特開2021-176834(P2021-176834A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2021-176834塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムを一定の比率範囲に混合したマグネシュウム塩組成物及びその製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-176834(P2021-176834A)
(43)【公開日】2021年11月11日
(54)【発明の名称】塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムを一定の比率範囲に混合したマグネシュウム塩組成物及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
   A61K 33/06 20060101AFI20211015BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20211015BHJP
   A61P 31/16 20060101ALI20211015BHJP
【FI】
   A61K33/06
   A61P43/00 121
   A61P31/16
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【公開請求】
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2021-49269(P2021-49269)
(22)【出願日】2021年1月29日
(71)【出願人】
【識別番号】520246423
【氏名又は名称】鳥山 朋美
(72)【発明者】
【氏名】鳥山 朋美
【テーマコード(参考)】
4C086
【Fターム(参考)】
4C086AA01
4C086AA02
4C086HA04
4C086HA17
4C086HA24
4C086MA02
4C086MA04
4C086MA52
4C086NA14
4C086ZA59
4C086ZB33
(57)【要約】
【課題】本発明は、ウイルス性の風邪などから難病まで、人の病気を治療する為又は殺菌剤としてのマグネシウム塩組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のマグネシウム塩組成物を製造するには、重量比で、塩化マグネシウム対硫酸マグネシウムが1,0:0,635を中心として、0,2〜0,9の比率にする。一例として、次の2例がある。
▲1▼塩化マグネシウム六水和物と、無水硫酸マグネシウムを混合する方法。
▲2▼塩化マグネシウム六水和物と、硫酸マグネシウム七和物を混合する方法。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムを含有する組成物であって、塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムの重量比は1,0:0,635を中心として0,2〜0,9である人の病気を治療する為又は殺菌剤としてのマグネシウム塩組成物。
【請求項2】
水に塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムの重量比が1,0:0.635の割合になるように原料を溶解した後、ソフトカプセル等に詰めたりする、人の病気を治療する為又は殺菌剤としてのマグネシウム塩組成物の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人の病気を治療する為又は殺菌剤としての塩化マグネシウム1,0に対し硫酸マグネシウムの0.635を中心として0.2〜0.9の比率範囲に混合した組成物及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
海水中には、塩化ナトリウムの他に塩化マグネシウム塩と硫酸マグネシウム塩が組成物として含まれているが、従来は組成物のそれぞれを単剤として研究して来た。
【0003】
しかしながら、発明者は、組成物そのものが不思議な効果を有する事を発見した。港湾中の突堤上に海水がかかっているが、乾燥しても塩類が全く見当たらないこと。また広い海水浴場の乾いた砂浜に塩類が全く見られないこと。等々
【0004】
又、ウイルスが、武漢の方から雨に乗って香川県を渡り兵庫県及び日本全国に降っているが、淡路島、小豆島、佐渡ヶ島には感染者が出ていない。遠く離れた太平洋の島国にもウイルスの雨が降っているが、感染者が居ない。
【0005】
これ等のことは、海水中の2種類のマグネシュウム塩組成物が常識では全く考えられない比率に存在することが原因と見ることができる。また、海水は苦くもなく、多量に飲んでも下痢をしない生理作用でも単剤と変化している。
【先行技術文献】
【0006】
調査したところ、本発明のマグネシウム塩組成物に関連する先行技術文献は存在しなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
