【課題を解決するための手段】
【0005】
ある側面では、データが、トランザクションサーバにおいて受信されることができる。データは、連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始する要求と、連携チームに参加するように招待する1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別とを含むことができる。トランザクションサーバは、少なくとも1つのコンピューティングシステムの一部を形成する1つまたはそれを上回るデータプロセッサを含むことができる。連携チームのメンバーになるための招待状を含むデータが、トランザクションサーバを使用して、1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントに伝送されることができる。連携チームに参加する確認を含むデータが、トランザクションサーバによって、1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントから受信されることができる。連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人が連携チームのための賭け金の形成に寄与するための資金額が、判定されることができる。ゲームサーバによって受信されると、連携チームのメンバーに対して連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始させる、開始確認を含むデータが、トランザクションサーバを使用して、ゲームサーバに伝送されることができる。連携デジタルスキルベースゲーム対戦の結果を含むデータが、ゲームサーバから受信されることができる。賞金が、トランザクションサーバを使用して、結果に基づいて、連携チームの1人またはそれを上回るメンバーに分配されるようにすることができる。
【0006】
別の側面では、データが、トランザクションサーバ上で動作するチーム形成モジュールにおいて受信されることができる。データは、連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始する要求と、連携チームに参加するように招待する1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別とを含むことができる。データは、クライアント上で実行するゲームインスタンスと統合されるピア賭けモジュールから受信されることができる。ゲームインスタンスは、プレーヤスキルがゲーム結果を判定する際の支配的要因であるデジタルゲームであり得る。トランザクションサーバは、少なくとも1つのコンピューティングシステムの一部を形成する1つまたはそれを上回るデータプロセッサを含むことができる。連携チームのメンバーになるための招待状を含むデータが、トランザクションサーバ上で動作するチーム形成モジュールを使用して、1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントに伝送されることができる。招待状は、1つまたはそれを上回るチャネルを経由して伝送されることができる。連携チームに参加する確認を含むデータが、トランザクションサーバ上で動作するチーム形成モジュールによって、1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントから受信されることができる。連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人が連携チームのための賭け金の形成に寄与するための資金額が、トランザクションサーバ上で動作する賭け金モジュールを使用して、判定されることができる。ゲームサーバによって受信されると、連携チームのメンバーに対して連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始させる、開始確認を含むデータが、トランザクションサーバを使用して、1人またはそれを上回る追加プレーヤクライアントのそれぞれで動作するゲームインスタンスと関連付けられ、それらと通信するゲームサーバに伝送されることができる。連携デジタルスキルベースゲーム対戦の結果を含むデータが、ゲームサーバから受信されることができる。賞金が、トランザクションサーバ上で動作する分配モジュールを使用して、連携チームの1人またはそれを上回るメンバーに分配されるようにすることができる。賞金は、結果に基づき得る。
【0007】
以下の特徴のうちの1つまたはそれを上回るものが、任意の適した組み合わせで含まれることができる。例えば、連携チームの各メンバーは、等しい資金額に寄与し、賭け金を形成することができる。寄与するための資金額は、連携チームのうちの少なくとも2人のメンバー間で変動することができる。連携チームの全てのメンバーよりも少ないメンバーが、賭け金を形成するための資金に寄与することができる。1人またはそれを上回る追加プレーヤのうちの少なくとも1人が、連携チームに参加するための招待状に応答して、アクティブアカウントをトランザクションサーバに登録すると、連携チームのメンバー以外のエンティティが、賭け金に寄与することができる。招待状を含むデータは、複数のチャネルを使用して伝送されることができる。複数のチャネルは、ソーシャルメディアネットワーク、電子メール、SMSメッセージ、およびピアツーピア賭けプラットフォームのうちの2つまたはそれを上回るものを含むことができる。1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別は、具体的プレーヤを識別することができる。1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別は、プレーヤのグループを識別することができる。
【0008】
連携チームは、連携チームのスキルのメトリックに基づいて、別の連携チームにマッチされることができる。賞金は、連携チームのメンバー間で不均等に分配されることができる。賞金は、連携チームのメンバー間の事前定義された分配合意に従って、連携チームのメンバー間で不均等に分配されることができる。賞金は、賭け金を形成するチームのメンバーの相対的寄与に基づいて、連携チームのメンバー間で不均等に分配されることができる。結果を含むデータは、連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人が、連携デジタルスキルベースゲーム対戦中にプレイを中断したかどうかを特徴付ける情報を含むことができる。賞金は、プレイを中断した連携チームの任意のメンバーに分配されない場合がある。勝利したチームが、連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人が連携デジタルスキルベースゲーム対戦中にプレイを中断した結果に基づいて判定されることができる。
【0009】
