ClFN
4O。457.3/459.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6)
δ 10.64 (s, 1H), 8.96 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.57 (d, J = 7.2 Hz,
1H), 8.27 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.97 - 7.89 (m, 2H), 7.86 (dt, J
= 7.4, 1.6 Hz, 1H), 7.82 - 7.72 (m, 2H), 7.69 - 7.56 (m, 2H), 7.27 - 7.16 (m, 3H), 6.97 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H)。
実施例82: 2−シクロプロピル−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)ニコチンアミド
【化195】
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【0520】
実施例82を、実施例42の合成について説明した手順に従って、5−ブロモ−2−シクロプロピル−N−(4−フルオロフェニル)ニコチンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
28H
19F
3N
4O。485 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.71 (s, 1H),
8.89 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.42 - 8.16 (m, 2H), 7.91 (s, 1H), 7.83 - 7.69 (m, 2H), 7.70 - 7.60 (m, 1H), 7.61 - 7.48 (m, 1H), 7.46
- 7.38 (m, 1H), 7.27 - 7.11 (m, 3H), 6.93 (t, J = 7.0 Hz, 1H),
2.46 - 2.40 (m, 1H), 1.14 - 108 (m, 2H), 1.06 - 1.00 (m, 2H)。
実施例83: 6−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)ピコリンアミド
【化196】
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【0521】
実施例83を、実施例42の合成について説明した手順に従って、6−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)ピコリンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
25H
15F
3N
4O。445
(M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.52 (s, 1H), 8.32 - 8.14 (m,
5H), 7.90 - 7.84 (m, 2H), 7.77 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.70 - 7.60
(m, 1H), 7.59 - 7.54 (m, 1H), 7.48 - 7.40 (m, 1H), 7.28 - 7.18 (m, 2H), 6.99 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
実施例84: 6−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)ピコリンアミド
【化197】
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【0522】
実施例84を、実施例42の合成について説明した手順に従って、5−ブロモ−3−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
27H
17F
4N
3O。476 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.33 (s, 1H), 8.24 - 8.16 (m, 1H), 7.96 - 7.84 (m, 1H) 7.80 - 7.70 (m, 4H), 7.65 - 7.52 (m, 2H), 7.47 - 7.37 (m, 1H), 7.33 - 7.11 (m, 3H),
6.94 - 6.89 (m, 1H), 2.45 - 1.78 (m, 3H)。
実施例85: 5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−3−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルベンズアミド
【化198】
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【0523】
実施例85を、実施例42の合成について説明した手順に従って、6−ブロモ−3−クロロ−N−(4−フルオロフェニル)ピコリンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C
25H
14ClF
3N
4O。479 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.70 (s, 1H),
8.34 - 8.07 (m, 3H), 7.83 - 7.36 (m, 6H), 7.20 - 6.91 (m, 4H)。
実施例86: 5−(3−(2,3−ジクロロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化199】
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【0524】
実施例86を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、2,3−ジクロロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
26H
17Cl
2FN
4O。491.2/493.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.63 (s, 1H), 9.00 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.98 - 7.87 (m, 3H), 7.82 - 7.73 (m, 2H), 7.66 (dd, J
= 7.7, 1.7 Hz, 1H), 7.59 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.27 - 7.17 (m, 3H), 6.94 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.69 (s, 3H)。
実施例87: 5−(3−(2−クロロ−3−フルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化200】
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【0525】
実施例87を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、2−クロロ−3−フルオロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
26H
17ClF
2N
4O。475.3/477.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.63 (s, 1H), 9.00 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.99 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.82 -
7.73 (m, 2H), 7.72 - 7.57 (m, 2H), 7.54 (dt, J = 7.5, 1.3 Hz, 1H), 7.27 - 7.18 (m, 3H), 6.94 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.69 (s, 3H)。
実施例88: 5−(3−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化201】
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【0526】
実施例88を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、3−クロロ−2−フルオロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
26H
17ClF
2N
4O。475.3/477.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.64 (s, 1H), 8.99 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.32 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.18 (dd, J = 7.3, 3.9 Hz, 1H), 7.95 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.87 - 7.68 (m, 4H), 7.46 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.28 - 7.17 (m, 3H), 7.00 - 6.91 (m, 1H), 2.69 (s, 3H)。
実施例89: 5−(3−(2,4−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化202】
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【0527】