マグネシュウム塩は単剤及び後から単剤を混合して殺菌効果の相乗効果を期待した文献は多々あるが、漫然と混合しただけでは著しい効果は判明されず、結局のところ、塩化マグネシウムは「食品添加物のニガリ」であり、硫酸マグネシウムは「医薬品の下剤」として認められているに過ぎない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、マグネシウム塩組成物を、人間の常識では考えられない海水中と同様の比率に製造し、それを服用して、治療試験を行なった。その結果、人の病気を治療する著しい効果を確かめ、また製造方法を提供するものである。
【問題を解決するための手段】
【0009】
本発明の治療試験には、市販薬の単剤を用いて組成物を製造し、検体として用いた。
水1000ml中に塩化マグネシウム六水和物7,0gと無水硫酸マグネシウム2,1gを溶解させて、海水中の濃度と同様に製造して用いた。この場合、塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムの比は1,0:0,635となり、海水中の濃度と同様である。
【0010】
被験者は発明者本人(92歳男性)が偶々胃腸薬のHブロッカー(ガスター20)を飲み過ぎて「胃酸が出ない無酸症」になり背中に鈍痛を感じ、CEAは9,6となり、喉に痰が出て腸間膜内の炎症を示すウイルス性の風邪の症状が出た。風邪薬や希塩酸の服用では回復しなかったので、前記マグネシウム塩溶液を服用した。
【0011】
前記の液を食間に1日3回、1回当たり30mlを28日間服用した。
【発明の効果】
【0012】
その結果、背中の鈍痛が消え、微熱は下がり、咳、痰など風邪の症状は完全に消失し、更に大腸の動きが良くなり、便秘が解消し、胃下垂が正常になった。意外にも補聴器の聞こえが良くなり、またドライアイ気味の眼が正常になった。
【0013】
この事から、聴覚神経及び視覚神経を回復させる機能が認められた。更には味覚神経及び嗅覚神経をも回復させる機能があると考えられる。
【0014】
別に上記水溶液を増量し60ml服用して歩いていると、突然ベタ足が大股歩きになり、踵から踏み出す若者の歩き方になったので、驚く事に神経と筋肉を弛緩させる作用があると思われた。
【0015】
従って、パーキンソン病、ALSなど難病にも効果が有り、正に神が人類に対し海水中に用意された万能薬と拝察している。
【0016】
また、以前に肺のCT検査で、嚢胞が多発し、長期喫煙による肺胞破壊と消失が見られると、診察された。ところが、最近のレントゲン撮影では、全体が黒くなり完治したので、肺の重篤な病気の予防になると思われる。
【0017】
更に、湿気のあるところに保管していた革靴にカビが生えたので、上記水溶液を塗布したところ、アルコールでは再発生したが、この液では全くカビが生えず、殺菌作用を観察した。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明のマグネシウム塩組成物を医薬品として製造するには、原料として市販品を使うことが出来る。市販品を使って次の2例で製造できる。▲1▼及び▲2▼共にMgCl:MgSOは、1,0:0.635である。
▲1▼ 塩化マグネシウム六水和物:210,00mg
無水硫酸マグネシウム :62,49mg 計272,49mgの水溶液を適宜ゲル化して、300〜400mgの楕円形ソフトカプセルにする。1カプセルは上記試験液の30mlに相当する。
▲2▼ 塩化マグネシウム六水和物:210,00mg
硫酸マグネシウム七水和物:127,96mg 計337,96mgの水溶液を適宜ゲル化して、400〜500mgの楕円形ソフトカプセルにする。1カプセルは上記試験液の30mlに相当する。
【0019】
子供に対しては、上記の半量を、より小さな適当なソフトカプセルにすれば良い。
【0020】
錠剤、顆粒剤、粉剤は高濃度組成物を噴霧乾燥して原体とするか、或いは乾燥添加物を加えて製造出来るが、無水の状態で効力が、同等か否か試験する必要があるので、当分の間避ける。
【0021】
自然に存在するマグネシウム塩組成物の有効例として、三重県山奥の湧水が美味しくて、腐らない、と地元の人が発言している。
【0022】
富山県の山奥の湧水が、美味しくて、料理に使用し、また麓から来て湯治に1ヶ月通って膠原病を治した、との発言から、浴湯及び茶飲み話に飲んだ茶のマグネシウム塩組成物の効果と思われる。
これ等の山地に含まれる橄欖石等の、マグネシュウムは、全て組成物の形で存在するのであろう。
【0023】
コロナウイルスの雨に対してもマグネシウム塩組成物が有効で、各県の感染者数を春から冬まで調べているが、秋田県や鳥取県は、地形が同じく少ない。岩手県は海水浴場が多く、感染者は気温が高いと少なく気温が低い冬に多くなる。秋田県や鳥取県も同様の傾向である。この事からマグネシウム塩組成物は揮発性があり、冷温になると、それが低下すると、考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】 海水中のマグネシュウム塩の存在比。
図2】 感染者の本邦第1号とされる和歌山県の武漢からの雨雲の気象衛星の画面。
図3】 感染者が確認されていない国
図4】 2020年6月25日の気象衛星の画面と国内の感染者
図5】 2021年1月23日の気象衛星の画面と国内の感染者
図1
図2
図3
図4
図5