特開2021-174457(P2021-174457A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-174457(P2021-174457A)
(43)【公開日】2021年11月1日
(54)【発明の名称】速度超過車通報装置
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/054 20060101AFI20211004BHJP
   G08G 1/09 20060101ALI20211004BHJP
【FI】
   G08G1/054 A
   G08G1/09 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-80590(P2020-80590)
(22)【出願日】2020年4月30日
(71)【出願人】
【識別番号】000001487
【氏名又は名称】フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】240000327
【弁護士】
【氏名又は名称】弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高橋 拓海
(72)【発明者】
【氏名】石田 康二
(72)【発明者】
【氏名】大槻 真也
(72)【発明者】
【氏名】森澤 啓
(72)【発明者】
【氏名】川口 真吾
(72)【発明者】
【氏名】有川 泰
【テーマコード(参考)】
5H181
【Fターム(参考)】
5H181AA01
5H181BB04
5H181CC04
5H181CC09
5H181CC11
5H181CC14
5H181DD07
5H181DD09
5H181DD10
5H181MB02
5H181MC19
(57)【要約】
【課題】自車の周囲の速度超過車を外部に通報する速度超過車通報装置を提供する。
【解決手段】速度超過車通報装置100は、自車200の周囲に存在する他車400の速度を取得する他車速度取得部10と、他車400を特定する識別情報を取得する識別情報取得部20と、自車200が走行する道路の法定上限速度を取得する法定上限速度取得部30と、他車速度取得部10により取得された他車400の速度(他車速度)が、法定上限速度取得部30により取得された法定上限速度を超えているか否かを判定する判定部40と、判定部40が、他車速度が法定上限速度を超えていると判定したときは、識別情報取得部20により取得された識別情報を、自車200の位置情報及び時刻情報と対応付けて、外部に出力する通報部50と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自車の周囲に存在する他車の速度を取得する他車速度取得部と、
前記他車を特定する識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記自車が走行する道路の規定上限速度を取得する規定上限速度取得部と、
前記他車速度取得部により取得された他車速度が、前記規定上限速度取得部により取得された規定上限速度を超えているか否かを判定する判定部と、
前記判定部が、前記他車速度が前記規定上限速度を超えていると判定したときは、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報を、前記自車の位置情報及び時刻情報と対応付けて、外部に出力する通報部と、
を備えた速度超過車通報装置。
【請求項2】
前記通報部は、
前記識別情報、前記自車の位置情報及び時刻情報に、前記他車の速度を付加して、前記外部に通報する、請求項1に記載の速度超過車通報装置。
【請求項3】
前記他車速度取得部は、
前記自車の速度を取得する自車速度取得部と、
前記自車に対する前記他車の相対速度を取得する他車相対速度取得部と、
前記自車速度取得部で取得された自車速度と、前記他車相対速度取得部で取得された他車相対速度とに基づいて、前記他車速度を算出する演算部と、を備えた請求項1又は2に記載の速度超過車通報装置。
【請求項4】
前記識別情報取得部は、
前記自車に設けられたカメラにより撮影された画像に基づいて、前記他車のナンバープレートに表示された文字に基づいて取得する請求項1から3のうちいずれか1項に記載の速度超過車通報装置。
【請求項5】
前記識別情報取得部は、
前記自車の周囲を走行する前記他車から出力された前記識別情報を受信することにより取得する請求項1から3のうちいずれか1項に記載の速度超過車通報装置。
【請求項6】
前記規定上限速度取得部は、
前記自車が備えた地図情報が有する道路に対応付けられて記憶された前記規定上限速度を取得する請求項1から5のうちいずれか1項に記載の速度超過車通報装置。
【請求項7】
前記規定上限速度取得部は、
前記自車が備えたカメラにより撮影された標識の画像から読み取られた法定上限速度を取得する請求項1から5のうちいずれか1項に記載の速度超過車通報装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、速度超過車通報装置に関する。
【背景技術】
【0002】
