【課題】関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えば、クローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、および移植臓器拒絶を含む、自己免疫および同種免疫の疾患および疾病の処置のための組成物および方法を提供する。
【解決手段】5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩を含む医薬組成物を患者に投与する方法による。
必要としている患者の自己免疫または同種免疫の疾患を処置する方法であって、該方法は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩を含む医薬組成物を患者に投与する工程を含む、方法。
自己免疫または同種免疫の疾患が、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病、または移植臓器拒絶から選択される、請求項1に記載の方法。
多発性硬化症が、再発寛解型(RR)多発性硬化症、二次性進行型(SP)多発性硬化症、一次性進行型(PP)多発性硬化症、進行性再発型多発性硬化症、臨床的に脱髄した症候群(CIS)、または放射線学的に脱髄した症候群(RIS)である、請求項5に記載の方法。
炎症性腸疾患が、クローン病、潰瘍性大腸炎、コラーゲン大腸炎、リンパ球性大腸炎、空置大腸炎、ベーチェット病、または不確定大腸炎である、請求項7に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0021】
<特定の用語>
他に定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、請求される主題が属する技術分野における当業者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。前述の一般的な説明および次の詳細な説明が、単に典型的且つ例示的なものであり、請求される主題を限定するものでないことを理解されたい。本出願では、単数形の使用は、特に他に明記されない限り、複数形を包含している。本明細書および添付の請求項で使用されるように、単数形「a」、「an」、および「the」は、その内容が特に他に明確に指示していない限り、複数の指示対象を包含することが留意されなければならない。本出願では、「または」の使用は、特に他に明記されない限り、「及び/又は」を意味する。さらに、用語「含むこと(including)」の使用は、「含む(include)」、「含む(includes)」、および「含まれる(included)」といった他の形態と同じく、限定されない。
【0022】
本明細書で使用されるように、範囲および量は、の特定の値または範囲の「約(about)」として表わされ得る。「約」はまた、正確な量を含む。したがって、「約5μg」は、「約5μg」と「5μg」も意味する。一般に、用語「約」は、実験誤差内にあると予測される量を含む。
【0023】
本明細書で使用されるように、用語「含むこと(comprising)」および「含むこと(including)」は、それらの開かれた(open)限定しない意味で使用される。本明細書で使用されるように、「C
1−C
8」または「C
2−C
8」という用語などは、それぞれ、1乃至8または2乃至8の炭素原子を有する部分を指す。
【0024】
本明細書に使用されるように、用語「アルキル」は、他に特に指示のない限り、直鎖または分枝鎖の部分を有する飽和した一価炭化水素ラジカルを含む。例示的なアルキル部分は、1乃至8の炭素原子、1乃至6の炭素原子または1乃至4の炭素原子の範囲の炭素原子を有する。
【0025】
用語「アルケニル」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、少なくとも1つの炭素炭素二重結合を有するアルキル部分を含み、ここでアルキルが上に定義される通りであり、アルケニル部分のEおよびZの異性体を含む。
【0026】
用語「アルキニル」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、少なくとも1つの炭素炭素三重結合を有するアルキル部分を含み、ここでアルキルは上に定義される通りである。
【0027】
用語「アルコキシル」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、O−アルキル基を含み、ここでアルキルは上に定義される通りである。
【0028】
用語「ヒドロキシル」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、−OHを含む。
【0029】
用語「アミノ」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、−NH
2ラジカル、およびN原子の置換基も含むことを意味する。
【0030】
用語「ハロゲン」および「ハロ」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、塩素、フッ素、臭素またはヨウ素を表わす。
【0031】
用語「トリフルオロメチル」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、−CF
3基を表わすように意図される。
【0032】
用語「ペルフルオロアルキル」は、本明細書で使用されるように、炭素に結合された水素がすべて、CF
3、CF
2−CF
3、C(CF
2)(CF
2)などのフッ素と取り替えられたアルキル基を表わすように意図される。
【0033】
用語「トリフルオロメトキシ」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、−OCF
3基を表わすように意図される。
【0034】
用語「シアノ」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、−CN基を表わすように意図される。
【0035】
用語「CH
2Cl
2」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、ジクロロメタンを表わすように意図される。
【0036】
用語「C
3−C
12シクロアルキル」または「C
5−C
8シクロアルキル」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、それぞれ、合計3乃至12の炭素原子、または5乃至8の環炭素原子を含有している、本明細書に言及される非芳香族の、飽和した又は部分的に飽和した、単環式または縮合した、スピロまたは縮合していない二環式または三環式の炭化水素を指す。例示的なシクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、およびアダマンチルなどの、3−10の炭素原子を有する環を含む。シクロアルキルの実例は、限定されないが、以下のなどに由来する:
【0038】
用語「アリール」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、フェニルまたはナフチルなどの、1つの水素の除去による芳香族炭化水素に由来する有機ラジカルを含む。
【0039】
用語「(3−15)員のヘテロシクリル」、「(3−7)員のヘテロシクリル」、「(6−10)員のヘテロシクリル」、または「(4−10)員のヘテロシクリル」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、それぞれO、SおよびNから選択される1乃至4のヘテロ原子を含有している芳香族および非芳香族の複素環基を含み、ここで各複素環基は、その環系に、それぞれ、3−15、3−7、6−10、または4−10の原子を有するが、これは前記複素環基の環が、2つの隣接したOまたはSの原子を含有していないことを前提とする。非芳香族複素環基は、それらの環系に3つの原子のみを有する基を含むが、芳香族複素環基は、それらの環系に少なくとも5つの原子を有していなければならない。複素環基は、ベンゾ縮合した環系を含む。3員の複素環基の一例はアジリジンであり、4員の複素環基の一例は(アゼチジンに由来する)アゼチジニルである。5員の複素環基の一例はチアゾリルであり、7員環の一例はアゼピニルであり、および10員の複素環基の一例はキノリニルである。非芳香族複素環基の例としては、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ジヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロピラニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ、チオキサニル、ピペラジニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、ホモピペリジニル、オキセパニル、チエパニル、オキサゼピニル、ジアゼピニル、チアゼピニル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジニル、2−ピロリニル、3−ピロリニル、インドリニル、2H−ピラニル、4H−ピラニル、ジオキサニル、1,3−ジオキソラニル、ピラゾリニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジヒドロピラニル、ジヒドロチエニル、ジヒドロフラニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル、3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタニル、3H−インドリルおよびキノリジニルが挙げられる。複素環は、単環式および多環式の芳香族環構造を含み、複素環であるこれらに関係する「(5−12)員のヘテロアリール」は、それらの環系に5乃至12の原子を有している。「(5−12)員のヘテロアリール」の例としては、ピリジニル、イミダゾリル、ピリミジニル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピラジニル、テトラゾリル、フリル、チエニル、イソキサゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾフラニル、シノリニル、インダゾリル、インドリジニル、フタラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、イソインドリル、プテリジニル、プリニル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、フラザニル、ベンゾフラザニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾキサゾリル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、およびフロピリジニルが挙げられる。上にリストされる基に由来する、前述の基は、可能である場合にC結合またはN結合され得る。例えば、ピロールに由来する基は、ピロール−1−イル(N結合された)またはピロール−3−イル(C結合された)であり得る。さらに、イミダゾールに由来する基は、イミダゾール−1−イル(N結合された)またはイミダゾール−3−イル(C結合された)であり得る。前述の複素環基は、1つの環につき1−2のオキソによって、環炭素、硫黄、または窒素原子上で随意に置換され得る。2つの環炭素原子がオキソ部分で置換される複素環基の一例は、1,1−ジオキソ−チオモルフォリニルである。4乃至10員の複素環の他の例示的な例は、限定されないが、以下などに由来する:
【0041】
用語「(12−15)員のヘテロシクリル」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、部分的に縮合した又はスピロ環式の配置にある、並びにそれぞれO、SおよびNから選択される少なくとも1つのNおよび随意に追加の1乃至5のヘテロ原子を含有している、芳香族および非芳香族の複素環基を含み、ここで複素環基は、その系にそれぞれ12乃至15の原子を有するが、これは、前記複素環基の環が2つの隣接したOまたはSの原子を含有していないことを前提とする。複素環基は、三環式の縮合環およびスピロ環の系を含む。13員の三環式の複素環基の一例は、3,4−ジヒドロピラジノ[1,2−a]ベンゾイミダゾールであり、15員のスピロ環の複素環基の一例は、3,4−ジヒドロ−1’H−スピロクロメンである。
【0042】
他に特に指示のない限り、用語「オキソ」は=Oを指す。
【0043】
「溶媒和物」は、指定された化合物の生物学的効果を保持するそのような化合物の薬学的に許容可能な溶媒和物の形態を意味するように意図される。溶媒和物の例は、水、イソプロパノール、エタノール、メタノール、DMSO(ジメチルスルホキシド、酢酸エチル、酢酸、またはエタノールアミンと組み合わせた本発明の化合物を含む。
【0044】
句「薬学的に許容可能な塩」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、式(A)または式(B)の化合物に存在し得る酸性基または塩基性基の塩を含む。天然で塩基性である式(A)または式(B)の化合物は、様々な無機および有機の酸で種々様々な塩を形成することができる。式(A)または式(B)のそのような塩基性化合物の薬学的に許容可能な酸付加塩を調製するために使用され得る酸は、無毒な酸付加塩、即ち、酢酸塩、ベンゼンスルホナート、安息香酸塩、重炭酸塩、重硫酸塩、酒石酸水素塩、ホウ酸塩、ブロミド、エデト酸カルシウム、カンシラート、炭酸塩、塩酸塩、クラブラン酸塩、クエン酸塩、二塩酸塩、エデト酸塩、エジシル酸塩(edislyate)、エストレート、エシレート、エチルスクシナート、フマル酸塩、グルセプテート、グルコン酸塩、グルタミン酸塩、グリコリルアルサニレート(glycollylarsanilate)、ヘキシルレゾルシン酸塩(hexylresorcinate)、ヒドラバミン、ヒドロブロミド、塩酸塩、ヨウ化物、イソチオネート(isothionate)、乳酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリン酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩(mandelate)、メシル酸塩、硫酸メチル、ムケート(mucate)、ナプシレート(napsylate)、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩(エンボネート(embonate))、パルミチン酸塩、パントテン酸塩、リン酸塩/二リン酸塩、ポリガラクツロ酸塩(polygalacturonate)、サリチル酸塩、ステアリン酸塩、塩基性酢酸塩、コハク酸塩、タンニン酸塩、酒石酸塩、テオクル酸塩、トシレート、トリエチオドード(triethiodode)、および吉草酸塩の塩などの、薬理学的に許容可能なアニオンを含有している塩を形成する酸である。
【0045】
用語「処置(treating)すること」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、そのような用語が適用される障害または疾病、あるいはそのような障害または疾病の1つ以上の症状の進行を逆転させる、緩和する、阻害する、あるいはそれを予防することを意味する。用語「処置(treatment)」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、「処置」がすぐ上に定義されるように処置する行為を指す。
【0046】
句「治療上有効な量」は、本明細書で使用されるように、研究者、獣医師、医師などによって求められている組織、系、動物、またはヒトの生物学的または医学的な反応を誘発する薬物または医薬品の量を指す。
【0047】
用語「置換(substituted)」は、指定された基または部分が1つ以上の置換基を有することを意味する。用語「非置換(unsubstituted)」は、指定された基が置換基を有さないことを意味する。用語「随意に置換された(optionally substituted)」は、指定された基が1つ以上の置換基によって置換されるか又は置換されないことを意味する。
【0048】
慣習に従うと、本明細書の幾つかの構造式において、炭素原子およびそれらの結合された水素原子は、明確に描写されてない、例えば、
【0051】
【化5】
はシクロペンチル基を表わす。さらに、環原子に直接結合されていない単結合を有する環状の基(アリール、複素環、またはシクロアルキル)の描写、例えば、
【0052】
【化6】
は、結合点が環状の基の利用可能な環原子上にあるかもしれないことを示している。
【0053】
式(A)または式(B)の特定の化合物は、不斉中心を有し、それ故、異なるエナンチオマー形態で存在し得る。式(A)または式(B)の化合物、およびそれらの混合物の光学異性体および立体異性体はすべて、本発明の範囲内にあると考えられる。式(A)または式(B)の化合物に関して、本発明は、ラセミ化合物、1つ以上のエナンチオマー形態、1つ以上のジアステレオマー形態、またはそれらの混合物の使用を含む。式(A)または式(B)の化合物は、互変異性体としても存在し得る。本発明は、すべてのそのような互変異性体およびそれらの混合物の使用に関する。
【0054】
本発明の化合物内に含有された特定の官能基は、生物学的等価性の基、即ち、親基に類似した空間的または電子的な要件を有しているが、物理化学的特性または他の特性の相違または改善を示す基に取って代わり得る。好適な例は、当業者に周知であり、限定されないが、Patini et al., Chem. Rev, 1996, 96, 3147−3176および本明細書に引用される参考文献に記載される部分を含む。
【0055】
本発明はまた、1以上の原子が、一般的に自然で見られる原子質量または質量数とは異なる原子質量または質量数を有する原子に置き換えられるという事実を別にすれば、式(A)または式(B)に列挙される化合物と同一である、同位体標識された化合物を含む。本発明の化合物に組み込まれ得る同位体の例としては、
2H、
3H、
13C、
14C、
15N、
18O、
17O、
31P、
32P、
35S、
18F、および
36Clなどの、それぞれ、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素、および塩素の同位体を含む。前述の同位体及び/又は他の原子の他の同位体を含有している本発明の化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物は、本発明の範囲内にある。本発明の特定の同位体的に標識された化合物、例えば、
3Hおよび
14Cなどの放射性同位体が組み込まれる化合物は、薬物及び/又は基質組織の分布アッセイに有用である。トリチウム化された、即ち、
3H、および炭素−14、即ち
14Cの同位体は、調製および検出性のそれらの容易さのために特に好ましい。さらに、重水素、即ち、
2Hなどのより重い同位体での置換は、より大きな代謝安定性に由来する特定の治療上の利点、例えば、インビボでの半減期の増加または必要投与量の減少をもたらすことができ、したがって、幾つかの状況において好ましいかもしれない。本発明の式(A)または式(B)のその同位体的に標識された化合物は、一般に、容易に入手可能な非同位体的に標識された試薬を、非同位体的に標識された試薬に置換することによって、下記の模式図及び/又は実施例に開示される手順を実行することによって調製され得る。
【0056】
用語「mmol」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、ミリモルを意味するように意図される。用語「当量(equiv)」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、等価を意味するように意図される。用語「mL」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、ミリリットルを意味するように意図される。用語「U」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、単位を意味するように意図される。用語「mm」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、ミリメートルを意味するように意図される。用語「g」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、グラムを意味するように意図される。用語「kg」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、キログラムを意味するように意図される。用語「h」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、時間を意味するように意図される。用語「min」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、分を意味するように意図される。用語「μL」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、マイクロリットルを意味するように意図される。用語「μM」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、マイクロモルを意味するように意図される。用語「μm」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、マイクロメートルを意味するように意図される。用語「M」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、モルを意味するように意図される。用語「N」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、正常を意味するように意図される。用語「nm」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、ナノメートルを意味するように意図される。用語「nM」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、ナノモルを意味するように意図される。用語「amu」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、原子質量単位を意味するように意図される。用語「℃」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、摂氏を意味するように意図される。用語「m/z」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、質量/電荷比を意味するように意図される。用語「wt/wt」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、重量/重量を意味するように意図される。用語「v/v」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、量/量を意味するように意図される。用語「mL/min」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、ミリリットル/分を意味するように意図される。用語「UV」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、紫外線を意味するように意図される。用語「APCI−MS」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、大気圧化学イオン化質量分析を意味するように意図される。用語「HPLC」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、高速液体クロマトグラフを意味するように意図される。クロマトグラフィーは、他に特に指示のない限り、約20℃の温度で実行された。用語「LC」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、液体クロマトグラフを意味するように意図される。用語「LCMS」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、液体クロマトグラフィー質量分析を意味するように意図される。用語「TLC」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、薄層クロマトグラフィーを意味するように意図される。用語「SFC」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、超臨界流体クロマトグラフィーを意味するように意図される。用語「sat」は、本明細書で使用されるように,他に特に指示のない限り、飽和していることを意味するように意図される。用語「aq」は、本明細書で使用されるように、水性を意味するように意図される。用語「ELSD」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、蒸発光散乱検出を意味するように意図される。用語「MS」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、質量分析を意味するように意図される。用語「HRMS(ESI)」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、高分解能質量分析(エレクトロスプレーイオン化)を意味するように意図される。用語「Anal.」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、分析を意味するように意図される。用語「Calcd」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、計算されたことを意味するように意図される。用語「N/A」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、試験されなかったことを意味するように意図される。用語「RT」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、室温を意味するように意図される。用語「Mth.」は、他に特に指示のない限り、本明細書に使用されるように、方法を意味するように意図される。用語「Celite(登録商標)」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、Los Angeles, California USAにあるWorld Mineralsから市販で入手可能な白色固形物珪藻土濾過剤(white solid diatomite filter agent)を意味するように意図される。用語「Eg.」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、例を意味するように意図される。
【0057】
例えば、−(CR
3R
4)
tまたは−(CR
10R
11)
vなどの用語が使用され、R
3、R
4、R
10およびR
11は、1を超えるtまたはvの各反復に応じて様々であり得る。例えば、tまたはvが2である場合、用語−(CR
3R
4)
vまたは−(CR
10R
11)
tは、−CH
2CH
2−、または−CH(CH
3)C(CH
2CH
3)(CH
2CH
2CH
3)−、あるいはR
3、R
4、R
10およびR
11の定義の範囲内にある類似した部分の数に等しいかもしれない。
【0058】
用語「K
i」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、酵素阻害定数の値を意味するように意図される。用語「K
i app」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、見かけ上のK
iを意味するように意図される。用語「IC
50」は、本明細書で使用されるように、他に特に指示のない限り、少なくとも50%の酵素阻害に必要とされる濃度を意味するように意図される。
【0059】
本発明の他の態様、利点、および特徴は、以下の詳述から明白となる。
【0060】
<プロテインキナーゼC>
プロテインキナーゼC(PKC)として知られているキナーゼのスーパーファミリーは、多くの細胞シグナル伝達経路において活性な、およびそれらにおいて制御因子として作用する、重要なキナーゼである(Newton, 2001, Chem. Rev. 101, 2353−2364)。PKCの具体的なアイソフォームは、高血糖症に対する反応(例えば、PKCβ(ベータ)Das Evcimen and King, 2007, Pharmacol Res,. 55(6): p. 498−510)並びにTおよびB細胞の生存および機能(例えば、PKC(θ)(シータ):Sun, Z. 2012, Front Immunol 3, 225;PKCβ:Leitges, M. et al., 1996, Science 273, 788−791;PKCα(アルファ):Gruber, T. et al., 2009, Mol Immunol 46, 2071−2079)に関係してきた。
【0061】
Tリンパ球およびBリンパ球(T細胞およびB細胞)両方は、しばしば同時に、自己免疫疾患の一因となることが示されてきた(Wahren−Herlenius and Dorner T. 2013, Lancet. 382:819−31)。最近の科学報告書は、PKCの具体的なアイソフォームが、T細胞およびB細胞の正常機能に、および自己免疫疾患の原因において重大であることを明らかにした。
【0062】
3つのアイソフォーム、PKCθ、PKCα、およびPKCβは、リンパ球機能にとって最も重要であるように見える。PKCθは、T細胞機能に重要である(Sun, 2012, Front Immunol 3, 225)。具体的には、PKCθは、T細胞受容体の複合体の下流にあり、T細胞の生存、機能および自己免疫刺激において重要な役割を果たす。自己免疫疾患のマウスモデルは、T細胞依存性自己免疫におけるPKCθ機能を例示するために使用されてきた(Marsland, B.J. and Kopf, M., 2008, Trends Immunol, 29(4) 179−85)。PKCαは、T細胞活性化における非重複の役割を果たす(Gruber, T., et al, 2009, Mol Immunol 46, 2071−2079; Pfeifhofer, C., et al, 2006, J Immunol 176, 6004−6011; von Essen, M., et al, 2006, J Immunol 176, 7502−75)。およびPKCβは、自己免疫において見られるB細胞の生存、機能、および機能不全において重要な役割を果たす(Leitges, M., et al, 1996, Science 273, 788−791; Saijo, K., et al, 2002, J Exp Med 195, 1647−1652; Su, T.T., et al., 2002, Nat Immunol 3, 780−786)。最終的に、マウスにおいて、PKCδ(デルタ)の阻害が、B細胞において自己免疫疾患を誘発する可能性を有するようであることが示された。PKCδノックアウトマウス(PKCδ
−/−)は、自己抗体を含む抗体産生を増加させてきており、実際に自己免疫表現型を表示する(Mecklenbrauker, I., et al, 2002, Nature 416, 860−865; Miyamoto, A., et al., 2002, Nature 416, 865−869)。
【0063】
<ピロロ−ピラゾール(PKC阻害剤)>
本明細書で使用されるピロロ−ピラゾールPKC阻害剤は、WO2008/096260およびWO2008/125945並びに関連特許および特許出願、例えば、US8,183,255、US8,877,761、US特許出願第14/506,470号、US8,114,871、US8,999,981において前に記載されており、それぞれ、それら各々は、それら全体が引用によって組み込まれる。本明細書で使用されるように、化合物A(またはcmpd A)という用語は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを指し、これは、WO2008/096260に開示され、以下の化学構造を有している:
【0065】
<自己免疫疾患>
関節リウマチ
関節リウマチ(RA)は、身体の免疫系が、関節、および皮膚、眼、肺、および血管などの追加の臓器を攻撃する、慢性自己免疫疾患である。幾つかの事例では、RAの症状は、疼痛、関節の膨脹及び/又は硬直、リウマトイド結節、赤血球減少、および肺と心臓のまわりの炎症を含む。
【0066】
幾つかの事例では、RAはさらに、リウマチ因子陽性(血清陽性)RA、リウマチ因子陰性(血清陰性)RA、および若年性RA(または若年性特発性関節炎)に分類される。
リウマチ因子(RF)は、IgGのFc領域に対して向けられた自己抗体である。幾つかの場合では、リウマチ因子は、例えば、IgA、IgG、IgM、IgE、またはIgDなどの、免疫グロブリンの1つ以上のアイソタイプを含む。幾つかの場合では、リウマチ因子はまた、正常体温より下の温度で沈殿する抗体である、クリオグロブリンを含む。リウマチ因子の存在または欠如(即ち、血清陽性または血清陰性)は、RAの存在および進行の評価の際の診断ツールの一部として使用される。若年性RAは、16歳未満の小児に影響を与え、ここで炎症の持続期間は6週間を超える。
【0067】
幾つかの実施形態では、Th17およびTh1両方は、RAの発達および進行に関係してきた。例えば、Th17細胞によるIL−17の過剰発現は、滑膜炎、軟骨破壊、および骨侵食につながる。さらに、IL−17は、ヒト滑膜細胞が、IL−6、IL−8 GM−CSF、およびPGE2を産生する引き金となり、ヒト末梢血マクロファージにおけるTNF−α、IL−1β、IL−12、ストロメライシン、IL−10、およびIL−1Rアンタゴニストの産生を引き起こす。幾つかの事例では、Th17細胞はまた、末梢血においてTh1サイトカインIFN−γを同時発現することが観察され、Th1細胞にTh17細胞の可塑性がもたらされたことを示唆している(Nistala, et al.,“Th17 plasticity in human autoimmune arthritis is driven by the inflammatory environment,”PNAS 107(33):14751−14756 (2010))。
【0068】
幾つかの場合では、PKC(例えばPKC−θ)は、Th−1依存性の反応の開始(mounting)に関係してきた。実際、PKC−θ欠損マウスは、mBSA誘発性の関節炎およびコラーゲン誘発性の関節炎(CIA)両方のマウスモデルにおける疾患重症度の低下、Agおよび低下したIL−2レベルに応じたPKC−θ欠損T細胞の増殖能の低下、T−betの発現の障害、およびIFN−γおよびIL−4のレベルの低下を示している。さらに、PKC−θ欠損は、疾患ピークの前およびその間のT細胞増殖の低減、Th1/Th2細胞分化、およびT細胞活性化に相関している(Healy, et al.,“PKC−θ−deficient mice are protected from Th1−dependent antigen−induced arthritis,”J Immunol 177:1886−1893 (2006))。
【0069】
幾つかの実施形態では、RAの処置には、メトトレキサート、ヒドロキシクロロキン、スルファサラジン、レフルノミド、アバタセプト、またはアナキンラなどの、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD);腫瘍壊死因子アルファ遮断薬(例えば、インフリキシマブ)、インターロイキン1遮断薬(例えば、アナキンラ)、モノクローナル抗体(例えば、リツキシマブ、トシリズマブ)、T細胞共刺激遮断薬(例えば、アバタセプト)などの、生物製剤;非ステロイド系抗炎症薬(NSAID);COX−2阻害剤(例えば、セレコキシブ);グルココルチコイド;または手術が含まれる。
【0070】
<多発性硬化症>
散在性硬化症または脳脊髄炎disseminataとしても知られている、多発性硬化症(MS)は、ニューロンの髄鞘、すなわち脳および脊髄において神経繊維を囲み絶縁する脂肪鞘が損傷される脱髄疾患である。幾つかの事例では、MSの症状は、身体の1つ以上の部分の麻痺または脱力、部分的または全体的な視力喪失、長期の複視、刺痛または疼痛、レルミット徴候、振せん、不明瞭言語、疲労、めまい、および腸および膀胱の機能の障害を含む。
【0071】
幾つかの実施形態では、MSに関係する幾つかの表現型または疾患経過がある。幾つかの事例では、これらは、再発寛解型(RR)、二次性進行型(SPMS)、一次性進行型(PPMS)、進行性再発型のMS、臨床的に脱髄した症候群(clinically isolated syndrome)(CIS)、および放射線学的に脱髄した症候群(radiologically isolated syndrome)(RIS)を含む。幾つかの場合では、再発寛解型のサブタイプは、臨床的に脱髄した症候群(CIS)から始まる。CISは、脱髄を暗示する発作であるが、MSの基準を満たしていない。二次性進行型(SP)MSは、寛解の一定期間のない急性の発作間の進行性の神経学的低下を特徴とする。幾つかの事例では、再発寛解型MSを患う人の約65%は、SPMSを進行させる。一次性進行型(PP)MSは、寛解および改善のない又はそれらが時々生じる且つわずかなものである発症からの能力障害の進行を特徴とする。進行性再発型MSは、明確な重ねられた発作を伴う一定の神経学的低下を特徴とする。
【0072】
幾つかの実施形態では、B細胞およびT細胞両方は、MSの発達および進行における役割がある。例えば、Th1サイトカインIFNγなどの炎症促進性サイトカインの調節解除(deregulation)は、血液脳関門(BBB)の破壊につながる(Compston, A. and Coles, A.“Multiple sclerosis,”Lancet 372:1502−1517 (2008))。さらに、Th17細胞によるIL−17およびIL−22の分泌は、内皮のタイトジャンクションの破壊によって、および内皮との相互作用によって、BBBの透過性を増加させ、CD4+サブセットのさらなる動員を可能にする(Hoglund, R.A., and Maghazachi, A.A.“Multiple sclerosis and the role of immune cells,”World J. Exp Med. 4(3):27−37 (2014))。 そのため、炎症促進性サイトカインの存在は、血管周囲腔および実質の周囲組織の補体沈着およびオプソニン作用、脱髄を引き起こすミクログリアおよびマクロファージの局所的活性化、および神経細胞死につながる(Prineas, J.W., and Graham, J.S.“Multiple sclerosis: capping of surface immunoglobulin G on macrophages engaged in myelin breakdown.”Ann Neurol. 10:149−158 (1981))。幾つかの事例では、B細胞はさらに、抗原提示、細胞相互作用及び/又は形質細胞からの免疫グロブリンの産生を介するMSの病状の一因となる(Hestvik, A.L.“The double−edged sword of autoimmunity: lessons from multiple sclerosis,”Toxins 2:856−877 (2010))。
【0073】
幾つかの事例では、T細胞活性化は、CD28などの共刺激分子の会合と平行したMHCペプチド複合体とのT細胞受容体(TCR)相互作用を必要とする。幾つかの場合では、PKC−θは、T細胞の活性化、増殖およびサイトカイン産生につながるTCRおよびCD28に特異的なシグナルに関係している。実際、試験は、PKC−θが、MSのマウスモデルである、実験的アレルギー性脳脊髄炎(EAE)におけるAgに特異的なTh1細胞の発達にとって重要であることを示した(Salek−Ardakani, et al.,“Protein kinase Cθ controls Th1 cells in experimental autoimmune encephalomyelitis,”J Immunol 175:7635−7641 (2005))。
【0074】
PKCシータは、Th1およびTh2両方のタイプの反応の調節に関係している。例えば、Th1ベースのモデルである、MSのMOG誘発性のEAEモデルにおいて、PKCシータが欠損したマウスは疾患の進行から保護された。さらに、IL−2およびIFNγなどのTh−1サイトカインは、PKCシータがない状態で減少することが観察された(Anderson, et al.,“Mice deficient in PKC theta demonstrate impaired in vivo T cell activation and protection from T cell−mediated inflammatory diseases,”Autoimmunity, 39(6): 469−478 (2006))。
