特開2021-20047(P2021-20047A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-20047(P2021-20047A)
(43)【公開日】2021年2月18日
(54)【発明の名称】睡眠時無呼吸症候群の治療装置
(51)【国際特許分類】
   A61F 5/01 20060101AFI20210122BHJP
   A61N 1/18 20060101ALI20210122BHJP
【FI】
   A61F5/01 Z
   A61N1/18
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-28263(P2020-28263)
(22)【出願日】2020年2月21日
(31)【優先権主張番号】108126228
(32)【優先日】2019年7月24日
(33)【優先権主張国】TW
(71)【出願人】
【識別番号】520062513
【氏名又は名称】羅 ▲ツォン▼▲リ▼
(71)【出願人】
【識別番号】520062524
【氏名又は名称】魯 ▲徳▼浩
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】特許業務法人 信栄特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】羅 ▲ツォン▼▲リ▼
(72)【発明者】
【氏名】魯 ▲徳▼浩
(72)【発明者】
【氏名】魯 奕廷
【テーマコード(参考)】
4C053
4C098
【Fターム(参考)】
4C053FF04
4C098AA02
4C098BB20
4C098CE10
(57)【要約】
【課題】睡眠時無呼吸症候群の治療装置を提供する。
【解決手段】埋込型呼吸刺激嚢を備え、使用者の下顎の中に着装されるための睡眠時無呼吸症候群の治療装置において、埋込型呼吸刺激嚢は、埋込型呼吸刺激嚢に必要な電力を受信するための受電コイルと、受電コイルに電気的に接続され、使用者の下顎の頤舌筋に対して、所定電圧の刺激を発して、頤舌筋を収縮させる出力電極と、を含む睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
埋込型呼吸刺激嚢を備え、使用者の下顎の中に着装されるための睡眠時無呼吸症候群の治療装置において、
前記埋込型呼吸刺激嚢は、
前記埋込型呼吸刺激嚢に必要な電力を受信するための受電コイルと、
前記受電コイルに電気的に接続され、前記使用者の下顎の舌筋に対して、所定電圧の刺激を発して、前記舌筋を収縮させる出力電極と、
を含むことを特徴とする睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項2】
前記埋込型呼吸刺激嚢は、前記受電コイルと前記出力電極との間に設けられて、前記出力電極に必要な電圧を提供する昇降圧回路を更に含む請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項3】
前記舌筋は、下顎骨の内側面に接続されるように舌の下方に位置する頤舌筋を含む請求項1〜2の何れか1項に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項4】
前記埋込型呼吸刺激嚢に必要な電力を無線誘導によって提供する無線給電モジュールを更に備える請求項1〜3の何れか1項に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項5】
前記無線給電モジュールは、
前記受電コイルを無線誘導させることで、前記埋込型呼吸刺激嚢に必要な電力を提供する電力出力コイルと、
前記電力出力コイルに接続されて、前記電力出力コイルに必要な交流電力を調整するインバータと、
前記インバータに接続されて、前記インバータを制御して、前記インバータが前記交流電力を出力するようにするコントローラと、
を含む請求項4に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項6】
前記コントローラは、論理コントローラを含む請求項5に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項7】
前記コントローラは、交流直流変換器を更に含む請求項6に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項8】
前記無線給電モジュールは、前記コントローラに接続されて、前記使用者の呼吸状態信号を入力する信号インタフェースを更に含む請求項5〜7の何れか1項に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項9】
