(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-131007(P2021-131007A)
(43)【公開日】2021年9月9日
(54)【発明の名称】電気自動車充電駐車場運営システム
(51)【国際特許分類】
E04H 6/00 20060101AFI20210813BHJP
E04H 6/42 20060101ALI20210813BHJP
G08G 1/14 20060101ALI20210813BHJP
【FI】
E04H6/00 A
E04H6/42 D
E04H6/42 Z
G08G1/14 A
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-135948(P2020-135948)
(22)【出願日】2020年8月11日
(31)【優先権主張番号】10-2020-0019664
(32)【優先日】2020年2月18日
(33)【優先権主張国】KR
(71)【出願人】
【識別番号】520303726
【氏名又は名称】株式会社ブルーネットワークス
(71)【出願人】
【識別番号】520303737
【氏名又は名称】ノ スンヨン
【氏名又は名称原語表記】Noh, Soon−yong
(74)【代理人】
【識別番号】110001841
【氏名又は名称】特許業務法人梶・須原特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ノ スンヨン
【テーマコード(参考)】
5H181
【Fターム(参考)】
5H181AA01
5H181BB08
5H181BB15
5H181CC04
5H181KK01
5H181KK06
(57)【要約】 (修正有)
【課題】電気車でない一般車両の駐車を防止でき、電気車が必要以上に充電所に駐車されるのを防止でき、充電中の車両があるとき後続車両が充電のために待機しなくても良い電気自動車充電駐車場運営システムを提供する。
【解決手段】駐車していた車両の車両番号を撮影するカメラ10と車両に充電電源を供給する充電モジュール20と、カメラ10から撮影イメージを伝送されて車両の番号を抽出して抽出された番号の照会結果、電気車である場合、充電電源供給を許可する制御部40と制御部40の制御により画面または音声で案内メッセージを表出するインターフェースモジュール30を含み、抽出された番号の照会結果、電気車でない場合、インターフェースモジュール30を通じて過怠金賦課対象であることを案内して、車両の移動が感知されなかった時間が設定時間を超過する場合、抽出された番号を不正駐車車両の番号としてサーバーに伝送する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
駐車された車両の車両番号を撮影するカメラと、前記車両に充電電源を供給する充電モジュールと、前記カメラから撮影イメージを伝送されて前記車両の番号を抽出して、前記抽出された番号の照会結果電気車である場合、前記充電モジュールの充電電源供給を許可する制御部と、前記制御部の制御により画面または、音声で案内メッセージを表出するインターフェースモジュールを含むものの、前記制御部は、前記抽出された番号の照会結果電気車でない場合、前記インターフェースモジュールを通じて過怠金賦課対象であることを案内して、前記過怠金賦課対象案内後、車両の移動が感知されなかった時間が設定時間を超過する場合、前記抽出された番号を不正駐車車両の番号としてサーバーに伝送する電気自動車充電駐車場運営システム。
【請求項2】
前記制御部は、前記過怠金賦課対象案内後、前記設定時間以内に車両の移動が感知されれば前記抽出された番号のデータを削除する請求項1に記載の電気自動車充電駐車場運営システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記インターフェースモジュールを通じて充電時間、充電量、充電料金情報のうちどれか一つ以上の入力を受けて、前記充電モジュールが急速充電モジュールである場合、駐車制限時間を前記インターフェースモジュールを通じて案内する請求項1に記載の電気自動車充電駐車場運営システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記充電モジュールを通じて充電電源の供給が始まった以後前記駐車制限時間が経過すれば前記抽出された番号を駐車時間超過車両の番号としてサーバーに伝送する請求項3に記載の電気自動車充電駐車場運営システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記インターフェースモジュールを通じて充電予約情報の入力を受けて、先充電車両の出車が確認されれば、前記充電予約情報の先順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する請求項1に記載の電気自動車充電駐車場運営システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記先順位車両の使用者端末から第1設定時間を超過して応答信号がない場合、第2順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する請求項5に記載の電気自動車充電駐車場運営システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記先順位車両の使用者端末から第1設定時間以内に応答信号が受信された後、第2設定時間を超過して前記先順位車両の駐車が認識されない場合、第2順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