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  • 特開2021025990-盗電防止用知能電力量計 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-25990(P2021-25990A)
(43)【公開日】2021年2月22日
(54)【発明の名称】盗電防止用知能電力量計
(51)【国際特許分類】
   G01R 11/24 20060101AFI20210125BHJP
【FI】
   G01R11/24 Z
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2019-223837(P2019-223837)
(22)【出願日】2019年12月11日
(31)【優先権主張番号】201910710192.8
(32)【優先日】2019年8月2日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】汪賢栄
(57)【要約】
【課題】本願発明は盗電防止用知能電力量計を開示した。
【解決手段】
カバーを含み、前記カバーの中にはロック空間と感知空間が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構と警報機構と盗電防止機構が設けられ、前記開け機構は前記カバーを開けることができ、前記警報機構は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構はロック解除を防止でき、前記感知空間の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸を含み、前記固定軸には上方から下方まで順に第一ロックリングと第二ロックリングと第三ロックリングと第四ロックリングと第五ロックリングと第六ロックリングが回転できるように連結されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバーを含み、前記カバーの中にはロック空間と感知空間が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構と警報機構と盗電防止機構が設けられ、前記開け機構は前記カバーを開けることができ、前記警報機構は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構はロック解除を防止でき、前記感知空間の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸を含み、前記固定軸には上方から下方まで順に第一ロックリングと第二ロックリングと第三ロックリングと第四ロックリングと第五ロックリングと第六ロックリングが回転できるように連結され、前記固定軸には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リングが回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間の中にはいずれもピストンが設けられ、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の円柱が固定され、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の伸縮ばねが設けられ、前記伸縮ばねのもう一端が前記ピストン空間の上下壁に固定され、前記回転リングにはいずれも一つの貫穴が設けられ、前記第三ロックリングと前記第四ロックリングの間の前記回転リングの中にはL型空間が設けられ、前記L型空間の中には二つのL型ロッドが設けられ、二つの前記L型ロッドの上下端面には圧縮ばねが固定的に連結され、上側の前記L型ロッドには右紐が連結され、前記カバーの後ろ側にはケースが回転できるように連結され、前記ケースの上下壁には二つの引っ掛かり板が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構と前記撮影機構が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録することを特徴とする盗電防止用知能電力量計。
【請求項2】
前記警報機構は、前記ロック空間の上壁の中に回転できるように連結された回転軸を含み、前記回転軸の下端には回転歯車が設けられ、前記ロック空間の上側には警報空間が設けられ、前記警報空間の左端には導電ブロックが設けられ、前記導電ブロックの右端面には弾性ばねが固定的に連結され、前記弾性ばねの右端には台形ブロックが固定的に連結され、前記台形ブロックの左端面には第一電源が固定され、前記回転軸の上端には前記警報空間の中に位置するカムが設けられ、前記警報空間の上側には表示空間が設けられ、前記導電ブロックの上端が前記表示空間の中に位置する警報器と連結されていることを特徴とする請求項1に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項3】
前記盗電防止機構は、前記第二ロックリングと前記第三ロックリングとの間及び前記第四ロックリングと前記第五ロックリングとの間に設置された台形板を含み、二つの前記台形板の左端にはいずれもラックが固定的に連結され、二つの前記ラックの左端には同じの連結板が固定され、前記連結板の左端には二つの弾力ばねが固定的に連結され、二つの前記弾力ばねの左端がいずれも前記ロック空間の左壁に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項4】
前記撮影機構は、前記ロック空間の左壁の中に設置された押しブロック空間を含み、前記押しブロック空間の中には前記押しブロック空間の中で左右に移動できるT型押しブロックが設けられ、前記T型押しブロックの上端には上方へ開口した引っ掛かり溝が形成され、前記T型押しブロックの左端には二本の復帰ばねが固定的に連結され、二本の前記復帰ばねの左端が前記押しブロック空間の左壁に固定され、前記T型押しブロックの左端には第二電源が設けられ、前記押しブロック空間の左壁には導電板が設けられ、前記押しブロック空間の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間の中には前記引っ掛かりブロック空間の中で上下に移動できる引っ掛かりブロックが設けられ、前記引っ掛かりブロックの上端面と前記引っ掛かりブロック空間の上壁との間には線形特性ばねが連結され、前記引っ掛かりブロックの上端面には前記紐の一端が固定的に連結され、前記導電板の左端面には導線が連結され、前記表示空間の中の左端にはカメラが設けられ、前記カメラの下端面には前記導線の一端が連結されていることを特徴とする請求項1に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項5】
前記ラックが左方へ移動し前記カムを回転させる角度によって、前記T型ブロックが左方へ移動し前記第一電源を前記導電ブロックと接触させることができることを特徴とする請求項2に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項6】
前記連結板が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロックは左方に移動して前記第二電源を前記導電板と接触させることができることを特徴とする請求項4に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項7】
前記円柱が前記L型ロッドを押すことによって、前記紐が前記引っ掛かりブロックを前記引っ掛かり溝から完全に離れさせることができることを特徴とする請求項4に記載の盗電防止用知能電力量計。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は電力量計分野を取り上げて、具体的には盗電防止用知能電力量計である。
【背景技術】
【0002】
電気の普及により、電力量計はすでに各家庭に設置された。