【0075】
PKC−θは、自己免疫疾患の進行に不可欠の複数のT細胞機能の調節に関係している。PKC−θの切除は、Th1サイトカインIFNγの産生の減少をもたらす、IL−2またはIL−4の産生の減少をもたらさず、T細胞エフェクターサイトカインIL−17の産生の減少をもたらす。PKC−θの切除はさらに、T細胞の経内皮の接着の要因である、TCR活性化に応じたLFA−1発現のアップレギュレーションに失敗し、幾つかの事例では、LFA−1アップレギュレーションは、EAEの誘発に関係している(Tan, et al.,“Resistance to experimental autoimmune encephalomyelitis and impaired IL−17 production in protein kinase C {theta}−deficient mice,”J. Immunol. 176: 2872−2879 (2006))。
【0076】
PKC−θは、EAEにおけるAgに特異的なTh1細胞の発達および持続性にとって重要である。PKC−θ欠損は、MOGに対するマウスの末梢T細胞応答に影響を与え、CNS組織における炎症細胞の縮小Th1サイトカイン産生の減少につながり、結果として、EAE発症の遅延および疾患の最小の臨床徴候につながる(Salek−Ardakani, et al.,“Protein kinase C{theta} controls Th1 cells in experimental autoimmune encephalomyelitis,”J. Immunol. 175: 7635−7641 (2005))。
【0077】
<炎症性腸疾患>
炎症性腸疾患(IBD)は、消化管の炎症疾患のグループである。幾つかの事例では、IBDは、クローン病、潰瘍性大腸炎、コラーゲン大腸炎、リンパ球性大腸炎、空置大腸炎(diversion colitis)、ベーチェット病、および不確定大腸炎にさらに分類される。
【0078】
クローン症候群または限局性腸炎としても知られている、クローン病は、胃腸管に影響を与えるIBDである。クローン病の症状は、腹痛、下痢、熱、および体重減少を含む。追加の合併症は、貧血、皮疹、関節炎、眼の炎症、および疲労を含む。正確な原因は知られていないが、幾つかの事例では、環境因子、免疫および細菌の因子、および遺伝的素因の組み合わせは、この疾患の進行に関係してきた。幾つかの事例では、処置には、抗生物質、5−アミノサリチル酸酸(5−ASA)薬物、プレドニゾンなどのコルチコステロイド、アザチオプリンおよびメトトレキサートなどの免疫調節薬、インフリキシマブ、アダリムマブ、セルトリズマブ、およびナタリズマブなどの生物製剤、および手術が含まれる。
【0079】
潰瘍性大腸炎(UC、または潰瘍性結腸炎)は、結腸における炎症および潰瘍を引き起こすIBDの形態である。潰瘍性大腸炎の症状は、幾つかの事例において血液および粘液と混合される下痢、体重減少、腹痛、および貧血を含む。幾つかの事例では、処置には、スルファサラジンおよびメサラジンなどの5−アミノサリチル酸酸(5−ASA)薬物、プレドニゾンなどのコルチコステロイド、アザチオプリンなどの免疫抑制剤、およびインフリキシマブ、アダリムマブ、およびゴリムマブなどの生物製剤が含まれる。
【0080】
<視神経炎>
視神経炎は、視神経の炎症である。これは、乳頭炎および球後視神経炎にさらに分類される。乳頭炎は視神経乳頭の炎症を特徴とし、球後視神経炎は、神経の後部の炎症を特徴とする。幾つかの事例では、多発性硬化症は、視神経炎の最も一般的な病因の1つである。追加の原因は、感染(例えば梅毒、ライム病、帯状疱疹)、自己免疫疾患(例えばループス、神経サルコイドーシス、視神経脊髄炎)、炎症性腸疾患、薬物誘発性疾患(例えばクロラムフェニコール、エタンブトール、イソニアジド、ストレプトマイシン、キニーネ、ペニシラミン、アミノサリチル酸、フェノチアジン、フェニルブタゾン)、血管炎、B12欠損症および糖尿病を含む。視神経炎の症状は、突然のかすみ目または霧視、眼球運動に関係する痛み、色覚障碍、および深径覚の障碍を含む。幾つかの事例では、処置にはコルチコステロイドが含まれる。
【0081】
<視神経脊髄炎>
視神経脊髄炎(デビック病、デビック症候群、またはNMOとしても知られている)は、視神経(視神経炎)および脊髄(脊髄炎)の同時の炎症および脱髄に関係するB細胞媒介性の疾患である。幾つかの事例では、症状は、視力損失、眼内の痛覚、感覚障害、脱力、腕および脚のしびれ及び/又は麻痺、並びに膀胱および腸制御の損失を含む。疾患プロセスにおいて、末梢B細胞に由来する自己抗体NMO−IgGは、CNS星状細胞のアクアポリン4(AQP4)を標的とし、結果として補体の活性化および炎症につながる。幾つかの事例では、炎症性病変は、多発性硬化症(MS)の病変に類似しているが、血管周囲の分布がMSとは異なる。視神経脊髄炎、自身の免疫系によって視神経および脊髄の星状細胞の攻撃につながるAQP4+NMOおよび(病因は未知である)AQP4−NMOの2つの変異体が存在する。
【0082】
幾つかの実施形態では、視神経脊髄炎は、視神経脊髄炎スペクトル障害(NMOSD)と名付けられた類似した疾患の集合に属する。幾つかの場合では、NMOSDに属する追加の疾患は、標準的なデビック病、限られた形態のデビック病、アジアの視神経脊髄型MS、縦方向に広範囲な脊髄炎(longitudinally extensive myelitis)、または全身性自己免疫疾患、視神経炎またはNMO−IgG陰性のNMOに関係する視神経炎を含む。
【0083】
<シェーグレン症候群>
シェーグレン症候群は、慢性自己免疫疾患であり、ここで、唾液腺および涙腺などの外分泌腺は、白血球または白血球細胞によって破壊される。幾つかの事例では、腎臓、血管、肺、肝臓、胆管系、膵臓、末梢神経系、および脳などの、皮膚および臓器も影響を受ける。幾つかの場合では、シェーグレン症候群は、原発性または二次性のシェーグレン症候群として分類される。症状は、口内乾燥(即ち口渇)、乾性角結膜炎(即ちドライアイ)、関節痛、膨脹した唾液腺、皮疹または乾燥皮膚、膣乾燥、持続的な乾性咳嗽、および長期の疲労を含む。幾つかの場合では、処置には、セビメリンおよびピロカルピンなどの副交感神経作用アゴニスト(parasympathomimetic agonists)、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)、メトトレキサートなどの免疫抑制薬、ヒドロキシクロロキン、または手術が含まれる。
【0084】
<乾癬>
乾癬は、異常な皮膚の領域を特徴とする自己免疫疾患である。幾つかの事例では、乾癬は、プラーク(plaque)、滴状、逆(inverse)、膿疱性の乾癬、および乾癬性紅皮症にさらに分類される。プラーク乾癬または尋常性乾癬は、合計症例の約90%を含む。これは、上部のホワイトスケール(white scales)での紅斑の存在を特徴とする。幾つかの場合では、プラーク乾癬は、前腕、脛、臍、および頭皮領域で生じる。滴状乾癬は、滴状病変を特徴とする。膿疱性乾癬は、小さな無感染膿疱を特徴とする。逆乾癬は、皮下脂肪領域の紅斑を特徴とする。乾癬性紅皮症は、身体の全体にわたる皮疹を特徴とし、幾つかの事例では、乾癬のサブタイプへとさらに進行する。幾つかの事例では、関節の炎症と組み合わさった乾癬は、乾癬性関節炎と呼ばれる。幾つかの実施形態では、乾癬の処置には、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID);メトトレキサートなどの免疫抑制薬;フマル酸ジメチルなどのフマル酸塩;インフリキシマブ、アダリムマブ、ゴリムマブ、およびセルトリズマブ・ペゴルなどの、生物製剤;レチノイド;ビタミンD3クリーム、または紫外線光などの光線療法が含まれる。
【0085】
<全身性強皮症>
全身性硬化症またはSScとしても知られている、全身性強皮症は、皮膚、血管、および内臓の硬化症または硬化、および関節および筋肉の炎症を特徴とする、結合組織疾患である。幾つかの事例では、全身性強皮症は、限局型皮膚強皮症(lcSSc)、びまん性皮膚強皮症(dcSSc)、および強皮症のない全身性硬化症(ssSSc)にさらに分類される。限局型皮膚強皮症は、顔、手および足に影響を与え、石灰沈着症、レイノー現象、食道機能不全、強指症、および毛細管拡張症を特徴とする。びまん性皮膚強皮症は、身体の全体にわたって皮膚に影響を与え、幾つかの事例では、腎臓、心臓、肺および胃腸管などの内臓に進行する。強皮症のない全身性硬化症は、皮膚硬化症がない状態の臓器線維症を特徴とする。幾つかの場合では、処置には、カルシウムチャネル遮断薬、プロスタノイド、タダラフィル、ボセンタン、コルチコステロイド、および免疫抑制薬が含まれる。
【0086】
<強直性脊椎炎>
強直性脊椎炎(ベクテレフ病、マリー−ストリュムペル病、またはASとしても知られている)は、中軸骨格の慢性炎症性疾患である。強直性脊椎炎は、主として脊髄関節および骨盤の仙腸関節に影響を与えるが、幾つかの事例において、末梢の関節および非関節の構造も関係する。幾つかの場合では、強直性脊椎炎は、椎間板の線維輪の外側の繊維の骨形成を特徴とし、深刻な場合には脊椎の完全融合を伴う。強直性脊椎炎の症状は、腰および殿部の痛みおよび硬直、脊椎可動性および胸郭拡大の段階的な減少、前方屈曲、側方屈曲の限定、および腰椎の伸長を含む。幾つかの事例では、処置には、イブプロフェン、フェニルブタゾン、ジクロフェナク、インドメタシン、ナプロキセンおよびCOX−2阻害剤などの、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID);オピオイド鎮痛薬、スルファサラジンなどの疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD);エタネルセプト、インフリキシマブ、ゴリムマブ、およびアダリムマブなどの、腫瘍壊死因子アルファ遮断薬;トシリズマブおよびリツキシマブなどの、抗インターロイキン−6阻害剤が含まれる。
【0087】
<自己免疫性肝炎>
自己免疫性肝炎(AIH)またはルポイド肝炎は、肝臓の慢性炎症を特徴とする。幾つかの事例では、症状は、疲労、筋肉痛、熱、黄疸、および右上腹部痛を含む。幾つかの場合では、自己免疫性肝炎は、以下の4つのサブタイプにさらに分類される:高い免疫グロブリンGを特徴とする陽性の抗核抗体(ANA)および抗平滑筋抗体(SMA);陽性の肝臓/腎臓のミクロソーム抗体(LKM−1、LKM−2、またはLKM−3);可溶性肝抗原に対する陽性の抗体;および自己抗体は検出されなかった。幾つかの場合では、処置には、ブデソニドおよびプレドニゾンなどのグルココルチコイド;およびアザチオプリン、ミコフェノール酸モフェチル、シクロスポリン、タクロリムス、メトトレキサートなどの、免疫抑制薬が含まれる。
【0088】
PKC−θは、肝炎を誘発するためにNKT細胞の活性化を調節する。例えば、PKC−θが欠損しているマウスは、コンカナバリンA(ConA)誘発性の肝炎に耐性があり、肝臓損傷の原因である炎症を媒介する、IFNγ、IL−6、およびTNFαなどのサイトカインのそのConA誘発性の産生は、PKC−θ欠損マウスにおいてより少なかった(Fang, et al.,“Ameliorated ConA−induced hepatitis in the absence of PKC−theta,”PLoS ONE, 7(2): e31174 (2012))。
【0089】
<同種異系の疾病>
移植臓器拒絶
移植組織が宿主の免疫系によって拒絶されるときに移植臓器拒絶が生じる。幾つかの事例では、移植臓器は、心臓、肺、腎臓、肝臓、胃、膵臓、または腸などの実質臓器を含む、または皮膚、心臓弁、脈または角膜などの実質臓器に由来する組織を含む。幾つかの場合では、移植臓器拒絶は、超急性拒絶反応、急性拒絶および慢性拒絶の反応を特徴とする。移植組織が血管新生の損傷が原因で数分間または数時間以内に拒絶されるときに、超急性拒絶反応が生じる。急性拒絶反応は、移植の後に最初の6か月以内に生じ、急性細胞性拒絶反応および体液性拒絶反応をさらに含む。慢性拒絶反応は、移植の6か月後に生じる。
【0090】
幾つかの事例では、ドナー宿主ヒト白血球抗原(HLA)のミスマッチが生じたときに、移植におけるアロ反応性が生じ、続くB細胞およびT細胞媒介性の反応につながる。例えば、B細胞媒介性の反応において、同種異系HLA抗原は、B細胞によって内部移行され(internalized)、続いてHLAクラスII分子上の提示のためにペプチドへと処理される。CD4+T細胞によるHLAクラスIIに提示されたHLA由来のエピトープの認識は、結果としてB細胞活性化およびIgMからIgGへのアイソタイプスイッチをもたらす。そのため、同種異系HLA分子を認識する、ドナーに特異的なIgG HLA同種異系抗体が産生され、移植臓器の拒絶反応につながる。T細胞媒介性の反応において、アロ反応性のT細胞は、無傷の同種異系HLA分子を直接認識するか、またはB細胞活性化およびIgGアイソタイプスイッチの調節による間接認識に関係する。
【0091】
幾つかの事例では、PKC(例えば、PKC−θ、PKC−α)は、活性化T細胞の生存に関係している。実際、試験は、PKC−θ欠損マウスへの同種異系細胞の注入が、WTマウスと比較して、T細胞反応の減少を引き起こしたこと、およびアロ反応性のT細胞が、PKC−θがない状態でアポトーシスを経験することを示した(Sun, Z.“Intervention of PKC−θ as an immunosuppressive regimen,”Frontiers in Immunology 3(225):1−9 (2012);Anderson, et al.,“Mice deficient in PKC theta demonstrate impaired in vivo T cell activation and protection from T cell−mediated inflammatory diseases,”Autoimmunity 39:469−478 (2006); Manicassamy, et al.,“Protein kinase C−{theta}−mediated signals Enhance CD4+ T cell survival by up−regulating Bcl−xL,”J. Immunol. 176:6709−6716 (2006))。第2の試験は、PKC−θ/PKC−α欠損の組み合わせが、追加のT細胞反応欠損につながることを示している(Gruber, et al., “PKCθ cooperates with PKCα in alloimmune responses of T cells in vivo,”Molecular Immunology 46:2071−2079 (2009))。
【0092】
幾つかの実施形態では、急性拒絶反応のための幾つかの異なる処置オプションがある。例示的な処置オプションは、プレドニゾロンおよびヒドロコルチゾンなどのコルチコステロイド;シクロスポリンおよびタクロリムスなどのカルシニューリン阻害剤;アザチオプリンおよびミコフェノール酸などの抗増殖薬;シロリムスおよびエベロリムスなどのmTOR阻害剤;モノクローナル抗IL−2Rα受容体抗体(例えば、バシリキシマブ、ダクリズマブ)、ポリクローナル抗T細胞抗体(例えば、抗胸腺細胞グロブリンおよび抗リンパ球グロブリン)、およびモノクローナル抗CD20抗体(例えばリツキシマブ)などの、生物製剤を含む。超急性拒絶反応に関して、唯一の処置オプションは組織の除去であり、慢性拒絶反応に関しては、好ましいオプションとして再移植が提案される。
【0093】
PKC−θは、T細胞生存を増強し、炎症性のTh17細胞へのナイーブなT細胞の分化を促進する。さらに、PKC−θ活性の調節は、自己免疫および同種異系移植片拒絶反応の原因であるT細胞媒介性の免疫反応を制御するために、炎症性のエフェクターT細胞と抑制性Tregsとの間の比率をシフトする。実際、PKC−θ欠損マウスは、幾つかのTh2およびTh17依存性の自己免疫疾患の進行に耐性があり、移植された同種異系移植片および移植片対宿主病の拒絶反応に必要とされる開始する同種免疫反応が欠損している(Sun, Z.“Intervention of PKC−θ as an immunosuppressive regiment,”Frontiers in Immunology, 3(225):1−9 (2012))。
【0094】
<移植片対宿主病>
移植片対宿主病(GvHD)は、同種異系幹細胞移植に続く合併症であり、小さな組織適合抗原のT細胞媒介性の認識を特徴とし、続いて、臓器特異的な血管増殖、サイトカイン放出、および正常組織への直接的な細胞媒介性の攻撃が後続する。幾つかの場合では、幹細胞は、骨髄、末梢血、または臍帯血から得られる。幾つかの事例では、2つのタイプのGvHD、即ち、GvHDの急性または劇症性の形態(aGvHD)、およびGvHDの慢性形態(cGvHD)がある。急性のGvHDは移植の最初の100日以内に生じ、一方で慢性のGvHDは100日の時間枠後に生じる。幾つかの事例では、GvHDの処置には、シクロスポリンおよびタクロリムスなどのカルシニューリン阻害剤;シロリムスなどのmTOR阻害剤;およびメトトレキサート、シクロホスファミド、およびミコフェノール酸モフェチルなどの抗増殖性薬剤が含まれる。
【0095】
PKC−θは、T細胞活性化のために必要とされる全体的なシグナル伝達閾値を低下させる重要な役割がある。それ故、PKC−θのない状態では、低レベルおよび低親和性のTCRアゴニストによってT細胞活性化が選択的に損なわれてしまう。そのため、同種異系の設定において、PKC−θの阻害は、BM移植後にウイルス感染に反応する及び移植片対白血病(GVL)効果を誘発する能力を維持しながら、GVHD誘発を防ぐことができる(Valenzuela, et al.,“PKCθ is required for alloreactivity and GVHD but not for immune responses toward leukemia and infection in mice,”The Journal of Clinical Investigation, 119(12): 3774−3786 (2009))。
【0096】
<処置の方法>
関節リウマチ
一実施形態は、必要としている被験体の関節リウマチを処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c] ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0097】
別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで関節リウマチは、リウマチ因子陽性(血清陽性)RA、リウマチ因子陰性(血清陰性)RA、および若年性RA(または若年性特発性関節炎)である。
【0098】
一実施形態は、必要としている被験体の関節リウマチを処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む、組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0099】
一実施形態は、必要としている被験体の関節リウマチを処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]−メタノン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン;
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;または
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0100】
別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0101】
一実施形態は、必要としている被験体の関節リウマチを処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0102】
一実施形態は、必要としている被験体の関節リウマチを処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0103】
【化8】
式中、
Xは、CまたはNであり;
R
1は、アリールまたは、
【0104】
【化9】
から選択され、式中、環Aは、Zを含有している5−6員のヘテロシクリルであり、Zは、結合点に隣接しているO、SまたはNのヘテロ原子であり、R
1は随意に、0乃至3のR
9基でさらに置換され、R
9基のうちの2つは、随意に環化して、アリール、あるいはそれが結合されるアリールまたはヘテロシクリルに縮合されたNまたはSを含有している5−6員のヘテロシクリル環を形成し;
R
2は、Hまたは随意に0乃至3のR
9基でさらに置換されたC
1−C
6アルキルであり;
XがNであるときに、R
3は、環上の炭素に結合されてもよく、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、またはペルフルオロアルキルから選択され;
XがCであるときに、R
3は、フルオロであり、Xに結合され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、
−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか、あるいはR
4およびR
5は、一緒に環化して、3乃至5員のスピロ−シクロアルキルを形成し;ここで、前記C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、またはヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基によって随意にさらに置換され;
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか;あるいはR
6は、R
4と一緒に環化して、それらが結合されるピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合された4乃至7員のヘテロシクリル環を形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基でさらに置換され;
R
7およびR
8はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいはR
7およびR
8は、一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
9はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CNまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、または−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3乃至8員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によって随意にさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成し、前記3−8員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して、0または1であり;および
但し、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4およびR
5がすべてHではないことを前提とする。
【0105】
別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
7およびR
8は両方ともメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでXはNである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
1は、ピリジンまたはピペラジンである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
1は5員のヘテロシクリルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
1は、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾールまたはイミダゾールから成る群から選択される。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
2またはR
4はメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
mテトラヒドロピランである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
6はテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
2は、(S)配置での−CH
3である。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
m−OR
aである。
【0106】
一実施形態は、必要としている被験体の関節リウマチを処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0107】
一実施形態は、必要としている被験体の関節リウマチを処置する方法を提供し、該方法は、式(A)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0108】
【化10】
式中、
Xは、C−R
11またはNであり、ここでR
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、またはCNであり;
AおよびBは独立して、CまたはNであり;
R
1、R
2およびR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここでR
2およびR
3は、随意に一緒に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに縮合された飽和または不飽和の3乃至7員のヘテロシクリルを形成し;前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、
−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
6およびR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、
−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)−2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)−R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここでR
6およびR
7は、随意に一緒に環化して、C
3−C
7シクロアルキルを形成し、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、またはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
9およびR
10はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいは一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a(R
e)、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシルまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、または−(R
d)
m−(3乃至7員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルおよびC
1−C
6アルキルアミノから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に3乃至7員のヘテロシクリルを一緒に形成し、これは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;およびmはそれぞれ独立して、0または1であり;
但し、XがNであるときに、R
6およびR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11であるときに、R
6およびR
7は両方ともHであることを前提とする。
【0109】
別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
9およびR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、XはNであり、R
6およびR
7はそれぞれ独立して、HまたはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
6およびR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル,−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3乃至15員のヘテロシクリルは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換される。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
4はメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、前記3乃至15員のヘテロシクリルは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換される。
【0110】
別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物,−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a)、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0111】
一実施形態は、必要としている被験体の関節リウマチを処置する方法を提供し、該方法は、式(B)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0112】
【化11】
式中、
Xは、C−R
11またはNであり、ここでR
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、またはCNであり;
AおよびBは独立して、CまたはNであり;
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
2およびR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここでR
2およびR
3は、随意に一緒に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに縮合された飽和または不飽和の3乃至7員のヘテロシクリルを形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、またはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
9およびR
10はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいは一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a(R
e)、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシルまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、または−(R
d)
m−(3乃至7員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルおよびC
1−C
6アルキルアミノから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に3乃至7員のヘテロシクリルを一緒に形成し、これは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;および
mはそれぞれ独立して、0または1である。
【0113】
別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
9およびR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
4は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニルまたはC
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
4はメチルである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、関節リウマチを処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−である。
【0114】
<多発性硬化症>
一実施形態は、必要としている被験体の多発性硬化症を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル})−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル})−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−(5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0115】
別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで多発性硬化症は、再発寛解型(RR)MS、二次性進行型(SP)MS、一次性進行型(PP)MS、進行性再発型MS、臨床的に脱髄した症候群(CIS)、または放射線学的に脱髄した症候群(RIS)である。
【0116】
一実施形態は、必要としている被験体の多発性硬化症を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む、組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0117】
一実施形態は、必要としている被験体の多発性硬化症を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]−メタノン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン;
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;または
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0118】
別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0119】
一実施形態は、必要としている被験体の多発性硬化症を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0120】
一実施形態は、必要としている被験体の多発性硬化症を処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0121】
【化12】
式中、
Xは、CまたはNであり;
R
1は、アリールまたは、
【0122】
【化13】
から選択され、式中、環Aは、Zを含有している5−6員のヘテロシクリルであり、Zは、結合点に隣接しているO、SまたはNのヘテロ原子であり、R
1は随意に、0乃至3のR
9基でさらに置換され、R
9基のうちの2つは、随意に環化して、アリール、あるいはそれが結合されるアリールまたはヘテロシクリルに縮合されたNまたはSを含有している5−6員のヘテロシクリル環を形成し;
R
2は、Hまたは随意に0乃至3のR
9基でさらに置換されたC
1−C
6アルキルであり;
XがNであるときに、R
3は、環上の炭素に結合されてもよく、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、またはペルフルオロアルキルから選択され;
XがCであるときに、R
3は、フルオロであり、Xに結合され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、
−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか、あるいはR
4およびR
5は、一緒に環化して、3乃至5員のスピロ−シクロアルキルを形成し;ここで、前記C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、またはヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基によって随意にさらに置換され;
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか;あるいはR
6は、R
4と一緒に環化して、それらが結合されるピペラジンまたはピペラジンに縮合された4乃至7員のヘテロシクリル環を形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基でさらに置換され;
R
7およびR
8はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいはR
7およびR
8は、一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
9はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CNまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、または−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3乃至8員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によって随意にさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成し、前記3−8員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して、0または1であり;および
但し、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4およびR
5がすべてHではないことを前提とする。
【0123】
別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
7およびR
8は両方ともメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでXはNである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
1は、ピリジンまたはピペラジンである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
1は5員のヘテロシクリルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
1は、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾールまたはイミダゾールから成る群から選択される。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
2またはR
4はメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
mテトラヒドロピランである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
6はテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
2は、(S)配置での−CH
3である。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
m−OR
aである。
【0124】
一実施形態は、必要としている被験体の多発性硬化症を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0125】
一実施形態は、必要としている被験体の多発性硬化症を処置する方法を提供し、該方法は、式(A)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0126】
