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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-194775(P2021-194775A)
(43)【公開日】2021年12月27日
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/38 20060101AFI20211129BHJP
   B41J 29/42 20060101ALI20211129BHJP
   B41J 2/525 20060101ALI20211129BHJP
   G03G 21/00 20060101ALI20211129BHJP
   G03G 15/00 20060101ALI20211129BHJP
   G03G 15/01 20060101ALI20211129BHJP
【FI】
   B41J29/38 202
   B41J29/42 F
   B41J29/38 204
   B41J2/525
   G03G21/00 386
   G03G21/00 500
   G03G15/00 303
   G03G15/01 113Z
   G03G15/01 R
   G03G15/01 Y
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2020-100088(P2020-100088)
(22)【出願日】2020年6月9日
(71)【出願人】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】ジャンナ タピタ・ペドラノ
【テーマコード(参考)】
2C061
2C262
2H270
2H300
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061AP03
2C061AP07
2C061AQ05
2C061AQ06
2C061AR01
2C061AS02
2C061CQ04
2C061CQ24
2C061CQ34
2C061HJ06
2C061HK11
2C061HK19
2C061HN15
2C262AA02
2C262AA04
2C262AA24
2C262AA26
2C262AA27
2C262AC03
2C262CA10
2C262GA03
2C262GA51
2H270LA87
2H270MA06
2H270MA08
2H270NE12
2H270QB03
2H270QB14
2H270QB18
2H270ZC03
2H270ZC04
2H300EA16
2H300EA17
2H300EA18
2H300EH38
2H300EJ09
2H300EJ47
2H300EJ56
2H300GG42
2H300QQ26
2H300QQ28
2H300QQ35
2H300TT03
2H300TT04
(57)【要約】
【課題】不足色を代替色で代替した代替プレビュー画像と、代替色の候補とが、表示部に表示されることにより、ユーザーが代替色を選択可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】供給部22は、シートに画像を形成する着色剤を供給する。検出部24は、供給部22に充填された着色剤の残量を検出する。検知部26は、着色剤の残量が閾値を下回っている不足色を検知する。設定部30は、着色剤の残量が閾値を上回っている充足色の着色剤を組み合わせた代替色を設定する。表示部14は、不足色を代替色で代替した代替プレビュー画像62と、代替色の候補とを表示し、代替色を選択可能な代替色選択画面70を表示する。画像形成部16は、代替色選択画面70で選択された代替色が設定された代替画像データに基づいて、シートに画像を形成する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿に記載された画像を読み取り、画像データを出力する読取部と、
シートに画像を形成する着色剤を供給する供給部と、
前記供給部に充填された前記着色剤の残量を検出し、残量情報を出力する検出部と、
前記残量情報に基づいて、前記着色剤の残量が閾値を下回っている不足色を検知し、検知情報を出力する検知部と、
前記検知情報に基づいて、前記不足色を除く、前記着色剤の残量が前記閾値を上回っている単一の充足色に対応する代替色を設定し、または、複数の前記充足色の前記着色剤を組み合わせた前記代替色を設定して、代替画像データを出力する設定部と、
前記不足色を前記代替色で代替した代替プレビュー画像と、前記代替色の候補とを表示し、前記代替色を選択可能な代替色選択画面を表示する表示部と、
前記代替色選択画面で選択された前記代替色が設定された前記代替画像データに基づいて、前記シートに画像を形成する画像形成部と
を備える、画像形成装置。
【請求項2】
前記設定部は、単一の前記充足色に基づいて、または、複数の前記充足色をそれぞれ画素に割り当てる割合に基づいて、代替色を設定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記設定部は、前記充足色が割り当てられる画素数を変化させて、前記代替色の濃度を設定する、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記設定部は、黒色の前記着色剤を除く、前記充足色に基づいて前記代替色を設定し、黒色の前記着色剤の画素数に基づいて、前記代替色の濃度を設定する、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記表示部は、さらに、前記不足色を前記代替色で代替した代替画像データに基づいて、前記シートに画像形成するか否かを選択可能な印刷方法選択画面を表示する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記表示部は、前記代替色の濃度を設定可能な濃度設定画面を表示する、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記表示部は、所定時間内に、前記不足色について前記供給部が交換されることにより、または、前記不足色について前記着色剤が補充されることにより、前記不足色について前記着色剤の残量が前記閾値を上回ったことを通知するためのアドレスを入力する入力画面を表示し、
