特開2021-169912(P2021-169912A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 汪涛の特許一覧

特開2021-169912太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置
<>
  • 特開2021169912-太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置 図000003
  • 特開2021169912-太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置 図000004
  • 特開2021169912-太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置 図000005
  • 特開2021169912-太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置 図000006
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-169912(P2021-169912A)
(43)【公開日】2021年10月28日
(54)【発明の名称】太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置
(51)【国際特許分類】
   F24S 40/80 20180101AFI20211001BHJP
   F24S 10/40 20180101ALI20211001BHJP
   F24S 80/54 20180101ALI20211001BHJP
【FI】
   F24S40/80
   F24S10/40
   F24S80/54
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2020-121001(P2020-121001)
(22)【出願日】2020年7月15日
(31)【優先権主張番号】202010286843.8
(32)【優先日】2020年4月13日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519461716
【氏名又は名称】汪涛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】劉芳玲
(57)【要約】
【課題】本発明は太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置を開示した。
【解決手段】
上げ蓋と底板を含み、前記上げ蓋には伝動空間が設置され、前記伝動空間の内部にはテスト機構が設置され、前記テスト機構は、前記伝動空間の後端壁に回動可能に設置された伝動軸を含み、前記伝動軸には糸巻き車と伝動歯車が後ろから前へと固定され、前記糸巻き車には細糸が巻き付いており、前記伝動空間の後端壁には止めピンが固定され、本発明は、真空管に圧力テストを行え、真空環境で、真空管が大気圧の圧力を耐えるか耐えないかのテスト、及び集熱管の保温効果のテストを行え、テスト後、真空管と集熱管の欠陥により太陽熱温水器は加熱効率が低くて使用寿命が短いという問題を避けられる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上げ蓋と底板を含み、前記上げ蓋には伝動空間が設置され、前記伝動空間の内部にはテスト機構が設置され、前記テスト機構は、前記伝動空間の後端壁に回動可能に設置された伝動軸を含み、前記伝動軸には糸巻き車と伝動歯車が後ろから前へと固定され、前記糸巻き車には細糸が巻き付いており、前記伝動空間の後端壁には止めピンが固定され、前記止めピンには回転ロッドが回動可能に設置され、前記回転ロッドの左端面には半歯車が固定され、前記半歯車と前記止めピンとが連結捻りばねにより連結され、前記底板の上端面にはベースが固定され、
前記ベースには水出溝が形成され、前記水出溝が前記ベースを上下に貫通しており、前記水出溝の内部には挟持機構が設置され、前記挟持機構は、前記水出溝の内部で上下に移動できる水止めブロックを含み、前記水出溝の前端壁には縦溝が形成され、前記縦溝の内部には位置制限ブロックが上下に移動可能に設置され、前記位置制限ブロックの下端面と前記縦溝の下端壁とが伸縮ばねにより連結され、前記位置制限ブロックの下端面には引き紐が連結され、前記位置制限ブロックの後端面には連結ブロックが固定され、前記連結ブロックの後端面には前記水止めブロックが固定され、前記水出溝の後端壁には水案内溝が形成され、前記水止めブロックが下方に移動した後、水は前記水案内溝を経由して下方に流れることができ、
前記底板には伸縮機構が設置され、前記伸縮機構は、前記底板の上端面に固定された伸縮ロッドを含み、前記伸縮ロッドには昇降溝が形成され、前記昇降溝の内部には昇降ブロックが上下に移動可能に設置され、前記昇降ブロックの上端面には縦ロッドが固定され、前記縦ロッドの上端面には前記上げ蓋が固定され、前記昇降ブロックの下端面には前記引き紐が連結されていることを特徴とする太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置。
