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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-16789(P2021-16789A)
(43)【公開日】2021年2月15日
(54)【発明の名称】コーヒーを調製するための装置
(51)【国際特許分類】
   A47J 31/06 20060101AFI20210118BHJP
   A47J 31/057 20060101ALI20210118BHJP
【FI】
   A47J31/06 110
   A47J31/057
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
【外国語出願】
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2020-121146(P2020-121146)
(22)【出願日】2020年7月15日
(31)【優先権主張番号】20 2019 103 927.2
(32)【優先日】2019年7月16日
(33)【優先権主張国】DE
(71)【出願人】
【識別番号】390014155
【氏名又は名称】メリタ オイローパ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】Melitta Europa GmbH & Co. KG
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100134315
【弁理士】
【氏名又は名称】永島 秀郎
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】アンドレアス ザハトレーベン
【テーマコード(参考)】
4B104
【Fターム(参考)】
4B104AA02
4B104BA53
4B104BA57
4B104EA11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】残液をフィルタホルダで容易に捕集することを可能にする、コーヒーを調製するための装置を提供する。
【解決手段】特に手動で抽出することによってコーヒーを調製するための装置1であって、a)粉砕されたコーヒーを有するフィルタインサートを収容するためのフィルタホルダ2と、b)フィルタホルダ2が挿入されるホルダ3と、c)フィルタホルダ2の下に配置され、抽出されたコーヒーを充填することができる容器6と、d)フィルタホルダ2に配置された流出路11と、e)流出路11を開閉するために流出路11に配置された閉鎖要素と、を備え、フィルタホルダ2に閉鎖要素用の作動要素が設けられ、作動要素によって、閉鎖要素が、容器6に依存せずに開放位置と閉鎖位置との間で移動可能である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
特に手動で抽出することによってコーヒーを調製するための装置(1)であって、
a)粉砕されたコーヒーを有するフィルタインサート(10)を収容するためのフィルタホルダ(2)と、
b)前記フィルタホルダ(2)が挿入されるホルダ(3)と、
c)前記フィルタホルダ(2)の下に配置され、抽出されたコーヒーを充填することができる容器(6)と、
d)前記フィルタホルダ(2)に配置された流出路(11)と、
e)前記流出路(11)を開閉するために前記流出路(11)に配置された閉鎖要素(14)と、
を備える装置(1)において、
前記フィルタホルダ(2)に前記閉鎖要素(14)用の作動要素(8)が設けられ、前記作動要素(8)によって、前記閉鎖要素(14)が、前記容器(6)に依存せずに開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であることを特徴とする、装置(1)。
【請求項2】
少なくとも1つの弁体(13)が、前記作動要素(8)を介して前記流出路(11)の流出穴(12)において移動可能であることを特徴とする、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記作動要素(8)が、前記フィルタホルダ(2)のハウジング(7)に変位可能または回動可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1または2記載の装置。
【請求項4】
前記閉鎖要素(14)が、前記開放位置および前記閉鎖位置においてロック可能であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
【請求項5】
前記閉鎖要素(14)に前記閉鎖位置へと予荷重をかけるばね(15)が設けられることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項6】
前記フィルタホルダ(2)に、離間した2つの流出穴(12)が設けられており、両流出穴(12)のそれぞれが、弁体(13)によって閉鎖可能であることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
【請求項7】