原画像データに対応させて前記アドレスを記憶する記憶部をさらに備える、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
所定時間を計時する計時部をさらに備え、
前記検出部は、前記不足色について前記供給部が交換されることにより増加した、または、前記不足色について前記着色剤が補充されることにより増加した、前記不足色の前記着色剤の残量を検出し、前記残量情報を出力し、
前記検知部は、前記残量情報に基づいて、前記所定時間内に、前記不足色について前記着色剤の残量が前記閾値を上回ったことを検知し、
前記記憶部に記憶された前記アドレスに、前記不足色について前記着色剤の残量が前記閾値を上回ったことを通知する通知部をさらに備え、
前記表示部は、前記原画像データに基づいて、前記シートに画像形成するか否かを選択可能な前記印刷方法選択画面を表示し、
前記画像形成部は、前記原画像データに基づいて、前記シートに画像形成することが選択された場合、前記原画像データに基づいて、前記シートに画像を形成する、請求項7に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、いずれかの色材が画像の出力中に不足する可能性があると判断された場合には、画像の出力中に不足する可能性があると判断された色材の消費量を通常の消費量より減らし、不足する可能性がないと判断された他の色のトナーの消費量を通常時の消費量より増やす画像形成装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−144835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、不足する可能性がないと判断された他の色のトナーにより、どのような代替色で印字するのかについて、ユーザーが選択する態様について開示していない。
【0005】
本発明は、不足色を代替色で代替した代替プレビュー画像と、代替色の候補とが、表示部に表示されることにより、ユーザーが代替色を選択可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像形成装置は、読取部と、供給部と、検出部と、検知部と、設定部と、表示部と、画像形成部とを備える。前記読取部は、原稿に記載された画像を読み取り、画像データを出力する。前記供給部は、シートに画像を形成する着色剤を供給する。前記検出部は、前記供給部に充填された前記着色剤の残量を検出し、残量情報を出力する。前記検知部は、前記残量情報に基づいて、前記着色剤の残量が閾値を下回っている不足色を検知し、検知情報を出力する。前記設定部は、前記検知情報に基づいて、前記不足色を除く、前記着色剤の残量が前記閾値を上回っている単一の充足色に対応する代替色を設定し、または、複数の前記充足色の前記着色剤を組み合わせた代替色を設定して、代替画像データを出力する。前記表示部は、前記不足色を前記代替色で代替した代替プレビュー画像と、前記代替色の候補とを表示し、前記代替色を選択可能な代替色選択画面を表示する。前記画像形成部は、前記代替色選択画面で選択された前記代替色が設定された前記代替画像データに基づいて、前記シートに画像を形成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の画像形成装置によれば、不足色を代替色で代替した代替プレビュー画像と、代替色の候補とが、表示部に表示されるため、ユーザーは、代替色を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す図である。
図2】本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図3】(a)および(b)は、本実施形態に係る画像形成装置の供給部を示す図である。
図4】(a)〜(f)は、本実施形態に係る画像形成装置の印字色と着色剤との関係を示す図である。
図5】本実施形態に係る画像形成装置のプレビュー画面を示す図である。
図6】(a)〜(f)は、本実施形態に係る画像形成装置の代替色と着色剤との関係を示す図である。
図7】(a)〜(c)は、本実施形態に係る画像形成装置の代替色を選択するプレビュー画面を示す図である。
図8】(a)〜(d)は、本実施形態に係る画像形成装置の代替色の組み合わせと濃度との関係を示す図である。
図9】(a)〜(c)は、本実施形態に係る画像形成装置の代替色の濃度を選択するプレビュー画面を示す図である。
図10】(a)〜(d)は、本実施形態に係る画像形成装置の代替色の組み合わせと濃度との関係を示す図である。
図11】本実施形態に係る画像形成装置による情報処理を示すフローチャートである。
図12】本実施形態に係る画像形成装置による情報処理を示すフローチャートである。
図13】本実施形態に係る画像形成装置による情報処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
まず、図1を参照して、画像形成装置10を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10を示す図である。
【0011】
図1において、画像形成装置10は、読取部11と、操作部13と、画像形成部16とを備える。画像形成装置10の具体例は、プリンター、ファックス、複合機である。
【0012】
読取部11は、自動原稿給紙装置(ADF:Auto Document Feeder)と、スキャナーとを含む。
【0013】
読取部11は、原稿給紙台12を有する。原稿給紙台12に載置された図示しない原稿は、読取部11の図示しない搬送機構により、図示しない原稿読取面に搬送され、図示しない画像読取部に読み取られて、画像データに変換される。
【0014】
操作部13は、表示部14と、操作ボタン15とを有する。
【0015】
操作部13は、ユーザーからの操作を受け付ける。
【0016】