実施例89を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、2,4−ジフルオロ安息香酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
26H
17F
3N
4O。459.4 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.64 (s, 1H), 8.98 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 2.2 Hz,
1H), 8.09 (dd, J = 7.2, 3.6 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.86 - 7.74 (m, 3H), 7.57 (ddd, J = 10.6, 9.3, 2.5 Hz, 1H), 7.36 (td, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 7.26 - 7.16 (m, 3H), 6.95 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H)。
実施例90: 5−(3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化203】
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【0528】
実施例90を、実施例17の合成について説明した手順に従って、シクロプロパン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミドで置き換えて合成した。C
23H
19FN
4O。387.1 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.62 (s, 1H), 8.92 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.57 (d, J =
7.2 Hz, 1H), 8.22 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.86 - 7.64 (m, 2H), 7.29 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.22 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.15 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 2.67 (s, 3H), 2.54 (dd, J = 8.9, 4.9 Hz, 1H), 1.22 (dd, J = 8.2, 2.8 Hz, 2H), 1.18 - 1.03 (m, 2H)。
実施例91: 5−(3−シクロブチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化204】
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【0529】
実施例91を、実施例17の合成について説明した手順に従って、シクロブタン酸をピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用し、そしてN−(4−フルオロフェニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをN−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチンアミドで置き換えて合成した。C
24H
21FN
4O。401.2 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.64 (s, 1H), 8.93 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.35 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.27 - 8.16 (m, 2H), 7.84 - 7.70 (m, 2H), 7.32 (d, J
= 6.8 Hz, 1H), 7.23 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.14 (t, J = 7.0 Hz,
1H), 4.39 - 4.14 (m, 1H), 2.68 (s, 3H), 2.57 - 2.52 (m, 4H), 2.15 (dt, J = 10.7, 8.9 Hz, 1H), 1.97 (dt, J = 7.1, 3.3 Hz, 1H)。
実施例92: 5−(1−ブロモ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化205】
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【0530】
実施例92を、実施例80の(5−(1−クロロ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、N−ブロモスクシンイミドをPalau’塩化物の代わりに使用して作製した。C
26H
16BrF
3N
4O。537.3/539.3 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.54 (s, 1H), 8.75 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.30 - 8.25 (m, 1H), 8.09 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.79 - 7.73 (m, 2H), 7.73 - 7.65 (m, 1H), 7.59 - 7.54 (m, 1H), 7.45 (dd, J = 7.8, 4.7 Hz, 1H),
7.25 - 7.17 (m, 2H), 7.04 - 6.95 (m, 2H), 2.68 (s, 3H)。
実施例93: 5−(3−シクロヘキシルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド
【化206】
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【0531】
実施例93を、実施例24の(5−(3−(2,6−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)−2−メチルニコチンアミド)と同様に、シクロヘキサンカルボン酸を2,6−ジフルオロ安息香酸の代わりに使用して作製した。C
26H
25FN
4O。429.4 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ
10.66 (s, 1H), 8.93 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.69 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 8.33 (s, 1H), 8.26 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.81 - 7.73 (m, 2H),
7.38 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.26 - 7.18 (m, 3H), 3.59 (tt, J = 12.0, 3.4 Hz, 1H), 2.68 (s, 3H), 2.02 (d, J = 12.4 Hz, 2H), 1.86 (dt, J = 12.9, 3.3 Hz, 2H), 1.82 - 1.61 (m, 3H), 1.57 - 1.43 (m, 2H), 1.36 - 1.22 (m, 1H)。
実施例94: 2−(アゼチジン−1−イル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−N−(4−フルオロフェニル)ニコチンアミド
【化207】
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【0532】
実施例94を、実施例42の合成について説明した手順に従って、2−(アゼチジン−1−イル)−5−ブロモ−N−(4−フルオロフェニル)ニコチンアミドを3−ブロモ−2−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)−6−メチルベンズアミドの代わりに使用して合成した。C28H20F3N5O。500.0 (M+1)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.53 (s, 1H), 8.59 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 7.4, 3.7 Hz,
1H), 8.05 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.76 - 7.69 (m, 2H), 7.66 - 7.59 (m, 1H), 7.57 - 7.51 (m, 1H), 7.46 - 7.38 (m, 1H),
7.22 - 7.15 (m, 2H), 7.05 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 6.89 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 4.06 (t, J = 7.5 Hz, 4H), 2.30 (p, J = 7.5 Hz, 2H)。
式IIの一般合成順序
【化208】
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式IIの一般合成
【化209】
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実施例95: 2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール
【化210】
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【0533】
