(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-2255(P2021-2255A)
(43)【公開日】2021年1月7日
(54)【発明の名称】スケジュール調整システム及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/10 20120101AFI20201204BHJP
【FI】
G06Q10/10 344
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2019-116266(P2019-116266)
(22)【出願日】2019年6月24日
(71)【出願人】
【識別番号】519202315
【氏名又は名称】株式会社NPコンサルティング
(74)【代理人】
【識別番号】100166372
【弁理士】
【氏名又は名称】山内 博明
(74)【代理人】
【識別番号】100115451
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 武史
(72)【発明者】
【氏名】中村 有更
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA12
5L049AA13
(57)【要約】 (修正有)
【課題】臨機応変にスケジュール調整が可能なスケジュール調整システムを提供する。
【解決手段】スケジュール調整システムは、第1装置100と、第2装置200と、第3装置300と、調整装置400と、ネットワーク500とを備える。第1装置100は、第2装置200又は第3装置300に対して一以上のアポイントの候補日時を送信する。第1装置100は、第2装置200又は第3装置300から第1候補日時又は第2候補日時とは異なる別の候補日時の送信の要求に応じて、別の候補日時を送信する。調整装置400は、第1装置100と第2装置200との仲介及び第1装置100と第3装置300との仲介をしてアポイントの日時を調整する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一以上のアポイントの候補日時を送信する第1装置と、
前記第1装置から送信される第1候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能な第2装置と、
前記第1装置から送信される前記第1候補日時に重複する候補日時を含む第2候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能な第3装置と、
前記第1装置と前記第2装置との仲介及び前記第1装置と前記第3装置との仲介をしてアポイントの日時を調整する調整装置と、
がネットワークを介して相互に接続されているスケジュール調整システムであって、
前記調整装置は、
前記第1候補日時と前記第2候補日時との重複部分の有無を判別する判別手段と、
前記判別手段によって重複部分があると判別された場合に前記第1装置又は前記第2装置に対して少なくとも当該重複する候補日時の消込処理を行う処理手段と、
を備えるスケジュール調整システム。
【請求項2】
前記第2又は第3装置は、前記第1又は第2候補日時とは異なる別の候補日時の送信を前記第1装置に対して要求する、請求項1記載のスケジュール調整システム。
【請求項3】
前記第1装置は、前記第2又は第3装置からの要求に応じて前記別の候補日時を送信する、請求項2記載のスケジュール調整システム。
【請求項4】
前記処理手段は、第2又は第3装置が受け入れ可能な日時を返答した後に当該日時のアポイントを取消する、請求項1記載のスケジュール調整システム。
【請求項5】
前記第2又は第3装置は、そのユーザが入力したコメントを前記第1装置宛てに送信する、請求項1記載のスケジュール調整システム。
【請求項6】
一以上のアポイントの候補日時を送信する第1装置と、
前記第1装置から送信される第1候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能な第2装置と、
前記第1装置から送信される前記第1候補日時に重複する候補日時を含む第2候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能な第3装置と、
前記第1装置と前記第2装置との仲介及び前記第1装置と前記第3装置との仲介をしてアポイントの日時を調整する調整装置と、
がネットワークを介して相互に接続されているスケジュール調整システムに用いられるスケジュール調整プログラムにおいて、
前記第1候補日時と前記第2候補日時との重複部分の有無を判別するステップと、
前記重複部分があると判別した場合に前記第1装置又は前記第2装置に対して少なくとも当該重複する候補日時の消込を行うステップと、
を含む、スケジュール調整プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スケジュール調整システム及びプログラムに関し、特に、ネットワークを介して行うスケジュール調整システム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のスケジュール調整対象者がいる場合に、それら全員の回答が揃うまでスケジュールを最終判断できないと、調整対象者の人数が多くなる程スケジュール調整が遅くなってしまうということを解決するために、迅速かつ確実にスケジュール調整を行えるようにするスケジュール調整システムが開示されている。