【化14】
式中、
Xは、C−R
11またはNであり、ここでR
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、またはCNであり;
AおよびBは独立して、CまたはNであり;
R
1、R
2およびR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここでR
2およびR
3は、随意に一緒に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに縮合された飽和または不飽和の3乃至7員のヘテロシクリルを形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
6およびR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)−2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)−R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここでR
6およびR
7は、随意に一緒に環化して、C
3−C
7シクロアルキルを形成し、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、またはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
9およびR
10はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいは一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a(R
e)、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシルまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、または−(R
d)
m−(3乃至7員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルおよびC
1−C
6アルキルアミノから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に3乃至7員のヘテロシクリルを一緒に形成し、これは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;およびmはそれぞれ独立して、0または1であり;
但し、XがNであるときに、R
6およびR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11であるときに、R
6およびR
7は両方ともHであることを前提とする。
【0127】
別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
9およびR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、XはNであり、R
6およびR
7はそれぞれ独立して、HまたはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
6およびR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル,−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3乃至15員のヘテロシクリルは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換される。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
4はメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、前記3乃至15員のヘテロシクリルは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換される。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物,−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a)、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0128】
一実施形態は、必要としている被験体の多発性硬化症を処置する方法を提供し、該方法は、式(B)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0129】
【化15】
式中、
Xは、C−R
11またはNであり、ここでR
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、またはCNであり;
AおよびBは独立して、CまたはNであり;
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
2およびR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、 −(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され; ここでR
2およびR
3は、随意に一緒に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに縮合された飽和または不飽和の3乃至7員のヘテロシクリルを形成し; ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、またはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
9およびR
10はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいは一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a(R
e)、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシルまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、または−(R
d)
m−(3乃至7員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルおよびC
1−C
6アルキルアミノから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に3乃至7員のヘテロシクリルを一緒に形成し、これは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;およびmはそれぞれ独立して、0または1である。
【0130】
別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
9およびR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
4は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニルまたはC
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
4はメチルである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−である。
【0131】
<炎症性腸疾患>
一実施形態は、必要としている被験体の炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0132】
別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでIBDは、クローン病、潰瘍性大腸炎、コラーゲン大腸炎、リンパ球性大腸炎、空置大腸炎、ベーチェット病、または不確定大腸炎である。
【0133】
一実施形態は、必要としている被験体の炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む、組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0134】
一実施形態は、必要としている被験体の炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]−メタノン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン;
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;または
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニルル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0135】
別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0136】
一実施形態は、必要としている被験体の炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0137】
一実施形態は、必要としている被験体の炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0138】
【化16】
式中、
Xは、CまたはNであり;
R
1は、アリールまたは、
【0139】
【化17】
から選択され、式中、環Aは、Zを含有している5−6員のヘテロシクリルであり、Zは、結合点に隣接しているO、SまたはNのヘテロ原子であり、R
1は随意に、0乃至3のR
9基でさらに置換され、R
9基のうちの2つは、随意に環化して、アリール、あるいはそれが結合されるアリールまたはヘテロシクリルに縮合されたNまたはSを含有している5−6員のヘテロシクリル環を形成し;
R
2は、Hまたは随意に0乃至3のR
9基でさらに置換されたC
1−C
6アルキルであり;
XがNであるときに、R
3は、環上の炭素に結合されてもよく、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、またはペルフルオロアルキルから選択され;
XがCであるときに、R
3は、フルオロであり、Xに結合され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか、あるいはR
4およびR
5は、一緒に環化して、3乃至5員のスピロ−シクロアルキルを形成し;ここで、前記C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、またはヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基によって随意にさらに置換され;
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか;あるいはR
6は、R
4と一緒に環化して、それらが結合されるピペラジンまたはピペラジンに縮合された4乃至7員のヘテロシクリル環を形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基でさらに置換され;
R
7およびR
8はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいはR
7およびR
8は、一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
9はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CNまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、または−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3乃至8員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によって随意にさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成し、前記3−8員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して、0または1であり;および
但し、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4およびR
5がすべてHではないことを前提とする。
【0140】
別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
7およびR
8は両方ともメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでXはNである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
1は、ピリジンまたはピペラジンである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
1は5員のヘテロシクリルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
1は、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾールまたはイミダゾールから成る群から選択される。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
2またはR
4はメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
mテトラヒドロピランである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
6はテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
2は、(S)配置での−CH
3である。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
m−OR
aである。
【0141】
一実施形態は、必要としている被験体の炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0142】
一実施形態は、必要としている被験体の炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、該方法は、式(A)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0143】
【化18】
式中、
Xは、C−R
11またはNであり、ここでR
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、またはCNであり;
AおよびBは独立して、CまたはNであり;
R
1、R
2およびR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここでR
2およびR
3は、随意に一緒に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに縮合された飽和または不飽和の3乃至7員のヘテロシクリルを形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
6およびR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−( R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)−2R
a、−(R
d) m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d) m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)−R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは −(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり; ここでR
6およびR
7は、随意に一緒に環化して、C
3−C
7シクロアルキルを形成し、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、またはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
9およびR
10はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいは一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a(R
e)、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシルまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、または−(R
d)
m−(3乃至7員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルおよびC
1−C
6アルキルアミノから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に3乃至7員のヘテロシクリルを一緒に形成し、これは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;および
mはそれぞれ独立して、0または1であり;
但し、XがNであるときに、R
6およびR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11であるときに、R
6およびR
7は両方ともHであることを前提とする。
【0144】
別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
9およびR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、XはNであり、R
6およびR
7はそれぞれ独立して、HまたはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
6およびR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル,−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3乃至15員のヘテロシクリルは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換される。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
4はメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、前記3乃至15員のヘテロシクリルは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換される。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物,−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a)、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0145】
一実施形態は、必要としている被験体の炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、該方法は、式(B)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0146】
【化19】
式中、
Xは、C−R
11またはNであり、ここでR
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、またはCNであり;
AおよびBは独立して、CまたはNであり;
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
2およびR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、 −(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され; ここでR
2およびR
3は、随意に一緒に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに縮合された飽和または不飽和の3乃至7員のヘテロシクリルを形成し; ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、またはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
9およびR
10はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいは一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a(R
e)、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシルまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、または−(R
d)
m−(3乃至7員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルおよびC
1−C
6アルキルアミノから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に3乃至7員のヘテロシクリルを一緒に形成し、これは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;およびmはそれぞれ独立して、0または1である。
【0147】
別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
9およびR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
4は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニルまたはC
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
4はメチルである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、炎症性腸疾患(IBD)を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−である。
【0148】
別の実施形態は、必要としている被験体のクローン病を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物を被験体に投与する工程を含む。
【0149】
別の実施形態は、潰瘍性大腸炎を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物を被験体に投与する工程を含む。
【0150】
<視神経炎>
一実施形態は、必要としている被験体の視神経炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−(5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6、6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S、5R)−2、5−ジメチル4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0151】
別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで視神経炎は、視神経乳頭炎(papillitis neuritis)または球後視神経炎である。
【0152】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経炎を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む、組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0153】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
2−(シクロプロピルメチル)−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]−メタノン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン;
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;または
2−((5S)−4−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0154】
別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで該化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0155】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0156】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経炎を処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0157】
【化20】
式中、
Xは、CまたはNであり;
R
1は、アリールまたは、
【0158】
【化21】
から選択され、式中、環Aは、Zを含有している5−6員のヘテロシクリルであり、Zは、結合点に隣接しているO、SまたはNのヘテロ原子であり、R
1は随意に、0乃至3のR
9基でさらに置換され、R
9基のうちの2つは、随意に環化して、アリール、あるいはそれが結合されるアリールまたはヘテロシクリルに縮合されたNまたはSを含有している5−6員のヘテロシクリル環を形成し;
R
2は、Hまたは随意に0乃至3のR
9基でさらに置換されたC
1−C
6アルキルであり;
XがNであるときに、R
3は、環上の炭素に結合されてもよく、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、またはペルフルオロアルキルから選択され;
XがCであるときに、R
3は、フルオロであり、Xに結合され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか、あるいはR
4およびR
5は、一緒に環化して、3乃至5員のスピロ−シクロアルキルを形成し; ここで、前記C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、またはヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基によって随意にさらに置換され;
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか;あるいはR
6は、R
4と一緒に環化して、それらが結合されるピペラジンまたはピペラジンに縮合された4乃至7員のヘテロシクリル環を形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基でさらに置換され;
R
7およびR
8はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいはR
7およびR
8は、一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
9はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CNまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、または−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3乃至8員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によって随意にさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成し、前記3−8員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して、0または1であり;および
但し、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4およびR
5がすべてHではないことを前提とする。
【0159】
別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
7およびR
8は両方ともメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでXはNである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
1は、ピリジンまたはピペラジンである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
1は5員のヘテロシクリルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
1は、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾールまたはイミダゾールから成る群から選択される。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
2またはR
4はメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
mテトラヒドロピランである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
6はテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
2は、(S)配置での−CH
3である。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここでR
6は−(R
d)
m−OR
aである。
【0160】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0161】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経炎を処置する方法を提供し、該方法は、式(A)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0162】
【化22】
式中、
Xは、C−R
11またはNであり、ここでR
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、またはCNであり;
AおよびBは独立して、CまたはNであり;
R
1、R
2およびR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(
R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここでR
2およびR
3は、随意に一緒に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに縮合された飽和または不飽和の3乃至7員のヘテロシクリルを形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
6およびR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−( R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)−2R
a、−(R
d) m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d) m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)−R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは −(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり; ここでR
6およびR
7は、随意に一緒に環化して、C
3−C
7シクロアルキルを形成し、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、またはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
9およびR
10はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいは一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a(R
e)、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシルまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、または−(R
d)
m−(3乃至7員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルおよびC
1−C
6アルキルアミノから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に3乃至7員のヘテロシクリルを一緒に形成し、これは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;および
mはそれぞれ独立して、0または1であり;
但し、XがNであるときに、R
6およびR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11であるときに、R
6およびR
7は両方ともHであることを前提とする。
【0163】
別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
9およびR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、XはNであり、R
6およびR
7はそれぞれ独立して、HまたはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
6およびR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル,−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3乃至15員のヘテロシクリルは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換される。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
4はメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、前記3乃至15員のヘテロシクリルは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換される。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物,−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a)、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物に関して、R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0164】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経炎を処置する方法を提供し、該方法は、式(B)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0165】
【化23】
式中、
Xは、C−R
11またはNであり、ここでR
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、またはCNであり;
AおよびBは独立して、CまたはNであり;
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
2およびR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、 −(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され; ここでR
2およびR
3は、随意に一緒に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに縮合された飽和または不飽和の3乃至7員のヘテロシクリルを形成し; ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニルまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に0乃至3のR
12基によってさらに置換され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、0乃至3のR
12基によって随意にさらに置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、またはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
9およびR
10はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいは一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a(R
e)、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、または3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシルまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、または−(R
d)
m−(3乃至7員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルおよびC
1−C
6アルキルアミノから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に3乃至7員のヘテロシクリルを一緒に形成し、これは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;および
mはそれぞれ独立して、0または1である。
【0166】
別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
9およびR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
4は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニルまたはC
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
4はメチルである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、視神経炎を処置する方法を提供し、ここで式(B)の化合物に関して、R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−である。
【0167】
<視神経脊髄炎>
一実施形態は、必要としている被験体の視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0168】
別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0169】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む、組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0170】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]−メタノン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン;
