【解決手段】正極端子と負極端子とが千鳥配列された組電池において複数の電池の同極の端子を互いに接続するバスバーであって、第一の方向に延びて形成された本体部を有するバスバー本体と、本体部にそれぞれ連なる複数の導電接続部とを備え、導電接続部は、本体部の形成面に平行な面に沿って延伸して形成され同極の端子に接続される端子接続部と、端子接続部に連なる折り曲げ部とを有し、複数の導電接続部のうちの少なくとも1つは、本体部と折り曲げ部との間に連なり端子接続部の延伸方向に沿って形成された延伸部をさらに有し、第一の方向に直交する第二の方向と延伸方向とがなす角度が30°以上60°以下である、または、本体部の第一の方向における一端に連なって形成されており、少なくとも、第二の方向から第一の方向に沿って本体部の一端から他端へと向かう方向へと湾曲する湾曲部を有する。
同一平面上に正極端子と負極端子とを有する角形の電池が、第一の方向に沿って複数配列されており、前記正極端子と前記負極端子とがそれぞれ千鳥配列された組電池において、複数の前記電池の同極の端子を互いに接続するバスバーであって、
第一の方向に延びて形成された本体部を有するバスバー本体と、
前記本体部にそれぞれ連なる複数の導電接続部と、
を備え、
前記導電接続部は、
前記本体部の形成面に平行な面に沿って延伸して形成され、前記同極の端子にそれぞれ接続される端子接続部と、
前記本体部と前記端子接続部との間に設けられ、前記端子接続部に連なる折り曲げ部と、
を有し、
複数の前記導電接続部のうちの少なくとも1つは、
前記本体部と前記折り曲げ部との間に連なり前記端子接続部の延伸方向に沿って形成された延伸部をさらに有し、
前記形成面において前記第一の方向に直交する第二の方向と、前記延伸方向とがなす角度が、30°以上60°以下であることを特徴とする、
バスバー。
同一平面上に正極端子と負極端子とを有する角形の電池が、第一の方向に沿って複数配列されており、前記正極端子と前記負極端子とがそれぞれ千鳥配列された組電池において、複数の前記電池の同極の端子を互いに接続するバスバーであって、
第一の方向に延びて形成された本体部を有するバスバー本体と、
前記本体部にそれぞれ連なる複数の導電接続部と、
を備え、
前記導電接続部は、
前記本体部の形成面に平行な面に沿って延伸して形成され、前記同極の端子にそれぞれ接続される端子接続部と、
前記本体部と前記端子接続部との間に設けられ、前記端子接続部に連なる折り曲げ部と、
を有し、
複数の前記導電接続部のうちの少なくとも1つは、
前記本体部の前記第一の方向における一端に連なって形成されており、
少なくとも、前記形成面において前記第一の方向に直交する第二の方向から、前記第一の方向に沿って前記一端から前記本体部の他端へと向かう方向へと湾曲する湾曲部を有することを特徴とする、
バスバー。
【発明を実施するための形態】
【0012】
A.第1実施形態:
A−1.全体構成:
図1は、本開示の一実施形態としてのバスバー20を備える組電池100の概略構成を示す斜視図である。
図2は、組電池100の概略構成を示す上面図である。組電池100は、後述するように複数並んでモジュール化され、図示しない二次電池装置の一部を構成している。本実施形態において、かかる二次電池装置は、図示しない電気自動車に搭載されているが、電気自動車に限らず、電気を動力源とする任意の移動体や定置型の電源として搭載されてもよい。
【0013】
組電池100は、複数の角形の電池10と、2つのバスバー20と、を備える。以降の説明では、複数の電池10の配列方向を「第一の方向D1」とも呼ぶ。なお、
図1および
図2では、組電池100とともに、後述する2つの導電部材90を図示している。
【0014】
図3は、電池10の概略構成を示す斜視図である。本実施形態の電池10は、リチウムイオン電池を含んで構成されているが、リチウムイオン電池に限らず、ニッケル水素電池等、任意の種類の二次電池を含んで構成されていてもよい。電池10は、電池本体部12と、2つの負極端子14と、2つの正極端子16と、を有する。すなわち、本実施形態における電池10は、1つの負極端子14と1つの正極端子16とを有する単位電池を2つ連接させたものである。
【0015】
電池本体部12は、扁平な略直方体の外観形状を有する。負極端子14および正極端子16は、それぞれ電池本体部12の上面13において上方向に向かって突出して形成されている。つまり、負極端子14および正極端子16は、同一平面上に配置されている。負極端子14および正極端子16には、それぞれ図示しない雌ネジが形成されている。以降の説明では、電池本体部12の上面13に平行な平面において、第一の方向D1に直交する方向を「第二の方向D2」とも呼ぶ。本実施形態において、電池本体部12の上面13に平行な平面における電池10の短手方向は、第一の方向D1と一致し、かかる平面における電池10の長手方向は、第二の方向D2と一致している。
【0016】