【0003】
このスケジュール調整システムは、依頼者端末がスケジュール調整依頼情報を入力し、電子メールとしてスケジュール調整装置に送信すると、スケジュール調整装置は、受信した電子メールを解析し依頼内容情報を抽出し、グループウェアを用いて登録されているスケジュールと抽出した依頼内容情報に含まれる日程とを照合し、スケジュール調整対象の日程を特定して、日程確認依頼情報を調整対象者の携帯端末に送信する。次いで、携帯端末は、受信した日程確認依頼情報に基づいて、確認結果情報をスケジュール調整装置に送信し、スケジュール調整装置によって、受信した確認結果情報に基づきスケジュール調整後の日程を最終的に決定する、というものである。
【特許文献1】特開2008−176691号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スケジュール調整装置を用いるユーザ間では、しばしば、ビジネスシーンなどでスケジュール調整をする場面において、以下のような状況があり得る。すなわち、ユーザAが、打ち合わせなどの面会の希望相手であるユーザBに対して面会の予約を打診してユーザBからの返答を待っているときに、ユーザCに対しても面会の予約を打診せざるを得ない場合もある。
【0005】
この際、ユーザAは、既に自身の予定がある程度埋まっているならば、ユーザBとユーザCとの間でダブルブッキングが生じる可能性があることを承知の上で、ユーザBに対して提示済みの面会候補日時と重複した面会候補日時を、ユーザCに提示せざるを得ない場合もある。
【0006】
それでも、ユーザAは、ダブルブッキングを回避するために、例えばユーザBからの返答に先立って、ユーザCとの面会日時が決定した場合には、ユーザBに対して提示済みの面会候補日時のいくつかを取り消すなどの対処をしたいと考えることもあろう。
【0007】
さらに、ユーザAにとっては、ユーザBとの面会日程が既に決定したとしても、その後にユーザCとの面会の必要があり、しかも、この面会日程と重複する日程でなければ、ユーザCとの面会を履行できない場合も生じ得る。
【0008】
この場合には、ユーザAとしては、ユーザBとの面会よりもユーザCとの面会の重要度が高い場合には、ユーザBとの面会日時を取り消して、その面会日時をユーザCとの面会日時に差し替えるとともに、ユーザBとの面会日時については再調整をすることも必要であると考えることもあろう。
【0009】
このように、複数人に対して同時並行的に日程調整をしなければならないような場合があるので、このような状況にも対応可能なスケジュール調整システムが望まれる。
【0010】
そこで、本発明は、このような事態を想定してなされたものであり、臨機応変にスケジュール調整が可能なスケジュール調整システムを提供することを課題とする。
【0011】
上記課題を解決するために、本発明は、
一以上のアポイントの候補日時を送信する第1装置と、
前記第1装置から送信される第1候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能な第2装置と、
前記第1装置から送信される前記第1候補日時に重複する候補日時を含む第2候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能な第3装置と、
前記第1装置と前記第2装置との仲介及び前記第1装置と前記第3装置との仲介をしてアポイントの日時を調整する調整装置と、
がネットワークを介して相互に接続されているスケジュール調整システムであって、
前記調整装置は、
前記第1候補日時と前記第2候補日時との重複部分の有無を判別する判別手段と、
前記判別手段によって重複部分があると判別された場合に前記第1装置又は前記第2装置に対して少なくとも当該重複する候補日時の消込処理を行う処理手段と、
を備える。
【0012】
前記第2又は第3装置は、前記第1又は第2候補日時とは異なる別の候補日時の送信を前記第1装置に対して要求することができる。
【0013】
前記第1装置は、前記第2又は第3装置からの要求に応じて前記別の候補日時を送信することができる。
【0014】
前記第2又は第3装置は、受け入れ可能な日時を返答した後に当該日時のアポイントを取消することができる。
【0015】
前記第2又は第3装置は、そのユーザが入力したコメントを前記第1装置宛てに送信することができる。
【0016】
また、本発明は、
一以上のアポイントの候補日時を送信する第1装置と、
前記第1装置から送信される第1候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能な第2装置と、
前記第1装置から送信される前記第1候補日時に重複する候補日時を含む第2候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能な第3装置と、
前記第1装置と前記第2装置との仲介及び前記第1装置と前記第3装置との仲介をしてアポイントの日時を調整する調整装置と、