表示部14は、ユーザーに情報を表示し、または、ユーザーが入力した情報を、図示しない制御装置に出力する。表示部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)のようなディスプレーを含み、種々の画像を表示する。また、ディスプレーは、タッチパネル機能を有し、タッチセンサーを含んでもよい。タッチパネル機能を有するディスプレーは、入力部の一部を構成する。入力部は、情報を入力可能な複数のハードウェアボタンを含んでもよい。
【0017】
制御装置は、画像形成装置10の動作を制御する。制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。後述する検知部26、設定部30、計時部32、通知部34は、具体的には、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などで実現される。
【0018】
操作ボタン15には、数字、記号等が付される。ユーザーは、操作ボタン15を操作して、数値、記号等を入力することができる。
【0019】
ユーザーは、表示部14を操作して、例えば、画像形成指示、画像形成設定、データ送受信指示、データ送受信設定、画像読取指示、画像読取設定、代替色選択指示、代替色濃度設定を行うことができる。
【0020】
画像形成部16は、給送トレイ17と、排出トレイ18とを有する。
【0021】
画像形成部16の内部には、図示しない印字機構として、例えば、給送機構、搬送機構、帯電機構、露光機構、現像機構、転写機構、定着機構、または、排出機構が配置される。
【0022】
給送トレイ17は、画像形成部16から引き出し可能であり、給送トレイ17に載置された図示しないシートは、給送機構、搬送機構により給送される。
【0023】
例えば、電子写真方式の場合、シートは、帯電機構、露光機構、現像機構、および転写機構により、トナーなどの着色剤、色材で画像形成され、排出機構に搬送される。例えば、インクジェット方式の場合、シートは、インクカートリッジ、インクヘッドにより、インクなどの着色剤、色材で画像形成され、排出機構に搬送される。
【0024】
シートは、排出機構により、排出トレイ18に排出される。
【0025】
次に、図1に加え、図2図10(d)を参照して、本実施形態に係る画像形成装置10の具体的態様を説明する。
【0026】
図2は、本実施形態に係る画像形成装置10の構成を示すブロック図である。図3(a)および(b)は、本実施形態に係る画像形成装置10の供給部22を示す図である。図4(a)〜(f)は、本実施形態に係る画像形成装置10の印字色と着色剤との関係を示す図である。図5は、本実施形態に係る画像形成装置10のプレビュー画像60を示す図である。図6(a)〜(f)は、本実施形態に係る画像形成装置10の代替色と着色剤との関係を示す図である。
【0027】
図7(a)〜(c)は、本実施形態に係る画像形成装置10の代替色を選択する代替プレビュー画像62を示す図である。図8(a)〜(d)は、本実施形態に係る画像形成装置10の代替色の組み合わせと濃度との関係を示す図である。図9(a)〜(c)は、本実施形態に係る画像形成装置10の代替色の濃度を選択する濃度設定画面を示す図である。図10(a)〜(d)は、本実施形態に係る画像形成装置10の代替色の組み合わせと濃度との関係を示す図である。
【0028】
以下、本実施形態に係る画像形成装置10の具体的態様について、情報の流れに沿って説明する。
【0029】
本実施形態に係る画像形成装置10は、読取部11と、供給部22と、検出部24と、検知部26と、設定部30と、表示部14と、画像形成部16とを備える。
【0030】
読取部11は、原稿に記載された画像を読み取り、画像データを出力する。供給部22は、シートに画像を形成する着色剤を供給する。検出部24は、供給部22に充填された着色剤の残量を検出し、残量情報を出力する。検知部26は、残量情報に基づいて、着色剤の残量が閾値を下回っている不足色を検知し、検知情報を出力する。
【0031】
設定部30は、検知情報に基づいて、不足色を除く、着色剤の残量が閾値を上回っている単一の充足色に対応する代替色を設定し、または、複数の充足色の着色剤を組み合わせた代替色を設定して、代替画像データを出力する。表示部14は、不足色を代替色で代替した代替プレビュー画像62と、代替色の候補とを表示し、代替色を選択可能な代替色選択画面70を表示する。画像形成部16は、代替色選択画面70で選択された代替色が設定された代替画像データに基づいて、シートに画像を形成する。
【0032】
図2に示すように、画像形成装置10は、読取部11と、記憶部20と、表示部14と、供給部22と、検出部24と、検知部26と、画像形成部16と、設定部30と、計時部32と、通知部34とを備える。図1で既に説明した態様については、重複する説明を省略する。
【0033】
読取部11は、図1に示す給送トレイ17に載置された、図示しない原稿に記載された画像を読み取り、画像データ(原画像データ)を出力する。原画像データは、後述する代替画像データに対する名称である。原画像データは、図3で後述する供給部22を構成するトナーカートリッジ50またはインクカートリッジ50において、すべての着色剤の量が閾値を下回っていない場合に、原稿に記載された画像の色彩に対応する着色剤を用いて画像形成されることが予定された画像データである。
【0034】
以降の説明では、インクカートリッジ50について説明する必要がある場合を除き、トナーカートリッジ50について説明する。トナーカートリッジ50に関する説明は、インクカートリッジ50についても適用される。また、以降の説明では、着色剤をトナーと記載する場合がある。トナーに関する記載は、別途説明する場合を除き、インクについても適用される。
【0035】
記憶部20は、原画像データを記憶する。記憶部20は、さらに、データおよびコンピュータープログラムを記憶してもよい。具体的には、記憶部20は、半導体メモリーのような主記憶装置、並びに、半導体メモリーおよび/またはハードディスクドライブのような補助記憶装置を含む。記憶部20の具体例は、HDD(Hard Disk Drive)、または、USB(Universal Serial Bus)メモリーである。
【0036】