しかし、現在では、電力量計の改造による盗電がよくある。従来の電力量計は機能が単一で、有効に不正改造を防げない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103698566号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
技術問題:盗電防止用知能電力量計を提供し、機能が単一で、盗電防止できないなどの問題を解決し、盗電防止機能を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:盗電防止用知能電力量計は、カバーを含み、前記カバーの中にはロック空間と感知空間が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構と警報機構と盗電防止機構が設けられ、前記開け機構は前記カバーを開けることができ、前記警報機構は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構はロック解除を防止でき、前記感知空間の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸を含み、前記固定軸には上方から下方まで順に第一ロックリングと第二ロックリングと第三ロックリングと第四ロックリングと第五ロックリングと第六ロックリングが回転できるように連結され、前記固定軸には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リングが回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間の中にはいずれもピストンが設けられ、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の円柱が固定され、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の伸縮ばねが設けられ、前記伸縮ばねのもう一端が前記ピストン空間の上下壁に固定され、前記回転リングにはいずれも一つの貫穴が設けられ、前記第三ロックリングと前記第四ロックリングの間の前記回転リングの中にはL型空間が設けられ、前記L型空間の中には二つのL型ロッドが設けられ、二つの前記L型ロッドの上下端面には圧縮ばねが固定的に連結され、上側の前記L型ロッドには右紐が連結され、前記カバーの後ろ側にはケースが回転できるように連結され、前記ケースの上下壁には二つの引っ掛かり板が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構と前記撮影機構が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録する。
【0006】
更の技術プラン、前記警報機構は、前記ロック空間の上壁の中に回転できるように連結された回転軸を含み、前記回転軸の下端には回転歯車が設けられ、前記ロック空間の上側には警報空間が設けられ、前記警報空間の左端には導電ブロックが設けられ、前記導電ブロックの右端面には弾性ばねが固定的に連結され、前記弾性ばねの右端には台形ブロックが固定的に連結され、前記台形ブロックの左端面には第一電源が固定され、前記回転軸の上端には前記警報空間の中に位置するカムが設けられ、前記警報空間の上側には表示空間が設けられ、前記導電ブロックの上端が前記表示空間の中に位置する警報器と連結されている。
【0007】
更の技術プラン、前記盗電防止機構は、前記第二ロックリングと前記第三ロックリングとの間及び前記第四ロックリングと前記第五ロックリングとの間に設置された台形板を含み、二つの前記台形板の左端にはいずれもラックが固定的に連結され、二つの前記ラックの左端には同じの連結板が固定され、前記連結板の左端には二つの弾力ばねが固定的に連結され、二つの前記弾力ばねの左端がいずれも前記ロック空間の左壁に固定されている。
【0008】
更の技術プラン、前記撮影機構は、前記ロック空間の左壁の中に設置された押しブロック空間を含み、前記押しブロック空間の中には前記押しブロック空間の中で左右に移動できるT型押しブロックが設けられ、前記T型押しブロックの上端には上方へ開口した引っ掛かり溝が形成され、前記T型押しブロックの左端には二本の復帰ばねが固定的に連結され、二本の前記復帰ばねの左端が前記押しブロック空間の左壁に固定され、前記T型押しブロックの左端には第二電源が設けられ、前記押しブロック空間の左壁には導電板が設けられ、前記押しブロック空間の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間の中には前記引っ掛かりブロック空間の中で上下に移動できる引っ掛かりブロックが設けられ、前記引っ掛かりブロックの上端面と前記引っ掛かりブロック空間の上壁との間には線形特性ばねが連結され、前記引っ掛かりブロックの上端面には前記紐の一端が固定的に連結され、前記導電板の左端面には導線が連結され、前記表示空間の中の左端にはカメラが設けられ、前記カメラの下端面には前記導線の一端が連結されている。
【0009】
更の技術プラン、前記ラックが左方へ移動し前記カムを回転させる角度によって、前記T型ブロックが左方へ移動し前記第一電源を前記導電ブロックと接触させることができる。
【0010】
更の技術プラン、前記連結板が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロックは左方に移動して前記第二電源を前記導電板と接触させることができる。
【0011】
更の技術プラン、前記円柱が前記L型ロッドを押すことによって、前記紐が前記引っ掛かりブロックを前記引っ掛かり溝から完全に離れさせることができる。
【発明の効果】
【0012】
本願発明は、構造が簡単で、操作が便利であり、本願発明にパスワードロックが設置されており、正確なパスワードを使用するときだけ電力量計を開けられ、間違ったパスワードを使用する場合、警報装置と撮影装置が反応し、不法行為を撮影し証拠を残し、警報器が点灯し警報を鳴らし、本願発明は効果的に盗電行為を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に図1〜6をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1図1は本願発明の構成略図
図2図2は本願発明のロックリングの全体断面の正面部分拡大構成略図
図3図3は本願発明の警報機構の全体断面の上面拡大構成略図
図4図4は本願発明の開け機構の全体断面の正面構成略図
図5図5は本願発明の開け機構の部分断面の正面構成略図
図6図6は本願発明の開け機構の部分断面の上面構成略図
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1〜6を参照し、盗電防止用知能電力量計は、カバー10を含み、前記カバー10の中にはロック空間34と感知空間21が設けられ、前記ロック空間34の中には開け機構39と警報機構30と盗電防止機構56が設けられ、前記開け機構は前記カバー10を開けることができ、前記警報機構30は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構56はロック解除を防止でき、前記感知空間21の中には盗電者を記録できる撮影機構21が設けられ、前記開け機構39は前記ロック空間34の上下壁に回転できるように連結された固定軸58を含み、前記固定軸58には上方から下方まで順に第一ロックリング32と第二ロックリング35と第三ロックリング36と第四ロックリング53と第五ロックリング54と第六ロックリング40が回転できるように連結され、前記固定軸58には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リング37が回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間44が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間44の中にはいずれもピストン45が設けられ、前記ピストン45の上下端面にはいずれも一本の円柱42が固定され、前記ピストン45の上下端面にはいずれも一本の伸縮ばね43が設けられ、前記伸縮ばね43のもう一端が前記ピストン空間44の上下壁に固定され、前記回転リング37にはいずれも一つの貫穴46が設けられ、前記第三ロックリング36と前記第四ロックリング53の間の前記回転リング37の中にはL型空間60が設けられ、前記L型空間60の中には二つのL型ロッド34が設けられ、二つの前記L型ロッド34の上下端面には圧縮ばね55が固定的に連結され、上側の前記L型ロッド34には右紐26が連結され、前記カバー10の後ろ側にはケース70が回転できるように連結され、前記ケース70の上下壁には二つの引っ掛かり板61が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構30と前記撮影機構21が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録する。