がネットワークを介して相互に接続されているスケジュール調整システムに用いられるスケジュール調整プログラムにおいて、
前記第1候補日時と前記第2候補日時との重複部分の有無を判別するステップと、
前記重複部分があると判別した場合に前記第1装置又は前記第2装置に対して少なくとも当該重複する候補日時の消込を行うステップと、
を含む。
【0017】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0018】
(構成の説明)
図1は、本発明の実施形態のスケジュール調整システムの模式的な構成を示すブロック図である。
図1には、以下説明する、第1装置100と、第2装置200と、第3装置300と、調整装置400と、ネットワーク500とを示している。
【0019】
第1装置100は、第2装置200又は第3装置300に対して一以上のアポイントの候補日時を送信するものである。第1装置100は、第2装置200又は第3装置300から第1候補日時又は第2候補日時とは異なる別の候補日時の送信の要求に応じて、別の候補日時を送信することができる。第1装置100は、
図1にはノート型パソコンの例を示しているが、これに限られず、デスクトップパソコン、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機などのハードウェアで実現できる。
【0020】
第2装置200は、第1装置100から送信される第1候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能なものである。第2装置200は、第1候補日時とは異なる別の候補日時の送信を第1装置100に対して要求することができる。第2装置200は、第1装置100に対して受け入れ可能な日時を返答した後に当該日時のアポイントを取り消すことができる。第2装置200は、そのユーザが入力したコメントを第1装置100宛てに送信することができる。第2装置200は、
図1にはデスクトップパソコンの例を示しているが、これに限られず、ノート型パソコン、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機などのハードウェアで実現できる。
【0021】
第3装置300は、第1装置100から送信される前記第1候補日時に重複する候補日時を含む第2候補日時に対する受け入れ可能な日時を返答可能なものである。第3装置300は、第2候補日時とは異なる別の候補日時の送信を第1装置100に対して要求することができる。第3装置300は、受け入れ可能な日時を返答した後に当該日時のアポイントを取り消すことができる。第3装置300は、そのユーザが入力したコメントを第1装置100宛てに送信することができる。第3装置300についても、第1装置100と同様に、デスクトップパソコン、ノート型パソコン、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機などのハードウェアで実現できる。
【0022】
調整装置400は、第1装置100と第2装置200との仲介、及び、第1装置100と第3装置300との仲介をしてアポイントの日時を調整するものである。調整装置400は、前記第1候補日時と前記第2候補日時との重複部分の有無を判別する判別手段401と、判別手段401によって重複部分があると判別された場合に第1装置100又は第2装置200に対して少なくとも当該重複する候補日時の消込処理を行う処理手段402と、を備える。調整装置400は、いわゆるサーバ装置によって実現することができる。
【0023】
ネットワーク500は、第1装置100と第2装置200と第3装置300と調整装置400とを相互に接続するものである。ネットワーク500は、インターネット回線、公衆電話回線、携帯電話回線などによって実現することができる。
【0024】
(動作の説明)
図2は、
図1に示すスケジュール調整システムの典型的な動作を示す図である。以下の説明は、第1装置100のユーザを「ユーザA」、第2装置200のユーザを「ユーザB」、第3装置300のユーザを「ユーザC」として行う。
【0025】
まず、ユーザAが、ユーザBと面会を希望していて、ユーザBに対してアポイントの第1候補日時として、例えば、
・2019年05月13日(月)の11時00分〜12時00分、
・2019年05月13日(月)の12時00分〜13時00分、
・2019年05月13日(月)の13時00分〜14時00分、
という3つの候補を送信したいとする。
【0026】
この場合には、ユーザAは、第1装置100を操作することによって、上記3つの候補日時を含む第1候補日時を選択し、かつ、その送信先としてユーザBの宛先を選択し、これらを含む情報をユーザB宛てに送信するよう指示すればよい。
【0027】
第1装置100は、ユーザAからの指示を受けると、当該指示に従って上記3つの候補日時を含む第1候補日時と、その送信先であるユーザBのアドレス等と、その送信元であるユーザAのアドレス等と、固有の送信パケットIDとを含むパケットを生成して、ネットワーク500を介して第2装置200に向けて送信するという送信処理を行う(ステップS1)。
【0028】