表示部14は、原画像データに基づいて、プレビュー画像60を表示する。図5は、プレビュー画像60を簡潔に示した図である。本実施形態では、説明を簡潔にするため、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のテストパターンが記載された原稿のプレビュー画像60を示す。
【0037】
また、以降の説明では、シアンを単に「C」と記載する場合がある。マゼンタを単に「M」と記載する場合がある。イエローを単に「Y」と記載する場合がある。ブラックを単に「K」と記載する場合がある。
【0038】
読取部11が読み取った原稿の原画像データは、プレビュー画像60に変換され、表示部14に表示される。
【0039】
供給部22は、シートに画像を形成する着色剤を供給する。図3(a)は、供給部22を示す。供給部22は、具体的には、トナーカートリッジ50である。また、トナーカートリッジ50の内部に充填される着色剤(トナー)を斜線で示す。
【0040】
トナーカートリッジ50は、シアンのトナーカートリッジ50C、マゼンタのトナーカートリッジ50M、イエローのトナーカートリッジ50Y、ブラックのトナーカートリッジ50Kを含む。供給部22は、は、C、M、Y、K以外の色のトナーカートリッジ50を含んでもよい。
【0041】
検出部24は、供給部22に充填された着色剤の残量を検出し、残量情報を出力する。すなわち、検出部24は、トナーカートリッジ50の内部に充填されたトナーの残量を検出し、残量情報を出力する。
【0042】
検出部24は、発光部52と、受光部54とを含む。発光部52は、具体的には、発光ダイオードなどの発光素子である。受光部54は、具体的には、CCDセンサー(CCD:Charge Coupled Device)などの受光素子である。
【0043】
発光部52Cおよび受光部54Cは、トナーカートリッジ50CのCトナーの残量を検出する。発光部52Mおよび受光部54Mは、トナーカートリッジ50MのMトナーの残量を検出する。発光部52Yおよび受光部54Yは、トナーカートリッジ50YのYトナーの残量を検出する。発光部52Kおよび受光部54Kは、トナーカートリッジ50KのKトナーの残量を検出する。
【0044】
図3(a)に示す、トナーカートリッジ50C、トナーカートリッジ50M、トナーカートリッジ50Y、トナーカートリッジ50Kには、いずれも閾値を上回るトナーが充填されている。そのため、発光部52から射出された光は、点線矢印で示すように、トナーカートリッジ50の内部のトナーで遮蔽され、受光部54に到達しない。
【0045】
この場合、受光部54C、受光部54M、受光部54Y、受光部54Kは、いずれも、トナーの残量が閾値を上回っていることを示す残量情報を出力する。
【0046】
図4(a)〜(f)は、原稿に記載された画像を読取部11が読み取って出力した原画像データについて、3×3画素のトナー配置を示す。以降、3×3画素を、a11画素、a12画素、a13画素、a21画素、a22画素、a23画素、a31画素、a32画素、およびa33画素と記載する。
【0047】
図4(a)は、C画像を示す。C画像は、3×3画素にCトナーのみが配置される。図4(b)は、M画像を示す。M画像は、3×3画素にMトナーのみが配置される。図4(c)は、Y画像を示す。Y画像は、3×3画素にYトナーのみが配置される。図4(d)は、K画像を示す。K画像は、3×3画素にKトナーのみが配置される。
【0048】
図4(e)は、混色画像A1の事例を示す。図4(e)において、3×3画素の1行1列目の画素をa11画素と記載し、順に、a12画素、a13画素、a21画素、a22画素、a23画素、a31画素、a32画素と記載し、3行3列目の画素をa33画素と記載する。
【0049】
図4(e)に示す混色画像A1は、a13画素、a21画素、およびa32画素にCトナーが配置される。a12画素、a23画素、a31画素、およびa33画素にMトナーが配置される。a11画素、およびa22画素にYトナーが配置される。
【0050】
図4(f)は、混色画像A2の事例を示す。混色画像A2は、a22画素にCトナーが配置される。a11画素、およびa33画素にMトナーが配置される。a12画素、a21画素、およびa32画素にYトナーが配置される。a13画素、a23画素、およびa31画素にKトナーが配置される。
【0051】
画像形成部16は、残量情報が、画像形成に関わる色の着色剤が閾値を上回っていることを示す場合、原画像データに基づいて、シートに画像を形成する。
【0052】
次に、図3(b)に示すトナーカートリッジ50C、トナーカートリッジ50M、トナーカートリッジ50Kには、いずれも閾値を上回るトナーが充填されている。そのため、発光部52C、発光部52M、発光部52Kから射出された光は、点線矢印で示すように、トナーカートリッジ50の内部のトナーで遮蔽され、それぞれ、受光部54C、受光部54M、受光部54Kに到達しない。
【0053】
この場合、受光部54C、受光部54M、受光部54Kは、いずれも、トナーの残量が閾値を上回っていることを示す残量情報を出力する。
【0054】
しかし、図3(b)に示すトナーカートリッジ50Yに充填されているYトナーの量は、閾値を下回る。そのため、発光部52Yから射出された光は、実線矢印で示すように、トナーカートリッジ50の内部を透過し、受光部54Yに到達する。
【0055】
検知部26は、残量情報に基づいて、トナーカートリッジ50Yについて、残量が閾値を下回っている不足色イエローを検知し、検知情報を出力する。この場合、不足色はイエローである。検知情報は、不足色イエローを検知したことを示す。
【0056】
本実施形態では、一例として、不足色をイエローとして説明するが、不足色は、シアン、マゼンタ、ブラックまたはその他の色であってもよい。
【0057】
本実施形態では、設定部30は、単一の充足色に基づいて、または、複数の充足色をそれぞれ画素に割り当てる割合に基づいて、代替色を設定してもよい。
【0058】
設定部30は、検知情報に基づいて、不足色を除く、着色剤の残量が閾値を上回っている単一の充足色に対応する代替色を設定する。設定部30は、検知情報に基づいて、不足色を除く、複数の充足色の着色剤を組み合わせた代替色を設定して、代替画像データを出力してもよい。
【0059】
設定部30は、単一の充足色に基づいて、または、複数の充足色をそれぞれ3×3画素に割り当てる割合に基づいて、代替色を設定してもよい。