N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成: N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、実施例97と同様に、5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸(427mg、1.586mmol、1当量)を5−ボロノ−2−メチルニコチン酸の代わりに使用して調製した。N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをシリカゲルクロマトグラフィー(0〜80%のEtOAc/ヘキサン)により精製し、そして白色固体として単離した(408mg、68%の収率)。LC−MS m/z: 377.6 (M+1)。
【0534】
2−(5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールの合成: 2−(5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを、実施例97と同様に、N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(190mg、0.504mmol、1当量)をN−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドの代わりに使用して調製した。2−(5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールをシリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%のEtOAc/ヘキサン)により精製し、そして白色固体として単離した(138mg、76%の収率)。LC−MS
m/z: 359.7 (M+1)。
【0535】
(3−(5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸の合成:2−(5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール(138mg、0.384mmol、1当量)、B
2Pin
2(146mg、0.576mmol、1.5当量)、Pd(dppf)Cl
2(12mg、0.019mmol、5mol%)およびKOAc(94mg、0.961mmol、2.5当量)の、密封したマイクロ波バイアル内の混合物に、脱気したばかりのジオキサン(3mL)を添加した。この反応物を80℃で一晩撹拌した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、次いでDMF/水で希釈した。その粗生成物をHPLC(10〜100%のACN/水)により精製した。(3−(5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸を白色固体として単離した(65mg、52%の収率)。LC−MS m/z: 325.1 (M+1)。
【0536】
2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールの合成: 2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを、実施例97と同様に、(3−(5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸(24mg、0.074mmol、1当量)を(5−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに使用して調製した。2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを黄色固体として単離した(19mg、50%の収率)。C
27H
14F
6N
4。509.5 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.22 (td, J =
11.5, 11.0, 2.5 Hz, 3H), 8.14 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.94 (d, J =
1.0 Hz, 1H), 7.74 - 7.61 (m, 2H), 7.57 (ddd, J = 8.1, 4.8, 1.6 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 9.3, 2.5 Hz, 1H), 7.44 (td, J = 8.1, 3.9
Hz, 1H), 7.25 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 7.17 (ddd, J = 9.9, 8.8, 2.5 Hz, 1H), 6.97 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
19F NMR (376 MHz, DMSO-d6) δ -57.47 (s, 3F), -75.36 (s, 6F), -120.04 (m ,1F), -137.81 - -138.17 (m, 2F)。
実施例96: 2−(2−クロロ−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール
【化211】
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【0537】
(3−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−4−クロロフェニル)ボロン酸の合成: (3−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−4−クロロフェニル)ボロン酸を、実施例97と同様に、5−ボロノ−2−クロロ安息香酸(349mg、1.74mmol、1当量)を5−ボロノ−2−メチルニコチン酸の代わりに使用して調製した。(3−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−4−クロロフェニル)ボロン酸をHPLC(20〜100%のACN/水)により精製し、そして白色固体として単離した。
【0538】
N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−2−クロロ−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミドの合成: N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−2−クロロ−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミドを、実施例97と同様に、(3−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−4−クロロフェニル)ボロン酸(80mg、0.189mmol、1当量)を(5−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに使用して調製した。表題化合物をHPLC(20〜100%のACN/水)により精製し、そして白色固体として単離した(40mg、43%の収率)。
【0539】
2−(2−クロロ−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールの合成: 2−(2−クロロ−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを、実施例97と同様に、N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−2−クロロ−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)ベンズアミド(44mg、0.07mmol、1当量)をN−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドの代わりに使用して調製した。2−(2−クロロ−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを黄色固体として単離した(14mg、45%の収率)。C
26H
14ClF
3N
4。475.7 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.30 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.21 (dd, J = 7.2,
3.4 Hz, 1H), 7.99 (dd, J = 8.4, 2.3 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.73 (dd, J = 8.9, 4.8 Hz, 1H), 7.66 (dtd, J = 9.8, 8.2,
1.6 Hz, 1H), 7.60 - 7.51 (m, 2H), 7.44 (td, J = 8.1, 4.1 Hz, 1H), 7.24 - 7.15 (m, 2H), 6.95 (t, J = 6.9 Hz, 1H)。
19F NMR (376 MHz, DMSO-d6) δ -75.25 (s, 3F), -119.54 (m, 1F), -137.44 (m, 2F)。
実施例97: 2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール
【化212】
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【0540】
(5−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸の合成:5−ボロノ−2−メチルニコチン酸(0.316g、1.74mmol、1.1当量)、4−フルオロベンゼン−1,2−ジアミン(0.20g、1.59mmol、1.0当量)およびHATU(0.90g、2.38mmol、1.5当量)のDMF(5mL)中の溶液に、DIPEA(0.55mL、0.41g、3.17mmol、2当量)を添加した。この反応物を室温で一晩撹拌した。その後、この反応混合物をDMF/水で希釈し、そしてHPLC(10〜70%のACN/水)により精製した。(5−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸を白色固体として単離した(0.25g、39%の収率)。LC−MS m/z: 290.1 (M+1)。