調整装置400は、第1装置100から第1候補日時を含むパケットが送信されると、これを受信して当該パケットに含まれる第1候補日時等を、図示しないデータベースなどに記録するという記録処理を行う(ステップS2)。
【0029】
それから、調整装置400は、当該パケットに含まれている送信先に従って、第2装置200に対して第1候補日時を含むパケットを送信するという送信処理を行う(ステップS3)。
【0030】
第2装置200は、調整装置400を経由して第1装置100から送信されたパケットを受信すると、第2装置200の電源がオンしていることを条件に、当該パケットの内容に基づいて、第1装置100から第1候補日時を受信した旨を、第2装置200に設けられているディスプレイ、マイクロフォン、バイブレーション機能を通じてユーザBに報知するという報知処理を行う(ステップS4)。
【0031】
これにより、ユーザBが第2装置200からの報知に対して、第1装置100から送信された第1候補日時を確認したとする。このとき、ユーザBは、例えば、3つの第1候補日時のうち、
・2019年05月13日(月)の11時00分〜12時00分、
・2019年05月13日(月)の12時00分〜13時00分、
が受け入れ可能な日時であったとする。
【0032】
この場合には、ユーザBは、第2装置200を操作することによって、これらのうちの少なくとも1つの日時を選択し、表示画面内に位置する返信ボタンをクリック等することによって、ユーザAへの返信を指示する。ここでは、ユーザBによって、例えば「2019年05月13日(月)の11時00分〜12時00分」が、受け入れ可能な日時として選択されたとする。
【0033】
第2装置200は、ユーザBからの指示を受けると、当該指示に従って受け入れ可能候補日時と、その送信先であるユーザAのアドレス等と、その送信元であるユーザBのアドレス等と、第1装置100からの送信されたパケットに含まれていた送信パケットIDと、固有の返信パケットIDとを含むパケットを生成して、ネットワーク500を介して第1装置100に向けて返信するという返信処理を行う(ステップS5)。
【0034】
調整装置400は、第2装置200からパケットが返信されると、これを受信して当該パケットに含まれている送信パケットIDに基づいて記録済みの第1候補日時を特定し、第1候補日時のうち受け入れ可能候補日時に返信フラグを付すといったフラグ処理を実行する(ステップS6)。
【0035】
そして、調整装置400は、当該パケットに含まれている送信先のアドレスに従って、第1装置100に対して受け入れ可能候補日時を含むパケットを送信する(ステップS7)。第1装置100では、例えば、ステップS4と同様の手法によって、第2装置200からの情報を受信したことをユーザAに報知するという報知処理を行う(ステップS8)。
【0036】
ユーザAが第1装置100の報知を受けて、受け入れ可能な候補日時を確認し、その結果、アポイントの日時を、例えば「2019年05月13日(月)の11時00分〜12時00分」に決定させたいと考えたとする。
【0037】
この場合には、ユーザAは、第1装置100を操作することによって、この日時を選択して画面表示されている送信ボタン等をクリック等して指示をすれば、ステップS1〜S4乃至はステップS5〜S8と同様の手法によって、調整装置400を通じて第2装置200に決定日時が送信されることになる(ステップS9〜S12)。
【0038】
なお、ステップS10におけるフラグ処理は、第1候補日時のうち「2019年05月13日(月)の11時00分〜12時00分」という候補日時に対して、決定フラグを付すという内容となる。
【0039】
図3は、
図2に示す動作とは異なる動作例を示す図である。例えば、ステップS1〜S4を実行した後に、ユーザBが忙しいなどの理由によって、第1装置100が第1候補日時を送信してから例えば24時間以内又は例えば2日〜3日以内に、第2装置200から受け入れ可能候補日時の返信できなかったとする。加えて、ユーザAは、ユーザCとも面会が必要となったとする。
【0040】
しかし、ユーザAは、既に自身の予定がある程度埋まっているので、ユーザCとの面会日時を確保することが困難であったとすると、この場合には、ユーザBとユーザCとの間でダブルブッキングが生じる可能性があることを承知の上で、ユーザAは、ユーザBに対して提示済みの候補日時と一部重複する面会候補日時を、ユーザCに提示せざるを得なくなることもあり得る。
【0041】
例えば、ユーザAが、ユーザCに対して送信可能なアポイントの第2候補日時が、
・2019年05月13日(月)の12時00分〜13時00分、
・2019年05月13日(月)の13時00分〜14時00分、
・2019年05月14日(火)の11時00分〜12時00分、
であったとする。ここでは、第2候補日時のうち上の2つは、第1候補日時に含まれる候補日時と重複する。
【0042】
この場合においても、ユーザAが、第1装置100に対して第2候補日時をユーザCに送信するように指示すると、ステップS1〜S4の場合と同様に、第1装置100で所要のパケットの生成及び送信がされ、調整装置400で記録処理がされ、第3装置300で第2候補日時が受信され、第3装置300でユーザに対する報知がされることになる(ステップS15〜S18)。
【0043】