【0016】
有益に、前記警報機構30は、前記ロック空間34の上壁の中に回転できるように連結された回転軸31を含み、前記回転軸31の下端には回転歯車33が設けられ、前記ロック空間34の上側には警報空間48が設けられ、前記警報空間48の左端には導電ブロック47が設けられ、前記導電ブロック47の右端面には弾性ばね52が固定的に連結され、前記弾性ばね52の右端には台形ブロック50が固定的に連結され、前記台形ブロック50の左端面には第一電源51が固定され、前記回転軸31の上端には前記警報空間47の中に位置するカム49が設けられ、前記警報空間48の上側には表示空間28が設けられ、前記導電ブロック47の上端が前記表示空間28の中に位置する警報器29と連結されている。
【0017】
有益に、前記盗電防止機構56は、前記第二ロックリング35と前記第三ロックリング36との間及び前記第四ロックリング53と前記第五ロックリング54との間に設置された台形板41を含み、二つの前記台形板41の左端にはいずれもラック11が固定的に連結され、二つの前記ラック11の左端には同じの連結板13が固定され、前記連結板13の左端には二つの弾力ばね14が固定的に連結され、二つの前記弾力ばね14の左端がいずれも前記ロック空間12の左壁に固定されている。
【0018】
有益に、前記撮影機構21は、前記ロック空間12の左壁の中に設置された押しブロック空間22を含み、前記押しブロック空間22の中には前記押しブロック空間22の中で左右に移動できるT型押しブロック16が設けられ、前記T型押しブロック16の上端には上方へ開口した引っ掛かり溝18が形成され、前記T型押しブロック16の左端には二本の復帰ばね17が固定的に連結され、二本の前記復帰ばね17の左端が前記押しブロック空間22の左壁に固定され、前記T型押しブロック16の左端には第二電源19が設けられ、前記押しブロック空間22の左壁には導電板20が設けられ、前記押しブロック空間22の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間24が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間24の中には前記引っ掛かりブロック空間24の中で上下に移動できる引っ掛かりブロック23が設けられ、前記引っ掛かりブロック23の上端面と前記引っ掛かりブロック空間24の上壁との間には線形特性ばね25が連結され、前記引っ掛かりブロック23の上端面には前記紐26の一端が固定的に連結され、前記導電板20の左端面には導線21が連結され、前記表示空間28の中の左端にはカメラ27が設けられ、前記カメラ27の下端面には前記導線21の一端が連結されている。
【0019】
有益に、前記ラック11が左方へ移動し前記カム49を回転させる角度によって、前記T型ブロック50が左方へ移動し前記第一電源51を前記導電ブロック47と接触させることができる。
【0020】
有益に、前記連結板14が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロック16は左方に移動して前記第二電源19を前記導電板20と接触させることができる。
【0021】
有益に、前記円柱42が前記L型ロッド34を押すことによって、前記紐26が前記引っ掛かりブロック23を前記引っ掛かり溝18から完全に離れさせることができる。
【0022】
本願発明の機械作動順序:
1、正確に電力量計を開けるとき、正確なパスワードを使用し各ロックリングを回転させ、各ロックリングを回転させることによってロックリングの中のピストン空間44の開口を回転リング37の中の貫穴46と位置合わせ、そして第一ロックリング32と第六ロックリングにある円柱42を押し、二つのL型ロッド34を互いに当接させ、そして前記カバー10を翻転させることによって当接した二つのL型ロッド34が二つの引っ掛かり板61の間を通ることができ、これによって電力量計が開けられる。
2、盗電者が電力量計を開けて盗電しようとするとき、間違ったパスワードを使用し各ロックリングを回転させるとき、もし第一ロックリング32と第六ロックリング40にある円柱42を押すと、円柱42が貫穴46と位置合わせできなく、円柱42が第二ロックリング35または第五ロックリング54を押すと、第二ロックリング35または第五ロックリング54が台形板41を押し、台形板41が左方へ移動し二本のラック11と連結ブロック13を押して左方へ移動させ、これによってラック11と噛合するように連結された回転歯車33が回転し、回転軸31が連動し回転し、回転軸31にあるカム49が連動し回転し、台形ブロック50が左方へ押し動かされ、第一電源51が導電ブロック47と接触し、警報器29が通電し警報を発する。
3、連結ブロック13が左方へ移動しT型押しブロック17を左方へ押し動かし、これによって第二電源19が導電板20と接触し、カメラ27が通電し撮影し初め、T型押しブロックが左方へ移動する間、引っ掛かりブロック23がT型押しブロック16の中の引っ掛かり溝18の中に引っ掛かり、T型押しブロック16が右方へ移動し復帰することは阻止される。
4、間違ったパスワードを使用するとき、円柱42は二つのL型ロッド34を互いに当接させることができなく、二つのL型ロッド34が二つの引っ掛かり板61の間の空間を通ることができなく、カバー10が開けられない。
5、正確なパスワードを使用し電力量計を開けるとき、円柱42が二本のL型ロッド34を押し、紐26が引っ張られ、引っ掛かりブロック23が紐26に引かれて引っ掛かり溝18から離れ、T型押しブロック16が二本の復帰ばね17の弾力によって右方へ移動し復帰し、カメラ27と警報器29は電源が切られて復帰する。
【0023】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2020年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバーを含み、前記カバーの中にはロック空間と感知空間が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構と警報機構と盗電防止機構が設けられ、前記開け機構は前記カバーを開けることができ、前記警報機構は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構はロック解除を防止でき、前記感知空間の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸を含み、前記固定軸には上方から下方まで順に第一ロックリングと第二ロックリングと第三ロックリングと第四ロックリングと第五ロックリングと第六ロックリングが回転できるように連結され、前記固定軸には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リングが回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間の中にはいずれもピストンが設けられ、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の円柱が固定され、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の伸縮ばねが設けられ、前記伸縮ばねのもう一端が前記ピストン空間の上下壁に固定され、前記回転リングにはいずれも一つの貫穴が設けられ、前記第三ロックリングと前記第四ロックリングの間の前記回転リングの中にはL型空間が設けられ、前記L型空間の中には二つのL型ロッドが設けられ、二つの前記L型ロッドの上下端面には圧縮ばねが固定的に連結され、上側の前記L型ロッドにはが連結され、前記カバーの後ろ側にはケースが回転できるように連結され、前記ケースの上下壁には二つの引っ掛かり板が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構と前記撮影機構が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録することを特徴とする盗電防止用知能電力量計。
