(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-141038(P2021-141038A)
(43)【公開日】2021年9月16日
(54)【発明の名称】海上における現代灯台用の信号表示装置
(51)【国際特許分類】
F21S 2/00 20160101AFI20210820BHJP
A01M 1/02 20060101ALI20210820BHJP
A01M 1/20 20060101ALI20210820BHJP
F21V 23/00 20150101ALI20210820BHJP
F21V 29/67 20150101ALI20210820BHJP
F21V 33/00 20060101ALI20210820BHJP
F21S 10/00 20060101ALI20210820BHJP
F21V 11/18 20060101ALI20210820BHJP
B63B 51/02 20060101ALI20210820BHJP
【FI】
F21S2/00 667
A01M1/02 A
A01M1/20 J
A01M1/20 G
F21V23/00 113
F21V23/00 140
F21V29/67 200
F21V33/00 400
F21S10/00 100
F21V11/18 300
B63B51/02 Z
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2020-105794(P2020-105794)
(22)【出願日】2020年6月19日
(31)【優先権主張番号】202010144681.4
(32)【優先日】2020年3月4日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】孟佳俊
【テーマコード(参考)】
2B121
3K014
【Fターム(参考)】
2B121AA11
2B121DA43
2B121EA30
3K014AA00
3K014RB07
(57)【要約】 (修正有)
【課題】指定位置に光源からの光をカイドできる、海上における現代灯台用の信号表示装置を提供する。
【解決手段】信号表示装置は、本体21を含み、本体21の中には伝動空間25が設けられ、本体21の中には信号を受ける受け装置101が設けられ、受け装置101は本体の底面に固定的に装着された処理機23を含み、信号用表示装置はランプ54により強い光を発し、回転可能な光ガイド板30と回転可能なランプカバー45を通し、光源は海のどこにでも当たり、船の誘導と照明を効果的に促進でき、同時に光検知板26により船の強い光を感じることができ、プロセッサにより情報を処理し、底壁モーター22と調整モーターとを制御することにより、船がある場所に光を正確かつ迅速に誘導できると同時に、除虫装置104により蚊を効果的に殺すことができ、蚊が電球を覆うのを防ぐことができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の中には伝動空間が設けられ、前記本体の中には信号を受ける受け装置が設けられ、前記受け装置は前記本体の底面に固定的に装着された処理機を含み、前記本体の外周には光検知板が固定的に設けられ、前記光検知板は前記処理機との間には電線により連結され、前記光検知板は強い光を受けて電線により信号を処理機に伝達することができ、前記本体の上面には環状溝が形成され、前記本体の上面には回転盤が設けられ、前記伝動空間と前記環状溝と前記回転盤との間には前記回転盤を回転させるための回転装置が設けられ、前記回転盤の上面にはランプカバーが設けられ、前記ランプカバーの中と前記本体の上面との間には照明するための照明装置が設けられ、前記ランプカバーの上面には除虫箱が固定的に設けられ、前記除虫箱の中には除虫空間が左右対称にかつ固定的に設けられ、各前記除虫空間の一つの側壁にはそれぞれ吸収溝が形成され、前記吸収溝の間には空気吸い溝が連通され、前記吸収溝と、前記空気吸い空間と前記除虫空間との間には除虫するための除虫装置が設けられ、前記除虫箱の上側には除虫装置を補助するための上部蓋装置が設けられていることを特徴とする海上における現代灯台用の信号表示装置。
【請求項2】
前記回転装置は前記伝動空間の上壁と前記本体の上面に左右対称にかつ回転可能に装着された対称軸を含み、前記伝動空間の底壁には底壁モーターが固定的に設けられ、前記底壁モーターは左側の前記対称軸と伝動可能に連結され、前記回転盤の底面には下方に開口した環状溝が形成され、前記回転盤において環状溝の中には環状歯リングが固定的に設けられ、各前記対称軸の上側には前記環状歯リングと噛み合った小歯車が固定的に設けられ、前記対称軸は前記伝動空間の間にベルトにより連結され、前記回転盤の外側面には前記環状溝とスライド可能に連結されたL形ロッドが左右対称にかつ固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の海上における現代灯台用の信号表示装置。
【請求項3】
前記照明装置は前記本体の上面に固定的に装着されたランプを含み、前記ランプカバーの上面図は正方形であり、前記回転盤の上面図は円形であり、前記ランプカバーの中には前記ランプカバーを貫通した光出口が左右対称に設けられ、前記ランプカバーの左右側面には駆動空間が上下対称に設けられ、前記ランプカバーの左右側面にはそれぞれ対応した前記駆動空間を互いに連通した連結空間が設けられ、各前記駆動空間の前後壁にはそれぞれ対称軸が回転可能に連結され、二つの対応となる前記対称軸の間にはベルトにより連結され、上側の前記駆動空間の後側壁にはそれぞれ調節モーターが固定的に設けられ、前記調節モーターは上側の前記対称軸と動力により連結され、前記対称軸は前記駆動空間の間には光ガイド板が固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の海上における現代灯台用の信号表示装置。
【請求項4】
前記除虫装置は前記除虫空間の上下側壁の間に左右対称にかつ固定的に装着された電熱線を含み、前記空気吸い空間の底壁にはファンモーターが固定的に設けられ、前記ファンモーターの中にはファン軸が伝動可能に連結され、前記ファン軸にはファンが固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の海上における現代灯台用の信号表示装置。
【請求項5】
前記上部蓋装置は、前記除虫空間にスライド可能に装着されたカバーを含み、前記カバーの左右両側にはそれぞれ空き空間が設けられ、各前記空き空間の底側にフィルターが固定的に設けられ、前記カバーの底面には対称板が対称にかつ固定的に設けられ、各前記対称板には前記吸引溝と連通することができる入口が設けられ、二つの前記対称板の間には隔離ネットが連結され、各前記空き空間には蓋がスライド可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の海上における現代灯台用の信号表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は信号分野に関し、具体的には海上における現代灯台用の信号表示装置である。
【背景技術】
【0002】
灯台は高い塔型の建物であり、塔には照明器具が設けられ、場所が目立っており、船が判別しやすい特定の建築形状である必要があると同時に、港の最高地点の一つになっている。地球の表面は湾曲しているので、塔の身は、長距離の船からライトが見えるように十分な高さが必要であり、
従来の灯台は、信号ツールとして使用され、海上のナビゲーターがガイドを必要とする時、ホイッスルではガイダンスの支援が必要であることを灯台に伝えることがよくあるが、この方法は十分に正確ではないことが多く、ヘルプの遅延を引き起こしやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第100416159号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明は、海上における現代灯台用の信号表示装置を提供することにより、上記の技術問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:本願発明の海上における現代灯台用の信号表示装置は本体を含み、前記本体の中には伝動空間が設けられ、前記本体の中には信号を受ける受け装置が設けられ、前記受け装置は前記本体の底面に固定的に装着された処理機を含み、前記本体の外周には光検知板が固定的に設けられ、前記光検知板は前記処理機との間には電線により連結され、前記光検知板は強い光を受けて電線により信号を処理機に伝達することができ、前記本体の上面には環状溝が形成され、前記本体の上面には回転盤が設けられ、前記伝動空間と前記環状溝と前記回転盤との間には前記回転盤を回転させるための回転装置が設けられ、前記回転盤の上面にはランプカバーが設けられ、前記ランプカバーの中と前記本体の上面との間には照明するための照明装置が設けられ、前記ランプカバーの上面には除虫箱が固定的に設けられ、前記除虫箱の中には除虫空間が左右対称にかつ固定的に設けられ、各前記除虫空間の一つの側壁にはそれぞれ吸収溝が形成され、前記吸収溝の間には空気吸い溝が連通され、前記吸収溝と、前記空気吸い空間と前記除虫空間との間には除虫するための除虫装置が設けられ、前記除虫箱の上側には除虫装置を補助するための上部蓋装置が設けられている。
【0006】
更の技術プラン、前記回転装置は前記伝動空間の上壁と前記本体の上面に左右対称にかつ回転可能に装着された対称軸を含み、前記伝動空間の底壁には底壁モーターが固定的に設けられ、前記底壁モーターは左側の前記対称軸と伝動可能に連結され、前記回転盤の底面には下方に開口した環状溝が形成され、前記回転盤において環状溝の中には環状歯リングが固定的に設けられ、各前記対称軸の上側には前記環状歯リングと噛み合った小歯車が固定的に設けられ、前記対称軸は前記伝動空間の間にベルトにより連結され、前記回転盤の外側面には前記環状溝とスライド可能に連結されたL形ロッドが左右対称にかつ固定的に設けられ、前記底壁モーターを始動し、ベルトにより二つの前記対称軸を回転させ、前記小歯車を回転させ、前記環状歯リングと前記回転盤と前記L形ロッドとを前記環状溝に沿って回転させる。
【0007】
更の技術プラン、前記照明装置は前記本体の上面に固定的に装着されたランプを含み、前記ランプカバーの上面図は正方形であり、前記回転盤の上面図は円形であり、前記ランプカバーの中には前記ランプカバーを貫通した光出口が左右対称に設けられ、前記ランプカバーの左右側面には駆動空間が上下対称に設けられ、前記ランプカバーの左右側面にはそれぞれ対応した前記駆動空間を互いに連通した連結空間が設けられ、各前記駆動空間の前後壁にはそれぞれ対称軸が回転可能に連結され、二つの対応となる前記対称軸の間にはベルトにより連結され、上側の前記駆動空間の後側壁にはそれぞれ調節モーターが固定的に設けられ、前記調節モーターは上側の前記対称軸と動力により連結され、前記対称軸は前記駆動空間の間には光ガイド板が固定的に設けられている。
【0008】
更の技術プラン、前記除虫装置は前記除虫空間の上下側壁の間に左右対称にかつ固定的に装着された電熱線を含み、前記空気吸い空間の底壁にはファンモーターが固定的に設けられ、前記ファンモーターの中にはファン軸が伝動可能に連結され、前記ファン軸にはファンが固定的に設けられている。
【0009】
更の技術プラン、前記上部蓋装置は、前記除虫空間にスライド可能に装着されたカバーを含み、前記カバーの左右両側にはそれぞれ空き空間が設けられ、各前記空き空間の底側にフィルターが固定的に設けられ、前記カバーの底面には対称板が対称にかつ固定的に設けられ、各前記対称板には前記吸引溝と連通することができる入口が設けられ、二つの前記対称板の間には隔離ネットが連結され、各前記空き空間には蓋がスライド可能に連結されている。
【発明の効果】
【0010】
本願発明はランプにより強い光を発し、回転可能な光ガイド板と回転可能なランプカバーを通し、光源は海のどこにでも当たり、船の誘導と照明を効果的に促進でき、同時に光検知板により船の強い光を感じることができ、プロセッサにより情報を処理し、底壁モーターと調整モーターとを制御することにより、船がある場所に光を正確かつ迅速に誘導できると同時に、本願発明は蚊を効果的に殺すことができ、蚊が電球を覆うのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜3をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【
図1】
図1は本願発明の海上における現代灯台用の信号表示装置の全体断面の正面構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0013】
ここでは
図1〜3を参照し、本願発明の海上における現代灯台用の信号表示装置は本体21を含み、前記本体21の中には伝動空間25が設けられ、前記本体21の中には信号を受ける受け装置101が設けられ、前記受け装置101は前記本体21の底面に固定的に装着された処理機23を含み、前記本体21の外周には光検知板26が固定的に設けられ、前記光検知板26は前記処理機23との間には電線により連結され、前記光検知板26は強い光を受けて電線により信号を処理機23に伝達することができ、前記本体21の上面には環状溝48が形成され、前記本体21の上面には回転盤53が設けられ、前記伝動空間25と前記環状溝48と前記回転盤53との間には前記回転盤53を回転させるための回転装置102が設けられ、前記回転盤53の上面にはランプカバー45が設けられ、前記ランプカバー45の中と前記本体21の上面との間には照明するための照明装置103が設けられ、前記ランプカバー45の上面には除虫箱42が固定的に設けられ、前記除虫箱42の中には除虫空間44が左右対称にかつ固定的に設けられ、各前記除虫空間44の一つの側壁にはそれぞれ吸収溝35が形成され、前記吸収溝35の間には空気吸い溝34が連通され、前記吸収溝35と、前記空気吸い空間34と前記除虫空間44との間には除虫するための除虫装置104が設けられ、前記除虫箱42の上側には除虫装置104を補助するための上部蓋装置105が設けられている。
【0014】
前記回転装置102は前記伝動空間25の上壁と前記本体21の上面に左右対称にかつ回転可能に装着された対称軸24を含み、前記伝動空間25の底壁には底壁モーター22が固定的に設けられ、前記底壁モーター22は左側の前記対称軸24と伝動可能に連結され、前記回転盤53の底面には下方に開口した環状溝が形成され、前記回転盤53において環状溝の中には環状歯リング51が固定的に設けられ、各前記対称軸24の上側には前記環状歯リング51と噛み合った小歯車52が固定的に設けられ、前記対称軸24は前記伝動空間25の間にベルトにより連結され、前記回転盤53の外側面には前記環状溝48とスライド可能に連結されたL形ロッド49が左右対称にかつ固定的に設けられ、前記底壁モーター22を始動し、ベルトにより二つの前記対称軸24を回転させ、前記小歯車52を回転させ、前記環状歯リング51と前記回転盤53と前記L形ロッド49とを前記環状溝48に沿って回転させる。
【0015】
前記照明装置103は前記本体21の上面に固定的に装着されたランプ54を含み、前記ランプカバー45の上面図は正方形であり、前記回転盤53の上面図は円形であり、前記ランプカバー45の中には前記ランプカバー45を貫通した光出口27が左右対称に設けられ、前記ランプカバー45の左右側面には駆動空間28が上下対称に設けられ、前記ランプカバー45の左右側面にはそれぞれ対応した前記駆動空間28を互いに連通した連結空間46が設けられ、各前記駆動空間28の前後壁にはそれぞれ対称軸29が回転可能に連結され、二つの対応となる前記対称軸29の間にはベルトにより連結され、上側の前記駆動空間28の後側壁にはそれぞれ調節モーター47が固定的に設けられ、前記調節モーター47は上側の前記対称軸29と動力により連結され、前記対称軸29は前記駆動空間28の間には光ガイド板30が固定的に設けられ、光源を指定された位置にガイドする時、前記調節モーター47を始動し、二つの前記対称軸29を回転させ、前記光ガイド板30を回転させ、前記ランプカバー54からの光源を指定された位置にガイドする。
【0016】
前記除虫装置104は前記除虫空間44の上下側壁の間に左右対称にかつ固定的に装着された電熱線43を含み、前記空気吸い空間34の底壁にはファンモーター31が固定的に設けられ、前記ファンモーター31の中にはファン軸32が伝動可能に連結され、前記ファン軸32にはファン33が固定的に設けられ、前記電熱線43をオンにし、前記電熱線43の温度を上昇させ、前記ファンモーター31を始動し、前記ファン軸32と前記ファン33とを回転させ、前記電熱線43により殺された蚊を前記除虫空間44により前記吸収溝35に吸い込んで前記空気吸い空間34の中に吸い込む。
【0017】
前記上部蓋装置105は、前記除虫空間44にスライド可能に装着されたカバー39を含み、前記カバー39の左右両側にはそれぞれ空き空間40が設けられ、各前記空き空間40の底側にフィルター41が固定的に設けられ、前記カバー39の底面には対称板38が対称にかつ固定的に設けられ、各前記対称板38には前記吸引溝35と連通することができる入口36が設けられ、二つの前記対称板38の間には隔離ネット37が連結され、各前記空き空間40には蓋56がスライド可能に連結され、前記蓋56が開けられ、前記空き空間40の中に虫を誘う香料が添加され、前記フィルター41から臭いが放出され、前記除虫空間44により外部へ発散し、前記ランプ54の周りに集まった蚊を前記除虫空間44に引き付け、前記ファン33が殺された蚊を前記入口36を通して前記隔離ネット37に引き込むとき、前記カバー39が引き上げられ、前記隔離ネット37にある蚊が除去される。
【0018】
初期状態では、蓋56が開けられ、空き空間40の中に虫を誘う香料が添加され、ランプ54を開き、
船をガイドする時、底壁モーター22を始動し、ベルトにより二つの対称軸24を回転させ、小歯車52を回転させ、環状歯リング51と回転盤52とL形ロッド49とを環状溝48に沿って回転させ、光ガイド板30と光出口27とにより光源が回転して照明し、
船を照明する時とき、船付きのガイドランプが光検知板26を照らし、電線により処理機23に伝達し、処理機23で情報を処理して調節モーター47を始動し、二つの対称軸29を回転させ、光ガイド板30を回転させ、ランプカバー54からの光源を指定された位置にガイドし、底壁モーター22の緩く回転し、船をガイドし、
電熱線43をオンにし、電熱線43の温度を上昇させ、フィルター41から臭いが放出され、除虫空間44により外部へ発散し、ランプ54の周りに集まった蚊を除虫空間44に引き付け、ファンモーター31を始動し、ファン軸32とファン33とを回転させ、電熱線43により殺された蚊を除虫空間44により吸収溝35に吸い込んで空気吸い空間34の中に吸い込み、ファン33が殺された蚊を入口36を通して隔離ネット37に引き込むとき、カバー39が引き上げられ、隔離ネット37にある蚊が除去される。
【0019】
上記方式により、本分野の当業者は本願発明の範囲内で作動状況に応じて各種な改変を加えられる。
【手続補正書】
【提出日】2021年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の中には伝動空間が設けられ、前記本体の中には信号を受ける受け装置が設けられ、前記受け装置は前記本体の底面に固定的に装着された処理機を含み、前記本体の外周には光検知板が固定的に設けられ、前記光検知板は前記処理機との間には電線により連結され、前記光検知板は強い光を受けて電線により信号を処理機に伝達することができ、前記本体の上面には環状溝が形成され、前記本体の上面には回転盤が設けられ、前記伝動空間と前記環状溝と前記回転盤との間には前記回転盤を回転させるための回転装置が設けられ、前記回転盤の上面にはランプカバーが設けられ、前記ランプカバーの中と前記本体の上面との間には照明するための照明装置が設けられ、前記ランプカバーの上面には除虫箱が固定的に設けられ、前記除虫箱の中には除虫空間が左右対称にかつ固定的に設けられ、各前記除虫空間の一つの側壁にはそれぞれ吸収溝が形成され、前記吸収溝の間には空気吸い空間が連通され、前記吸収溝と、前記空気吸い空間と前記除虫空間との間には除虫するための除虫装置が設けられ、前記除虫箱の上側には除虫装置を補助するための上部蓋装置が設けられていることを特徴とする海上における現代灯台用の信号表示装置。
【請求項2】
前記回転装置は前記伝動空間の上壁と前記本体の上面に左右対称にかつ回転可能に装着された対称軸を含み、前記伝動空間の底壁には底壁モーターが固定的に設けられ、前記底壁モーターは左側の前記対称軸と伝動可能に連結され、前記回転盤の底面には下方に開口した環状溝が形成され、前記回転盤において環状溝の中には環状歯リングが固定的に設けられ、各前記対称軸の上側には前記環状歯リングと噛み合った小歯車が固定的に設けられ、前記対称軸は前記伝動空間の間にベルトにより連結され、前記回転盤の外側面には前記環状溝とスライド可能に連結されたL形ロッドが左右対称にかつ固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の海上における現代灯台用の信号表示装置。
【請求項3】
前記照明装置は前記本体の上面に固定的に装着されたランプを含み、前記ランプカバーの上面図は正方形であり、前記回転盤の上面図は円形であり、前記ランプカバーの中には前記ランプカバーを貫通した光出口が左右対称に設けられ、前記ランプカバーの左右側面には駆動空間が上下対称に設けられ、前記ランプカバーの左右側面にはそれぞれ対応した前記駆動空間を互いに連通した連結空間が設けられ、各前記駆動空間の前後壁にはそれぞれ対称軸が回転可能に連結され、二つの対応となる前記対称軸の間にはベルトにより連結され、上側の前記駆動空間の後側壁にはそれぞれ調節モーターが固定的に設けられ、前記調節モーターは上側の前記対称軸と動力により連結され、前記対称軸は前記駆動空間の間には光ガイド板が固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の海上における現代灯台用の信号表示装置。
【請求項4】
前記除虫装置は前記除虫空間の上下側壁の間に左右対称にかつ固定的に装着された電熱線を含み、前記空気吸い空間の底壁にはファンモーターが固定的に設けられ、前記ファンモーターの中にはファン軸が伝動可能に連結され、前記ファン軸にはファンが固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の海上における現代灯台用の信号表示装置。
【請求項5】
前記上部蓋装置は、前記除虫空間にスライド可能に装着されたカバーを含み、前記カバーの左右両側にはそれぞれ空き空間が設けられ、各前記空き空間の底側にフィルターが固定的に設けられ、前記カバーの底面には対称板が対称にかつ固定的に設けられ、各前記対称板には前記吸収溝と連通することができる入口が設けられ、二つの前記対称板の間には隔離ネットが連結され、各前記空き空間には蓋がスライド可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の海上における現代灯台用の信号表示装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は信号分野に関し、具体的には海上における現代灯台用の信号表示装置である。
【背景技術】
【0002】
灯台は高い塔型の建物であり、塔には照明器具が設けられ、場所が目立っており、船が判別しやすい特定の建築形状である必要があると同時に、港の最高地点の一つになっている。地球の表面は湾曲しているので、塔の身は、長距離の船からライトが見えるように十分な高さが必要であり、
従来の灯台は、信号ツールとして使用され、海上のナビゲーターがガイドを必要とする時、ホイッスルではガイダンスの支援が必要であることを灯台に伝えることがよくあるが、この方法は十分に正確ではないことが多く、ヘルプの遅延を引き起こしやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第100416159号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明は、海上における現代灯台用の信号表示装置を提供することにより、上記の技術問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:本願発明の海上における現代灯台用の信号表示装置は本体を含み、前記本体の中には伝動空間が設けられ、前記本体の中には信号を受ける受け装置が設けられ、前記受け装置は前記本体の底面に固定的に装着された処理機を含み、前記本体の外周には光検知板が固定的に設けられ、前記光検知板は前記処理機との間には電線により連結され、前記光検知板は強い光を受けて電線により信号を処理機に伝達することができ、前記本体の上面には環状溝が形成され、前記本体の上面には回転盤が設けられ、前記伝動空間と前記環状溝と前記回転盤との間には前記回転盤を回転させるための回転装置が設けられ、前記回転盤の上面にはランプカバーが設けられ、前記ランプカバーの中と前記本体の上面との間には照明するための照明装置が設けられ、前記ランプカバーの上面には除虫箱が固定的に設けられ、前記除虫箱の中には除虫空間が左右対称にかつ固定的に設けられ、各前記除虫空間の一つの側壁にはそれぞれ吸収溝が形成され、前記吸収溝の間には
空気吸い空間が連通され、前記吸収溝と、前記空気吸い空間と前記除虫空間との間には除虫するための除虫装置が設けられ、前記除虫箱の上側には除虫装置を補助するための上部蓋装置が設けられている。
【0006】
更の技術プラン、前記回転装置は前記伝動空間の上壁と前記本体の上面に左右対称にかつ回転可能に装着された対称軸を含み、前記伝動空間の底壁には底壁モーターが固定的に設けられ、前記底壁モーターは左側の前記対称軸と伝動可能に連結され、前記回転盤の底面には下方に開口した環状溝が形成され、前記回転盤において環状溝の中には環状歯リングが固定的に設けられ、各前記対称軸の上側には前記環状歯リングと噛み合った小歯車が固定的に設けられ、前記対称軸は前記伝動空間の間にベルトにより連結され、前記回転盤の外側面には前記環状溝とスライド可能に連結されたL形ロッドが左右対称にかつ固定的に設けられ、前記底壁モーターを始動し、ベルトにより二つの前記対称軸を回転させ、前記小歯車を回転させ、前記環状歯リングと前記回転盤と前記L形ロッドとを前記環状溝に沿って回転させる。
【0007】
更の技術プラン、前記照明装置は前記本体の上面に固定的に装着されたランプを含み、前記ランプカバーの上面図は正方形であり、前記回転盤の上面図は円形であり、前記ランプカバーの中には前記ランプカバーを貫通した光出口が左右対称に設けられ、前記ランプカバーの左右側面には駆動空間が上下対称に設けられ、前記ランプカバーの左右側面にはそれぞれ対応した前記駆動空間を互いに連通した連結空間が設けられ、各前記駆動空間の前後壁にはそれぞれ対称軸が回転可能に連結され、二つの対応となる前記対称軸の間にはベルトにより連結され、上側の前記駆動空間の後側壁にはそれぞれ調節モーターが固定的に設けられ、前記調節モーターは上側の前記対称軸と動力により連結され、前記対称軸は前記駆動空間の間には光ガイド板が固定的に設けられている。
【0008】
更の技術プラン、前記除虫装置は前記除虫空間の上下側壁の間に左右対称にかつ固定的に装着された電熱線を含み、前記空気吸い空間の底壁にはファンモーターが固定的に設けられ、前記ファンモーターの中にはファン軸が伝動可能に連結され、前記ファン軸にはファンが固定的に設けられている。
【0009】
更の技術プラン、前記上部蓋装置は、前記除虫空間にスライド可能に装着されたカバーを含み、前記カバーの左右両側にはそれぞれ空き空間が設けられ、各前記空き空間の底側にフィルターが固定的に設けられ、前記カバーの底面には対称板が対称にかつ固定的に設けられ、各前記対称板には前記
吸収溝と連通することができる入口が設けられ、二つの前記対称板の間には隔離ネットが連結され、各前記空き空間には蓋がスライド可能に連結されている。
【発明の効果】
【0010】
本願発明はランプにより強い光を発し、回転可能な光ガイド板と回転可能なランプカバーを通し、光源は海のどこにでも当たり、船の誘導と照明を効果的に促進でき、同時に光検知板により船の強い光を感じることができ、プロセッサにより情報を処理し、底壁モーターと調整モーターとを制御することにより、船がある場所に光を正確かつ迅速に誘導できると同時に、本願発明は蚊を効果的に殺すことができ、蚊が電球を覆うのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜3をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【
図1】
図1は本願発明の海上における現代灯台用の信号表示装置の全体断面の正面構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0013】
ここでは
図1〜3を参照し、本願発明の海上における現代灯台用の信号表示装置は本体21を含み、前記本体21の中には伝動空間25が設けられ、前記本体21の中には信号を受ける受け装置101が設けられ、前記受け装置101は前記本体21の底面に固定的に装着された処理機23を含み、前記本体21の外周には光検知板26が固定的に設けられ、前記光検知板26は前記処理機23との間には電線により連結され、前記光検知板26は強い光を受けて電線により信号を処理機23に伝達することができ、前記本体21の上面には環状溝48が形成され、前記本体21の上面には回転盤53が設けられ、前記伝動空間25と前記環状溝48と前記回転盤53との間には前記回転盤53を回転させるための回転装置102が設けられ、前記回転盤53の上面にはランプカバー45が設けられ、前記ランプカバー45の中と前記本体21の上面との間には照明するための照明装置103が設けられ、前記ランプカバー45の上面には除虫箱42が固定的に設けられ、前記除虫箱42の中には除虫空間44が左右対称にかつ固定的に設けられ、各前記除虫空間44の一つの側壁にはそれぞれ吸収溝35が形成され、前記吸収溝35の間には
空気吸い空間34が連通され、前記吸収溝35と、前記空気吸い空間34と前記除虫空間44との間には除虫するための除虫装置104が設けられ、前記除虫箱42の上側には除虫装置104を補助するための上部蓋装置105が設けられている。
【0014】
前記回転装置102は前記伝動空間25の上壁と前記本体21の上面に左右対称にかつ回転可能に装着された対称軸24を含み、前記伝動空間25の底壁には底壁モーター22が固定的に設けられ、前記底壁モーター22は左側の前記対称軸24と伝動可能に連結され、前記回転盤53の底面には下方に開口した環状溝が形成され、前記回転盤53において環状溝の中には環状歯リング51が固定的に設けられ、各前記対称軸24の上側には前記環状歯リング51と噛み合った小歯車52が固定的に設けられ、前記対称軸24は前記伝動空間25の間にベルトにより連結され、前記回転盤53の外側面には前記環状溝48とスライド可能に連結されたL形ロッド49が左右対称にかつ固定的に設けられ、前記底壁モーター22を始動し、ベルトにより二つの前記対称軸24を回転させ、前記小歯車52を回転させ、前記環状歯リング51と前記回転盤53と前記L形ロッド49とを前記環状溝48に沿って回転させる。
【0015】
前記照明装置103は前記本体21の上面に固定的に装着されたランプ54を含み、前記ランプカバー45の上面図は正方形であり、前記回転盤53の上面図は円形であり、前記ランプカバー45の中には前記ランプカバー45を貫通した光出口27が左右対称に設けられ、前記ランプカバー45の左右側面には駆動空間28が上下対称に設けられ、前記ランプカバー45の左右側面にはそれぞれ対応した前記駆動空間28を互いに連通した連結空間46が設けられ、各前記駆動空間28の前後壁にはそれぞれ対称軸29が回転可能に連結され、二つの対応となる前記対称軸29の間にはベルトにより連結され、上側の前記駆動空間28の後側壁にはそれぞれ調節モーター47が固定的に設けられ、前記調節モーター47は上側の前記対称軸29と動力により連結され、前記対称軸29は前記駆動空間28の間には光ガイド板30が固定的に設けられ、光源を指定された位置にガイドする時、前記調節モーター47を始動し、二つの前記対称軸29を回転させ、前記光ガイド板30を回転させ、前記ランプカバー54からの光源を指定された位置にガイドする。
【0016】
前記除虫装置104は前記除虫空間44の上下側壁の間に左右対称にかつ固定的に装着された電熱線43を含み、前記空気吸い空間34の底壁にはファンモーター31が固定的に設けられ、前記ファンモーター31の中にはファン軸32が伝動可能に連結され、前記ファン軸32にはファン33が固定的に設けられ、前記電熱線43をオンにし、前記電熱線43の温度を上昇させ、前記ファンモーター31を始動し、前記ファン軸32と前記ファン33とを回転させ、前記電熱線43により殺された蚊を前記除虫空間44により前記吸収溝35に吸い込んで前記空気吸い空間34の中に吸い込む。
【0017】
前記上部蓋装置105は、前記除虫空間44にスライド可能に装着されたカバー39を含み、前記カバー39の左右両側にはそれぞれ空き空間40が設けられ、各前記空き空間40の底側にフィルター41が固定的に設けられ、前記カバー39の底面には対称板38が対称にかつ固定的に設けられ、各前記対称板38には前記
吸収溝35と連通することができる入口36が設けられ、二つの前記対称板38の間には隔離ネット37が連結され、各前記空き空間40には蓋56がスライド可能に連結され、前記蓋56が開けられ、前記空き空間40の中に虫を誘う香料が添加され、前記フィルター41から臭いが放出され、前記除虫空間44により外部へ発散し、前記ランプ54の周りに集まった蚊を前記除虫空間44に引き付け、前記ファン33が殺された蚊を前記入口36を通して前記隔離ネット37に引き込むとき、前記カバー39が引き上げられ、前記隔離ネット37にある蚊が除去される。
【0018】
初期状態では、蓋56が開けられ、空き空間40の中に虫を誘う香料が添加され、ランプ54を開き、
船をガイドする時、底壁モーター22を始動し、ベルトにより二つの対称軸24を回転させ、小歯車52を回転させ、環状歯リング51と回転盤52とL形ロッド49とを環状溝48に沿って回転させ、光ガイド板30と光出口27とにより光源が回転して照明し、船を照明する時とき、船付きのガイドランプが光検知板26を照らし、電線により処理機23に伝達し、処理機23で情報を処理して調節モーター47を始動し、二つの対称軸29を回転させ、光ガイド板30を回転させ、ランプカバー54からの光源を指定された位置にガイドし、底壁モーター22の緩く回転し、船をガイドし、
電熱線43をオンにし、電熱線43の温度を上昇させ、フィルター41から臭いが放出され、除虫空間44により外部へ発散し、ランプ54の周りに集まった蚊を除虫空間44に引き付け、ファンモーター31を始動し、ファン軸32とファン33とを回転させ、電熱線43により殺された蚊を除虫空間44により吸収溝35に吸い込んで空気吸い空間34の中に吸い込み、ファン33が殺された蚊を入口36を通して隔離ネット37に引き込むとき、カバー39が引き上げられ、隔離ネット37にある蚊が除去される。
【0019】
上記方式により、本分野の当業者は本願発明の範囲内で作動状況に応じて各種な改変を加えられる。