電池10を構成する2つの単位電池は、負極端子14および正極端子16の第二の方向D2における配列を入れ替えて連接されている。よって、電池10には、負極端子14と正極端子16とが第二の方向D2に沿って並んで形成されるとともに、負極端子14と正極端子16とが第一の方向D1に沿って並んで形成されている。電池本体部12の上面13には、さらに、第二の方向D2に沿って並んで形成された負極端子14と正極端子16との間に、測定用端子18がそれぞれ形成されている。各測定用端子18は、中間電位を測定する際に用いられる。
【0017】
図1および
図2に示すように、本実施形態の組電池100は、電池10の短手方向が第一の方向D1と一致するように、2つの電池10が第一の方向D1に沿って配列されており、負極端子14と正極端子16とがそれぞれ千鳥配列されている。このため、組電池100では、第一の方向D1に沿って負極端子14と正極端子16とが交互に並んでいる。千鳥配列について詳述すると、第二の方向D2の一端側(
図2の下方側)では、第一の方向D1の最も一端側(
図2の右側)に負極端子14が配置され、第一の方向D1の他端側(
図2の左側)に向かって負極端子14と正極端子16とが交互に配置されている。一方で、第二の方向D2の他端側(
図2の上方側)では、第一の方向D1の最も一端側(
図2の右側)に正極端子16が配置され、第一の方向D1の他端側(
図2の左側)に向かって負極端子14と正極端子16とが交互に配置されている。なお、組電池100が備える電池10の数は、2つに限らず3つや4つ等、任意の数であってもよい。組電池100は、第一の方向D1に沿って複数配列されることにより、モジュール化されている。なお、
図1および
図2では、図示の便宜上、1つの組電池100のみを示している。本実施形態の組電池100は、第一の方向D1と第二の方向D2とのうちのいずれか一方が、図示しない電気自動車の前後方向と略一致するように搭載されている。
【0018】
導電部材90は、第一の方向D1を長手方向とする平面視略長方形の板状の外観形状を有し、第一の方向D1に互いに隣り合う組電池100を電気的に直列に接続する。より具体的には、導電部材90は、或る組電池100の負極端子14と、かかる組電池100に隣り合う組電池100の正極端子16とを互いに接続する。導電部材90には、それぞれ板厚方向に貫通する2つの貫通孔92が第一の方向D1に沿って並んで形成されている。各貫通孔92は、後述するように、導電部材90と負極端子14および正極端子16との接続に用いられる。
【0019】
2つのバスバー20は、それぞれ、略板状の外観形状を有し、組電池100が備える2つの電池10を電気的に並列に接続する。2つのバスバー20のうちの一方は、複数の電池10の負極端子14同士を互いに接続し、2つのバスバー20のうちの他方は、複数の電池10の正極端子16同士を互いに接続する。すなわち、各バスバー20は、複数の電池10の同極の端子を互いに接続する。後述するように、各バスバー20は、複数の電池10の負極端子14または正極端子16の上に組付けられる。電池10の負極端子14を互いに接続するバスバー20(以下、負極用バスバー24とも呼ぶ)と、正極端子16を互いに接続するバスバー20(以下、正極用バスバー26とも呼ぶ)とは、同一の構成を有し、板厚方向に互いに反転した状態で互いに対向して組付けられる。以下の説明では、バスバー20が正極用バスバー26である場合について、代表して説明する。
【0020】
図4は、バスバー20の詳細構成を示す斜視図である。
図5は、バスバー20の詳細構成を示す上面図である。バスバー20は、バスバー本体30と、複数の導電接続部40とを有する。
【0021】
バスバー本体30は、本体部50と、導通部60とを有する。本実施形態において、バスバー本体30は、2つの本体部50を有する。各本体部50は、電池本体部12の上面13に平行な面に沿って、第一の方向D1に延びて形成されている。導通部60は、2つの本体部50を互いに導通させる。導通部60は、本体部50の形成面において、第二の方向D2に沿って形成されている。
【0022】
複数の導電接続部40は、本体部50にそれぞれ連なり、電池10の正極端子16にそれぞれ接続される。本実施形態では、各本体部50にそれぞれ2つの導電接続部40が連なっており、バスバー20は4つの導電接続部40を有している。このため、本実施形態のバスバー20において、第一の方向D1に沿って並ぶ導電接続部40の数は2であり、バスバー20は2つの電池10を接続する。本実施形態において、導電接続部40は、いずれも本体部50の第一の方向D1における端部に連なっている。換言すると、2つの本体部50は、それぞれ、第一の方向D1に沿って並ぶ2つの導電接続部40同士を接続する直線状に形成されている。
【0023】