【請求項2】
前記警報機構は、前記ロック空間の上壁の中に回転できるように連結された回転軸を含み、前記回転軸の下端には回転歯車が設けられ、前記ロック空間の上側には警報空間が設けられ、前記警報空間の左端には導電ブロックが設けられ、前記導電ブロックの右端面には弾性ばねが固定的に連結され、前記弾性ばねの右端には台形ブロックが固定的に連結され、前記台形ブロックの左端面には第一電源が固定され、前記回転軸の上端には前記警報空間の中に位置するカムが設けられ、前記警報空間の上側には表示空間が設けられ、前記導電ブロックの上端が前記表示空間の中に位置する警報器と連結されていることを特徴とする請求項1に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項3】
前記盗電防止機構は、前記第二ロックリングと前記第三ロックリングとの間及び前記第四ロックリングと前記第五ロックリングとの間に設置された台形板を含み、二つの前記台形板の左端にはいずれもラックが固定的に連結され、二つの前記ラックの左端には同じの連結板が固定され、前記連結板の左端には二つの弾力ばねが固定的に連結され、二つの前記弾力ばねの左端がいずれも前記ロック空間の左壁に固定されていることを特徴とする請求項2に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項4】
前記撮影機構は、前記ロック空間の左壁の中に設置された押しブロック空間を含み、前記押しブロック空間の中には前記押しブロック空間の中で左右に移動できるT型押しブロックが設けられ、前記T型押しブロックの上端には上方へ開口した引っ掛かり溝が形成され、前記T型押しブロックの左端には二本の復帰ばねが固定的に連結され、二本の前記復帰ばねの左端が前記押しブロック空間の左壁に固定され、前記T型押しブロックの左端には第二電源が設けられ、前記押しブロック空間の左壁には導電板が設けられ、前記押しブロック空間の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間の中には前記引っ掛かりブロック空間の中で上下に移動できる引っ掛かりブロックが設けられ、前記引っ掛かりブロックの上端面と前記引っ掛かりブロック空間の上壁との間には線形特性ばねが連結され、前記引っ掛かりブロックの上端面には前記紐の一端が固定的に連結され、前記導電板の左端面には導線が連結され、前記表示空間の中の左端にはカメラが設けられ、前記カメラの下端面には前記導線の一端が連結されていることを特徴とする請求項3に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項5】
前記ラックが左方へ移動し前記カムを回転させる角度によって、前記台形ブロックが左方へ移動し前記第一電源を前記導電ブロックと接触させることができることを特徴とする請求項4に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項6】
前記連結板が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロックは左方に移動して前記第二電源を前記導電板と接触させることができることを特徴とする請求項5に記載の盗電防止用知能電力量計。
【請求項7】
前記円柱が前記L型ロッドを押すことによって、前記紐が前記引っ掛かりブロックを前記引っ掛かり溝から完全に離れさせることができることを特徴とする請求項6に記載の盗電防止用知能電力量計。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は電力量計分野を取り上げて、具体的には盗電防止用知能電力量計である。
【背景技術】
【0002】
電気の普及により、電力量計はすでに各家庭に設置された。
しかし、現在では、電力量計の改造による盗電がよくある。従来の電力量計は機能が単一で、有効に不正改造を防げない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103698566号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
技術問題:盗電防止用知能電力量計を提供し、機能が単一で、盗電防止できないなどの問題を解決し、盗電防止機能を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:盗電防止用知能電力量計は、カバーを含み、前記カバーの中にはロック空間と感知空間が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構と警報機構と盗電防止機構が設けられ、前記開け機構は前記カバーを開けることができ、前記警報機構は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構はロック解除を防止でき、前記感知空間の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸を含み、前記固定軸には上方から下方まで順に第一ロックリングと第二ロックリングと第三ロックリングと第四ロックリングと第五ロックリングと第六ロックリングが回転できるように連結され、前記固定軸には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リングが回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間の中にはいずれもピストンが設けられ、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の円柱が固定され、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の伸縮ばねが設けられ、前記伸縮ばねのもう一端が前記ピストン空間の上下壁に固定され、前記回転リングにはいずれも一つの貫穴が設けられ、前記第三ロックリングと前記第四ロックリングの間の前記回転リングの中にはL型空間が設けられ、前記L型空間の中には二つのL型ロッドが設けられ、二つの前記L型ロッドの上下端面には圧縮ばねが固定的に連結され、上側の前記L型ロッドにはが連結され、前記カバーの後ろ側にはケースが回転できるように連結され、前記ケースの上下壁には二つの引っ掛かり板が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構と前記撮影機構が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録する。
【0006】
更の技術プラン、前記警報機構は、前記ロック空間の上壁の中に回転できるように連結された回転軸を含み、前記回転軸の下端には回転歯車が設けられ、前記ロック空間の上側には警報空間が設けられ、前記警報空間の左端には導電ブロックが設けられ、前記導電ブロックの右端面には弾性ばねが固定的に連結され、前記弾性ばねの右端には台形ブロックが固定的に連結され、前記台形ブロックの左端面には第一電源が固定され、前記回転軸の上端には前記警報空間の中に位置するカムが設けられ、前記警報空間の上側には表示空間が設けられ、前記導電ブロックの上端が前記表示空間の中に位置する警報器と連結されている。
【0007】
