特開2021-172953(P2021-172953A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2021172953-携帯装着型クリーンウエア発生装置 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-172953(P2021-172953A)
(43)【公開日】2021年11月1日
(54)【発明の名称】携帯装着型クリーンウエア発生装置
(51)【国際特許分類】
   A42C 5/04 20060101AFI20211004BHJP
   A42B 1/008 20210101ALI20211004BHJP
   A42B 3/28 20060101ALI20211004BHJP
【FI】
   A42C5/04 A
   A42B1/24 J
   A42C5/04 F
   A42B3/28
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2020-92686(P2020-92686)
(22)【出願日】2020年4月23日
(71)【出願人】
【識別番号】520174126
【氏名又は名称】株式会社アクアイースター
(72)【発明者】
【氏名】木村 太
【テーマコード(参考)】
3B107
【Fターム(参考)】
3B107EA01
3B107EA04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】簡便な構成で効率よく、汚染空気から呼吸を守る装置を提供する。
【解決手段】携帯装着型クリーンエアー発生装置であって、帽子やヘルメットと、送風機2、空気清浄部1、クリーンエアー吹き出し口3の組合せのうちの少なくともいずれかを備え、吹き出し口のクリーンエアーがダウンフローと、前方向への2つの噴出しを行ない、服の襟、ヘヤバンド、顔面保護ガード板、等に装着することができ、顔の前面に遮蔽物を取り付け、クリーン空間を効率化でき、クリーンエアー発生部はエアーポンプと空気清浄部ハウジングで構成されており、肩掛けのバック等から空気をホースで大流量で送る事ことができる、携帯装着型クリーンエアー発生装置。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯装着型クリーンエアー発生装置であって、帽子やヘルメットと、送風機、空気清浄部、クリーンエアー吹き出し口の組合せのうちの少なくともいずれかを備えたことを特徴とする携帯装着型クリーンエアー発生装置。
【請求項2】
前記携帯装着型クリーンエアー発生装置であって装置が、吹き出し口のクリーンエアーがダウンフローと、前方向への2つの噴出しを行なう事を特長とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
携帯装着型クリーンエアー発生装置であって、請求項1の装着物が服の襟、ヘヤバンド、顔面保護ガード板、等に装着したことを特徴とする携帯装着型クリーンエアー発生装置。
【請求項4】
携帯装着型クリーンエアー発生装置であって、請求項1の内容に加え、顔の前面に遮蔽物を取り付け、クリーン空間を効率化した事を特徴とする携帯装着型クリーンエアー発生装置。
【請求項5】
携帯装着型クリーンエアー発生装置であって、請求項1のクリーンエアー発生部はエアーポンプと空気清浄部ハウジングで構成されており、肩掛けのバック等から空気をホースで大流量で送る事を特徴とする、携帯装着型クリーンエアー発生装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、帽子等に装着出来るクリーンエアー発生装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、花粉の防止、ウイルス感染防止の目的ではマスクが使用されているが完全な効果は難しく、飲食等の時は外さなければならないし、作業をする時には呼吸を妨げるし、夏場は暑苦しく、問題も多い
【0003】
ところで、コロナウイルス感染の問題でこのマスクの供給不足も問題と成っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】2007113166 jp−10.05.2007
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、簡便な構成で効率よく、呼吸部の空間に清浄な空気環境を提供する装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記目的を達成するために本発明は、帽子(ヘルメット)の前面日除け部からクリーンエアーが噴出し 呼吸空間を満たす構造を備えたことを特徴とするクリーンエアー発生装置にある。
(2)また、他の発明は、前記クリーンエアー発生装置にある、クリーンエアー吹き出しを、下方と前方に噴出し、汚染空気を押し返す機能を持たせたクリーンエアー発生装置にある。
