特開2021-195183IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

吊構造物及び吊設工法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】対象物を吊上げる際に高度な玉掛け技能を必要としない吊構造物及び吊設工法を提供する。
【解決手段】搬送装置の玉掛けワイヤが係合する第1係合部材と、対象物に設けられた一対の突起部に各々係合する一対の第2係合部材と、該一対の第2係合部材と第1係合部材とを接続する一対の吊り部材とを備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、汽水分離器は、気液分離機能に加え、タンク機能を併せ持つものであり、特許文献1の図1に記載されているように、円筒形かつ長尺状の胴を備える機械構成要素である。すなわち、この汽水分離器は、ボイラ装置の架構に縦姿勢で設置され、上部が汽水分離器として機能し、下部が蒸気ドレインを貯留するドレインタンクとして機能するものである。このような長尺状の汽水分離器を架構に設置する場合、従来では、汽水分離器の端部にクレーンの玉掛けワイヤを掛け回すことによって縦姿勢で吊上げていた。 しかしながら、このような汽水分離器に対する玉掛け作業は、極めて高度の玉掛け技能を有する熟練者でないと行い得ず、このような熟練者を所望の時期に確保することは、近年の人手不足の現状では極めて困難である。したがって、汽水分離器を吊上げる際に高度な玉掛け技能を必要としない汽水分離器の設置工法の開発が極めて重要である。 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、対象物を吊上げる際に高度な玉掛け技能を必要としない吊上用構造物及び吊設工法の提供を目的とするものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明では、吊構造物に係る第1の解決手段として、搬送装置の玉掛けワイヤが係合する第1係合部材と、対象物に設けられた一対の突起部に各々係合する一対の第2係合部材と、該一対の第2係合部材と前記第1係合部材とを接続する一対の吊り部材とを備える、という手段を採用する。
【発明の効果】
本発明によれば、汽水分離器を吊上げる際に高度な玉掛け技能を必要としない吊構造物及び吊設工法を提供することが可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施形態におけるボイラの概略構造を示す模式図である。

【図2A】本発明の一実施形態における吊構造物Tを示す正面図である。

【図2B】本発明の一実施形態における吊構造物Tを示す側面図である。

【図2C】本発明の一実施形態における吊構造物Tのボイラ架構Kへの接続状態を示す上面図である。

【図3】本発明の一実施形態におけるタンク付汽水分離器Sをクレーンで吊った状態を示す斜視図である。

【図4】本発明の一汽水分離器設置工法の工程を示す工程図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

K ボイラ架構   H ボイラ本体   S タンク付汽水分離器   s1 トラニオン(突起部)   T 吊構造物   W 玉掛けワイヤ   1 第1係合部材   1a 本体部   1b 吊ピース   1c 本体連結部   1d 長尺状部材   1e 接続材   1f 係合ピン   2 第2係合部材   2a U字状部材   2b 連結部材   2c 第1接続部   2d 第2接続部   2e 係合ピン   2f 係合ピン   3 吊り部材   3a 本体連結部材   3b 第1アイボルト   3c 第2アイボルト   3d ネジ継手  

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