更の技術プラン、前記盗電防止機構は、前記第二ロックリングと前記第三ロックリングとの間及び前記第四ロックリングと前記第五ロックリングとの間に設置された台形板を含み、二つの前記台形板の左端にはいずれもラックが固定的に連結され、二つの前記ラックの左端には同じの連結板が固定され、前記連結板の左端には二つの弾力ばねが固定的に連結され、二つの前記弾力ばねの左端がいずれも前記ロック空間の左壁に固定されている。
【0008】
更の技術プラン、前記撮影機構は、前記ロック空間の左壁の中に設置された押しブロック空間を含み、前記押しブロック空間の中には前記押しブロック空間の中で左右に移動できるT型押しブロックが設けられ、前記T型押しブロックの上端には上方へ開口した引っ掛かり溝が形成され、前記T型押しブロックの左端には二本の復帰ばねが固定的に連結され、二本の前記復帰ばねの左端が前記押しブロック空間の左壁に固定され、前記T型押しブロックの左端には第二電源が設けられ、前記押しブロック空間の左壁には導電板が設けられ、前記押しブロック空間の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間の中には前記引っ掛かりブロック空間の中で上下に移動できる引っ掛かりブロックが設けられ、前記引っ掛かりブロックの上端面と前記引っ掛かりブロック空間の上壁との間には線形特性ばねが連結され、前記引っ掛かりブロックの上端面には前記紐の一端が固定的に連結され、前記導電板の左端面には導線が連結され、前記表示空間の中の左端にはカメラが設けられ、前記カメラの下端面には前記導線の一端が連結されている。
【0009】
更の技術プラン、前記ラックが左方へ移動し前記カムを回転させる角度によって、前記台形ブロックが左方へ移動し前記第一電源を前記導電ブロックと接触させることができる。
【0010】
更の技術プラン、前記連結板が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロックは左方に移動して前記第二電源を前記導電板と接触させることができる。
【0011】
更の技術プラン、前記円柱が前記L型ロッドを押すことによって、前記紐が前記引っ掛かりブロックを前記引っ掛かり溝から完全に離れさせることができる。
【発明の効果】
【0012】
本願発明は、構造が簡単で、操作が便利であり、本願発明にパスワードロックが設置されており、正確なパスワードを使用するときだけ電力量計を開けられ、間違ったパスワードを使用する場合、警報装置と撮影装置が反応し、不法行為を撮影し証拠を残し、警報器が点灯し警報を鳴らし、本願発明は効果的に盗電行為を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に図1〜6をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1図1は本願発明の構成略図
図2図2は本願発明のロックリングの全体断面の正面部分拡大構成略図
図3図3は本願発明の警報機構の全体断面の上面拡大構成略図
図4図4は本願発明の開け機構の全体断面の正面構成略図
図5図5は本願発明の開け機構の部分断面の正面構成略図
図6図6は本願発明の開け機構の部分断面の上面構成略図
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1〜6を参照し、盗電防止用知能電力量計は、カバー10を含み、前記カバー10の中にはロック空間と感知空間21が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構39と警報機構30と盗電防止機構56が設けられ、前記開け機構は前記カバー10を開けることができ、前記警報機構30は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構56はロック解除を防止でき、前記感知空間21の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構39は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸58を含み、前記固定軸58には上方から下方まで順に第一ロックリング32と第二ロックリング35と第三ロックリング36と第四ロックリング53と第五ロックリング54と第六ロックリング40が回転できるように連結され、前記固定軸58には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リング37が回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間44が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間44の中にはいずれもピストン45が設けられ、前記ピストン45の上下端面にはいずれも一本の円柱42が固定され、前記ピストン45の上下端面にはいずれも一本の伸縮ばね43が設けられ、前記伸縮ばね43のもう一端が前記ピストン空間44の上下壁に固定され、前記回転リング37にはいずれも一つの貫穴46が設けられ、前記第三ロックリング36と前記第四ロックリング53の間の前記回転リング37の中にはL型空間60が設けられ、前記L型空間60の中には二つのL型ロッド34が設けられ、二つの前記L型ロッド34の上下端面には圧縮ばね55が固定的に連結され、上側の前記L型ロッド34には26が連結され、前記カバー10の後ろ側にはケース70が回転できるように連結され、前記ケース70の上下壁には二つの引っ掛かり板61が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構30と前記撮影機構が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録する。
【0016】
有益に、前記警報機構30は、前記ロック空間の上壁の中に回転できるように連結された回転軸31を含み、前記回転軸31の下端には回転歯車33が設けられ、前記ロック空間の上側には警報空間48が設けられ、前記警報空間48の左端には導電ブロック47が設けられ、前記導電ブロック47の右端面には弾性ばね52が固定的に連結され、前記弾性ばね52の右端には台形ブロック50が固定的に連結され、前記台形ブロック50の左端面には第一電源51が固定され、前記回転軸31の上端には前記警報空間47の中に位置するカム49が設けられ、前記警報空間48の上側には表示空間28が設けられ、前記導電ブロック47の上端が前記表示空間28の中に位置する警報器29と連結されている。
【0017】
有益に、前記盗電防止機構56は、前記第二ロックリング35と前記第三ロックリング36との間及び前記第四ロックリング53と前記第五ロックリング54との間に設置された台形板41を含み、二つの前記台形板41の左端にはいずれもラック11が固定的に連結され、二つの前記ラック11の左端には同じの連結板13が固定され、前記連結板13の左端には二つの弾力ばね14が固定的に連結され、二つの前記弾力ばね14の左端がいずれも前記ロック空間12の左壁に固定されている。
【0018】
有益に、前記撮影機構は、前記ロック空間12の左壁の中に設置された押しブロック空間22を含み、前記押しブロック空間22の中には前記押しブロック空間22の中で左右に移動できるT型押しブロック16が設けられ、前記T型押しブロック16の上端には上方へ開口した引っ掛かり溝18が形成され、前記T型押しブロック16の左端には二本の復帰ばね17が固定的に連結され、二本の前記復帰ばね17の左端が前記押しブロック空間22の左壁に固定され、前記T型押しブロック16の左端には第二電源19が設けられ、前記押しブロック空間22の左壁には導電板20が設けられ、前記押しブロック空間22の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間24が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間24の中には前記引っ掛かりブロック空間24の中で上下に移動できる引っ掛かりブロック23が設けられ、前記引っ掛かりブロック23の上端面と前記引っ掛かりブロック空間24の上壁との間には線形特性ばね25が連結され、前記引っ掛かりブロック23の上端面には前記紐26の一端が固定的に連結され、前記導電板20の左端面には導線21が連結され、前記表示空間28の中の左端にはカメラ27が設けられ、前記カメラ27の下端面には前記導線21の一端が連結されている。
