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特開2021-139612フィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-139612(P2021-139612A)
(43)【公開日】2021年9月16日
(54)【発明の名称】フィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン
(51)【国際特許分類】
   F24F 1/0073 20190101AFI20210820BHJP
   A47L 9/20 20060101ALI20210820BHJP
   F24F 13/22 20060101ALI20210820BHJP
   F24F 1/0087 20190101ALI20210820BHJP
   F24F 3/14 20060101ALI20210820BHJP
   F24F 3/16 20210101ALI20210820BHJP
   F24F 6/14 20060101ALI20210820BHJP
【FI】
   F24F1/0073
   A47L9/20 A
   F24F1/0007 361C
   F24F1/0087
   F24F3/14
   F24F3/16
   F24F6/14
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2020-111026(P2020-111026)
(22)【出願日】2020年6月29日
(31)【優先権主張番号】202010145068.4
(32)【優先日】2020年3月4日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519389834
【氏名又は名称】佛山克情日用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】徐若詩
【テーマコード(参考)】
3L050
3L051
3L053
3L055
【Fターム(参考)】
3L050AA08
3L050BF02
3L050BF03
3L051BA03
3L051BC04
3L051BC10
3L053BC02
3L053BC06
3L053BD03
3L055BB01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】本願はフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコンを提供する。
【解決手段】フィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコンは、本体10を含み、前記本体10には左方に開口する吸気空間18が設けられ、前記吸気空間18は右方へろ過空間21と連通しており、前記ろ過空間21は上方に延在しており、前記ろ過空間21は左方へ排風口12と連通しており、前記排風口12は左方に開口し且つ前記吸気空間18の上方に位置しており、前記ろ過空間21は左方へ振動空間とも連通しており、前記振動空間は前記排風口12と前記吸気空間18との間に位置しており、前記振動空間は下方へ吸着空間20と連通しており、前記吸着空間20は下方へ廃水連通空間19と連通しており、前記廃水連通空間19は右方へ外部と連通している。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体には左方に開口する吸気空間が設けられ、前記吸気空間は右方へろ過空間と連通しており、前記ろ過空間は上方に延在しており、前記ろ過空間は左方へ排風口と連通しており、前記排風口は左方に開口し且つ前記吸気空間の上方に位置しており、前記ろ過空間は左方へ振動空間とも連通しており、前記振動空間は前記排風口と前記吸気空間との間に位置しており、前記振動空間は下方へ吸着空間と連通しており、前記吸着空間は下方へ廃水連通空間と連通しており、前記廃水連通空間は右方へ外部と連通しており、前記吸着空間の左方には上方へ前記振動空間と連通するカム空間が設けられ、前記カム空間の上方には後方に延在する振動動力空間が設けられ、前記振動動力空間の上方には前記振動空間の後方に位置する締付プーリ空間が設けられ、前記締付プーリ空間の上方にはリール空間が設けられ、前記カム空間の左方には貯水空間が設けられ、前記貯水空間は上方へ集水空間と連通しており、前記集水空間は上方へ前記排風口と連通しており、前記排風口の上壁にはコンデンサ管が固定され、前記コンデンサ管は下方へ前記集水空間の真上に延在しており、前記ろ過空間の上方には後方に延在するファン動力空間が設けられ、前記ファン動力空間の左方には下方に開口する接触スイッチが設けられ、前記ろ過空間は上方へ前記ファン動力空間の左方に位置する感知棒空間と連通しており、前記感知棒空間の上方には遠心輪空間が設けられ、前記遠心輪空間の上方には右方に延在する頂部プーリ空間が設けられ、前記本体の左壁には湿度センサが固定されていることを特徴とするフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン。