各導電接続部40は、端子接続部41と、折り曲げ部43とを有する。各端子接続部41は、本体部50の形成面に平行な面に沿って延伸して形成され、電池10の正極端子16にそれぞれ接続される。各端子接続部41には、板厚方向に貫通する貫通孔42が形成されている。各貫通孔42は、後述するように、バスバー20と正極端子16との接続に用いられる。折り曲げ部43は、本体部50と端子接続部41との間に設けられ、端子接続部41に連なっている。折り曲げ部43は、折り曲げられて形成された部位であり、具体的には、第一の方向D1と第二の方向D2とに略直交する方向に折り曲げられて形成されている。
【0024】
本実施形態において、バスバー20が備える4つの導電接続部40のうちの3つは、端子接続部41が第二の方向D2に沿って延伸して形成されている。より具体的には、かかる3つの端子接続部41は、2つの本体部50のうちの一方の本体部50から、2つの本体部50のうちの他方の本体部50から離れる方向へと、第二の方向D2に沿って延伸して形成されている。以下の説明では、第二の方向D2に沿って互いに平行に延伸して形成された端子接続部41を有する導電接続部40を「第一導電接続部45」とも呼ぶ。本実施形態において、第一導電接続部45は、第二の方向D2の一端側に設けられた本体部50の第一の方向D1における他端側と、第二の方向D2の他端側に設けられた本体部50の第一の方向D1における両端側とに位置している。
【0025】
また、バスバー20が備える4つの導電接続部40のうちの残りの1つは、延伸部44をさらに有する。延伸部44は、本体部50と折り曲げ部43との間に連なり、端子接続部41の延伸方向に沿って形成されている。かかる導電接続部40は、延伸部44および端子接続部41の延伸方向と第二の方向D2とがなす角度が、30°以上60°以下である。このような構成を有する理由については、後述する。以下の説明では、第一導電接続部45を除く他の導電接続部40を「第二導電接続部46」とも呼び、第二導電接続部46が有する延伸部44および端子接続部41の延伸方向を「延伸方向D3」とも呼び、延伸方向D3と第二の方向D2とがなす角度を「角度θ」とも呼ぶ。
図5に示すように、バスバー20の上面視において、第二の方向D2と延伸方向D3とがなす角度θは、30°以上60°以下である。なお、バスバー20の上面視において、第一の方向D1と延伸方向D3とがなす角度θも30°以上60°以下である。本実施形態において、角度θは、第一導電接続部45が有する端子接続部41の延伸方向と、第二導電接続部46が有する端子接続部41の延伸方向D3とがなす角度と等しい。
【0026】
本実施形態において、第二導電接続部46が連なる本体部50と延伸方向D3とがなす角度は、鈍角である。より具体的には、第二導電接続部46が連なる本体部50と延伸方向D3とがなす角度は、120°以上150°以下である。
【0027】
本実施形態のバスバー20および導電部材90は、銅板を材料として、打ち抜き加工と曲げ加工とによって成形されている。本実施形態において、各本体部50の幅(第二の方向D2に沿った寸法)と、導通部60の幅(第一の方向D1に沿った寸法)と、端子接続部41の幅とは、いずれも略同じである。また、本実施形態のバスバー20は、略一定の厚みに形成されている。
【0028】
図1および
図2に示す負極用バスバー24と正極用バスバー26とは、上述のように同一の構成を有し、板厚方向に互いに反転した状態で互いに対向して組付けられる。負極用バスバー24の端子接続部41と、正極用バスバー26の端子接続部41とは、同一平面上に位置して組付けられる。このため、負極用バスバー24のバスバー本体30は、端子接続部41よりも下方向に位置し、正極用バスバー26のバスバー本体30は、端子接続部41よりも上方向に位置している。このような構成により、負極用バスバー24と正極用バスバー26とは、互いに接触せずに絶縁されている。
【0029】
組電池100を組み立てる際には、2つの電池10が有する負極端子14の上に負極用バスバー24が載せられ、正極端子16の上に正極用バスバー26が載せられる。そして、第一の方向D1に沿って互いに隣り合う正極用バスバー26の端子接続部41と負極用バスバー24の端子接続部41とにまたがって、導電部材90が載せられる。このとき、各バスバー20と導電部材90とは、各バスバー20に形成された貫通孔42および導電部材90に形成された貫通孔92とが、それぞれ負極端子14および正極端子16に形成された雌ネジと対応する位置に載せられる。その後、図示しないボルトが貫通孔42、92に挿入され、かかるボルトの雄ネジと各端子14、16の雌ネジとが螺合されて締結されることにより、各バスバー20と導電部材90とが各端子14、16に固定されて電気的に接続される。なお、各バスバー20と導電部材90とは、ボルトによる締結に限らず、溶接等の任意の方法によって各端子14、16と電気的に接続されてもよい。
【0030】
本実施形態において、導通部60は、第一の方向D1において、第一の方向D1に沿って互いに隣り合う負極端子14と正極端子16との間に位置している。また、本体部50は、第二の方向D2において、各電池10に形成された端子14、16と測定用端子18との間に位置している。
【0031】
A−2.実験:
第1実施形態のバスバー20を含む8つの試料に対して、伸縮試験を行なった。試料4〜6は、第一実施形態のバスバー20に相当し、試料1〜3、7、8は、比較例のバスバーである。試料のバスバーは、いずれも、厚み2mm幅10mmの無酸素銅により形成され、4つの導電接続部40のうちの3つが第一導電接続部45として形成されている。8つの試料は、以下の表1に示すように、4つの導電接続部40のうちの残りの1つにおける角度θの値が互いに異なり、それ以外の構成が互いに同じである。角度θは、
図5に示す第二の方向D2と延伸方向D3とがなす角度θに相当する。以下の説明では、説明の便宜上、比較例のバスバーにおいても、4つの導電接続部のうち角度θ形成する導電接続部を、第二導電接続部46と呼ぶ。なお、試料1は、角度θが0°であり、第二導電接続部46の端子接続部が、第一導電接続部45の端子接続部と同様に第二の方向D2に沿って形成されている。また、試料8は、角度θが90°であり、第二導電接続部46の端子接続部が第一の方向D1に沿って形成されている。
【0032】
伸縮試験は、3つの第一導電接続部45をそれぞれグランドにネジ止めし、第二導電接続部46を伸縮試験機にネジ止めした状態で行なった。第二導電接続部46に対して、第一の方向D1または第二の方向D2に、それぞれランダム波形で20〜1000Hz、50G、最大変異5mmの条件で負荷を加えた。その後、試料を目視観察することによって、第二導電接続部46の周辺における亀裂の発生の有無を調べた。亀裂が認められなかったものを「〇」とし、亀裂が認められたものを「×」とした。伸縮試験の結果を、表1に示す。
【0034】
表1から、以下のことがわかる。すなわち、角度θの値が0°〜20°の試料1〜3では、第二の方向D2の応力を加えた場合には亀裂が認められなかったものの、第一の方向D1の応力を加えた場合には亀裂が認められた。第二の方向D2の応力を加えた場合に亀裂が認められなかった理由として、試料1では、第二導電接続部46の端子接続部が第二の方向D2に沿って形成されているため、折り曲げ部の構造上、第二の方向D2における伸縮変位幅を有し、第二の方向D2の応力を緩和できたと考えられる。他方、第一の方向D1の応力を加えた場合に亀裂が認められた理由として、試料1では、折り曲げ部の構造上、第一の方向D1における伸縮変位幅を有さないため、第一の方向D1の応力を緩和できなかったと考えられる。試料2、3についても、試料1と同様の理由が考えられる。
【0035】
また、角度θの値が80°〜90°の試料7〜8では、第一の方向D1の応力を加えた場合には亀裂が認められなかったものの、第二の方向D2の応力を加えた場合には亀裂が認められた。第一の方向D1の応力を加えた場合に亀裂が認められなかった理由として、試料8では、第二導電接続部46の端子接続部が第一の方向D1に沿って形成されているため、折り曲げ部の構造上、第一の方向D1における伸縮変位幅を有し、第一の方向D1の応力は緩和できたと考えられる。他方、第二の方向D2の応力を加えた場合に亀裂が認められた理由として、試料8では、折り曲げ部の構造上、第二の方向D2における伸縮変位幅を有さないため、第二の方向D2の応力を緩和できなかったと考えられる。試料7についても、試料8と同様の理由が考えられる。
【0036】
これらに対し、角度θの値が30°〜60°の試料4〜6、すなわち第1実施形態のバスバー20では、第一の方向D1と第二の方向D2とのいずれの方向の応力を加えた場合においても、亀裂が認められなかった。この理由として、試料4〜6では、第一の方向D1における伸縮変位幅を有し、且つ、第二の方向D2における伸縮変位幅を有することが挙げられる。より具体的には、第二導電接続部46の端子接続部41における第一の方向D1の変位は、延伸方向D3の変位に対してsinθ倍の変位幅を有し、例えば試料4の場合、延伸方向D3の変位に対して1/2倍の変位幅を有する。このため、試料4〜6では、第一の方向D1と第二の方向D2とのいずれの方向の応力も緩和できたと考えられる。なお、試料4〜6において、第一の方向D1と第二導電接続部46の端子接続部41の延伸方向D3とがなす角度は、角度θと同様に30°〜60°である。
【0037】
以上説明した第1実施形態のバスバー20によれば、複数の導電接続部40のうちの第二導電接続部46において、第二の方向D2と端子接続部41の延伸方向D3とがなす角度θが30°以上60°以下なので、第二導電接続部46は、第一の方向D1における変位幅を有し、且つ、第二の方向D2における変位幅を有する。すなわち、第二導電接続部46は、第一の方向D1と第二の方向D2との両方向に歪むことができる。このため、第一の方向D1と第二の方向D2とのいずれの方向に応力が加えられた場合においても、かかる応力を緩和できる。このため、例えば、熱膨張や経年劣化によって電池10の第一の方向D1に沿った寸法や第二の方向D2に沿った寸法が変化した場合に、組電池100に固定されたバスバー20に加えられる応力を緩和できる。また、例えば、組電池100が搭載される車両の振動や衝撃に起因して、バスバー20に第一の方向D1や第二の方向D2の応力が加えられた場合に、かかる応力を緩和できる。このように、応力を緩和可能な構成を有することによって、バスバー20に過剰な負荷が加えられることを抑制できるので、バスバー20に亀裂が発生することを抑制できる。したがって、バスバー20の破損を抑制でき、また、組電池100に不具合が発生することを抑制できる。