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;または
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0171】
別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール 、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0172】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される、化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および
シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0173】
一実施形態は、必要としている被験体の視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0174】
【化24】
式中、
Xは、CまたはNであり;
R
1は、アリールまたは、
【0175】
【化25】
から選択され、式中、環Aは、Zを含有している5−6員のヘテロシクリルであり、Zは、結合点に隣接しているO、SまたはNのヘテロ原子であり、R
1は随意に、0乃至3のR
9基でさらに置換され、R
9基のうちの2つは、随意に環化して、アリール、あるいはそれが結合されるアリールまたはヘテロシクリルに縮合されたNまたはSを含有している5−6員のヘテロシクリル環を形成し;
R
2は、Hまたは随意に0乃至3のR
9基でさらに置換されたC
1−C
6アルキルであり;
XがNであるときに、R
3は、環上の炭素に結合されてもよく、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、またはペルフルオロアルキルから選択され;
XがCであるときに、R
3は、フルオロであり、Xに結合され;
R
4およびR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、 −(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、 −(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、 −(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、 −(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか、あるいはR
4およびR
5は、一緒に環化して、3乃至5員のスピロ−シクロアルキルを形成し; ここで、前記C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、またはヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基によって随意にさらに置換され;
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;あるいはR
6は、R
4と一緒に環化して、それらが結合されるピペラジンまたはピペラジンに縮合された4乃至7員のヘテロシクリル環を形成し;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して、0乃至3のR
9基でさらに置換され;
R
7およびR
8はそれぞれ独立して、C
1−C
2アルキルであるか、あるいはR
7およびR
8は、一緒に環化して、シクロプロピルまたはシクロブチルを形成し;
R
9はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3乃至15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
bまたは−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリールまたは3乃至15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、随意に−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CNまたはオキソから選択される1乃至3の基によってさらに置換され;
R
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、または−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3乃至8員のヘテロシクリル)から選択され、およびR
a、R
bおよびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によって随意にさらに置換され;あるいはR
aおよびR
bは、同じ窒素に結合されたときに、随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成し、前記3−8員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシルまたはC
1−C
6アルキルアミノから選択される0乃至3の基によってさらに置換され;
R
dおよびR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、または−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して、0または1であり;および
但し、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4およびR
5がすべてHではないことを前提とする。
【0176】
別の実施形態は、R
7とR
8が両方ともメチルである、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1がピリジンまたはピペラジンである、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、あるいはイミダゾールからなる群から選択される、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2がメチルである、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
mテトラヒドロピランである、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)配置の−CH
3である、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供する。
【0177】
1つの実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および、
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0178】
1つの実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(A)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0179】
【化26】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、およびR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
6とR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
6とR
7は一体となって随意に環化することでC
3−C
7シクロアルキルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、XがNである場合、R
6とR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11である場合、R
6とR
7は両方ともHである。
【0180】
別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、XはNであり、R
6とR
7はそれぞれ独立して、HあるいはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6とR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0181】
1つの実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(B)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0182】
【化27】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
2とR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、mはそれぞれ独立して0または1である。
【0183】
別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、視神経脊髄炎(NMO)を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。シェーグレン症候群
【0184】
1つの実施形態は、被験体のシェーグレン症候群を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N−2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0185】
別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0186】
1つの実施形態は、被験体のシェーグレン症候群を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0187】
1つの実施形態は、被験体のシェーグレン症候群を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;あるいは、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0188】
別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0189】
1つの実施形態は、被験体のシェーグレン症候群を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および、
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0190】
1つの実施形態は、被験体のシェーグレン症候群を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(I)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0191】
【化28】
式中、XはCまたはNであり、R
1はアリールまたは
【0192】
【化29】
から選択され、ここで、環AはZを含有する5〜6員のヘテロシクリルであり、ここで、Zは結合点に隣接しているO、S、あるいはNのヘテロ原子であり、ここで、R
1はさらに0〜3のR
9基で随意に置換され、ここで、R
9基のうちの2つは随意に環化することで、アリール、あるいは、それが結合しているアリールあるいはヘテロシクリルに縮合したNまたはSを含有する5−6員のヘテロシクリル環を形成することもあり、
R
2はHであるか、あるいは、随意にさらに0〜3つのR
9基で置換されたC
1−C
6アルキルであり、
XがNである場合、R
3は環上の任意の炭素に結合することもあり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、あるいはペルフルオロアルキルから選択され、
XがCである場合、R
3はフルオロであり、Xに結合し、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b or −(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、あるいは、R
4とR
5は一体となって環化することで3−から5員のスピロ−シクロアルキルを形成することもあり、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、あるいはヘテロアリールのいずれかは独立してさらに0〜3つのR
9基によって随意に置換され、
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択されるか、あるいは、R
6は一体となって環化することで、それらが結合しているピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合した4から7員のヘテロシクリル環を形成することもあり、および、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して0〜3のR
9基でさらに置換されることもあり、
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは、R
7とR
8は一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成し、
R
9はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(C
1−C
3アルキレン)m−アリール、あるいは−(C
1−C
3アルキレン)m−(3−8員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成することがあり、3−8員のヘテロシクリルは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換され、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4、およびR
5はすべてHではないとする。
【0193】
別の実施形態は、R
7とR
8が両方ともメチルである、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、別の実施形態は、R
1がピリジンまたはピペラジンである、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、あるいはイミダゾールからなる群から選択される、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2またはR
4がメチルである、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
mテトラヒドロピランである、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)配置の−CH
3である、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、シェーグレン症候群を処置する方法を提供する。
【0194】
1つの実施形態は、被験体のシェーグレン症候群を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および、
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0195】
1つの実施形態は、被験体のシェーグレン症候群を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(A)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0196】
【化30】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、およびR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
6とR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
6とR
7は一体となって随意に環化することでC
3−C
7シクロアルキルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、XがNである場合、R
6とR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11である場合、R
6とR
7は両方ともHである。
【0197】
別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、XはNであり、R
6とR
7は各々独立して、HあるいはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6とR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C2−8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0198】
1つの実施形態は、被験体のシェーグレン症候群を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(B)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0199】
【化31】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
2とR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1である。
【0200】
別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、シェーグレン症候群を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−C
1−C
3アルキレン−である。
【0201】
乾癬
1つの実施形態は、被験体の乾癬を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N−2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−ピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0202】
別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、乾癬はプラーク、滴状、逆、膿疱性、あるいは紅皮症の乾癬である。
【0203】
1つの実施形態は、被験体の乾癬を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0204】
1つの実施形態は、被験体の乾癬を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;あるいは、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0205】
別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、乾癬を治療する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0206】
1つの実施形態は、被験体の乾癬を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および、
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0207】
1つの実施形態は、被験体の乾癬を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(I)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0208】
【化32】
式中、XはCまたはNであり、R
1はアリールまたは
【0209】
【化33】
から選択され、ここで、環AはZを含有する5〜6員のヘテロシクリルであり、ここで、Zは結合点に隣接しているO、S、あるいはNのヘテロ原子であり、ここで、R
1はさらに0〜3のR
9基で随意に置換され、ここで、R
9基のうちの2つは随意に環化することで、アリール、あるいは、それが結合しているアリールあるいはヘテロシクリルに縮合したNまたはSを含有する5−6員のヘテロシクリル環を形成することもあり、
R
2はHであるか、あるいは、随意にさらに0〜3つのR
9基で置換されたC
1−C
6アルキルであり、
XがNである場合、R
3は環上の任意の炭素に結合することもあり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、あるいはペルフルオロアルキルから選択され、
XがCである場合、R
3はフルオロであり、Xに結合し、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
4とR
5は一体となって環化することで3−から5員のスピロ−シクロアルキルを形成することもあり、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、あるいはヘテロアリールのいずれかは独立してさらに0〜3つのR
9基によって随意に置換され、
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
6は一体となって環化することで、それらが結合しているピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合した4から7員のヘテロシクリル環を形成することもあり、および、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して0〜3のR
9基でさらに置換されることもあり、
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは、R
7とR
8は一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成し、
R
9はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(C
1−C
3アルキレン)m−アリール、あるいは−(C
1−C
3アルキレン)m−(3−8員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成することがあり、3−8員のヘテロシクリルは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換され、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4、およびR
5はすべてHではないとする。
【0210】
別の実施形態は、R
7とR
8が両方ともメチルである、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、乾癬を処置する方法を提供し、別の実施形態は、R
1がピリジンまたはピペラジンである、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、あるいはイミダゾールからなる群から選択される、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2またはR
4がメチルである、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
mテトラヒドロピランである、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)配置の−CH
3である、乾癬を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、乾癬を処置する方法を提供する。
【0211】
1つの実施形態は、被験体の乾癬を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および、
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0212】
1つの実施形態は、被験体の乾癬を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(A)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0213】
【化34】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、およびR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
6とR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
6とR
7は一体となって随意に環化することでC
3−C
7シクロアルキルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、XがNである場合、R
6とR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11である場合、R
6とR
7は両方ともHである。
【0214】
別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、XはNであり、R
6とR
7はそれぞれ独立してHあるいはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6とR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C2−8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0215】
1つの実施形態は、被験体の乾癬を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(B)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0216】
【化35】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
2とR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1である。
【0217】
別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、乾癬を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。全身性強皮症
【0218】
1つの実施形態は、被験体の全身性強皮症を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N−2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−ピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0219】
別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、全身性強皮症は、限局性皮膚強皮症(lcSSc)、びまん性皮膚強皮症(dcSSc)、あるいは皮膚硬化を伴わない全身性硬化症(systemic sclerosis sine scleroderma)(ssSSc)である。
【0220】
1つの実施形態は、被験体の全身性強皮症を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0221】
1つの実施形態は、被験体の全身性強皮症を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;あるいは、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0222】
別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0223】
1つの実施形態は、被験体の全身性強皮症を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および、
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0224】
1つの実施形態は、被験体の全身性強皮症を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(I)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0225】
【化36】
式中、XはCまたはNであり、R
1はアリールまたは
【0226】
【化37】
から選択され、ここで、環AはZを含有する5〜6員のヘテロシクリルであり、ここで、Zは結合点に隣接しているO、S、あるいはNのヘテロ原子であり、ここで、R
1はさらに0〜3のR
9基で随意に置換され、ここで、R
9基のうちの2つは随意に環化することで、アリール、あるいは、それが結合しているアリールあるいはヘテロシクリルに縮合したNまたはSを含有する5−6員のヘテロシクリル環を形成することもあり、
R
2はHであるか、あるいは、随意にさらに0〜3つのR
9基で置換されたC
1−C
6アルキルであり、
XがNである場合、R
3は環上の任意の炭素に結合することもあり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、あるいはペルフルオロアルキルから選択され、
XがCである場合、R
3はフルオロであり、Xに結合し、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
4とR
5は一体となって環化することで3−から5員のスピロ−シクロアルキルを形成することもあり、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、あるいはヘテロアリールのいずれかは独立してさらに0〜3つのR
9基によって随意に置換され、
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
6は一体となって環化することで、それらが結合しているピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合した4から7員のヘテロシクリル環を形成することもあり、および、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して0〜3のR
9基でさらに置換されることもあり、
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは、R
7とR
8は一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成し、
R
9はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(C
1−C
3アルキレン)m−アリール、あるいは−(C
1−C
3アルキレン)m−(3−8員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成することがあり、3−8員のヘテロシクリルは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換され、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4、およびR
5はすべてHではないとする。
【0227】
別の実施形態は、R
7とR
8が両方ともメチルである、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、全身性強皮症を処置する方法を提供し、別の実施形態は、R
1がピリジンまたはピペラジンである、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、あるいはイミダゾールからなる群から選択される、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2またはR
4がメチルである、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
mテトラヒドロピランである、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)配置の−CH
3である、全身性強皮症を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、全身性強皮症を処置する方法を提供する。
【0228】
1つの実施形態は、被験体の全身性強皮症を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および、
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0229】
1つの実施形態は、被験体の全身性強皮症を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(A)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0230】
【化38】
式中、XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、およびR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
6とR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
6とR
7は一体となって随意に環化することでC
3−C
7シクロアルキルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、XがNである場合、R
6とR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11である場合、R
6とR
7は両方ともHである。
【0231】
別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、XはNであり、R
6とR
7はそれぞれ独立してHあるいはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6とR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C2−8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0232】
1つの実施形態は、被験体の全身性強皮症を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(B)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0233】
【化39】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
2とR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1である。
【0234】
別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、全身性強皮症を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。強直性脊椎炎
【0235】
1つの実施形態は、被験体の強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N−2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−ピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0236】
別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0237】
1つの実施形態は、被験体の強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0238】
1つの実施形態は、被験体の強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;あるいは、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0239】
別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0240】
1つの実施形態は、被験体の強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および、
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0241】
1つの実施形態は、被験体の強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(I)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0242】
【化40】
式中、XはCまたはNであり、R
1はアリールまたは
【0243】
【化41】
から選択され、ここで、環AはZを含有する5〜6員のヘテロシクリルであり、ここで、Zは結合点に隣接しているO、S、あるいはNのヘテロ原子であり、ここで、R
1はさらに0〜3のR
9基で随意に置換され、ここで、R
9基のうちの2つは随意に環化することで、アリール、あるいは、それが結合しているアリールあるいはヘテロシクリルに縮合したNまたはSを含有する5−6員のヘテロシクリル環を形成することもあり、
R
2はHであるか、あるいは、随意にさらに0〜3つのR
9基で置換されたC
1−C
6アルキルであり、
XがNである場合、R
3は環上の任意の炭素に結合することもあり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、あるいはペルフルオロアルキルから選択され、
XがCである場合、R
3はフルオロであり、Xに結合し、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
4とR
5は一体となって環化することで3−から5員のスピロ−シクロアルキルを形成することもあり、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、あるいはヘテロアリールのいずれかは独立してさらに0〜3つのR
9基によって随意に置換され、
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
6は一体となって環化することで、それらが結合しているピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合した4から7員のヘテロシクリル環を形成することもあり、および、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して0〜3のR
9基でさらに置換されることもあり、
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは、R
7とR
8は一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成し、
R
9はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(C
1−C
3アルキレン)m−アリール、あるいは−(C
1−C
3アルキレン)m−(3−8員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成することがあり、3−8員のヘテロシクリルは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換され、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4、およびR
5はすべてHではないとする。
【0244】
別の実施形態は、R
7とR
8が両方ともメチルである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1がピリジンまたはピペラジンである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、あるいはイミダゾールからなる群から選択される、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2またはR