【請求項2】
前記締付プーリ空間はモータを含み、前記モータは前記締付プーリ空間の下方に位置し且つ前記本体と固定され、前記締付プーリ空間の下面には駆動軸が回動可能に設けられ、前記駆動軸は下方へ前記モータの上面と固定され、且つ上方へ前記締付プーリ空間を貫通して前記ファン動力空間に延在しており、前記締付プーリ空間の下壁には前記駆動軸の左方に位置する第一従動軸が回動可能に設けられ、前記第一従動軸は下方へ前記振動動力空間に延在し、且つ上方へ前記締付プーリ空間を貫通して前記リール空間に延在しており、前記駆動軸と前記第一従動軸とは第一ベルトによって伝動可能に連結され、前記第一ベルトは前記締付プーリ空間に位置しており、前記締付プーリ空間は上方へ締付ブロック空間と連通しており、前記締付ブロック空間は前記駆動軸と前記第一従動軸の間に位置しており、前記締付ブロック空間には磁性締付ブロックが摺動可能に設けられ、前記磁性締付ブロックにより前記第一ベルトを締め付けられ、前記磁性締付ブロックの上面と前記締付ブロック空間の上壁とは第一引張ばねによって連結され、前記締付プーリ空間の下壁には前記磁性締付ブロックと対応する第一電磁石が固定されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン。
【請求項3】
前記リール空間は片方向軸受を含み、前記片方向軸受は前記リール空間に位置し且つ前記第一従動軸の上端と固定され、前記片方向軸受には第一伝動歯車が回動可能に設けられ、前記リール空間の上壁には第二従動軸が回動可能に設けられ、前記第二従動軸は下方へ前記リール空間に延在し且つ前記第一従動軸の右方に位置しており、前記第二従動軸にはリールが固定され、前記リールの下方には前記第二従動軸の下端と固定された第二伝動歯車が設けられ、前記リール空間は後方へラック空間と連通しており、前記ラック空間は前記第一従動軸と前記第二従動軸との間に位置しており、前記ラック空間にはラックが摺動可能に設けられ、前記ラックは前方へ前記リール空間に延在し且つ前記第二伝動歯車及び前記第一伝動歯車と噛み合っていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン。
【請求項4】
前記振動空間は上方へスライダ空間と連通しており、前記スライダ空間にはスライダが摺動可能に設けられ、前記スライダの左面と前記スライダ空間の左壁とは第一圧縮ばねによって連結され、前記スライダの左面と前記リールとは第一牽引縄によって連結され、前記スライダには下方に開口する連結棒空間が設けられ、前記連結棒空間には連結棒が摺動可能に設けられ、前記連結棒は下方へ前記振動空間に延在しており、前記連結棒の下面にはフィルタ固定板が固定され、前記フィルタ固定板は右方へ前記ろ過空間に延在しており、前記フィルタ固定板には上下貫通のフィルタ固定空間が設けられ、前記フィルタ固定空間の側壁にはフィルタが固定され、前記フィルタ固定板の下壁には前記フィルタ固定空間の左方に位置する磁石が固定されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン。
【請求項5】
前記カム空間は第三従動軸を含み、前記第三従動軸は前記カム空間の上面に回動可能に設けられ、前記第三従動軸は上方へ前記振動動力空間に、下方へ前記カム空間に延在しており、前記カム空間には前記第三従動軸と固定されたカムが設けられ、前記カム空間には前記カムの左方に位置する磁性スライダが摺動可能に設けられ、前記磁性スライダの右面と前記カム空間の右壁とは第二圧縮ばねによって連結され、前記第三従動軸と前記第一従動軸とは第二ベルトによって伝動可能に連結され、前記第二ベルトは前記振動動力空間に位置していることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン。
【請求項6】
前記貯水空間は揚水ポンプを含み、前記揚水ポンプは前記貯水空間の左面と固定され、前記揚水ポンプの左面には下方に延在する霧化空間が固定され、前記霧化空間には霧化器が固定され、前記霧化空間は下方へ水霧連通空間と連通しており、前記水霧連通空間は右方へ前記吸着空間と、左方へ外部と連通しており、前記水霧連通空間は下方へ、前記霧化空間を中心に左右対称となった妨害板空間と連通しており、前記妨害板空間には妨害板が摺動可能に連結され、前記妨害板の下面と前記妨害板空間の下壁とは第三圧縮ばねによって連結され、前記妨害板同士の下面は第二牽引縄によって連結され、左方の前記妨害板空間の下壁には第二電磁石が固定されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン。