その後、以下説明する、ステップS19〜S20の各処理を実行する。なお、これらの処理は、ステップS16〜S17の間に実行してもよい。なお、実際には、
図2では本実施形態のスケジュール調整システムの典型的な動作を説明しただけであって、ステップ2の処理を実行した後に、又は、これとともに、記録処理のみならず、以下に説明するステップS16の処理の少なくとも一部を実行している。
【0044】
ここで、ユーザAとしては、ユーザBとユーザCとの間でアポイント日時のダブルブッキングを可能であれば回避したいと考えるはずであるから、本実施形態では、ユーザBからの返信の待ち状態の際に、ユーザBに送信済みの第1候補日時のうち、少なくとも第2候補日時と重複する候補日時である、「2019年05月13日(月)の12時00分〜13時00分 」と「2019年05月13日(月)の13時00分〜14時00分」という候補日時を取り消すために、消込処理を行うこととしている。
【0045】
もっとも、消込処理としては、第1候補日時の全てを一度取り消して、再度、別の候補日時を幾つか送信するようにしてもよい。さらに、例えば、消込対象の候補日時の時間帯がランチタイム前後であったり、ディナータイム前であったりすれば、ユーザAはユーザCと食事に行くことを希望する場合もあろう。また、例えば、ユーザBとの面会予定場所とユーザCとの面会予定場所とが相対的に遠く、例えば1時間程度の移動時間を考慮しなければならない場合もあろう。
【0046】
そこで、調整装置400は、重複する候補日時のみならず、その前後の候補日時も取消対象とできるようにするために、ユーザに対して取消対象の選択を打診するようにしている。こうすると、ユーザAの様々な事情に対して柔軟に対処することが可能となる。
【0047】
そこで、調整装置400では、少なくとも重複した候補日時の消込を実現するために、第1装置100から第3装置300に送信された第2候補日時を含むパケットを受信した場合に、判別手段401によって、第2候補日時とともに送信されてきたユーザAの送信元のアドレスに基づいて、第1候補日時と第2候補日時との重複部分の有無について判別する。
【0048】
この例では、判別手段401によって、第1候補日時と第2候補日時との重複部分があると判別されることになるので、処理手段402によって、例えば第2装置200に対して送信済みの第1候補日時のうち、例えば第2候補日時と重複する候補日時の消込処理を行う(ステップS19)。
【0049】
具体的には、処理手段402は、第2装置200に対して送信済みの第1候補日時に含まれている候補日時のうち、例えば「2019年05月13日(月)の12時00分〜13時00分」と「2019年05月13日(月)の13時00分〜14時00分」とを含まないものが、新たな第1候補日時となるようにアップデートすることが考えられる。
【0050】
なお、処理手段402が行う消込処理には、ユーザBが「2019年05月13日(月)の12時00分〜13時00分」と「2019年05月13日(月)の13時00分〜14時00分」とを選択不可な状態とする処理も含むものとする。
【0051】
すなわち、処理手段402は、例えば、第2装置200において、少なくともこれらの消込対象の日時が、ディスプレイに表示されなくなるような処理を実行してもよいし、当該ディスプレイに表示されるもののこれらがユーザBによって選択できない状態となるような処理を実行してもよい。
【0052】
調整装置400は、ユーザBに対して消込処理をしたことを報知して、選択可能な候補日時が少なくなったこと及び受け入れ可能候補日時の早期返信を促すために、第1装置100に対して、第1候補日時が更新されたことを示す情報を送信するという完了処理を行う(ステップS20)。
【0053】
以上の
図3を用いて説明した各処理を実行することにより、ユーザAは、ユーザBとユーザCとの間のダブルブッキングを回避することができる。
【0054】
ところで、上記の例では、ステップS19において消込処理を行うことでダブルブッキングを回避しているが、ユーザBの受け入れ可能候補日時が、第1候補日時のいずれとは重複しない場合も十分に考えられる。
【0055】
具体的には、ユーザBによって選択される受け入れ可能候補日時が「2019年05月14日(火)の11時00分〜12時00分」である場合には、結果的には、第1候補日時の消込処理を行わなくてもよかったことになる。
【0056】
このような場合に対処するために、例えば、ステップS19における処理をステップS17に引き続いて連続的に処理しないということも一法である。すなわち、例えば、所定期間内(例えば、ステップS16の処理を実行してから、24時間以内或いは2〜3日以内)であることを条件に第3装置300から第2候補日時に対する受け入れ可能候補日時の返答があるまで待ってから判別処理を行い、しかも、この受け入れ可能候補日時が第1候補日時のいずかと重複していた場合に限って、消込処理を行ってもよい。
【0057】
これを実現するためには、
図2に示したステップS6のフラグ処理の後に又はこれとともに、判別処理を行うと好適である。こうすると、第2候補日時からユーザBによって選択された受け入れ可能候補日時が、第1候補日時のいずれかと重複していた場合に限って消込処理を行うとよい。
【0058】