4がメチルである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
mテトラヒドロピランである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)配置の−CH
3である、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。
【0245】
1つの実施形態は、被験体の強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および、
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0246】
1つの実施形態は、被験体の強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(A)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0247】
【化42】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、およびR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
6とR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
6とR
7は一体となって随意に環化することでC
3−C
7シクロアルキルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、XがNである場合、R
6とR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11である場合、R
6とR
7は両方ともHである。
【0248】
別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、XはNであり、R
6とR
7はそれぞれ独立して、HあるいはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6とR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C2−8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0249】
1つの実施形態は、被験体の強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(B)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0250】
【化43】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
2とR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1である。
【0251】
別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、強直性脊椎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。自己免疫性肝炎
【0252】
1つの実施形態は、被験体の自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N−2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−ピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0253】
別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0254】
1つの実施形態は、被験体の自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0255】
1つの実施形態は、被験体の自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;あるいは、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0256】
別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0257】
1つの実施形態は、被験体の自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および、
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0258】
1つの実施形態は、被験体の自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(I)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0259】
【化44】
式中、XはCまたはNであり、
R
1はアリールまたは
【0260】
【化45】
から選択され、ここで、環AはZを含有する5〜6員のヘテロシクリルであり、ここで、Zは結合点に隣接しているO、S、あるいはNのヘテロ原子であり、ここで、R
1はさらに0〜3のR
9基で随意に置換され、ここで、R
9基のうちの2つは随意に環化することで、アリール、あるいは、それが結合しているアリールあるいはヘテロシクリルに縮合したNまたはSを含有する5−6員のヘテロシクリル環を形成することもあり、
R
2はHであるか、あるいは、随意にさらに0〜3つのR
9基で置換されたC
1−C
6アルキルであり、
XがNである場合、R
3は環上の任意の炭素に結合することもあり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、あるいはペルフルオロアルキルから選択され、
XがCである場合、R
3はフルオロであり、Xに結合し、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
4とR
5は一体となって環化することで3−から5員のスピロ−シクロアルキルを形成することもあり、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、あるいはヘテロアリールのいずれかは独立してさらに0〜3つのR
9基によって随意に置換され、
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
6は一体となって環化することで、それらが結合しているピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合した4から7員のヘテロシクリル環を形成することもあり、および、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して0〜3のR
9基でさらに置換されることもあり、
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは、R
7とR
8は一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成し、
R
9はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(C
1−C
3アルキレン)m−アリール、あるいは−(C
1−C
3アルキレン)m−(3−8員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成することがあり、3−8員のヘテロシクリルは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換され、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4、およびR
5はすべてHではないとする。
【0261】
別の実施形態は、R
7とR
8が両方ともメチルである、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1がピリジンまたはピペラジンである、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、あるいはイミダゾールからなる群から選択される、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2またはR
4がメチルである、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
mテトラヒドロピランである、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)配置の−CH
3である、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供する。
【0262】
1つの実施形態は、被験体の自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および、
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0263】
1つの実施形態は、被験体の自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(A)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0264】
【化46】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、およびR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
6とR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから独立して選択され、ここで、R
6とR
7は一体となって随意に環化することでC
3−C
7シクロアルキルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、
mはそれぞれ独立して0または1であり、
ただし、XがNである場合、R
6とR
7は両方ともHではなく、XがC−R
11である場合、R
6とR
7は両方ともHである。
【0265】
別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、XはNであり、R
6とR
7はそれぞれ独立してHあるいはC
1−C
6アルキルであるが、両方ともHではない。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6とR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C2−8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、または−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0266】
1つの実施形態は、被験体の自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下の式(B)を有する化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み、
【0267】
【化47】
式中、
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
2とR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4とR
5はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して0−3のR
12基によって随意に置換されてもよく、
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成することができ、
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成することがあり、これは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換されてもよく、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、および、mはそれぞれ独立して0または1である。
【0268】
別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、自己免疫性肝炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。移植片対宿主病
【0269】
1つの実施形態は、移植片対宿主病(GVHD)を処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N−2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−シクロプロピル−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2,N2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−ピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0270】
別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、GVHDは急性のGVHDまたは慢性のGVHDである。
【0271】
1つの実施形態は、被験体のGVHDを処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0272】
1つの実施形態は、被験体のGVHDを処置する方法を提供し、該方法は、以下からなる群から選択される化合物あるいはその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N2−(シクロプロピルメチル)−N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N2−エチル−5−フルオロ−N4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;あるいは、
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0273】
別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はGVHDを処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。
【0274】
1つの実施形態は、必要とする被験体のGVHDを処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−(3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−(3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2(テトラヒドロ(tetradhydro)−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;及び
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0275】
1つの実施形態は、必要とする被験体のGVHDを処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0276】
【化48】
式中:
XはC又はNであり、
R
1はアリール又は
【0277】
【化49】
から選択され、ここで環AはZを含む5〜6員のヘテロシクリルであり、Zは結合の点に隣接しているO、S、又はNのヘテロ原子であり、R
1は随意に0〜3のR
9基で更に置換され、R
9基のうち2つは随意に環化して、アリール、又は、それが結合されるアリール又はヘテロシクリルに融合したN又はSを含む5−6員のヘテロシクリルを形成し;
R
2は、0〜3のR
9基で随意に更に置換されたH又はC
1−C
6アルキルであり;
XがNである時、R
3は環上で炭素に結合する場合があり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、又はペルフルオロアルキルから選択され;
XがCである時、R
3はフルオロであり、Xに結合し;
R
4とR
5は各々独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、或いはR
4及びR
5は一体となって環化することで3−5員のスピロ−シクロアルキルを形成する場合があり;ここで、前記C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、又はヘテロアリールの何れかは独立して、0〜3のR
9基により随意に更に置換され;
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;或いは、R
6はR
4と共に環化して、それらが結合されるピペラジン又はピペラジン(piperadine)に融合される4−7員のヘテロシクリル環を形成する場合があり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールの何れかは独立して、0〜3のR
9基で更に置換される場合があり;
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いはR
7とR
8は共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
9は各々独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシ、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、及びR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、又は−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3−8員のヘテロシクリル)から選択され、及び、R
a、R
b、及びR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、及びC
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により随意に更に置換され;或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成する場合があり、3−8員のヘテロシクリルは、ハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、又はC
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により随意に更に置換され;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して0又は1であり;及び
X=Nと仮定すると、R
2、R
3、R
4、及びR
5は全てHではない。
【0278】
別の実施形態は、R
7とR
8が共にメチルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1がピリジン又はピペラジンである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1がオキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、又はイミダゾールから成る群から選択される、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2又はR
4がメチルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−テトラヒドロピランである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)の構成において−CH
3である、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、GVHDを処置する方法を提供する。
【0279】
1つの実施形態は、必要とする被験体のGVHDを処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;及び
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0280】
1つの実施形態は、必要とする被験体のGVHDを処置する方法を提供し、該方法は、式(A)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0281】
【化50】
式中、
XはC−R
11又はNであり、ここでR
11はH、ハロゲン、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、又はCNであり;
AとBは独立してC又はNであり;
R
1、R
2、及びR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、R
2とR
3は共に随意に環化して、それらが結合される6員のN含有ヘテロアリールに融合される飽和又は不飽和の3−7員のヘテロシクリルを形成する場合があり;及び、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により更に随意に置換される場合があり;
R
4及びR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;
ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により更に置換され;
R
6とR
7は各々独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、R
6とR
7は共に随意に環化して、C
3−C
7シクロアルキルを形成する場合があり、及び、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により随意に更に置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、ルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いは共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、及びR
cはそれぞれ独立して、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−フェニル、又は−(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から選択され、及び、R
a、R
b、及びR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、及びC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基により随意に更に置換され;或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成し、3−7員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により更に置換される場合があり;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して0又は1であり;
XがNであると仮定すると、R
6とR
7は共にHではなく、XがC−R
11であると仮定すると、R
6とR
7は共にHである。
【0282】
別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
9とR
10が共にメチルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてXがNであり、R
6とR
7が各々独立しH又はC
1−C
6アルキルではあるが共にHではない、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてAがNであり及びBがCである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてAがCであり及びBがNである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
6とR
7が共にメチルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
6がHであり及びR
7がメチルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NRa(R
e)−OR
bであり;ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意に更に置換される。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
4がメチルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、又は−(R
d)
m−NR
aR
bである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、多発性硬化症を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、又は−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0283】
1つの実施形態は、必要とする被験体のGVHDを処置する方法を提供し、該方法は、式(B)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0284】
【化51】
式中
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
2とR
3はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、
−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4及びR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により更に置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、ルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いは共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成し、3−7員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により更に置換される場合があり;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;及び
mはそれぞれ独立して0又は1である。
【0285】
別の実施形態は、式(B)の化合物についてAがNであり及びBがCである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、式(B)の化合物についてR
4がメチルである、GVHDを処置する方法を提供する。別の実施形態は、GVHD硬化症(lerosis)を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは、−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、GVHDを処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。
【0286】
移植臓器拒絶
1つの実施形態は、必要とする被験体の移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−シクロプロピル−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N
2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0287】
別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0288】
1つの実施形態は、必要とする被験体の移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0289】
1つの実施形態は、必要とする被験体の移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
2−(シクロプロピルメチル)−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;あるいは
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0290】
別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。
【0291】
1つの実施形態は、必要とする被験体の移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0292】
1つの実施形態は、必要とする被験体の移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0293】
【化52】
式中、
XはCまたはNであり、
R
1はアリール又は
【0294】
【化53】
から選択され、ここで環AはZを含む5〜6員のヘテロシクリルであり、Zは結合の点に隣接しているO、S、又はNのヘテロ原子であり、R
1は随意に0〜3のR
9基で更に置換され、R
9基のうち2つは随意に環化して、アリール、又は、それが結合されるアリール又はヘテロシクリルに融合したN又はSを含む5−6員のヘテロシクリルを形成し;
R
2はHであるか、あるいは、随意にさらに0〜3つのR
9基で置換されたC
1−C
6アルキルであり、
XがNである場合、R
3は環上の任意の炭素に結合することもあり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、あるいはペルフルオロアルキルから選択され、
XがCである場合、R
3はフルオロであり、Xに結合し、
R
4とR
5は各々独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;あるいは、R
4とR
5は一体となって環化することで3−から5員のスピロ−シクロアルキルを形成することもあり、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、あるいはヘテロアリールのいずれかは独立してさらに0〜3つのR
9基によって随意に置換され、
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
6は一体となって環化することで、それらが結合しているピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合した4から7員のヘテロシクリル環を形成することもあり、および、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して0〜3のR
9基でさらに置換されることもあり、
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは、R
7とR
8は一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成し、
R
9はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、あるいは−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3−8員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成することがあり、3−8員のヘテロシクリルは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換され、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、
mはそれぞれ独立して0又は1であり;
ただし、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4、およびR
5はすべてHではないとする。
【0295】
別の実施形態は、R
7とR
8が共にメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1がピリジンまたはピペラジンである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、あるいはイミダゾールからなる群から選択される、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2またはR
4がメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。
別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−テトラヒドロピランである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)配置の−CH
3である、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。
【0296】
1つの実施形態は、必要とする被験体の移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0297】
1つの実施形態は、必要とする被験体の移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、該方法は、式(A)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0298】
【化54】
式中
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、及びR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4及びR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により更に置換され;
R
6及びR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O−)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
6とR
7は共に随意に環化して、C
3−C
7シクロアルキルを形成する場合があり、及び、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により随意に更に置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、ルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いは共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成し、3−7員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により更に置換される場合があり;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して0又は1であり;
XがNであると仮定すると、R
6とR
7は共にHではなく、XがC−R
11であると仮定すると、R
6とR
7は共にHである。
【0299】
別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
9とR
10が共にメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてXがNであり、R
6とR
7が各々独立しH又はC
1−C
6アルキルではあるが共にHではない、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてAがNであり及びBがCである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてAがCであり及びBがNである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
6とR
7が共にメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
6がHであり及びR
7がメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意に更に置換される。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
4がメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
1が、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、又は−(R
d)
m−NR
aR
bである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、又は−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0300】
1つの実施形態は、必要とする被験体の移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、該方法は、式(B)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0301】
【化55】
式中
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R2及びR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4及びR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により更に置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、ルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いは共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成し、3−7員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により更に置換される場合があり;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;及び
mはそれぞれ独立して0又は1である。
【0302】
別の実施形態は、式(B)の化合物についてAがNであり及びBがCである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(B)の化合物についてR
9とR
10が共にメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、式(B)の化合物についてR
4がメチルである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(B)の化合物についてR
1が、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、又は−(RdB)
m−NR
aR
bである、移植臓器拒絶を処置する方法を提供する。別の実施形態は、移植臓器拒絶を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。
【0303】
ループス腎炎
1つの実施形態は、必要とする被験体のループス腎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−シクロプロピル−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N
2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0304】