1つまたはそれを上回るコンピューティングシステムの少なくとも1つのデータプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのデータプロセッサに本明細書の動作を実施させる命令を記憶する、非一過性コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品もまた、説明される。同様に、1つまたはそれを上回るデータプロセッサと、1つまたはそれを上回るデータプロセッサに結合されるメモリとを含み得るコンピュータシステムもまた、説明される。メモリは、一時的または恒久的に、少なくとも1つのプロセッサに本明細書に説明される動作のうちの1つまたはそれを上回るものを実施させる命令を記憶し得る。加えて、方法が、単一コンピューティングシステム内の、または2つもしくはそれを上回るコンピューティングシステム間に分散される、1つもしくはそれを上回るデータプロセッサによって実装されることができる。
【0010】
本明細書に説明される主題は、多くの利点を提供する。例えば、本主題は、そうでなければ連携チームプレイを可能にしない、非同期単一プレーヤゲームで連携ゲームプレイおよび賭けを可能にすることができる。個人が、ピアツーピア賭けプラットフォームを使用し、連携ゲームをプレイするように招待されることができる。既存の連絡先情報およびソーシャルメディアが、事前にピアツーピア賭けプラットフォームに登録されていない個人の招待を可能にするように活用され得る。ゲーム結果が、相手チームに不均一な数のプレーヤが存在するときに判定されることができる。本主題は、新しいユーザを外部ソースから本システムに引き込むことによって、ピアツーピア賭けプラットフォームの日常的アクティブユーザを増加させ得る。さらに、ピアツーピア賭けプラットフォームおよびサードパーティゲームにおける関与が、友人との連携ゲームプレイを通して増加されることができる。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
方法であって、
トランザクションサーバにおいて、連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始する要求と、連携チームに参加するように招待する1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別とを含むデータを受信するステップであって、前記トランザクションサーバは、少なくとも1つのコンピューティングシステムの一部を形成する1つまたはそれを上回るデータプロセッサを備える、ステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、前記1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントに、前記連携チームのメンバーになるための招待状を含むデータを伝送するステップと、
前記トランザクションサーバによって、前記1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントから、前記連携チームに参加する確認を含むデータを受信するステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、前記連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人が前記連携チームのための賭け金の形成に寄与するための資金額を判定するステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、ゲームサーバによって受信されると、前記連携チームのメンバーに対して前記連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始させる、開始確認を含むデータを前記ゲームサーバに伝送するステップと、
前記ゲームサーバから、前記連携デジタルスキルベースゲーム対戦の結果を含むデータを受信するステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、前記結果に基づいて、前記連携チームの1人またはそれを上回るメンバーに賞金が分配されるようにするステップと、
を含む、方法。
(項目2)
前記連携チームの各メンバーは、等しい資金額に寄与し、前記賭け金を形成する、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記寄与するための資金額は、前記連携チームの少なくとも2人のメンバー間で変動する、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記連携チームの全てのメンバーよりも少ないメンバーが、前記賭け金を形成するための資金に寄与する、項目1または3に記載の方法。
(項目5)
前記1人またはそれを上回る追加プレーヤのうちの少なくとも1人が、前記連携チームに参加するための招待状に応答して、アクティブアカウントを前記トランザクションサーバに登録すると、前記連携チームのメンバー以外のエンティティが、前記賭け金に寄与する、項目1−4のいずれかに記載の方法。
(項目6)
前記招待状を含むデータは、複数のチャネルを使用して伝送され、前記複数のチャネルは、ソーシャルメディアネットワーク、電子メール、SMSメッセージ、およびピアツーピア賭けプラットフォームのうちの2つまたはそれを上回るものを含む、項目1−5のいずれかに記載の方法。
(項目7)
前記1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別は、具体的プレーヤを識別する、項目1−6のいずれかに記載の方法。
(項目8)
前記1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別は、プレーヤのグループを識別する、項目1−7のいずれかに記載の方法。
(項目9)
前記連携チームのスキルのメトリックに基づいて、前記連携チームを別の連携チームにマッチさせるステップをさらに含む、項目1−8のいずれかに記載の方法。
(項目10)
前記賞金は、前記連携チームのメンバー間で不均等に分配される、項目1−9のいずれかに記載の方法。
(項目11)
前記賞金は、前記連携チームのメンバー間の事前定義された分配合意に従って、前記連携チームのメンバー間で不均等に分配される、項目1−10のいずれかに記載の方法。
(項目12)
前記賞金は、前記賭け金を形成する前記チームのメンバーの相対的寄与に基づいて、前記連携チームのメンバー間で不均等に分配される、項目1−10のいずれかに記載の方法。
(項目13)
前記結果を含むデータは、前記連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人が、前記連携デジタルスキルベースゲーム対戦中にプレイを中断したかどうかを特徴付ける情報を含み、前記賞金は、プレイを中断した連携チームの任意のメンバーに分配されない、項目1−12のいずれかに記載の方法。