【請求項7】
前記感知棒空間は摩擦ブロックを含み、前記摩擦ブロックは前記感知棒空間の右壁と固定され、前記感知棒空間は左方へストッパ空間と連通しており、前記ストッパ空間は上方へ連結ブロック空間と連通しており、前記連結ブロック空間は前記感知棒空間の左方に位置し且つ右方へ前記遠心輪空間と連通しており、前記連結ブロック空間には連結ブロックが摺動可能に設けられ、前記連結ブロックの左面と前記連結ブロック空間の左壁とは第四圧縮ばねによって連結され、前記ストッパ空間にはストッパが摺動可能に設けられ、前記ストッパは上方へ前記連結ブロックの下面と固定され、前記感知棒空間には感知棒が摺動可能に設けられ、前記感知棒は前記摩擦ブロックと当接しており、前記感知棒の上面と前記感知棒空間の上壁とは第五圧縮ばねによって連結され、前記感知棒には左方に開口する位置制限空間が設けられ、前記位置制限空間は前記ストッパと対応でき、前記感知棒空間の左壁下端には前記接触スイッチが固定され、前記感知棒の左面には前記接触スイッチと接触できる接触ブロックが固定され、前記感知棒の下面には前記ろ過空間に位置する感知板が固定されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン。
【請求項8】
前記遠心輪空間は第四従動軸を含み、前記第四従動軸は前記遠心輪空間の上壁と回動可能に連結され、前記第四従動軸は上方へ前記頂部プーリ空間に、下方へ前記遠心輪空間に延在しており、前記頂部プーリ空間の下壁には前記第四従動軸の右方に位置する第五従動軸が回動可能に設けられ、前記第五従動軸は上方へ前記頂部プーリ空間に、下方へ前記ファン動力空間を貫通して前記ろ過空間に延在しており、前記第五従動軸と前記駆動軸とは第三ベルトによって伝動可能に連結され、前記第三ベルトは前記ファン動力空間に位置しており、前記第五従動軸の下端には前記フィルタ固定板の上方に位置するファンが固定され、前記第五従動軸と前記第四従動軸とは第四ベルトによって伝動可能に連結され、前記第四ベルトは前記頂部プーリ空間に位置しており、前記遠心輪空間には前記第四従動軸と固定された遠心輪が設けられ、前記遠心輪には外方に開口する遠心ブロック空間が複数設けられ、前記遠心ブロック空間は前記第四従動軸を中心に円周方向に配列され、前記遠心ブロック空間には遠心ブロックが摺動可能に設けられ、前記遠心ブロックの内壁と前記遠心ブロック空間の内面とは第二引張ばねによって連結されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明はエアコン技術分野を取り上げ、特にフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコンに関わる。
【背景技術】
【0002】
エアコンとは、空調設備の一つで、室内の空気の温度や湿度などを調整する機械である。エアコンの作業において、コンデンサ管は空気中の水蒸気を液化して排出するため、室内はよく乾燥になる。乾燥空間に曝されると、人体に有害である。もう一方、エアコンのフィルタは、使用につれ、ホコリがつもり、送風能力に影響し、ひどい場合、エアコンは壊れてしまう。現在、フィルタに対し、手で洗浄と取替を行うのが一般的だが、効率が悪いし、ホコリもまた飛散する恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105674639号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコンを考案し、上記問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコンは、本体を含み、前記本体には左方に開口する吸気空間が設けられ、前記吸気空間は右方へろ過空間と連通しており、前記ろ過空間は上方に延在しており、前記ろ過空間は左方へ排風口と連通しており、前記排風口は左方に開口し且つ前記吸気空間の上方に位置しており、前記ろ過空間は左方へ振動空間とも連通しており、前記振動空間は前記排風口と前記吸気空間との間に位置しており、前記振動空間は下方へ吸着空間と連通しており、前記吸着空間は下方へ廃水連通空間と連通しており、前記廃水連通空間は右方へ外部と連通しており、前記吸着空間の左方には上方へ前記振動空間と連通するカム空間が設けられ、前記カム空間の上方には後方に延在する振動動力空間が設けられ、前記振動動力空間の上方には前記振動空間の後方に位置する締付プーリ空間が設けられ、前記締付プーリ空間の上方にはリール空間が設けられ、前記カム空間の左方には貯水空間が設けられ、前記貯水空間は上方へ集水空間と連通しており、前記集水空間は上方へ前記排風口と連通しており、前記排風口の上壁にはコンデンサ管が固定され、前記コンデンサ管は下方へ前記集水空間の真上に延在しており、前記ろ過空間の上方には後方に延在するファン動力空間が設けられ、前記ファン動力空間の左方には下方に開口する接触スイッチが設けられ、前記ろ過空間は上方へ前記ファン動力空間の左方に位置する感知棒空間と連通しており、前記感知棒空間の上方には遠心輪空間が設けられ、前記遠心輪空間の上方には右方に延在する頂部プーリ空間が設けられ、前記本体の左壁には湿度センサが固定されている。