別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0305】
1つの実施形態は、必要とする被験体のループス腎炎を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0306】
1つの実施形態は、必要とする被験体のループス腎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
2−(シクロプロピルメチル)−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
あるいは、2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0307】
別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態はループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、又はその薬学的に許容可能な塩である。
【0308】
1つの実施形態は、必要とする患者のループス腎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0309】
1つの実施形態は、必要とする被験体のループス腎炎を処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0310】
【化56】
式中、
XはCまたはNであり、
R
1はアリール又は
【0311】
【化57】
から選択され、ここで環AはZを含む5〜6員のヘテロシクリルであり、Zは結合の点に隣接しているO、S、又はNのヘテロ原子であり、R
1は随意に0〜3のR
9基で更に置換され、R
9基のうち2つは随意に環化して、アリール、又は、それが結合されるアリール又はヘテロシクリルに融合したN又はSを含む5−6員のヘテロシクリルを形成し;
R
2はHであるか、あるいは、随意にさらに0〜3つのR
9基で置換されたC
1−C
6アルキルであり、
XがNである場合、R
3は環上の任意の炭素に結合することもあり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、あるいはペルフルオロアルキルから選択され、
XがCである場合、R
3はフルオロであり、Xに結合し、
R
4とR
5は各々独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;あるいは、R
4とR
5は一体となって環化することで3−から5員のスピロ−シクロアルキルを形成することもあり、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、あるいはヘテロアリールのいずれかは独立してさらに0〜3つのR
9基によって随意に置換され、
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
6は一体となって環化することで、それらが結合しているピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合した4から7員のヘテロシクリル環を形成することもあり、および、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して0〜3のR
9基でさらに置換されることもあり、
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは、R
7とR
8は一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成し、
R
9はそれぞれ、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、あるいは−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3−8員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成することがあり、3−8員のヘテロシクリルは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換され、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、
mはそれぞれ独立して0又は1であり;
ただし、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4、およびR
5はすべてHではないとする。
【0312】
別の実施形態は、R
7とR
8が共にメチルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、XがNである、ループス腎炎を処置する方法を提供し、別の実施形態は、R
1がピリジンまたはピペラジンである、強直性脊椎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が5員のヘテロシクリルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
1が、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、あるいはイミダゾールからなる群から選択される、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2またはR
4がメチルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
mテトラヒドロピランである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6がテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
2が(S)配置の−CH
3である、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、R
6が−(R
d)
m−OR
aである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。
【0313】
1つの実施形態は、必要とする被験体のループス腎炎を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;および
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0314】
1つの実施形態は、必要とする被験体のループス腎炎を処置する方法を提供し、該方法は、式(A)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0315】
【化58】
式中
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、及びR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4及びR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により更に置換され;
R
6及びR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O−)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
6とR
7は共に随意に環化して、C
3−C
7シクロアルキルを形成する場合があり、及び、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により随意に更に置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、ルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いは共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成し、3−7員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により更に置換される場合があり;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して0又は1であり;
XがNであると仮定すると、R
6とR
7は共にHではなく、XがC−R
11であると仮定すると、R
6とR
7は共にHである。
【0316】
別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
9とR
10が共にメチルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてXがNであり、R
6とR
7が各々独立しH又はC
1−C
6アルキルではあるが共にHではない、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてAがNであり及びBがCである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてAがCであり及びBがNである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
6とR
7が共にメチルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
6がHであり及びR
7がメチルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、ループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意に更に置換される。別の実施形態は、式(A)の化合物についてR
4がメチルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、ループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、ここで式(A)の化合物についてR
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、又は−(R
d)
m−NR
aR
bである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、ループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−OR
a、又は−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、ループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0317】
1つの実施形態は、必要とする被験体のループス腎炎を処置する方法を提供し、該方法は、式(B)を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含み:
【0318】
【化59】
式中
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;
ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R2及びR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4及びR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され;ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により更に置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−((R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、ルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いは共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成し、3−7員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により更に置換される場合があり;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;及び
mはそれぞれ独立して0又は1である。
【0319】
別の実施形態は、式(B)の化合物についてAがNであり及びBがCである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、ループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、ループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、式(AB)の化合物についてR
4がメチルである、ループス腎炎を処置する方法を提供する。別の実施形態は、ループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は、−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、又は−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、ループス腎炎を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。
【0320】
自己免疫疾患又は同種免疫疾患
1つの実施形態は、必要とする被験体の関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物、又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−シクロプロピル−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−メチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)5−フルオロ−N
2−イソプロピルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2,N
2−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−ピリミジン−2,4−ジアミン、
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、
4−[(6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アミノ]ピリミジン−2−カルボニトリル、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−プロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(5−フルオロ−2−イソプロピルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−(4−メチルピリミジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[4−エチル(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
2−((5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール、
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−[5−フルオロ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、および
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0321】
別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチルピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0322】
1つの実施形態は、必要とする被験体の関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶からされる自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、該方法は、式5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを有する化合物と薬学的に許容可能な賦形剤とを含む組成物を被験体に投与する工程を含む。
【0323】
1つの実施形態は、必要とする被験体の関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物、又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N
2−(シクロプロピルメチル)−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロ−N
2−イソブチルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イルアミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル]メタノン;
N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
N
4−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−N
2−エチル−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(5−フルオロ−2−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−{5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(3S,8aS)−3−メチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3S))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[((3R))−3−エチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
2(S),5(S)−{[ジメチル−4−メチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
[3−(2−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−4イル−アミノ)−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピラゾール−5−イル]−(R)−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル−メタノン];
5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3S)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(3R)−3,4−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−{[(3S,8aS)−3−イソプロピルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
2−((5S)−4−{[3−[(5−フルオロ−2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペリジン−4−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;
N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン;あるいは
2−((5S)−4−{[3−{[5−フルオロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−1,5−ジメチルピペラジン−2−イル)エタノール。
【0324】
別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4−エトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(3S,8aS)−3,8a−ジメチルヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]カルボニル}−N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(3−メトキシプロポキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エチル−5−フルオロピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N
2−エチル−5−フルオロ−N
4−(5−{[(2S,5R)−4−(2−メトキシエチル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−4−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)−5−[(4−フルオロ−1−メチルピペリジン−4−イル)カルボニル]−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、4−[((2R,5S)−4−{[3−[(2−エトキシ−5−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチル−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]カルボニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−[5−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル]−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(4−メトキシピリミジン−2−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−5−{[(2S,5R)−2,4,5−トリメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、化合物は、N
2−(シクロプロピルメチル)−N
4−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリミジン−2,4−ジアミン、あるいはその薬学的に許容可能な塩である。
【0325】
1つの実施形態は、必要とする患者の関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患同種免疫疾患を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物、又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−{[(8S)−6,8−ジメチル−6,9−ジアザスピロ[4.5]デカ−9−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−ベンジル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メトキシベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4,6−ジメチルピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−(シクロヘキシルメチル)−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
3−シアノ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−カルボキサミド;
4,5−ジクロロ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)H−ピロロ[1,2−f]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−ニトロピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−アリル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
5−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((+/−)−トランス−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((3S,8aS)−3−イソプロピル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
2−ブロモ−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((2R,5S)−1,2,5−トリメチルピペラジン−4−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−エチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−プロピルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−(シクロプロピルメチル)−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−1−ブチル−2,5−ジメチルピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(6,6−ジメチル−5−{[(2S)−2,4,5,5−テトラメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(7S)−5,7−ジメチル−5,8−ジアザスピロ[3.5]ノン−8−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−4−(3−メトキシプロピル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)イソキノリン−3−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,6−ナフチリジン−2−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−N−(6,6−ジメチル−5−((3S,8aS)−3−メチル−オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
3−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−エチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
2−シクロプロピル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−メチルベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−メトキシピリジン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)アセトアミド;
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド;および
5−シアノ−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0326】
1つの実施形態は、必要とする被験体の関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶からされる自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、該方法は、式(I)を有する化合物、又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
【0327】
【化60】
式中、
XはCまたはNであり、
R
1はアリール又は
【0328】
【化61】
から選択され、ここで環AはZを含む5〜6員のヘテロシクリルであり、Zは結合の点に隣接しているO、S、又はNのヘテロ原子であり、R
1は随意に0〜3のR
9基で更に置換され、R
9基のうち2つは随意に環化して、アリール、又は、それが結合されるアリール又はヘテロシクリルに融合したN又はSを含む5−6員のヘテロシクリルを形成し;
R
2はHであるか、あるいは、随意にさらに0〜3つのR
9基で置換されたC
1−C
6アルキルであり、
XがNである場合、R
3は環上の任意の炭素に結合することもあり、H、C
1−C
6アルキル、ハロゲン化物、あるいはペルフルオロアルキルから選択され、
XがCである場合、R
3はフルオロであり、Xに結合し、
R
4とR
5は各々独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
4とR
5は一体となって環化することで3−から5員のスピロ−シクロアルキルを形成することもあり、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、あるいはヘテロアリールのいずれかは独立してさらに0〜3つのR
9基によって随意に置換され、
R
6は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、あるいは、R
6は一体となって環化することで、それらが結合しているピペラジン(piperazine)またはピペラジン(piperadine)に縮合した4から7員のヘテロシクリル環を形成することもあり、および、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールのいずれかは独立して0〜3のR
9基でさらに置換されることもあり、
R
7とR
8はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであるか、あるいは、R
7とR
8は一体となって環化することでシクロプロピルまたはシクロブチルを形成し、
R
9は各々独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−アリール、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して、−ハロゲン化物、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノ、CN、あるいはオキソから選択された1−3の基によって随意に置換され、
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(C
1−C
3アルキレン)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(C
1−C
3アルキレン)
m−アリール、あるいは−(C
1−C
3アルキレン)
m−(3−8員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によって随意にさらに置換され、あるいは、同じ窒素に結合すると、R
aとR
bは随意に−(3−8員のヘテロシクリル)を形成することがあり、3−8員のヘテロシクリルは随意にハロゲン化物、ヒドロキシル、−CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、あるいはC
1−C
6アルキルアミノから選択された0−3の基によってさらに置換され、
R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、あるいは−(C
2−C
5アルキニレン)−であり、
mはそれぞれ独立して0又は1であり;
ただし、X=Nの場合、R
2、R
3、R
4、およびR
5はすべてHではないとする。
【0329】
別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
7とR
8は両方ともメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、XはNである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
1はピリジンまたはピペラジンである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
1は5員のヘテロシクリルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
1は、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、又はイミダゾールから成る群から選択される。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
2またはR
4はメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
6は−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
6は−(R
d)
mテトラヒドロピランである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
6はテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
2は(S)配置の−CH
3である。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、R
6は−(R
d)
m−OR
aである。
【0330】
1つの実施形態は、必要とする被験体の関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、該方法は、以下から成る群から選択される化合物、又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
N−(5−((2R,5S)−2,5−ジメチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピペラジン−4−カルボニル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)ピコリンアミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−エチルイソオキサゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボキサミド;
1−シクロブチル−N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−2−エチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−モルホリン−4−イルピリジン−2−カルボキサミド;
および、N−(5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド。
【0331】
1つの実施形態は、必要とする被験体の関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶からされる自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、該方法は、式(A)を有する化合物、又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
【0332】
【化62】
式中
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1、R
2、及びR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4及びR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bから選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により更に置換され;
R
6及びR
7はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
6とR
7は共に随意に環化して、C
3−C
7シクロアルキルを形成する場合があり、及び、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により随意に更に置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、及びここで、前記アルキル、アルケニル、ルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いは共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成し、3−7員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により更に置換される場合があり;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;
mはそれぞれ独立して0又は1であり;
XがNであると仮定すると、R
6とR
7は共にHではなく、XがC−R
11であると仮定すると、R
6とR
7は共にHである。
【0333】
別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、XはNであり、R
6とR
7は各々独立してH又はC
1−C
6アルキルではあるが、共にHではない。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、AはCであり、BはNである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6とR
7は両方ともメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
6はHであり、R
7はメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、R
4は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意に更に置換される。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで式(A)の化合物について、R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;ここで、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、3−15員のヘテロシクリルは独立して0−3のR
12基によって随意にさらに置換される。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
8は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m
−CN、−(R
d)
m−OR
a、又は−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(A)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)である。
【0334】
1つの実施形態は、必要とする被験体の関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶からされる自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、該方法は、式(B)を有する化合物、又はその薬学的に許容可能な塩を含む組成物を被験体に投与する工程を含む:
【0335】
【化63】
式中
XはC−R
11あるいはNであり、ここで、R
11は、H、ハロ、OH、C
1−C
3アルキル、CF
3、あるいはCNであり、
AとBは独立してCまたはNであり、
R
1は、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R2及びR
3はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、R
2とR