道路際に速度超過検出装置が設置されている場所では、道路の法定上限速度を上回って走行する自動車をカメラで撮影し、その自動車の画像と速度を警察等に通報することにより、法定上限速度を遵守した安全運転を促す速度超過車通報システムが知られている。
【0003】
また、ネットワークを通じて車両側から所定時間毎に送信される車両位置データ、運転状況データ及び時刻データを受信する運転状況データ受信手段と、運転状況データを解析し、運転状況における異常の有無を判定する運転状況解析手段と、運転状況解析手段によって運転状況の異常が判定されると、その異常内容をクライアント端末に送信する異常内容送信手段とを備えた車両運転状況監視システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、車両の少なくとも前方をビデオ撮影するビデオ撮影ユニット、ビデオ撮影ユニットによってビデオ撮影された撮影映像を記憶する記憶手段、車両位置情報を出力する車両位置検出手段、車両挙動の異常を検出してビデオ撮影ユニットのビデオ撮影動作を開始させるビデオ撮影開始トリガ手段、および車両の衝突を検出してビデオ撮影ユニットのビデオ撮影動作を終了させるビデオ撮影終了トリガ手段からなる事故情報記録装置と、記憶手段に記憶された撮影映像を含む事故情報を送信する通信装置とを搭載する車両と、車両から送信される撮影映像を受信して記憶する情報収集センタと、を有する事故情報収集システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−293032号公報
【特許文献2】特開2007−293536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1,2に開示された技術は、自車の情報を通報するものに過ぎない。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、自車の周囲の速度超過車を外部に通報する速度超過車通報装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、自車の周囲に存在する他車の速度を取得する他車速度取得部と、前記他車を特定する識別情報を取得する識別情報取得部と、前記自車が走行する道路の規定上限速度を取得する規定上限速度取得部と、前記他車速度取得部により取得された他車速度が、前記規定上限速度取得部により取得された規定上限速度を超えているか否かを判定する判定部と、前記判定部が、前記他車速度が前記規定上限速度を超えていると判定したときは、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報を、前記自車の位置情報及び時刻情報と対応付けて、外部に出力する通報部と、を備えた速度超過車通報装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る速度超過車通報装置によれば、自車の周囲の速度超過車を外部に通報することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態に係る速度超過車通報装置の一例を示すブロック図である。
図2図1に示した速度超過車通報装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明に係る速度超過車通報装置の具体的な実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0012】
(構成)
図1は本発明の一実施形態に係る速度超過車通報装置の一例を示すブロック図、図2図1に示した速度超過車通報装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【0013】
図1に示した速度超過車通報装置100は、本発明に係る速度超過車通報装置の一実施形態であり、車両200(以下、自車200という。)に設けられている。速度超過車通報装置100は、自車200の周囲を走行する他車のうち、法定上限速度(規定上限速度の一例)を上回る車速で走行する他車を外部に通報するものである。
【0014】
速度超過車通報装置100は、他車速度取得部10と、識別情報取得部20と、法定上限速度取得部30と、判定部40と、通報部50と、を備えている。
【0015】
他車速度取得部10は、自車200の周囲を走行している自車200以外の他の車両(以下、他車という。)が走行している速度を取得する。速度超過車通報装置100は、法定上限速度を超えた他車を通報するものであるから、例えば自動運転の動作により、法定上限速度を順守して走行している自車200に対して、その他車は、走行する速度が速い。
【0016】
ここで、他車が自車200の前方を走行している状況では、他車は自車200から遠ざかって行くため、自車200に対して危害を与える可能性は低い。一方、他車が自車200の後方を走行している状況では、他車は自車200に近づいて来るため、自車200に追突したり接触したりする危害を与える虞がある。
【0017】
そこで、速度超過車通報装置100は、自車200の周囲のうち、主に自車200の後方を走行する他車を通報の対象とするが、本発明に係る速度超過車通報装置は、自車の後方を走行する他車のみを対象とするものに限定されず、自車の前方や側方を走行する他車も、通報の対象としてもよい。