【0006】
さらに、前記締付プーリ空間はモータを含み、前記モータは前記締付プーリ空間の下方に位置し且つ前記本体と固定され、前記締付プーリ空間の下面には駆動軸が回動可能に設けられ、前記駆動軸は下方へ前記モータの上面と固定され、且つ上方へ前記締付プーリ空間を貫通して前記ファン動力空間に延在しており、前記締付プーリ空間の下壁には前記駆動軸の左方に位置する第一従動軸が回動可能に設けられ、前記第一従動軸は下方へ前記振動動力空間に延在し、且つ上方へ前記締付プーリ空間を貫通して前記リール空間に延在しており、前記駆動軸と前記第一従動軸とは第一ベルトによって伝動可能に連結され、前記第一ベルトは前記締付プーリ空間に位置しており、前記締付プーリ空間は上方へ締付ブロック空間と連通しており、前記締付ブロック空間は前記駆動軸と前記第一従動軸の間に位置しており、前記締付ブロック空間には磁性締付ブロックが摺動可能に設けられ、前記磁性締付ブロックにより前記第一ベルトを締め付けられ、前記磁性締付ブロックの上面と前記締付ブロック空間の上壁とは第一引張ばねによって連結され、前記締付プーリ空間の下壁には前記磁性締付ブロックと対応する第一電磁石が固定されている。
【0007】
さらに、前記リール空間は片方向軸受を含み、前記片方向軸受は前記リール空間に位置し且つ前記第一従動軸の上端と固定され、前記片方向軸受には第一伝動歯車が回動可能に設けられ、前記リール空間の上壁には第二従動軸が回動可能に設けられ、前記第二従動軸は下方へ前記リール空間に延在し且つ前記第一従動軸の右方に位置しており、前記第二従動軸にはリールが固定され、前記リールの下方には前記第二従動軸の下端と固定された第二伝動歯車が設けられ、前記リール空間は後方へラック空間と連通しており、前記ラック空間は前記第一従動軸と前記第二従動軸との間に位置しており、前記ラック空間にはラックが摺動可能に設けられ、前記ラックは前方へ前記リール空間に延在し且つ前記第二伝動歯車及び前記第一伝動歯車と噛み合っている。
【0008】
さらに、前記振動空間は上方へスライダ空間と連通しており、前記スライダ空間にはスライダが摺動可能に設けられ、前記スライダの左面と前記スライダ空間の左壁とは第一圧縮ばねによって連結され、前記スライダの左面と前記リールとは第一牽引縄によって連結され、前記スライダには下方に開口する連結棒空間が設けられ、前記連結棒空間には連結棒が摺動可能に設けられ、前記連結棒は下方へ前記振動空間に延在しており、前記連結棒の下面にはフィルタ固定板が固定され、前記フィルタ固定板は右方へ前記ろ過空間に延在しており、前記フィルタ固定板には上下貫通のフィルタ固定空間が設けられ、前記フィルタ固定空間の側壁にはフィルタが固定され、前記フィルタ固定板の下壁には前記フィルタ固定空間の左方に位置する磁石が固定されている。
【0009】
さらに、前記カム空間は第三従動軸を含み、前記第三従動軸は前記カム空間の上面に回動可能に設けられ、前記第三従動軸は上方へ前記振動動力空間に、下方へ前記カム空間に延在しており、前記カム空間には前記第三従動軸と固定されたカムが設けられ、前記カム空間には前記カムの左方に位置する磁性スライダが摺動可能に設けられ、前記磁性スライダの右面と前記カム空間の右壁とは第二圧縮ばねによって連結され、前記第三従動軸と前記第一従動軸とは第二ベルトによって伝動可能に連結され、前記第二ベルトは前記振動動力空間に位置している。
【0010】
さらに、前記貯水空間は揚水ポンプを含み、前記揚水ポンプは前記貯水空間の左面と固定され、前記揚水ポンプの左面には下方に延在する霧化空間が固定され、前記霧化空間には霧化器が固定され、前記霧化空間は下方へ水霧連通空間と連通しており、前記水霧連通空間は右方へ前記吸着空間と、左方へ外部と連通しており、前記水霧連通空間は下方へ、前記霧化空間を中心に左右対称となった妨害板空間と連通しており、前記妨害板空間には妨害板が摺動可能に連結され、前記妨害板の下面と前記妨害板空間の下壁とは第三圧縮ばねによって連結され、前記妨害板同士の下面は第二牽引縄によって連結され、左方の前記妨害板空間の下壁には第二電磁石が固定されている。
【0011】