する請求項5に記載の電気自動車充電駐車場運営システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記呼び出し情報の対象車両が駐車した場合にだけ前記充電モジュールの充電電源供給を許可する請求項6又は7に記載の電気自動車充電駐車場運営システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記呼び出し情報の対象車両以外の車両が駐車した場合に過怠金賦課対象であることを案内して、前記過怠金賦課対象案内後、車両の移動が感知されなかった時間が設定時間を超過する場合、前記抽出された番号を不正駐車車両の番号としてサーバーに伝送する請求項8に記載の電気自動車充電駐車場運営システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電気自動車充電駐車場運営システムに関し、より詳しくは、電気車の充電のための充電モジュールが設置された駐車区域、即ち電気車充電所での電気車でない一般車両の駐車を防止できて、電気車が必要以上に充電所に駐車されるのを防止することができるし、先に充電中の車両がある時後続車両の運転者が充電所で充電のために待機していなくても良い電気自動車充電駐車場運営システムを提供するという目的がある。
【背景技術】
【0002】
最近電気自動車の普及が増えて特定駐車区域に電気車充電モジュールを設置した電気車充電所がイシュー化されている。電気車充電所の場合、電気車が駐車後料金を支払ってバッテリーを充電することができるようにしているが、駐車区域が不足した駐車場の場合、電気車充電所に一般車両が駐車する問題があった。
【0003】
(従来技術の特許文献)
特許文献 1. 韓国特許公開番号10−2019−0135264(2019.12.06)
従って、法令として電気車でない一般車両が電気車充電所に駐車したり、電気車の駐車を邪魔する位置に駐車する場合、電気車の駐車を邪魔する位置に物などを積載する場合、電気車であるのに過度に長時間充電所に駐車する場合、過怠金を賦課する法令が制定された。
【0004】
しかし、このような法令は関係公務員が取り締まったり、または、市民が情報提供しない場合、不法行為を取り締まりにくくて、限定された公務員だけですべての充電所を毎時間ごとに取り締まることは不可能に近くて、市民はやはり隣間に互いに不便な状況になるのを憂慮して申告しない場合が多い。従って、電気車でない一般車両が電気車充電所に駐車するのを防止できる電気自動車充電駐車場運営システムの開発が必要とすることになった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、電気車の充電のための充電モジュールが設置された駐車区域、即ち、電気車充電所に電気車でない一般車両の駐車を防止できる電気自動車充電駐車場運営システムを提供するのにその目的がある。
【0006】
また、本発明は、電気車が必要以上に充電所に駐車されるのを防止できる電気自動車充電駐車場運営システムを提供するのにその目的がある。
【0007】
また、本発明は、先に充電中の車両がある時後続車両の運転者が充電所で充電のために待機していなくても良い電気自動車充電駐車場運営システムを提供するのにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記技術的課題を解決するための本発明の一側面によれば、駐車された車両の車両番号を撮影するカメラと、前記車両に充電電源を供給する充電モジュールと、前記カメラから撮影イメージを伝送されて前記車両の番号を抽出して、前記抽出された番号の照会結果電気車である場合、前記充電モジュールの充電電源供給を許可する制御部と、前記制御部の制御により画面または音声で案内メッセージを表出するインターフェースモジュールを含むものの、前記制御部は、前記抽出された番号の照会結果電気車でない場合、前記インターフェースモジュールを通じて過怠金賦課対象であることを案内して、前記過怠金賦課対象案内後、車両の移動が感知されなかった時間が設定時間を超過する場合、前記抽出された番号を不正駐車車両の番号としてサーバーに伝送する。
【0009】
また、本発明の前記制御部は、前記過怠金賦課対象案内後、前記設定時間以内に車両の移動が感知されれば前記抽出された番号のデータを削除する。
【0010】
また、本発明の前記制御部は、前記インターフェースモジュールを通じて充電時間、充電量、充電料金情報のうちどれか一つ以上の入力を受けて、前記充電モジュールが急速充電モジュールである場合、駐車制限時間を前記インターフェースモジュールを通じて案内する。
【0011】
また、本発明の前記制御部は、前記充電モジュールを通じて充電電源の供給が始まった以後前記駐車制限時間が経過すれば前記抽出された番号を駐車時間超過車両の番号としてサーバーに伝送する。また、本発明の前記制御部は、前記インターフェースモジュールを通じて充電予約情報の入力を受けて、先に充電車両のチュルチャが確認されれば、前記充電予約情報の先に順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する。
【0012】
また、本発明の前記制御部は、前記先順位車両の使用者端末から第1設定時間を超過して応答信号がない場合、第2順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する。また、本発明の前記制御部は、前記先順位車両の使用者端末から第1設定時間以内に応答信号が受信された後、第2設定時間を超過して前記先順位車両の駐車が認識されない場合、第2順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する。