【0018】
他車速度取得部10は、例えば、自車200の速度(自車速度)を取得する自車速度取得部11と、自車200に対する他車の相対速度(他車相対速度)を取得する他車相対速度取得部12と、自車速度取得部11で取得された自車速度と、他車相対速度取得部12で取得された他車相対速度とに基づいて、他車の速度(他車速度)を算出する演算部13とを備えている。演算部13は、具体的には、自車速度に他車相対速度を加算して、他車速度を算出する。
【0019】
ここで、自車速度取得部11は、自車200に設けられている車速検出装置181によって検出された車速パルス等に基づいて自車200により算出された車速を受信することで、自車速度を取得する。したがって、自車速度取得部11は、自車速度を検出するものではないが、自車速度を検出することで取得するものであってもよい。
【0020】
なお、他車速度取得部10は、自車速度と他車相対速度を用いずに他車速度を直接取得するものであってもよい。
【0021】
他車相対速度取得部12は、自車200に設けられたソナー装置120やレーダ装置130によって検出された、自車200に対する他車の相対速度を、それらのソナー装置120やレーダ装置130から取得する。
【0022】
なお、ソナー装置120やレーダ装置130のほかに、自車200に設けられたカメラ110により撮影された他車の画像の、時系列的な大きさの変化に基づいて、他車相対速度を検出し、その検出された他車相対速度を、他車相対速度取得部12が取得してもよい。また、他社相対速度は、カメラ110、ソナー装置120及びレーダ装置130のうちいずれか2つ以上を用いて検出してもよい。
【0023】
識別情報取得部20は、他車を特定する識別情報を取得する。他車を特定する識別情報としては、例えば、他車の前部及び後部にそれぞれ設けられたナンバープレートに表示された文字列などである。
【0024】
この識別情報は、例えば、自車200に設けられたカメラ110が、自車200の周囲の他車を撮影した画像に基づいて検出することができ、識別情報取得部20は、このカメラ110によって検出された識別情報を取得する。
【0025】
なお、例えば、車車間通信の技術が進展して、他車が、その他車の識別情報を常時又は周期的に発信し、自車200が、その識別情報を受信する識別情報受信部を備えた構成の場合は、その識別情報受信部が受信した識別情報を、識別情報取得部20が取得する構成としてもよい。この場合、識別情報は、ナンバープレートに表示された文字列に限定されず、車台番号等であってもよい。
【0026】
法定上限速度取得部30は、自車200が走行する道路の、道路交通法等により法定された上限速度(法定上限速度)を取得する。法定上限速度は、例えば、自車200に設けられた法定上限速度検出装置150によって検出される。そして、法定上限速度取得部30は、その法定上限速度検出装置150によって検出された法定上限速度を、例えば、車載ネットワーク190を介して取得する。
【0027】
法定上限速度検出装置150としては、例えば、カメラであってもよい。法定上限速度検出装置150としてカメラを適用した場合、法定上限速度検出装置150は、カメラにより撮影された道路標識(電光掲示等を含む)の画像から、法定上限速度を文字認識処理等により検出する。
【0028】
なお、法定上限速度は、上述したカメラのほか、例えば、ナビゲーション装置等の、自車200に備えられた情報端末装置160が有する地図データから取得してもよい。この地図データには、各道路に対応した法定上限速度が記録されていて、法定上限速度取得部30は、車載ネットワーク190を介して、地図データに記録された法定上限速度を取得する。
【0029】
また、法定上限速度は、自車200が自動運転で走行されるものであるときは、自車200が有する、自動運転に用いられる高精度地図情報に含まれたものであってもよい。この場合、法定上限速度取得部30は、車載ネットワーク190を介して、高精度地図情報に含まれた法定上限速度を取得する。
【0030】
なお、法定上限速度は、法律によって規定された固定の上限速度であるが、事故や混雑等により、一時的に上限速度が規制された場合等には、上限速度が法定上限速度よりも低い速度に制限されることもある。したがって、法定上限速度は、そのように一時的に規定された上限速度を含めた規定上限速度の一例である。
【0031】
判定部40は、他車速度取得部10により取得された他車速度が、法定上限速度取得部30により取得された法定上限速度を超えているか否かを判定する。
【0032】
そして通報部50は、判定部40が、他車速度が法定上限速度を超えていると判定したときは、その法定上限速度を超えている他車の速度(他車速度)を、その他車の、識別情報取得部20により取得された識別情報と、自車200の現在位置を特定する位置情報及び時刻情報に対応付けたデータとして、自車200の外部に設けられたデータサーバ300に通報するように、車載ネットワーク190を介して、自車200に設けられたデータ通信ECU182を通じて出力する。
【0033】