さらに、前記感知棒空間は摩擦ブロックを含み、前記摩擦ブロックは前記感知棒空間の右壁と固定され、前記感知棒空間は左方へストッパ空間と連通しており、前記ストッパ空間は上方へ連結ブロック空間と連通しており、前記連結ブロック空間は前記感知棒空間の左方に位置し且つ右方へ前記遠心輪空間と連通しており、前記連結ブロック空間には連結ブロックが摺動可能に設けられ、前記連結ブロックの左面と前記連結ブロック空間の左壁とは第四圧縮ばねによって連結され、前記ストッパ空間にはストッパが摺動可能に設けられ、前記ストッパは上方へ前記連結ブロックの下面と固定され、前記感知棒空間には感知棒が摺動可能に設けられ、前記感知棒は前記摩擦ブロックと当接しており、前記感知棒の上面と前記感知棒空間の上壁とは第五圧縮ばねによって連結され、前記感知棒には左方に開口する位置制限空間が設けられ、前記位置制限空間は前記ストッパと対応でき、前記感知棒空間の左壁下端には前記接触スイッチが固定され、前記感知棒の左面には前記接触スイッチと接触できる接触ブロックが固定され、前記感知棒の下面には前記ろ過空間に位置する感知板が固定されている。
【0012】
さらに、前記遠心輪空間は第四従動軸を含み、前記第四従動軸は前記遠心輪空間の上壁と回動可能に連結され、前記第四従動軸は上方へ前記頂部プーリ空間に、下方へ前記遠心輪空間に延在しており、前記頂部プーリ空間の下壁には前記第四従動軸の右方に位置する第五従動軸が回動可能に設けられ、前記第五従動軸は上方へ前記頂部プーリ空間に、下方へ前記ファン動力空間を貫通して前記ろ過空間に延在しており、前記第五従動軸と前記駆動軸とは第三ベルトによって伝動可能に連結され、前記第三ベルトは前記ファン動力空間に位置しており、前記第五従動軸の下端には前記フィルタ固定板の上方に位置するファンが固定され、前記第五従動軸と前記第四従動軸とは第四ベルトによって伝動可能に連結され、前記第四ベルトは前記頂部プーリ空間に位置しており、前記遠心輪空間には前記第四従動軸と固定された遠心輪が設けられ、前記遠心輪には外方に開口する遠心ブロック空間が複数設けられ、前記遠心ブロック空間は前記第四従動軸を中心に円周方向に配列され、前記遠心ブロック空間には遠心ブロックが摺動可能に設けられ、前記遠心ブロックの内壁と前記遠心ブロック空間の内面とは第二引張ばねによって連結されている。
【発明の効果】
【0013】
本願発明は以下のプラス効果を有する:本願発明は、凝縮水の霧化と湿度センサにより室内湿度を維持でき、感知板によって風速を感知することで、フィルタにホコリが積もったかどうかを判断でき、フィルタにホコリが積もった場合、フィルタ固定板は左方へ移動して上下振動し、積もったホコリを除去し、且つ凝縮水が形成する水霧によって落とされたホコリを吸着し、このように凝縮水を再利用してホコリの飛散を避けられ、エコ的である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
下記に図1〜7を合わせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、本願に記載の各方向を以下のように規定する:図1における観察方向は正面視であり、本願に記載の各方向は、図1における観察方向に基づくものである。
【0015】
図1図1本願発明の全体構成略図
図2図2図1におけるA―A方向からの断面視構成略図
図3図3図2におけるB―B方向からの断面視構成略図
図4図4図1におけるC部の拡大構成略図
図5図5図1におけるD部の拡大構成略図
図6図6図1におけるE部の拡大構成略図
図7図7図3におけるF部の拡大構成略図
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1〜7を参照し、本願に記載のフィルタ自浄機能付きの防乾燥エアコンは、本体10を含み、前記本体10には左方に開口する吸気空間18が設けられ、前記吸気空間18は右方へろ過空間21と連通しており、前記ろ過空間21は上方に延在しており、前記ろ過空間21は左方へ排風口12と連通しており、前記排風口12は左方に開口し且つ前記吸気空間18の上方に位置しており、前記ろ過空間21は左方へ振動空間87とも連通しており、前記振動空間87は前記排風口12と前記吸気空間18との間に位置しており、前記振動空間87は下方へ吸着空間20と連通しており、前記吸着空間20は下方へ廃水連通空間19と連通しており、前記廃水連通空間19は右方へ外部と連通しており、前記吸着空間20の左方には上方へ前記振動空間87と連通するカム空間65が設けられ、前記カム空間65の上方には後方に延在する振動動力空間75が設けられ、前記振動動力空間75の上方には前記振動空間87の後方に位置する締付プーリ空間27が設けられ、前記締付プーリ空間27の上方にはリール空間85が設けられ、前記カム空間65の左方には貯水空間17が設けられ、前記貯水空間17は上方へ集水空間13と連通しており、前記集水空間13は上方へ前記排風口12と連通しており、前記排風口12の上壁にはコンデンサ管11が固定され、前記コンデンサ管11は下方へ前記集水空間13の真上に延在しており、前記ろ過空間21の上方には後方に延在するファン動力空間35が設けられ、前記ファン動力空間35の左方には下方に開口する接触スイッチ43が設けられ、前記ろ過空間21は上方へ前記ファン動力空間35の左方に位置する感知棒空間42と連通しており、前記感知棒空間42の上方には遠心輪空間36が設けられ、前記遠心輪空間36の上方には右方に延在する頂部プーリ空間52が設けられ、前記本体10の左壁には湿度センサ86が固定されている。
