特開2021-183919(P2021-183919A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-183919(P2021-183919A)
(43)【公開日】2021年12月2日
(54)【発明の名称】割卵された卵の観測装置
(51)【国際特許分類】
   G01B 11/02 20060101AFI20211105BHJP
【FI】
   G01B11/02 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2020-88923(P2020-88923)
(22)【出願日】2020年5月21日
(71)【出願人】
【識別番号】597017812
【氏名又は名称】株式会社ナベル
(72)【発明者】
【氏名】南部 隆彦
【テーマコード(参考)】
2F065
【Fターム(参考)】
2F065AA12
2F065AA22
2F065AA24
2F065AA26
2F065BB23
2F065CC16
2F065DD02
2F065FF04
2F065FF61
2F065FF63
2F065GG22
2F065GG24
2F065HH01
2F065HH05
2F065HH16
2F065HH17
2F065LL22
2F065QQ24
2F065QQ31
(57)【要約】      (修正有)
【課題】従来よりも簡単な構造で、割卵された卵の観測が可能な装置を提供する。
【解決手段】本発明の割卵された卵の観測装置10は、境界形成部2と、算出部とを備える。境界形成部2は、検査対象卵Eが割卵して載置された保持部11上の卵黄の中心部分を通るように明領域と暗領域との境界を形成する。算出部は、境界を撮影した画像に基づいて、卵の品質指標を求めるために必要な検査対象卵Eの各部の寸法を算出する。また、本発明の割卵された卵の観測装置10は、決定部と算出部とを備える。決定部は、割卵された検査対象卵Eを撮影した画像に基づいて、濃厚卵白の測定点を決定する。算出部は、測定点における濃厚卵白の高さ寸法を算出する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
検査対象卵が割卵して載置された保持部上の卵黄の中心部分を通るように明領域と暗領域との境界を形成する境界形成部と、
前記境界を撮影した画像に基づいて、卵の品質指標を求めるために必要な検査対象卵の各部の寸法を算出する算出部とを備える、割卵された卵の観測装置。
【請求項2】
前記保持部は、検査対象卵の卵黄の位置決めを行う凹部を備え、
前記境界形成部は、前記凹部を横切るように境界を形成する、請求項1記載の割卵された卵の観測装置。
【請求項3】
前記境界形成部は、前記検査対象卵に向けて光を照射して前記明領域を形成する投光部と、直線状の端部の内側で前記検査対象卵に照射される光の一部を遮蔽して前記暗領域を形成する遮蔽部とを備える、請求項1または2記載の割卵された卵の観測装置。
【請求項4】
前記境界形成部は、青色の光を用いて前記境界を形成する、請求項1、2または3記載の割卵された卵の観測装置。
【請求項5】
割卵された検査対象卵を撮影した画像に基づいて、濃厚卵白の測定点を決定する決定部と、
前記測定点における濃厚卵白の高さ寸法を算出する算出部とを備える、割卵された卵の観測装置。
【請求項6】
前記決定部は、濃厚卵白と卵黄との境目および濃厚卵白と水様性卵白との境目を含むように撮影した第1の画像を用いるものであり、
前記算出部は、前記第1の画像よりも濃厚卵白を拡大して撮影した第2の画像を用いるものである、請求項5記載の割卵された卵の観測装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、割卵された卵の観測装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
このような装置として、非接触で割卵された卵の卵白の高さを測るものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。割卵された卵は、検査トレイ上に載せられ、ハウジングの内部に入れられた後、レーザーセンサを用いて測定され、ハウジングの外部に出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−237706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のものは、駆動部分が多いため、装置が複雑になっていた。本発明は、従来よりも簡単な構造で、割卵された卵の観測が可能な装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の割卵された卵の観測装置は、境界形成部と、算出部とを備える。境界形成部は、検査対象卵が割卵して載置された保持部上の卵黄の中心部分を通るように明領域と暗領域との境界を形成する。算出部は、境界を撮影した画像に基づいて、卵の品質指標を求めるために必要な検査対象卵の各部の寸法を算出する。