【0013】
また、本発明の前記制御部は、前記呼び出し情報の対象車両が駐車した場合にだけ前記充電モジュールの充電電源供給を許可する。また、本発明の前記制御部は、前記呼び出し情報の対象車両以外の車両が駐車した場合に過怠金賦課対象であることを案内して、前記過怠金賦課対象案内後、車両の移動が感知されなかった時間が設定時間を超過する場合、前記抽出された番号を不正駐車車両の番号としてサーバーに伝送する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、電気車の充電のための充電モジュールが設置された駐車区域、即ち、電気車充電所に電気車でない一般車両の駐車を防止できる効果がある。
【0015】
また、本発明は、電気車が必要以上に充電所に駐車されるのを防止できる効果がある。また、本発明は、先に充電中の車両がある時後続車両の運転者が充電所で充電のために待機していなくても良い効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の一実施例による電気自動車充電駐車場運営システムの例示図
【
図2】本発明の一実施例による電気自動車充電駐車場運営システムのフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、説明する本発明は様々多様な変更を加えることができて色々な実施例を持つことができるだが、特定実施例を図面に例示して詳しく説明する。しかし、これは本発明を特定の実施形態に対して限定しようとするのではなくて、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むことで理解されなければならない。
【0018】
以下、添付された図面を参照して、本発明の望ましい実施例をより詳しく説明する。本発明は、駐車された車両の車両番号を撮影するカメラ(10)と、車両に充電電源を供給する充電モジュール(20)と、カメラ(10)から撮影イメージを伝送受けて車両の番号を抽出して、抽出された番号の照会結果電気車である場合、充電モジュール(20)の充電電源供給を許可する制御部(40)と、制御部(40)の制御により画面または音声で案内メッセージを表出するインターフェースモジュール(30)を含んで構成される。
【0019】
カメラ(10)は、駐車された車両の車両番号を撮影する役割をして、これのために駐車区域の後方または、前方に備わる。
【0020】
カメラ(10)は夜間にも撮影が可能なようにフラッシュをさらに具備することができるし、赤外線撮影方式が活用されることもできる。また、カメラ(10)は停止画像でない動画形態で撮影することができるし、停止画像を撮影する場合、車両の進入の有無を感知するセンサーをさらに備えることができる。
【0021】
カメラ(10)で撮影された映像は制御部(40)に転送されて制御部(40)が車両の番号を抽出することができるようにする。充電モジュール(20)は、車両に充電電源を供給する役割をして、これのために駐車区域の一側に備わる。
【0022】
充電モジュール(20)は、緩速充電モジュール(20)と急速充電モジュール(20)に区分されるし、急速充電モジュール(20)の場合にも50kW、100kWまたは、それ以上の速度で区分されることができる。
【0023】
充電モジュール(20)はそれぞれ違う接続端子を持つ複数の充電ケーブルが備われるし、これは国内の2017年度以前に販売された車両はほとんどのDCチャデモ(CHAdeMO)方式を使う反面、アメリカおよびヨーロッパ国家はDCコンボ方式を使って、国内やはり2017年からはDCコンボ方式の充電ケーブルを使うためである。国内に販売された車両のうちSM3ZEのような車両の場合AC3方式が使われるので、通常の急速充電モジュール(20)は前述した三つ形態の充電ケーブルを提供するがこれを限定するのではない。
【0024】
充電モジュール(20)は制御部(40)の制御によって充電電源の供給有無が決定されて、制御部(40)から充電電源の供給が許可されなかった状況では充電ケーブルを車両に連結しても充電が成り立たなくなる。
【0025】
インターフェースモジュール(30)は、充電時間、充電料金、充電量、充電方式、決済方式、充電予約などの入力を受けて、入力された情報、過怠金賦課対象の有無、駐車制限時間情報などの案内メッセージを制御部(40)の制御によって画面または、音声で表出する役割をする。
【0026】
これのためにインターフェースモジュール(30)は、充電モジュール(20)と一体で備われるがこれを限定するのではなくて、画面表出のためのディスプレイは充電モジュール(20)と一体で、音声表出のためのスピーカーは別に備わることができる。
【0027】
一方、制御部(40)の制御によって不正駐車車両の番号または、駐車時間超過車両の番号をサーバーに伝送する通信モジュールがさらに備わることができる。制御部(40)は、カメラ(10)モジュールから撮影イメージを伝送されて車両の番号を抽出して、抽出された番号の照会結果電気車である場合、充電モジュール(20)の充電電源供給を許可する役割をして、これのために駐車区域の一側に備わる。
【0028】
まず、制御部(40)は、カメラ(10)モジュールから撮影イメージを伝送されて車両の番号を抽出して、抽出された番号をサーバーで伝送することによって、現在駐車していた車両が電気車なのか一般車両なのかどうかを問い合わせる。
【0029】