【0017】
一つの実施案として、前記締付プーリ空間27はモータ33を含み、前記モータ33は前記締付プーリ空間27の下方に位置し且つ前記本体10と固定され、前記締付プーリ空間27の下面には駆動軸34が回動可能に設けられ、前記駆動軸34は下方へ前記モータ33の上面と固定され、且つ上方へ前記締付プーリ空間27を貫通して前記ファン動力空間35に延在しており、前記締付プーリ空間27の下壁には前記駆動軸34の左方に位置する第一従動軸79が回動可能に設けられ、前記第一従動軸79は下方へ前記振動動力空間75に延在し、且つ上方へ前記締付プーリ空間27を貫通して前記リール空間85に延在しており、前記駆動軸34と前記第一従動軸79とは第一ベルト32によって伝動可能に連結され、前記第一ベルト32は前記締付プーリ空間27に位置しており、前記締付プーリ空間27は上方へ締付ブロック空間29と連通しており、前記締付ブロック空間29は前記駆動軸34と前記第一従動軸79の間に位置しており、前記締付ブロック空間29には磁性締付ブロック30が摺動可能に設けられ、前記磁性締付ブロック30により前記第一ベルト32を締め付けられ、前記磁性締付ブロック30の上面と前記締付ブロック空間29の上壁とは第一引張ばね28によって連結され、前記締付プーリ空間27の下壁には前記磁性締付ブロック30と対応する第一電磁石31が固定され、
前記モータ33の作動により、前記駆動軸34は駆動されて回転し、前記第一電磁石31が作動したら、前記磁性締付ブロック30は前記第一電磁石31との吸引力によって前記第一引張ばね28を抵抗して降下し、前記第一ベルト32を締め付け、従って、前記駆動軸34は回転して前記第一ベルト32によって前記第一従動軸79を回転させる。
【0018】
一つの実施案として、前記リール空間85は片方向軸受78を含み、前記片方向軸受78は前記リール空間85に位置し且つ前記第一従動軸79の上端と固定され、前記片方向軸受78には第一伝動歯車77が回動可能に設けられ、前記リール空間85の上壁には第二従動軸84が回動可能に設けられ、前記第二従動軸84は下方へ前記リール空間85に延在し且つ前記第一従動軸79の右方に位置しており、前記第二従動軸84にはリール83が固定され、前記リール83の下方には前記第二従動軸84の下端と固定された第二伝動歯車81が設けられ、前記リール空間85は後方へラック空間76と連通しており、前記ラック空間76は前記第一従動軸79と前記第二従動軸84との間に位置しており、前記ラック空間76にはラック80が摺動可能に設けられ、前記ラック80は前方へ前記リール空間85に延在し且つ前記第二伝動歯車81及び前記第一伝動歯車77と噛み合っており、
前記第一従動軸79は回転して前記片方向軸受78によって前記第一伝動歯車77を回転させ、前記ラック80は前記第一伝動歯車77に連動して前方へ移動し、前記第二伝動歯車81を回転させ、前記第二伝動歯車81は前記第二従動軸84によって前記リール83を回転させ、前記リール83が逆回転したら、前記ラック80を後方へ初期位置に戻し、また前記片方向軸受78によって前記第一従動軸79は回転しない。
【0019】
一つの実施案として、前記振動空間87は上方へスライダ空間73と連通しており、前記スライダ空間73にはスライダ71が摺動可能に設けられ、前記スライダ71の左面と前記スライダ空間73の左壁とは第一圧縮ばね74によって連結され、前記スライダ71の左面と前記リール83とは第一牽引縄82によって連結され、前記スライダ71には下方に開口する連結棒空間72が設けられ、前記連結棒空間72には連結棒70が摺動可能に設けられ、前記連結棒70は下方へ前記振動空間87に延在しており、前記連結棒70の下面にはフィルタ固定板69が固定され、前記フィルタ固定板69は右方へ前記ろ過空間21に延在しており、前記フィルタ固定板69には上下貫通のフィルタ固定空間23が設けられ、前記フィルタ固定空間23の側壁にはフィルタ22が固定され、前記フィルタ固定板69の下壁には前記フィルタ固定空間23の左方に位置する磁石68が固定され、
前記リール83は回転して前記第一牽引縄82によって前記スライダ71を連動させ、前記スライダ71は前記第一圧縮ばね74を抵抗して左方へ移動し、前記連結棒70によって前記フィルタ固定板69を左方へ移動させ、前記第一牽引縄82が回転を止めたら、前記スライダ71は前記第一圧縮ばね74によって右方へ移動し、前記第一牽引縄82を逆回転させる。
【0020】