3は一体となって随意に環化することで、それらが結合している6員のN含有ヘテロアリールに縮合した飽和または不飽和3−7員のヘテロシクリルを形成することもあり、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、あるいは3−15員のヘテロシクリルのいずれかは独立して随意に0−3のR
12基によって置換されてもよく、
R
4及びR
5はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、アリール、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、0−3のR
12基により随意に更に置換され;
R
8は、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、(−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、または−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり、及びここで、前記アルキル、アルケニル、ルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
9とR
10はそれぞれ独立してC
1−C
2アルキルであり、或いは共に環化してシクロプロピル又はシクロブチルを形成し;
R
12はそれぞれ独立して、H、R
a−O−R
b、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、C
2−C
8アルキニル、−(R
d)
m−(C
3−C
12シクロアルキル)、−(R
d)
m−フェニル、−(R
d)
m−(3−15員のヘテロシクリル)、−(R
d)
m−(C
1−C
6ペルフルオロアルキル)、−(R
d)
m−ハロゲン化物、−(R
d)
m−CN、−(R
d)
m−C(O)R
a、−(R
d)
m−C(O)OR
a、−(R
d)
m−C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−OR
a、−(R
d)
m−OC(O)R
a、−(R
d)
m−OC(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−O−S(O)R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2R
a、−(R
d)
m−OS(O)
2NR
aR
b、(R
d)
m−OS(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−NO
2、−(R
d)
m−NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)R
b、−(R
d)
m−N(R
a)C(O)OR
b、−(R
d)
m−N(R
c)C(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)
2R
b、−(R
d)
m−N(R
a)S(O)R
b、−(R
d)
m−SR
a、−(R
d)
m−S(O)R
a、−(R
d)
m−S(O)
2R
a、−(R
d)
m−S(O)NR
aR
b、−(R
d)
m−S(O)
2NR
aR
b、−(R
d)
m−O−(R
e)
m−NR
aR
b、又は−(R
d)
m−NR
a−(R
e)−OR
bであり;及びここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、R
a、R
b、R
c、R
d、R
e、C
3−C
12シクロアルキル、フェニル、又は3−15員のヘテロシクリルの何れかは独立して、−F、C
1−C
3アルキル、C
1−C
3ペルフルオロアルキル、ヒドロキシ、C
1−C
6アルコキシ、又はオキソから選択された1−3の基により随意に更に置換され;
R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ、H、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルキル)、−(R
d)
m−(C
3−C
8シクロアルケニル)、C
2−C
8アルキニル、(R
d)
m−フェニル、あるいは(R
d)
m−(3−7員のヘテロシクリル)から独立して選択され、および、R
a、R
b、およびR
cはそれぞれ独立して、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、およびC
1−C
6アルキルアミノから選択された1−3の基によって随意にさらに置換され、或いは、同じ窒素に結合されると、R
aとR
bは一体となって随意に3−7員のヘテロシクリルを形成し、3−7員のヘテロシクリルは随意に、ハロゲン化物、ヒドロキシル、CN、C
1−C
6アルキル、C
1−C
6ペルフルオロアルキル、C
1−C
6アルコキシル、C
1−C
6アルキルアミノから選択された0〜3の基により更に置換される場合があり;
R
dとR
eはそれぞれ独立して、−(C
1−C
3アルキレン)−、−(C
2−C
5アルケニレン)−、又は−(C
2−C
5アルキニレン)−であり;及び
mはそれぞれ独立して0又は1である。
【0336】
別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、AはNであり、BはCである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
9とR
10は両方ともメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、C
2−C
8アルケニル、あるいは、C
2−C
8アルキニルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
4はメチルである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
1は−(R
d)
m−OR
a、C
1−C
8アルキル、あるいは−(R
d)
m−NR
aR
bである。別の実施形態は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患(IBD)(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎)、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、乾癬、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病(GvHD)、及び移植臓器拒絶から選択される自己免疫疾患又は同種免疫疾患を処置する方法を提供し、ここで、式(B)の化合物について、R
dとR
eはそれぞれ独立して−(C
1−C
3アルキレン)−である。
【0337】
医薬組成物及び剤形
本明細書に記載される方法で使用されるピロロ−ピラゾール化合物は、幾つかの例において、錠剤又はカプセル、油性又は水性懸濁液、ロゼンジ、トローチ、粉末剤、果粒剤、乳剤、シロップ、又はエリキシルとして経口投与される。経口での使用のための組成物は、薬学的に上品且つ味のよい調製物を産生するために香味、甘味、着色、及び防腐のための1つ以上の薬剤を含み得る。錠剤は、そのような錠剤の製造における補助品として薬学的に許容可能な賦形剤を含み得る。当該技術分野で従来あるように、このような錠剤は、より長い期間にわたり除放作用を提供するために、胃腸管における分解及び吸収を遅らせるように、モノステアリン酸グリセリン又はジステアリン酸グリセリンなどの薬学的に許容可能な腸溶コーティングで覆われてもよい。
【0338】
経口での使用のための製剤は、有効成分が不活性な固形の希釈剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、又はカオリンと混合されたハードカプセルの形態でもよい。それらはまた、有効成分が、水、或いは落花生油、流動パラフィン、又はオリーブ油などの油媒体と混合されたソフトゼラチンカプセルの形態でもよい。
【0339】
水性懸濁液は通常、水性懸濁液の製造に適している賦形剤と混合した有効成分を含んでいる。そのような賦形剤は、懸濁化剤、例えばカルボキシルメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントガム、及びアラビアガム;レシチンなどのホスファチドを自然に生じさせ得る分散剤又は湿潤剤、エチレンオキシド及び長鎖脂肪酸の縮合生成物、例えば、ポリオキシエチレンステアリン酸塩、ヘプタデカエチレンオキシセタノールなどのエチレンオキシド及び長鎖脂肪族アルコールの縮合生成物、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレアートなどの脂肪酸及びヘキシトール由来のエチレンオキシド及び部分エステルの縮合生成物、或いはポリオキシエチレンソルビタンモノオレアートなどの脂肪酸ヘキシトール無水物であり得る。
【0340】
本明細書に記載される方法に使用されるピロロ−ピラゾール化合物は、幾つかの例において、滅菌の注入可能な水性或いは油脂性懸濁w機の形態である。この懸濁液は、上述される適切な分散剤又は湿潤剤、及び懸濁化剤を使用して、既知の方法に従って製剤され得る。滅菌の注入可能な調製物はまた、例えば、1,3−ブタンジオール中の溶液として、非毒性の非経口的に許容可能な希釈剤又は溶媒中で懸濁液として製剤され得る。使用され得る許容可能なビヒクル及び溶媒の中には、水、リンガー液、及び等張性塩化ナトリウム溶液がある。この目的のために、合成のモノグリセリド又はジグリセリドを含む、任意の穏やかな固定油が使用され得る。加えて、オレイン酸などの脂肪酸が、注入可能なものの調製における使用を見出す。
【0341】
本明細書に開示される処置方法のために使用されるピロロ−ピラゾールの投薬レベルは、約0.5mg/kgの体重から約100mg/kgの体重にまで及ぶ。好ましい用量範囲は、約30mg/kgの体重〜約100mg/kgの体重である。
【実施例】
【0342】
このような実施例は、例示目的のためのみに提供され、本明細書で提供される請求項の範囲を制限するものではない。
【0343】
化合物Aは、WO2008/096260に開示され且つ以下の化学構造を持つ、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミンを指す。
【0344】
【化64】
【0345】
化合物AによるPKC阻害の概要を表1に提供する。これらの判定のための方法は記載されている(Grant, et al. 2010, Eur J Pharmacol . 627:16−25)。化合物Aは、組換え型PKCベータについてはKi=5.3nMであり、且つ組換え型PKCアルファについてはKi=10.4nMである、従来のPKC酵素の有力な、ATP競合性の、且つ可逆的な阻害剤である。それはまた、IC
50=25.6nMである新たなアイソフォームPKCシータの有力な阻害剤である。更に、これは、IC
50=57.5nMである従来のアイソフォームPKCガンマについて幾つかの潜在能を実証した。そうでなければ、これは、これらアイソフォームに対するより低い潜在能によって示されるようなPKCの従来のアイソフォーム、新たなアイソフォーム、及び非定型のアイソフォームの他のメンバーについて高度の選択性を実証した。化合物AはPKCデルタを有意に阻害しない。
【0346】
【表1】
【0347】
実施例1:関節リウマチのII型コラーゲン関節炎マウスモデルにおける試験
この研究を、マウスのII型コラーゲン関節炎に関連した炎症、軟骨破壊、パンヌス形成、及び骨吸収を阻害する際の化合物Aの潜在的な有効性を判定するために行った。
【0348】
試験のシステム
【0349】
到着時に6−7週齢であったオスのDBA/1OlaHsdマウス(N=56)を、Harlan, Inc., Indianapolis, Indianaから入手した。マウスの重量は、研究17日目の登録時におよそ15−24グラム(平均21g)であった。
【0350】
BBPへの到着後、動物を少なくとも4日間順応させた。動物番号を記述する尾部の基部に別個の番号の印をインクで付けることで動物を識別した。登録後、ケージを全て、プロトコル番号、グループ数、及び動物番号で標識した。
【0351】
コラーゲン調製
【0352】
4mg/mlのII型コラーゲン溶液(0.01Nの酢酸中)及び5mg/mlのフロインド完全アジュバント(熱で死滅した結核菌で補足された1mg/mlのFCA)の等容量を、およそ5分間にわたりシリンジを用いて手で混合することにより乳化させ、その時点でこの材料のビーズは、水中に配された時にその形態を保持する。最終濃度は、2mg/mlのII型コラーゲン及び2.5mg/mlのフロインド完全アジュバントであった。
【0353】
実験の設計
【0354】
研究開始前の規則の順守のために、基礎研究の設計及び動物の使用は、Bolder BioPATH’s Institutional Animal Care and Use Committee(IACUC)により承認された(IACUC Protocol #BBP−001)。
【0355】
マウスにイソフルランで麻酔をかけ、尾部の基部で削り、0日目と21日目に再び、尾部の基部にウシII型コラーゲン(BBP Batch#8)(1mg/ml)を含有する100μlのフロインド完全アジュバント(Sigma Aldrich, cat #R134067)を皮内に注入した。研究の17日目に、マウスの重さを量り、処置群へと無作為化した。処置を18日目に開始し、研究の35日目まで継続した(表1)。関節炎は研究の24−35日目に生じた。35日目にマウスを処分した(terminated)。研究の18−35日目に、足の各々(右前、左前、右後、左後)について臨床スコアを与えた。
【0356】
各投与量レベルのための投与量製剤を、第1の用量の投与前に24時間以内に1回調製した。投与量製剤を2℃−8℃の冷蔵庫に保管し、使用していない時に光から保護した。午前と午後それぞれの投薬に必要な量を投薬時間の直前に取り除き、一方で残りの投薬溶液を冷蔵庫の中に残した。新たなバッチの投薬溶液を、実験の期間にわたり7−10日ごとに調製した。
【0357】
精製水における0.5%のメチルセルロース(400cps)溶液としてビヒクルを調製した。
【0358】
デキサメタゾンを2mg/mlの保存溶液(stock)として調製した。0.2mg/kgの溶液を、50.745mLの1%のカルボキシメチルセルロース(BBP Batch 2015)を含む0.255mlの保存溶液を希釈することにより調製した。
【0359】
60、90、及び120mg/kgの濃度で、精製水中に0.5%(w/v)のメチルセルロースを含む化合物Aを調製した。化合物Aの投薬濃度を、1.04の補正係数に基づいて計算した。
【0360】
【表2】
【0361】
研究の17、20、22、24、26、28、30、32、34、及び35日目にマウスの重さを量った。
【0362】
以下の基準を使用して、研究の18−35日目に、足の各々(右前、左前、右後、左後)について毎日の臨床スコアを与えた。
0=通常。
1=1つの後足又は前足の関節が影響を受けた、又は紅斑及び膨張の拡散が最小。
2=2つの後足又は前足の関節が影響を受けた、又は紅斑及び膨張の拡散が軽度。
3=3つの後足又は前足の関節が影響を受けた、又は紅斑及び膨張の拡散が中程度。
4=4つの後足又は前足の関節が影響を受けた、又は紅斑及び膨張の拡散が著しい(marked)。
5=全ての足が影響を受けた、紅斑及び膨張の拡散が重度、指趾を曲げることができない。
【0363】
研究の35日目に、マウスにイソフルラン(VetOne, cat #502017)で麻酔をかけ、血漿(K2EDTA)及び血清のために心臓穿刺によって出血させた。血漿と血清のサンプルを−80℃で冷凍保存した。
【0364】
また研究の35日目に、出血を終わらせた後、頸椎脱臼により動物を安楽死させた。前足、後足、及び膝を採取し、顕微鏡検査のために10%の中性緩衝食塩水(NBF)に入れた。
【0365】
動物残骸をBolder BioPATH, Inc.の手順に従い処分した。
【0366】
統計分析:
【0367】
足のスコアに関する臨床データ(動物に関する平均)を、研究の18−35日目に投薬の曲線下面積(AUC)を判定することにより分析した。AUCの計算のために、各マウスの毎日の平均スコアをMicrosoft Excelに入力し、処置日と最終日の間の面積を算出した。各群の平均を判定した。一元配置分散分析(1−way ANOVA)又はクラスカル−ワリス検定(非母数)を、試験後の適切な多重比較(Dunnett’s又はDunn’s)と共に使用して、この研究で集めたデータを評価した。スチューデント両側検定のt検定を使用して、モデル検証のために標準と疾患対照を比較した。示されない限り、Bolder BioPATH, Inc.は、生の(不変)データのみに関する統計分析を実行する。統計的検定は正常度と等分散性に関する仮定を確かめ、検定がこれらの仮定に反して生じた場合に更なる分析が必要となり得る。P値を3つの小数位に四捨五入した。全ての試験の有意性をp<0.050に設定した。Prism 6.0dソフトウェア(GraphPad)を使用して統計分析を行った。下記の式を使用してパーセント阻害を計算する:
%変化=B/A X 100
A=平均の通常−平均の疾患対照
B=平均の処置−平均の疾患対照
【0368】
生活相及び剖検のパラメータ
【0369】
ビヒクルで処置したマウスには、関節炎の発症が始まり且つ研究の34日目に−11.66%でピークに達した、(基線からのパーセント変化として測定される)体重損失があった。疾患で誘発された体重損失を、ビヒクルの対照と比較して、120mg/kgの化合物Aで処置したマウスにおいて20日目と34日目に阻害した。化合物Aでの処置の結果は用量反応性であった。体重損失は、ビヒクルの対照と比較して、Dexで処置したマウスにおいて20日目に増大した。ビヒクルの対照のマウスには、−1.68gの絶対的な体重損失(17−35日目)があった。絶対的な体重損失は処置による影響を受けなかった(
図1−3、表2)。
【0370】
関節炎スコアは、経時的にビヒクルの対照とは毎日異なっていた。臨床的な関節炎スコアは、ビヒクルの対照と比較して、120mg/kgの化合物A(27−35日目に*p<0.05)又はDex(
*D29−35)で処置したマウスにおいて標準の方へと低減した。曲線下面積(AUC)として表される関節炎スコアは、ビヒクルの対照と比較して、120mg/kgの化合物A(72%の減少)又はDex(100%)で処置したマウスにおいて低下した。化合物Aでの処置の結果は用量反応性であった(
図4−5、表2)。
【0371】
絶対的な体重損失は影響を受けなかった。ビヒクルの対照のマウスには、研究の30日目までに100%の疾患影響率があった。疾患影響率は、90又は120mg/kgの化合物A(それぞれ、研究終了時に92%及び83%の影響率)又はDex(0%)で処置したマウスにおいて低下した(
図6、表1、表2)。
【0372】
デキサメタゾン、即ち抗炎症作用を持つステロイド薬物は、この研究の陽性対照として使用された。デキサメタゾン(0.1mg/kg)での処置は、ビヒクルの対照のマウスと比較した時、臨床的な関節炎を阻害する効果がAUCをスコア付けすることを示した。加えて、ビヒクルの対照のマウスは、未処置の(年齢が一致、疾患が無い)マウスと比較した時、臨床的な関節炎スコアのAUCの増大を示した。
【0373】
【表3】
【0374】
実施例2:活動性関節リウマチにおけるメトトレキサートとの併用療法として化合物A対プラセボの、二重盲検の概念実証の安全性及び活性の研究
【0375】
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、介護者、研究者、結果の評価者(Outcomes Assessor))
主な目的:処置
【0376】
第1評価項目:
20%の改善(ACR20)について米国リウマチ学会の基準[時間枠:4週][安全性の問題として設計:無]
【0377】
米国リウマチ学会での参加者のパーセンテージ≧20%(ACR20)の反応。基線からの改善に関する以下の3つの基準を満たす場合、参加者は応答者である:68の脆い関節の数における≧20%の改善;66の膨張した関節の数における≧20%の改善;及び以下の5つのパラメータのうち少なくとも3つにおける≧20%の改善:患者の疼痛の評価(100mmの視覚的なアナログ規模で測定される[VAS]);患者の疾患活性の全体的評価(100mmのVAS上で測定される);医師の疾患活性の全体的評価(100mmのVAS上で測定される);患者の身体機能の自己評価(健康評価質問表−障害の指標(HAQ−DI));C反応性タンパク質。
【0378】
第2評価項目:
有害事象を持つ患者の数[時間枠:8週まで][安全性の問題として指定されるもの:有り]
【0379】
安定したMTX治療のバックグラウンド上で被験体におけるプラセボと比較した化合物Aの安全性と耐用性。有害事象(AE)は、研究の最中に被験体において生じる又は悪化し得る、有害な、意図されない、又は不運な医学的発生である。場合によっては、それは、新しい併発性の病気、悪化する付随的な病気、損傷、又は被験体の健康の付随的な機能障害であり、病因学にかかわらず、(以下の基準により特定されるような)臨床検査値を含む。悪化(即ち、先在する疾病の頻度又は強度における任意の臨床的に重要な逆転)は、AEと考慮されるべきである。
【0380】
50%の改善(ACR50)について米国リウマチ学会の基準[時間枠:4週][安全性の問題として設計:無]
【0381】
米国リウマチ学会での参加者のパーセンテージ≧50%(ACR50)の反応。基線からの改善に関する以下の3つの基準を満たす場合、参加者は応答者である:
a.68の脆い関節の数における≧50%の改善;
b.66の膨張した関節の数における≧50%の改善;及び
c.以下の5つのパラメータのうち少なくとも3つにおける≧50%の改善:
I.患者の疼痛の評価(100mmの視覚的なアナログ規模で測定される[VAS]);
II.患者の疾患活性の全体的評価(100mmのVAS上で測定される);
III.医師の疾患活性の全体的評価(100mmのVAS上で測定される);
iv.患者の身体機能の自己評価(健康評価質問表−障害の指標(HAQ−DI));
V.C反応性タンパク質。
【0382】
70%の改善(ACR70)について米国リウマチ学会の基準[時間枠:4週][安全性の問題として設計:無]
【0383】
米国リウマチ学会での参加者のパーセンテージ≧70%(ACR70)の反応。
基線からの改善に関する以下の3つの基準を満たす場合、参加者は応答者である:
a.68の脆い関節の数における≧70%の改善;
b.66の膨張した関節の数における≧70%の改善;及び
c.以下の5つのパラメータのうち少なくとも3つにおける≧70%の改善:
i.患者の疼痛の評価(100mmの視覚的なアナログ規模で測定される[VAS]);
ii.患者の疾患活性の全体的評価(100mmのVAS上で測定される);
iii.医師の疾患活性の全体的評価(100mmのVAS上で測定される);
iv.患者の身体機能の自己評価(健康評価質問表−障害の指標(HAQ−DI));
v.C−反応性タンパク質。
【0384】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳〜80歳
研究資格を有する性別:女性
健康なボランティアの容認:無し
【0385】
包含基準:
【0386】
インフォームドコンセントに署名する時点で18歳以上の女性。
【0387】
RAに関する2010 ACR/EULARの分類基準を満たし、少なくとも6か月にわたりRAを患っていなければならず、且つ、無作為化の前に少なくとも4週間にわたりMTXの安定した用量(7.5〜25mg/週で経口又は非経口)での少なくとも3か月の処置にもかかわらず無作為化の時点で活動的な活性RAを患い続けていなければならない。
【0388】
無作為化の前に少なくとも3か月にわたりMTXで処置されていなければならず、且つ、無作為化の前に少なくとも4週間にわたり7.5〜25mg/週の安定した用量(PO又は非経口、或いはそのどちらでもない)でなければならない。被験体は、研究の28日目/4週目にわたってそれらの安定した用量を維持するように要求される。被験体がMTXを摂取している間、経口での葉酸補給が5mg/週の最小量(即ち、葉酸)で必要とされる。ロイコボリンを葉酸の代わりに使用してもよく、10mg/週まで経口投与され得る。
【0389】
スルファサラジンは併用薬として許容されるが、被験体は、無作為化の前に少なくとも4週間、及び研究の28日目/4週目にわたって安定した用量を投与されなければならない。
【0390】
水酸化クロロキン又はクロロキンは併用薬として許容されるが、被験体は、無作為化の前に少なくとも4週間、及び研究の28日目/4週目にわたって安定した用量を投与されなければならない。
【0391】
Modification of Diet in Renal Diseaseの式(MDRD)は糸球体濾過率(MDRD eGFR)≧60mL/min/1.73m2+を推定した。
【0392】
除外基準:
【0393】
生物製剤を含むDMARD(スルファサラジン、水酸化クロロキン、又はクロロキン、及びMTX以外)での処置を現在使用している。以前の使用は、無作為化の前に適切な洗い流し(4週又は5の半減期、どちらかがより長い)の後にのみ認められる。
【0394】
6か月のスクリーニング内での、治験薬(例えば、CAMPATH、抗CD4、抗CD5、抗CD3、抗CD19、及び抗CD20)を含む治療薬を枯渇させる任意の細胞による以前の処置。
【0395】
無作為化の前の2週以内の、静脈内のガンマグロブリン、プラスマフェレーシス、又はProsorba(登録商標)カラムでの処置。
【0396】
関節内又は非経口のコルチコイドは無作為化の前2週以内には認められない。
【0397】
実施例3:メトトレキサートに応答しない関節リウマチ患者における異なる用量の化合物Aを評価するための、第II相の、二重盲検の、且つプラセボ対照の複数回用量の研究
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、介護者、研究者、結果の評価者(Outcomes Assessor))
主な目的:処置
【0398】
第1評価項目:
主要な効果のパラメータは、投薬後3か月でのACR20反応率である。[時間枠:12週][安全性問題として指定されたもの:無]
【0399】
第2評価項目:
経時的なACR 20/50反応[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0400】
基線とエンドポイントでの疾患活動スコア(DAS)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0401】
膨張した関節の数(28の関節の数)における基線からの平均変化(SD)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0402】
脆い関節の数(28の関節の数)における基線からの平均変化(SD)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0403】
視覚的評価スケール(VAS)による医師の疾患活動の全体的評価における基線からの平均変化(SD)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0404】
VASによる患者の疾患活動の全体的評価における基線からの平均変化(SD)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0405】
VASによる患者の疼痛の評価における基線からの平均変化(SD)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0406】
HAQ−DIにおける基線からの平均変化(SD)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0407】
CRPにおける基線からの平均変化(SD)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0408】
肝臓機能検査の異常性の頻度及び重症度、特にALT及びアルカリフォスファターゼ[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:有り]
【0409】
造血血球減少症の頻度及び重症度、主に好中性、赤血球、及びリンパ球の数に対する効果[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:有り]
【0410】
臨床的に著しい有害事象、特に発疹、体位性のめまい、及び血圧の変化、並びに他の関連する臨床的転帰の頻度及び重症度[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:有り]
【0411】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳〜75歳
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
【0412】
包含基準:
【0413】
最低180日間メトトレキサートの毎週の用量(10−25mg/週)を受けており、且つ少なくとも30日間にわたり経路の変化又は葉酸補給の変化無しに少なくとも15mgの安定したMTX用量を受けている、18〜75歳の、少なくとも12か月にわたり活動的なRAを患っている(機能分類I−III、寝たきりでない(not bed)又は車椅子生活)、男性と女性。
【0414】
活動的なRAは、(a)6つの膨張した関節(28の関節の数);及び(b)6つの脆い関節(28の関節の数);及び(c)中央参考検査室についてCRPレベル>ULNの存在として定義される。患者は、経口プレドニゾン又はステロイド同等物、NSAID治療薬、水酸化クロロキン、クロロキン、ミノサイクリン、スルファサラジン、及びドキシサイクリンを1日当たり最大10mg受けてもよい。耐用性の必要条件によって指定されない限り、用量は少なくとも30日間安定しなければならず、且つ、洗い流し、スクリーニング、及び治療期間の間に変更されてはならない。
【0415】
患者は、病歴、身体検査、及びスクリーニング期間中のスクリーニング臨床検査に基づいて調査者により判定されるような優れた健康状態であり、スクリーニング及び陰性TB皮膚試験の前の6か月以内に撮影された胸部X線上でのHIV、HBV、又はHCV、間質性肺炎又は活動的な肺感染などの臨床的に有意な発見物の欠如、或いは過去90日以内に既知のALT>1.2×ULNとして定義される異常肝機能を含む。
【0416】
調査者の見解において、患者は、研究の性質及び酸化の危険性を理解し、調査者と満足にコミュニケーションを取り、且つ全体のプロトコルの要件に関与し及びそれに従う能力を有している。
【0417】
除外基準:
【0418】
患者は、調査者の見解において研究の実施に影響を及ぼし得る、臨床的に重度の病気、病状(関節炎以外)、又は検査所見の異常の履歴があり、又はそれらを同時に有している(これらは除外対数に含まれる)。
【0419】
患者に、物質乱用、薬物依存、又はアルコール中毒の履歴がある。
【0420】
患者は研究中にアルコールを控えることができない。
【0421】
患者は、研究に入る前30日以内に何らかの調査用の薬物を受けた。
【0422】
以下の処置のうちの何れかを受けた患者は、示された洗い流し期間を遵守しなければならない:
a.経口又は注入可能な金、アザチオプリン、ペニシラミン、アナキンラは、1日目の投薬の前に30日の洗い流し期間を必要とする。
b.シクロスポリン、アバタセプト、エタネルセプト、インフリキシマブ、又はアダリムマブは、1日目の投薬の前に60日の洗い流し期間を必要とする。
c.レフルノミドは、患者が1日目の投薬の前に少なくとも30日のコレスチラミンでの洗い流しを受けていなければ、スクリーニング前に60日の洗い流し期間を必要とする。
d.シクロホスファミドは、1日目の投薬の前に180日の洗い流し期間を必要とする。
e.リツキサンは、1日目の投薬の前に180日の洗い流し期間及び通常のCD19の数を必要とする。
f.非経口又は関節内のコルチコイドは、1日目の投薬の前に30日の洗い流し期間を必要とする。
【0423】
以下の検査所見の異常を持つ患者:ALT>1.2×ULN、クレアチニン>ULN、好中球数<2,500/mm3、又はリンパ球数<800/mm3、Hgb<10g/dL、血小板数<125,000/mm3が、除外される。
【0424】
実施例4:乾癬を患う被験体における化合物Aの効能及び安全性の評価
経口化合物Aの毎日2回の投与の安全性、耐用性、及び薬物動態を評価するための、及び、中程度から重度の乾癬患者における経口化合物Aの薬力学を調べるための、2週間の複数の上昇する用量の二重盲検のプラセボ対照研究。
【0425】
安定した尋常性乾癬及び他の臨床的に重度の異常を患う18〜65歳の患者を登録する。患者は、研究の1週目と2週目にわたり入院し、研究の3周目と4週目の間に週単位で通院患者として更に詳しくモニタリングされる。8人の患者のうち4人の連続する同齢集団は各々、増大する用量(各同齢集団において6人の患者)又はプラセボ(各同齢集団において2人の患者)で2週間にわたり経口化合物Aにより処置される。化合物Aの上昇した用量を投与する。次のより高い用量レベルの開始は、先行するより低い用量での耐用性と安全性の実証の後にのみ許容される。血圧、脈拍数、ECG評価、及び血液学/血液化学研究所のパラメータを、1日目から、21及び28日目の追跡期間を含む研究機関の全体にわたり詳しくモニタリングする。クレアチニンクリアランスを1日目と14日目に判定する。疾患の重症度を、PASI、即ち乾癬における臨床調査で広く使用される検証されたスコアを使用して、週単位で評価する。皮膚生検(5mm)を、基線(0日目)、7日目、及び14日目(処置期間の終わり)に全ての患者の典型的な乾癬性局面から得る。Bangertら(Immunopathologic features of allergic contact dermatitis in humans: participation of plasmacytoid dendritic cells in the pathogenesis of the disease? J. Invest. Dermatol. 121:1409−1418 (2003))により記載されるように、K16評価と共に、表皮の厚み、及びCD3
+、CD14
+、CD15
+、CD207
+、及びKi−67
+細胞の列挙を分析する。
【0426】
実施例5:乾癬を患う患者における乾癬領域及び重症度の指標(PASI)反応を評価する、化合物Aの二重盲検の無作為化されたプラセボ対照の研究
研究設計:
割当:無作為化
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、研究者)
主な目的:処置
【0427】
第1評価項目:
PASI反応又はPASI75(少なくとも75%の基線PASIからの改善を持つ患者)により評価されるようなプラーク乾癬における基線からの変化[時間枠:最大12週間の処置][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0428】
第2評価項目:
ECGと研究所のパラメータ、AEの速度、及びAEが原因の治験薬の中断又は中止を必要とする患者のパーセンテージ[時間枠:最大12週間の処置][安全性の問題として指定されたもの:有り]
【0429】
プラセボと比較して、化合物Aを受ける患者における乾癬のPASI及び調査者の全体的評価(IGA)の変化[時間枠:最大12週間の処置][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0430】
処置無しの追跡期間における疾患の再発(PASI、IGA)、及び治療離脱(AEを含む)の効果[時間枠:処置無しの追跡期間における][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0431】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳〜75歳
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
【0432】
包含基準:
【0433】
全身治療を必要とする、少なくとも12か月間診断された中程度及び重度の尋常性乾癬(併発症として乾癬性関節炎を含む、又は含まない)
【0434】
以下の3つの基準を全て満たす疾患の重症度:
a.10以上PASIスコア
b.10%以上の尋常性乾癬により影響を受けた全体の体表面積(BSA)
c.3以上の調査者の全体的評価(IGA)スコア
【0435】
除外基準:
・血液学的異常
・心拍数<50、又は5分間休止した時には>90bpm
・遺伝性QT延長症候群の家族歴
・頻脈性不整脈の履歴
・伝導異常の履歴、即ち、PR>200msec、第2又は第3度のAVブロック、完全な左又は右の枝の束の束ブロック、早期興奮症候群
・制御されない又は不安定な狭心症;以前12か月以内での心筋梗塞の履歴
・うっ血性心不全の既知の履歴
・経皮冠動脈介入(PCI)又は心臓アブレーションの履歴
・脳卒中又は一過性脳乏血発作(TIA)の履歴
・心臓ペースメーカー又は細動除去器を埋め込んでいる
・何らかの臓器系の悪性腫瘍の履歴
・現在の滴状の、一般化した紅皮性の、又は膿胞性の乾癬
・現在の薬物関連の乾癬
【0436】
実施例6:全身性強皮症の締まった皮膚−1(TSK−1)マウスモデルにおける試験
5週齢であるオス及びメスの締まった皮膚−1(TSK−1)マウスを研究に使用する。体重によりマウスを、処置群又は未処置の対照群の1つに無作為化する。処置を無作為化後に始め、10週間継続させる。10週の終わりに、マウスを屠殺する。病変の皮膚領域を切除し、4%のホルマリンに固定し、パラフィンに埋め込む。TSK−1マウスにおける下皮の厚みを、各マウスにおける上背の4つの異なる部位にある皮筋層の下の皮下結合組織の厚みを測定することにより判定する。
【0437】
病変の皮膚サンプルにおけるコラーゲン含有量をヒドロキシプロリンアッセイにより評価する。120℃で3時間の6M HClにおけるパンチ生検試料(3mmの直径)の消化の後、サンプルのpHを7に調整する。その後、サンプルを0.06MのクロラミンTと混合し、室温で20分間培養させる。その後、3.15Mの過塩素酸及び20%のp−ジメチルアミノベンズアルデヒドを加え、サンプルを60℃で更に20分間インキュベートする。吸収度を分光光度計により557nmで判定する。コラーゲン繊維の直接可視化のために、三重染色を行う。
【0438】
実施例7:全身性硬化症を患う患者における繊維症の処置のための化合物Aの効能及び耐用性を評価するための、24週間の概念実証研究
研究設計:
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:単一の群の割当
マスキング:非盲検
主な目的:処置
【0439】
第1評価項目:
分析の各時点での修飾した修正済のRodnanスキンスコア(MRSS)における基線からの変化率[時間枠:24週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0440】
第2評価項目:
MRSS値により評価された、応答無し、部分応答、完全応答、寛解、又は再発の評価。[時間枠:48週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0441】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳以上
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
【0442】
包含基準:
【0443】
18歳以上であり、びまん性全身性硬化症(罹患期間は第1の非レイノー症状から18か月未満)を早期に患っている男性と女性の患者
【0444】
体幹の合併症(trunk involvement)が無い状態での少なくとも20の修飾されたRodnansスキンスコア(MRSS)を持つ患者、又は体幹の合併症を患う患者においては少なくとも16のMRSS
【0445】
除外基準:
【0446】
全身性硬化症以外の同時発生的な結合組織疾患
【0447】
重度の先在する心臓、肝臓、肺、消化器、血液、及び他の疾患、癌
【0448】
潜在的に研究の結果に影響を及ぼし得る同時の薬物療法(又は最初の投薬の前の過去6週の間に)
【0449】
研究薬物に対するアレルギー
【0450】
実施例8:クローン病のCD45RB高転移マウスモデル(TNBSで誘導された大腸炎)における試験
オスのSJLマウスを、TNBSを含む直腸カテーテルを介して負荷し、極度の充血、浮腫、及び腸壁の肥大を特徴とする結腸中の炎症を誘導させる。化合物Aでの投薬を0日目に始め、4日目まで継続させる。研究の0−4日目にマウスの体重を量る。研究の4日目にマウスを検死する。結腸を除去し、長さを測定し、全体の形態学的変化を評価する。出血、狭窄形成、潰瘍、血便、粘液、及び下痢を、以下の基準に従う剖検にてスコア付けする:
0=通常、血液は観察されない
1=最小/軽度の損傷、少量の血液、柔らかい便
2=中程度/著しい損傷、血液が混じった柔らかい便〜液状の便
3=重度の損傷、血液を含む、液状の便又は便無し