このような照会過程は車両の駐車と同時にリアルタイムで成り立って、制御部(40)は抽出された番号の照会結果現在駐車していた車両が電気車でない場合、インターフェースモジュール(30)を通じて過怠金賦課対象であることを案内する。
【0030】
そして、過怠金賦課対象であることを案内後車両がそのままずっと駐車されている場合、すなわち、車両の移動が感知されなかった時間が設定時間を超過する場合抽出された番号を不正駐車車両の番号としてサーバーに伝送して、サーバーから関連機関に該当情報が移管されて過怠金賦課が成り立てるようにする。
【0031】
または、本発明のサーバーは関連機関のサーバーであることもあって、制御部(40)で直接関連機関のサーバーで不正駐車車両の番号が転送されるように構成されることもできる。この時、制御部(40)は過怠金賦課対象案内後、設定時間以内に車両が駐車をあきらめて他で移動した場合、即ち、車両の移動が感知されれば抽出された番号を削除して過怠金賦課が成り立たないようにする。
【0032】
また、制御部(40)は、インターフェースモジュール(30)を通じて充電時間、充電量、充電料金のうちどれか一つ以上の情報の入力を受けて、充電モジュール(20)が急速充電モジュール(20)の場合、駐車制限時間をインターフェースモジュール(30)を通じて案内する。
【0033】
しかし、万一、充電モジュール(20)を通じて充電電源の供給が始まった以後駐車制限時間が経過すれば抽出された番号、即ち、充電駐車中の車両の番号を駐車時間超過車両の番号としてサーバーに伝送する。このような駐車制限時間は急速充電モジュール(20)の場合、法的に1時間以内に制限しているが、法令により可変されるはもちろんである。
【0034】
緩速充電の場合、時間当り3kWないし5kW程度として、60kWhほどになる電気車のバッテリーを80%以上充電するには通常的に10時間以上の時間が必要とされるので駐車制限時間の範囲に含まれない。
【0035】
一方、すでに車両が駐車されて充電を実施している時、後続して到着した車両は充電中の車両が出車する時までとめどなく待つことはできない。従って、制御部(40)はインターフェースモジュール(30)を通じて充電予約情報の入力を受ける。
【0036】
充電予約情報には予約車両の番号と予約車両の使用者端末情報が含まれる。そして、制御部(40)は充電予約情報の入力を受ける時何台の車両が予約を実施したかを告知して後続車両の使用者に、予約を遂行するのか可否を判断するようにする。
【0037】
以後制御部(40)は先充電車両の出車が確認されれば、充電要約情報の先順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する。呼び出し情報はアプリケーションを通したプッシュアラームであることもあって、文字メッセージでもある。万一、先順位車両から第1設定時間を超過して応答信号がない場合、制御部(40)は第2順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する。そして、本来先順位であった車両の予約情報は破棄して、次の順位車両の予約情報を一段階ずつ上昇させる。
【0038】
しかし、先順位車両の使用者端末から呼び出しに対する応答は成り立ったが、応答だけ成り立って実際に車両が充電を実施しにこなかったり、とても遅く充電を実施しに来る場合もある。従って、このような状況を防止するために制御部(40)は先順位車両の使用者端末から第1設定時間以内に応答信号が受信された後、第2設定時間を超過して先順位車両の駐車が認識されない場合、第2順位車両の使用者端末に呼び出し情報を伝送する。そして、本来先順位であった車両の予約情報は破棄して、次の順位車両の予約情報を一段階ずつ上昇させる。
【0039】
しかし、充電予約の先順位車両でない、即ち、呼び出し情報の対象でない車両が駐車して先に充電を試みる場合がありえる。従って、制御部(40)は、呼び出し情報の対象車両が駐車した場合にだけ充電モジュール(20)の充電電源供給が許可されるようにする。
【0040】
この時、充電中の車両が出車して呼び出し情報対象車両が駐車する前の間に他の車両が空いている充電所で勘違いして駐車する可能性がある。この時、制御部(40)はインターフェースモジュール(30)が充電時間、充電量、充電料金などの情報の入力を受けないで予約情報だけ入力を受けられるようにインターフェースモジュール(30)を制御する。
【0041】
そして、制御部(40)は呼び出し情報の対象車両以外の車両が駐車した場合には過怠金賦課対象であることをインターフェースモジュール(30)を通じて案内して、過怠金賦課対象案内後、車両の移動が感知されなかった時間が設定時間を超過する場合、駐車していた車両の番号、即ち、抽出された番号を不正駐車車両の番号としてサーバーに伝送する。
【0042】
前述した構成で成り立った本発明は、電気車の充電のための充電モジュール(20)が設置された駐車区域、即ち、電気車充電所に電気車でない一般車両の駐車を防止できる効果があり、電気車が必要以上に充電所に駐車されるのを防止できる効果もある。また、本発明は、先に充電中の車両がある時後続車両の運転者が充電所で充電のために待機していなくても良い効果がある。
【0043】
以上では本発明に対する技術思想を添付図面とともに叙述したが、これは本発明の望ましい実施例を例示的に説明したことであって本発明を限定するのではない。また本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者なら誰も本発明の技術的思想の範疇を離脱しない範囲内で多様な変形および模倣が可能だということは自明なのである。
【符号の説明】
【0044】
10:カメラ、20:充電モジュール、30:インターフェースモジュール、40:制御部