一つの実施案として、前記カム空間65は第三従動軸63を含み、前記第三従動軸63は前記カム空間65の上面に回動可能に設けられ、前記第三従動軸63は上方へ前記振動動力空間75に、下方へ前記カム空間65に延在しており、前記カム空間65には前記第三従動軸63と固定されたカム64が設けられ、前記カム空間65には前記カム64の左方に位置する磁性スライダ66が摺動可能に設けられ、前記磁性スライダ66の右面と前記カム空間65の右壁とは第二圧縮ばね67によって連結され、前記第三従動軸63と前記第一従動軸79とは第二ベルト62によって伝動可能に連結され、前記第二ベルト62は前記振動動力空間75に位置しており、
前記第一従動軸79は回転して前記第二ベルト62によって前記第三従動軸63を回転させ、前記第三従動軸63は前記カム64によって前記磁性スライダ66を連動させ、前記磁性スライダ66は前記第二圧縮ばね67を抵抗して左右往復に移動し、前記フィルタ固定板69が左方へ移動して前記振動空間87の左壁と当接したら、前記磁性スライダ66は右方へ前記磁石68と対向し、ここで前記磁性スライダ66と前記磁石68との間の排斥力により、前記フィルタ固定板69と前記連結棒70とは上昇し、前記磁性スライダ66が左方へ移動したら、前記フィルタ固定板69は自重によって降下して初期位置に戻り、このように前記磁性スライダ66の左右往復移動により、前記フィルタ固定板69を上下振動させ、前記フィルタ22の下面についたホコリを前記吸着空間20に落とす。
【0021】
一つの実施案として、前記貯水空間17は揚水ポンプ14を含み、前記揚水ポンプ14は前記貯水空間17の左面と固定され、前記揚水ポンプ14の左面には下方に延在する霧化空間15が固定され、前記霧化空間15には霧化器16が固定され、前記霧化空間15は下方へ水霧連通空間61と連通しており、前記水霧連通空間61は右方へ前記吸着空間20と、左方へ外部と連通しており、前記水霧連通空間61は下方へ、前記霧化空間15を中心に左右対称となった妨害板空間57と連通しており、前記妨害板空間57には妨害板56が摺動可能に連結され、前記妨害板56の下面と前記妨害板空間57の下壁とは第三圧縮ばね58によって連結され、前記妨害板56同士の下面は第二牽引縄60によって連結され、左方の前記妨害板空間57の下壁には第二電磁石59が固定され、
左方の前記第三圧縮ばね58は右方のより弾力が強く、前記揚水ポンプ14が前記貯水空間17にある水を前記霧化器16に送って霧化し、水霧は前記霧化空間15を介して前記水霧連通空間61に送られ、前記第二電磁石59が作動を止めたら、左方の前記妨害板56は閉じ、対して右方の前記妨害板56は開き、水霧は前記水霧連通空間61を介して前記吸着空間20に入り、前記吸着空間20の中に落とされたホコリを吸着し、ホコリとともに前記廃水連通空間19から外部へと排出され、前記第二電磁石59が作動したら、左方の前記妨害板56は前記第二電磁石59との吸引力によって左方の前記第三圧縮ばね58を抵抗して降下して開き、右方の前記妨害板56は前記第二牽引縄60の牽引力をなくして右方の前記第三圧縮ばね58によって閉じ、このように水霧は前記水霧連通空間61を介して室内に噴出され、加湿を行う。
【0022】
一つの実施案として、前記感知棒空間42は摩擦ブロック46を含み、前記摩擦ブロック46は前記感知棒空間42の右壁と固定され、前記感知棒空間42は左方へストッパ空間39と連通しており、前記ストッパ空間39は上方へ連結ブロック空間88と連通しており、前記連結ブロック空間88は前記感知棒空間42の左方に位置し且つ右方へ前記遠心輪空間36と連通しており、前記連結ブロック空間88には連結ブロック37が摺動可能に設けられ、前記連結ブロック37の左面と前記連結ブロック空間88の左壁とは第四圧縮ばね38によって連結され、前記ストッパ空間39にはストッパ40が摺動可能に設けられ、前記ストッパ40は上方へ前記連結ブロック37の下面と固定され、前記感知棒空間42には感知棒44が摺動可能に設けられ、前記感知棒44は前記摩擦ブロック46と当接しており、前記感知棒44の上面と前記感知棒空間42の上壁とは第五圧縮ばね48によって連結され、前記感知棒44には左方に開口する位置制限空間47が設けられ、前記位置制限空間47は前記ストッパ40と対応でき、前記感知棒空間42の左壁下端には前記接触スイッチ43が固定され、前記感知棒44の左面には前記接触スイッチ43と接触できる接触ブロック41が固定され、前記感知棒44の下面には前記ろ過空間21に位置する感知板45が固定され、
前記連結ブロック37が前記第四圧縮ばね38を抵抗して左方へ移動したら、前記ストッパ40は連動して左方へ移動し、前記感知棒44を制限しなくなり、前記感知棒44は次に前記第五圧縮ばね48の推力及び前記摩擦ブロック46との摩擦によってゆっくりと降下し、前記ろ過空間21における風速が正常であれば、風が前記感知板45に対する推力は、前記第五圧縮ばね48の推力より強く、従って前記感知棒44は初期状態に維持でき、前記フィルタ22の詰まりによって前記感知板45に課せた推力が、前記第五圧縮ばね48の推力より弱い場合、前記感知棒44はゆっくりと降下し、前記接触ブロック41と前記接触スイッチ43とが接触したら、前記接触スイッチ43は信号を発し、前記揚水ポンプ14と前記第一電磁石31は定時に作動する。