前記閉鎖要素(14)が、2つの前記弁体(13)を同時に開放または閉鎖することができる接続要素(16)を備えることを特徴とする、請求項6記載の装置。
【請求項8】
前記接続要素(16)が、前記作動要素(8)によって前記ばね(15)の力に抗して変位可能なウェブを有することを特徴とする、請求項7記載の装置。
【請求項9】
前記フィルタホルダ(2)に設けられた前記2つの流出穴(12)の下に配置された2つのスリーブ(24)が、前記接続要素(16)と一体的に形成されていることを特徴とする、請求項7または8記載の装置。
【請求項10】
前記2つのスリーブ(24)をガイドするためのガイド手段(29)が、前記フィルタホルダ(2)のハウジング(7)に形成されていることを特徴とする、請求項9記載の装置。
【請求項11】
前記作動要素(8)が、回転ノブとして設計されることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
【請求項12】
前記回転ノブ(8)の軸(20)に偏心カムまたは突出カム(21)が配置され、前記偏心カムまたは前記突出カム(21)によって前記閉鎖要素(14)が移動可能であることを特徴とする、請求項11記載の装置。
【請求項13】
前記ホルダ(3)が、前記フィルタホルダ(2)を環状に取り囲むことを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載の装置。
【請求項14】
前記ホルダ(3)に前記フィルタホルダ(2)用の弾性支持要素(32)が設けられることを特徴とする、請求項13記載の装置。
【請求項15】
前記フィルタホルダ(2)が、弾性支持リング(33)によって前記ホルダ(3)内にセンタリングされて保持されることを特徴とする、請求項13または14記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
特に手動で抽出することによってコーヒーを調製するための装置であって、粉砕されたコーヒーを有するフィルタインサートを収容するためのフィルタホルダと、フィルタホルダが挿入されるホルダと、フィルタホルダの下に配置され、抽出されたコーヒーを充填することができる容器と、フィルタホルダに配置された流出路と、流出路を開閉するために流出路に配置された閉鎖要素と、を備える装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動コーヒーマシンの場合、欧州特許第2700337号明細書に基づき、1つの出口に閉鎖弁を有するフィルタホルダが公知である。ガラス製のジャグなどの容器がコーヒーマシンに配置されると、容器の蓋がレバーを介して弁を上方に移動させ、それにより、弁が開放される。このような弁は、容器を取り外した後の滴下を防ぐように設計されている。
【0003】
コーヒーを手動で調製するために、欧州特許出願公開第3289935号明細書には、離間しれた2つの出口開口を介してコーヒーを容器に注ぐことができるフィルタ容器が開示されている。流出路開口を閉鎖することはできず、コーヒーを抽出した後、フィルタ容器からの滴下による汚れを防ぐために、フィルタ容器を別の容器に配置する必要がある。
【0004】
独国特許出願公開第102018113016号明細書には、捕集要素を有する支持要素の上にフィルタ容器を配置することができる、コーヒーを調製するための装置が開示されている。フィルタ容器から残液を捕集するために、フィルタ容器を捕集要素に対して回転させることができ、それにより、滴下液が捕集容器に捕集される。使用者が適切な調整を忘れると、汚れが発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の目的は、残液をフィルタホルダで容易に捕集することを可能にする、コーヒーを調製するための装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的は、請求項1の特徴を有する、コーヒーを調製するための装置によって解決される。
【0007】
本発明による装置では、フィルタホルダに閉鎖要素用の作動要素が設けられ、作動要素によって、閉鎖要素が、容器に依存せずに開放位置と閉鎖位置との間で移動可能である。これにより、使用者は手動で作動要素を閉鎖位置と開放位置の間で切り替えることができるので、抽出プロセスを停止して、閉鎖要素を調整することで滴下を防ぐために、フィルタホルダ全体を動かす必要がない。容器に依存しない閉鎖要素の動きとは、閉鎖要素が、容器または容器の蓋によって動かされるのではなく、特にフィルタホルダまたはホルダに設けられた別個の作動要素によって動かされることであると理解されるべきである。
【0008】
好ましくは、少なくとも1つの弁体が、作動要素を介して流出路の流出路開口において移動可能である。弁体は、作動要素を介して閉鎖位置から開放位置へと、逆に、開放位置から閉鎖位置へと移動させることができる。作動要素をフィルタホルダのハウジングに取り付けることができ、それによって、作動要素をスライドまたは回動させることができる。これによって、作動要素が操作しやすくなる。開放位置と閉鎖位置とをより良好に認識するために、これらの2つの位置に閉鎖要素を係止することができる。この目的のために、閉鎖要素に閉鎖位置へと予荷重をかけるばね要素を設けることができ、これによって、ばね要素が係止プロセスを支援する。