【請求項2】
前記伝動空間にはテスト溝が形成され、前記テスト溝が前記伝動空間を上下に貫通しており、前記テスト溝の内部には密封板が上下に移動可能に設置され、前記密封板の上端面と前記テスト溝の上端壁とが連結ばねにより連結され、前記密封板の上端面には移動ロッドが固定され、前記移動ロッドの左端面には駆動ブロックが固定され、前記上げ蓋の内側には水入り空間が設置され、前記水入り空間が前記上げ蓋を上下に貫通しており、前記水入り空間の左端壁には右方に開口した収納溝が形成され、前記収納溝の上端壁には糸巻き空間が設置され、前記収納溝の上端壁には縦軸が回動可能に設置され、前記縦軸と前記収納溝の上端壁との間には復位捻りばねが設置され、前記縦軸の下端面には水止め板が固定され、前記水止め板により前記水入り空間の内部にある水が下方に流れることを防止でき、前記縦軸にはリールが固定され、前記リールには前記細糸が巻き付けられており、前記上げ蓋には連通溝が形成され、前記連通溝が前記上げ蓋を上下に貫通しており、前記連通溝の内部には二つの逆止め弁が固定され、前記連通溝の内部には真空ポンプが固定され、前記真空ポンプが二つの前記逆止め弁の間に設置され、前記上げ蓋の下端面には吸気口が固定され、前記吸気口の内部には吸気管が設置され、前記吸気管が前記吸気口を上下に貫通していることを特徴とする請求項1に記載の太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置。
【請求項3】
前記底板には挟持溝が形成され、前記挟持溝の内部には二つの挟持ブロックが移動可能に設置され、二つの前記挟持ブロックが挟持ばねにより連結され、前記挟持ブロックの上端面には挟持ロッドが固定され、前記底板の上端面にはディスプレイが固定され、前記ベースの上端面には温度測定ブロックが固定され、前記ベースには弾性ブロックが固定されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置。
【請求項4】
前記弾性ブロックには集熱管があり、前記集熱管の内部には貯水空間が設置され、前記貯水空間は前記水入り空間と連通でき、前記集熱管の外部には真空管が設置され、前記真空管の内部には真空空間が設置され、前記真空空間が前記吸気管と連通でき、前記真空空間が前記テスト溝と連通していることを特徴とする請求項3に記載の太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置。
【請求項5】
前記連結捻りばねの弾性力が前記復位捻りばねの弾性力より大きいことを特徴とする請求項1に記載の太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は温水器分野に関わり、具体的には太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置である。
【背景技術】
【0002】
太陽熱温水器は、太陽熱を利用して水を沸かす装置であり、真空管式太陽熱温水器とパネル型太陽熱温水器に分けられ、真空管式太陽熱温水器は、主に真空集熱管により太陽エネルギーを熱エネルギーに変え、熱水が浮上して冷水が沈下する原理を利用し、水の微小循環が発生して所要の熱水を生み出し、真空管に裂け目が存在する問題及び集熱管の保温性能が良くない問題を避けるために、集熱管と真空管を取り付ける前、圧力テストを行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105181229号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置であり、真空管に裂け目が存在する問題及び集熱管の保温性能が良くない問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランにより実現される。
【0006】
本発明は太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置であり、上げ蓋と底板を含み、前記上げ蓋には伝動空間が設置され、前記伝動空間の内部にはテスト機構が設置され、前記テスト機構は、前記伝動空間の後端壁に回動可能に設置された伝動軸を含み、前記伝動軸には糸巻き車と伝動歯車が後ろから前へと固定され、前記糸巻き車には細糸が巻き付いており、前記伝動空間の後端壁には止めピンが固定され、前記止めピンには回転ロッドが回動可能に設置され、前記回転ロッドの左端面には半歯車が固定され、前記半歯車と前記止めピンとが連結捻りばねにより連結され、前記底板の上端面にはベースが固定され、
前記ベースには水出溝が形成され、前記水出溝が前記ベースを上下に貫通しており、前記水出溝の内部には挟持機構が設置され、前記挟持機構は、前記水出溝の内部で上下に移動できる水止めブロックを含み、前記水出溝の前端壁には縦溝が形成され、前記縦溝の内部には位置制限ブロックが上下に移動可能に設置され、前記位置制限ブロックの下端面と前記縦溝の下端壁とが伸縮ばねにより連結され、前記位置制限ブロックの下端面には引き紐が連結され、前記位置制限ブロックの後端面には連結ブロックが固定され、前記連結ブロックの後端面には前記水止めブロックが固定され、前記水出溝の後端壁には水案内溝が形成され、前記水止めブロックが下方に移動した後、水は前記水案内溝を経由して下方に流れることができ、