【0019】
有益に、前記ラック11が左方へ移動し前記カム49を回転させる角度によって、前記台形ブロック50が左方へ移動し前記第一電源51を前記導電ブロック47と接触させることができる。
【0020】
有益に、前記連結板14が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロック16は左方に移動して前記第二電源19を前記導電板20と接触させることができる。
【0021】
有益に、前記円柱42が前記L型ロッド34を押すことによって、前記紐26が前記引っ掛かりブロック23を前記引っ掛かり溝18から完全に離れさせることができる。
【0022】
本願発明の機械作動順序:
1、正確に電力量計を開けるとき、正確なパスワードを使用し各ロックリングを回転させ、各ロックリングを回転させることによってロックリングの中のピストン空間44の開口を回転リング37の中の貫穴46と位置合わせ、そして第一ロックリング32と第六ロックリングにある円柱42を押し、二つのL型ロッド34を互いに当接させ、そして前記カバー10を翻転させることによって当接した二つのL型ロッド34が二つの引っ掛かり板61の間を通ることができ、これによって電力量計が開けられる。
2、盗電者が電力量計を開けて盗電しようとするとき、間違ったパスワードを使用し各ロックリングを回転させるとき、もし第一ロックリング32と第六ロックリング40にある円柱42を押すと、円柱42が貫穴46と位置合わせできなく、円柱42が第二ロックリング35または第五ロックリング54を押すと、第二ロックリング35または第五ロックリング54が台形板41を押し、台形板41が左方へ移動し二本のラック11と連結ブロック13を押して左方へ移動させ、これによってラック11と噛合するように連結された回転歯車33が回転し、回転軸31が連動し回転し、回転軸31にあるカム49が連動し回転し、台形ブロック50が左方へ押し動かされ、第一電源51が導電ブロック47と接触し、警報器29が通電し警報を発する。
3、連結ブロック13が左方へ移動しT型押しブロック16を左方へ押し動かし、これによって第二電源19が導電板20と接触し、カメラ27が通電し撮影し初め、T型押しブロックが左方へ移動する間、引っ掛かりブロック23がT型押しブロック16の中の引っ掛かり溝18の中に引っ掛かり、T型押しブロック16が右方へ移動し復帰することは阻止される。
4、間違ったパスワードを使用するとき、円柱42は二つのL型ロッド34を互いに当接させることができなく、二つのL型ロッド34が二つの引っ掛かり板61の間の空間を通ることができなく、カバー10が開けられない。
5、正確なパスワードを使用し電力量計を開けるとき、円柱42が二本のL型ロッド34を押し、紐26が引っ張られ、引っ掛かりブロック23が紐26に引かれて引っ掛かり溝18から離れ、T型押しブロック16が二本の復帰ばね17の弾力によって右方へ移動し復帰し、カメラ27と警報器29は電源が切られて復帰する。
【0023】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正の内容】
図6
【手続補正書】
【提出日】2020年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバーを含み、前記カバーの中にはロック空間と押しブロック空間が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構と警報機構と盗電防止機構が設けられ、前記開け機構は前記カバーを開けることができ、前記警報機構は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構はロック解除を防止でき、前記押しブロック空間の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸を含み、前記固定軸には上方から下方まで順に第一ロックリングと第二ロックリングと第三ロックリングと第四ロックリングと第五ロックリングと第六ロックリングが回転できるように連結され、前記固定軸には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リングが回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間の中にはいずれもピストンが設けられ、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の円柱が固定され、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の伸縮ばねが設けられ、前記伸縮ばねのもう一端が前記ピストン空間の上下壁に固定され、前記回転リングにはいずれも一つの貫穴が設けられ、前記第三ロックリングと前記第四ロックリングの間の前記回転リングの中にはL型空間が設けられ、前記L型空間の中には二つのL型ロッドが設けられ、二つの前記L型ロッドの上下端面には圧縮ばねが固定的に連結され、上側の前記L型ロッドには紐が連結され、前記カバーの後ろ側にはケースが回転できるように連結され、前記ケースの上下壁には二つの引っ掛かり板が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構と前記撮影機構が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録し、
前記警報機構は、前記ロック空間の上壁の中に回転できるように連結された回転軸を含み、前記回転軸の下端には回転歯車が設けられ、前記ロック空間の上側には警報空間が設けられ、前記警報空間の左端には導電ブロックが設けられ、前記導電ブロックの右端面には弾性ばねが固定的に連結され、前記弾性ばねの右端には台形ブロックが固定的に連結され、前記台形ブロックの左端面には第一電源が固定され、前記回転軸の上端には前記警報空間の中に位置するカムが設けられ、前記警報空間の上側には表示空間が設けられ、前記導電ブロックの上端が前記表示空間の中に位置する警報器と連結されており、
前記盗電防止機構は、前記第二ロックリングと前記第三ロックリングとの間及び前記第四ロックリングと前記第五ロックリングとの間に設置された台形板を含み、二つの前記台形板の左端にはいずれもラックが固定的に連結され、二つの前記ラックの左端には同じの連結板が固定され、前記連結板の左端には二つの弾力ばねが固定的に連結され、二つの前記弾力ばねの左端がいずれも前記ロック空間の左壁に固定されており、
前記撮影機構は、前記ロック空間の左壁の中に設置された前記押しブロック空間を含み、前記押しブロック空間の中には前記押しブロック空間の中で左右に移動できるT型押しブロックが設けられ、前記T型押しブロックの上端には上方へ開口した引っ掛かり溝が形成され、前記T型押しブロックの左端には二本の復帰ばねが固定的に連結され、二本の前記復帰ばねの左端が前記押しブロック空間の左壁に固定され、前記T型押しブロックの左端には第二電源が設けられ、前記押しブロック空間の左壁には導電板が設けられ、前記押しブロック空間の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間の中には前記引っ掛かりブロック空間の中で上下に移動できる引っ掛かりブロックが設けられ、前記引っ掛かりブロックの上端面と前記引っ掛かりブロック空間の上壁との間には線形特性ばねが連結され、前記引っ掛かりブロックの上端面には前記紐の一端が固定的に連結され、前記導電板の左端面には導線が連結され、前記表示空間の中の左端にはカメラが設けられ、前記カメラの下端面には前記導線の一端が連結されており、
前記ラックが左方へ移動し前記カムを回転させる角度によって、前記台形ブロックが左方へ移動し前記第一電源を前記導電ブロックと接触させることができ、
前記連結板が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロックは左方に移動して前記第二電源を前記導電板と接触させることができ、
前記円柱が前記L型ロッドを押すことによって、前記紐が前記引っ掛かりブロックを前記引っ掛かり溝から完全に離れさせることができ、