【0038】
また、バスバー20の上面視において、第二導電接続部46が連なる本体部50と延伸方向D3とがなす角度が鈍角であるため、かかる角度が鋭角または直角である構成と比較して、バスバー20に大電流が流れた場合に電流密度が局所的に高い箇所が発生することを抑制できる。このため、バスバー20の局所発熱の発生を抑制でき、また、電力ロスの発生を抑制できる。
【0039】
B.第2実施形態:
図6は、第2実施形態のバスバー20aを有する組電池100aの概略構成を示す上面図である。
図7は、第2実施形態のバスバー20aの詳細構成を示す上面図である。第2実施形態のバスバー20aは、電池10の短手方向に代えて、電池10の長手方向が第一の方向D1と一致するように2つの電池10が第一の方向D1に沿って配列された組電池100aに用いられる点において、第1実施形態のバスバー20と異なる。これに伴い、第2実施形態のバスバー20aは、バスバー本体30に代えてバスバー本体30aを備える点と、4つの導電接続部40に代えて4つの導電接続部40aを備える点とにおいて、第1実施形態のバスバー20と異なる。その他の構成は第1実施形態のバスバー20と同じであるので、同一の構成には同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
【0040】
図7に示すように、バスバー20aが備えるバスバー本体30aは、本体部50aの数が1つであり、導通部60が省略されている。本体部50aは、第一の方向D1に延びて形成されており、
図6に示すように、第二の方向D2において、第二の方向D2に沿って互いに隣り合う負極端子14と正極端子16との間に位置している。
【0041】
4つの導電接続部40aのうちの2つは、本体部50aに対して第二の方向D2の一端側に設けられており、4つの導電接続部40aのうちの残りの2つは、本体部50aに対して、第二の方向D2の他端側に設けられている。第二の方向D2の一端側に設けられた2つの導電接続部40aのうちの1つは、本体部50aの第一の方向D1における一端に連なっている。また、第二の方向D2の他端側に設けられた2つの導電接続部40aのうちの1つは、本体部50aの第一の方向D1における他端に連なっている。
【0042】
本実施形態において、バスバー20aが備える4つの導電接続部40aのうちの3つの導電接続部40aは、端子接続部41が第一の方向D1に沿って延伸して形成されている。より具体的には、本体部50aに対して第二の方向D2の一端側に設けられた2つの導電接続部40aが有する端子接続部41は、第一の方向D1に沿って本体部50aの他端から一端へと向かう方向に延伸して形成されている。また、本体部50aに対して第二の方向D2の他端側において、本体部50aの第一の方向D1における他端に連なって設けられた導電接続部40aが有する端子接続部41は、第一の方向D1に沿って本体部50aの一端から他端へと向かう方向に延伸して形成されている。このため、かかる3つの端子接続部41は、第一の方向D1に沿って互いに平行に延伸して形成されている。以下の説明では、第一の方向D1に沿って互いに平行に延伸して形成された端子接続部41を有する導電接続部40aを「第一導電接続部45a」とも呼び、第一導電接続部45aを除く他の導電接続部40aを「第二導電接続部46a」とも呼ぶ。
【0043】
本実施形態の第二導電接続部46aは、本体部50aに対して第二の方向D2の他端側に設けられている。第二導電接続部46aは、本体部50aと折り曲げ部43との間に連なり端子接続部41の延伸方向D3に沿って形成された延伸部44aをさらに有し、第二の方向D2と延伸方向D3とがなす角度θが、30°以上60°以下である。なお、バスバー20aの上面視において、延伸方向D3と第一の方向D1とがなす角度も、30°以上60°以下である。
【0044】
以上説明した第2実施形態のバスバー20aによれば、第1実施形態と同様な効果を奏する。すなわち、バスバー20aに第一の方向D1や第二の方向D2の応力が加えられた場合に、かかる応力を緩和できるので、バスバー20aに過剰な負荷が加えられることを抑制できる結果、バスバー20aに亀裂が発生することを抑制できる。
【0045】
C.第3実施形態:
図8は、第3実施形態のバスバー20bの詳細構成を示す上面図である。第3実施形態のバスバー20bは、4つの導電接続部40に代えて4つの導電接続部40bを備える点において、第1実施形態のバスバー20と異なる。その他の構成は第1実施形態のバスバー20と同じであるので、同一の構成には同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