前記底板には伸縮機構が設置され、前記伸縮機構は、前記底板の上端面に固定された伸縮ロッドを含み、前記伸縮ロッドには昇降溝が形成され、前記昇降溝の内部には昇降ブロックが上下に移動可能に設置され、前記昇降ブロックの上端面には縦ロッドが固定され、前記縦ロッドの上端面には前記上げ蓋が固定され、前記昇降ブロックの下端面には前記引き紐が連結されている。
【0007】
前記伝動空間にはテスト溝が形成され、前記テスト溝が前記伝動空間を上下に貫通しており、前記テスト溝の内部には密封板が上下に移動可能に設置され、前記密封板の上端面と前記テスト溝の上端壁とが連結ばねにより連結され、前記密封板の上端面には移動ロッドが固定され、前記移動ロッドの左端面には駆動ブロックが固定され、前記上げ蓋の内側には水入り空間が設置され、前記水入り空間が前記上げ蓋を上下に貫通しており、前記水入り空間の左端壁には右方に開口した収納溝が形成され、前記収納溝の上端壁には糸巻き空間が設置され、前記収納溝の上端壁には縦軸が回動可能に設置され、前記縦軸と前記収納溝の上端壁との間には復位捻りばねが設置され、前記縦軸の下端面には水止め板が固定され、前記水止め板により前記水入り空間の内部にある水が下方に流れることを防止でき、前記縦軸にはリールが固定され、前記リールには前記細糸が巻き付けられており、前記上げ蓋には連通溝が形成され、前記連通溝が前記上げ蓋を上下に貫通しており、前記連通溝の内部には二つの逆止め弁が固定され、前記連通溝の内部には真空ポンプが固定され、前記真空ポンプが二つの前記逆止め弁の間に設置され、前記上げ蓋の下端面には吸気口が固定され、前記吸気口の内部には吸気管が設置され、前記吸気管が前記吸気口を上下に貫通している。
【0008】
前記底板には挟持溝が形成され、前記挟持溝の内部には二つの挟持ブロックが移動可能に設置され、二つの前記挟持ブロックが挟持ばねにより連結され、前記挟持ブロックの上端面には挟持ロッドが固定され、前記底板の上端面にはディスプレイが固定され、前記ベースの上端面には温度測定ブロックが固定され、前記ベースには弾性ブロックが固定されている。
【0009】
前記弾性ブロックには集熱管があり、前記集熱管の内部には貯水空間が設置され、前記貯水空間は前記水入り空間と連通でき、前記集熱管の外部には真空管が設置され、前記真空管の内部には真空空間が設置され、前記真空空間が前記吸気管と連通でき、前記真空空間が前記テスト溝と連通している。
【0010】
前記連結捻りばねの弾性力が前記復位捻りばねの弾性力より大きい。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、真空管に圧力テストを行え、真空環境で、真空管が大気圧の圧力を耐えるか耐えないかのテスト、及び集熱管の保温効果のテストを行え、テスト後、真空管と集熱管の欠陥により太陽熱温水器は加熱効率が低くて使用寿命が短いという問題を避けられる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
【0013】
図1図1は本発明の構成概略図
図2図2図1の「A」部の拡大概略図
図3図3図1の「B―B」方向の概略図
図4図4図2の「C―C」方向の概略図
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1〜4を参照すると、本発明は太陽熱温水器の真空管に対する圧力テスト装置であり、上げ蓋25と底板12を含み、前記上げ蓋25には伝動空間44が設置され、前記伝動空間44の内部にはテスト機構70が設置され、前記テスト機構70は、前記伝動空間44の後端壁に回動可能に設置された伝動軸34を含み、前記伝動軸34には糸巻き車62と伝動歯車42が後ろから前へと固定され、前記糸巻き車62には細糸35が巻き付いており、前記伝動空間44の後端壁には止めピン45が固定され、前記止めピン45には回転ロッド48が回動可能に設置され、前記回転ロッド48の左端面には半歯車43が固定され、前記半歯車43と前記止めピン45とが連結捻りばね46により連結され、前記底板12の上端面にはベース31が固定され、
前記ベース31には水出溝57が形成され、前記水出溝57が前記ベース31を上下に貫通しており、前記水出溝57の内部には挟持機構71が設置され、前記挟持機構71は、前記水出溝57の内部で上下に移動できる水止めブロック58を含み、前記水出溝57の前端壁には縦溝54が形成され、前記縦溝54の内部には位置制限ブロック55が上下に移動可能に設置され、前記位置制限ブロック55の下端面と前記縦溝54の下端壁とが伸縮ばね53により連結され、前記位置制限ブロック55の下端面には引き紐14が連結され、前記位置制限ブロック55の後端面には連結ブロック56が固定され、前記連結ブロック56の後端面には前記水止めブロック58が固定され、前記水出溝57の後端壁には水案内溝59が形成され、前記水止めブロック58が下方に移動した後、水は前記水案内溝59を経由して下方に流れることができ、