【0006】
また、本発明の割卵された卵の観測装置は、決定部と、算出部とを備える。決定部は、割卵された検査対象卵を撮影した画像に基づいて、濃厚卵白の測定点を決定する。算出部は、測定点における濃厚卵白の高さ寸法を算出する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、従来よりも簡単な構造で、割卵された卵の観測が可能な装置を提供できる。
【0008】
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態にかかる観測装置を示す概略図である。
図2】同実施形態にかかる観測装置の一部を示す側面図である。
図3】同実施形態にかかる観測装置の一部を示す構成図である。
図4】第1の画像の一例である。
図5】第2の画像の一例である。
図6】第1の画像と第2の画像の関係を示す図である。
図7】同実施形態にかかる観測装置を用いた基準スケールの撮影を示す図である。
図8】同実施形態にかかる観測装置の使用例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0011】
本実施形態の観測装置10は、割卵された卵の品質検査システムの一部として機能する。卵の品質を数値で示す指標として、ハウ・ユニットと、卵黄係数が知られている。
【0012】
ハウ・ユニットは、卵の鮮度が低下すると濃厚卵白が水様化し、平板に卵を割ったときに卵白の高さが低くなるという性質に着目した品質指標である。ハウ・ユニットは、濃厚卵白の高さと、卵重とによって算出される。
【0013】
卵黄係数は、時間経過とともに卵黄膜の脆弱化に伴ってカラザ層が卵黄から剥がれやすくなり、卵黄が扁平化するという性質に着目した品質指標である。卵黄係数は、卵黄の高さと、卵黄の直径とによって算出される。
【0014】
検査対象卵Eは、保持部11上に割卵した状態で載置される。保持部11は、平面視円形状のトレイである。保持部11は、検査対象卵Eの卵黄の位置決めを行う凹部12を備える。保持部11は、ベース1に対して着脱可能である。ベース1は、保持部11がベース1に対して所定の姿勢に配置されるように、位置決め部材(図示しない)が設けられている。
【0015】
観測装置10は、例えば、上述したような、保持部11上の検査対象卵Eを撮影した画像に基づいて、各部の寸法を測定する。観測装置10は、境界形成部2と、算出部3とを備える。
【0016】
境界形成部2は、保持部11上の検査対象卵Eの卵黄の中心部分を通るように明領域E1と暗領域E2との境界E3を形成する。境界形成部2は、凹部12を横切るように境界E3を形成する。境界形成部2は、青色の光を用いて、境界E3を形成する。境界形成部2は、投光部21と、遮蔽部22とを備える。投光部21は、検査対象卵Eに向けて光を照射して明領域E1を形成する。投光部21は、ベース1の上方に配置される。遮蔽部22は、直線状の端部23の内側で検査対象卵Eに照射される光の一部を遮蔽して暗領域E2を形成する。遮蔽部22は、ベース1の上方に配置される。遮蔽部22は、例えば、板状のものであり、端部23が凹部12の中心の真上に配置される。
【0017】
算出部3は、境界E3を撮影した画像に基づいて、卵の品質指標を求めるために必要な検査対象卵Eの各部の寸法を算出する。各部の寸法は、例えば、濃厚卵白の高さ寸法や、卵黄の高さ寸法、卵黄の直径寸法などである。
【0018】
画像は、撮影部9により撮影される。撮影部9は、検査対象卵Eを上方から撮影する。撮影部9は、ベース1の斜め上方に配置される。撮影部9は、第1の撮影部91と、第2の撮影部92を備える。第1の撮影部91は、検査対象卵Eの概形を撮影する。具体的には、第1の撮影部91は、濃厚卵白と卵黄との境目E4および濃厚卵白と水様性卵白との境目E5を含むように撮影する。一方、第2の撮影部92は、検査対象卵Eの細部を撮影する。第2の撮影部92は、寸法を測定したい部分の付近を撮影する。第2の撮影部92は、例えば、濃厚卵白を第1の画像よりも拡大して撮影する。
【0019】