また、ここでは、第2装置200に対して送信済みの第1候補日時のうち、重複する候補日時の消込処理を行う場合を例に説明したが、ユーザAの勘違いにより、意図せずに第1候補日時と第2候補日時とに重複が生じてしまったという場合もあり得る。
【0059】
そこで、調整装置400は、重複した候補日時が選択されていることをユーザAに報知すべく、ステップS2の消込処理を行うのに先だって、第1装置100のユーザAに対して注意を促すために、このことを示す情報を送信することもできる。
【0060】
或いは、消込対象を第1候補日時のうち第2候補日時の候補日時と重複する候補日時とするのではなく、既に送信済みの第1候補日時を優先させるために、第2候補日時のうち第1候補日時の候補日時と重複する候補日時とすることも一法であるし、ユーザAが重複する候補日時を選択した際に、第1装置100のディスプレイにアラートを表示するなどして注意を促してもよい。
【0061】
図4は、
図3に示す動作とは異なる動作例を示す図である。例えば、
図2に示す各ステップS1〜S14を実行したことによって、既に、ユーザAとユーザBとの間で面会日時が決定していたとする。しかし、ユーザAは、ユーザCとも面会が必要となり、しかもユーザCが受け入れ可能な面会日時が、ユーザAとユーザBとの間で決定した面会日時のみであり、ユーザAとしてはユーザBとの面会よりもユーザCとの面会を優先させなければならない事情があったとする。
【0062】
そうすると、この場合には、ユーザAとしては、ユーザBとの面会日時を取り消して、その面会日時をユーザCとの面会日時に差し替えるとともに、ユーザBとの面会日時については再調整したいと思うはずである。
【0063】
ところで、このような状況は、第1装置100と第2装置200との間で調整装置400を介して
図2に示すステップS1〜S14に示す処理を実行後に、第1装置100と第3装置300との間でも調整装置400を介して
図2のステップS1〜S4と同様の処理を行った場合に生じ得る。
【0064】
もちろん、この場合には、第2装置200に送信した面会候補日時と第3装置300に送信した面会候補日時とは異なる。したがって、第3装置200に送信した面会候補日時のいずれもがユーザCにとって都合が悪いという場合に生じるということがいえる。
【0065】
このように、第1装置100から送信される面会候補日時のいずれに対しても、ユーザCの都合が合わない場合には、ユーザCとしては別の候補日時を再送してもらうと便利である。このため、本実施形態のスケジュール調整システムでは、第1装置100に対して、別の候補日時の再送を要求できるようにしている。そして、第1装置100は、第3装置300からの要求に応じて別の候補日時を送信できるようにしている。
【0066】
なお、この際、ユーザA及びユーザCの利便性を向上させるために、ユーザCから自己にとって都合の良い候補日時を送信できるようにしてもよい。さらには、一般化すると、面会日時が決定した場合には「よろしくお願いいたします」というようなコメントを送信したり、受け入れ可能候補日時がいくつかあるけど優先順位を付けたい場合もあると考えられるので「2019年5月13日(月)の11時00分〜12時00分が第1希望で、2019年5月13日(月)の12時00分〜13時00分が第2希望です」というようなコメントを送信したりしてもよい。
【0067】
話を戻すと、ユーザCにとって全ての面会候補日時の都合が悪い場合には、第3装置300は、第1装置100に対して、別の候補日時の再送を要求したか、或いは、ユーザCがユーザAに電話をするなどして、別の面会日時の調整を図ろうとした筈である。
【0068】
それでも、ユーザAとユーザCとの間でスケジュール調整がうまくいかず、上記のように結果的には、ユーザAとユーザBとの間で決定した面会日時を取り消して、その面会日時をユーザCとの面会日時に差し替えざるを得なかったとする。
【0069】
この場合には、第1装置100は、第2装置200宛に決定した面会日時の取消及び別の面会日時の設定をするために、ユーザAからの変更指示に従って、幾つかの別の候補日時と変更依頼とを含むパケット生成して、ネットワーク500を介して当該パケットを調整装置400に送信する(ステップS21)。
【0070】
調整装置400は、第1装置100から別の候補日時等が含まれているパケットが送信され、これを受信すると、当該パケットに含まれる別の候補日時等を記録するという記録処理を行い、かつ、第1候補日時に既に付されている決定フラグを取り消すとともに、第3装置300に送信した第2候補日時の対応する候補日時に対して決定フラグを付すという差替処理を行う(ステップS22)。
【0071】
そして、調整装置400は、当該パケットに含まれている送信先に従って、第2装置200に対して別の候補日時と、決定済みの面会日時の変更依頼とを含むパケットを送信する(ステップS23)。
【0072】
第2装置200は、調整装置400を経由して第1装置100から送信されたパケットを受信すると、第1装置100から決定済みの面会日時の変更依頼を受信した旨を、ステップS4と同様の手法によって報知処理を行う(ステップS24)。
【0073】
その後のスケジュール調整システムの処理は、