前記底板12には伸縮機構72が設置され、前記伸縮機構72は、前記底板12の上端面に固定された伸縮ロッド60を含み、前記伸縮ロッド60には昇降溝18が形成され、前記昇降溝18の内部には昇降ブロック15が上下に移動可能に設置され、前記昇降ブロック15の上端面には縦ロッド21が固定され、前記縦ロッド21の上端面には前記上げ蓋25が固定され、前記昇降ブロック15の下端面には前記引き紐14が連結されている。
【0015】
有益なように、前記伝動空間44にはテスト溝52が形成され、前記テスト溝52が前記伝動空間44を上下に貫通しており、前記テスト溝52の内部には密封板51が上下に移動可能に設置され、前記密封板51の上端面と前記テスト溝52の上端壁とが連結ばね50により連結され、前記密封板51の上端面には移動ロッド49が固定され、前記移動ロッド49の左端面には駆動ブロック47が固定され、前記上げ蓋25の内側には水入り空間41が設置され、前記水入り空間41が前記上げ蓋25を上下に貫通しており、前記水入り空間41の左端壁には右方に開口した収納溝28が形成され、前記収納溝28の上端壁には糸巻き空間39が設置され、前記収納溝28の上端壁には縦軸40が回動可能に設置され、前記縦軸40と前記収納溝28の上端壁との間には復位捻りばね37が設置され、前記縦軸40の下端面には水止め板36が固定され、前記水止め板36により前記水入り空間41の内部にある水が下方に流れることを防止でき、前記縦軸40にはリール38が固定され、前記リール38には前記細糸35が巻き付けられており、前記上げ蓋25には連通溝27が形成され、前記連通溝27が前記上げ蓋25を上下に貫通しており、前記連通溝27の内部には二つの逆止め弁26が固定され、前記連通溝27の内部には真空ポンプ24が固定され、前記真空ポンプ24が二つの前記逆止め弁26の間に設置され、前記上げ蓋25の下端面には吸気口23が固定され、前記吸気口23の内部には吸気管22が設置され、前記吸気管22が前記吸気口23を上下に貫通している。
【0016】
有益なように、前記底板12には挟持溝11が形成され、前記挟持溝11の内部には二つの挟持ブロック10が移動可能に設置され、二つの前記挟持ブロック10が挟持ばね33により連結され、前記挟持ブロック10の上端面には挟持ロッド13が固定され、前記底板12の上端面にはディスプレイ29が固定され、前記ベース31の上端面には温度測定ブロック30が固定され、前記ベース31には弾性ブロック32が固定されている。
【0017】
有益なように、前記弾性ブロック32には集熱管17があり、前記集熱管17の内部には貯水空間16が設置され、前記貯水空間16は前記水入り空間41と連通でき、前記集熱管17の外部には真空管20が設置され、前記真空管20の内部には真空空間19が設置され、前記真空空間19が前記吸気管22と連通でき、前記真空空間19が前記テスト溝52と連通している。
【0018】
有益なように、前記連結捻りばね46の弾性力が前記復位捻りばね37の弾性力より大きい。
【0019】
初期状態では、前記挟持ばね33が引っ張られた状態にあり、前記連結捻りばね46が自然状態にある。
【0020】
作動状態では、集熱管17と真空管20を図示の位置に置き、その後、真空ポンプ24を作動させ、真空ポンプ24が真空空間19内の空気を全部吸い取り、真空空間19を真空になる空間にし、真空管20と集熱管17が真空からの圧力を耐えるか否かをテストし、真空空間19内の空気を全部吸い取った後、密封板51が下方に移動し、移動ロッド49が密封板51とともに下方に移動し、移動ロッド49が駆動ブロック47を下方に移動させ、駆動ブロック47が回転ロッド48を、止めピン45の回りを回って時計回りに回転させ、回転ロッド48が半歯車43を回転させ、半歯車43が噛合で伝動歯車42を回転させ、伝動歯車42が伝動軸34により糸巻き車62を回転させ、糸巻き車62が細糸35を引くことによりリール38を回転させ、リール38が縦軸40を回転させ、縦軸40が水止め板36を回転させ、熱水が水入り空間41から下方へ貯水空間16に流れ込み、冷水が貯水空間16の底部に沈下するため、温度測定ブロック30は貯水空間16にある水の最も低い温度を検知でき、しばらくして、ディスプレイ29から貯水空間16にある水の温度値を得られ、集熱管17の、水温度を維持する効果がわかり、テスト完了後、手動で上げ蓋25を上方に引き、縦ロッド21が上げ蓋25とともに上昇し、縦ロッド21が昇降ブロック15を上昇させ、昇降ブロック15が引き紐14を引き、引き紐14が位置制限ブロック55を下方に移動させ、位置制限ブロック55が連結ブロック56により水止めブロック58を下方に移動させ、そして貯水空間16の内部の水は水出溝57を介して流れ出し、ここでテスト完了の真空管20と集熱管17を取り外せる。
【0021】
上記の実施例は本発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本発明の保護範囲を制限することはできない。本発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本発明の保護範囲の中に含むべきである。
図1
図2
図3
図4