観測装置10は、さらに、制御部8を備える。制御部8は、前述した算出部3の他に、画像受取部4と、記録部5と、設定部6と、決定部7とを備える。画像受取部4は、撮影部9が撮影した画像を受信する。記録部5は、受信した画像を記録する。設定部6は、算出部3で用いられる寸法算出のための基準値を設定する。設定部6は、例えば、垂直方向や水平方向に目盛りが付された基準スケールSを撮影した画像を取得し、その画像上の任意の目盛り間の画素数から1画素あたりの長さを割り出し、これを実寸法に換算するためのものである。決定部7は、検査対象卵Eを撮影した画像に基づいて、濃厚卵白の測定点を決定する。制御部8は、境界形成部2と物理的に一体に構成されたものであってもよいし、物理的に別体に構成されたものであってもよい。
【0020】
次に、この観測装置10を使った検査対象卵Eの測定方法の一例について、フローチャートを用いて説明する。
【0021】
まず、観測装置10に基準スケールSを配置する(ステップS1)。基準スケールSは、保持部11と共通の位置決め部材によって、ベース1に対して所定の姿勢に配置される。この状態で、撮影部9が基準スケールSを撮影する(ステップS2)。画像受取部4は、撮影部9が撮影した画像を受信し、記録部5で画像を記録する。設定部6は、この画像に基づいて基準値を設定する(ステップS3)。
【0022】
保持部11に、割卵した卵を載置する。なお、ハウ・ユニットの算出には、割卵前の卵重も用いるため、先に卵重を測っておく。割卵した検査対象卵Eは、保持部11上で、卵黄が凹部12に位置付けられ、濃厚卵白が卵黄の一方側に偏って広がる。濃厚卵白が一番伸びている側(長径方向)に沿って境界E3が形成されるように、ベース1に保持部11を配置する(ステップS4)。投光部21は、青色の光を照射する。検査対象卵Eの一方側の半分は明領域E1となり、他方側の半分は暗領域E2となる。検査対象卵Eの表面上には、境界E3が形成される。境界E3は、卵黄の表面、濃厚卵白の表面、水様性卵白の表面、保持部11の表面、ベース1の表面にわたって形成される。境界E3は、明領域E1と暗領域E2とが隣り合う部分に形成され、検査対象卵Eを中央で切断した外形状を表している。
【0023】
検査対象卵E上に境界E3を形成した状態で、第1の撮影部91を用いて第1の画像を撮影する(ステップS5)。画像受取部4は、第1の画像を受信する。記録部5は、受信した画像を記録する。決定部7は、第1の画像に基づいて、濃厚卵白の測定点を決定する(ステップS6)。決定部7は、割卵した卵の濃厚卵白の中央部を測定点として採用する。決定部7は、第1の画像から、濃厚卵白と卵黄との境目E4および濃厚卵白と水様性卵白との境目E5を検出し、それら境目E4,E5の中央を測定点に決定する。境目E4,E5の検出は、撮影画像から得られる外形状の変曲点や、撮影画像から得られる色の違いを利用すればよい。なお、濃厚卵白と卵黄との境目E4および濃厚卵白と水様性卵白との境目E5は、検査対象卵Eの大きさや鮮度の違いにより、保持部11上での位置が変わる。
【0024】
また、検査対象卵E上に境界E3を形成した状態で、第2の撮影部92を用いて第2の画像を撮影する(ステップS7)。画像受取部4は、第2の画像を受信する。記録部5は、受信した画像を記録する。算出部3は、測定点における濃厚卵白の高さ寸法を算出する(ステップS8)。算出部3は、設定部6で設定された基準値と、決定部7で決定された測定点を利用して、寸法を算出する。なお、ステップS7は、ステップS5の前、ステップS5と同時、または、ステップS6の前に処理を行ってもよい。
【0025】
このようにして算出された濃厚卵白の測定値と、卵重とを用いて、ハウ・ユニットが計算される。
【0026】
また、卵黄係数を計算するために用いられる卵黄の高さ寸法や卵黄の直径寸法についても、ハウ・ユニットの場合に準じて算出することができる。
【0027】
例えば、上述したステップS1〜ステップS5の後、画像受取部4は、第1の画像を受信し、記録部5は、受信した画像を記録する。算出部3は、第1の画像から、設定部6で設定された基準値を利用して、寸法を算出する。算出部3は、第1の画像から、卵黄の高さ寸法を算出する。卵黄の高さ寸法は、割卵した卵の卵黄の最も高い箇所で測定されたものである。また、算出部3は、第1の画像から、卵黄の直径寸法を算出する。卵黄の直径寸法は、割卵した卵の卵黄の2つの境目E4,E4間の距離が測定されたものである。2つの境目E4は、卵黄を挟んで一方側と他方側にある、濃厚卵白と卵黄との境目E4である。
【0028】