【0060】
図6(a)〜(f)は、着色剤の残量が閾値を下回った不足色がイエローである場合に、着色剤の残量が閾値を上回っている充足色シアン、充足色マゼンタ、若しくは、充足色ブラックのいずれか一つに基づく代替色(単一の充足色に基づく代替色)を設定し、または、充足色シアン、充足色マゼンタ、若しくは、充足色ブラックのいずれかを混合した混合色で代替色を設定する事例を示す。
【0061】
すなわち、具体的には、設定部30は、トナーの残量が閾値を下回った不足色がイエローである場合に、トナーの残量が閾値を上回っている充足色シアン、充足色マゼンタ、若しくは、充足色ブラックのいずれか一つを代替色に設定する。
【0062】
また、設定部30は、トナーの残量が閾値を下回った不足色がイエローである場合に、充足色シアン、充足色マゼンタ、若しくは、充足色ブラックのいずれかのトナーを、3×3画素に割り当てる割合を変えた混合色を代替色に設定する。
【0063】
図6(a)に示すC画像では、不足色イエローの3×3画素に、すべて充足色シアンのトナーが代替色として配置される。図6(b)に示すM画像では、不足色イエローの3×3画素に、すべて充足色マゼンタのトナーが代替色として配置される。
【0064】
図6(c)に示すY1画像では、不足色イエローの3×3画素のうち、a22画素のみに、充足色シアンのトナーが代替色として配置される。Y1画像から順にYn画像(n>1、nは自然数)まで、充足色シアン、充足色マゼンタ、充足色ブラックの画素数が増加する。
【0065】
図6(d)に示すYg画像(1<g<n、gは自然数)では、不足色イエローの3×3画素のうち、a11画素、a23画素、およびa31画素に、充足色シアンのトナーが代替色として配置される。a22画素に、充足色マゼンタのトナーが代替色として配置される。a12画素、a13画素、a21画素、a32画素、およびa33画素に、充足色ブラックのトナーが代替色として配置される。
【0066】
Yg画像では、例えば、充足色シアンと充足色マゼンタとを混合する割合に応じて、ブルー系に濃淡が加わった画像が表示される。
【0067】
また、図示しないYg画像は、不足色イエローの3×3画素に、すべて充足色シアンのトナーが代替色として配置される場合が含まれる。また、図示しないYg画像には、不足色イエローの3×3画素に、すべて充足色マゼンタのトナーが代替色として配置される場合が含まれる。
【0068】
図6(e)に示すYn画像では、不足色イエローの3×3画素のうち、a22画素に、充足色マゼンタのトナーが代替色として配置される。a22画素を除く、a11画素〜a33画素に、充足色ブラックのトナーが代替色として配置される。
【0069】
図6(f)に示すK画像では、不足色イエローの3×3画素に、すべて充足色ブラックのトナーが代替色として配置される。
【0070】
本実施形態によれば、いずれかのトナーカートリッジ50で不足色が発生しても、充足色の組み合わせで表すことが可能な範囲で、代替色により画像形成を継続することができる。
【0071】
表示部14は、不足色を代替色で代替した代替プレビュー画像62と、代替色の候補とを表示し、代替色を選択可能な代替色選択画面70を表示してもよい。
【0072】
図7(a)〜(c)に示すように、表示部14は、代替プレビュー画像62と、代替色の候補とを表示した、代替色選択画面70を表示する。
【0073】
図7(a)〜(c)は、説明を簡明にするため、C、M、Y、Kのテストパターンが記載された原稿を読取部11が読み取り、表示部14が代替プレビュー画像62と、代替色選択画面70とを表示する態様を示す。
【0074】
図7(a)〜(c)は、トナーカートリッジ50YのYトナーの量が閾値を下回っているため(図3(b))、イエローが不足色であり、シアン、マゼンタ、ブラックが充足色である。従って、イエローの画像部分を、シアン、マゼンタ、ブラックのいずれか一つ、または、複数色の混合色(シアンとマゼンタ、シアンとブラック、マゼンタとブラック、シアンとマゼンタとブラック)で代替しているため、代替プレビュー画像62が表示される。
【0075】
図7(a)〜(c)に示す表示部14は、代替プレビュー画像62と併せて、代替色の候補を表示した、代替色選択画面70を表示してもよい。
【0076】
代替色選択画面70は、図6(a)〜(f)で説明したC画像からK画像のいずれかを選択できるボタン画像またはアイコン画像を表示する。代替色選択画面70は、ボタン画像Y1〜ボタン画像Ynを表示してもよく、ボタン画像Ygには、充足色シアンのみで代替色を構成する場合を含む。また、代替色選択画面70は、ボタン画像Ygには、充足色マゼンタのみで代替色を構成する場合を含む。
【0077】
具体的には、図7(a)に示すように、ユーザーが、代替色選択画面70において、ボタン画像Y1を選択すると、代替プレビュー画像62のY画像に対応する箇所に、Y1画像が代替プレビュー表示される。
【0078】
図7(b)に示すように、ユーザーが、代替色選択画面70において、ボタン画像Ygを選択すると、代替プレビュー画像62のY画像に対応する箇所に、Yg画像が代替プレビュー表示される。
【0079】
図7(c)に示すように、ユーザーが、代替色選択画面70において、ボタン画像Ynを選択すると、代替プレビュー画像62のY画像に対応する箇所に、Yn画像が代替プレビュー表示される。
【0080】
代替色選択画面70は、ボタン画像Yn+1を表示してもよい。ボタン画像Yn+1は、図6(f)で説明した、充足色ブラックのみで代替色を構成する場合を示す。すなわち、ユーザーが、代替色選択画面70において、ボタン画像Yn+1を選択すると、代替プレビュー画像62のY画像に対応する箇所に、Yn+1画像が代替プレビュー表示される。
【0081】
画像形成部16は、代替色選択画面70で選択された代替色が設定された代替画像データに基づいて、シートに画像を形成してもよい。
【0082】
本実施形態によれば、不足色を代替色で代替した代替プレビュー画像62と、代替色の候補を選択することができる代替色選択画面70とが、表示部14に表示されるため、ユーザーは、代替色を選択することができる。
【0083】