図2に示したステップS5〜S15以降と同様であるので、ここでは説明しない。なお、本実施形態のスケジュール調整システムによって実行する各処理は、調整装置400を含む各装置に設けられているCPUとプログラムとの協働によって実現してもよい。
【0074】
(表示画面の説明)
図5〜
図6は、
図1に示す第2装置200のディスプレイにおける表示画面例を示す図である。以下の説明では、ブラウザを用いて画面表示を行う例を説明するが、アプリケーションプログラムを用い、ブラウザ以外で画面表示を行ってもよい。
【0075】
図5には、第1装置100から送信される第1候補日時を受信した第2装置200のディスプレイの表示画面例を示している。
図5に示す表示画面例は、
図2のステップS4が実行された後に表示されるものである。
【0076】
図5に示す表示画面例は、以下説明するポップアップ画面が前面に位置するようにしている。もっとも、ポップアップ画面を表示することは必須ではなく、画面レイアウトは別のものとしてもよい。
【0077】
このポップアップ画面内の例えば一番上には、面会日時の決定/未定を示す見出し欄210が設けられている。ここでは、面会日時が未定であることを示す「仮登録情報」という表示例が示されている。面会日時が決定した後に、当該面会日時を確認する場合には、例えば「登録情報」という表示例が示される。
【0078】
見出し欄210の下には、第1候補日時の送信元のユーザによって入力されたというタイトル欄220が設けられている。ここでは、ユーザAが例えば「来月のミーティング」というタイトルを入力した場合の例が示されている。
【0079】
タイトル欄220の下には、第1候補日時の送信元のユーザによって選択された「第1候補日時」の候補日時欄230が設けられている。ここでは、ユーザAが既述の例で用いた「2019年05月13日(月)11時00分〜12時00分」等を選択した場合の例が示されている。
【0080】
候補日時欄230の下には、第1候補日時に対して受け入れ可能な候補日時を返信するための返信用ページに割り当てられたURLとその対応に関する説明文とを表示するURL表示欄240が設けられている。ここでは、URL表示欄240に表示されたURLにリンクを張ることによって、ユーザBの操作性を向上させている。
【0081】
URL表示欄240の下には、URL表示欄240に表示されているURLをコピーするための「コピー」ボタン250が設けられている。「コピー」ボタン250は、リンク先の返信用ページにうまく遷移できない何らかの事情がある場合に、ユーザBがこの遷移を目的としてクリック等するためのものである。
【0082】
「コピー」ボタン250の隣には、ポップアップ画面を閉じるための「閉じる」ボタン260が設けられている。「閉じる」ボタン260は、例えば、すぐに返信が行えないような状況の場合に、画面を閉じることを目的としてユーザBがクリック等するものである。
【0083】
なお、ポップアップ画面の背面には、ユーザBのスケジュールの表示欄等が設けられたベース画面が位置する。したがって、「閉じる」ボタン260がクリック等された場合には、ポップアップ画面が閉じられ、当該ベース画面の輝度がアップするとともに前面に表示されることになる。
【0084】
図6には、
図5に示すURL表示欄240に表示されているURLがクリック等された場合に遷移する返信用ページの例を示す図である。
図6に示すように、返信用ページの一番上には、第1候補日時の送信元を示す送信元表示欄310が設けられている。ここでは、送信元が「Aさん」であることが示されている。
【0085】
送信元表示欄310の下には、下記に示す第1候補日時の中から受け入れ可能な候補日時の選択を促す「日時選択」欄320が設けられている。ここに表示すべき内容は、
図6に示すものに限定されず、例えば、
図5のタイトル欄220に示した内容も表示するなどしてもよい。
【0086】
「日時選択」欄320の下には、
図5に示す候補日時欄230に表示された第1候補日時の各々と、各々の候補日時のいずれかを受け入れ可能な候補日時として選択するためのラジオボタンとを含む選択欄330を設けている。
【0087】
選択欄330の下には、第1候補日時とは別の候補日時の送信要求を選択する際に用いるラジオボタンを含む要求欄340が設けられている。なお、要求欄340に付帯するラジオボタンが選択されると、「Bさんにとってご都合の良い候補日時を記載してください」というような説明文とともにフリーワードの入力欄を、例えば、後述する説明欄360の下側に設けるなどしてもよい。
【0088】
要求欄340の下には、選択欄330又は要求欄340のいずれかに付帯するラジオボタンを通じて返信対象が指定された状態でクリック等することによって、返信内容を確認する確認ページに遷移するための「確認画面」ボタン350が設けられている。
【0089】
なお、上記のフリーワードの入力欄は、要求欄340に付帯するラジオボタンが選択された状態で「確認画面」ボタン350がクリック等された場合にのみ、確認ページにおいて表示するようにしてもよい。
【0090】
「確認画面」ボタン350の下には、本実施形態のスケジュール調整システムであるアポインター(商標)が、例えばAPIを利用したものであることをユーザA〜C等に告知するための説明及びその詳細説明のページに遷移するためのリンクが張られた文章など、各種説明が表示される説明欄360が設けられている。なお、説明欄360には、バナー広告などを配置することもできる。