(項目14)
前記結果に基づいて勝利したチームを判定するステップをさらに含み、前記連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人は、前記連携デジタルスキルベースゲーム対戦中にプレイを中断した、項目1−13のいずれかに記載の方法。
(項目15)
方法であって、
トランザクションサーバ上で動作するチーム形成モジュールにおいて、連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始する要求と、連携チームに参加するように招待する1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別とを含むデータを受信するステップであって、前記データは、クライアント上で実行するゲームインスタンスと統合されるピア賭けモジュールから受信され、前記ゲームインスタンスは、プレーヤスキルがゲーム結果を判定する際の支配的要因であるデジタルゲームであり、前記トランザクションサーバは、少なくとも1つのコンピューティングシステムの一部を形成する1つまたはそれを上回るデータプロセッサを備える、ステップと、
前記トランザクションサーバ上で動作するチーム形成モジュールを使用して、前記1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントに、前記連携チームのメンバーになるための招待状を含むデータを伝送するステップであって、前記招待状は、1つまたはそれを上回るチャネルを経由して伝送される、ステップと、
前記トランザクションサーバ上で動作するチーム形成モジュールによって、前記1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントから、前記連携チームに参加する確認を含むデータを受信するステップと、
前記トランザクションサーバ上で動作する賭け金モジュールを使用して、前記連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人が前記連携チームのための賭け金の形成に寄与するための資金額を判定するステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、ゲームサーバによって受信されると、前記連携チームのメンバーに対して前記連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始させる、開始確認を含むデータを、前記1人またはそれを上回る追加プレーヤクライアントのそれぞれで動作するゲームインスタンスと関連付けられ、それらと通信する前記ゲームサーバに伝送するステップと、
前記ゲームサーバから、前記連携デジタルスキルベースゲーム対戦の結果を含むデータを受信するステップと、
前記トランザクションサーバ上で動作する分配モジュールを使用して、前記連携チームの1人またはそれを上回るメンバーに賞金が分配されるようにするステップであって、前記賞金は、前記結果に基づく、ステップと、
を含む、方法。
(項目16)
システムであって、少なくとも1つのデータプロセッサと、メモリとを備え、
前記メモリは、前記少なくとも1つのデータプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、
トランザクションサーバにおいて、連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始する要求と、連携チームに参加するように招待する1人またはそれを上回る追加プレーヤの識別とを含むデータを受信するステップであって、前記トランザクションサーバは、少なくとも1つのコンピューティングシステムの一部を形成する1つまたはそれを上回るデータプロセッサを備える、ステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、前記1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントに、前記連携チームのメンバーになるための招待状を含むデータを伝送するステップと、
前記トランザクションサーバによって、前記1人またはそれを上回る追加プレーヤと関連付けられるクライアントから、前記連携チームに参加する確認を含むデータを受信するステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、前記連携チームのメンバーのうちの1人またはそれを上回る人が前記連携チームのための賭け金の形成に寄与するための資金額を判定するステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、ゲームサーバによって受信されると、前記連携チームのメンバーに対して前記連携デジタルスキルベースゲーム対戦を開始させる、開始確認を含むデータを前記ゲームサーバに伝送するステップと、
前記ゲームサーバから、前記連携デジタルスキルベースゲーム対戦の結果を含むデータを受信するステップと、
前記トランザクションサーバを使用して、前記結果に基づいて、前記連携チームの1人またはそれを上回るメンバーに賞金が分配されるようにするステップと、
を含む動作を実施させる命令を記憶している、システム。
(項目17)
前記連携チームの各メンバーは、等しい資金額に寄与し、前記賭け金を形成する、項目16に記載のシステム。
(項目18)
前記寄与するための資金額は、前記連携チームのうちの少なくとも2人のメンバー間で変動する、項目16に記載のシステム。
(項目19)
前記連携チームの全てのメンバーよりも少ないメンバーが、前記賭け金を形成するための資金に寄与する、項目16または18に記載のシステム。
(項目20)
前記1人またはそれを上回る追加プレーヤのうちの少なくとも1人が、前記連携チームに参加するための招待状に応答して、アクティブアカウントを前記トランザクションサーバに登録すると、前記連携チームのメンバー以外のエンティティが、前記賭け金に寄与する、項目16−19のいずれかに記載のシステム。
(項目21)
システムであって、
少なくとも1つのデータプロセッサと、
前記少なくとも1つのデータプロセッサによって実行されると、項目1−15のいずれかに記載の方法を実装する命令を記憶する、メモリと、
を備える、システム。
(項目22)
少なくとも1つのコンピューティングデバイスの一部を形成する少なくとも1つのデータプロセッサによって実行されると、項目1−15のいずれかに記載の方法を実装する命令を記憶する、非一過性コンピュータプログラム製品。
【0011】
本明細書に説明される主題の1つまたはそれを上回る変形例の詳細が、付随の図面および以下の説明に記載される。本明細書に説明される主題の他の特徴および利点が、説明および図面から、ならびに請求項から明白となるであろう。