次に、本実施形態では、表示部14は、さらに、不足色を代替色で代替した代替画像データに基づいて、シートに画像形成するか否かを選択可能な印刷方法選択画面を表示してもよい。
【0084】
具体的には、図3(b)を参照して説明したように、いずれかの色のトナーカートリッジ50に充填されたトナーの量が閾値を下回っていることを検知部26が検知する。表示部14は、不足色をいずれかの一の充足色に基づく代替色により代替して画像形成するか否かを、ユーザーが選択可能な印刷方法選択画面を表示する。表示部14は、複数の充足色を混合した代替色により代替して画像形成するか否かを、ユーザーが選択可能な印刷方法選択画面を表示する。
【0085】
本実施形態によれば、代替色により画像形成を継続するか、または、不足色のトナーが閾値を上回って充填されるまで、若しくは、不足色のトナーカートリッジ50が新しいトナーカートリッジ50に取り換えられるまで、一旦画像形成を中断するかを、ユーザーが選択することができる。そのため、ユーザーの便宜を図ることができ、さらに、ユーザーが望まない代替色による画像形成が行われることによる、トナーおよびシートの無駄な消費を抑えることができる。
【0086】
本実施形態では、表示部14は、代替色の濃度を設定可能な濃度設定画面を表示してもよい。
【0087】
表示部14は、不足色を代替色で代替した代替画像データに基づいて、シートに画像形成するか否かを選択可能な印刷方法選択画面を表示する。
【0088】
本実施形態では、設定部30は、充足色が割り当てられる画素数を変化させて、代替色の濃度を設定してもよい。
【0089】
本実施形態では、設定部30は、黒色の着色剤を除く、充足色に基づいて代替色を設定し、黒色の着色剤の画素数に基づいて、代替色の濃度を設定してもよい。
【0090】
設定部30は、3×3画素のうち、充足色が割り当てられない画素数を変化させて、代替色の濃度を設定する。
【0091】
設定部30は、ブラックのトナーを除く、充足色シアンまたは充足色マゼンタに基づいて代替色を設定し、3×3画素におけるブラックのトナーの画素数に基づいて、代替色の濃度を設定する。
【0092】
図8(a)〜図10(d)を参照して、代替色の濃度の設定について、具体的な事例を説明する。図8(a)〜図10(d)は、いずれも、トナーカートリッジ50Y(図3(b))について、不足色イエローが発生した場合、充足色シアン、充足色マゼンタ、充足色ブラックにより、代替色の濃度を変化させる事例を示す。
【0093】
図8(a)〜(d)は、充足色シアン、充足色マゼンタ、充足色ブラックを混合し、さらに、濃度を変化させる事例を示す。
【0094】
図8(a)に示すように、説明の便宜のため、3×3画素に注目すると、設定部30は、a21画素およびa32画素にC画素を設定し、a12画素およびa23画素にM画素を設定する。この場合、代替色は、濃度D11に設定される。ただし、設定部30は、充足色を配置する画素数を減らせば、より濃度の低い代替色を設定することができる。
【0095】
図8(b)に示すように、図8(a)に加えて、設定部30は、a22画素にK画素を設定する。この場合、代替色は、濃度D12に設定され、濃度D12>濃度D11である。
【0096】
図8(c)に示すように、図8(b)に加えて、設定部30は、a11画素にC画素を設定し、a33画素にM画素を設定する。このとき、代替色は、濃度D13に設定され、濃度D13>濃度D12である。
【0097】
図8(d)に示すように、図8(c)に加えて、設定部30は、a13画素にC画素を設定し、a31画素にM画素を設定する。このとき、代替色は、濃度D14に設定され、濃度D14>濃度D13である。ただし、設定部30は、K画素を配置する画素数を増やせば、より濃度の高い代替色を設定することができる。
【0098】
図9(a)〜(c)は、表示部14に表示された濃度設定画面を示す。濃度設定画面は、設定スライド80を有する。図9(a)〜(c)は、不足色イエローに対し、充足色シアン、充足色マゼンタ、充足色ブラックの一つ、または、いずれかを混合して生成する代替色の濃度を設定する画面を表示する。
【0099】
設定スライド80には、スライダーD(スライダーD1、スライダーDg、スライダーDn)を有する。表示部14は、スライダーDの位置に応じて、代替色を変化させて表示する。ユーザーは、スライダーDを図9(a)〜(c)に示すように上下方向にスライドさせることにより、代替色の濃度を設定することができる。
【0100】
表示部14は、数値入力方式による濃度設定画面を表示してもよい。ユーザーは、表示部14に表示された数字または記号が記載されたボタンまたはアイコンを指示することにより、濃度を設定できる。
【0101】
図9(a)に示すように、表示部14の設定スライド80に、スライダーD1が表示されている。設定スライド80にスライダーD1が表示されている場合、代替プレビュー画像62のY画像には、図6(c)で説明したY1画像が表示される。
【0102】
Y1画像の濃度は、充足色シアン、充足色マゼンタ、充足色ブラックの一つ、または、いずれかを混合して生成する代替色のなかで最も薄い。
【0103】
図9(b)に示すように、表示部14の設定スライド80に、スライダーDgが表示されている。設定スライド80にスライダーDgが表示されている場合、代替プレビュー画像62のY画像には、図6(d)で説明したYg画像が表示される。
【0104】
Yg画像の濃度は、充足色シアン、充足色マゼンタ、充足色ブラックの一つ、または、3×3画素におけるいずれかの充足色の画素数の割合に応じて変化する。ユーザーがスライダーDgをスライドさせると、充足色シアンと充足色マゼンタとが混合される割合が変化し、ブルー系の色彩が、濃度を変えながら表示される。
【0105】
図9(c)に示すように、表示部14の設定スライド80に、スライダーDnが表示されている。設定スライド80にスライダーDnが表示されている場合、代替プレビュー画像62のY画像には、図6(e)で説明したYn画像が表示される。
【0106】
表示部14の設定スライド80に、スライダーDn+1が表示されてもよい。設定スライド80に設定スライダーDn+1が表示されている場合、代替プレビュー画像62のY画像には、図6(f)で説明したK画像が表示される。
【0107】
本実施形態によれば、ユーザーは、濃度設定画面により、代替色の濃度を、ユーザーの嗜好に合わせて設定することができる。