前記無線給電モジュールは、前記コントローラに接続されて、前記使用者が睡眠時無呼吸症候群の治療装置を制御するようにするヒューマンマシンインタフェースを更に含む請求項8に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【請求項10】
前記無線給電モジュールは、前記コントローラに接続されて、前記無線給電モジュールに必要な電力を提供する電源入力ユニットを更に含む請求項9に記載の睡眠時無呼吸症候群の治療装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、睡眠時無呼吸症候群の治療装置に関し、特に、無線誘導型睡眠時無呼吸症候群の治療装置に関する。
【背景技術】
【0002】
科学技術の日々進歩及び医療技術の進歩につれて、人類の寿命も次第に長くなる。正常な成人として言えば、毎分約12〜20回呼吸する。しかしながら、上気道が完全に閉塞される場合、睡眠中に呼吸が止まることがあり、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(Obstructive sleep apnea syndrome;OSAS)と呼ばれ、軽い場合に頭痛、記憶力減退、寝汗、寝不足、性腺機能低下等の症状があるが、激しい場合に高血圧、心不全、脳卒中、更に突然死になる可能性がある。
【0003】
一般的に、閉塞性睡眠時無呼吸症候群とは、気道が睡眠中に筋緊張の喪失により閉塞されることであり、気道を開閉するためのこれらの筋肉が殆ど上顎骨及び下顎骨に付着され、閉塞性睡眠時無呼吸となってしまう。
【0004】
現在、睡眠時無呼吸症候群を治療するには、手術で治療する場合もあるし、症状を改善するためにマスクを着用させる場合もあるが、従来の治療形態では、費用が高いだけではなく、必ずしも呼吸中止の問題を根絶できるとは限らない。
【0005】
着用しやすく且つ患者の日常生活に影響を与えない睡眠時無呼吸症候群の治療装置を如何に効果的に提供できるかは、患者の呼吸中止の状況の改善に寄与し、更に、患者の生活品質を向上させる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
これに鑑みて、本発明は、患者が睡眠する場合に呼吸中止となる問題を効果的に改善するために、睡眠時無呼吸症候群の治療装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明により開示される一実施形態によると、埋込型呼吸刺激嚢を備え、使用者の下顎の中に着装される睡眠時無呼吸症候群の治療装置において、埋込型呼吸刺激嚢は、埋込型呼吸刺激嚢に必要な電力を受信するための受電コイルと、受電コイルに電気的に接続され、使用者の下顎の舌筋に対して、所定電圧の刺激を発して、舌筋を収縮させる出力電極と、を含む睡眠時無呼吸症候群の治療装置に関する。
【0008】
いくつかの実施例において、埋込型呼吸刺激嚢は、受電コイルと出力電極との間に設けられて、出力電極に必要な電圧を提供する昇降圧回路を更に含む。
【0009】
いくつかの実施例において、舌筋は、下顎骨の内側面に接続されるように舌の下方に位置する頤舌筋を含む。
【0010】
いくつかの実施例において、睡眠時無呼吸症候群の治療装置は、埋込型呼吸刺激嚢に必要な電力を無線誘導によって提供する無線給電モジュールを更に備える。
【0011】
いくつかの実施例において、無線給電モジュールは、受電コイルを無線誘導させることで、埋込型呼吸刺激嚢に必要な電力を提供する電力出力コイルと、電力出力コイルに接続されて、電力出力コイルに必要な交流電力を調整するインバータと、インバータに接続されて、インバータを制御して、インバータが交流電力を出力するようにするコントローラと、を含む。
【0012】
いくつかの実施例において、コントローラは、論理コントローラを含む。
【0013】
いくつかの実施例において、コントローラは、交流直流変換器を更に含む。
【0014】
いくつかの実施例において、無線給電モジュールは、コントローラに接続されて、使用者の呼吸状態信号を入力する信号インタフェースを更に含む。
【0015】
いくつかの実施例において、無線給電モジュールは、コントローラに接続されて、使用者が睡眠時無呼吸症候群の治療装置を制御するようにするヒューマンマシンインタフェースを更に含む。
【0016】
いくつかの実施例において、無線給電モジュールは、コントローラに接続されて、無線給電モジュールに必要な電力を提供する電源入力ユニットを更に含む。
【発明の効果】
【0017】
以上をまとめると、前記の睡眠時無呼吸症候群の治療装置によれば、患者が埋込型呼吸刺激嚢を下顎の中に便利に着装して、睡眠の時に、無線給電モジュールによって誘導性給電を行って、患者が呼吸を一時停止する場合、患者の舌筋を刺激して、気道が滞りなく通じるようにすることができる。普通の日中活動の時に、埋込型呼吸刺激嚢が非常に小さいので、且つ電源を持たなくてもよいため、患者の日常の仕事に影響を与えることはなく、更に、長時間に着用されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
