特開2021-24265(P2021-24265A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 津倉 利朗の特許一覧

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  • 特開2021024265-3脚コンパス 図000003
  • 特開2021024265-3脚コンパス 図000004
  • 特開2021024265-3脚コンパス 図000005
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-24265(P2021-24265A)
(43)【公開日】2021年2月22日
(54)【発明の名称】3脚コンパス
(51)【国際特許分類】
   B43L 9/02 20060101AFI20210125BHJP
【FI】
   B43L9/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2019-156190(P2019-156190)
(22)【出願日】2019年8月8日
(71)【出願人】
【識別番号】517007699
【氏名又は名称】津倉 利朗
(72)【発明者】
【氏名】津倉 利朗
(57)【要約】
【課題】従来は、つまみが中心脚と回転脚の中間にあり、その中心脚先端の針の位置を固定させるようにつまみに力を加えて描くのが難しかった。このため、中心脚先端の針が用紙穴から外れる可能性があった。
本発明は、円を描くときに中心脚先端の針が用紙穴から外れないコンパスを提供する。
【解決手段】中心脚2と回転脚14aの間に中継脚3を持つため、つまみ1と中心脚先端の針7が同一鉛直線上になるという構造を特徴とする3脚コンパスである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心脚(2)と回転脚1(4a)の間に中継脚(3)を持つ3脚コンパス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙等に円を描く文具としての3脚コンパスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、つまみが中心脚と回転脚の中間にあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−167721
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来は、つまみが中心脚と回転脚の中間にあり、その中心脚先端の針の位置を固定させるようにつまみに力を加えて描くのが難しかった。このため、中心脚先端の針が用紙穴から外れる可能性があった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである 。
【課題を解決するための手段】
【0005】
中心脚2と回転脚14aの間に中継脚3を持つため、つまみ1と中心脚先端の針7が同一鉛直線上になるという構造の3脚コンパスである。
【発明の効果】
【0006】
従来は、つまみが中心脚と回転脚の中間にあり、その中心脚先端の針の位置を固定させるようにつまみに力を加えて描くのが難しかった。このため、中心脚先端の針が用紙穴から外れる可能性があった。
本発明では、中心脚2と回転脚14aの間に中継脚3を持つため、つまみ1と針7が同一鉛直線上になり、針7に鉛直方向の力を加えやすくなる。このため、針7が用紙穴からずれることなく円を描くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の使用状態を示す斜視図
図2】本発明の使用していない状態を示す斜視図
図3】本発明の側面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
中心脚2と回転脚14aの間に中継脚3を持つという構造の3脚コンパスである。この中継脚3は使用しないときには中心脚2と回転脚14aの中に納まるようになっている。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときは、回転脚14aを中心脚2から離し、中継脚3を中心脚2から引き出す。中心脚2を鉛直にした状態で中継脚3や回転脚14a・回転脚24bの角度を調整して円を描く。
【符号の説明】
【0009】
1つまみ、2中心脚、3中継脚、4a回転脚1、4b回転脚2、5ネジ、6針・鉛筆の芯取り付けネジ、7針、8鉛筆の芯
図1
図2
図3