【0108】
また、本実施形態によれば、充足色シアン、充足色マゼンタ、充足色ブラックが割り当てられる画素数の割合を変化させながら、多様な濃度の代替色を設定することができる。
【0109】
次に、図10(a)〜(d)に、濃度を変化させる他の事例を示す。図10(a)〜(d)は、充足色シアンまたは充足色マゼンタにより代替色を生成し、代替色の濃度を充足色ブラックの画素数により変化させる事例を示す。
【0110】
図10(a)に示すように、説明の便宜のため、3×3画像に注目すると、設定部30は、例えば、a21画素、a31画素、およびa32画素にC画素を設定し、a12画素、a13画素、およびa23画素にM画素を設定する。この場合、代替色は、濃度D21に設定される。ただし、設定部30は、充足色を配置するC画素またはM画素の画素数を減らせば、より濃度の低い代替色を設定することができる。
【0111】
図10(b)に示すように、図10(a)に加えて、設定部30は、a22画素にK画素を設定する。この場合、代替色は、濃度D22に設定され、濃度D22>濃度D21である。
【0112】
図10(c)に示すように、図10(b)に加えて、設定部30は、a11画素にK画素を設定する。このとき、代替色は、濃度D23に設定され、濃度D23>濃度D22である。
【0113】
図10(d)に示すように、図10(c)に加えて、設定部30は、a33画素にK画素を設定する。このとき、代替色は、濃度D24に設定され、濃度D24>濃度D23である。ただし、設定部30は、充足色Cまたは充足色Mを配置する画素数を減らし、充足色Kを配置する画素数をより増やせば、より濃度の高い代替色を設定することができる。
【0114】
本実施形態によれば、充足色Cまたは充足色Mにより基本的な代替色を生成し、充足色Kで代替色の濃度を変化させるので、充足色C、充足色M、または、充足色Kをすべて使用して基本的な代替色を生成し、さらに濃度を変化させる場合に比べて、充足色Kのトナー消費を抑えることができる。
【0115】
本実施形態では、表示部14は、所定時間内に、不足色について供給部22が交換されることにより、または、不足色について着色剤が補充されることにより、不足色について着色剤の残量が閾値を上回ったことを通知するためのアドレスを入力する入力画面を表示してもよい。
【0116】
また、画像形成装置10は、記憶部20をさらに備えてもよい。記憶部20は、原画像データに対応させてアドレスを記憶する。
【0117】
本実施形態では、画像形成装置10は、計時部32をさらに備えてもよい。計時部32は、所定時間を計時する。
【0118】
また、検出部24は、不足色について供給部22が交換されることにより増加した、または、不足色について着色剤が補充されることにより増加した、不足色の着色剤の残量を検出し、残量情報を出力してもよい。検知部26は、残量情報に基づいて、所定時間内に、不足色について着色剤の残量が閾値を上回ったことを検知してもよい。
【0119】
画像形成装置10は、通知部34をさらに備えてもよい。通知部34は、記憶部20に記憶されたアドレスに、不足色について着色剤の残量が閾値を上回ったことを通知する。
【0120】
表示部14は、原画像データに基づいて、シートに画像形成するか否かを選択可能な印刷方法選択画面を表示してもよい。画像形成部16は、原画像データに基づいて、シートに画像形成することが選択された場合、原画像データに基づいて、シートに画像を形成してもよい。
【0121】
表示部14は、所定時間内に、不足色について供給部22のトナーカートリッジ50が交換されることにより、または、不足色についてトナーカートリッジ50にトナーが補充されることにより、不足色についてトナーの残量が閾値を上回ったことを通知するためのアドレスを入力する入力画面を表示する。
【0122】
記憶部20は、原画像データに対応させてアドレスを記憶する。
【0123】
計時部32は、所定時間を計時する。計時部32の具体例は、タイマーである。タイマーは、ASICにより実現されてもよい。
【0124】
検出部24は、不足色について供給部22のトナーカートリッジ50が交換されることにより増加した、または、不足色についてトナーカートリッジ50にトナーが補充されることにより増加した、不足色のトナーの残量を検出し、残量情報を出力する。
【0125】
検知部26は、残量情報に基づいて、所定時間内に、不足色についてトナーカートリッジ50のトナーの残量が閾値を上回ったことを検知する。
【0126】
通知部34は、記憶部20に記憶されたアドレスに、不足色についてトナーカートリッジ50のトナーの残量が閾値を上回ったことを通知する。
【0127】
表示部14は、原画像データに基づいて、シートに画像形成するか否かを選択可能な印刷方法選択画面を表示する。
【0128】
画像形成部16は、原画像データに基づいて、シートに画像形成することが選択された場合、原画像データに基づいて、シートに画像を形成する。
【0129】
具体的には、先述した通り、ユーザーが、読取部11が原稿を読み取って出力した原画像データを、充足色で画像形成することを、印刷方法選択画面で選択する。
【0130】
表示部14は、アドレスを入力する入力画面を表示する。ユーザーが、アドレスを入力画面に入力すると、記憶部20がアドレスを記憶する。記憶部20は、読取部11が原稿を読み取った画像データについて、充足色で画像形成することをユーザーが選択した場合に、原画像データを記憶してもよい。記憶部20は、原画像データに対応させてアドレスを記憶してもよい。
【0131】
計時部32は、所定時間を計時する。計時部32が所定時間を計測すると、通知部34は、記憶部20に記憶されたアドレスにメールを送信する。メールには、所定時間内に、不足色イエローについて、供給部22のイエローのトナーカートリッジ50Yが交換されたことが記載されている。
【0132】
メールには、所定時間内に、不足色イエローについて、供給部22のトナーカートリッジ50YにYトナーが補充され、Yトナーの量が閾値を上回ったことが記載されてもよい。
【0133】
画像形成部16は、充足色シアン、充足色マゼンタ、充足色イエロー、または、充足色ブラックのトナーを用いて、原画像データに基づいて、シートに画像形成する。