【0541】
N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドの合成:(5−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸(35mg、0.087mmol、1当量)、8−ブロモ−3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン(27mg、0.087mmol、1当量)、Pd(dppf)Cl
2(2.6mg、0.004mmol、5mol%)およびK
2CO
3(24mg、0.174mmol、2当量)の、密封したマイクロ波バイアル内の混合物に、脱気したばかりのDMF/H
2O(1mL、9:1)を添加した。この反応物を100℃で一晩撹拌した。この反応混合物をDMF/水で希釈し、そしてHPLC(10〜100%のACN/水)により精製した。N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドを白色固体として単離した(40mg、78%の収率)。LC−MS m/z: 474.5 (M+1)。
【0542】
2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールの合成:N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド(40mg、0.06mmol、1当量)のAcOH(1mL)中の溶液を100
℃で一晩撹拌した。その後、この反応混合物を減圧中で濃縮し、DMF/水で希釈し、そしてHPLCにより精製した。2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを黄色固体として単離した(15mg、39%の収率)。C
26H
16F
3N
5。456.5 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (d, J
= 2.2 Hz, 1H), 8.60 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.23 (d, J = 7.8 Hz,
1H), 7.96 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.74 (dd, J = 8.8, 4.8 Hz, 1H),
7.67 (dtd, J = 10.2, 8.6, 1.8 Hz, 1H), 7.61 - 7.52 (m, 2H), 7.45
(td, J = 7.8, 7.4, 2.8 Hz, 1H), 7.26 - 7.15 (m, 2H), 6.98 (t, J
= 6.9 Hz, 1H), 2.95 (s, 3H)。
19F NMR (376 MHz, DMSO-d
6) δ -75.31
(s, 6F), -119.66 (m, 1F), -138.01 (m, 2F)。
実施例98: 2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール
【化213】
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【0543】
N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ニコチンアミドの合成: N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ニコチンアミドを、実施例97と同様に、5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸(214mg、0.793mmol、1当量)を5−ボロノ−2−メチルニコチン酸の代わりに使用して調製した。N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ニコチンアミドをシリカゲルクロマトグラフィー(0〜80%のEtOAc/ヘキサン)により精製し、そして白色固体として単離した(289mg、96%の収率)。LC−MS m/z: 378.7
(M+1)。
【0544】
2−(5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールの合成: 2−(5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを、実施例97と同様に、N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド(286mg、0.756mmol、1当量)をN−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドの代わりに使用して調製した。N−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ニコチンアミドをシリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%のEtOAc/ヘキサン)により精製し、そして白色固体として単離した(243mg、89%の収率)。LC−MS m/z: 360.7 (M+1)。
【0545】
(5−(5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の合成: (5−(5−フルオロ−1H−
ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸を、実施例95と同様に、2−(5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール(243mg、0.675mmol、1当量)を2−(5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールの代わりに使用して調製した。(5−(5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸を白色固体として単離した(125mg、57%の収率)。LC−MS m/z: 326.1 (M+1)。
【0546】
2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールの合成: 2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを、実施例97と同様に、(5−(5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(44mg、0.10mmol、1当量)を(5−((2−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバモイル)−6−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに使用して調製した。2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを黄色固体として単離した(11mg、18%の収率)。C
26H
13F
6N
5。510.6 (M+1)。1H NMR (400
MHz, DMSO-d6) δ 9.30 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.71 (d, J = 2.1 Hz,
1H), 8.28 (dd, J = 7.3, 2.8 Hz, 1H), 8.00 (d, J = 1.0 Hz, 1H),
7.72 (dd, J = 8.8, 4.9 Hz, 1H), 7.69 - 7.62 (m, 1H), 7.57 (ddd,
J = 8.2, 4.4, 1.7 Hz, 1H), 7.53 (dd, J = 9.4, 2.5 Hz, 1H), 7.45
(td, J = 8.1, 3.3 Hz, 1H), 7.34 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 7.17 (ddd,
J = 9.9, 8.9, 2.6 Hz, 1H), 6.99 (t, J = 7.0 Hz, 1H)。
19F NMR (376 MHz, DMSO-d6) δ -62.23 (s, 3F), -75.30 (s, 3F), -120.16 (m, 1F),
-138.01 (m, 1F)。
実施例99: 2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール
【化214】
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【0547】
N−(2−アミノフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドの合成: N−(2−アミノフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドを、実施例97と同様に、5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチン酸(15mg、0.041mmol、1当量)およびベンゼン−1,2−ジア
ミン(9mg、0.082mmol、2当量)を5−ボロノ−2−メチルニコチン酸および4−フルオロベンゼン−1,2−ジアミンの代わりに使用して調製した。N−(2−アミノフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドをHPLC(20〜90%のACN/水)により精製し、そして白色固体として単離した(16mg、84%の収率)。LC−MS m/z: 456.5 (M+1)。
【0548】
2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールの合成: 2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを、実施例97と同様に、N−(2−アミノフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミド(16mg、0.028mmol、1当量)をN−(2−アミノ−4−フルオロフェニル)−5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルニコチンアミドの代わりに使用して調製した。2−(5−(3−(2,3−ジフルオロフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾールを白色固体として単離した(3mg、14%の収率)。C