【0451】
実施例9:抗腫瘍壊死因子アルファ治療に失敗した又はそれに耐性の無い中程度から重度のクローン病を患う被験体における、化合物Aの効能及び安全性を評価するための、8週間の無作為化した二重盲検のプラセボ対照の第2相研究
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、介護者、研究者、結果の評価者(Outcomes Assessor))
主な目的:処置
【0452】
第1評価項目:
調査の主要なエンドポイントは8週目でのクローン病活性度指数(CDAI)反応であり、これは<150のCDAIスコア又は少なくとも100点の基線からのCDAIの低下の何れかにより定義される。[時間枠:8週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0453】
第2評価項目:
<150のCDAIスコアにより定義されるような、8週目でのクローン病活性度指数(CDAI)寛解[時間枠:8週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0454】
8週目でのクローン病活性度指数(CDAI)における基線から少なくとも100点の低下[時間枠:8週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0455】
8週目でのクローン病活性度指数(CDAI)における基線から少なくとも70点の低下[時間枠:8週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0456】
12週目でのクローン病活性度指数(CDAI)反応(<150のCDAIにより定義される寛解、又は基線から少なくとも100点のCDAIの減少の何れか)[時間枠:12週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0457】
8週目でのクローン病活性度指数(CDAI)における基線からの変化[時間枠:8週間][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0458】
化合物Aの複数回投与の薬物動態学(PK)評価[時間枠:投薬前は0週間(訪問3回)、4週間(訪問5回)、8週間(訪問6回)、24週間(訪問10回)、112週間(訪問32回);投薬後は0週間(訪問3回)、4週間(訪問5回)][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0459】
化合物Aの複数回投与の免疫原性(IM)評価[時間枠:投薬後0週間(訪問3回)、8週間(訪問6回)、24週間(訪問10回)、112週間(訪問32回)][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0460】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳〜65歳
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
【0461】
包含基準:
【0462】
スクリーニングの少なくとも6か月前に回腸、回腸結腸、又は結腸のCDと診断される。
【0463】
スクリーニングの時点で18−65歳の男性又は女性。
【0464】
1日目に220以上及び450以下のクローン病活性度指数(CDAI)により定義される、中程度−重度の活動的なクローン病(CD)。
【0465】
活動性結核症(TB)の既知の履歴がない。
【0466】
CDの処置のために少なくとも1つの抗TNFα剤を受け、初期に反応しなかった。
【0467】
除外基準:
【0468】
妊娠中又は授乳中の女性。
【0469】
回腸造瘻術及び/又は人工肛門形成術の存在。
【0470】
短腸症候群。
【0471】
腸穿孔又は腸閉塞。
【0472】
癌の履歴。
【0473】
実施例10:潰瘍性大腸炎のCD45RB高転移マウスモデル(硫酸デキストランで誘導された大腸炎)における試験
オスのSJLマウスを5、7、又は8日間、水中の3%のDSSに晒して、結腸中の侵食を伴う炎症及び腺損失(gland loss)を誘導する。化合物Aでの投薬を0日目に始め、研究の終わりまで継続させる。マウスの体重を量り、水消費量を毎日測定する。剖検にて、各マウスから結腸全体を取り除き、長さを判定する。以下の基準を使用して、全体の変化について結腸をスコア付けする:
0=通常。
1=小塊状から半固体の便通がわずかに形成される
2=血液の明確な証拠を持つ又は持たない、半固体から流体状の便
3=血便
4=血の混じった流体
5=中身無し
【0474】
研究の終わりに生存している動物を、末端の結腸の長さ及びスコアの分析に含める。
【0475】
実施例11:活動的な中程度から重度の潰瘍性大腸炎を患う患者における化合物Aの効能、安全性、及び耐用性を評価するための、無作為化された二重盲検のプラセボ対照の研究
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、研究者)
主な目的:処置
【0476】
第1評価項目:
(部分的なMayoスコア及び修飾されたBaronスコアを使用する)28日間の処置後の寛解の導入の速度、また、内視鏡生検が得られる。[時間枠:研究全体にわたる部分的Mayoスコア、投与期間の終了時の生検][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0477】
第2評価項目:
安全性と耐用性の評価(生命徴候、心電図[ECG]、血液サンプル、重篤有害事象、有害事象)[時間枠:研究全体にわたる][安全性の問題として指定されたもの:有り]
【0478】
血液中の薬物濃度の測定[時間枠:投薬期間の間のみ][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0479】
血液中の薬物濃度と疾患活動の関係[時間枠:投薬期間のみ][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0480】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳〜75歳
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
【0481】
包含基準:
【0482】
18−75歳の男女
【0483】
活動的な中程度から重度の疾患
【0484】
従来の治療薬(例えばステロイド、メサラミン)に対する反応が乏しい、又はそれに対する耐性がない
【0485】
除外基準:
【0486】
薬物に対するアレルギー
【0487】
非常に少ない又は多い体重
【0488】
特定の他の薬物(例えば抗生物質)での処置を進行中
【0489】
原発性硬化性胆管炎の診断
【0490】
腎機能障害
【0491】
中毒性巨大結腸症
【0492】
特定の他の疾患、癌、心臓の異常、異常な検査所見の存在又は履歴
【0493】
アルコール又は薬物乱用の履歴
【0494】
陽性のHIV、B型肝炎、又はC型肝炎の結果
【0495】
実施例12:多発性硬化症の実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)マウスモデル
実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)を持つオスのSJLマウスを研究に使用する。体重によりマウスを、処置群又は未処置の対照群の1つに無作為化する。化合物Aでの処置を無作為化後に始め、12週間継続させる。動物の体重を毎日量り、標準化された5点のEAE障害スケールでスコア付けする。12週間の終わりに、マウスを検死する。組織を取り除き、4%のPFAに一晩固定した後、30%のスクロース中で一晩脱水させ、次いで区分化と免疫染色のために埋め込む。
【0496】
実施例13:多発性硬化症を再発する患者における化合物Aの効能及び安全性を評価するための、6か月の二重盲検の無作為化されたプラセボ対照の多施設研究
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、研究者、結果の評価者(Outcomes Assessor))
主な目的:処置
【0497】
第1評価項目:
3か月及び6か月の両方での、ガドリニウムで増強T1強調(T1−Weighted)磁気共鳴映像法(MRI)病変がない患者の数[時間枠:3か月と6か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0498】
第2評価項目:
最大6か月のMSの再発の無い患者の数(確認された再発のみ)[時間枠:最大6か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0499】
新たな又は新たに拡大したT2病変がない患者の数[時間枠:最大3か月と最大6か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0500】
6か月での年換算の再発速度(ARR)[時間枠:6か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0501】
適格性
研究資格を有する年齢:18〜60歳
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
【0502】
包含基準:
【0503】
18−60歳の男女の患者
【0504】
多発性硬化症を診断された患者
【0505】
除外基準:
【0506】
MS以外の免疫系の慢性疾患の履歴又は存在がある患者
【0507】
悪性腫瘍、肺疾患、又は心疾患などの履歴又は存在がある患者
【0508】
妊娠中又は授乳中(nursing (lactating))の女性
【0509】
実施例14:視神経脊髄炎のNMO/実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)マウスモデル
実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)を持つオスのSJLマウスを研究に使用する。体重によりマウスを、処置群又は未処置の対照群の1つに無作為化する。化合物Aでの処置を無作為化後に始め、12週間継続させる。動物の体重を毎日量り、標準化された5点のEAE障害スケールでスコア付けする。12週間の終わりに、マウスを検死する。AQP4を発現する組織を除去し、4%のPFAに一晩固定した後、30%のスクロース中で一晩脱水した。その後、組織を区分化と免疫染色のために埋め込む。
【0510】
実施例15:視神経脊髄炎における化合物Aの12か月の処置の効果の非盲検研究
研究設計:
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:単一の群の割当
マスキング:非盲検
主な目的:処置
【0511】
第1評価項目:
1年当たりの視神経脊髄炎(NMO)発作の平均数[時間枠:基線、処置の12カ月後][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0512】
第2評価項目:
12か月の化合物Aの処置におけるNMO発作を経験する被験体の数[時間枠:12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0513】
総合障害度スケール(EDDS)スコアの変化[時間枠:基線、12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]EDSSは、半目(half−point)の半分の増加において0(通常の神経学的検査)〜10(死亡)に及ぶ序数の臨床評価基準である。
【0514】
少なくとも1点による少なくとも1つの目における視力の変化を持つ被験体の数[時間枠:12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]悪化について Visual Acuity subscale of the Opticospinal Impairment Score (OSIS)を使用して視力を測定する。このサブスケールは0(標準)〜8(光覚なし)まで及ぶ。
【0515】
少なくとも1点による歩行運動の変化を持つ被験体の数[時間枠:12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]歩行運動をHauser歩行運動指標により測定し、これは、0(無症候性;完全に活動的)〜9(車椅子に制限される;自身を自主的に動かすことができない)まで及ぶ。
【0516】
化合物Aの平均血清濃度[時間枠:6週間、3か月、6か月、9か月、12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0517】
溶血のパーセンテージ[時間枠:基線、6週間、3か月、6か月、9か月、12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]溶血のパーセンテージは補体活性の尺度である。20%未満の溶解は完全な補体阻害であると考えられる。
【0518】
脳脊髄液(CSF)における化合物Aの平均濃度[時間枠:3か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0519】
CSFにおける補体タンパク質5(C5)の平均濃度[時間枠:基線、3か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0520】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳以上
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
【0521】
包含基準:
【0522】
2006年の基準OR NMO血清反応陽性のスペクトル障害(再発性のON又は長手方向に広汎な横断性脊髄炎(LETM))により定義されるような、NMOの診断。患者は全てNMO−IgG血清反応陽性である。
【0523】
過去6か月で少なくとも2回の再発又は過去12か月で3回の再発の証拠(少なくとも1つの再発が先の6か月で生じる)に再発する。
【0524】
年齢≧18歳
【0525】
除外基準:
【0526】
以下の基準の何れかが無作為化の時点で満たされている場合に、候補は研究のエントリーから除外される:
【0527】
ON又は脊髄炎の再発とは無関係な進行性神経学的退行。
【0528】
妊婦、授乳中、又は研究の最中に妊娠の意図がある。
【0529】
患者は、他の臨床的治療の研究に関与せず、又は、スクリーニングの30日内に他の実験的な処置の研究に関与していない。
【0530】
髄膜炎菌感染症を進行するリスクが高くなる可能性があるため、脾摘出術の履歴がある患者。
【0531】
実施例16:視神経炎の実験的な自己免疫性ぶどう膜炎のラットモデル
視神経は、多発性硬化症(MS)に関与する常習的な部位であり、視神経炎はMSの先進的な兆候として頻繁に現われる。自己免疫病又はウイルス感染を使用して、MSに見られるものといった脱髄性視神経炎の動物モデルを作るために試みが行われ、これら動物モデルの調査は、Levkovitch−Verbin(Animal models of optic nerve diseases. Eye (2004) 18, 1066−1074. doi:10.1038/sj.eye.6701576)により提示されている。実験的な自己免疫性ぶどう膜炎のLewisラットモデルを研究に使用する。体重によりマウスを、処置群又は未処置の対照群の1つに無作為化する。化合物Aを経口懸濁液として調製し、1日1回、10及び20mg/kgの2つの用量で投薬する。効能を、25mg/kgで投薬された陽性対照のシクロスポリンを受けた動物と比較する。この用量のシクロスポリンは、95−100%モデルを阻害するために設計され、且つヒトにおいて耐えられない曝露に対して同等である。モデルにおける効能を、臨床的グレーディング、及び実験の達成時に組織学的検査のために調製された目の部分の評価により、評価する。
【0532】
実施例17:視神経炎における化合物Aの二重盲検の無作為化した対照の試験
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、介護者、研究者、結果の評価者(Outcomes Assessor))
主な目的:処置
【0533】
第1評価項目:
レーザー偏光分析法の走査は網膜の神経繊維層の厚さを判定した。[時間枠:基線、6か月及び12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0534】
第1の結果は、アミロライド群とプラセボ群との間の基線にて影響を受けた目と影響を受けなかった他の目との間の、6か月での網膜の神経繊維の厚みの差である。
【0535】
追加の測定を12か月で行う。
【0536】
第2評価項目:
光干渉断層撮影が網膜の神経繊維層の厚さの差を判定した。[時間枠:基線、6か月及び12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]試験群とプラセボ群との間、の基線にて影響を受けた目と影響を受けなかった他の目との間の6か月及び12か月での厚みの差
【0537】
3Tスキャニングンによる白質及び灰白質の損傷と連結度の従来のものではないMRI代用薬マーカーにおける、試験群とプラセボ群との差。[時間枠:基線、6か月及び12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
a.拡散強調画像(DWI)−測定;異方性比率(FA)、平均拡散率(MD)、後部の視覚路の軸と半径の拡散率(RD)。
b.灰白質量の高解像度のT1強調画像測定
c.視覚皮膚におけるN−アセチルアスパルテート(NAA)の磁気共鳴分光法(MRS)測定
d.活動の休止状態の機能的MRI(RS fMRI)パターン
e.白質及び灰白質の磁化透過画像(MTI)由来の磁化伝達比(MTR)
【0538】
視覚機能[時間枠:基線、6か月及び12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
a.高い及び低いコントラスト(2.5%及び1.25%)の視力。
b.Farnsworth Munsell 100 Hue(FM100)色覚試験。
【0539】
視覚の電気生理学[時間枠:0か月及び6か月][安全性の問題として指定されたもの:無]視覚機能の追加の測定として、アミロライド群とプラセボ群との間の視覚誘発電位とパターン電気網膜図の差
【0540】
生活の質の質問書[時間枠:基線、6か月及び12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
a.健康な視覚機能の質問書のための25点の国立研究所(national institutes)
b.10点の神経オフタルミン酸の補足
【0541】
適格性
研究資格を有する年齢:18〜55歳
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
【0542】
包含基準:
【0543】
片側の視神経炎の第1の発現を患う参加者
【0544】
再発寛解型MS及びONの新たな発症の現存の診断書を持つ参加者は、以下を有する場合に適格である;
a.以前に視神経炎の発現が無かった、
b.≦10年の疾患の持続期間
c.≦3のEDSS(拡張した障害状況のスケール)
d.動員の時点でのβ−インターフェロン又はグラチラマー酢酸塩以外での免疫調節処置
【0545】
視覚症状の発症の28日以内に無作為化されることが可能
【0546】
≦6/9の視力
【0547】
参加者は、研究の参加のためにインフォームドコンセントを快く提供且つ提供することができ、及び研究訪問に従うことができる。
【0548】
18−55歳の男性又は女性。
【0549】
研究のエントリーの前に少なくとも4週間、安定した用量の現行の一般的な薬物治療。
【0550】
参加者は、臨床的に許容可能な尿素及び電解液、並びに推定された糸球体濾過率(eGFR)>60を有している
【0551】
除外基準:
【0552】
視神経炎の以前の診断書
【0553】
β−インターフェロン又はグラチラマー酢酸塩以外の任意の付随的な免疫抑制又は免疫調節の治療薬。
【0554】
妊婦、授乳中、又は研究の最中に妊娠の計画がある女性参加者。
【0555】
MRIに対する禁忌 −重度の閉所恐怖症、金属移植、ペースメーカーなど
【0556】
末期の病気である又はプラセボ薬物治療に不適当な参加者
【0557】
腎機能障害:eGFR≦60、無尿、急性又は慢性腎不全、及び糖尿病性腎症の証拠
【0558】
上昇した血清カリウム(K+>5.5mmol/l)
【0559】
糖尿病
【0560】
罹患した目又は他の目の結果に影響を及ぼし得る、何れかの目における重度の付随的な眼疾患。
【0561】
調査者の見解において、研究への参加のために参加者を危険にさらしかねない、或いは、研究の結果、又は研究に参加する参加者の能力に影響しかねない、他の重度の疾患又は障害。
【0562】
過去12週間で治験薬を含む別の調査研究に参加した参加者。
【0563】
実施例18:狼瘡のMRL/lprマウスモデルにおける試験
狼瘡のMRL/lprマウスモデルにおける効能について化合物Aを試験した(Shlomchik MJ, et al, 1994, J Exp Med 180:1295−1306; Cohen PL and Eisenberg R. A. 1991, Annu Rev Immunol, 9:243−69; Honigberg, L.A., et al., 2010, Proc Natl Acad Sci U S A. 107:13075−80)。8−9の週齢のメスのMRL/MpJ−Tnfrsf6lpr/Jマウスを研究に使用した。12週齢に到達した時、マウスを体重ごとに、処置群又は未処置の対照群の1つに無作為化する。処置を無作為化後に始め、12週間継続させた。研究の1週目に開始して、その後で毎週、各動物の尿を、Clinitech Multistickテストストリップ(Bayer)を使用してタンパク尿について試験した。著しい臨床的症状、瀕死、及び死亡率について動物を毎日観察した。一旦病変がビヒクルで処置した群の動物の50%に現れると、全ての動物のリンパ節腫脹(頚部、前肢、及び鼠蹊部)のスコア付けを毎週記録した。
【0564】
化合物Aを経口懸濁液として調製した。初期の投薬を、2つの用量レベル、60及び90mg/kg、120及び180mg/kg/日の全用量のBIDで完了した。別個の独立した薬物動態実験を行い、60mg/kgの用量でマウスにおける化合物Aの予想外に低く且つ不十分な曝露を示した。それ故、より低い用量は投薬の最初の4週間後に2倍になった。最後の8週間の投薬は180及び240mg/kg/日であった。
【0565】
化合物Aは、複数回の効能測定でモデルにおける優れた効能を実証した。両方の用量が、尿におけるタンパク質の著しい減少(
図7)、リンパ節腫脹スコア(
図8)、平均の絶対的脾臓重量(
図9)、及び平均リンパ節重量(
図10)の減少を実証した。
【0566】
動物の臨床化学値は血中尿素窒素(BUN)値の用量依存性の減少を示し、このことは腎臓障害が処置により和らげられたことを示唆している。表3のデータは、より高い用量でBUNの減少が統計的に有意であることを例示している。2つの処置群において、動物の21/23(91%)は、対照、未処置の群においてわずか2/11(18%)に対してBUN≦33mg/dL(マウスに対するBUN値の正常範囲における)を有していることが分かった。
【0567】
【表4】
【0568】
結論として、SLEのMRL/lprマウスモデルにおける化合物Aは、尿、リンパ節腫脹スコア、脾臓重量、及びリンパ節重量におけるタンパク質を含む効能の複数の測定において有意な減少を実証した。
【0569】
実施例19:実験的自己免疫性脳炎における試験
化合物Aを、Lewisラットにおける実験的自己免疫性脳炎(EAE)モデルにおいて試験した。EAEは、LewisラットにおけるMBP69−88/CFA免疫化及び百日咳毒素注入により誘発された(Hashim, et al., 1986, J Neurosci Res. ;16(3):467−78)。化合物Aを経口懸濁液として調整し、15、30、及び60mg/kgの全体の一日量のために1日2回(BID)、7.5、15、及び30mg/kgの3つの用量で投薬した。効能を、0.5mg/kgの用量で1日1回投薬される陽性対照であるFTY720(フィンゴリモドとしても知られる;ヒトへの使用を認められた化合物)を受けた動物と比較した。ラットの48%がEAEの兆候を有していた時、処置を8日目に開始した。化合物Aは優れた効能及び明らかな用量応答を示した。15及び30mg/kgのBIDで、それは、ビヒクルの対照群と比べて、最大EAE重症度、加えて最終重症度を著しく減らした(
図11を参照)。最高用量(30mg/kgのBID)では、EAEの影響率を著しく減らした(表4)。これらの結果は、化合物Aが用量依存性の様式で研究においてEAE重症度を低下させることに効果的であったことを実証する。
【0570】
【表5】
【0571】
結論として、実験的自己免疫性脳炎モデルにおける化合物Aは、臨床スコア及び利用される最高用量における用量依存性の減少が、フィンゴリモド、即ちヒトに使用することを承認された化合物より優れていると思われることを実証した。
【0572】
実施例20:ブドウ膜炎のモデルにおける試験
この試験に使用される動物モデルは、実験的な自己免疫性ぶどう膜炎のLewisラットモデル、即ちぶどう膜炎の既知のモデルであった(Nussenblatt RB, et al, 1981, J Clin Invest. 67(4): 1228−1231; Mochizuki M, et al, 1985, Invest Ophthalmol Vis Sci. 26(2): 226−232)。化合物Aを経口懸濁液として調製し、1日1回、10及び20mg/kgの2つの用量で投薬した。効能を、25mg/kgで投薬された陽性対照のシクロスポリンを受けた動物と比較した。この用量のシクロスポリンは、95−100%モデルを阻害するために設計され、且つヒトにおいて耐えられない曝露に対して同等である。モデルにおける効能を、臨床的グレーディング、及び実験の達成時に組織学的検査のために調製された目の部分の評価により、評価した。化合物Aは、臨床スコア(
図12)及び組織病理学のスコア(
図13)の両方により評価されるように、疾患の重症度の用量依存的な減少を示すこのモデルにおいて有効であった。
【0573】
結論として、ぶどう膜炎の実験的な自己免疫性モデルにおける化合物Aは、まさに適度の用量で臨床スコアの50%より多くの低下、及び組織病理学のスコアの75%より多くの低下を誘発した。
【0574】
実施例21:慢性の適度から重度に活動的な全身性エリトマトーデス(SLE)を患う被験体における、プラセボと比較した化合物Aの効能及び安全性の評価
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、介護者、研究者、結果の評価者(Outcomes Assessor))
主な目的:処置
【0575】
第1評価項目:
全身性エリトマトーデス(SLE)応答者の指標における反応の達成[時間枠:169日(又は6か月)][安全性の問題として指定されたもの:無]169日目(又は6か月)でのSLE応答者の指標において反応を達成する参加者の数及びパーセンテージ
【0576】
第2評価項目:
全身性エリトマトーデス(SLE)応答者の指標における反応の達成[時間枠:365日(又は1年)][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0577】
365日目(又は1年)でのSLE応答者の指標において反応を達成する参加者の数及びパーセンテージ
【0578】
【表6】
【0579】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳〜75歳
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
包含基準:
・スクリーニング時に1:80以上の陽性の抗核抗体(ANA)又は上昇した二本鎖DNA或いは抗スミス抗体を含む、全身性エリトマトーデス(SLE)に関する11の米国リウマチ学会(ACR)の基準の少なくとも4つを満たす
・24週以上の間の慢性疾患の活動を伴う小児又は成人のSLE
・40kg以上の重量
・SLE疾患活動スコア(SLEDAI)及びBritish Isles Lupus Assessment Group Index(BILAG)及び医師の全体的評価に基づいた、活動的な中程度から重度のSLE疾患
・無作為化の2年以内のパップテスト時に頚部の悪性腫瘍の証拠がない
・女性被験体は快く妊娠を回避しなければならない。
・陰性結核(TB)試験、又は、処置が無作為化時に或いはその前に開始されねばならない潜在性のTBによる新たな陽性TB試験
除外基準:
・スクリーニング前の活動的で重度のSLEにより引き起こされる腎疾患又は不安定な腎疾患
・活動的で重度の又は不安定な神経精神病学的SLE
・進行中及び慢性感染症を含む臨床的に重度の活動的な感染
・ヒト免疫不全ウィルス(HIV)の履歴
・B型肝炎のための陽性試験又はC型肝炎のための陽性試験が確認される
・ヘルペス脳炎、眼のヘルペス、播種性ヘルペスなどの重度のヘルペス感染の履歴
・スクリーニング前の4週間以内の生ワクチン又は弱毒ワクチン
・重度の血液学的異常を患う被験体
【0580】
実施例22:ブドウ膜炎を患う被験体における化合物Aの効能及び安全性の評価
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、介護者、研究者、結果の評価者(Outcomes Assessor))
主な目的:処置
第1評価項目:
・眼内炎の制御[時間枠:6か月での訪問][安全性の問題として指定されたもの:無]
眼内炎(例えば、トレースAC細胞(trace AC cell)未満;ガラス質のもや無し;不活性な脈絡網膜の病変)の欠如。
・有害事象の評価[時間枠:基線から最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:有り]
・著しい臨床検査値の変化[時間枠:基線から最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:有り]
・著しいバイタルサインの変化[時間枠:基線から最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:有り]
第2評価項目:
・眼内炎の制御[時間枠:12か月での臨床的訪問][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に不活性なぶどう膜炎を患う被験体の基線に対する、両目において新たな活動的な炎症性脈絡網膜又は炎症性の網膜血管病変を持たない各研究時点での被験体の比率。[時間枠:最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に活性なぶどう膜炎を患う被験体の8週目に対する、両目において新たな活動的な炎症性脈絡網膜又は炎症性の網膜血管病変を持たない各研究時点での被験体の比率。[時間枠:最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・SUN基準に従ったSlit Lamp Examに対する、両目のAC細胞においてグレード<=0.5+を持つ各研究時点での被験体の比率。[時間枠:最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・NEI/SUN基準に従った間接検眼法に対する、両目のガラス質のもやにおいてグレード<=0.5+を持つ各研究時点での被験体の比率。[時間枠:最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に不活性なぶどう膜炎を患う被験体の基線に対する、両目においてETDRS上に>=15の文字(letters)によりBCVAを悪化させることのない各研究時点での被験体の比率。[時間枠:最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に活性なぶどう膜炎を患う被験体の8週目に対する、両目においてETDRS上に>=15の文字によりBCVAを悪化させることのない各研究時点での被験体の比率。[時間枠:最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に不活性なぶどう膜炎を患う被験体の基線に対する、各研究時点での各目における中心の網膜の厚み(1mmのサブフィールド)におけるパーセント変化[時間枠:基線から最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に活性なぶどう膜炎を患う被験体の8週目に対する、各研究時点での各目における中心の網膜の厚み(1mmのサブフィールド)におけるパーセント変化[時間枠:8週目から最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に不活性なぶどう膜炎を患う被験体の基線に対する、各研究時点でのNEI Visual Functioning Questionnaire(VFQ−25)スコアにおける変化[時間枠:基線から最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に活性なぶどう膜炎を患う被験体の8週目に対する、各研究時点でのNEI Visual Functioning Questionnaire(VFQ−25)スコアにおける変化[時間枠:8週目から最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に不活性なぶどう膜炎を患う被験体の基線に対する、免疫抑制負荷の>=50%の減少を達成する各研究時点での被験体の比率。[時間枠:最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
・研究のエントリー時に活性なぶどう膜炎を患う被験体の8週目に対する、免疫抑制負荷の>=50%の減少を達成する各研究時点での被験体の比率。[時間枠:最終的な訪問(最終的な訪問が282週までのどの時点でも生じ得る)][安全性の問題として指定されたもの:無]
他の評価項目:
・IOPの上昇[時間枠:3か月、6か月、及び12か月での訪問][安全性の問題として指定されたもの:有り]IOPにおいて高眼圧症及びIOP>30及び10mm Hgの増大、或いはより大きなものが評価される。
・白内障の進行又は白内障手術の必要性[時間枠:3か月、6か月、及び12か月での訪問][安全性の問題として指定されたもの:有り]
【0581】
【表7】
【0582】
詳細な説明:
バックグラウンド:中位及び後部ブドウ膜炎は、恒久的な視力喪失を引き起こしかねない重度の眼内炎であると考えられている。このような形態のぶどう膜炎は、失明の5番目又は6番目の主な原因を含み、労働者階級年齢の患者に影響する傾向があり、そのため、作業時間の損失及び生産性と生活の質の減少を引き起こす。目の後区がコルチコステロイドの滴下により十分に処置されないため、経口のコルチコステロイド又はプレドニゾンを含む頻繁な全身の薬物療法が使用される。プレドニゾンは、我々のものなどの三次医療センターで処置される事例のおよそ4分の1から3分の1において無数の副作用を有し得、免疫抑制剤などの追加の薬物治療が、疾患を制御すること、及び/又は、長期間にわたって送達される時に低い副作用の特性を持つ後のレベルにまで経口プレドニゾンを適切に漸減することを可能にするように求められる。典型的に、毎日7.5mg以下の用量での長期的なプレドニゾン療法は、長期療法に反応しやすいほど十分に低い副作用の特性を有するとは考えられない。しかし、頻繁に免疫抑制剤は、このレベルにまで投薬を得るように求められる。患者が任意の用量の経口コルチコステロイドに耐性が無く、又はより高用量の経口コルチコステロイド(毎日30−60mg)に耐性が無い機会が存在し、それ故、この治療法はプレドニゾンに付随する副作用が原因で回避される。眼周囲及び硝子体内のコルチコステロイド注入が行われてもよいが、これらの様式で、標準のケアは、そのような治療を実施する前に疾患が再び活性化するまで待たねばならず、そのため慢性の抑制的な用量は得られない。フルオシノロンアセトニド移植(Retisert(登録商標)、Bausch、及びLomb、Tampa、FL)は、中位及び後部のブドウ膜炎の処置のためにFDAにより承認され、且つ、高用量の経口コルチコステロイドとしてぶどう膜炎を制御するのに等しく有効であるが、高用量の経口コルチコステロイドの使用に関連した全身性副作用を回避する。しかし、この形態の局所治療は、高い割合の目の副作用を持ち、これは緑内障及び/又は緑内障手術を引き起こす高眼圧症と白内障を含む。更に、2年半から3年ごとに、移植はコルチコステロイドを消耗し、それ故、別の移植の外科的挿入の繰り返しが必要され得る。それ故、効果的にぶどう膜炎を処置する、経口投与される非ステロイドベースの治療薬が、非常に望ましい。
適格性
研究資格を有する年齢:18歳以上
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
包含基準:
・活動的な視界を脅かす中位又は後部のブドウ膜炎。
・患者は18歳以上であり、インフォームドコンセントに署名しなければならない。
・透光体はOCT及び基底部の写真を得るのに十分透明でなければならない。
・選択的な眼内の手術が、登録後最初の3か月にわたって計画されてはならない。
除外基準:
・伝染性のブドウ膜炎
・強膜炎の履歴
・角膜又は結膜の活動的又は疑わしいウイルス感染
・ミコバクテリウム又は真菌病の履歴
・HIV陽性
・18歳未満
・IOPが制御されていない
・緑内障が進行している
・後部の水晶体嚢の破裂を伴う無水晶体症
・後部の水晶体嚢の破裂を伴うACIOL
・眼底撮影又はOCT評価を介する後極の評価をできなくする媒体の不透明度
・登録の3か月以内の選択的な眼の手術の計画
【0583】
実施例23:自己免疫性脳炎を患う被験体における化合物Aの効能及び安全性の評価
研究設計:
割当:無作為化
エンドポイント分類:安全性/有効性の研究
介入モデル:並列の割当
マスキング:二重盲検(被験体、介護者、研究者、結果の評価者(Outcomes Assessor))
主な目的:処置
第1評価項目:
・自己免疫性脳炎の処置における化合物Aの安全性及び耐用性の評価。[時間枠:12か月][安全性の問題として指定されたもの:有り]
・自己免疫性脳炎の自然歴は皮質機能における進行性の変質である。それ故、運動機能、認知、及び/又は発作の頻度の測定の安定又は改善の証拠は、効能の証拠であり、[時間枠:12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]で評価される。
第2評価項目:
・(患者の基線の発作の頻度と比較した)処置後6か月での発作の頻度の50%の減少を伴う患者のパーセンテージ(応答者の割合)が、判定される。[時間枠:12か月][安全性の問題として指定されたもの:無]
【0584】
【表8】
適格性
研究資格を有する年齢:18歳以上
研究資格を有する性別:両方
健康なボランティアの容認:無し
包含基準:
・24時間以上持続する脳障害の症状(精神状態と意識レベルの変化);
・下記の少なくとも1つ以上の臨床徴候:発熱、癲癇、病巣の神経学的な欠乏症、CSF(脳脊髄液炎症)の変化、EEG(脳波図)の変化、X線写真術の異常;
・臨床的に疑わしい脳炎、しかし、従来の検出された方法は病因学を明らかにすることができない
除外基準:
・代謝性脳症;
・以下を含む、特異的な病原性微生物を指す臨床的に明らかな病原体を伴う流行性脳炎:細菌、ウイルス、真菌類、寄生生物、スピロヘータ菌など;
・以下を含む、臨床的に明らかな診断書を伴う非感染性の脳炎:多発性硬化症、視神経脊髄炎、急性散在性脳脊髄膜炎など。
【0585】
本明細書に記載される実施例及び実施形態は、例示目的だけのためのものであり、当業者に示唆される様々な修正又は変更は、本出願の趣旨及び範囲、並びに添付された請求項の範囲内に含まれるべきものである。
必要としている患者の自己免疫または同種免疫の疾患を処置する方法であって、該方法は、5−{[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}−N−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−6,6−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−3−アミン、またはその薬学的に許容可能な塩を含む医薬組成物を患者に投与する工程を含み、
前記自己免疫または同種免疫の疾患が、多発性硬化症、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、視神経炎、視神経脊髄炎、シェーグレン症候群、全身性強皮症、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、移植片対宿主病、または移植臓器拒絶から選択される、方法。
多発性硬化症が、再発寛解型(RR)多発性硬化症、二次性進行型(SP)多発性硬化症、一次性進行型(PP)多発性硬化症、進行性再発型多発性硬化症、臨床的に脱髄した症候群(CIS)、または放射線学的に脱髄した症候群(RIS)である、請求項2に記載の方法。