【0134】
本実施形態によれば、所定時間内に、不足色のトナー量が閾値を超えた場合、ユーザーに通知され、改めて原画像データにより、シートに画像形成できる。
【0135】
次に、図11図13を参照して、本実施形態に係る画像形成装置10による情報処理を説明する。図11図13は、本実施形態に係る画像形成装置10による情報処理を示すフローチャートである。
【0136】
図11図13に示すように、フローチャートは、ステップS10からステップS54を含む。具体的には次の通りである。
【0137】
図11に示すステップS10において、読取部11は、原稿に記載された画像を読み取り、画像データを出力する。処理は、ステップS12に進む。
【0138】
ステップS12において、記憶部20は、原画像データを記憶する。処理は、ステップS14に進む。
【0139】
ステップS14において、表示部14は、原画像データに基づいて、プレビュー画像60を表示する。処理は、ステップS16に進む。
【0140】
ステップS16において、検出部24は、トナーカートリッジ50に充填されたトナーの残量を検出し、残量情報を出力する。処理は、ステップS18に進む。
【0141】
ステップS18において、検知部26は、残量情報に基づいて、トナーの残量が閾値を下回っているか否かを検知する。下回っていない場合(ステップS18において、No)、ステップS20に進む。下回っている場合(ステップS18において、Yes)、処理は、ステップS22に進む。
【0142】
ステップS18において、Noの場合、ステップS20において、画像形成部16は、原画像データに基づいて、シートに画像を形成する。そして、処理は終了する。
【0143】
ステップS18において、Yesの場合、ステップS22において、検知部26は、残量情報に基づいて、トナーの残量が閾値を下回っている不足色を検知し、検知情報を出力する。処理は、ステップS24に進む。
【0144】
ステップS24において、設定部30は、検知情報に基づいて、不足色を除く、充足色に対応する代替色を設定し、代替画像データを出力する。処理は、ステップS26に進む。
【0145】
ステップS26において、表示部14は、不足色を代替色で代替した代替プレビュー画像62を表示する。処理は、ステップS28に進む。
【0146】
ステップS28において、表示部14は、代替色の候補を表示し、代替色を選択可能な代替色選択画面70を表示する。処理は、図12に示すステップS30に進む。
【0147】
図12に示すステップS30において、表示部14は、代替画像データに基づいて、代替色の濃度を設定する濃度設定画面を表示する。処理は、ステップS32に進む。
【0148】
ステップS32において、表示部14は、原画像データに基づいて、シートに画像形成するか否かを選択する印刷方法選択画面を表示する。選択しない場合(ステップS32において、No)、処理は、ステップS34に進む。選択する場合(ステップS32において、Yes)、処理は、ステップS36に進む。
【0149】
ステップS32において、Noの場合、ステップS34において、画像形成部16において、代替画像データに基づいて、シートに画像を形成する。そして、処理は終了する。
【0150】
ステップS32において、Yesの場合、ステップS36において、表示部14は、不足色についてトナーの残量が閾値を上回ったことを通知するためのアドレスを入力する入力画面を表示する。処理は、ステップS38に進む。
【0151】
ステップS38において、記憶部20は、原画像データに対応させて、メールアドレスを記憶する。処理は、ステップS40に進む。
【0152】
ステップS40において、計時部32は、所定時間を計時する。処理は、ステップS42に進む。
【0153】
ステップS42において、検出部24は、不足色のトナーの残量を検出し、残量情報を出力する。処理は、ステップS44に進む。
【0154】
ステップS44において、検知部26は、残量情報に基づいて、所定時間内に、不足色についてトナーの残量が閾値を上回ったか否かを検知する。閾値を上回らなかった場合(ステップS44において、No)、処理は、ステップS46に進む。閾値を上回った場合(ステップS44において、Yes)、処理は、ステップS48に進む。
【0155】
ステップS44において、Noの場合、ステップS46において、記憶部20は、原画像データを消去する。そして、処理は終了する。
【0156】
ステップS44において、Yesの場合、ステップS48において、通知部34は、記憶部20に記憶されたメールアドレスに、不足色についてトナーの残量が閾値を上回ったことを通知する。処理は、図13に示すステップS50に進む。
【0157】
ステップS50において、表示部14は、原画像データに基づいて、シートに画像形成するか否かを選択する印刷方法選択画面を表示する。選択しない場合(ステップS50において、No)、処理は、ステップS52に進む。選択する場合(ステップS50において、Yes)、処理は、ステップS54に進む。
【0158】
ステップS50において、Noの場合、ステップS52において、記憶部20は、原画像データを消去する。そして、処理は終了する。
【0159】
ステップS50において、Yesの場合、ステップS54において、画像形成部16は、原画像データに基づいて、シートに画像を形成する。そして、処理は終了する。
【0160】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0161】
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
【符号の説明】
【0162】
10 画像形成装置
11 読取部
12 原稿給紙台
13 操作部
14 表示部
15 操作ボタン
16 画像形成部
17 給送トレイ
18 排出トレイ
20 記憶部
22 供給部
24 検出部
26 検知部
30 設定部
32 計時部
34 通知部
50 トナーカートリッジ
52 発光部
54 受光部
60 プレビュー画像
62 代替プレビュー画像
70 代替色選択画面
80 設定スライド
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13