(3)また、他の発明は、前記クリーンエアー発生装置にある。空気浄化部はフイルターではなく殺菌機能を有する固形の接触体を使用することを特徴とするクリーンエアー発生装置にある。
(4)また、他の発明は、前記クリーンエアー発生装置を帽子やヘルメットでなく服の襟の部分や、ヘヤバンド、めがね等に装着する事を特徴とするクリーンエアー発生装置に有る。
(a)帽子の頭にかぶる部分にエアーフイルターを仕込む、このエアーフイルターは酵素触媒の高性能エアーフイルターが望ましいが、マスクの材料のガーゼ等でも可能である
(b)フイルターはファンにより送風された空気を通過浄化する。、
(c)浄化された空気は顔の前面部の日除け部からダウンフローで顔の前面に吹きだす。、
(d)この噴出しは 人の呼吸量が毎分10リットルくらいであるので毎分20リットル程度から強度を調整できる機能をそなえる。
(e)前記フアンは充電機能ある電池で作動させる。、
(f)帽子から透明なガード板を顔の前面に儲ける事も有効である
(g)吹きだす空気は 呼吸用に鼻と口に向かうものと前面に吹きだして汚染空気を押し返す風を送ることでより完全な効果を得られる
【0007】
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡便な構成で効率よく、呼吸に必要なクリーンエアーを供給する装置を提供することができる。
【0009】
ここでは、マスクや酸素供給装置等との比較で説明する。
【0010】
ウイルスや花粉の防止で布製のマスクが利用される、感染の現場ではガス供給を備えたガスマスクも使用されるが、通常の生活では使いずらく、特に食事等の時には使えない、食事し話す時に、感染が発生するとの報告も多い
本発明では、空気で壁を作るので、活動に制限を与えないし、食事との話のときも機能を保ちえる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の一実施形態に係る構造を示す説明図である。▲1▼クリーンフイルター部 ▲2▼フアン又はエアーポンプ) ▲3▼下降流、開口部開度フライド調製部 ▲4▼前法への噴出し部 ▲5▼呼吸の吐く息を濾過するフアン部
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の好ましい実施の形態における実施の方法について、図1を参照して説明する。
【0013】
フアルター部(図面▲1▼)はプリーツに折り畳まれており、フアン又はエアーポンプ▲2▼をとりつける、上の面は空気を通さない材質としてフアンで空気をフイルター部に押し込み、通過した清浄な空気は帽子の日よけ部に送られる
フアンの取り付け位置は、帽子の後方でも、上部でも、肩掛けバック等からホースで繋ぐ構造でも良い。
【0014】
フイルターの通過がわの、材質も空気を通さない材質としてフイルターの通過側は空気が流れる空間を設ける。
清浄な空気は、この空間を経て、日除け部に送られる、送られた空気は、顔の前をダウンフローで、流す流れと、前方に吹き出す
流れを設ける、下方の流れは、パンチング板の穴の大きさで、コントロールし前方に吹き出す流れは日除けの先端部にスリット穴を開けて調整する
スリット穴はラッパ常の構造としてクリーンエアーが吹き出し口から前方に広がる構造とする。
日よけ部の風量と、パンチング部の風量は、スライド式の合わせ板で調整可能
(図面▲3▼)とする。
【0015】
風量は煙の流れでテストした結果
空気の流れがない環境で、タバコの煙を強めに吐き出して、その煙を排除
出来て呼吸出来る、風量は毎分
30リットル以上程度であつた。
風量をあげる事で効果はより良くなるし
透明なフイルム等を帽子の日よけ部から
垂らして、置けば更に効果は高まる事は、言うまでもない。
【0016】
この装着者,が吐き出す、息はクリーンエアーの流れで
下方に導かれるが、この、空気の流れは首かけ式の扇風機の風を逆にして、吸い込ませマスク材料の不織布、ガーゼ、エアーフイルター等を取り付けて噴出させ、飛散を防止することが出来る。
(図面▲5▼)感染防止で2メートルの空間を保つ意味はウイルスの持つ水分の乾燥距離との見解もあり、風を送は、乾燥を早める効果も期待出来る。
【0017】
この時に吸引側の風量とフイルターの精度を上げることにより、装着者の、吐き出す息を完全にクリーン化する事も可能と成る。
【0018】
又クリーエアー発生部のフイルターは、フィルターで無く殺菌機能のある固形物の層のハウジング等を通過させる構造でも良い。
材質は銀、光触媒、等多くの材料が商品化されている。
【0019】
又エアーフイルターと固形の殺菌剤、活性炭塔を併用したものとすることも可能である。
【実施例】
【0021】
本発明における の実施例を示す。
概略図
図1参照。
▲1▼クリーンフイルター部
▲2▼フアン又はエアーポンプ)
▲3▼下降流、開口部開度フライド調製部
▲4▼前法への噴出し部
▲5▼呼吸の吐く息を濾過するフアン部
【0022】
なお、ここで説明した本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することが可能である。
図1