下記添付図面の説明は、本開示の上記及び他の目的、特徴、メリットと実施例を分かりやすくするためのものである。
図1】本発明の一実施例による睡眠時無呼吸症候群の治療装置を示す模式図である。
図2図1の睡眠時無呼吸症候群の治療装置が人体(使用者)に着装される様子を示す側面模式図である。
図3図1の睡眠時無呼吸症候群の治療装置が人体(使用者)に着装される様子を示す下顎位置模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、実施例を挙げて添付図面に合わせて詳しく説明するが、提供された実施例は本発明に含まれる範囲を制限するものではなく、構造作動についての記述はその実行順序を制限するものでもなく、素子から改めて組み合わせた如何なる構造や、均等な効果を果たす装置も、本発明に含まれる範囲にある。また、図面は単に説明するためのものであり、原寸に基づいて作図されたものではない。容易に理解させるために、下記説明において、同一や類似な素子については同一の番号を付けて説明する。
【0020】
全体の明細書と特許請求範囲に用いられる用語(terms)は、特に明記される以外、通常、用語ごとにこの分野、この開示の内容と特殊内容に使用される一般的な意味を持つ。本開示を説明するためのある用語については、当業者を本開示に係る説明について更にガイドするように、下記又はこの明細書の別所で検討する。
【0021】
本文で使用する「第1」、「第2」等については、特に順番や順位を指す意味ではなく、本願を限定するためのものでもなく、ただ同じ技術用語で叙述された素子や操作を区別するためのものである。
【0022】
次に、本文に使用される「含む」、「備える」、「有する」、「含有」等は、何れも非限定的な用語であり、つまり、含むがそれに限定されないことを指す。
【0023】
図1は、本発明の一実施例による睡眠時無呼吸症候群の治療装置を示す模式図である。図2図3は、睡眠時無呼吸症候群の治療装置が人体(使用者)に着装される様子を示す模式図である。
【0024】
図1に示すように、睡眠時無呼吸症候群の治療装置100は、受電コイル112と、昇降圧回路114と、出力電極116と、を含む埋込型呼吸刺激嚢110を備える。
【0025】
受電コイル112は、埋込型呼吸刺激嚢110に必要な電力を受信することに用いられる。いくつかの実施例において、受電コイル112は、無線誘導されるものであり、外部の電力出力コイルによって無線給電を行うことができ、そのため、埋込型呼吸刺激嚢110は、電池を搭載せずに又は直接外部電源に接続されずに、人体組織に埋め込まれてよい。
【0026】
出力電極116は、例えば、6V〜20Vの電圧のような所定電圧の刺激を発して、頤舌筋320のような舌筋を収縮させることができる。昇降圧回路114は、受電コイル112と出力電極116との間に設けられて、出力電極116に必要な電圧を提供する。
【0027】
図2図3を同時に参照すると、埋込型呼吸刺激嚢110は、図面における人体頭部300の側面図面での舌310の下方位置、つまり図3における使用者の下顎350に便利に着装されることができる。患者は、確実に睡眠時無呼吸症候群の状況を有すると医師により診断されると、従来の患者のように手術をされ或いは非常に使い勝手の悪かったマスク等の装置を着用する必要はない。その患者に対しては、局所麻酔を行って、下顎350の底粘膜を小さく切開して、頤舌筋(genioglossus)320を刺激するために、埋込型呼吸刺激嚢110をその中に着装するだけよく、頤舌筋320は、下顎骨の内側面に付着され、出力電極116からの刺激を受けると、上気道を拡張させて開通させるように収縮することができる。頤舌筋320が収縮すると、上気道の筋肉の張力を増加させて、気道壁を剛性的にし、上気道の空間を増加させて、開通を維持させ、且つ上気道の気流抵抗を低下させて、患者が正常に呼吸できるようにし、呼吸中止の症状を改善する。
【0028】
埋込型呼吸刺激嚢110は、コンパクトな体積を有するので、下顎350の中に便利に埋め込まれることができ、且つ例えば電池等の蓄電装置のような長時間の蓄電装置が設けられなくてもよいため、下顎350の中に長時間に埋め込まれることができ、電池損害による液漏れ又は電気切れ、或いは設備の過重等の問題の恐れはない。
【0029】
いくつかの実施例において、睡眠時無呼吸症候群の治療装置100は、前記埋込型呼吸刺激嚢110に必要な電力を無線誘導によって提供する無線給電モジュール200を更に備える。
【0030】