【0009】
好ましい実施形態では、フィルタホルダが、離間した2つの流出路開口を備えており、両流出路開口のそれぞれが、弁体によって閉鎖可能である。もちろん、単一の流出路開口しか設けないことも可能であるし、2つよりも多くの流出路開口を設けることも可能であり、この場合、各流出路開口が弁体によって閉鎖されてよい。複数の流出路開口、特に2つの流出路開口が設けられている場合、閉鎖装置に、弁体を同時に開放または閉鎖することができる接続要素を設けることができる。このようにして、作動要素を介して、すべての流出路開口を同時に開放または閉鎖することを保証することができる。接続要素は、作動要素によってばね要素の力に抗して変位可能なウェブを有してよい。
【0010】
好ましくは、フィルタホルダに設けられた2つの流出路開口の下に配置された2つのスリーブが、弁体同士を接続するための接続要素と一体的に形成され、それにより、コーヒーを調製するとき、コーヒーがスリーブを通って流下することができる。1つの弁体は各スリーブと一体的に接続することができる。弁体は、開放位置から閉鎖位置へと、逆に、閉鎖位置から開放位置へと移動するように、垂直方向に一緒に移動させることができる。閉鎖手段は、2つのスリーブを取り囲むように配置されたガイド手段、特にスリーブまたはスライド要素によってガイドすることができる。
【0011】
操作を簡単にするために、装置は作動要素として回転ノブを有することができる。フィルタホルダが開放位置および閉鎖位置のどちらにあるのかを使用者に示すために、ノブの上またはノブの横にマーキングを設けることができる。
【0012】
作動要素が回転ノブとして設計されている場合、回転ノブの軸に偏心カムまたは突出カムが配置されてよく、偏心カムまたは突出カムによってロック要素を移動させることができる。このようにして、本発明による閉鎖要素には、ほんの僅かな構成要素しか設けられ得ない。
【0013】
ホルダは、フィルタホルダを好ましくは環状に取り囲み、この場合、フィルタホルダ用の少なくとも1つの弾性支持要素および追加的または代替的に弾性支持リングをホルダに設けることができる。これにより、フィルタホルダを挿入する際のノイズの発生が減少し、フィルタホルダが常に同じ形式で容器の上方でホルダ内にセンタリングされる。フィルタホルダは、ホルダから簡単に取り外して、その後、洗浄することができる。
【0014】
本発明による装置は、特に、使用者自身が熱湯をフィルタホルダに注ぐことにより、手動でコーヒーを調製するために使用される。必要に応じて、この装置はまた、自動的に給水するコーヒーマシンと一緒に使用することもできる。
【0015】
本発明を添付の図面を参照しながら設計例を用いて以下により詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】コーヒーを作るための本発明による装置を示す図である。
図2図1のフィルタホルダの分解図である。
図3図1の装置のフィルタホルダを示す図である。
図4A図3のフィルタホルダの断面図である。
図4B図3のフィルタホルダの断面図である。
図5A】閉鎖装置の領域における図4のフィルタホルダの詳細図である。
図5B】閉鎖装置の領域における図4のフィルタホルダの詳細図である。
図6A】取り囲むハウジングを除いたフィルタホルダロック装置を示す図である。
図6B】取り囲むハウジングを除いたフィルタホルダロック装置を示す図である。
図6C】取り囲むハウジングを除いたフィルタホルダロック装置を示す図である。
図7A】開放位置にある図4のフィルタホルダを示す図である。
図7B】開放位置にある図4のフィルタホルダを示す図である。
図8A図1の装置のホルダを示す図である。
図8B図1の装置のホルダを示す図である。
図8C図1の装置のホルダを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
コーヒーを調製するための装置1は、ホルダ3に緩く挿入されているフィルタホルダ2を備える。ホルダ3は、フィルタホルダ2を環状に取り囲み、底部5または基部に固定された支柱4によって支持される。ジャグのような容器6は底部5の上に配置され、上部に、抽出されたコーヒーを充填するための開口を有している。
【0018】
フィルタホルダ2の下部領域には、流出路11を備えたハウジング7が配置され、流出路11を通して、調製済みのコーヒーが流出することができる。フィルタホルダ2の流出路を手動で開閉することができる、回転ノブの形態の作動要素8がハウジング7に設けられている。
【0019】
図2は、フィルタホルダ2を、フィルタインサート10、特に粉砕されたコーヒーを入れることができる濾紙インサートと共に示す。フィルタホルダ2はまた、突出したつまみ区分9を有しており、つまみ区分9によって、フィルタホルダ2を容易に把持してホルダ3から取り外すことができる。
【0020】
図3は、フィルタホルダ2を示す。フィルタホルダ2は、フィルタインサート10のための実質的に円錐台形の容器と、下部では、作動要素8が回転可能に取り付けられているハウジング7とを備えている。