26H
17F
2N
5。438.6 (M+1)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.99 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.56 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.20 (d, J =
7.2 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 7.64 (q, J = 9.2, 8.8 Hz, 1H), 7.58 - 7.52 (m, 1H), 7.46 - 7.38 (m, 1H), 7.34 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 7.21 (d, J = 6.7 Hz, 1H),
6.94 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 2.92 (s, 3H)。
19F NMR (376 MHz, DMSO-d6) δ -74.76 (s, 3F), -138.07 (m, 1F)。
【0549】
生物学的実施例
活性試験を、以下の実施例において、本明細書中に記載される方法および当業者に周知である方法を使用して実施した。
【0550】
実施例509。IDO1阻害の測定のための細胞ベース(HeLa)アッセイ
組織培養におけるIDO1阻害を測定するために、HeLa細胞を、IDO1発現を誘導するIFNγの存在下で試験化合物で処理した。インキュベーション後、細胞上清を、IDO1活性の指標であるキヌレニンレベルについてアッセイした。
【0551】
H1−HeLa細胞(ATCC#CRL−1958)を384ウェルプレート(Greiner#82051−282)中に、10%FBS(Corning#35−011−CV)および1%P/S/G(Corning#30−009−CL)を補充したDMEM(Corning#15−018−CM)中の50μL/ウェルの体積で、1,250細胞/ウェルの密度で播種し、37℃、5%CO
2/100%湿度で一晩インキュベートした。翌日、試験化合物を種々の濃度でDMSO(0.5%最終)中に添加し、そして細胞プレート培養培地中に、50uL/ウェルの50ng/mLのINFγ(Peprotech#300−02)を添加することにより、IDO1を誘導的に発現させた。陽性対照として、IFNγを含まない50uLの細胞プレート培養培地を数個のウェルに加えた。48時間のインキュベーション後、これらのプレートを1,200RPMにて10℃で5分間スピンダウンした。次いで、65μL/ウェルの上清を、10uL/ウェルの30%TCA(Sigma#TO699)を含有する新しい384ウェルプレート(Thermo#262160)に移し、これらのプレートをシールし、60℃で30分間インキュベートした。次いで、これらのプレートを、10℃で2,000RPMにて15分間遠心分離した。40μL/ウェルの上清を新しい384ウェルプレート(Thermo #2
62160)に移し、40μL/ウェルの、氷酢酸(Sigma #A6283)中2%(w/v)のp−ジメチルアミノベンズアルデヒド(Sigma #156417)と反応させた。この反応物を室温で10分間インキュベートし、PerkinElmer Envisionプレートリーダーを用いて480nmにおける吸光度を読み取った。
【0552】
表1のデータを、陽性(−IFNγ)対照および陰性(+IFNγ)対照に基づいて正規化し、EC50値を、4パラメータ式への用量−反応曲線の当てはめから算出した。全てのEC
50値は、最低4つの測定値の幾何平均値を表す。これらのアッセイは一般に、報告された平均値の2倍以内の結果を生じた。
【表1-1】
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【表1-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-8】
[この文献は図面を表示できません]
【0553】
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば、以下が提供される。
(項1)
式I:
【化215】
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の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Iにおいて、
式I中の各位置のX1は独立して、N、CH、またはCXRであり;
X2は、NまたはCであり、ここでX2がNである場合、R2は存在せず;
式I中の各位置のX4は独立して、N、CH、またはCR1であり;
X5は、CH、CXR、またはCR1であり;
XRは、水素、ハロゲン、C1〜3ハロアルキル、またはC1〜6アルキルであり;
R1は、水素、ジュウテリウム、ハロゲン、−CN、−OCF3、−OCHF2、または−CF3であり、ここでnは0〜5であり、そしてnが1より大きい場合、R1は独立して、互いに同じであり得るかまたは異なり得;
R2は、水素、ハロゲン、C1〜6アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、または単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項2)
式Ia:
【化216】
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の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Iaにおいて、
式Iaの各位置のX1は独立して、N、CH、またはCXRであり;
X2は、NまたはCであり、ここでX2がNである場合、R2は存在せず;
式Iaの各位置のX4は独立して、N、CH、またはCR1であり;
XRは、水素、ハロゲン、C1〜3ハロアルキル、またはC1〜6アルキルであり;
R1は、水素、ジュウテリウム、ハロゲン、−CN、−OCF3、−OCHF2、または−CF3であり、ここでR1は独立して、互いに同じであり得るかまたは異なり得;
R2は、X2がNである場合には存在しないか;あるいはR2は、水素、ハロゲン、C1〜6アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、または単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項3)
式Ib:
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Ibにおいて、
R1はハロゲンであり;
R2は、水素、C1〜3アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、または単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項4)
式Ic:
【化218】
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の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Icにおいて、
R1はハロゲンであり;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、または単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項5)
式Id:
【化219】
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の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Idにおいて、
R1は、水素、ジュウテリウム、ハロゲン、−CN、−OCF3、−OCHF2、または−CF3であり、ここでR1は独立して、互いに同じであり得るかまたは異なり得;
R2は、ハロゲン、C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルキル、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環であり;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、または単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項6)
式Ie:
【化220】
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の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Ieにおいて、
R1はハロゲンであり;
R2は、水素、ハロゲン、C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環であり;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、または単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項7)
式If:
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Ifにおいて、
R1はハロゲンであり;
R2は、水素、C1〜3アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、または単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項8)
式Ig:
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Igにおいて、
R1はハロゲンであり;
R2は、C1〜3アルキルまたはC1〜3ハロアルキルであり;そして
R3は、5員〜10員の単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールであり、ここで単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されている、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項9)