【0046】
本実施形態において、4つの導電接続部40bのうちの1つは、湾曲部49bを有する。以下の説明では、湾曲部49bを有する導電接続部40bを「第三導電接続部47b」とも呼ぶ。湾曲部49bの構造についての詳細な説明は、後述する。
【0047】
本実施形態において、4つの導電接続部40bのうちの残りの3つの導電接続部40bは、第1実施形態の第一導電接続部45と同様な構成を有する。すなわち、かかる3つの導電接続部40b(第一導電接続部45)は、湾曲部49bを有さず、端子接続部41が第二の方向D2に沿って互いに平行に延伸して形成されている。
【0048】
第三導電接続部47bは、第二の方向D2の一端側に位置する本体部50bにおいて、本体部50bの第一の方向D1における一端に連なって形成されている。湾曲部49bは、第二の方向D2において他端側から一端側へと向かう方向から、第一の方向D1に沿って本体部50bの一端から本体部50bの他端へと向かう方向へと略L字型に湾曲している。このため、本実施形態において、湾曲部49bが有する湾曲点の数は、1つである。また、本実施形態の湾曲部49bは、端子接続部41を含んで構成されている。
【0049】
このような構成により、第二の方向D2において一端側に位置する本体部50bの第一の方向D1における一端側と第三導電接続部47bとは、バスバー20bの上面視において略U字型の外観形状を有する。このため、第三導電接続部47bが有する端子接続部41は、第三導電接続部47bが連なる本体部50bに対して略平行に延伸して形成され、第一の方向D1における位置が本体部50bと重なっている。また、第三導電接続部47bが有する端子接続部41は、第三導電接続部47bが連なる本体部50bの一端よりも、第一の方向D1において他端側に位置している。なお、第三導電接続部47bが連なる本体部50bの第一の方向D1に沿った寸法は、第一導電接続部45の連なる本体部50の第一の方向D1に沿った寸法よりも長い。
【0050】
本実施形態において、湾曲部49bは、バスバー20bの通電経路に垂直な断面における断面積が、バスバー20bのうち湾曲部49bを除く他の部分の上記断面における断面積よりも小さく形成されている。本実施形態において、バスバー20bの通電経路に垂直な断面とは、バスバー20bの板厚方向に沿った断面に相当する。また、バスバー20bのうち湾曲部49bを除く他の部分とは、例えば、本体部50b等が該当する。本実施形態では、バスバー20bを打ち抜き加工する際に湾曲部49bの幅を本体部50bの幅よりも細く形成することによって、湾曲部49bの断面積を他の部分の断面積よりも小さくしている。なお、このような加工に代えて、例えば、圧延加工等によって湾曲部49bの厚みを本体部50bの厚みよりも薄く形成する等、任意の方法によって湾曲部49bの断面積を他の部分の断面積よりも小さくしてもよい。なお、バスバー20bの通電経路に垂直な断面において、湾曲部49bの断面積は、バスバー20bのうち湾曲部49bを除く他の部分の断面積と同じであってもよい。
【0051】
以上説明した第3実施形態のバスバー20bによれば、本体部50bの第一の方向D1における一端に連なって形成された第三導電接続部47bを備え、第三導電接続部47bは、第二の方向D2から、第一の方向D1に沿って本体部50bの一端から他端へと向かう方向へと湾曲する湾曲部49bを有する。このような構成により、かかる本体部50bの第一の方向D1における一端側と第三導電接続部47bとは、バスバー20bの上面視において略U字型の外観形状を有する。このような構成により、第三導電接続部47bは、第一の方向D1と第二の方向D2との両方向に歪むことができる。すなわち、第三導電接続部47bは、第一の方向D1における変位幅を有し、且つ、第二の方向D2における変位幅を有する。このため、第一の方向D1と第二の方向D2とのいずれの方向に応力が加えられた場合においても、かかる応力を緩和できる。したがって、第1実施形態と同様に、応力を緩和可能な構成を有することによって、バスバー20bに過剰な負荷が加えられることを抑制できるので、バスバー20bに亀裂が発生することを抑制できる。
【0052】
また、湾曲部49bは、第二の方向D2から第一の方向D1に湾曲して形成されており、湾曲点を1つ有する。このため、湾曲点を複数有する構成と比較して、湾曲部49bにおいて電流が流れる距離が過度に長くなることを抑制できるので、発熱や電圧降下の発生を抑制できる。また、湾曲点を複数有する構成と比較して、湾曲部49bの構成が過度に複雑化することを抑制できるので、製造工程が複雑化することを抑制できる。
【0053】
また、バスバー20bの通電経路に垂直な断面において、湾曲部49bの断面積は、バスバー20bのうち湾曲部49bを除く他の部分の断面積よりも小さく形成されている。このため、バスバー20bのうち湾曲部49bを除く他の部分の剛性よりも湾曲部49bの剛性を低くできるので、応力が加えられた場合における湾曲部49bの歪みの度合いをより大きくでき、その結果、応力をより緩和できる。また、湾曲部49bの断面積が小さく形成されることによって湾曲部49bの剛性を低くできるので、湾曲部49bの剛性を低下させるためにバスバー20bの製造工程が複雑化することを抑制できる。