正確に電力量計を開けるとき、正確なパスワードを使用し各ロックリングを回転させ、各ロックリングを回転させることによってロックリングの中の前記ピストン空間の開口を前記回転リングの中の前記貫穴と位置合わせ、そして前記第一ロックリングと前記第六ロックリングにある前記円柱を押し、二つの前記L型ロッドを互いに当接させ、そして前記カバーを翻転させることによって当接した二つの前記L型ロッドが二つの前記引っ掛かり板の間を通ることができ、これによって電力量計が開けられ、
盗電者が電力量計を開けて盗電しようとするとき、間違ったパスワードを使用し各ロックリングを回転させるとき、もし前記第一ロックリングと前記第六ロックリングにある前記円柱を押すと、前記円柱が前記貫穴と位置合わせできなく、前記円柱が前記第二ロックリングまたは前記第五ロックリングを押すと、前記第二ロックリングまたは前記第五ロックリングが前記台形板を押し、前記台形板が左方へ移動し二本の前記ラックと前記連結ブロックを押して左方へ移動させ、これによって前記ラックと噛合するように連結された前記回転歯車が回転し、前記回転軸が連動し回転し、前記回転軸にある前記カムが連動し回転し、前記台形ブロックが左方へ押し動かされ、前記第一電源が前記導電ブロックと接触し、前記警報器が通電し警報を発し、
前記連結ブロックが左方へ移動し前記T型押しブロックを左方へ押し動かし、これによって前記第二電源が前記導電板と接触し、前記カメラが通電し撮影し初め、前記T型押しブロックが左方へ移動する間、前記引っ掛かりブロックが前記T型押しブロックの中の前記引っ掛かり溝の中に引っ掛かり、前記T型押しブロックが右方へ移動し復帰することは阻止されることを特徴とする盗電防止用知能電力量計。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は電力量計分野を取り上げて、具体的には盗電防止用知能電力量計である。
【背景技術】
【0002】
電気の普及により、電力量計はすでに各家庭に設置された。
しかし、現在では、電力量計の改造による盗電がよくある。従来の電力量計は機能が単一で、有効に不正改造を防げない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103698566号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
技術問題:盗電防止用知能電力量計を提供し、機能が単一で、盗電防止できないなどの問題を解決し、盗電防止機能を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:盗電防止用知能電力量計は、カバーを含み、前記カバーの中にはロック空間と押しブロック空間が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構と警報機構と盗電防止機構が設けられ、前記開け機構は前記カバーを開けることができ、前記警報機構は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構はロック解除を防止でき、前記押しブロック空間の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸を含み、前記固定軸には上方から下方まで順に第一ロックリングと第二ロックリングと第三ロックリングと第四ロックリングと第五ロックリングと第六ロックリングが回転できるように連結され、前記固定軸には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リングが回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間の中にはいずれもピストンが設けられ、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の円柱が固定され、前記ピストンの上下端面にはいずれも一本の伸縮ばねが設けられ、前記伸縮ばねのもう一端が前記ピストン空間の上下壁に固定され、前記回転リングにはいずれも一つの貫穴が設けられ、前記第三ロックリングと前記第四ロックリングの間の前記回転リングの中にはL型空間が設けられ、前記L型空間の中には二つのL型ロッドが設けられ、二つの前記L型ロッドの上下端面には圧縮ばねが固定的に連結され、上側の前記L型ロッドには紐が連結され、前記カバーの後ろ側にはケースが回転できるように連結され、前記ケースの上下壁には二つの引っ掛かり板が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構と前記撮影機構が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録する。
【0006】
更の技術プラン、前記警報機構は、前記ロック空間の上壁の中に回転できるように連結された回転軸を含み、前記回転軸の下端には回転歯車が設けられ、前記ロック空間の上側には警報空間が設けられ、前記警報空間の左端には導電ブロックが設けられ、前記導電ブロックの右端面には弾性ばねが固定的に連結され、前記弾性ばねの右端には台形ブロックが固定的に連結され、前記台形ブロックの左端面には第一電源が固定され、前記回転軸の上端には前記警報空間の中に位置するカムが設けられ、前記警報空間の上側には表示空間が設けられ、前記導電ブロックの上端が前記表示空間の中に位置する警報器と連結されている。
【0007】
更の技術プラン、前記盗電防止機構は、前記第二ロックリングと前記第三ロックリングとの間及び前記第四ロックリングと前記第五ロックリングとの間に設置された台形板を含み、二つの前記台形板の左端にはいずれもラックが固定的に連結され、二つの前記ラックの左端には同じの連結板が固定され、前記連結板の左端には二つの弾力ばねが固定的に連結され、二つの前記弾力ばねの左端がいずれも前記ロック空間の左壁に固定されている。
【0008】
更の技術プラン、前記撮影機構は、前記ロック空間の左壁の中に設置された前記押しブロック空間を含み、前記押しブロック空間の中には前記押しブロック空間の中で左右に移動できるT型押しブロックが設けられ、前記T型押しブロックの上端には上方へ開口した引っ掛かり溝が形成され、前記T型押しブロックの左端には二本の復帰ばねが固定的に連結され、二本の前記復帰ばねの左端が前記押しブロック空間の左壁に固定され、前記T型押しブロックの左端には第二電源が設けられ、前記押しブロック空間の左壁には導電板が設けられ、前記押しブロック空間の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間の中には前記引っ掛かりブロック空間の中で上下に移動できる引っ掛かりブロックが設けられ、前記引っ掛かりブロックの上端面と前記引っ掛かりブロック空間の上壁との間には線形特性ばねが連結され、前記引っ掛かりブロックの上端面には前記紐の一端が固定的に連結され、前記導電板の左端面には導線が連結され、前記表示空間の中の左端にはカメラが設けられ、前記カメラの下端面には前記導線の一端が連結されている。
【0009】
更の技術プラン、前記ラックが左方へ移動し前記カムを回転させる角度によって、前記台形ブロックが左方へ移動し前記第一電源を前記導電ブロックと接触させることができる。
【0010】
更の技術プラン、前記連結板が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロックは左方に移動して前記第二電源を前記導電板と接触させることができる。
【0011】
更の技術プラン、前記円柱が前記L型ロッドを押すことによって、前記紐が前記引っ掛かりブロックを前記引っ掛かり溝から完全に離れさせることができる。
【発明の効果】
【0012】
本願発明は、構造が簡単で、操作が便利であり、本願発明にパスワードロックが設置されており、正確なパスワードを使用するときだけ電力量計を開けられ、間違ったパスワードを使用する場合、警報装置と撮影装置が反応し、不法行為を撮影し証拠を残し、警報器が点灯し警報を鳴らし、本願発明は効果的に盗電行為を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に図1〜6をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1図1は本願発明の構成略図