式Ih:
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Ihにおいて、
R1はハロゲンであり;
R2は、水素、C1〜3アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから選択され;
R3は、5員〜10員の単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールであり、ここで単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、C1〜3アルキルまたはC1〜3ハロアルキルである、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項10)
式Ii:
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式Iiにおいて、
式Ii中の各位置のX1は独立して、N、CH、またはCXRであり;
X2は、NまたはCであり、ここでX2がNである場合、R2は存在せず;
式Ii中の各位置のX4は独立して、N、CH、またはCR1であり;
X5は、N、CH、またはCR1であり;
XRは、水素、ハロゲン、C1〜3ハロアルキル、またはC1〜6アルキルであり;
R1は、水素、ジュウテリウム、ハロゲン、−CN、−OCF3、−OCHF2、C1〜3ハロアルキル、またはC1〜6アルキルであり、ここでnは0〜5であり、そしてR1は独立して、互いに同じであり得るかまたは異なり得;
R2は、水素、ハロゲン、C1〜6アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、または単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルキル、および−C(O)N(R5)(R6)から独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;
R4は、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環であり;
R5は、水素またはC1〜6アルキルであり;そして
R6は、水素またはC1〜6アルキルである、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項11)
R1が、フルオロ、クロロ、またはブロモである、上記項1〜10のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項12)
R2が、水素またはC1〜3アルキルである、上記項1〜3、6〜7もしくは9〜11のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項13)
R2が水素である、上記項1〜3、6〜7もしくは9〜12のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項14)
R2がメチルである、上記項1〜3もしくは5〜12のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項15)
R3が、5員〜10員の単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールであり、ここで単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個もしくは2個の置換基で置換されている、上記項1〜14のいずれか1項
に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項16)
R3が、
【化225】
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からなる群より選択される、上記項1〜14のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項17)
R4が、メチル、−CF3、−CHF2、−OCF3、またはC4〜6複素環である、上記項1〜7もしくは10〜16のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項18)
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項19)
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項20)
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項21)
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項22)
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項23)
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される、上記項1〜2、4、10〜17、もしくは19のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項24)
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される、上記項1〜2、5、10〜17、もしくは20のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項25)
【化240】
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【化241】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される、上記項1〜3、もしくは10〜17のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項26)
前記化合物が、
【化242】
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である、上記項1〜2、7、もしくは10〜17のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項27)
前記化合物が、
【化243】
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である、上記項1〜3もしくは10〜17のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項28)
前記化合物が、
【化244】
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である、上記項1〜3、10〜17、もしくは25のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項29)
前記化合物が、
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜3、10〜17、もしくは25のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項30)
前記化合物が、
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜3、10〜17、もしくは25のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項31)
前記化合物が、
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜3、10〜17、もしくは25のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項32)
前記化合物が、
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、10〜17、もしくは25のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項33)
前記化合物が、
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、5、10〜17、20、もしくは24のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項34)
前記化合物が、
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、5、10〜17、20、もしくは24のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項35)
前記化合物が、
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、5、10〜17、20、もしくは24のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項36)
前記化合物が、
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、6、もしくは10〜17のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項37)
前記化合物が、
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、6、もしくは10〜17のいずれか1項に記載の化合物。
(項38)
前記化合物が、
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、8、もしくは10〜17のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項39)
前記化合物が、
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、7、もしくは10〜17のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項40)
前記化合物が、
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1〜2、もしくは10〜17のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項41)