【0054】
D.第4実施形態:
図9は、第4実施形態のバスバー20cの詳細構成を示す上面図である。第4実施形態のバスバー20cは、4つの導電接続部40aに代えて4つの導電接続部40cを備える点において、第2実施形態のバスバー20aと異なる。より具体的には、第二導電接続部46aに代えて、第3実施形態と同様の湾曲部49cを有する第三導電接続部47cを備える点において、第2実施形態のバスバー20aと異なる。その他の構成は第2実施形態のバスバー20aと同じであるので、同一の構成には同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
【0055】
第三導電接続部47cは、4つの導電接続部40cのうち、本体部50cに対して第二の方向D2の一端側において、本体部50cの第一の方向D1における一端に連なって形成されている。湾曲部49cは、第3実施形態の湾曲部49bと同様に、第二の方向D2において他端側から一端側へと向かう方向から、第一の方向D1に沿って本体部50cの一端から本体部50cの他端へと向かう方向へと湾曲して形成されている。
【0056】
以上説明した第4実施形態のバスバー20cによれば、第3実施形態のバスバー20bと同様な効果を奏する。
【0057】
E.第5実施形態:
図10は、第5実施形態のバスバー20dの要部の構成を示す上面図である。第5実施形態のバスバー20dは、湾曲部49bを有する導電接続部40bに代えて湾曲部49dを有する導電接続部40dを備える点において、第3実施形態のバスバー20bと異なる。その他の構成は第3実施形態のバスバー20bと同じであるので、同一の構成には同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
図10では、バスバー20dが備える4つの導電接続部40dのうち、湾曲部49dを有する導電接続部40dの周辺を模式的に示している。以下の説明では、湾曲部49dを有する導電接続部40dを「第三導電接続部47d」とも呼ぶ。
【0058】
第三導電接続部47dは、第二の方向D2の一端側に位置する本体部50dにおいて、本体部50dの第一の方向D1における一端に連なって形成されている。湾曲部49dは、第二の方向D2において他端側から一端側へと向かう方向から、第一の方向D1に沿って本体部50dの一端から本体部50dの他端へと向かう方向へと湾曲し、さらに、第一の方向D1に沿って本体部50dの一端から本体部50dの他端へと向かう方向から、第二の方向D2において一端側から他端側へと向かう方向へと湾曲して形成されている。換言すると、湾曲部49dは、本体部50dの一端に連なり第一の方向D1において本体部50dの一端から他端へと向かって形成され、端子接続部41に向かうにつれて湾曲している。本実施形態において、湾曲部49dが有する湾曲点の数は2つであり、湾曲部49dは略U字型に湾曲している。このような構成により、第三導電接続部47dが連なる本体部50dの第一の方向D1における一端側と第三導電接続部47dとは、バスバー20dの上面視において略渦巻き状の外観形状を有する。
【0059】
以上説明した第5実施形態のバスバー20dによれば、第3実施形態のバスバー20bと同様な効果を奏する。すなわち、第三導電接続部47dが第一の方向D1と第二の方向D2との両方向に歪むことができる構成を有するので、第一の方向D1と第二の方向D2とのいずれの方向に応力が加えられた場合においても、かかる応力を緩和できる。したがって、第3実施形態と同様に、応力を緩和可能な構成を有することによって、バスバー20dに過剰な負荷が加えられることを抑制できるので、バスバー20dに亀裂が発生することを抑制できる。また、湾曲部49dが湾曲点を2つ有するので、応力が加えられた場合における湾曲部49dの歪みの度合いをより大きくでき、その結果、応力をより緩和できる。
【0060】
F.第6実施形態:
図11は、第6実施形態のバスバー20eの要部の構成を示す上面図である。第5実施形態のバスバー20eは、湾曲部49dを有する導電接続部40dに代えて湾曲部49eを有する導電接続部40eを備える点において、第5実施形態のバスバー20dと異なる。その他の構成は第5実施形態のバスバー20dと同じであるので、同一の構成には同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
図11では、バスバー20eが有する4つの導電接続部40eのうち、湾曲部49eを有する導電接続部40eの周辺を模式的に示している。以下の説明では、湾曲部49eを有する導電接続部40eを「第三導電接続部47e」とも呼ぶ。
【0061】