【0023】
一つの実施案として、前記遠心輪空間36は第四従動軸54を含み、前記第四従動軸54は前記遠心輪空間36の上壁と回動可能に連結され、前記第四従動軸54は上方へ前記頂部プーリ空間52に、下方へ前記遠心輪空間36に延在しており、前記頂部プーリ空間52の下壁には前記第四従動軸54の右方に位置する第五従動軸25が回動可能に設けられ、前記第五従動軸25は上方へ前記頂部プーリ空間52に、下方へ前記ファン動力空間35を貫通して前記ろ過空間21に延在しており、前記第五従動軸25と前記駆動軸34とは第三ベルト26によって伝動可能に連結され、前記第三ベルト26は前記ファン動力空間35に位置しており、前記第五従動軸25の下端には前記フィルタ固定板69の上方に位置するファン24が固定され、前記第五従動軸25と前記第四従動軸54とは第四ベルト53によって伝動可能に連結され、前記第四ベルト53は前記頂部プーリ空間52に位置しており、前記遠心輪空間36には前記第四従動軸54と固定された遠心輪55が設けられ、前記遠心輪55には外方に開口する遠心ブロック空間49が複数設けられ、前記遠心ブロック空間49は前記第四従動軸54を中心に円周方向に配列され、前記遠心ブロック空間49には遠心ブロック50が摺動可能に設けられ、前記遠心ブロック50の内壁と前記遠心ブロック空間49の内面とは第二引張ばね51によって連結され、
前記駆動軸34は回転して前記第三ベルト26によって前記第五従動軸25を回転させ、前記第五従動軸25は前記ファン24を回転させると同時に、前記第四ベルト53によって第四従動軸54を回転させ、前記ファン24の回転により、室内空気を前記吸気空間18から吸い込み、さらに室内空気を前記フィルタ22によってろ過して前記排風口12から排出し、水蒸気は前記コンデンサ管11を通る時に凝縮して前記貯水空間17に落下し、前記第四従動軸54の回転により、前記遠心輪55は回転し、遠心力によって前記遠心ブロック50を連動させ、前記遠心ブロック50は前記第二引張ばね51を抵抗して外方へ移動し、前記連結ブロック37を押して左方へ移動させる。
【0024】
本願発明の作動手順は以下の通りである。
【0025】
はじめに、左方の第三圧縮ばね58は自然状態にあり、左方の妨害板56は閉じており、第二牽引縄60は引き締まり、右方の第三圧縮ばね58は圧縮状態にあり、右方の妨害板56は閉じており、第一圧縮ばね74は自然状態にあり、第一牽引縄82は引き締まり、スライダ71の右面とスライダ空間73の右壁とは当接しており、フィルタ固定板69はろ過空間21を完全に遮断しており、第一引張ばね28は自然状態にあり、磁性締付ブロック30は第一ベルト32の上方にあり、感知棒44の右端は位置制限空間47にあり、第五圧縮ばね48は圧縮状態にあり、第四圧縮ばね38は自然状態にあり、第二引張ばね51は自然状態にある。
【0026】
作業に当たって、モータ33を作動させ、ファン24は駆動されて回転し、室内空気を吸気空間18から吸い込み、さらにフィルタ22によってろ過して排風口12から排出し、排出された空気はコンデンサ管11によって加熱又は冷却し、空気中の水蒸気はコンデンサ管11を通る時に凝縮して貯水空間17に落下し、モータ33が作動ご、感知棒44はストッパ40に制限されなくなり、第五圧縮ばね48は風によって常に圧縮状態にあり、
湿度センサ86が室内湿度の不足を感知できたら、揚水ポンプ14と、第二電磁石59とを作動させ、左方の妨害板56を開け、右方の妨害板56を閉じ、貯水空間17にある凝縮水は、霧化器16によって霧化し、水霧連通空間61を介して室内に排出され、このように室内湿度を上げ、
フィルタ22がホコリによって詰まったら、感知板45に課せた風力は弱まり、感知棒44は降下し、接触ブロック41と接触スイッチ43とが接触したら、接触スイッチ43は信号を発し、揚水ポンプ14と第一電磁石31とを定時に作動させ、第一電磁石31の作動により、第一ベルト32は引き締まって伝動を行い、フィルタ固定板69を左方へ移動させ、フィルタ22が吸着空間20の真上についたら上下振動を行い、フィルタ22の下面についたホコリを振り払い、吸着空間20に落とし、霧化器16によって生じた水霧は水霧連通空間61を介して吸着空間20に入り、吸着空間20にあるホコリを吸着し、ホコリとともに廃水連通空間19から排出され、ホコリの飛散を防ぐ。
【0027】
以上の方式により、当該分野の技術者は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7