上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、および少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリアを含有する、薬学的組成物。
(項42)
IDO1活性の阻害に応答する疾患または状態を有する被験体を処置する方法であって、該被験体に、治療有効量の上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬
学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項43)
IDO1タンパク質の活性を阻害する方法であって、該タンパク質を、上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩と接触させることによる、方法。
(項44)
がん細胞の成長または増殖を阻害する方法であって、治療有効量の上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項45)
被験体における免疫抑制を阻害する方法であって、該被験体に、治療有効量の上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項46)
被験体におけるがんまたはウイルス感染を処置する方法であって、該被験体に、治療有効量の上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項47)
前記ウイルス感染が、B型肝炎ウイルス(HBV)およびヒト免疫不全ウイルス(HIV)からなる群より選択される、上記項46に記載の方法。
(項48)
前記がんが、黒色腫、非小細胞肺がん、結腸直腸がん、膵臓がん、および膀胱がんからなる群より選択される、上記項46に記載の方法。
(項49)
前記被験体に、治療有効量の抗ウイルス剤、化学療法剤、免疫抑制剤、放射線、抗腫瘍ワクチン、抗ウイルスワクチン、サイトカイン治療、チェックポイント阻害剤、またはチロシンキナーゼ阻害剤を投与する工程をさらに包含する、上記項46〜48のいずれか1項に記載の方法。
(項50)
前記被験体に、治療有効量のHBV阻害剤またはHIV阻害剤を投与する工程をさらに包含する、上記項46、47、および49のいずれか1項に記載の方法。
(項51)
前記チェックポイント阻害剤が、PD1阻害剤、PD−L1阻害剤、PD1およびPD−L1阻害剤、TIM−3阻害剤、TIM−3およびPD1阻害剤、LAG−3阻害剤、またはLAG−3およびPD−1阻害剤である、上記項49に記載の方法。
(項52)
前記チェックポイント阻害剤がモノクローナル抗体である、上記項51に記載の方法。
(項53)
前記チェックポイント阻害剤が低分子である、上記項51に記載の方法。
(項54)
前記チェックポイント阻害剤が、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、ランブロリズマブ、ピディリズマブ、デュルバルマブ、アベルマブ、アテゾリズマブ、PDR001、TSR−042、およびBMS−986016、または上記のもののいずれかの薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物からなる群より選択される、上記項51または52に記載の方法。
(項55)
前記被験体に、誘導性T細胞共刺激分子(ICOS)アゴニスト、細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA−4)阻止抗体、PD1および/またはPD−L1阻害剤、分化抗原群47(CD47)阻害剤、造血前駆キナーゼ(HPK1)阻害剤、Toll様レセプター7(TLR7)アゴニスト、OX40アゴニスト、GITRアゴニスト、CD27アゴ
ニスト、CD28アゴニスト、CD40アゴニスト、CD137アゴニスト、インドールアミン−ピロール−2,3−ジオキシゲナーゼ(IDO1)阻害剤、Toll様レセプター8(TLR8)アゴニスト、T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン−3(TIM−3)阻害剤、リンパ球活性化遺伝子3(LAG−3)阻害剤、CEACAM1阻害剤、IgおよびITIMドメインを有するT細胞免疫レセプター(TIGIT)阻害剤、T細胞活性化のVドメイン免疫グロブリン(Ig)含有サプレッサ(VISTA)阻害剤、抗キラーIgG様レセプター(KIR)阻害剤、STINGアゴニスト、C−X−Cケモカインレセプター4型(CXCR−4)阻害剤、B7−H3阻害剤、CD73阻害剤、抑制性RNA、IL2/15/17融合タンパク質、ならびにMKNK1/2阻害剤からなる群より選択される治療有効量の少なくとも1つのさらなる治療剤を投与する工程をさらに包含する、上記項46〜48のいずれか1項に記載の方法。
(項56)
前記少なくとも1つのさらなる治療剤が、PD1阻害剤および/またはPD−L1阻害剤からなる群より選択される、上記項55に記載の方法。
(項57)
前記PD1阻害剤が、ニボルマブ、ランブロリズマブ、ペムブロリズマブ、ピディリズマブ、PDR001、もしくはTSR−001、または上記のもののいずれかの薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物である、上記項56に記載の方法。
(項58)
前記PD−L1阻害剤が、アテゾリズマブ、デュルバルマブ、もしくはアベルマブ、または上記のもののいずれかの薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物である、上記項56に記載の方法。
(項59)
Toll様レセプター7(TLR7)アゴニストがベサトリモドである、上記項55に記載の方法。
(項60)
被験体においてT細胞免疫応答を促進する方法であって、被験体に、治療有効量の上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項61)
治療有効量のT細胞免疫調節薬を投与する工程をさらに包含し、該T細胞免疫調節薬は、抑制性RNA、HPK1阻害剤、IL2/15/17融合タンパク質、OX40アゴニスト、CD27アゴニスト、MKNK1/2阻害剤、CD40アゴニスト、CD137アゴニスト、CD28アゴニスト、およびGITRアゴニストからなる群より選択される、上記項60に記載の方法。
(項62)
がんまたはウイルス感染を処置する方法において使用するための、上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項63)
がんまたはウイルス感染の処置のための医薬の製造のための、上記項1〜40のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩の使用。
(項64)
式II:
【化257】
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の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式IIにおいて、
式II中の各位置のX1は独立して、N、CH、またはCXRであり;
X2は、NまたはCであり、ここでX2がNである場合、R2は存在せず;
式II中の各位置のX4は独立して、N、CH、またはCR1であり;
X5は、CH、CXR、またはCR1であり;
XRは、水素、ハロゲン、C1〜3ハロアルキル、またはC1〜6アルキルであり;
R1は、水素、ジュウテリウム、ハロゲン、−CN、−OCF3、−OCHF2、または−CF3であり、ここでnは0〜4であり、そしてnが1より大きい場合、R1は独立して、互いに同じであり得るかまたは異なり得;
R2は、水素、ハロゲン、C1〜6アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールであり、ここで単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項65)
式IIa:
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式IIaにおいて、
式IIaの各位置のX1は独立して、N、CH、またはCXRであり;
X2は、NまたはCであり、ここでX2がNである場合、R2は存在せず;
式IIaの各位置のX4は独立して、N、CH、またはCR1であり;
XRは、水素、ハロゲン、C1〜3ハロアルキル、またはC1〜6アルキルであり;
R1は、水素、ジュウテリウム、ハロゲン、−CN、−OCF3、−OCHF2、または−CF3であり、ここでR1は独立して、互いに同じであり得るかまたは異なり得;
R2は、X2がNである場合には存在しないか;あるいはR2は、水素、ハロゲン、C1〜6アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールであり、ここで単環式または二環式のアリールまたはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜6ハロアルキル、およびC1〜6アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項66)
式IIb:
【化259】
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の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式IIbにおいて、
R1は、ハロゲンまたは水素であり;
R2は、水素、C1〜3アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項67)
式IIc:
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩であって、式IIcにおいて、
R1は、ハロゲンまたは水素であり;
R2は、水素、C1〜3アルキル、または非置換、もしくは1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されたアリールであり、該置換基は独立して、ハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから選択され;