無線給電モジュール200は、電力出力コイル210と、インバータ220と、コントローラ230と、電源入力ユニット260と、を含む。電源入力ユニット260は、コントローラ230に接続されて、無線給電モジュール200に必要な電力を提供し、外部電源の入力端であってもよいし、電池等の蓄電装置であってもよい。
【0031】
電力出力コイル210は、コントローラ230に接続され、埋込型呼吸刺激嚢110の受電コイル112を無線誘導させることで、埋込型呼吸刺激嚢110に必要な電力を提供することができる。
【0032】
インバータ220は、電力出力コイル210及びコントローラ230に接続されて、電力出力コイル210に必要な交流電力を調整する。インバータ220は、固体電子素子によって電圧と周波数との調整を行うことができ、直流電力を受信して所望の周波数の交流電力に変換してもよいし、交流電力を所望の周波数の交流電力に変換してもよく、その何れの場合も本発明の精神や範囲から逸脱しない。
【0033】
コントローラ230は、一端が電源入力ユニット260に接続され、またインバータ220に必要な電力を提供するようにインバータ220に接続され、インバータ220が所望の周波数の交流電力を出力するようにインバータ220を制御する。
【0034】
いくつかの実施例において、コントローラ230は、例えば、マイクロコントローラ(microcontroller;MCU)等の論理コントローラを含む。
【0035】
いくつかの実施例において、コントローラ230は、商用電気を所望の直流電源に変換してインバータ220に使用するための交流直流変換器を更に含む。
【0036】
いくつかの実施例において、無線給電モジュール200は、コントローラ230に接続されて外部インダクタ又は内部インダクタからの患者の呼吸状態信号を受信してコントローラ230に与える信号インタフェース240を更に含む。コントローラ230は、患者の呼吸中止の時間が長すぎると判断する場合、電力をインバータ220に伝送してから、所望の交流電力を形成して電力出力コイル210に伝送して、埋込型呼吸刺激嚢110の受電コイル112を誘導させ、受けた電力を昇降圧回路114に伝送した後で、出力電極116によって電圧信号を発して、頤舌筋320を刺激し、更に気道が滞りなく通じるようにする。
【0037】
使用時に、患者は、無線給電モジュール200の電力出力コイル210を下顎350の付近に粘着又は放置するだけで、電力出力コイル210によって埋込型呼吸刺激嚢110の受電コイル112を誘導させることができる。いくつかの実施例において、受電コイル112を無線誘導させるように、電力出力コイル210は、無線給電モジュール200のケースの外部に設けられてよい。別のいくつかの実施例において、無線給電モジュール200を無線誘導された受電コイル112に近づけさせるように、電力出力コイル210は、無線給電モジュール200のケースの内部に設けられてよく、その何れの場合も本発明の精神や範囲から逸脱しない。
【0038】
いくつかの実施例において、無線給電モジュール200は、コントローラ230に接続されるヒューマンマシンインタフェース250を更に含み、これにより、患者がヒューマンマシンインタフェース250によって睡眠時無呼吸症候群の治療装置100を制御して、医者の診断する根拠として、関連データを保存する。
【0039】
以上をまとめると、前記の睡眠時無呼吸症候群の治療装置によれば、患者が埋込型呼吸刺激嚢を下顎の中に便利に着装して、睡眠の時に、無線給電モジュールによって誘導性給電を行って、患者が呼吸を一時停止する場合、患者の舌筋を刺激して、気道が滞りなく通じるようにすることができる。普通の日中活動の時に、埋込型呼吸刺激嚢が非常に小さいので、且つ電源を持たなくてもよいため、患者の日常の仕事に影響を与えることはなく、更に、長時間に着用されることができる。また、いくつかの実施例において、埋込型呼吸刺激嚢には、埋込型呼吸刺激嚢が独立して動作する場合に使用される小型電池と制御モジュールが着装されてよいが、それも本発明の精神や範囲から逸脱しない。
【0040】
本開示では実施形態を前記の通り開示したが、これらは本開示を限定するものではなく、当業者であれば、本開示の精神と領域を離脱しない範囲内で、多様の変動や修正を加えることができ、従って本開示の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【符号の説明】
【0041】
100:睡眠時無呼吸症候群の治療装置
110:埋込型呼吸刺激嚢
112:受電コイル
114:昇降圧回路
116:出力電極
200:無線給電モジュール
210:電力出力コイル
220:インバータ
230:コントローラ
240:信号インタフェース
250:ヒューマンマシンインタフェース
260:電源入力ユニット
300:人体頭部
310:舌
320:頤舌筋
350:下顎
図1
図2
図3