ここで、外部のデータサーバ300は、例えば、交通違反を取り締まる警察や、交通情報を案内するシステム等に繋がっている。
【0034】
なお、自車200は、車載ネットワーク190に接続された車速制御装置170やステアリング制御装置180を有し、これら車速制御装置170及びステアリング制御装置180の制御により、自車200は自動運転されるようになっている。
【0035】
(動作)
以上のように構成され速度超過車通報装置100の動作について、図2に示したフローチャートを参照して説明する。
【0036】
まず、速度超過車通報装置100の動作の開始により、自車速度取得部11が自車速度を取得する(S1)。自車速度の取得に続いて、又は並行して、他車速度取得部10は、カメラ110やソナー装置120やレーダ装置130により検出された、自車200の周囲(主に、自車200の後方)の他車の存在を取得する(S2)。
【0037】
他車の存在を取得しないとき、すなわち、他車が検出されていないとき(S2においてNO)、速度超過車通報装置100は、処理を終了する。
【0038】
他車の存在を取得したとき、すなわち、他車が検出されたときは(S2においてYES)は、識別情報取得部20が、その存在を取得した他車を特定する識別情報を取得する(S3)。また、他車相対速度取得部12が、その他車の相対速度を取得する(S4)。
【0039】
続いて、演算部13が、自車速度取得部11で取得された自車速度と、他車相対速度取得部12で取得された他車相対速度とに基づいて、他車の速度(他車速度)を算出する(S5)。
【0040】
さらに、法定上限速度取得部30が、自車200が走行している法定上限速度を取得し(S6)、判定部40が、他車速度取得部10により取得された他車速度が法定上限速度取得部30により取得された法定上限速度を超えているか否かを判定する(S7)。
【0041】
判定部40が、他車速度が法定上限速度を超えていないと判定したとき(S7においてNO)は、他車の存在の取得を待つ処理(S2)に戻る。
【0042】
判定部40が、他車速度が法定上限速度を超えていると判定したとき(S7においてYES)は、判定部40は、その他車の速度(他車速度)と、識別情報取得部20により取得された、その他車の識別情報と、自車200の現在位置を特定する位置情報及び時刻情報とを対応付けたデータを生成し、通報部50は判定部40で生成されたデータを取得する(S8)。
【0043】
そして、通報部50は、車載ネットワーク190に接続されたデータ通信ECU182を通じて、自車200の外部に設けられたデータサーバ300に、その取得したデータを送信し(S9)、速度超過車通報装置100は、処理を終了する。
【0044】
外部のデータサーバ300は、例えば、交通違反を取り締まる警察や、交通情報を案内するシステム等に繋がっているため、警察等は、速度超過車である他車の識別情報、他車の速度、位置情報及び時刻情報に基づいて、その速度超過した他車に対して、速度を超過しないように求める等して、安全運転を奨励することができる。
【0045】
本実施形態の速度超過車通報装置100は、自車200の周囲において検出された速度超過車のデータ(識別情報、速度、位置、場所等)を、外部のデータサーバ300に、自動的に送信して通報するものであるが、上述した速度超過車のデータに、通報する自車200のデータ(自車200を特定する識別情報等)を付加する場合は、データの送信前に、自車200の運転者に、送信を許可するか否かの承認を求めるようにしてもよい。
【0046】
つまり、自車200のデータには、個人情報が含まれるため、そのような個人情報を送信したくない運転者もいるため、速度超過車通報装置に、データの送信前に運転者の承認を受け付ける承認受付部を、さらに設けた構成として、承認受付部が承認を受けた場合にのみ、通報部が、データを送信するようにすればよい。
【0047】
なお、運転中に、そのような承認を逐一求めた場合、運転操作への注意力が低くなったり、煩わしくなったりすることも予想される。その場合は、運転前に、承認するか否かを予め選択して記憶しておき、データの送信場面では、予め記憶した承認可否に応じて処理を自動化してもよい。ただし、自車200が自動運転中の場合は、逐一承認を求める構成としてもよい。
【0048】
また、本実施形態の速度超過車通報装置100は、速度超過車があったときに外部のデータサーバ300に通報するものであるが、例えば、同一の他車について複数回に亘って速度超過があったときには、速度超過があった都度、通報してもよいが、一定の時間においては1回だけ通報するのが好ましい。
【0049】
短い時間内に複数回の通報を行うと、自車200以外の周囲の他の車も同様に、速度超過車の通報を複数回に割って通報し、通信の混雑が発生する懸念があり、しかも、複数回に亘って通報することによる効果も少ないため、1回だけ通報を行うだけで問題はない。
【符号の説明】
【0050】
10 他車速度取得部
11 自車速度取得部
12 他車相対速度取得部
13 演算部
20 識別情報取得部
30 法定上限速度取得部
40 判定部
50 通報部
100 速度超過車通報装置
190 車載ネットワーク
200 車両(自車)
300 データサーバ
図1
図2