以上説明したように、本実施形態の観測装置10は、割卵された卵の各部の寸法を算出するための観測装置10であって、境界形成部2と、算出部3とを備える。境界形成部2は、検査対象卵Eが割卵して載置された保持部11上の卵黄の中心部分を通るように明領域E1と暗領域E2との境界E3を形成する。算出部3は、境界E3を撮影した画像に基づいて、卵の品質指標を求めるために必要な検査対象卵Eの各部の寸法を算出する。そのため、従来よりも簡単な構造で、割卵された卵の観察が可能となる。
【0029】
保持部11は、検査対象卵Eの卵黄の位置決めを行う凹部12を備える。境界形成部2は、凹部12を横切るように境界E3を形成する。そのため、所望の位置に簡単に境界E3が形成できる。
【0030】
境界形成部2は、投光部21と、遮蔽部22とを備える。投光部21は、検査対象卵Eに向けて光を照射して明領域E1を形成する。遮蔽部22は、直線状の端部23の内側で検査対象卵Eに照射される光の一部を遮蔽して暗領域E2を形成する。
【0031】
境界形成部2は、青色の光を用いて境界E3を形成する。そのため、透明である濃厚卵白上に、識別しやすい境界E3を形成できる。
【0032】
また、本実施形態の観測装置10は、撮影部9と、決定部7と、算出部3とを備える。撮影部9は、検査対象卵Eを上方から撮影する。決定部7は、割卵された検査対象卵Eを撮影した画像に基づいて、濃厚卵白の測定点を決定する。算出部3は、測定点における濃厚卵白の高さ寸法を算出する。特に、本実施形態では、決定部7が、第1の画像に基づいて濃厚卵白の測定点を決定し、算出部3が、第2の画像に基づいて濃厚卵白の高さ寸法を算出している。このように、検査対象卵Eを複数の視野で撮影した画像を利用して、測定精度を向上させることができる。
【0033】
決定部7は、濃厚卵白と卵黄との境目および濃厚卵白と水様性卵白との境目を含むように撮影した第1の画像を用いる。また、算出部3は、第1の画像よりも濃厚卵白を拡大して撮影した第2の画像を用いる。そのため、ハウ・ユニットをより正確に算出するための測定が可能となる。なお、第1の撮影部91は、第2の撮影部92よりも低画質のものを用いてもよい。
【0034】
なお、本発明は上述した実施形態に限られない。
【0035】
境界形成部2は、図示したような投光部21および遮蔽部22には限られない。遮蔽部22は、平板状ではなくてもよい。例えば、境界E3をより鮮明に形成するために、回折を低減することができる特殊な形状であってもよい。境界E3は、ライン状の光(明領域E1)や、ライン状の影(暗領域E2)であってもよい。境界E3は、点で形成されたものであってもよい。境界形成部2は、青色の光を用いるものには限られない。また、濃厚卵白上に識別しやすい境界を形成できる波長を用いるためにフィルタを用いてもよい。例えば、投光部21が、白色の光を放出するもので、撮影部9は特定波長のみを検出するものでもよい。
【0036】
投光部21と、撮影部9との関係は、図示したものに限られない。例えば、投光部21が、ベース1の斜め上方に配置され、撮影部9が、ベース1の上方に配置されてもよいし、投光部21および撮影部9がそれぞれベース1に対して斜め上方に配置されるようなものであってもよい。
【0037】
決定部7や算出部3は、検査対象卵Eを撮影した画像中に、境界E3が含まれないものであってもよい。すなわち、決定部7は、濃厚卵白の測定点を決定する際に境界E3を利用しないものであってもよい。算出部3は、濃厚卵白の高さ寸法を決定する際に境界E3を利用しないものであってもよい。
【0038】
上述した実施形態では、撮影部9を複数設けて、測定点を決定するための決定部7を備えていたが、変形例として、算出部3が、検査対象卵Eの概形を撮影した画像から、濃厚卵白の高さ寸法を算出するようにすれば、撮影部9は一台で足り、決定部7も不要となる。すなわち、算出部3は、拡大して撮影された画像(第2の画像)を利用せずに、検査対象卵Eの概形を撮影した画像(第1の画像)のみを用いて、寸法を算出してもよい。
【0039】
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、割卵された卵の形状を測定する装置、または、割卵された卵の品質を評価する装置に利用することができる。
【符号の説明】
【0041】
10…観測装置
11…保持部
12…凹部
2…境界形成部
21…投光部
22…遮蔽部
23…端部
3…算出部
7…決定部
E…検査対象卵
E1…明領域
E2…暗領域
E3…境界
E4…濃厚卵白と卵黄との境目
E5…濃厚卵白と水様性卵白との境目
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8