第三導電接続部47eが有する湾曲部49eは、第二の方向D2において他端側から一端側へと向かう方向から、第一の方向D1に沿って本体部50eの一端から本体部50eの他端へと向かう方向へと湾曲し、さらに、第一の方向D1に沿って本体部50eの一端から本体部50eの他端へと向かう方向から、第二の方向D2において一端側から他端側へと向かう方向へと湾曲し、さらに、第二の方向D2において一端側から他端側へと向かう方向から、第一の方向D1に沿って本体部50eの他端から本体部50eの一端へと向かう方向へと湾曲して形成されている。このため、本実施形態において、湾曲部49eが有する湾曲点の数は、3つである。このような構成により、湾曲部49eは、バスバー20eの上面視において略渦巻き状の外観形状を有する。また、第二の方向D2において一端側に位置する本体部50eの第一の方向D1における一端側と第三導電接続部47eとについても、バスバー20eの上面視において略渦巻き状の外観形状を有する。
【0062】
以上説明した第6実施形態のバスバー20eによれば、第5実施形態のバスバー20dと同様な効果を奏する。また、湾曲部49eが湾曲点を3つ有するので、応力が加えられた場合における湾曲部49eの歪みの度合いをより大きくでき、その結果、応力をより緩和できる。
【0063】
G.他の実施形態:
G−1.他の実施形態1:
上記各実施形態において、バスバー20、20a〜eが備える複数の導電接続部40、40a〜eのうち、応力を緩和可能な第二導電接続部46、46aまたは第三導電接続部47b〜eの数は、いずれも1つであったが、1つに限らず2つ以上であってもよい。また、バスバー20、20a〜eは、第二導電接続部46、46aと第三導電接続部47b〜eとの両方を備えていてもよい。また、バスバー20、20a〜eが備える導電接続部40、40a〜eの全てが、第二導電接続部46、46aまたは第三導電接続部47b〜eであってもよい。すなわち一般には、複数の導電接続部40、40aのうちの少なくとも1つは、本体部50、50aと折り曲げ部43との間に連なり端子接続部41の延伸方向D3に沿って形成された延伸部44、44aをさらに有し、第二の方向D2と延伸方向D3とがなす角度が30°以上60°以下であってもよく、また、複数の導電接続部40b〜eのうちの少なくとも1つは、本体部50b〜eの第一の方向D1における一端に連なって形成されており、第二の方向D2から、第一の方向D1に沿って本体部50b〜eの一端から本体部50b〜eの他端へと向かう方向へと湾曲する湾曲部49b〜eを有していてもよい。応力を緩和可能な第二導電接続部46、46aまたは第三導電接続部47b〜eの数が多いほど、バスバー20、20a〜eに第一の方向D1や第二の方向D2の応力が加えられた場合の応力をより緩和できるので、バスバー20、20a〜eに亀裂が発生することをより抑制できる。
【0064】
G−2.他の実施形態2:
上記第3〜6実施形態における湾曲部49b〜eの構成は、あくまで一例であり、種々変更可能である。例えば、湾曲部49b〜eが有する湾曲点の数は、1〜3に限らず、4以上の任意の数であってもよい。すなわち一般には、湾曲部49b〜eは、少なくとも、第二の方向D2から、第一の方向D1に沿って本体部50b〜eの一端から本体部50b〜eの他端へと向かう方向へと湾曲して形成されていてもよい。また、例えば、湾曲部49b〜eの断面積が小さく形成されることに代えて、またはこれに加えて、湾曲部49b〜eの硬度が、バスバー20b〜eのうち湾曲部49b〜eを除く他の部分の硬度よりも低く形成される態様であってもよい。かかる態様によっても、バスバー20b〜eのうち湾曲部49b〜eを除く他の部分の剛性よりも湾曲部49b〜eの剛性を低くできるので、応力が加えられた場合における湾曲部49b〜eの歪みの度合いをより大きくでき、その結果、応力をより緩和できる。なお、湾曲部49b〜eの硬度を低くする方法としては、例えば、バスバー20b〜eのうち湾曲部49b〜eのみに焼きなましの処理を行う方法等が挙げられる。かかる方法においては、バスバー20b〜eのうち湾曲部49b〜eを除く他の部分を、加工の際の熱処理時に急冷して形成してもよい。
【0065】
G−3.他の実施形態3:
上記各実施形態のバスバー20、20a〜eは、2つの電池10を有する組電池100、100aに用いられていたが、3つ以上の任意の数の電池10を有する組電池100、100aに用いられる態様であってもよい。かかる態様においては、本体部50、50a〜eに連なる導電接続部40、40a〜eの数がより多く、また、第一の方向D1に沿った本体部50、50a〜eの寸法がより大きく形成されることとなる。かかる構成によっても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
【0066】
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する各実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。