R3は、C3〜6シクロアルキル、C3〜6複素環、単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールであり、ここで単環式もしくは二環式のアリールもしくはヘテロアリールの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、−CN、C1〜3ハロアルキル、およびC1〜3アルキルから独立して選択される1個、2個、もしくは3個の置換基で置換されており;そして
R4は、ハロゲン、C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルキル、−OCF3、C3〜6シクロアルキル、または4員〜12員の複素環である、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項68)
【化261】
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からなる群より選択される化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項69)
上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、および少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリアを含有する、薬学的組成物。
(項70)
IDO1活性の阻害に応答する疾患または状態を有する被験体を処置する方法であって、該被験体に、治療有効量の上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項71)
IDO1タンパク質の活性を阻害する方法であって、該タンパク質を、上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩と接触させることによる、方法。
(項72)
がん細胞の成長または増殖を阻害する方法であって、治療有効量の上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項73)
被験体における免疫抑制を阻害する方法であって、該被験体に、治療有効量の上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項74)
被験体におけるがんまたはウイルス感染を処置する方法であって、該被験体に、治療有効量の上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項75)
前記ウイルス感染が、B型肝炎ウイルス(HBV)およびヒト免疫不全ウイルス(HIV)からなる群より選択される、上記項74に記載の方法。
(項76)
前記がんが、黒色腫、非小細胞肺がん、結腸直腸がん、膵臓がん、および膀胱がんからなる群より選択される、上記項74に記載の方法。
(項77)
前記被験体に、治療有効量の抗ウイルス剤、化学療法剤、免疫抑制剤、放射線、抗腫瘍ワクチン、抗ウイルスワクチン、サイトカイン治療、チェックポイント阻害剤、またはチロシンキナーゼ阻害剤を投与する工程をさらに包含する、上記項74〜76のいずれか1項に記載の方法。
(項78)
前記被験体に、治療有効量のHBV阻害剤またはHIV阻害剤を投与する工程をさらに包含する、上記項74、75、または77のいずれか1項に記載の方法。
(項79)
前記チェックポイント阻害剤が、PD1阻害剤、PD−L1阻害剤、PD1およびPD−L1阻害剤、TIM−3阻害剤、TIM−3およびPD1阻害剤、LAG−3阻害剤、またはLAG−3およびPD−1阻害剤である、上記項77に記載の方法。
(項80)
前記チェックポイント阻害剤がモノクローナル抗体である、上記項79に記載の方法。
(項81)
前記チェックポイント阻害剤が低分子である、上記項79に記載の方法。
(項82)
前記チェックポイント阻害剤が、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、ランブロリズマブ、ピディリズマブ、デュルバルマブ、アベルマブ、およびアテゾリズマブ、PDR001、
TSR−042、BMS−986016、または上記のもののいずれかの薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物からなる群より選択される、上記項79または80に記載の方法。
(項83)
前記被験体に、誘導性T細胞共刺激分子(ICOS)アゴニスト、細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA−4)阻止抗体、PD1および/またはPD−L1阻害剤、分化抗原群47(CD47)阻害剤、造血前駆キナーゼ(HPK1)阻害剤、Toll様レセプター7(TLR7)アゴニスト、OX40アゴニスト、GITRアゴニスト、CD27アゴニスト、CD28アゴニスト、CD40アゴニスト、CD137アゴニスト、インドールアミン−ピロール−2,3−ジオキシゲナーゼ(IDO1)阻害剤、Toll様レセプター8(TLR8)アゴニスト、T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン−3(TIM−3)阻害剤、リンパ球活性化遺伝子3(LAG−3)阻害剤、CEACAM1阻害剤、IgおよびITIMドメインを有するT細胞免疫レセプター(TIGIT)阻害剤、T細胞活性化のVドメイン免疫グロブリン(Ig)含有サプレッサ(VISTA)阻害剤、抗キラーIgG様レセプター(KIR)阻害剤、STINGアゴニスト、C−X−Cケモカインレセプター4型(CXCR−4)阻害剤、B7−H3阻害剤、CD73阻害剤、抑制性RNA、IL2/15/17融合タンパク質、ならびにMKNK1/2阻害剤からなる群より選択される治療有効量の少なくとも1つのさらなる治療剤を投与する工程をさらに包含する、上記項74〜76のいずれか1項に記載の方法。
(項84)
前記少なくとも1つのさらなる治療剤が、PD1阻害剤および/またはPD−L1阻害剤からなる群より選択される、上記項83に記載の方法。
(項85)
前記PD1阻害剤が、ニボルマブ、ランブロリズマブ、ペムブロリズマブ、ピディリズマブ、PDR001、もしくはTSR−001、または上記のもののいずれかの薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物である、上記項84に記載の方法。
(項86)
前記PD−L1阻害剤が、アテゾリズマブ、デュルバルマブ、もしくはアベルマブ、または上記のもののいずれかの薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物である、上記項84に記載の方法。
(項87)
Toll様レセプター7(TLR7)アゴニストがベサトリモドである、上記項83に記載の方法。
(項88)
被験体におけるT細胞免疫応答を促進する方法であって、被験体に、治療有効量の上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する、方法。
(項89)
治療有効量のT細胞免疫調節薬を投与する工程をさらに包含し、該T細胞免疫調節薬は、抑制性RNA、HPK1阻害剤、IL2/15/17融合タンパク質、OX40アゴニスト、CD27アゴニスト、MKNK1/2阻害剤、CD40アゴニスト、CD137アゴニスト、CD28アゴニスト、およびGITRアゴニストからなる群より選択される、上記項88に記載の方法。
(項90)
がんまたはウイルス感染を処置する方法において使用するための、上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項91)
がんまたはウイルス感染の処置のための医薬の製造のための、上記項1〜40もしくは64〜68のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩の使用。
(項92)
前記被験体に治療有効量の免疫チェックポイント阻害剤を投与する工程をさらに包含する、上記項42、44、46〜48、70、72、または74〜76のいずれか1項に記載の方法。
(項93)
前記被験体に治療有効量の免疫チェックポイント刺激タンパク質アゴニストを投与する工程をさらに包含する、上記項42、44、46〜48、70、72、74〜76、または92のいずれか1項に記載の方法。
(項94)
前記被験体に治療有効量の操作されたT細胞を投与する工程をさらに包含する、上記項42、44、46〜48、70、72、74〜76、92、または93のいずれか1項に記載の方法。
(項95)
前記操作されたT細胞が、キメラ抗原レセプター(CAR)T細胞である、上記項94に記載の方法。
(項96)
前記CAR T細胞がアキシカブタゲン シロロイセルである、上記項95に記載の方法。
(項97)
前記操作されたT細胞が、操作されたT細胞レセプター(TCR)を有するT細胞である、上記項94に記載の方法。
(項98)
前記被験体に抗ウイルス剤または化学療法剤を投与する工程をさらに包含する、上記項92〜97のいずれか1項に記載の方法。
(項99)
前記少なくとも1つのさらなる治療剤がToll様レセプター8(TLR8)アゴニストを含む、上記項55または上記項83に記載の方法。
(項100)
前記Toll様レセプター8(TLR8)アゴニストが、
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
またはその薬学的に受容可能な塩からなる群より選択される、上記項99に記載の方法。
(項101)
前記Toll様レセプター8(TLR8)アゴニストが、
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
またはその薬学的に受容可能な塩からなる群より選択される、上記項100に記載の方法。
(項102)
前記Toll様レセプター8(TLR8)アゴニストが、
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
またはその薬学的に受容可能な塩である、上記項100または101に記載の方法。
(項103)
前記被験体にPD1阻害剤および/またはPD−L1阻害剤を投与する工程をさらに包含する、上記項99〜102のいずれか1項に記載の方法。
(項104)
R1が、−OCHF2、−OCF3または−CNである、上記項1、2、5もしくは10のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
(項105)
R2がC1〜3アルキルである、上記項1〜3もしくは5〜11のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩。