特開2021-145199(P2021-145199A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 遠藤 裕一の特許一覧

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  • 特開2021145199-無動力クリーナー式ケース 図000003
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  • 特開2021145199-無動力クリーナー式ケース 図000005
  • 特開2021145199-無動力クリーナー式ケース 図000006
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-145199(P2021-145199A)
(43)【公開日】2021年9月24日
(54)【発明の名称】無動力クリーナー式ケース
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/11 20060101AFI20210827BHJP
   B08B 1/00 20060101ALI20210827BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20210827BHJP
【FI】
   H04M1/11 Z
   B08B1/00
   A45C11/00 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2020-41445(P2020-41445)
(22)【出願日】2020年3月11日
(71)【出願人】
【識別番号】720001749
【氏名又は名称】遠藤 裕一
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 裕一
【テーマコード(参考)】
3B045
3B116
5K023
【Fターム(参考)】
3B045BA26
3B045CE07
3B045DA22
3B045EA02
3B045EA06
3B045JB01
3B045LA10
3B045LB08
3B116AA47
3B116BA08
3B116BA23
5K023AA07
5K023BB21
5K023MM03
5K023MM25
5K023PP12
(57)【要約】      (修正有)
【課題】スマホ類の無動力クリーナー式ケースを提供する。
【解決手段】汚れやすいスマホ類1の画面を掃除する手間を無動力で軽減するため、手帳型の場合、スマホ類の前面を覆う面に布や紙類等でできているシート状のクリーナー4を取り付ける。衣類のポケットや鞄の中にしまったスマホ類は、使用者が移動や動作することにより中で揉まれ、ケースに取り付けられたクリーナーを、スマホ類の画面に擦り合わせる動きとなるため、動力源を必要とせずにスマホ類の画面の掃除ができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スマホ類の画面と合わさる面に、クリーナーを取り付けた、或いは取り付けられるケースやカバー、袋等である。
【請求項2】
この発明の対象は、スマートフォンやパッド型コンピュータだけではなく、PDA、デジタルオーディオプレイヤー、ボイスレコーダー、タイマー、時計、電卓、リモコン、ディスプレイ等、多岐に渡る。似たような形状を持つ物には全て応用できる。
【請求項3】
この発明で指している従来の手帳型ケースとは、蓋側を左開きにするものだけに限定しない。右開きにするもの、観音開きにするもの、上開きにするもの、下開きにするもの等の全てを含む。
【請求項4】
この発明で得られる効果は、手帳型とは言えない形状にも応用できる。一例として袋状のケースでも、本発明と同様の構造にする事で、同様の効果を得られる。(図4
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートフォンやパッド型コンピュータ等(以下スマホ類と略す)のケース(カバー含む)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の手帳型スマホ類ケースは、クリーニング機能を有してはいない。
【0003】
しかし、画面を直接指でなぞる操作をする為、他の機器に比べて画面の汚れが早く、かつ多い。
【0004】
スマホ類の前面が露出している形のケースの場合、衣類のポケットに仕舞えば布と擦れ合いいくらかは綺麗になるが、手帳型のように前面を覆う形のケースの場合、画面の汚れはクリーニングしなければ綺麗になる事はない。
【0005】
この改善策として、スマホ類のケースにクリーニング機能を持たせる。
【0006】
方法論としては、構造内に動力源の有無があるが、この発明では構造内に動力源を必要としない。
【0007】
手帳型の場合、スマホ類の前面を覆う面にクリーナーを取り付ける。ここで言うクリーナーとは、布や紙類等でできているシート状のものである。
【0008】
使用方法は、この発明によるケースを装着したスマホ類を衣類のポケットや鞄等の中に入れて持ち歩くだけである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
解決しようとする問題点は、スマホ類の画面は汚れやすく、それを頻繁にクリーニングする手間である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、使用者が手間を掛けなくても半自動的にスマホ類の画面が綺麗になる事を主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、スマホ類の画面の掃除に動力や手間を必要としない利点がある。
【発明を実施するための原理】
【0012】
衣類のポケットや鞄の中に仕舞ったスマホ類は、使用者が移動や動作する事により、中で揉まれる事となる。この揉まれる力と動きが本発明のケースに取り付けられたクリーナーを、スマホ類の画面に擦り合わせる動きになる。その為、動力源を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】従来の手帳型ケースである。(実施前)
図2】クリーナーを取り付けられた手帳型ケースである。(実施例1)
図3】クリーナーを蓋とスマホ類の間に挟む構造である。(実施例3)
図4】従来の袋型ケースの内側にクリーナーを取り付ける構造である。(実施例5)
【実施例1】
【0014】
従来の手帳型ケースにクリーナーを直接縫い付ける、或いは貼り付ける。図2
【実施例2】
【0015】
従来の手帳型ケースにクリーナーを面ファスナーや粘着面等で貼り合わせ、取り外しを可能とする。
【実施例3】
【0016】
従来の手帳型ケースの折り目の部分にクリーナーを取り付け、スマホ類とケースの蓋との間に挟み込む。図3
【実施例4】
【0017】
従来の手帳型ケースの蓋の反対部分か、上部、或いは下部にクリーナーを取り付ける。(実施例3の変形)
【実施例5】
【0018】
従来の袋状ケースの内側にクリーナーを取り付ける。図4
【符号の説明】
【0019】
1 スマホ類の本体(仰向けの場合)
2 スマホ類の本体(うつ伏せの場合)
3 従来の手帳型ケース
4 取り付けられたクリーナー
5 蓋とスマホ類の間に、挟むように取り付けられたクリーナー
6 袋状ケースの内側に取り付けられたクリーナー
図1
図2
図3
図4