【0091】
図7は、
図1に示す第1装置100のディスプレイにおける表示画面例を示す図である。
図7には、第1候補日時を送信する前の第1装置100のディスプレイにおける表示画面例を示している。
図7に示す表示画面例は、
図2のステップS1が実行される前に表示されるものである。
【0092】
図7には、「5/13 月」の「11:00〜12:00」、「12:00〜13:00」、「13:00〜14:00」という時間帯には、第1候補日時の全てがベース画面とは異なる色で着色された態様で表示される候補日時表示欄410を示している。
【0093】
なお、
図2に示すステップS1が実行されてからステップS5が実行されるまでの間は、第1候補日時が仮登録状態であることを示す「(仮)」という表示が、第1候補日時の全てに付される。その後に、実際に面会日時が決定した場合には、その決定した日時以外の日時は表示されずに空欄状態となるようにしている。
【0094】
また、ここでは、候補日時表示欄410に示されている第1候補日時のうち、「11:00〜12:00」の候補日時が選択されている状態を示している。この状態で、ユーザAが「仮登録情報」ボタン440をクリック等すると、選択した候補日時に関するメモを入力したり表示したりするための420が表示される。
【0095】
また、
図7に示すように、いくつかの第1候補日時が選択された状態で、ユーザAが「仮登録する」ボタン430がクリック等すると、第1候補日時の送信先のアドレスを入力又は選択する画面に遷移する。
【0096】
ユーザAが、ユーザBのアドレスを入力等してから、送信ボタンをクリック等すると、第1装置100においてステップS1が実行され、それからステップS4まで順次、第1装置、第2装置200、及び調整装置400の間でステップS2〜S4が実行される。
【0097】
また、
図3を用いて説明したように、ユーザAが、第1候補日時に含まれる候補日時と重複する第2候補日時をユーザCに送信したい場合には、既述の例の場合には、例えば、
図7に示す候補日時表示欄410に表示されている「2019年05月13日(月)の12時00分〜13時00分」と「2019年05月13日(月)の13時00分〜14時00分」とを選択し、かつ、「2019年05月14日(火)の11時00分〜12時00分」の時間帯も選択した状態で、「仮登録する」ボタン430をクリック等すればよい。
【0098】
本実施形態では、ユーザAがこのような操作を行った場合には、重複した候補日時が選択されたので、そのことを示すアラートを第1装置100のディスプレイに表示等することで注意を促すが、これに対してユーザAが「OK」などという指示をすれば、これらの候補日時を含む第2候補日時が選択される。
【0099】
その後、第2候補日時が選択された状態で、ユーザAが「仮登録する」ボタン430がクリック等すると、第2候補日時の送信先のアドレスを入力又は選択する画面に遷移する。ユーザAが、ユーザCのアドレスを入力等してから送信ボタンをクリック等すると、ステップS1〜S4で説明した場合と同様の手順で、第3装置300に第2候補日時が送信されることになる。
【0100】
以上、本実施形態のスケジュール調整システムによれば、複数人に対して同時並行的に日程調整をしなければならないような場合であっても、臨機応変にスケジュール調整が可能となる。
【0101】
念のため付言すると、本実施形態で説明したスケジュール調整システムの各動作は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
【0102】
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM)を含む。
【0103】
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
【図面の簡単な説明】
【0104】
【
図1】本発明の実施形態のスケジュール調整システムの模式的な構成を示すブロック図である。
【
図2】
図1に示すスケジュール調整システムの典型的な動作を示す図である。
【
図3】
図2に示す動作とは異なる動作例を示す図である。
【
図4】
図3に示す動作とは異なる動作例を示す図である。
【
図5】
図1に示す第2装置200のディスプレイにおける表示画面例を示す図である。
【
図6】
図1に示す第2装置200のディスプレイにおける表示画面例を示す図である。
【
図7】
図1に示す第1装置100のディスプレイにおける表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
【0105】
100 第1装置
200 第2装置
210 見出し欄
220 タイトル欄
230 候補日時欄
240 URL表示欄
250 「コピー」ボタン
260 「閉じる」ボタン
300 第3装置
310 送信元表示欄
320 「日時選択」欄
330 選択欄
340 要求欄
350 「確認画面」ボタン
360 説明欄
400 調整装置
401 判別手段
402 処理手段
410 候補日時表示欄
420 詳細情報欄
430 「仮登録する」ボタン
500 ネットワーク