図2図2は本願発明のロックリングの全体断面の正面部分拡大構成略図
図3図3は本願発明の警報機構の全体断面の上面拡大構成略図
図4図4は本願発明の開け機構の全体断面の正面構成略図
図5図5は本願発明の開け機構の部分断面の正面構成略図
図6図6は本願発明の開け機構の部分断面の上面構成略図
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1〜6を参照し、盗電防止用知能電力量計は、カバー10を含み、前記カバー10の中にはロック空間と押しブロック空間22が設けられ、前記ロック空間の中には開け機構39と警報機構30と盗電防止機構56が設けられ、前記開け機構は前記カバー10を開けることができ、前記警報機構30は警告の作用を果たせ、前記盗電防止機構56はロック解除を防止でき、前記押しブロック空間22の中には盗電者を記録できる撮影機構が設けられ、前記開け機構39は前記ロック空間の上下壁に回転できるように連結された固定軸58を含み、前記固定軸58には上方から下方まで順に第一ロックリング32と第二ロックリング35と第三ロックリング36と第四ロックリング53と第五ロックリング54と第六ロックリング40が回転できるように連結され、前記固定軸58には各ロックリングの間に回転できるように連結された回転リング37が回転できるように連結され、各ロックリングの中にはいずれもピストン空間44が上下に開口するように設けられ、前記ピストン空間44の中にはいずれもピストン45が設けられ、前記ピストン45の上下端面にはいずれも一本の円柱42が固定され、前記ピストン45の上下端面にはいずれも一本の伸縮ばね43が設けられ、前記伸縮ばね43のもう一端が前記ピストン空間44の上下壁に固定され、前記回転リング37にはいずれも一つの貫穴46が設けられ、前記第三ロックリング36と前記第四ロックリング53の間の前記回転リング37の中にはL型空間60が設けられ、前記L型空間60の中には二つのL型ロッド34が設けられ、二つの前記L型ロッド34の上下端面には圧縮ばね55が固定的に連結され、上側の前記L型ロッド34には紐26が連結され、前記カバー10の後ろ側にはケース70が回転できるように連結され、前記ケース70の上下壁には二つの引っ掛かり板61が固定され、正確なパスワードがない限り、電力量計を開けることができなく、また、電力量計を開けようとする際に前記警報機構30と前記撮影機構が反応し、電力量計を開けようとする人に対して警報を発し、盗窃過程を撮影し記録する。
【0016】
有益に、前記警報機構30は、前記ロック空間の上壁の中に回転できるように連結された回転軸31を含み、前記回転軸31の下端には回転歯車33が設けられ、前記ロック空間の上側には警報空間48が設けられ、前記警報空間48の左端には導電ブロック47が設けられ、前記導電ブロック47の右端面には弾性ばね52が固定的に連結され、前記弾性ばね52の右端には台形ブロック50が固定的に連結され、前記台形ブロック50の左端面には第一電源51が固定され、前記回転軸31の上端には前記警報空間47の中に位置するカム49が設けられ、前記警報空間48の上側には表示空間28が設けられ、前記導電ブロック47の上端が前記表示空間28の中に位置する警報器29と連結されている。
【0017】
有益に、前記盗電防止機構56は、前記第二ロックリング35と前記第三ロックリング36との間及び前記第四ロックリング53と前記第五ロックリング54との間に設置された台形板41を含み、二つの前記台形板41の左端にはいずれもラック11が固定的に連結され、二つの前記ラック11の左端には同じの連結板13が固定され、前記連結板13の左端には二つの弾力ばね14が固定的に連結され、二つの前記弾力ばね14の左端がいずれも前記ロック空間12の左壁に固定されている。
【0018】
有益に、前記撮影機構は、前記ロック空間12の左壁の中に設置された前記押しブロック空間22を含み、前記押しブロック空間22の中には前記押しブロック空間22の中で左右に移動できるT型押しブロック16が設けられ、前記T型押しブロック16の上端には上方へ開口した引っ掛かり溝18が形成され、前記T型押しブロック16の左端には二本の復帰ばね17が固定的に連結され、二本の前記復帰ばね17の左端が前記押しブロック空間22の左壁に固定され、前記T型押しブロック16の左端には第二電源19が設けられ、前記押しブロック空間22の左壁には導電板20が設けられ、前記押しブロック空間22の上壁の中には下方へ開口した引っ掛かりブロック空間24が設けられ、前記引っ掛かりブロック空間24の中には前記引っ掛かりブロック空間24の中で上下に移動できる引っ掛かりブロック23が設けられ、前記引っ掛かりブロック23の上端面と前記引っ掛かりブロック空間24の上壁との間には線形特性ばね25が連結され、前記引っ掛かりブロック23の上端面には前記紐26の一端が固定的に連結され、前記導電板20の左端面には導線21が連結され、前記表示空間28の中の左端にはカメラ27が設けられ、前記カメラ27の下端面には前記導線21の一端が連結されている。
【0019】
有益に、前記ラック11が左方へ移動し前記カム49を回転させる角度によって、前記台形ブロック50が左方へ移動し前記第一電源51を前記導電ブロック47と接触させることができる。
【0020】
有益に、前記連結板14が左方へ移動する距離によって、前記T型押しブロック16は左方に移動して前記第二電源19を前記導電板20と接触させることができる。
【0021】
有益に、前記円柱42が前記L型ロッド34を押すことによって、前記紐26が前記引っ掛かりブロック23を前記引っ掛かり溝18から完全に離れさせることができる。
【0022】
本願発明の機械作動順序:
1、正確に電力量計を開けるとき、正確なパスワードを使用し各ロックリングを回転させ、各ロックリングを回転させることによってロックリングの中のピストン空間44の開口を回転リング37の中の貫穴46と位置合わせ、そして第一ロックリング32と第六ロックリングにある円柱42を押し、二つのL型ロッド34を互いに当接させ、そして前記カバー10を翻転させることによって当接した二つのL型ロッド34が二つの引っ掛かり板61の間を通ることができ、これによって電力量計が開けられる。
2、盗電者が電力量計を開けて盗電しようとするとき、間違ったパスワードを使用し各ロックリングを回転させるとき、もし第一ロックリング32と第六ロックリング40にある円柱42を押すと、円柱42が貫穴46と位置合わせできなく、円柱42が第二ロックリング35または第五ロックリング54を押すと、第二ロックリング35または第五ロックリング54が台形板41を押し、台形板41が左方へ移動し二本のラック11と連結ブロック13を押して左方へ移動させ、これによってラック11と噛合するように連結された回転歯車33が回転し、回転軸31が連動し回転し、回転軸31にあるカム49が連動し回転し、台形ブロック50が左方へ押し動かされ、第一電源51が導電ブロック47と接触し、警報器29が通電し警報を発する。
3、連結ブロック13が左方へ移動しT型押しブロック16を左方へ押し動かし、これによって第二電源19が導電板20と接触し、カメラ27が通電し撮影し初め、T型押しブロックが左方へ移動する間、引っ掛かりブロック23がT型押しブロック16の中の引っ掛かり溝18の中に引っ掛かり、T型押しブロック16が右方へ移動し復帰することは阻止される。
4、間違ったパスワードを使用するとき、円柱42は二つのL型ロッド34を互いに当接させることができなく、二つのL型ロッド34が二つの引っ掛かり板61の間の空間を通ることができなく、カバー10が開けられない。
5、正確なパスワードを使用し電力量計を開けるとき、円柱42が二本のL型ロッド34を押し、紐26が引っ張られ、引っ掛かりブロック23が紐26に引かれて引っ掛かり溝18から離れ、T型押しブロック16が二本の復帰ばね17の弾力によって右方へ移動し復帰し、カメラ27と警報器29は電源が切られて復帰する。
【0023】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。