【0021】
図4Aおよび4Bは、フィルタホルダ2の断面図を示す。図4Aでは、流出路11を開閉するための閉鎖要素14が設けられているハウジング7が、フィルタホルダ2の下部に取り付けられている。フィルタホルダ2は内側に、フィルタインサート10をフィルタホルダ2の外壁から離間させることを保証する突出したリブ28を有している。フィルタホルダ2の下部には、離間した2つの流出穴12があり、両流出穴12の間に突出部17が形成されている。フィルタホルダ2は、必要に応じて、単一の流出穴12または3つ以上の流出穴12を有することができる。各流出穴12は、弁体13によって閉鎖することができる。
【0022】
ハウジング7をフィルタホルダ2に固定するために、突出部17の下にスリーブ18が成形され、このスリーブ18内に、ハウジング基部19を貫通してハウジング7をフィルタホルダ2に持続的に固定するねじ(図示せず)をねじ込むことができる。
【0023】
図5Aおよび5Bは、フィルタホルダ2の閉鎖要素14を詳細に示す。流出路11にある閉鎖要素14は、ウェブ25を介してスリーブ24に接続された弁体13を各流出穴12に備えている。スリーブ24は、接続要素16を介して、作動要素8に結合されているボックス22に接続される。各スリーブ24は、外向きに突出している縁部26を有している。この縁部26には、ばね15が支持されており、このばね15は、反対側でハウジング7の基部に支持されている。したがって、各ばね15がスリーブ24に予荷重を上向きにかけるので、弾性材料で作られた弁体13も流出穴12の縁部に押し付けられる。スリーブ24の動きをガイドするために、スリーブ24を実質的に垂直方向にのみ移動させることができることを保証する、ガイドスリーブの形態のガイド手段29がハウジング7に設けられている。
【0024】
図5Aおよび5Bは、閉鎖位置にある弁体13を示しており、弁体13は、流出穴12の縁部に当て付けられている。ばね15が、スリーブ24ひいては接続要素16を上向きに押圧する。ボックス22内には、長方形の横断面を有する回転部21があり、この回転部21はその長辺側でボックス22の基部23に当て付けられている。回転部21は、図5Bに示されるように、作動要素8が配置されている軸20に回動可能に取り付けられる。
【0025】
フィルタホルダ2の閉鎖要素14を開放したい場合には、作動要素8を、図6A〜6Cに示すように回転させることができる。アクチュエータ8は、マーキングに従って約45°調整され、この結果、長方形の回転部21も回転し、それにより、回転部21の縁部27がボックス22の基部23をばね15の力に抗して押し下げる。その結果、ボックス22が、接続要素16および弁体13と共に、ばね15の力に抗して下向きに移動する。
【0026】
ここで、作動要素8をさらに回転させると、図7Aおよび7Bに示されているように、回転部21が適切な位置にロックされるような開放位置に到達する。縁部27は、横断面で見て長方形である回転部21の短辺側が基部23に載置しているように、基部23の上に位置決めされる。したがって、回転部21を介して、接続要素16が、短い距離だけ閉鎖位置よりも下側に配置され、結果として、弁体13も下方に移動し、流出穴12が開放する。この位置でコーヒーを手動または自動で抽出することができ、次いで、コーヒーが容器6に溜められる。抽出後、使用者は、作動要素8を図7Aに示された位置から戻すことができ、これにより、弁体13も図5Aに示された位置に戻される。
【0027】
図8A〜8Cは、装置1のホルダ3を示す。ホルダ3は、フィルタホルダ2を環状に取り囲む。ホルダ3は、支柱4に支持された外側の支持要素30と、上方に拡がる内側のインサート31とを有している。インサート31を貫通している多数の弾性支持要素32が、全周にわたって分配されてインサート31に配置されている。ホルダ3の下縁には弾性支持リング33が挿入されている。その結果、フィルタホルダ2の壁が、インサート31に直接配置されるのではなく、弾性支持要素32および弾性支持リング33に配置され、これにより、低いノイズ放出、および容器6の上方でのフィルタホルダの確実なセンタリングが保証される。
【0028】
弾性支持要素32は、図8Cに示されるように、インサート31の開口に挿入されるプラグとして設計することができる。支持要素30およびインサート31で示された2部品型構造の代わりに、ホルダ3は一体部品型設計であってもよい。
【符号の説明】
【0029】
1 装置
2 フィルタホルダ
3 ホルダ
4 支柱
5 底部
6 容器
7 ハウジング
8 作動要素
9 つまみ区分
10 フィルタインサート
11 流出路
12 流出穴
13 弁体
14 閉鎖要素
15 ばね
16 接続要素
17 突出部
18 スリーブ
19 ハウジング基部
20 軸
21 回転部
22 ボックス
23 基部
24 スリーブ
25 ウェブ
26 縁部
27 縁部
28 リブ
29 ガイド手段
30 支持要素
31 インサート
32 弾性支持要素
33 弾性支持リング
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6A
図6B
図6C
図7A
図7B
図8A
図8B
図8C
【外国語明細書】